JPH09103223A - 延縄用枝縄 - Google Patents

延縄用枝縄

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JPH09103223A
JPH09103223A JP7286333A JP28633395A JPH09103223A JP H09103223 A JPH09103223 A JP H09103223A JP 7286333 A JP7286333 A JP 7286333A JP 28633395 A JP28633395 A JP 28633395A JP H09103223 A JPH09103223 A JP H09103223A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の延縄用枝縄における各構成部分間の接
続箇所を減らし、好ましい先細形状を実現しつつ、枝縄
全体として適切な強度、伸度を実現しうる延縄用枝縄を
提供すること。 【解決手段】 幹縄(1)側から釣針(4)側に向かっ
て連続的に直径が減じる部分を含む異径モノフィラメン
ト(30)を備える延縄用枝縄。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は延縄の構成部分であ
る枝縄に関し、特に連続的に直径が変化する異径モノフ
ィラメントを備える延縄用枝縄に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、まぐろ漁に用いる延縄の敷設状
況を説明する模式図である。延縄は、図4に示すよう
に、全長が百km以上に及び300〜350mおきに海
面に浮かべたブイ8と浮き縄2により海面下約25mに
概ね水平に保持される幹縄1と、各ブイ間に5〜6本、
約50mおきに幹縄1から垂下される長さ40〜80m
の枝縄3(総称)と、枝縄3の先端に取り付けた釣針4
とから構成される。なお、「延縄用枝縄」という場合
は、上記枝縄3(総称)及び釣針4を含む全体を指すも
のとする。
【0003】図5は、従来例としての延縄用枝縄の詳細
構成例を示す模式図である。上記総称としての枝縄3は
構成部分としての枝縄31、せき山32、及び釣元33
からなり、枝縄31の上端はスナップ10を介して、ナ
イロンテグスを組紐状に編んだナイロン組テグスからな
る幹縄1に取り付けられている。枝縄31、せき山32
及び釣元33は、夫々太さの異なるナイロン又はポリエ
ステルのロープ、或いはモノフィラメント又はマルチフ
ィラメントのテグスからなる。なお、釣元33には、上
記線材のほかに釣元ワイヤ(ステンレスワイヤ)も用い
られる。枝縄31とせき山32の間には、サルカン6が
挿入されており、せき山32と釣元33は、スプリング
を輪にして各線材末端にロック環で締め付けてなる接続
リング7により接続されている。
【0004】一般に、これら枝縄3の各構成部分の長さ
及び材質は、漁場の海流等の自然条件や、各漁船の漁労
長の経験によっても種々に異なる。また、枝縄3の上記
構成部分間には、ねじれ除去と沈下速度を速めるための
錘としてサルカン6を挿入する場合が多く、サルカンの
形状、大きさにも種々のものがある。また、どの位置に
サルカンを挿入するかについても種々の選択がありう
る。図5はこれら多数のバリエーションのうちの一例を
示すものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、延縄用枝
縄の構成は多くの変形を伴うものではあるが、先端の動
きを良くするために先細であることが共通に必要とされ
る。
【0006】しかしながら、従来の枝縄3は、先細の条
件を満たすため、夫々太さ一定の各部分を継ぎ足して構
成されており、太さ一定の各部分は夫々一定の強度、伸
度しか与えないから、適切な運動性能を与える先細形状
にマッチして、枝縄3全体として適切な強度、伸度を実
現することが容易でなかった。
【0007】また、従来の枝縄3では接続箇所が多く、
これに用いる接続リング7で強度ロスを生じ、全体に強
度の不均一性を増大する一因となっていた。また、これ
ら接続部分は水流に対する抵抗が大きいため投縄時にぶ
