JP3217132U - 電子機器 - Google Patents

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響 池上
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Abstract

【課題】通信ケーブルと接続された状態にて通信ケーブルに外力が加わった場合でもレセプタクルの破損を防ぐことのできる電子機器を提供する。【解決手段】端子部32と絶縁部33とを含むプラグを有する通信ケーブルの端子部32を挿抜可能なレセプタクル20内蔵する筐体は、レセプタクル20を露出させるための開口と、端子部32がレセプタクル20に挿入された状態において、絶縁部33における対向する2つの上面33U及び下面33Dの各々に対面する上面部11U及び下面部11Dと、を有し、レセプタクル20に対する端子部32の挿抜方向Yから見た状態において、上面部11U及び下面部11Dは開口よりも外側に位置しており、上面部11U及び下面部11Dによって、方向Zへのプラグの移動が規制される。【選択図】図6

Description

本考案は、通信ケーブルのプラグの端子部を挿抜可能なレセプタクルを筐体に内蔵する電子機器に関する。
レセプタクルを筐体に内蔵する携帯型の電子機器としては、例えばスマートフォン、ストレージ装置、モバイルルータ、又はモバイルバッテリ等がある。このような携帯型の電子機器の保護技術として、例えば特許文献1には、外的衝撃からディスクドライブ本体を保護する緩衝部材を筐体内部に備えた携帯型のストレージ装置が記載されている。
特開2011−100512号公報
通信ケーブルのプラグは、端子部とこの端子部の一部を覆う絶縁材料により構成された絶縁部とを含む。この端子部をレセプタクルに挿入した状態にて、レセプタクル先端と通信ケーブルの絶縁部との間に隙間を設けることが、通信ケーブルの規格によって決められている。
一般的な電子機器では、筐体の外周面にレセプタクルを露出させるための開口が形成されている。そのため、この開口から露出するレセプタクルに、通信ケーブルのプラグの端子部を挿入した状態では、上記の隙間分、電子機器の筐体から離れた位置にプラグの絶縁部が配置されることになる。
この状態において、通信ケーブルに対し外力が加わり、例えばレセプタクルの端子群の配置面に垂直な方向にプラグが強く引っ張られた状態になると、プラグに伝わった力がレセプタクルに伝わり、レセプタクルが破損したり、レセプタクルと筐体内の基板との接合部分が破損したりする可能性がある。
通信ケーブルのプラグが破損した場合には、通信ケーブルを交換すればよく、この交換は容易に行うことができる。しかし、レセプタクルが破損した場合には、電子機器を修理に出す必要がある。したがって、ユーザにとっては、修理のためのコストが発生したり、電子機器の使えない時間が発生したりする。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、通信ケーブルと接続された状態にて通信ケーブルに外力が加わった場合でもレセプタクルの破損を防ぐことのできる電子機器を提供することを目的とする。
本考案の電子機器は、端子部と前記端子部の一部を覆う絶縁材料により構成された絶縁部とを含むプラグを有する通信ケーブルの前記端子部を挿抜可能なレセプタクルを筐体に内蔵する電子機器であって、前記筐体は、前記レセプタクルを露出させるための開口と、前記端子部が前記レセプタクルに挿入された状態において、前記プラグの前記絶縁部における対向する2つの第一の面の各々に対面する一対の第一の対面部と、を有し、前記レセプタクルに対する前記端子部の挿抜方向から見た状態において、前記一対の前記第一の対面部は前記開口よりも外側に位置しており、前記一対の前記第一の対面部によって、前記第一の面に垂直な方向への前記プラグの移動が規制されるものである。
本考案によれば、通信ケーブルと接続された状態にて通信ケーブルに外力が加わった場合でもレセプタクルの破損を防ぐことのできる電子機器を提供することができる。
