JPH09102362A - 複合電気コネクタ - Google Patents

複合電気コネクタ

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JPH09102362A
JPH09102362A JP7284415A JP28441595A JPH09102362A JP H09102362 A JPH09102362 A JP H09102362A JP 7284415 A JP7284415 A JP 7284415A JP 28441595 A JP28441595 A JP 28441595A JP H09102362 A JPH09102362 A JP H09102362A
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Toru Watanabe
亨 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安全性の高い電流供給側コネクタをもつ複合
コネクタを提供することを目的とする。 【構成】 電流供給側コネクタ10とこれに嵌合接続さ
れて電流の供給を受ける電流受側コネクタ30とから成
り、両コネクタのそれぞれが複数に区画されて各区画に
異種の結合部15,16,17を有するものにおいて、
電流供給側コネクタ10のハウジング11はすべての結
合部15,16,17を囲み相手方たる電流受側コネク
タ30の嵌合時に案内をする周壁部14を有し、上記異
種の結合部のうち少なくとも高電流結合部15が対をな
す端子23の間に絶縁材の仕切壁部20を備え、該仕切
壁部20が上記周壁部14の高さ近くまで延びて形成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複合電気コネクタに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】異種のコネクタ、例えば電源用コネク
タ、信号用コネクタ等を個別に設けてこれらをそれぞれ
接続する煩わしさを解消したりあるいはコネクタの小型
化を図る目的で、上記異種のコネクタを一つにまとめた
複合電気コネクタが知られている。
【0003】例えば、特開平4−331959に画像形
成装置用コネクタが開示されており、電流供給側コネク
タのハウジングに幅広に開口せる凹部が形成されその対
向内面に複数の微弱電流端子(接触子)が配列され、ま
た上記凹部に隣接して凸部が設けられてその対向外面高
電流端子(接触子)が配されている。すなわち、二種の
結合部が設けられている。
【0004】一方、電流受側コネクタのハウジングは上
記電流供給側コネクタ凹部に嵌入するブロック状の凸部
が形成されてい、その対向外面に上記微弱電流端子に接
続される複数の接触子が対応して露呈した状態で配列さ
れている。又、これに隣接して上記電流供給側コネクタ
の凸部を受ける凹部が形成され、ここに上記高電流端子
に接続される接触子が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
公知のコネクタにあっては、電流供給側コネクタは、装
置に組込まれている場合には、微弱電流端子及び高電流
端子のいずれも電流供給可能な状態にあり、大きく開口
している凹部に装置の使用者が操作中に誤って指先を中
に入れてしまうと、端子間で短絡して好ましくない事態
を惹起してしまう虞れがある。又、仮に上記電流供給側
コネクタと電流受側コネクタを交換した状態で使用して
も、電流を供給する側となる上記電流受側コネクタの高
電流端子は凸部の外面に露呈して配されているので、こ
れを掴むと高電流端子間で短絡を生じ使用者が高電流を
受けることがあり危険である。
【0006】本発明はかかる問題を解決し、電流供給側
コネクタの取扱いの際における誤った短絡、そして危険
を防止することのできる複合電気コネクタを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の複合電気コネク
タは、電流供給側コネクタとこれに嵌合接続されて電流
の供給を受ける電流受側コネクタとで成っている。電流
供給側コネクタは装置に組込まれると、常に電流供給が
可能な状態にあり、電流受側コネクタの接続に備えてい
る。
【0008】本発明の電流供給側コネクタは、異種の結
合部を有している。異種の結合部とは、例えば、微弱電
流を流すための信号端子、グランド端子、そして高電流
を流すための電源端子等であり、かかる異種の結合部の
端子(接触子)が一つのハウジングに植設されている。
【0009】かかる電流供給側コネクタのハウジング
は、すべての結合部を囲み、かつ相手方たる電流受側コ
ネクタの嵌合時に案内となる周壁部を有している。ま
た、異種の結合部のうち少なくとも高電流を流す結合部
の対をなす端子(接触子)の間に、絶縁材の仕切壁部が
設けられており、該仕切壁部は上記周壁部の高さ近くま
で延びて形成されている。
【0010】このような本発明の電流供給側コネクタで