られ(振動、回転すること)易く、かつ引っ掛かり易い
ため、ねじれ、もつれを生じる原因となるという問題点
があった。従って、接続箇所を極力減らすことが望まし
いが、他方、太さ一定の各部分を継ぎ足して先細にする
という条件を満たすために、従来は接続箇所を減らすこ
とが困難であった。
【0008】本発明は、従来の延縄用枝縄が有する上記
問題点を解決するためになされたものであり、各構成部
分間の接続箇所を減らし、好ましい先細形状を実現しつ
つ、しかも、枝縄全体として適切な強度、伸度を実現し
うる延縄用枝縄を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は鋭意研究の結
果、以下に開示する構造を有する延縄用枝縄により上記
課題が達成されるとの着想を得ると共に、その具体的構
成及び製造方法を開発して、本発明を完成するに至っ
た。
【0010】すなわち、本発明の要旨は、幹縄側から釣
針側に向かって連続的に直径が減じる部分を含む異径モ
ノフィラメントを備えることを特徴とする延縄用枝縄、
に存する。
【0011】本発明に係る延縄用枝縄によれば、従来の
枝縄3(総称)の全体(枝縄31+せき山32+釣元3
3)、又はそのうちの少なくとも2つの隣り合う部分
(枝縄31+せき山32、又は、せき山32+釣元3
3)を、前記異径モノフィラメントにより一体に構成す
ることが可能になり、従って滑かな先細構造が実現され
ると共に、従来これらの部分を接続するために必要であ
った接続リング7を省くことが可能になる。
【0012】その結果、太さの異なる各線材及び接続部
品によって生じていた強度及び伸度の不均一性が軽減さ
れ、使用するモノフィラメントの全長にわたって平均直
径に対応する強度及び伸度が得られる。また、線材間の
接続リング7によって生じていた水流抵抗の部分が減少
し、滑かな先細構造ともあいまって、ねじれ、もつれが
軽減された、さばき易く、ムチのように先端の動きの良
い延縄用枝縄が提供される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態として、
(1)前記異径モノフィラメントが、一定の直径を有す
る第1ストレート部と、前記第1ストレート部の直径か
ら連続的に直径が減じるテーパー部と、前記テーパー部
末端の直径と実質的に等しい一定の直径を有する第2ス
トレート部から、この順序で継目なく構成される延縄用
枝縄、を挙げることができる。
【0014】このように、異径モノフィラメントを3つ
の部分から構成することにより、モノフィラメント全体
の長さと直径分布の設計上の自由度を拡大することがで
きる。また、直径一定の区間を設けることにより、異径
モノフィラメントの押出の際の直径制御が容易になると
いう利点が得られる。
【0015】本発明の他の好適な実施形態として、
(2)前記異径モノフィラメントにより、枝縄、せき
山、及び釣元の各部分を一体に構成したことを特徴とす
る延縄用枝縄、を挙げることができる。
【0016】本実施形態は、従来の枝縄3(総称)の主
要構成部分である枝縄31、せき山32及び釣元33の
全てを一本の異径モノフィラメントにより置き換えて一
体に構成し、異径モノフィラメントの先端に直接釣針を
接続するものであり、上述した本発明の効果が最大限に
発揮される。
【0017】さらに、(3)前記異径モノフィラメント
により、枝縄及びせき山の各部分を一体に構成したこと
を特徴とする延縄用枝縄、を挙げることができる。
【0018】本実施形態は、従来の枝縄3(総称)のう
ち枝縄31及びせき山32の部分を異径モノフィラメン
トにより置き換えて一体に構成し、異径モノフィラメン
トの先端に釣元33を別に接続するものである。本実施
形態によれば、前記異径モノフィラメントと釣元の間が
接続リング7により接続されるので、消耗の激しい釣元
部分を必要に応じて容易に交換することができる。
【0019】次に、本発明に用いる異径モノフィラメン
トの製造方法について、概要を説明する。
【0020】従来から、ナイロンテグスは、共重合ナイ
ロンペレットを押出機により押出成形後、延伸して製造
されている。本発明に用いる異径モノフィラメントも、
