JPH09102995A - 超指向性マイクロホン - Google Patents

超指向性マイクロホン

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JPH09102995A
JPH09102995A JP25844695A JP25844695A JPH09102995A JP H09102995 A JPH09102995 A JP H09102995A JP 25844695 A JP25844695 A JP 25844695A JP 25844695 A JP25844695 A JP 25844695A JP H09102995 A JPH09102995 A JP H09102995A
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JP
Japan
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microphone
low
output
microphone unit
pass filter
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Application number
JP25844695A
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English (en)
Inventor
Satoru Ibaraki
悟 茨木
Takeo Kanamori
丈郎 金森
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い周波数帯域にわたって優れた指向性を有
する、超指向性マイクロホンを安価に提供することを目
的とする。 【解決手段】 11は音響管、12a〜12dは音響管
11に設けたスリット状の開孔部、13は開孔部12a
〜12dを覆うように設けた音響抵抗、14は第1の無
指向性マイクロホンユニットであり、これらによりライ
ンマイクロホン10が構成されている。15はラインマ
イクロホン10の背後に略同一軸上に中心軸を持つよう
に配置された第2の無指向性マイクロホンユニット、1
6は1次の遮断特性を有するローパスフィルタである。
ラインマイクロホン10の出力から、ローパスフィルタ
にて抽出された第2の無指向性マイクロホンユニット1
5からの低域成分を減算器17で減算する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラなど
に搭載される収音用マイクとして好適な超指向性マイク
ロホンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラの普及に伴い、遠く
の音をS/Nよく収音する超指向性マイクロホンの需要
が高まっている。
【0003】以下に図面を参照しながら、上述した従来
の超指向性マイクロホンの一例について説明する。
【0004】図4は従来の超指向性マイクロホンを示す
ブロック図である。図4において、11は音響管、12
a〜12dは音響管11に設けたスリット状の開孔部、
13は開孔部12a〜12dを覆うように設けた音響抵
抗、14は無指向性マイクロホンユニット、10は、音
響管11、開孔部12a〜12d、音響抵抗13、無指
向性マイクロホンユニット14で構成されたラインマイ
クロホン、18は開口部、41はラインマイクロホン1
0の背後に略同一中心軸上に中心軸を持つように配置さ
れた単一指向性マイクロホンユニット、42はローパス
フィルタ、43はハイパスフィルタ、44は加算器であ
る。
【0005】以上のように構成された従来の超指向性マ
イクロホンについて、以下その動作について説明する。
【0006】音響管11に到達した音波は、先端の開孔
部18から入射すると同時に音響抵抗13を通ってスリ
ット状開孔部12a〜12dから音響管11の内部に入
射する。音響管内部に入射した音波は音響管内部を伝播
し、無指向性マイクロホンユニット14で収音される。
【0007】ラインマイクロホン10では、音波の入射
方向が、図4に記した0゜方向からずれるにしたがい、
音響管11の内部で音波の相互打ち消し作用が生じ、感
度が急激に低下する。図5に、長さ10cmの音響管を
用いた場合の、このラインマイクロホン10の特性を示
す。
【0008】図5からも、このラインマイクロホン10
は、波長が長く音響管11内部で音波の相互打ち消しが
起こらない低域では無指向性を示すが、音波の相互打ち
消しが起こる高域では極めて鋭い指向性を持つことがわ
