JPH09103956A - 研磨定盤 - Google Patents

研磨定盤

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JPH09103956A
JPH09103956A JP8152859A JP15285996A JPH09103956A JP H09103956 A JPH09103956 A JP H09103956A JP 8152859 A JP8152859 A JP 8152859A JP 15285996 A JP15285996 A JP 15285996A JP H09103956 A JPH09103956 A JP H09103956A
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幸生 鹿田
Hirokazu Tokoro
博和 野老
Takanobu Nishimura
隆宣 西村
Masaharu Kinoshita
正治 木下
Norio Masuda
則雄 益田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨定盤自体の平坦度の変化、ライフ、摩耗
量に関していずれも望ましい特性を示し、しかも被研磨
部材表面にきずを生じさせることがないというすぐれた
効果を有する研磨定盤を開発する。 【解決手段】 ビッカ−ス硬さ数200以上の母材中に
黒鉛粒径100μm以下、黒鉛粒数70個/mm2 以上の
球状黒鉛が分散状態で存在してなる球状黒鉛鋳鉄からな
る研磨定盤を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Siウエハ等のラ
ッピング等に使用する研磨定盤に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、Siウエハ等のラッピングにお
いては、スラリー状の砥粒を上下一対からなる研磨定盤
と被加工物の間に供給し、加工圧力を加えながら定盤の
回転運動を利用し研磨材のもつ切刃で被加工物から必要
量の取り代を除き、これにより定盤の持つ平坦度を被加
工物に転写する方法がとられる。このような研磨はSi
ウエハのみならず硝子、宝石、金属、セラミックスなど
の被加工物の表面を平坦にする目的で多く用いられてい
るが、特に最近、Siウエハはエレクトロニクスの発展
に関連してその需要は年々増加する傾向にある。
【0003】通常、Siウエハへの研磨においては、砥
粒としてAl2 3 、ZrO2 が用いられ、その粒径は
#1000メッシュ、平均粒径16ミクロンのものが用
いられている。この場合の研磨定盤としては、従来、球
状黒鉛を含む鋳鉄(JIS−FCD45)が多く用いら
れている。このJIS−FCD45の基地(母材)は、
フェライト組織で、硬さはHv(ビツカ−ス硬さ荷重5
00gで測定)140程度であり、黒鉛粒径100〜1
50μmの物性を有する材料である。この材料からなる
研磨定盤を用いてSiウエハを研磨する場合、研磨状態
においては砥粒であるAl2 3 、ZrO2 が黒鉛粒が
存在する部位に選択的に存在して分布し、この状態でS
iウエハに対し研磨が行なわれる。この場合、砥粒はS
iウエハを研磨すると共に、JIS−FCD45を基地
とする研磨定盤に対しても同時に研磨(摩耗)が行われ
ることになる。
【0004】すなわちフエライト組織のように比較的柔
かい基地の定盤では、硬い砥粒による摩耗が進みやすく
なり研磨定盤の平坦度が悪くなる。このように、研磨に
際しては研磨定盤の平坦度がそのまま被加工材の表面に
転写されるわけであるから、この結果被加工材物の平坦
度が劣化して高精度の研磨が出来なくなるという問題が
ある。
【0005】また、従来使用されているJIS−FCD
45定盤の黒鉛粒径は100〜150μmと大きく、砥
粒は選択的にこの黒鉛の部分に存在することになるので
比較的不均一に分布することになり、この結果研磨定盤
表面での砥粒の流れも不均一となり、加工速度が低下し
たり、定盤の不均一な摩耗が進み、その結果Siウエハ
表面にきずが生じやすくなるという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した点に
鑑みてなされたものであり、研磨中における砥粒による
摩耗量をできる限り少なくすることにより平坦度、平滑
性を維持するとともに、砥粒の分布をできるだけ細かく
分散させて砥粒の流れを均一に促進させた研磨定盤を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による研磨定盤は、ビッカ−ス硬さ数200
以上の母材中に黒鉛粒径100μm以下、黒鉛粒数70
個/mm2 以上の球状黒鉛が分散状態で存在してなる球状
黒鉛鋳鉄からなることを特徴とするものである。
【0008】上述した球状黒鉛鋳鉄は、必須成分とし
て、炭素、ケイ素、マンガンおよびマグネシウムを含有
し、残部が実質的に鉄からなるものであることが好まし
く、さらに具体的には、重量比で、C:2.7 〜3.5%、S
i:2.0 〜2.7%、Mn:0.5 〜1.0%、P:0.03% 以下、
S:0.03% 以下、Mg:0.03〜0.07% 、Ni:0.2 〜0.