基本的には同様のプロセスにより製造するが、押出機に
よる押出成形の際、押出量をコンピュータ制御で連続的
に変化させることにより、次第に太く、又は次第に細く
なる直径を実現している。実際には、中間に押出量一定
の区間を挟むことにより、次第に直径が太くなり、一定
の直径を維持し、次に次第に直径が細くなり、再び一定
の直径を維持するという順序を踏み、及びこれと逆の順
序を交互に繰り返すことにより、異径モノフィラメント
を連続生産している。
【0021】このようにして押出成形した異径モノフィ
ラメントの延伸に際しては、時々刻々にモノフィラメン
トの直径が変化することを考慮して、加えるべき張力を
コンピュータ制御で連続的に変化させることにより、直
径によらない均一な延伸率を実現している。延伸後のテ
ーパー部の長さは、極端に短いもの以外は特に限定され
ないので、延縄用枝縄の最大長さ80mの大部分をテー
パー部のみで構成することも可能である。
【0022】
【実施例】以下に、本発明に係る延縄用枝縄の実施例を
挙げ、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、従
来例と同一の構成要素には同一の参照符号を付し、個々
の説明を省略する。
【0023】図1は、第1実施例としての延縄用枝縄の
構成を説明する模式図である。図1において、参照符号
100で表した第1実施例の延縄用枝縄は、参照符号3
0で表す異径モノフィラメントにより、従来例における
枝縄31、せき山32及び釣元33の全てを一体にを置
き換えたものであり、異径モノフィラメント30の先端
に釣針4が直接接続される。なお、この場合、釣針4の
直上におもりとして中通し鉛9を設けている。
【0024】本実施例の延縄用枝縄100は、スナップ
10を介してナイロン組テグスからなる幹縄1に取り付
けられる。スナップ10と異径モノフィラメント30の
上端の間は、サルカン6と接続リング7を備えた短い先
手加工20により連結される。
【0025】本実施例の延縄用枝縄100によれば、従
来の枝縄3(総称)の枝縄31、せき山32及び釣元3
3の全てが、異径モノフィラメント30により一体に構
成されるから、滑かな先細構造が実現されると共に、従
来、枝縄31とせき山32、及びせき山32と釣元33
の中間に存在していた接続部品(サルカン6及び接続リ
ング7)が不要になる。
【0026】その結果、枝縄31、せき山32及び釣元
33の太さの異なる各線材及び接続部品によって生じて
いた強度及び伸度の不均一性が軽減され、使用するモノ
フィラメントの全長にわたって平均直径に対応する強度
及び伸度が得られると共に、滑かな先細構造により、ね
じれ、もつれが軽減され、さばき易く、ムチのように先
端の動きの良い延縄用枝縄100が提供される。さら
に、スナップ10の直下に設けたサルカン6によりねじ
れが除去され、釣針4の直上に設けた中通し鉛9により
適度な沈下速度が得られる。
【0027】図2は、第2実施例としての延縄用枝縄の
構成を説明する模式図である。図2において、参照符号
200で表した本実施例の延縄用枝縄は、従来例におけ
る枝縄31及びせき山32を異径モノフィラメント30
で置き換えたものであり、異径モノフィラメント30の
先端には、サルカン6及び接続リング7を介して釣元3
3、及び中通し鉛9を設けた釣針4が接続される。な
お、異径モノフィラメント30と幹縄1の間の接続は、
上記第1実施例の場合と同様である。
【0028】第2実施例の延縄用枝縄200によれば、
従来の枝縄3(総称)の枝縄31及びせき山32が異径
モノフィラメント30により一体に構成されるので、滑
かな先細構造が実現されると共に、従来枝縄31とせき
山32の中間に存在していた接続部品(サルカン6及び
接続リング7)が不要になる。従って、上記第1実施例
の場合と同様の強度及び伸度の不均一性軽減の効果と共
に、特に延縄用枝縄200では、異径モノフィラメント
30と釣元33の間が接続リング7により接続されるの
で、消耗の激しい釣元部分33を必要に応じて容易に交
換することができる。
【0029】図3(a)、(b)及び(c)は、図1及
