JPH09102471A - プラズマ発生源、プラズマcvd装置およびプラズマcvd方法 - Google Patents

プラズマ発生源、プラズマcvd装置およびプラズマcvd方法

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JPH09102471A
JPH09102471A JP7259078A JP25907895A JPH09102471A JP H09102471 A JPH09102471 A JP H09102471A JP 7259078 A JP7259078 A JP 7259078A JP 25907895 A JP25907895 A JP 25907895A JP H09102471 A JPH09102471 A JP H09102471A
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antenna
plasma
plasma cvd
substrate
metal
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JP7259078A
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Shingo Kadomura
新吾 門村
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誘導結合プラズマ発生源を用いて、Ti等の
金属系膜の成膜を安定に施すことが可能なプラズマCV
D装置およびプラズマCVD方法を提供する。 【解決手段】 誘導結合RFアンテナ3の占有領域外の
べルジャ1の外側面に接し、容量結合RFアンテナ7を
併設する。両アンテナに供給するRF電力の位相を18
0°ずらせてもよい。 【効果】 べルジャ1の閉鎖端面2の誘電体材料部分の
内側をスパッタリングしつつ成膜するので、この誘電体
材料部分への金属系膜の付着が防止できる。したがっ
て、プラズマ発生源11のプラズマ密度の低下がなく、
安定な金属系膜のプラズマCVDを継続できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置等の製造
工程に用いられるプラズマ発生源、プラズマCVD装置
およびプラズマCVD方法に関し、さらに詳しくは、誘
電体材料からなるべルジャ壁外部にRFアンテナを設置
する高密度プラズマ発生源を用い、金属系膜の安定な成
膜を可能とするプラズマ発生源、プラズマCVD装置お
よびプラズマCVD方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LSI等の半導体装置のデザインルール
がクォータミクロンあるいはそれ以下のレベルへと微細
化し、かつ多層配線構造が多用されるに伴い、配線層間
を接続するための接続孔のアスペクト比は増大する傾向
にある。例えば、0.2μmルールの半導体装置におい
ては、接続孔の開口径0.2μmに対し、層間絶縁膜の
厚さは1μm近くあるので、アスペクト比は5に達する
場合がある。かかる微細で高アスペクト比の接続孔によ
り、信頼性の高い多層配線構造を達成するには、接続孔
内にオーミックコンタクト用のTi層と、配線材料の拡
散を防止するバリアメタルであるTiN層やTiON層
をコンフォーマルに形成した後、Al系金属の高温スパ
ッタリングや、Wの選択CVDやブランケットCVDに
より、上層配線材料やコンタクトプラグで接続孔を充填
する方法が採用される。
【0003】通常、Ti層やTiN層を形成するには、
Ti金属をターゲット材料としたスパッタリングや、反
応性スパッタリングが行われる。中でも例えば特開平6
−140359号公報に開示されている、スパッタリン
グ粒子の垂直入射成分を高めたコリメーション・スパッ
タリングが注目されているが、ステップカバリッジに優
れたこの方法も、アスペクト比が5にも達する微細接続
孔内にコンフォーマルに成膜することは困難である。こ
の問題を図4および図5(a)〜(d)を参照して説明
する。
【0004】図4はコリメーション・スパッタリング装
置の一構成例を示す概略断面図である。基板ステージ1
4に載置された被処理基板13に対向して、Ti金属材
料からなるターゲット31を配置し、ガス導入孔(図示
せず)からArやN2 等のガスを導入し、スパッタリン
グチャンバ13内を所定の減圧雰囲気にした後、ターゲ
ット31にRF電力を印加する。ターゲットからスパッ
タされたTi粒子は、被処理基板10とターゲット11