6%、Cu:0.3 〜0.7%、残部がFeからなることが好ま
しい。
【0009】本発明に係る研磨定盤は、砥粒による摩耗
量をできるだけ少なくするために定盤の基地の硬さを少
なくともHv200以上とすることが一つの特徴であ
り、この場合母材組織は、耐摩耗性の向上のため、熱処
理により、パーライト、ベイナイト、またはマルテンサ
イトあるいは焼戻しマルテンサイト組織とすることが好
ましい。
【0010】研磨は研磨定盤を介して被加工物表面に砥
粒を供給することにより行なわれるもので、研磨定盤の
平坦度および砥粒が均一で細かく分散し、流れがスムー
ズであることが肝要である。前者、即ち平坦度について
は研磨定盤基地の耐摩耗性、後者、即ち均一性、分散性
については黒鉛形状、粒径、粒分布が大きく影響する。
砥粒を均一に細かく分散させ砥粒の均一な流れを促進す
るためには、定盤の基地は片状黒鉛鋳鉄よりも球状黒鉛
鋳鉄にし、さらに黒鉛粒径は砥粒の寸法に適合させた寸
法であることが肝要である。また黒鉛粒もできるだけ小
さく均一に分布していることが好ましい。特に、Siウ
エハでは砥粒は平均粒径16μmを用いるため、黒鉛粒
径は砥粒よりも大きいこと、さらに均一に細かく分布さ
せるため、黒鉛粒径は100μm以下、望ましくは30
〜50μmの範囲とする。また、黒鉛粒の分布(断面密
度)は70個/mm2 以上、球状化率80%以上が好まし
い。ただし、球状化率については特にこの範囲に限定さ
れるものではない。
【0011】研磨定盤表面から少くとも15mm深さ方
向にわたって上記性状を有している必要がある。
【0012】以下、本発明の好ましい態様について説明
する。
【0013】本発明に係る研磨定盤は、重量比でC:2.
7 〜3.5%、Si:2.0 〜2.7%、Mn:0.5 〜1.0%、P、
S<0.03% 、Mg:0.03〜0.07% 、さらに望ましくはN
i:0.2 〜0.6%、Cu:0.3 〜0.7%、残部がFeからな
る組成からなることが好ましい。
【0014】すでに述べたように、研磨定盤としては、
Al2 3 、ZrO2 などの砥粒に対する耐摩耗性のよ
いことが要求される。このため従来の定盤材料JIS−
FCD45に対し、熱処理により耐摩耗性のよい金属組
織とし、所定の硬さ(Hv>200)を有するとともに
機械的性質にすぐれた球状黒鉛鋳鉄を用いることが肝要
である。
【0015】以下、各組成成分の添加目的ならびに組成
範囲の限定理由について説明する。
【0016】Cが3.5%を越えると、機械的性質、特に引
張り強さが目標の70Kgf/mm2以上にならず、一
方、C2.7%以下では黒鉛粒として70個/mm2 以上の分
布にならないので好ましくない。
【0017】Siは球状化率、鋳造性の向上のために添
加するが、Si2.7%以上になると熱処理によってもフェ
ライトが存在し、硬さが低下する傾向となりHv200
以上にすることは困難になる。また、オーステナイトに
なる温度が上昇し、熱処理温度が高くなり、結果として
酸化物が生成しやすくなり定盤からこれを除去すること
が必要となるので望ましくない。
【0018】Si2.0%以下では特に鋳造性が悪くなり、
定盤として望ましくない引け巣が発生しやすくなる。
【0019】Mn0.5%以下では、定盤(肉厚40〜60m
m)のように肉厚鋳物において中心部になるに従って空
気冷却の際にフェライトが発生しやすくなり耐摩耗性が
悪くなる。一方、1%を越えると粒界に硬化相が偏析し
やすくもろくなるので望ましくない。
【0020】PおよびSは介在物の生成を少くするた
め、できるだけ少なくする方が望ましい。介在物は硬
く、不規則に存在するのでSiウエハにきずをつけやす
い。このため、いずれも0.03% 以下がよい。0.03% 以上
になると砥粒よりも大きな介在物(Fe3 P、MnS、
MgSなど)が生成するため望ましくない。
【0021】Mgは黒鉛を球状化するために必要な合金
元素で、0.03% 以下では球状化率が好ましい範囲(たと
えば80%以上)になりにくくなり、一方、0.07% 程度
を越えると異形の炭化物が生成しやすくなるので好まし
くない。
【0022】NiおよびCuは、組織を均一にするた
め、例えば表面から深さ方向に組織を均一にして、硬さ
のバラツキをなくし、特に表面から20mmの領域にお
いてHv30〜50を保持するのに効果的な元素であ
る。またNiは熱処理における酸化物生成を防止する効
果がある。
【0023】Ni0.2%/ 以下ではこれらの効果が少な
く、また0.6%以上加えてもこれらの効果にそれ程有効で
