JPH09104571A - エレベータ秤装置の試験装置 - Google Patents

エレベータ秤装置の試験装置

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JPH09104571A
JPH09104571A JP26309295A JP26309295A JPH09104571A JP H09104571 A JPH09104571 A JP H09104571A JP 26309295 A JP26309295 A JP 26309295A JP 26309295 A JP26309295 A JP 26309295A JP H09104571 A JPH09104571 A JP H09104571A
Authority
JP
Japan
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car
floor
rod
landing
force
Prior art date
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Pending
Application number
JP26309295A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kani
隆 可児
Toshiyuki Tamaki
敏幸 玉木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、その設置作業を容易とする
ことにより試験を円滑に短時間で行うことを可能とする
エレベータ秤装置の試験装置を提供することにある。 【解決手段】 乗場床17とかご床1に跨って杆体9を
配置し、その中心部を乗場の床17と天井16とに当接
させた支柱の中間位置Aに支持させ、前記杆体9の乗場
端に押上げ力を与えて、他端にてかご床に加圧力を発生
させる構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベータのかご床
下部に構成したエレベータ秤装置の動作を確認するエレ
ベータ秤装置の試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベータ秤装置の試験方法とし
ては、特開昭60−24424号公報に記述されている
ように、単位重量のおもりを必要な数だけかご内に搬入
するものが知られているが、この方法では、おもりを保
管場所から試験現場に運ぶための運搬作業や、試験現場
に運び込んだおもりをかご内搬入する重労働作業が必要
となる。そこで、これを軽減するために実開昭53−7
4870号公報、特開昭55−149019号公報、特
開昭61−243788号公報等に記載のように、かご
床枠上に防振ゴム等の弾性体を介してかご床梁を支持
し、このかご床梁を下方に引き下げることにより上述の
弾性体を歪ませる力を作用させ、これによりエレベータ
秤装置の機能試験を行うことが提案されている。また、
特開昭56−106133号公報に記載のように試験時
にかご室中央の天井部分を開け、かご室を載置するかご
枠の天井梁とかご床との間に柱を立て、この柱とかご床
との間に押上げ器を介在させ、これによってエレベータ
秤装置の試験を行うことも提案されている。しかしなが
ら上述した従来の方法の、いずれの場合においても試験
時にかご床下にもぐり込んで装置を設置することが必要
であり、この作業が容易ではなく、また、かご天井部分
には照明装置や換気扇等が取付けられているため、かご
枠の天井梁からかご床中央部に突っ張り力を負荷する場
合、天井に取付けられている照明装置や換気扇等を一時
的に除去しなければならなかった。この問題点を解消す
るため、乗場床とかご床とに跨って杆体を配置し、この
杆体の中間位置を昇降路最下部に固定された支持部材に
支持させ、この支持させた点を支点としてこの原理によ
りかご床に加圧力を発生させるようにした秤装置の試験
装置が特開平6−72655号公報に提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来技術
では、てこの支点とする支持部材は昇降路の最下部のピ
ットにその下端を固定しているため、その下端を固定す
るためにアンカーボルトを打設する等のピット内作業が
必要であり、その作業は長時間を要するものとなってい
た。
【0004】さらに、この秤装置の試験は最下階でしか
できないため、この最下階が人通りの多いホール階であ
った場合はこの試験装置が邪魔となり試験することがで
きないという問題点があった。
【0005】本発明は前記問題点を鑑みてなされたもの
で、その目的は、その設置作業を容易とすることにより
試験を円滑に短時間で行うことを可能とするエレベータ
秤装置の試験装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、着床時に間隔を有して乗場敷居に対向する
かご敷居と、このかご敷居を出入口とするかご床と、こ
のかご床の下方に設けられ前記かご床に負荷される過荷
重により動作する秤装置を備えて乗かごを構成し、上方
から押圧力を負荷して前記かごを下方に変位させること
により前記秤装置の動作を検定するエレベータ秤装置の
試験装置において、一端を乗場側に他端を前記かご床に
位置させた杆体と、上端で前記乗場天井に当接するとと
もに下端で前記乗場床に当接し、その中間部で前記杆体
の長手方向中間部と係合して前記杆体を可回動状態で支
持する支点保持支柱と、前記杆体の他端に係合するかご
床加圧体と、前記杆体の一端に当接し、この一端に押上
げ力を加える押上げ力発生手段とを備えたことを特徴と