の中間位置に配設されたコリメータ33を通過してその
ままTi金属として、あるいはN2 と反応してTiNと
なり被処理基板13上に堆積する。コリメータ33は、
被処理基板13の表面に対し垂直の方向に、多数の貫通
孔が高開口率に開口した構造を有する多孔板であり、被
処理基板への垂直入射粒子成分を増大する、セラミック
スや金属からなる部材である。なお同図では、真空ポン
プや基板加熱機構等の細部は図示を省略する。
【0005】このコリメーション・スパッタリング装置
を用いて、接続孔が形成された被処理基板上にTi層お
よびTiN層を形成するプロセスを図5(a)〜(d)
を参照して説明する。まず、不純物拡散層(図示せず)
等の能動素子が形成されたSi等の半導体基板21上に
SiO2 等からなる1μmの厚さの層間絶縁膜22を形
成し、不純物拡散層に臨む0.2μm径の接続孔23を
開口する。図5(a)に示すこのサンプルを被処理基板
とする。同図では、説明のために縦方向と横方向の倍率
は異なって図示している。次にこの被処理基板13を2
00℃に加熱した基板ステージ9上に載置し、Arを2
5sccm、チャンバ内圧力0.2Pa、RF電力8k
wのスパッタリング条件でTi層26を10nm形成し
て図5(b)に示す状態とする。つぎにN2 を同じく2
5sccm追加して導入した他は同じスパッタリング条
件で、TiN層27を10nm形成する。このとき、図
5(c)に示すように、接続孔33上のTiN層27は
オーバーハング形状に堆積し、接続孔23底部の周辺部
は薄く形成される。この状態でAl系金属層25を高温
スパッタリング等により形成すると、図5(d)に示す
ようにボイド28が発生し、コンタクトプラグの信頼性
に問題が生じる場合がある。ボイド28は、Al系金属
層のスパッタリングの代わりにWのCVDを採用する場
合にも、同じように発生する。
【0006】コリメーション法をも含めたこれらスパッ
タリングにおけるステップカバレッジの問題を解決する
ため、TiCl4 を用いたプラズマCVDが、例えば、
半導体・集積回路技術第44回シンポジウム講演論文
集、p.31(1993)に報告されている。TiCl
4 を原料ガスとして用いるこの方法は、H2 還元による
Ti層と、さらにこのガス系にN2 を添加して、TiN
層を連続して成膜することが可能である。このため、例
えば特開平6−61229号公報に開示されている有機
Ti系ガスを原料ガスとするCVD法に比較して、残留
炭素による比抵抗の上昇がなく、低抵抗のTi金属系膜
を形成できることから、実用化が期待されている。
【0007】TiCl4 を原料ガスとするプラズマCV
DによるTi金属系膜の成膜は、TiCl4 を高効率に
2 還元することが重要であり、Hラジカル(H* )を
十分に供給するために従来より高密度プラズマであるE
CR(Electron Cyclotron Res
onance)プラズマ発生源を用いたプラズマCVD
方法が提案されている。しかしECRプラズマ発生源
は、ECR面において2.45GHzの電界と共鳴する
0.0875Tの強磁場を必要とするため、ECR面か
らの発散磁界は被処理基板上でも0.001T程度存在
する。すなわち、プラズマ中で発生した活性種がこの発
散磁界に誘導され、被処理基板の周辺部では斜めに入射
するため、被処理基板の中心部と周辺部とではステップ
カバレッジが不均一となる等の問題がある。
【0008】そこで高密度プラズマ発生源のうちでも、
誘導結合プラズマ(Inductively Coup
led Plasma)発生源やヘリコン波プラズマ発
生源のように、被処理基板上では原理的に磁場が存在し
ないか、あるいは弱磁場のみ存在するプラズマ発生源が
ステップカバレッジの均一性の面から期待される。しか
しながら、これらのプラズマ発生源は誘電体材料からな
る壁面を介してRFアンテナからの電界を供給する電磁
誘導方式であるから、Ti金属系膜が誘電体材料からな
る壁面内部にも付着すると、Ti金属系膜によりRF電
界がシールドされ、高密度プラズマを維持できないか、
甚だしい場合にはプラズマが消滅する場合がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、金属ソースガスを用いても安定な高密度プラズマを
継続して発生しうる誘導結合型のプラズマ発生源を提供
することである。
【0010】また本発明の課題は、上述したプラズマ発
生源を用いて、金属ソースガスによる安定な高密度プラ
ズマCVDを施すことができる誘導結合型のプラズマC