かる。このように、ラインマイクロホン10は、高域の
指向性には優れるが低域の指向性が不十分であるため、
図4の従来例では、単一指向性マイクロホンユニット4
1を用いて、この低域の指向特性を改善している。
【0009】ラインマイクロホン10の出力、すなわ
ち、無指向性マイクロホンユニット14の出力はハイパ
スフィルタ43に入力され、指向性に優れた高域成分だ
けが抽出される。一方、単一指向性マイクロホンユニッ
ト41の出力はローパスフィルタ42に入力され、低域
成分が抽出される。加算器44では、この高域成分と低
域成分とが混合され、マイクロホン出力として外部に出
力される。
【0010】この加算器44の出力、すなわち図4に示
した従来例のマイクロホンの特性を図6に示す。この図
6から、低域では単一指向性で、高域ではさらに鋭い指
向性を持つ超指向性マイクロホンが実現できることがわ
かる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成では、単一指向性マイクロホンユニッ
トという、特性のばらつきが極めて大きい要素部品を使
用するため、超指向性マイクロホンとして、優れた低域
特性を安定して実現することが極めて困難であるという
問題点を有していた。超指向性マイクロホンは指向性重
視のマイクロホンであるため、指向性の悪化は極めて深
刻な問題となる。
【0012】仮に単一指向性マイクロホンユニット41
を選別したとしても、選別のコストが高く、また、図4
から明らかなように、フィルタ2個、加算器1個からな
る合成回路を必要とするため、かなり高価なマイクロホ
ンになるという問題点を有していた。
【0013】本発明は上記問題点に鑑み、単一マイクロ
ホンユニットを無指向性マイクロホンユニットに換え、
この無指向性マイクロホンユニットの出力を1次の遮断
特性を有するローパスフィルタで処理したものを、ライ
ンマイクロホン出力から減算するという新たな構造を採
用することにより、指向特性に極めて優れ、かつ、安価
な超指向性マイクロホンを提供することを目的とするも
のである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の超指向性マイクロホンは、漏洩のある音響
管と、前記音響管の一方の端に設けられた、前記音響管
内部を伝播してくる音波を収音する第1の無指向性マイ
クロホンユニットとから構成されたラインマイクロホン
と、前記第1の無指向性マイクロホンユニットの背後に
設けられた第2の無指向性マイクロホンユニットと、前
記第2の無指向性マイクロホンユニットの出力をフィル
タリング処理する1次の遮断特性を有するローパスフィ
ルタと、前記ラインマイクロホンに内蔵された前記第1
の無指向性マイクロホンユニットの出力から、前記ロー
パスフィルタの出力を減算し、減算結果を外部に出力す
る減算器とを有することを特徴とする。
【0015】さらに本発明の超指向性マイクロホンは、
上記構成に加えて、1次の遮断特性を有するローパスフ
ィルタに、カットオフ周波数の調整機能をもたせる構造
とした。
【0016】さらに本発明の超指向性マイクロホンは、
上記構成に加えて、第2の無指向性マイクロホンユニッ
トを音響管の軸方向に沿って移動可能な構造とした。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明は上記した、ラインマイク
ロホンと、第2の無指向性マイクロホンユニットと、1
次の遮断特性を有するローパスフィルタと、減算器とを
用いた構成とすることにより、広い周波数帯域にわたっ
て優れた指向性を有する超指向性マイクロホンを、安価
に、特性のばらつき少なく供給できるものである。
【0018】さらに、ローパスフィルタにカットオフ周
波数の調整機能を持たせることにより、ラインマイクロ
ホンの特性のばらつきをも補償することが可能となり、
さらに、特性ばらつきの少ない超指向性マイクロホンを
実現している。
【0019】さらに、第2の無指向性マイクロホンユニ
ットに位置調節機能を設けることにより、ラインマイク
ロホンの特性のばらつきを、さらに安価に補償すること
を可能としている。
【0020】以下、本発明の実施例に係る超指向性マイ
クロホンについて、図面を参照しながら説明する。
【0021】図1は本発明の一実施例における超指向性
マイクロホンのブロック図を示すものである。図1にお
いて、11は音響管、12a〜12dは音響管11に設
けたスリット状の開孔部、13は開孔部12a〜12d
を覆うように設けた音響抵抗、14は第1の無指向性マ
イクロホンユニット、10は、音響管11、開孔部12