本考案の電子機器の一実施形態である携帯型のストレージ装置100の概略構成を示す外観斜視図である。 図1に示すストレージ装置100と他の電子機器とを通信可能に接続するための通信ケーブル30の概略構成を示す図である。 図1に示すストレージ装置100における凹部11近傍を模式的に示す拡大斜視図である。 図3に示すA−A線の断面模式図である。 図2に示す通信ケーブル30のプラグ31を模式的に示す斜視図である。 図4に示すレセプタクル20に通信ケーブル30の端子部32が挿入された状態を模式的に示す図である。 図1に示すストレージ装置100の変形例であるストレージ装置100Aの概略構成を示す外観斜視図である。 図7に示すストレージ装置100Aの筒状の部材13近傍を模式的に示す斜視図である。 図7に示すストレージ装置100Aの筒状の部材13近傍の変形例を模式的に示す斜視図である。
以下、本考案の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本考案の電子機器の一実施形態である携帯型のストレージ装置100の概略構成を示す外観斜視図である。ストレージ装置100は、「USB(universal serial bus)3.0 Micro−B」の規格により、通信ケーブルを介して、他の電子機器と通信可能に構成されている。
なお、この規格は一例であり、例えば「HDMI(High−Definition Multimedia Interface) TypeA」又は「USB3.1 Type−C」等の別の規格によって、ストレージ装置100と電子機器とが通信可能に構成されていてもよい。
図1に示すように、ストレージ装置100は、ハードィスクドライブ等の構成部品を収容する直方体形状の筐体10を備える。
筐体10の内部には、「USB3.0 Micro−B」の規格に準拠する後述の通信ケーブル30の端子部32(図2参照)を挿抜可能な、「USB3.0 Micro−B」の規格に準拠する後述のレセプタクル20(図3、図4参照)が設けられている。
筐体10の4つの側面のうちの1つの側面10aには、後述の通信ケーブル30の絶縁部33を挿抜可能な大きさの直方体形状の凹部11が形成されており、この凹部11の底面に、筐体10内部のレセプタクル20を露出させるための開口12が形成されている。
筐体10の側面10aは、レセプタクル20に含まれる複数の端子の配置面に垂直な面である。この側面10aに垂直な方向(図1の例では筐体10の長手方向)を方向Yといい、方向Yが、通信ケーブル30の端子部32のレセプタクル20に対する挿抜方向となっている。側面10aに平行な方向のうち、レセプタクル20に含まれる複数の端子が配列されている方向(図1の例では筐体10の短手方向)を方向Xという。方向Yと方向Xに垂直な方向を方向Zという。
方向Yのうち、側面10aからこの反対側の側面に向かう方向Y1を、通信ケーブル30の端子部32のレセプタクル20への挿入方向と言い、方向Y1と逆の方向Y2を、通信ケーブル30の端子部32のレセプタクル20からの抜き取り方向と言う。
図2は、図1に示すストレージ装置100と他の電子機器とを通信可能に接続するための通信ケーブル30の概略構成を示す図である。図2では、通信ケーブル30のうち、ストレージ装置100に挿入される側の端部を示している。
図2に示す通信ケーブル30は、「USB3.0 Micro−B」の規格に準拠するものであり、先端にプラグ31を有している。
プラグ31は、後述するレセプタクル20の形状に対応した開口部を有する導電性部材と、この開口部に配置された複数の端子からなる端子群32a及びこの開口部に配置された複数の端子からなる端子群32bを有する端子部32と、端子部32の一部を覆う樹脂等の絶縁材料から構成された絶縁部33とによって構成されている。
端子群32aに含まれる各端子は同一平面上に配置されており、端子群32bに含まれる各端子は同一平面上に配置されている。端子群32aに含まれる端子の配置面と、端子群32bに含まれる端子の配置面とは平行であり、これらの配置面は、端子部32がレセプタクル20に挿入された状態において、方向Xと方向Yに平行な面(方向Zに垂直な面)となっている。