VD装置を提供することである。
【0011】さらにまた本発明の課題は、上述したプラ
ズマCVD装置を用いて、均一でステップカバレッジの
よいTi等の金属系膜を形成しうるプラズマCVD方法
を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のプラズマ発生源
は、上述の課題を解決するために提案するものであり、
解放端面と、誘電体材料からなる閉鎖端面と、少なくと
も1部分が導電材料からなる円周側面と、を有するべル
ジャと、べルジャの閉鎖端面の外部に隣接した誘導結合
RFアンテナと、べルジャの閉鎖端面の外部に隣接する
とともに、誘導結合RFアンテナの占有領域外に配設し
た容量結合RFアンテナと、誘導結合RFアンテナに印
加する誘導結合RFアンテナ電源と、容量結合RFアン
テナに印加する容量結合RFアンテナ電源とを有するこ
とを特徴とするものである。
【0013】さらに本発明のもう1つのプラズマ発生源
は、解放端面と、閉鎖端面と、誘電体材料からなる円周
側面と、を有するべルジャと、円周側面の外周に隣接し
た誘導結合RFアンテナと、円周側面の外周に隣接する
とともに、前記誘導結合RFアンテナの占有領域外に配
設した容量結合RFアンテナと、誘導結合RFアンテナ
に印加する誘導結合RFアンテナ電源と、容量結合RF
アンテナに印加する容量結合RFアンテナ電源とを有す
ることを特徴とするものである。
【0014】後者のプラズマ発生源の好ましい実施態様
においては、誘導結合RFアンテナおよび容量結合RF
アンテナのさらに外周に配設した磁場印加手段を有する
ことを特徴とする。この場合、誘導結合アンテナの形状
を選ぶことにより、ヘリコン波モードのプラズマ発生源
とすることが可能である。
【0015】いずれのプラズマ発生源においても、その
好ましい実施態様においては誘導結合RFアンテナ電源
と容量結合RFアンテナ電源とは同一周波数であるとと
もに、その位相が異ならしめる位相回転手段をさらに有
することを特徴とする。位相差としては例えば90°、
180°および270°等が選ばれる。
【0016】つぎに本発明のプラズマCVD装置は、上
述したいずれかのプラズマ発生源を有し、そのべルジャ
の閉鎖端面に連接するとともに、被処理基板を載置した
基板ステージを内部に配設したプラズマCVD室を有す
ることを特徴とするものである。なおプラズマCVD装
置の装置構成によっては、プラズマ発生源とプラズマC
VD室が一体となり構成される場合もありうる。かかる
プラズマCVD装置の場合には、誘導結合RFアンテナ
が配設される側をプラズマ発生源、基板ステージが配設
される側をプラズマCVD室と呼ぶこととする。本発明
のプラズマCVD装置は、この基板ステージに基板バイ
アスを印加しうる、基板バイアス電源を有することが望
ましい。
【0017】さらに本発明のプラズマCVD方法は、上
述したプラズマCVD装置を用い、少なくとも金属ソー
スガスと、Arガスを含む混合ガスにより、べルジャ内
壁の特に誘電体材料部分ををスパッタリングしつつ、被
処理基板上に金属系膜を形成することを特徴とするもの
である。
【0018】本発明の好ましい実施態様においては、金
属ソースガスはTiCl4 であり、べルジャ内壁をスパ
ッタリングしつつ、被処理基板上にTi金属系膜を形成
することを特徴とする。Ti金属系膜としては、例えば
Ti、TiNおよびTiON等の導電膜であるが、他に
TiCやTiB等の化合物もやTiW等の合金も考えら
れる。
【0019】つぎに作用の説明に移る。本発明のプラズ
マ発生源はべルジャの誘電体材料窓外部に隣接して、誘
導結合RFアンテナと容量結合RFアンテナを設けた点
に特徴を有する。誘導結合RFアンテナにより、べルジ
ャ内には従来通りの誘導結合プラズマあるいはヘリコン
波プラズマを発生するとともに、容量結合RFアンテナ
の発生する電界により容量結合モードのプラズマをも発
生することが可能となる。この際、双方のRFアンテナ
電源の周波数が同じ場合には、双方のRFアンテナの相
互干渉を回避するためにフェイズシフタ等で双方のRF
の位相を例えば180°異ならしめれば、安定な高密度
プラズマが得られる。双方のRFアンテナ電源の周波数
が異なる場合や、双方のRFアンテナ電源を交互間欠的
に印加する場合は、位相制御は必ずしも必要でない。
【0020】かかるRFアンテナ構成によれば、べルジ
ャ内壁面、とりわけ誘電体材料面をスパッタリングしつ
つ高密度プラズマを発生することが可能となる。なおべ
ルジャの誘電体材料は通常石英であるが、石英のスパッ