は、周壁部が設けられていて端子が外側に露呈しないの
で、誤って端子を掴むことがないし、又仕切壁部がある
ために高電流用の対をなす端子間に指先を入れてしまう
ことがなく機器の破壊又は、人体への危険が防止され
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面の図1にもとづき
本発明の実施の形態を説明する。
【0012】図において、符号10が電流供給側コネク
タであり、符号30がこれに嵌合される電流受側コネク
タである。
【0013】電流供給側コネクタ10は絶縁材料より成
るハウジング11の高さ方向中間部に、装置に取りつけ
られるためのフランジ部12を周囲に有し、該フランジ
部12には上記装置さらには相手方たる電流受側コネク
タ30との結合のためのねじを通すための孔13が形成
されている。
【0014】電流供給側コネクタ10が電流受側コネク
タ30と嵌合して互いに接続される結合部は、同図で上
方に開放されており、周囲にはハウジング11の一部を
なす平面形状が略四角形の周壁部14を有している。該
周壁部14には対角をなす内側の二箇所に略半円状をな
すガイド孔18が外方に突出して位置するようにして縦
方向に延びて形成され、後述する相手方の電流受側コネ
クタ30のガイド柱を受け入れるようになっている。こ
の周壁部14の内周形状は電流受側コネクタ30の誤嵌
合を防止するために幅広部A1とテーパ部を経て幅狭部
B1を形成するようにしている。
【0015】上記周壁部14により囲まれた空間には、
上記幅広部A1の領域には電源端子結合部15、幅狭部
B1の領域には信号端子結合部16そして両者の間には
接地端子結合部17が設けられている。
【0016】高電流を流す電源端子結合部15は、電源
端子を支持する絶縁材から成る支持部19,19が対向
するように周壁部14の内側面に近接して設けられてお
り、この二つの支持部19,19には仕切壁部20が配
設されている。該仕切壁部20は、周壁部14の周縁に
近い高さまで延びており、両面には縦方向に延びる補強
用リブ21を有している。仕切壁部20の両側に位置す
る支持部19には内側に向く溝22が縦方向に延びて形
成され、その中に電源端子23が挿入されている(左側
の支持部19の溝22内の電源端子は図では下方にある
ため見えていない)。さらに、上記支持部19は隣り合
う溝22間に副仕切壁部24を有している。該副仕切壁
部24は図において上記仕切壁部20よりも低くなって
いるが、同じ高さまで延びていてもよい。
【0017】信号端子結合部16は、幅狭部B1の領域
の幅方向中央部に柱状に起立して設けられており、櫛歯
状をなすように複数の縦溝25が両面に形成されてお
り、各縦溝25の下部に信号端子26が挿入されてい
る。
【0018】接地端子結合部17は上記電源端子結合部
15と信号端子結合部16との間に配置されており、平
面形状がコ字状の細い柱部に接地端子28が挿着されて
いる。
【0019】上記電源端子23、信号端子26そして接
地端子28はいずれも図においてハウジング11の下方
から挿入され、各端子23,26,28の接触部の位置
は、高さ方向において、上方から接地端子28、電源端
子23そして次に信号端子26となるように配されてい
る。
【0020】一方、電流受側コネクタ30は、上述した
電流供給側コネクタ10に嵌合するに好適な形態をなし
ている。平面形状が略四角形のハウジング31の下部に
はフランジ部32が設けられており、該ハウジング31
の対角の隅に設けられたガイド柱33が電流供給側コネ
クタ10のガイド孔18に挿入されるようにして結合さ
れた際に、上記フランジ部32が電流供給側コネクタ1
0のフランジ部12に当接支持される。
【0021】電流内側コネクタ30は、外形幅が広い幅
広部A2と狭い幅狭部B2とを有し、電流供給側コネク
タ10の幅広部A1と幅狭部B2にそれぞれ対応してい
て誤嵌合のないようになっている。
【0022】幅広部A2の領域では、幅方向中央部に支
持部34が設けられ、該支持部34は外側へ向け開口し
て縦方向に延びる溝35が対向外面に形成され、ここに
は弾性接触部をもつ電源端子36が下方から挿入されて
いる。上記支持部34には中間溝37が形成されてい
て、電源供給側コネクタ10の電源端子結合部15の仕
切壁部20及びその補強用リブ21を受け入れるように
なっている。さらに、該支持部34には、隣接せる溝3
5同士の間にガイド溝38が形成されていて、電源供給
側コネクタ10の副仕切壁部24を受け入れるようにな
っている。
【0023】幅狭部B2の両内面には櫛歯状に溝39が
形成され、該溝39には下方から弾性接触部をもつ信号
端子40が挿着されており、それらの接触部は溝39よ
りも若干突出しており、電流供給側コネクタ10の信号
端子結合部16の対応せる信号端子26と弾性接触する
ようになっている。
【0024】上記幅広部A2と幅狭部B2との境界部に
はコ字状の溝部41が形成され、ここに接地端子42が
挿着されている。
【0025】既述の電流供給側コネクタ10は装置に接