図3は、図1に示すストレージ装置100における凹部11近傍を模式的に示す拡大斜視図である。図4は、図3に示すA−A線の断面模式図である。
図3に示すように、筐体10の側面10aに形成された凹部11の方向Yに沿って延びる内壁面は、方向Zに垂直な平面であり且つ方向Xに延びる下面部11Dと、方向Zに垂直な平面であり且つ方向Xに延びる上面部11Uと、方向Xに垂直な平面であり且つ方向Zに延びる右側面部11Rと、方向Xに垂直な平面であり且つ方向Zに延びる左側面部11Lと、によって構成されている。下面部11Dと上面部11Uは対向しており、右側面部11Rと左側面部11Lは対向している。凹部11の底面11Bは、下面部11D、上面部11U、右側面部11R、及び左側面部11Lに対して垂直な面である。
図3及び図4に示すように、凹部11の底面11Bには開口12が形成されており、この開口12からは、筐体10の内部に配置されたレセプタクル20が露出している。
レセプタクル20は、外周部材21と、外周部材21の開口部22に配置された端子部23及び端子部24と、を備える。
端子部23は、方向Zに垂直な平面である配置面上に複数の端子が方向Xに並べて配置された構成である。端子部24は、方向Zに垂直な平面である配置面上に複数の端子が方向Xに並べて配置された構成である。端子部23と端子部24は、開口部22において方向Zの一方側(図3及び図4中の上側)に配置されている。端子部23と端子部24に含まれる各端子は、方向Zの他方側(図3及び図4中の下側)に向けて配置されている。
図2に示す通信ケーブル30の端子部32がレセプタクル20に挿入された状態では、通信ケーブル30の端子部32に含まれる端子群32bの各端子がレセプタクル20の端子部23の各端子と接触する。また、この状態では、通信ケーブル30の端子部32に含まれる端子群32aの各端子がレセプタクル20の端子部24の各端子と接触する。
開口12は、通信ケーブル30の端子部32の挿入方向(方向Y1)に向かって幅が狭くなる所謂テーパー形状となっている。
開口12は、方向Yにおける底面11B側の開口端縁12aと、方向Yにおける底面11B側と反対側の開口端縁12bと、開口端縁12aと開口端縁12bを繋ぐ側面部12cと、によって構成されている。開口端縁12bは、方向Yから見て、開口端縁12aよりも小さく且つ開口端縁12aの内側に位置している。
図3及び図4に示すように、レセプタクル20の外周部材21の方向Yにおける開口12側の先端面には、突起部20aと突起部20bが形成されている。
突起部20bは、外周部材21の方向Yにおける開口12側の先端面のうちの、方向Zにおける端子部23,24に近い側の部分(図4中の方向Zの上側の部分)に形成されている。
突起部20aは、外周部材21の方向Yにおける開口12側の先端面のうちの、方向Zにおける端子部23,24に近い側と反対側の部分(図4中の方向Zの下側の部分)に形成されている。突起部20aと突起部20bは、それぞれ、方向Zにおいて開口部22から離れる方向に傾斜している。
突起部20aの方向Zにおける開口部22側の面は傾斜面となっており、この傾斜面は、開口部22の内壁面に繋がっている。突起部20bの方向Zにおける開口部22側の面は傾斜面となっており、この傾斜面は、開口部22の内壁面に繋がっている。
開口端縁12bの方向Zの両端部のうちの突起部20bに近い側の端部は、突起部20bの上記の傾斜面の方向Yの先端(方向Y2側の先端)に対し、方向Zにおいて、開口部22から遠い位置に形成されている。
一方、開口端縁12bの方向Zの両端部のうちの突起部20aに近い側の端部は、突起部20aの上記の傾斜面の方向Yの先端(方向Y2側の先端)に対し、方向Zにおいて、開口部22に近い位置に形成されている。
図5は、図2に示す通信ケーブル30のプラグ31を模式的に示す斜視図である。図5中の方向Yに垂直な方向Z1から見た平面図が図2の平面図である。