タリングを防止する必要がある場合には、容量結合RF
アンテナ電源出力を適宜制御すればよい。べルジャの誘
電体材料をアルミナで構成すれば、スパッタリング耐性
を高めることができる。石英の表面にアルミナをコーテ
ィングしたべルジャ構造でも同様の効果が得られる。ま
たべルジャの誘電体材料にチタニア(TiO2 )を用い
れば、Ti金属系膜を成膜する際の他種金属材料の混入
を防止できる。
【0021】つぎに本発明のプラズマCVD装置は、上
述のプラズマ発生源のべルジャ解放端面に連接して被処
理基板を載置した基板ステージを有するプラズマCVD
室を設けることにより、高密度プラズマCVD装置が構
成できるとともに、べルジャ内壁のin−situセル
フクリーニング機能を有するプラズマCVD装置が構築
される。基板ステージに基板バイアス電源を印加しつつ
プラズマCVDをおこなえば、被処理基板面をスパッタ
リングしつつ成膜できるので、金属系膜の膜質の緻密化
やステップカバレッジを向上することができる。
【0022】さらに本発明のプラズマCVD方法は、上
述したプラズマCVD装置により、金属ソースガスとA
rガスを含む混合ガスを用い、被処理基板上に金属系膜
を形成することが可能である。この際べルジャの内壁を
Ar+ によりスパッタリングしながら成膜するので、べ
ルジャ内壁は常時クリーニングされている状態となり、
べルジャ内壁への金属系膜の付着は防止される。また誘
導結合RFアンテナへの印加電力を制御することによ
り、べルジャ内壁そのもののスパッタリングを防止する
ことが可能である。誘導結合プラズマCVD装置におい
ては、被処理基板上での磁界強度は原理的に0または極
く微弱であり、活性種は被処理基板全面にわたり垂直に
入射するので、堆積膜の非対称や不均一は発生しない。
【0023】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例につき添付図面
を参照して説明する。なお以下の実施例の図面中、従来
技術の説明に供した図面中と同様の構成部分には、同じ
参照番号を付すものとする。
【0024】実施例1 本実施例は、べルジャの閉鎖端面を誘電体材料で形成
し、この外部に接して誘導結合RFアンテナと容量結合
RFアンテナとを配設してプラズマ発生源およびプラズ
マCVD装置を構成した例であり、これを図1(a)〜
(b)を参照して説明する。
【0025】本発明のプラズマCVD装置は、図1
(a)にその概略断面図を示すようにプラズマ発生源1
1とプラズマCVD室12により大略構成されている。
プラズマ発生源11は、石英等の誘電体材料からなる天
板すなわち閉鎖端面2を有するべルジャ1と、この閉鎖
端面2の外部に隣接した誘導結合RFアンテナ3および
容量結合RFアンテナ7を有する。図1(b)はべルジ
ャ1の概略平面図であり、閉鎖端面2の外部に隣接配置
した平面らせん状の誘導結合RFアンテナ3と、その占
有領域外すなわち閉鎖端面2の周縁部に配設した平面リ
ング状の容量結合RFアンテナ7のレイアウトを示すも
のである。誘導結合RFアンテナ3には、位相回転手段
としてのフェーズシフタ4およびマッチングネットワー
ク5を介して誘導結合RFアンテナ電源6が、また容量
結合RFアンテナ7にはブロッキングコンデンサ、フェ
ーズシフタ8およびマッチングネットワーク9を介して
誘導結合RFアンテナ電源10が共に接続されている。
べルジャ1の円周側面は、Al2 3 被膜処理したAl
ブロックで形成され、容量結合RFアンテナ7の一方の
電極あるいはその一部を構成している。このAlブロッ
クには図示しないヒータが内蔵されており、その内壁面
を500℃まで加熱可能である。
【0026】べルジャ1の解放端面にはプラズマCVD
室12が連接されている。このプラズマCVD室12内
部には、プラズマ発生源11に臨んで被処理基板13を
載置した基板ステージ14が配設されており、この基板
ステージ14には例えば13.56MHzの基板バイア
ス電源15が接続されている。また基板ステージ14は
図示しない静電チャック機構、ヒータおよび温度センサ
等が内蔵され、被処理基板13を所望の温度に制御可能
である。
【0027】本プラズマCVD装置のガス導入系は2系
統あり、1つはプラズマ発生源11のべルジャ1上部に
ある、主にH2 、N2 、O2 やAr等を導入するガスノ
ズル16である。もう1つはプラズマCVD室12の基
板ステージ14上部を円周状に囲むガスリング17であ
り、ここからは主としてTiCl4 等の金属ソースガス