続されていて電流受側コネクタの嵌合によりいつでも電
流を供給できる状態にある。かかる電流供給側コネクタ
10に、装置の使用者が誤って取り扱っても、高電流が
流れる電源端子23同士の間に仕切壁部20、さらには
副仕切壁部24があり周壁部14との間隔が狭くなって
いるので、指先が入ることがなく電源端子23に触れ機
器の破壊又は人体への危険を生じることがない。
【0026】通常、この種のコネクタにあっては、既述
のごとく、接地端子、電源端子、信号端子の順に、いわ
ゆるシーケンス接続されるので、電源端子結合部におけ
る電源端子が開口側に近く配置されており、この電源端
子に触れることが防止される。したがって、他の結合部
には仕切壁を特に設けなくとも周壁部14によりさまた
げられて、さらに奥に配されている信号端子には触れる
ことはない。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上のごとく電源供給側コネ
クタに周壁部を設けると共に、少なくとも高電流結合部
の端子間に仕切壁を設け、該仕切壁を周壁部の高さ近く
まで延ばすこととしたので、使用者が誤って指先を入れ
て端子同士を短絡させて、けがをする等の危険がなくな
る。又、周壁部によりすべての結合部の端子(接触子)
は外側に露呈することもなくなるので、これを掴んで短
絡させてしまうということもなくなる。又、変形させた
り、傷つけたり、よごれにより腐食させたりすることが
なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】 10 電流供給側コネクタ 11 ハウジング 14 周壁部 15 結合部(高電流結合部(電源端子結合部)) 16 結合部(信号端子結合部) 17 結合部(接地端子結合部) 20 仕切壁部 21 補強用リブ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年10月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】上記幅広部A2と幅狭部B2との境界部に
はコ字状の溝部41が形成され、ここに接地端子42が
挿着されている。電源受側コネクタ30のハウジングの
周面は壁面を成しており、電源受側コネクタ30に配設
される接地端子、電源端子、信号端子は外側に露呈する
ことがなくなるので、端子を変形させたり、傷付けた
り、汚れにより腐食したりすることがなく都合がよい。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流供給側コネクタとこれに嵌合接続さ
    れて電流の供給を受ける電流受側コネクタとから成り、
    両コネクタのそれぞれが複数異種の結合部を有するもの
    において、電流供給側コネクタのハウジングはすべての
    結合部を囲み相手方たる電流受側コネクタの嵌合時に案
    内をする周壁部を有し、上記異種の結合部のうち少なく
    とも高電流結合部が対をなす端子の間に絶縁材の仕切壁
    部を備え、該仕切壁部が上記周壁部の高さ近くまで延び
    て形成されていることを特徴とする複合電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 仕切壁部が相手方たる電流受側コネクタ
    の嵌合時に案内をするようになっていることとする請求
    項1に記載の複合電気コネクタ。
  3. 【請求項3】 仕切壁部は補強用リブが設けられている
    こととする請求項1又は請求項2に記載の複合コネク
    タ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000010231A1 (de) * 1998-08-13 2000-02-24 Continental Teves Ag & Co. Ohg Steckverbindung zum anschluss von signal- und stromversorgungsleitungen an einen verbraucher
JP2009064611A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Hirose Electric Co Ltd 電気コネクタ
JP2011008911A (ja) * 2010-08-18 2011-01-13 Buffalo Inc ハードディスク装置

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US6592409B1 (en) 1998-08-13 2003-07-15 Continental Teves Ag & Co., Ohg Plug-in connector for connecting signal and current supply lines to a consumer
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