する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面により説明する。
【0008】図1は本発明のエレベータ秤装置の試験装
置の一実施の形態を示す縦断面図である。
【0009】図において5は、クロスヘッド13と側板
14とかご床1と下枠3とを有してなる乗かごで、かご
床1と下枠3との間には弾性体2が介在し、この介在に
よりできる隙間に秤装置4が配置されている。
【0010】この秤装置4はかご床1に負荷される過荷
重により動作するように構成されている。
【0011】なおこの乗かご5は、クロスヘッド13に
連結されたロープ12により昇降路内に吊持されてい
る。
【0012】そして本発明のエレベータ秤装置の試験装
置15は、乗場側床17の乗場敷居6とかご敷居7との
間に跨って配置される杆体9と、その上端で乗場天井1
6に当接するとともにその下端で乗場床17に当接し、
その中間位置で前記杆体9の長尺方向の中心部と係合
し、前記杆体9を回動可能にA部にて支持する支点保持
支柱8と、前記杆体9の乗場側端部に下方から当接し、
上方に押上げ力を加える押上げ力発生手段10と、前記
杆体9のかご側端部に結合し前記押上げ力によりかご床
1に押上げ力を加えるかご床加圧体11とから構成され
ている。
【0013】なお、ここで支点保持支柱8は伸縮自在に
形成されており、乗場の床から天井までの高さが変化し
ても対応可能である。
【0014】次に、この試験装置15を用いた秤装置の
試験の動作説明を行う。
【0015】まず支点保持支柱8を伸縮させ、乗場天井
16と乗場床17とに突張り力をもって保持されるよう
に立設する。そして、杆体9の中心部を前記支点保持支
柱8のA部と係合させる。なおこの時、杆体9のかご側
端部に結合するかご床加圧体11がかご床1の中心部に
位置するように位置調整を行う。このように支点保持支
柱8と杆体9とを配置した後、杆体9のかご側端部の下
方に油圧ジャッキ等で形成される押上げ力発生手段10
を配置する。
【0016】この状態で油圧ジャッキ10を図示しない
油圧パワーユニットにより徐々に上昇するように作動さ
せて、押上げ力Fを発生させ、前記かご床加圧体11に
押下げ力Pを負荷する。ここで杆体9は、その中心部を
支点として支点保持支柱8と係合するようにしたため、
押上げ力Fと押下げ力Pとは同一値となり、秤装置4の
動作を検証するためには、秤装置4が動作する押下げ力
Pの同一値の押上げ力Fを油圧ジャッキ10により発生
させればよい。
【0017】また、支点をかご側にずらせばより小さい
押上げ力Fにて必要な押下げ力Pを得ることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、乗場の天
井と床に支点保持支柱を突張り力を持たせて立設し、こ
の支点保持支柱の中間部を支点としてこの原理にてかご
床に押下げ力を発生させるように構成したため、容易に
試験装置を設置可能で、円滑に短時間にて秤装置の試験
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータ秤装置の試験装置の一実施
の形態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 かご床 4 秤装置 5 乗かご 6 乗場敷居 7 かご敷居 8 支点保持支柱 9 杆体 10 押上げ力発生手段 11 かご床加圧体 16 乗場天井 17 乗場床 A 支点保持支柱および杆体連結部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着床時に間隔を有して乗場敷居に対向す
    るかご敷居と、このかご敷居を出入口とするかご床と、
    このかご床の下方に設けられ前記かご床に負荷される過
    荷重により動作する秤装置を備えて乗かごを構成し、上
    方から押圧力を負荷して前記かごを下方に変位させるこ
    とにより前記秤装置の動作を検定するエレベータ秤装置
    の試験装置において、一端を乗場側に他端を前記かご床
    に位置させた杆体と、上端で前記乗場天井に当接すると
    ともに下端で前記乗場床に当接し、その中間部で前記杆
    体の長手方向中間部と係合して前記杆体を可回動状態で
    支持する支点保持支柱と、前記杆体の他端に係合するか
    ご床加圧体と、前記杆体の一端に当接し、この一端に押
    上げ力を加える押上げ力発生手段とを備えたことを特徴
    とするエレベータ秤装置の試験装置。
JP26309295A 1995-10-11 1995-10-11 エレベータ秤装置の試験装置 Pending JPH09104571A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103076079A (zh) * 2013-01-08 2013-05-01 中国船舶重工集团公司第七0四研究所 硬铝合金材料的扭矩校准圆形标准梁
CN108502660A (zh) * 2017-02-28 2018-09-07 上海三菱电梯有限公司 电梯称量装置检测设备及检测方法
WO2022000964A1 (zh) * 2020-06-30 2022-01-06 迅达(中国)电梯有限公司 电梯轿厢侧壁顶力测试装置

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CN108502660B (zh) * 2017-02-28 2019-10-18 上海三菱电梯有限公司 电梯称量装置检测设备及检测方法
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