が導入される。なお同図ではゲートバルブ、被処理基板
搬送系や真空ポンプ等の装置細部は図示を省略する。
【0028】同装置によれば、通常の誘導結合プラズマ
CVD装置の構成に加え、容量結合RFアンテナ7を装
備したことにより容量結合モードのプラズマをも併用す
ることが可能である。したがって、べルジャ1の石英か
らなる解放端面2内面に付着する金属系膜をスパッタリ
ング除去しつつ被処理基板13上に金属系膜を形成でき
るので、プラズマ発生源11のプラズマ密度が低下する
ことがなく、安定な金属系膜のプラズマCVDが可能で
ある。
【0029】つぎに上述したプラズマCVD装置を用
い、被処理基板上にTi金属系膜を形成した例を図3
(a)〜(c)を参照して説明する。本実施例で採用し
た被処理基板は、図3(a)に示すように例えば8イン
チ径のSi等の半導体基板21上の層間絶縁膜22に、
接続孔23が形成されたものである。半導体基板21上
の不純物拡散層等の能動素子は図示を省略する。接続孔
23の直径および層間絶縁膜22の厚さは例えば0.2
μmおよび1.0μmであり、接続孔23のアスペクト
比は5.0である。
【0030】この被処理基板の接続孔23底部に露出す
る不純物拡散層上の自然酸化膜を希HF水溶液洗浄等で
除去した後、図1に示したプラズマCVD装置の基板ス
テージ14上に載置し、一例として下記条件によりまず
Ti膜を例えば10nm堆積する。 ガスノズル16より H2 100 sccm Ar 100 sccm ガスリング17より TiCl4 5 sccm ガス圧力 0.13 Pa 誘導結合RFアンテナ電源 3000 W(13.56
MHz) 容量結合RFアンテナ電源 1000 W(13.56
MHz) 基板ステージ温度 450 ℃
【0031】続けて下記条件によりTiN膜を例えば同
じく10nm堆積する。 ガスノズル16より H2 20 sccm Ar 100 sccm N2 20 sccm ガスリング17より TiCl4 5 sccm ガス圧力 0.13 Pa 誘導結合RFアンテナ電源 3000 W(13.56
MHz) 容量結合RFアンテナ電源 1000 W(13.56
MHz) 基板ステージ温度 450 ℃
【0032】以上のプラズマCVD工程では、誘導結合
RFアンテナ3および容量結合RFアンテナ7に印加す
るRF電源の位相は180°ずらせたものである。Ti
膜およびTiN膜の積層からなるTi金属系膜24が形
成された状態を図1(b)に示す。Ti金属系膜24は
ステップカバレッジ良くコンフォーマルに形成される。
【0033】次に本プラズマCVD装置に不図示のゲー
トバルブを介して連接したスパッタリング装置に被処理
基板13を搬送し、公知の高温スパッタリングによりA
l系金属層25を形成し、接続孔23内部を埋め込む。
Ti金属系膜24にオーバーハングがないことから、A
l系金属層25はボイドを発生することなく接続孔23
内を充填し、しかもその表面は平坦に形成することがで
きた。この状態を図3(c)に示す。
【0034】本実施例によれば、誘導結合RFアンテナ
3の周縁部に設置した容量結合RFアンテナ4によりべ
ルジャ1の誘電体材料からなる閉鎖端面2の内側をスパ
ッタリグしながら被処理基板13上にTi金属系膜24
を堆積する。したがって、閉鎖端面2の内側にTi金属
系膜が付着することなく、高密度の誘導結合プラズマを
維持したプラズマCVDが可能である。
【0035】実施例2 本実施例は、べルジャの円周側面を誘電体材料で形成
し、この外部に接して誘導結合RFアンテナと容量結合
RFアンテナおよび磁場印加手段とを配設してプラズマ
発生源およびプラズマCVD装置を構成した例であり、
これを図2(a)〜(b)を参照して説明する。
【0036】本発明のプラズマCVD装置は、図2
(a)にその概略断面図を示すようにプラズマ発生源1
1とプラズマCVD室12により大略構成されている。
プラズマ発生源11は、石英等やアルミナ等の誘電体材
料からなる円周側面を有するべルジャ1と、この円周側
面の外部に隣接した誘導結合RFアンテナ3および容量
結合RFアンテナ7を有する。図2(b)はべルジャ1
の概略斜視図であり、円周側面の外部に隣接配置したル
ープ状の誘導結合RFアンテナ3と、誘導結合RFアン
テナ3と交叉しないようにその占有領域外に配設した平
板状の容量結合RFアンテナ7のレイアウトを示すもの
である。誘導結合RFアンテナ3のさらに下部に別の容
量結合RFアンテナを配設してもよい。誘導結合RFア
ンテナ3にはフェーズシフタ4およびマッチングネット