図5に示すように、プラグ31の絶縁部33は略直方体形状であり、絶縁部33の外周面は、端子部32に含まれる複数の端子の配置面に平行且つ互いに対向する上面33U及び下面33Dと、上面33U及び下面33Dに垂直な互いに対向する右側面33R及び左側面33Lとを含む。
図6は、図4に示すレセプタクル20に通信ケーブル30の端子部32が挿入された状態を模式的に示す図である。なお、図6では、通信ケーブル30については方向Xから見た側面のみを模式的に示し、ストレージ装置100については図4と同様の断面を模式的に示している。
図6に示すように、通信ケーブル30の端子部32がレセプタクル20に挿入された状態(以下、挿入状態という)では、プラグ31の絶縁部33の上面33Uの方向Yにおける端子部32側の端部が、筐体10の上面部11Uに対し隙間を空けて対面する。
また、プラグ31の絶縁部33の下面33Dの方向Yにおける端子部32側の端部が、筐体10の下面部11Dに対し隙間を空けて対面する。そして、これら上面部11U及び下面部11Dによって、方向Zへのプラグ31の移動が規制される。
ストレージ装置100の上面部11Uと下面部11Dは、それぞれ、第一の対面部として機能する。プラグ31の絶縁部33の上面33Uと下面33Dは、それぞれ、第一の面を構成している。
なお、図6には示されていないが、挿入状態では、プラグ31の絶縁部33の右側面33Rの方向Yにおける端子部32側の端部が、筐体10の右側面部11Rに対し隙間を空けて対面する。
また、プラグ31の絶縁部33の左側面33Lの方向Yにおける端子部32側の端部が、筐体10の左側面部11Lに対し隙間を空けて対面する。そして、これら右側面部11R及び左側面部11Lによって、方向Xへのプラグ31の移動が規制される。
右側面部11Rと左側面部11Lは、それぞれ、第二の対面部として機能する。プラグ31の絶縁部33の右側面33Rと左側面33Lは、それぞれ、第二の面を構成している。
筐体10の凹部11の方向Zの高さ(上面部11Uと下面部11Dとの間の距離)は、この凹部11に対して「USB3.0 Micro−B」の規格に準拠する通信ケーブル30における絶縁部33が挿抜可能となり、且つ、方向Zへのプラグ31の移動が十分に規制できるように、規格で規定されている絶縁部33の方向Zの高さの最大値(「USB3.0 Micro−B」の場合は8.5mm)よりもごく僅かに大きい値とされている。
また、筐体10の凹部11の方向Xの幅(右側面部11Rと左側面部11Lとの間の距離)は、この凹部11に対して「USB3.0 Micro−B」の規格に準拠する通信ケーブル30における絶縁部33が挿抜可能となり、且つ、方向Xへのプラグ31の移動が十分に規制できるように、規格で規定されている絶縁部33の方向Xの幅の最大値よりもごく僅かに大きい値とされている。
図6に示す挿入状態において、絶縁部33の方向Yにおけるレセプタクル20側の端部と、レセプタクル20の方向Yにおける絶縁部33側の端部との距離をLcと定義する。この距離Lcは、通信ケーブル30及びレセプタクル20の準拠する規格によって、その下限値が定められている。
また、絶縁部33の方向Yの長さをLmと定義する。このLmは、通信ケーブル30の準拠する規格によって定められている。更に、図6に示す挿入状態において、レセプタクル20の方向Yにおける絶縁部33側の端部と、上面部11U及び下面部11Dの方向Yにおける方向Y2側の端部との距離をLxと定義する。
このように定義した場合に、“Lc<Lx”の関係が成り立っていることで、図6に示す挿入状態では、絶縁部33の上面33Uが上面部11Uと対面し、絶縁部33の下面33Dが下面部11Dと対面する状態を得ることができる。
さらに、“Lx<(Lc+Lm)”の関係が成り立っていることで、挿入状態においては絶縁部33が凹部11の外側まではみ出した状態になる。このため、この凹部11からはみ出した絶縁部33を指でしっかり摘むことができ、端子部32のレセプタクル20に対する挿抜を容易に行うことができる。