a〜12d、音響抵抗13、無指向性マイクロホンユニ
ット14で構成されたラインマイクロホン、15はライ
ンマイクロホン10の背後に略同一中心軸上に中心軸を
持つように配置された第2の無指向性マイクロホンユニ
ット、16は1次の遮断特性を有するローパスフィル
タ、17は減算器である。
【0022】以上のように構成された図1の超指向性マ
イクロホンについて、以下その動作を説明する。
【0023】音響管11、開孔部12a〜12d、音響
抵抗13、第1の無指向性マイクロホンユニット14で
構成されたラインマイクロホン10は、図4に示した従
来例と全く同じ構成であり、従来例と全く同じ図5の特
性を示す。
【0024】このラインマイクロホン10の出力、すな
わち、第1の無指向性マイクロホンユニット14の出力
は減算器17に入力される。一方、第1の無指向性マイ
クロホンユニット14と同様の特性を有した第2の無指
向性マイクロホンユニット15の出力は、1次の遮断特
性を有するローパスフィルタ16で低域成分の抽出と遅
延処理とが施された後、減算器17に入力される。減算
器17は、ラインマイクロホン10の出力からローパス
フィルタ16の出力を減算し、外部に出力している。
【0025】1次の遮断特性を有するローパスフィルタ
16で抽出された第2の無指向性マイクロホンユニット
15の低域成分は、ローパスフィルタ16により、単一
指向性を形成するに最適な遅延処理が施され、この信号
を減算器17でラインマイクロホン10の出力から減算
することにより、ラインマイクロホン10の高域の指向
性(図5)を悪化することなく、低域に単一指向性が導
入される。このような本実施例の構成による超指向性マ
イクロホンの指向特性は、先に説明した従来例と同様、
図6に示すような指向特性が得られる。ローパスフィル
タとしては1次の遮断特性を有するものだけが適切な遅
延量を与えることができる。この理由は以下に説明す
る。
【0026】図7に、図1に示した180゜方向からの
入射音波に対するラインマイクロホン10の感度特性を
示す。同図(a)が振幅特性、(b)が第2の無指向性
マイクロホン15との位相差である位相特性を示してい
る。この図7(b)の位相特性は、第2の無指向性マイ
クロホン15より遅れてラインマイクロホン10に音波
が到来することによる空間伝播の遅延を、位相差という
数値で表したことに相当する。また、図8に、一次の遮
断特性を有するローパスフィルタ16の伝達特性を示
す。同図(a)は振幅特性、(b)は位相特性を示して
いる。この図7と図8を対比すると、1kHz以下の低
域において、この両者の特性が非常によく近似している
ことがわかる。
【0027】図7の位相特性と図8の位相特性が近似し
ているということは、一次の遮断特性を有するローパス
フィルタ16が、空間伝播による遅延を補償するための
遅延器として十分な性能を持っていることを示してい
る。さらに、図7の振幅特性と図8の振幅特性が近似し
ているということは、従来例のような複雑なフィルタリ
ング処理をせずとも、ただ単に、この両者の出力を減算
することにより、ラインマイクロホン10の高域特性を
乱すことなく、低域にのみに単一指向性を導入できるこ
とを示している。
【0028】よって、ラインマイクロホン10の出力か
ら、一次の遮断特性を有するローパスフィルタ16で処
理した第2の無指向性マイクロホンユニット15の出力
を減ずることにより、180゜方向の出力を零とする単
一指向性の指向特性を低域にのみ導入できることがわか
る。
【0029】本発明の構成によれば、第2の無指向性マ
イクロホン15の出力を1次のローパスフィルタ16で
処理し、ラインマイクロホン10の出力から減算するだ
けで、低域に単一指向性が導入され、従来例の図4とは
異なる構成でありながら、従来例と同様、図6の指向特
性が得られる。これは1次のローパスフィルタ16が、
低域周波数成分の抽出だけでなく、単一指向性を導入す
るための遅延器としても、ちょうどうまく動作している
ためである。1次のローパスフィルタを用い、そのカッ
トオフ周波数をラインマイクロホン10の指向性が出現
し始める周波数付近(長さ10cmの音響管を用いた本
実施例では400〜800Hz)に合わせるだけで、図
1の実施例のような簡単な構成で、図4の従来例の構成
と全く同じ効果が得られる。
【0030】以上のように、本実施例によれば、ライン
マイクロホン10と、ラインマイクロホン10の背後に
設けた第2の無指向性マイクロホンユニット15と、第
2の無指向性マイクロホンユニット15の出力をフィル
タリング処理する、1次の遮断特性を有するローパスフ
ィルタ16と、ラインマイクロホン10の出力からロー