ワーク5を介して誘導結合RFアンテナ電源6が、また
容量結合RFアンテナ7にはブロッキングコンデンサ、
フェーズシフタ8およびマッチングネットワーク9を介
して誘導結合RFアンテナ電源10が共に接続されてい
る。
【0037】誘導結合RFアンテナ3および容量結合R
Fアンテナ7のさらに外周には、磁界発生手段としての
ソレノイドコイルアッセンブリ18が配設されている。
このソレノイドコイルアッセンブリ18は、べルジャ1
内のヘリコン波の伝播に寄与する内周コイルと、発生し
たヘリコン波プラズマの輸送に寄与する外周コイルから
なっている。
【0038】べルジャ1の解放端面にはプラズマCVD
室12が連接されている。このプラズマCVD室12内
部には、プラズマ発生源11に臨んで被処理基板13を
載置した基板ステージ14が配設されており、この基板
ステージ14には例えば13.56MHzの基板バイア
ス電源15が接続されている。また基板ステージ14は
図示しない静電チャック機構、ヒータおよび温度センサ
等が内蔵され、被処理基板13を所望の温度に制御可能
である。なお符号19はプラズマCVD室12内にプラ
ズマを閉じ込めるマルチポール磁石である。
【0039】本プラズマCVD装置のガス導入系は2系
統あり、1つはプラズマ発生源11のべルジャ1上部に
は主にH2 、N2 、O2 やAr等を導入するガスノズル
16である。もう1つはプラズマCVD室12の基板ス
テージ14上部を円周状に囲むガスリング17であり、
ここからは主としてTiCl4 等の金属ソースガスが導
入される。なお同図ではゲートバルブ、被処理基板搬送
系や真空ポンプ等の装置細部は図示を省略する。
【0040】同装置によれば、通常の誘導結合プラズマ
の1種であるヘリコン波プラズマCVD装置の構成に加
え、容量結合RFアンテナ7を装備したことにより容量
結合モードのプラズマをも併用することが可能である。
したがって、べルジャ1の円周側面2内面に付着する金
属系膜をスパッタリング除去しつつ被処理基板13上に
金属系膜を形成できるので、プラズマ発生源11のプラ
ズマ密度が低下することがなく、安定な金属系膜のプラ
ズマCVDが可能である。
【0041】つぎに上述したプラズマCVD装置を用
い、被処理基板上にTi金属系膜を形成をおこなった例
を再び図3(a)〜(c)を参照して説明する。本実施
例で採用した図3(a)に示す被処理基板は、前実施例
と同様であるので重複する説明は省略する。
【0042】この被処理基板の接続孔23底部に露出す
る不純物拡散層上の自然酸化膜を希HF水溶液洗浄等で
除去した後、図2に示したプラズマCVD装置の基板ス
テージ14上に載置し、一例として下記条件によりまず
Ti膜を例えば10nm堆積する。 ガスノズル16より H2 100 sccm Ar 100 sccm ガスリング17より TiCl4 5 sccm ガス圧力 0.13 Pa 誘導結合RFアンテナ電源 2500 W(13.56
MHz) 容量結合RFアンテナ電源 1000 W(13.56
MHz) 基板ステージ温度 450 ℃
【0043】続けて下記条件によりTiN膜を例えば同
じく10nm堆積する。 ガスノズル16より H2 20 sccm Ar 100 sccm N2 20 sccm ガスリング17より TiCl4 5 sccm ガス圧力 0.13 Pa 誘導結合RFアンテナ電源 2500 W(13.56
MHz) 容量結合RFアンテナ電源 1000 W(13.56
MHz) 基板ステージ温度 450 ℃ 以上のプラズマCVD工程では、誘導結合RFアンテナ
3および容量結合RFアンテナ4に印加するRF電源の
位相は180°ずらせたものである。Ti膜およびTi
N膜の積層からなるTi金属系膜24が形成された状態
を図1(b)に示す。Ti金属系膜24はここでもステ
ップカバレッジ良くコンフォーマルに形成される。
【0044】次に本プラズマCVD装置に不図示のゲー
トバルブを介して連接したスパッタリング装置に被処理
基板10を搬送し、公知の高温スパッタリングによりA
l系金属層25を形成し、接続孔23内部を埋め込む。
Ti金属系膜24にオーバーハングがないことから、A
l系金属層25はボイドを発生することなく接続孔23
内を充填し、しかもその表面は平坦に形成することがで
きた。この状態を図3(c)に示す。
【0045】本実施例によれば、誘導結合RFアンテナ
3に隣接して設置した容量結合RFアンテナ4により、
べルジャの誘電体材料からなる円周側面2の内側をスパ
ッタリグしながら被処理基板13上にTi金属系膜24