なく、また経済的でもない。一方CuはNiと同様0.3%
以下では均一性に対する効果は少なく、逆にCuを0.7%
以上添加すると基地にCu相が析出し、組織が不均一に
なり耐摩耗性を悪くする傾向がみられる。
【0024】Ni,Cuは本発明では必ずしも不可欠の
元素ではないが、組織の均一性、スケールの防止にとっ
て望ましい合金成分である。
【0025】上記組成の場合、熱処理の場合、熱処理の
温度としては、組織をオーステナイトにし得る温度であ
ることが必要であり、約850℃以上、好ましくは約9
30℃前後である。
【0026】本発明の研磨定盤は、Siウエハ以外の例
えば宝石、金属材料、硝子、セラミックスなど砥粒を用
いて研磨する研磨定盤についても効果的に適用できるこ
とはいうまでもない。
【0027】
【発明の実施の形態】
【0028】
【実施例】
(実施例1)表1に示す成分の球状黒鉛鋳鉄を鋳造し研
磨材用定盤の鋳造品を製作した。スリットなどの機械加
工前に930℃に加熱し空冷処理を行った。この場合、
表面から20mm深さ方向にいて検鏡したが球状黒鉛化率
は90%、黒鉛粒径は30〜50μm、分布は150個
/mm2 であった。空冷処理により基地は微細なパ−ライ
ト組織で、硬さはHv250であった。この材料を機械
加工により定盤に仕上げた。これをSiウエハ研磨に実
用したが、その結果を下表2に示す。従来のFCD45
の研磨に比べ、きず不良は75%に減少(FCD45を
100%する)し、定盤寿命(以下、ライフともいう)
は150%向上した(FCD45を100%とする)。
また摩耗量は40%減少し(FCD45を100%とす
る)定盤として望ましい特性を示した。 (実施例2)表1に示す成分の球状黒鉛鋳鉄を鋳造し、
定盤を製作した。表面から20mm深さ方向での黒鉛球状
化率は85%、黒鉛粒径は30〜50μm、黒鉛粒は7
0個/mm2 の分布状態であった。
【0029】鋳造品は930℃に加熱し、次いで炉冷を
行い、基地をフェライト組織にし、スリットなどの機械
加工を行なった。機械加工後、930℃でオ−ステナイ
ト組織にし、300℃でオ−ステンパ−処理を施し、ベ
イナイト組織にした。硬さはHv350であった。オ−
ステンパ−処理により生じた表面の平坦度の変化は研磨
加工を施して平坦度を修正し研磨定盤とした。この研磨
定盤を用いてSiウエハを研磨したが、表2に示すよう
にSiウエハ表面のきずは65%に減少(FCD45を
100%とする)、ライフは170%向上(FCD45
を100%とする)、また摩耗量は50%減少(FCD
45を100%とする)するなど定盤として望ましい特
性を示した。 (実施例3)表1に示す球状黒鉛鋳鉄を用いて定盤を鋳
造した。鋳造品は表面から深さ方向20mmにおいて球状
化率90%、黒鉛粒径30〜50μm、黒鉛粒は70個
/mm2 分布していた。
【0030】この鋳造品は930℃に加熱し、炉冷して
基地をフェライト組織にして、スリットなどの機械加工
をした。加工後、930℃でオ−ステナイト組織にし
て、350℃でオ−ステンパ−に処理し、ベイナイト組
織にした。硬さはHv300であった。オ−ステンパ−
処理により生じた表面の平坦度変化は研磨加工により修
正した定盤とした。表2に示すようにSiウエハ表面の
きず不良は70%に減少し、ライフは160%向上し
た。摩耗量は50%減少するなど定盤として望ましい特
性を示した。 (実施例4)表1に示す組成の球状鋳鉄を鋳造し定盤を
製作した。鋳造品は表面から少くとも深さ方向20mmま
で球状化率は80%、黒鉛粒径は30〜50μm、黒鉛
粒は100個/mm2 分布させたものである。鋳造品は9
30℃に加熱し炉冷して基地をフェライト組織にして、
スリットなどの機械加工をした。機械加工後再び930
℃に加熱し、油中に焼入れた。硬さはHv550であっ
た。焼入れ後研磨して表面の平坦度を修正し定盤に仕上
げた。これを用いてSiウエハの研磨を行ったところ、
表2に示すように従来のFCD45の定盤に比べ、Si
ウエハ表面のきず不良は45%に減少、ライフは220
%上昇し、摩耗量も20%に減少し、定盤として望まし
い特性を示した。 (実施例5)表1に示す組成成分の球状黒鉛鋳鉄を用い
て定盤の鋳造品を製造した。鋳造品は表面から少くとも
深さ方向20mmまで球状化率は80%、黒鉛粒径50〜
1000μm、黒鉛粒は100個/mm2 分布させたもの
である。鋳造品は930℃に加熱し、炉冷して基地をフ
ェライト組織にして、スリットなどの定盤としての機械