び図2に示す異径モノフィラメント30の形状3例を示
す模式図である。参照符号301は第1ストレート部、
302はテーパー部、303は第2ストレート部を示
す。理解を容易にするため長さを縮小し、太さを拡大し
て描いてある。
【0030】図3(a)に示す異径モノフィラメント3
0は、第1ストレート部301、テーパー部302、第
2ストレート部303とも、夫々同一の長さを有する例
である。図3(b)に示す異径モノフィラメント30で
は、テーパー部302が最も長く(中間を省略表示)、
第1ストレート部301及び第2ストレート部303は
いずれもテーパー部302より短く、夫々同一の長さを
有する例である。また、図2(c)に示す異径モノフィ
ラメント30では、第1ストレート部301及び第2ス
トレート部303はいずれもテーパー部302より長
く、夫々同一の長さを有する例である。図3の例示で
は、いずれも第1ストレート部301及び第2ストレー
ト部303を等しい長さで表示しているが、これらを異
なる長さとすることも勿論可能である。
【0031】図1又は図2に示す延縄用枝縄100又は
200において、異径モノフィラメント30の全長とし
て、例えば、20m、30m、40m又は60mの数値
を挙げることができる。これら異径モノフィラメント3
0の全長数値のうち、60mの数値は、第1実施例たる
延縄用枝縄100が最大長約80mを採り、その大部分
を異径モノフィラメント30で構成する場合に対応して
いる。また、20m、30m、40mの数値は、第2実
施例たる延縄用枝縄200において、その全長(40〜
80m)の概ね1/2に見合うものである。勿論、第1
実施例たる延縄用枝縄100の全長が上記80mより短
い場合は、長さが20m、30m、40m等の異径モノ
フィラメント30を用いることもある。
【0032】また、上記異径モノフィラメント30のテ
ーパー部302の長さとしては、例えば、10m、20
m、30m、40m又は50mの数値を挙げることがで
きる。異径モノフィラメント30の全長のうちの残余の
長さは、第1ストレート部301及び第2ストレート部
303に割り振られる。しかし、テーパー部302の長
さがこれらの数値に限定されないことは前述の通りであ
る。
【0033】上記異径モノフィラメント30の長さ及び
テーパー部302の長さの数値例を組み合わせると、次
に掲げる品揃えを例示することができる。なお、本例
は、全長とテーパー部302の長さの差を、第1ストレ
ート部301及び第2ストレート部303に均等に割り
振ることを仮定したものである(図2参照)。実際の使
用に当たって、上記異径モノフィラメント30の長さ及
びテーパー部302の長さが、ここに掲げるような端数
のない数値に限定されるものでないことはいうまでもな
い。
【0034】全長20m、テーパー部10m、両ストレ
ート部各5m、 全長30m、テーパー部10m、両ストレート部各10
m、テーパー部20m、両ストレート部各5m、 全長40m、テーパー部10m、両ストレート部各15
m、テーパー部20m、両ストレート部各10m、テー
パー部30m、両ストレート部各5m、 全長60m、テーパー部30m、両ストレート部各15
m、テーパー部40m、両ストレート部各10m、テー
パー部50m、両ストレート部各5m。
【0035】前記異径モノフィラメント30の太さの例
示として、次の(A)、(B)及び(C)の数値を挙げ
ることができる。高漁獲を期待するためには、まぐろの
居る水深に正しく針を置くことが必要であり、そのため
には、漁場の自然条件に合わせた適切な枝縄全長の選
択、サルカンや錘の適切な使用と共に、適切な太さの異
径モノフィラメント30を選択することが重要である。
下記(A)、(B)及び(C)の数値例は、このような
観点から、漁場による異径モノフィラメント30の平均
太さの選択例を示すものであるが、このような選択は各
漁船毎の判断による所が大きく、当該各漁場用異径モノ
フィラメント30の標準的太さを示すものではない。
【0036】(A)第1ストレート部301の直径が
2.61〜2.85mm(サイズ番号#250〜#30
0)、第2ストレート部303の直径が1.80〜2.