を堆積する。したがって、円周側面2の内側にTi金属
系膜が付着することなく、高密度の誘導結合プラズマを
維持したプラズマCVDが可能である。
【0046】以上、本発明を2例の実施例をもって説明
したが、2例の実施例とも、容量結合RFアンテナを誘
導結合RFアンテナの占有領域外に配設した以外は、基
本的な構成は従来の誘導結合プラズマCVD装置あるい
はヘリコン波プラズマCVD装置と変わりはない。した
がって、いずれも高密度プラズマによる高濃度のH*
供給が可能であり、成膜速度、均一性ともに優れたプラ
ズマCVDが可能である。
【0047】本発明は以上の実施例に限定されるもので
はなく、各種の実施態様が可能である。例えば、実施例
1において誘導結合RFアンテナの形状を平面コイル状
としたが、1ターンのシングルループ状としてもよい。
この場合には誘電体材料からなる閉鎖端面の中央部分に
も容量結合RFアンテナを設置可能である。
【0048】また実施例2において、磁界印加手段とし
てのソレノイドコイルアッセンブリを用いない場合に
は、通常の誘導結合プラズマCVD装置として使用でき
る。この場合には被処理基板上での磁場強度は0となる
か、マルチポール磁石を用いた場合でもその影響による
磁界成分のみとなり、極めて小さくなる。したがって成
膜される金属系膜のステップカバレッジの対称性が向上
する。
【0049】堆積する導電性薄膜としてTiとTiNを
例示したが、TiW、TiONやAl系金属、多結晶シ
リコン等、他の金属や金属化合物、半導体薄膜を堆積す
る際に広く用いることが可能である。また導電性薄膜の
他にも絶縁性薄膜の堆積に用いてもよいことは言うまで
もない。
【0050】実施例では半導体基板との接続孔へのTi
金属系膜形成を例示したが、もちろん多結晶シリコンや
高融点金属ポリサイド等の下層配線上のビアホールへの
Ti金属系膜形成に適用してもよい。
【0051】TiとTiNのソースガスとしてTiCl
4 (mp=−25℃、bp=136℃)を例示したが、
TiF4 (284℃で昇華)やTiBr4 (mp=39
℃、bp=230℃)等の各種ハロゲン化チタンを用い
ることができる。また、有機チタン化合物として、Ti
(N(CH3 2 4 (テトラジメチルアミノチタニウ
ム)やTi(N(C2 5 2 4 (テトラジエチルア
ミノチタニウム)等の使用も可能である。これらのハロ
ゲン化チタンおよび有機Ti化合物は、公知のバーニン
グ法またはキャリアガスを用いた加熱バブリング法でプ
ラズマCVD装置へ導入すればよい。TiCl4 は室温
で液体であり、取り扱いが比較的簡便であることから好
ましく用いることができる。
【0052】TiNのソースガスの一方である窒素系ガ
スとしてN2 を例示したが、NH3、N2 4 等、窒素
原子を有するガスを適宜用いることができる。またソー
スガス中にさらにO2 やNO系ガス等の等酸素系ガスを
添加して、TiONを形成する場合にも本発明の効果は
発揮される。
【0053】またプラズマCVDにおける反応ガス中
に、形成材料のエッチングガスとなるハロゲン系ガスを
添加しておけば、べルジャ内壁面への金属膜付着をさら
に減少でき、パーティクル汚染が低減できる。
【0054】またプラズマと同時に低圧Hgランプやエ
キシマレーザ、ハロゲンランプ等、励起光ビームを照射
する光プラズマCVDに本発明を適用してもよい。この
場合には光照射窓への金属系膜の付着を防ぐため、光照
射窓近傍に別途容量結合RFアンテナを設置してもよ
い。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のプラズマ発生源によれば従来困難であった金属ソース
ガスを使用する場合にも安定した高密度プラズマを連続
的に発生できる。また本発明のプラズマCVD装置によ
れば、上述したプラズマ発生源を用いて金属ソースガス
による安定な高密度プラズマCVDを施す誘導結合プラ
ズマCVD装置を提供できる。さらに本発明のプラズマ
CVD方法によれば、大口径の被処理基板に対し、均一
でステップカバレッジのよいTi金属系膜をはじめとす
る金属系膜を形成することが可能となる。
【0056】上記効果により、本発明はディープ・サブ
ミクロンクラスの微細なデザインルールに基づく多層配
線を有する半導体装置の製造プロセスに寄与するところ
大であり、本発明の産業上の利用価値は高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施例1のプラズマCVD装
置の説明に供する図面であり、(a)はプラズマCVD