パスフィルタ16の出力を減算して外部に出力する減算
器17とを有して超指向性マイクロホンを構成すること
により、単一指向性マイクロホンユニット、ハイパスフ
ィルタを用いずに、広い周波数帯域にわたって優れた指
向性を有する超指向性マイクロホンを、特性のばらつき
少なく、安価に実現することができる。
【0031】次に第2の実施例を説明する。図2は本発
明の第2の実施例における超指向性マイクロホンを示す
ブロック図である。図2において、21はカットオフ周
波数の調節機能を備えた1次の遮断特性を有するローパ
スフィルタであり、図1のローパスフィルタ16がこの
ローパスフィルタ21に置き換えられた以外は、図1に
示した第1の実施例と同様の構成であり、動作について
も同様である。
【0032】この実施例では、音響抵抗13のバラツキ
によるラインマイクロホン10の特性の変化を、ローパ
スフィルタ21のカットオフ周波数の調整で吸収しよう
とするものである。具体的には、ローパスフィルタ21
に設けられた可変抵抗器22の抵抗値を可変することに
より、容易に上記した調整が可能である。音響抵抗13
の抵抗値が大きく、比較的低域までラインマイクロホン
10の指向性が得られている場合にはカットオフ周波数
を低く、また、音響抵抗13の抵抗値が小さく、低域の
指向性が得られていない場合にはカットオフ周波数を高
く設定することで、ラインマイクロホン10の特性のバ
ラツキによる特性悪化を補償できることが実験により明
らかになっており、本実施例の構成により、上記補償を
適宜施しながら、図6に示したような指向特性が得られ
る。
【0033】特性の揃ったラインマイクロホン10を製
造するには、音響抵抗13を厳密に選別する必要があ
り、極めてコストの高いものになる。そこで、本実施例
のような、ラインマイクロホン10の特性に合わせてロ
ーパスフィルタ21のカットオフ周波数を調整するとい
う構成を採ることにより、ラフな工程で製造された安価
なラインマイクロホンが使用できるようになり、さらに
安価に超指向性マイクロイホンが実現できる。
【0034】以下に第3の実施例を説明する。図3は本
発明の第3の実施例における超指向性マイクロホンを示
すブロック図である。図3において、31は音響管11
に取り付けられたロッド、32は第2の無指向性マイク
ロホンツニット15に設置された固定具であり、ロッド
31と固定具32が新たに設けられた以外は、図1に示
した第1の実施例と同様である。
【0035】この実施例では、ラインマイクロホン10
の特性のバラツキを、第2の無指向性マイクロホンユニ
ット15の移動で吸収しようとするものである。音響抵
抗13の抵抗値が大きく、比較的低域までラインマイク
ロホン10の指向性が得られている場合には、固定具3
2をロッド31に対してスライドさせて、第2の無指向
性マイクロホンユニット15をラインマイクロホン10
から遠ざけ、また、音響抵抗13の抵抗値が小さく、低
域の指向性が得られていない場合には、固定具32をロ
ッド31に対してスライドさせて、第2の無指向性マイ
クロホンユニット15をラインマイクロホン10に近づ
けて設置することで、ラインマイクロホン10の特性の
バラツキによる特性悪化を補償できることが実験により
明らかになっている。このように、本実施例の構成を採
ることにより、上記補償を適宜施しながら、図6に示し
たような指向特性が得られる。
【0036】以上のように、この図3に示した実施例で
は、図2の実施例のようにローパスフィルタ21に設け
た可変抵抗器22を使う必要がないため、図2の実施例
よりも、さらに安価に超指向性マイクロイホンが実現で
きる。
【0037】なお、本発明は上記した各実施例の構成の
みに限定されず、例えば第2と第3の実施例の構成を組
み合わせて構成することも可能である。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ライン
マイクロホンと、第2の無指向性マイクロホンユニット
と、1次の遮断特性を有するローパスフィルタと、減算
器とを用いた構成とすることにより、広い周波数帯域に
わたって優れた指向性を有する超指向性マイクロホン
を、安価に特性のばらつき少なく供給できるものであ
る。
【0039】さらに、ローパスフィルタにカットオフ周
波数の調整機能を持たせることにより、ラインマイクロ
ホンの特性のばらつきをも補償することが可能となり、
さらに、特性ばらつきの少ない超指向性マイクロホンを
実現している。
【0040】さらに、第2の無指向性マイクロホンユニ
ットに位置調節機能を設けることにより、ラインマイク