02mm(サイズ番号#120〜#150)で、テーパ
ー部302の直径は、前記第1ストレート部301の直
径から前記第2ストレート部303の直径まで、軸方向
長さに対して連続的に減小する。本数値例は、例えばイ
ンド洋及びケープ沖漁場を想定したものである。
【0037】(B)第1ストレート部301の直径が
2.85〜3.10mm(サイズ番号#300〜#35
0)、第2ストレート部303の直径が1.80〜2.
02mm(サイズ番号#120〜#150)で、テーパ
ー部302の直径は、前記第1ストレート部301の直
径から前記第2ストレート部303の直径まで、軸方向
長さに対して連続的に減小する。本数値例は、例えば太
平洋の西経漁場を想定したものである。
【0038】(C)第1ストレート部301の直径が
3.10〜3.30mm(サイズ番号#350〜#40
0)、第2ストレート部303の直径が2.02〜2.
25mm(サイズ番号#180〜#150)で、テーパ
ー部302の直径は、前記第1ストレート部301の直
径から前記第2ストレート部303の直径まで、軸方向
長さに対して連続的に減小する。本数値例は、例えば大
西洋のカナダ、ニューヨーク沖及び地中海漁場を想定し
たものである。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、線材を継ぎ足すことな
く滑かな先細構造を得ることができるので、さばき易
く、ムチのように動きの良い延縄用枝縄が提供される。
また、まぐろが居る水深に釣針を位置させることが容易
であるので、魚の掛かりが良くなり、漁獲の向上を期待
しうる。さらに、本発明に用いる異径モノフィラメント
は大量生産が容易である。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例としての延縄用枝縄の構成を説明す
る模式図である。
【図2】第2実施例としての延縄用枝縄の構成を説明す
る模式図である。
【図3】図1及び図2に示す延縄用枝縄に用いる異径モ
ノフィラメントの形状例を示す模式図である。
【図4】まぐろ漁に用いる延縄の敷設状況を説明する模
式図である。
【図5】従来例としての延縄用枝縄の詳細構成を示す模
式図である。
【符号の説明】
1…幹縄 2…浮き縄 3…枝縄(総称) 4…釣針 6…サルカン 7…接続リング 8…ブイ 9…中通し鉛 10…スナップ 20…先手加工 30…異径モノフィラメント 31…枝縄(部分) 32…せき山 33…釣元 100…延縄用枝縄

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】幹縄側から釣針側に向かって連続的に直径
    が減じる部分を含む異径モノフィラメントを備えること
    を特徴とする延縄用枝縄。
  2. 【請求項2】前記異径モノフィラメントは、一定の直径
    を有する第1ストレート部と、前記第1ストレート部の
    直径から連続的に直径が減じるテーパー部と、前記テー
    パー部末端の直径と実質的に等しい一定の直径を有する
    第2ストレート部から、この順序で継目なく構成される
    ことを特徴とする請求項1記載の延縄用枝縄。
  3. 【請求項3】前記異径モノフィラメントにより、枝縄、
    せき山、及び釣元の各部分を一体に構成したことを特徴
    とする請求項1又は2記載の延縄用枝縄。
  4. 【請求項4】前記異径モノフィラメントにより、枝縄及
    びせき山の各部分を一体に構成したことを特徴とする請
    求項1又は2記載の延縄用枝縄。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09308418A (ja) * 1996-05-24 1997-12-02 Yunipurasu Shiga Kk まぐろ延縄用釣り糸およびその製造方法
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