装置の概略断面図、(b)はべルジャの概略平面図であ
る。
【図2】本発明を適用した実施例2のプラズマCVD装
置の説明に供する図面であり、(a)はプラズマCVD
装置の概略断面図、(b)はべルジャの概略斜視図であ
る。
【図3】本発明を適用した実施例1および2のプラズマ
CVD方法を、その工程順に示す概略断面図であり、
(a)は半導体基板上の層間絶縁膜に接続孔を開口した
状態、(b)はTi金属系膜を形成した状態、(c)は
さらにAl系金属層を形成した状態である。
【図4】コリメーション・スパッタリング装置の一構成
例を示す概略断面図である。
【図5】従来技術によるプラズマCVD方法を、その工
程順に示す概略断面図であり、(a)は半導体基板上の
層間絶縁膜に接続孔を開口した状態、(b)はTi層を
形成した状態、(c)はさらにTiN層を形成した状
態、(d)はAl系金属層を形成しボイドが発生した状
態である。
【符号の説明】
1 べルジャ 2 閉鎖端面 3 誘導結合RFアンテナ 4、8 フェイズシフタ 5、9 マッチングネットワーク 6 誘導結合RFアンテナ電源 7 容量結合RFアンテナ 10 容量結合RFアンテナ電源 11 プラズマ発生源 12 プラズマCVD室 13 被処理基板 14 基板ステージ 15 基板バイアス電源 16 ガスノズル 17 ガスリング 18 ソレノイドコイルアッセンブリ 19 マルチポール磁石 21 半導体基板 22 層間絶縁膜 23 接続孔 24 Ti金属系膜 25 Al系金属層

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 解放端面と、誘電体材料からなる閉鎖端
    面と、少なくとも1部分が導電材料からなる円周側面
    と、を有するべルジャと、 前記閉鎖端面の外部に隣接した誘導結合RFアンテナ
    と、 前記閉鎖端面の外部に隣接するとともに、前記誘導結合
    RFアンテナの占有領域外に配設した容量結合RFアン
    テナと、 前記誘導結合RFアンテナに印加する誘導結合RFアン
    テナ電源と、 前記容量結合RFアンテナに印加する容量結合RFアン
    テナ電源とを有することを特徴とするプラズマ発生源。
  2. 【請求項2】 解放端面と、閉鎖端面と、誘電体材料か
    らなる円周側面と、を有するべルジャと、 前記円周側面の外周に隣接した誘導結合RFアンテナ
    と、 前記円周側面の外周に隣接するとともに、前記誘導結合
    RFアンテナの占有領域外に配設した容量結合RFアン
    テナと、 前記誘導結合RFアンテナに印加する誘導結合RFアン
    テナ電源と、 前記容量結合RFアンテナに印加する容量結合RFアン
    テナ電源とを有することを特徴とするプラズマ発生源。
  3. 【請求項3】 誘導結合RFアンテナおよび容量結合R
    Fアンテナのさらに外周に配設した、磁場印加手段を有
    することを特徴とする、請求項2記載のプラズマ発生
    源。
  4. 【請求項4】 誘導結合RFアンテナ電源と容量結合R
    Fアンテナ電源とは同一周波数であるとともに、位相回
    転手段を有することを特徴とする、請求項1または2い
    ずれか1項記載のプラズマ発生源。
  5. 【請求項5】 請求項1または2いずれか1項記載のプ
    ラズマ発生源を有し、 べルジャの閉鎖端面に連接するとともに、被処理基板を
    載置した基板ステージを内部に配設したプラズマCVD
    室を有することを特徴とするプラズマCVD装置。
  6. 【請求項6】 基板ステージに印加する基板バイアス電
    源を有することを特徴とする、請求項5記載のプラズマ
    CVD装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のプラズマCVD装置を用
    い、 少なくとも金属ソースガスと、Arガスを含む混合ガス
    により、 べルジャ内壁をスパッタリングしつつ、 被処理基板上に金属系膜を形成することを特徴とするプ
    ラズマCVD方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のプラズマCVD方法にお
    いて、 金属ソースガスはTiCl4 であり、 べルジャ内壁をスパッタリングしつつ、 被処理基板上にTi金属系膜を形成することを特徴とす
    るプラズマCVD方法。
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