加工をした。加工後再び930℃に加熱し、油中に焼入
れた。硬さはHv500であった。焼入れ後研磨して表
面の平坦度を修正し研磨定盤として仕上げた。
【0031】これを用いてSiウエハの研磨を行った。
表2に示すようSiウエハ表面のきず不良は50%に減
少、ライフは200%に向上し、摩耗量は25%に減少
し、定盤として望ましい特性を示した。 (実施例6)表1に示す組成成分の球状黒鉛鋳鉄を用い
て定盤の鋳造品を製造した。鋳造品は表面から少くとも
深さ方向20mmまで球状化率は73%、黒鉛粒径30〜
50μm、黒鉛粒は100個/mm2 分布させたものであ
る。鋳造品を930℃に加熱したのち焼入れしさらに4
50℃で焼戻して基地を焼戻しマルテンサイト組成にし
て、スリットなどの定盤として機械加工をした。硬さは
Hv386であった。その後研磨して表面の平坦度を修
正し研磨定盤として仕上げた。
【0032】これを用いてSiウエハの研磨を行った。
表2に示すようSiウエハ表面のきず不良は50%に減
少、ライフは200%に向上し、摩耗量は25%に減少
し、定盤として望ましい特性を示した。 (比較例)表1に示す組成の球状黒鉛鋳鉄を用いて定盤
の鋳造品を製作した。鋳造品は表面から少くとも深さ方
向20mmにおいて球状化率は75%、黒鉛粒径は100
〜150μmで黒鉛粒は60個/mm2 であった。鋳造品
は930℃に加熱して炉冷して基地をフェライト組織に
した。硬さはHv140であった。熱処理後、スリット
など定盤として機械加工した。この定盤を用いてSiウ
エハの研磨を行ったがは表2に示すように実施例の定盤
に比べSiウエハ表面のきず不良、定盤のライフ、摩耗
量など定盤として劣っていた。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【発明の効果】上記実施例、比較例の結果から明らかな
ように本発明の研磨定盤は、従来の定盤と比較して、定
盤自体の平坦度の変化、ライフ、摩耗量に関していずれ
も望ましい特性を示し、しかも被研磨部材表面にきずを
生じさせることがないというすぐれた効果を有してい
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 隆宣 神奈川県横浜市鶴見区末広町2の4 株式 会社東芝京浜事業所内 (72)発明者 木下 正治 山形県西置賜郡小国町大字小国町378 東 芝セラミックス株式会社小国製造所内 (72)発明者 益田 則雄 山形県西置賜郡小国町大字小国町378 東 芝セラミックス株式会社小国製造所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビッカ−ス硬さ数200以上の母材中に
    黒鉛粒径100μm以下、黒鉛粒数70個/mm2 以上の
    球状黒鉛が分散状態で存在してなる球状黒鉛鋳鉄からな
    ることを特徴とする研磨定盤。
  2. 【請求項2】 前記球状黒鉛鋳鉄の球状化率が、80%
    以上である、特許請求の範囲第1項に記載研磨定盤。
  3. 【請求項3】 前記球状黒鉛鋳鉄が、必須成分として、
    炭素、ケイ素、マンガンおよびマグネシウムを含有し、
    残部が実質的に鉄からなる、特許請求の範囲第1項に記
    載の研磨定盤。
  4. 【請求項4】 前記球状黒鉛鋳鉄が、さらに、ニッケ
    ル、および銅を含有する、特許請求第3項に記載の研磨
    定盤。
  5. 【請求項5】 前記球状黒鉛鋳鉄が、重量比で、C:2.
    7 〜3.5%、Si:2.0〜2.7%、Mn:0.5 〜1.0%、P:
    0.03% 以下、S:0.03% 以下、Mg:0.03〜0.07% 、N
    i:0.2 〜0.6%,Cu:0.3 〜0.7%、残部がFeおよび
    付随的不純物からなる、特許請求の範囲第1項に記載の
    研磨定盤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0947289A1 (en) * 1998-04-03 1999-10-06 Speedfam Co., Ltd. Lapping machine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61219566A (ja) * 1985-03-25 1986-09-29 Toshiba Corp 研磨定盤用材料

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