ロホンの特性のばらつきを、さらに安価に補償すること
を可能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る超指向性マイクロ
ホンのブロック図
【図2】本発明の第2の実施例に係る超指向性マイクロ
ホンのブロック図
【図3】本発明の第3の実施例に係る超指向性マイクロ
ホンのブロック図
【図4】従来の超指向性マイクロホンのブロック図
【図5】従来例および本発明に係るラインマイクロホン
の指向特性図
【図6】従来例および本発明に係る超指向性マイクロホ
ンの指向特性図
【図7】従来例および本発明に係るラインマイクロホン
の、180゜方向から入射する音波に対する感度特性図
【図8】本発明の実施例に係る1次の遮断特性を有する
ローパスフィルタの伝達特性図
【符号の説明】
11 音響管 12a〜12d スリット状の開孔部 13 音響抵抗 14 第1の無指向性マイクロホンユニット 15 第2の無指向性マイクロホンユニット 16 ローパスフィルタ 17 減算器 21 ローパスフィルタ 22 可変抵抗器 31 ロッド 32 固定具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】漏洩のある音響管と、前記音響管の一端に
    設けられた、前記音響管内部を伝播してくる音波を収音
    する第1の無指向性マイクロホンユニットとから構成さ
    れたラインマイクロホンと、前記第1の無指向性マイク
    ロホンユニットの背後に設けられた第2の無指向性マイ
    クロホンユニットと、前記第2の無指向性マイクロホン
    ユニットの出力をフィルタリング処理する1次の遮断特
    性を有するローパスフィルタと、前記ラインマイクロホ
    ンに内蔵された前記第1の無指向性マイクロホンユニッ
    トの出力から、前記ローパスフィルタの出力を減算し、
    減算結果を外部に出力する減算器とを有することを特徴
    とする超指向性マイクロホン。
  2. 【請求項2】漏洩のある音響管と、前記音響管の一方の
    端に設けられた、前記音響管内部を伝播してくる音波を
    収音する第1の無指向性マイクロホンユニットとから構
    成されたラインマイクロホンと、前記第1の無指向性マ
    イクロホンユニットの背後に設けられた第2の無指向性
    マイクロホンユニットと、前記第2の無指向性マイクロ
    ホンユニットの出力をフィルタリング処理し、かつ、カ
    ットオフ周波数の調整機能を持たせた1次の遮断特性を
    有するローパスフィルタと、前記ラインマイクロホンに
    内蔵された前記第1の無指向性マイクロホンユニットの
    出力から、前記ローパスフィルタの出力を減算し、減算
    結果を外部に出力する減算器とを有することを特徴とす
    る超指向性マイクロホン。
  3. 【請求項3】漏洩のある音響管と、前記音響管の一方の
    端に設けられた、前記音響管内部を伝播してくる音波を
    収音する第1の無指向性マイクロホンユニットとから構
    成されたラインマイクロホンと、前記第1の無指向性マ
    イクロホンユニットの背後に設けられ、かつ音響管の軸
    方向に沿って移動可能に配設された第2の無指向性マイ
    クロホンユニットと、前記第2の無指向性マイクロホン
    ユニットの出力をフィルタリング処理する1次の遮断特
    性を有するローパスフィルタと、前記ラインマイクロホ
    ンに内蔵された前記第1の無指向性マイクロホンユニッ
    トの出力から、前記ローパスフィルタの出力を減算し、
    減算結果を外部に出力する減算器とを有して構成された
    ことを特徴とする超指向性マイクロホン。
JP25844695A 1995-10-05 1995-10-05 超指向性マイクロホン Pending JPH09102995A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010206526A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 背面感度抑圧型狭指向性マイクロホン及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010206526A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 背面感度抑圧型狭指向性マイクロホン及びその製造方法

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