なお、プラグ31の端子部32のうち、絶縁部33によって覆われていない部分の方向Yの長さをLpと定義した場合に、“Lx<Lp”の関係が成り立っていることが好ましい。このLpは、通信ケーブル30及びレセプタクル20の準拠する規格によって定められている。
“Lx<Lp”の関係が成り立つことで、端子部32のレセプタクル20への挿入時に、端子部32の先端と、レセプタクル20の開口部22との位置関係を目視によって確認しやすくなり、端子部32のレセプタクル20への挿入の容易性を高めることができる。
この結果、端子部32のレセプタクル20への挿入時において、プラグ31に不自然な力が加わるのを防止することができ、プラグ31とレセプタクル20の損傷を防ぐことができる。更に、端子部32が凹部11の底面11Bや凹部11の内壁面に衝突する可能性を減らすことができ、筐体10とプラグ31の損傷を防ぐことができる。
図6に示したLxは、挿入状態においてプラグ31が方向Zに向かって傾いた場合でも、レセプタクル20の破損に繋がる程度の方向Zの力が、レセプタクル20と筐体10内の基板との接合部分に伝わらないように決められる必要がある。
具体的には、図6に示す挿入状態におけるプラグ31の方向Zの許容傾斜量を、上面33Uが方向Zの上方向に、方向Y側の端部を起点として傾いたときの上面33Uの傾斜角θによって定義する。また、筐体10には、製造上の誤差が生じたとしてもプラグ31が挿抜可能なように寸法公差が設定されており、凹部11の方向Zの高さは、規格で規定されているプラグ31の絶縁部33の方向Zの高さより大きい必要がある。そこで、この寸法公差として、凹部11の方向Zの高さから、規格で規定されている絶縁部33の方向Zの高さの最大値を減算して得られる値の半分の値をh(図6参照)と定義する。このように定義すると、Lx≧(h/tanθ)となっている。なお、この寸法公差の決め方は、一例であって、実際の製造上の各種条件により適宜設定される。
この関係を満たすことで、上面部11Uによるプラグ31の方向Zの上方向への移動を規制する機能により、図6の状態から、上面33Uが方向Zの上方向に向かって、傾斜角θより大きい角度で傾斜するのを防ぐことができる。
上記のtanθは、LpからLcを減算して得られる長さをdと定義し、プラグ31の端子部32の方向Zの高さをL1(図6参照)と定義し、レセプタクル20における端子部32の挿入部分(開口部22)の方向Zの高さをL2(図4参照)と定義し、L1とL2との差の許容される最大値をGと定義した場合に、(G/d)の式によって求められる。
L1とL2は規格によって決められている値であるが、これらの値には多少の幅がある。具体的には、「USB3.0 Micro−B」においては、L1は1.8mmを中心にして+0.02mmから−0.08mmまでの範囲が規格で定められている。また、L2は1.8m5mを中心にして+0.08mmから−0.02mmまでの範囲が規格で定められている。したがって、L1が規格上の最小値であり、L2が規格上の最大値であった場合を想定すると、上記のGの値は0.21mmとなる。
LpからLcを減算して得られる長さdは、端子部32のうちのレセプタクル20に挿入されている部分の長さにほぼ一致する。LpとLcは規格によって最小値が決められていることから、「USB3.0 Micro−B」においては、d≧4.1mmとなる。
4.1mmの長さの方向Yに延びる物体の一端が方向Zの上方向に上記のG=0.21mm移動した場合におけるこの物体の方向Y1における端部を起点とした傾斜角は、arctan(0.21/4.1)=2.93°となる。
したがって、挿入状態において、プラグ31の絶縁部33が上面部11Uに接触した状態での上面33Uの傾斜角θが2.93°以下となっていれば、これ以上は上面33Uが方向Zに移動することはなく、凹部11の上面部11Uに対して上面33Uが圧接されることはない。このため、レセプタクル20の破損を防ぐことができる。
以上のことから、距離hを例えば0.15mmとすると、「USB3.0 Micro−B」に準拠したレセプタクル20を有するストレージ装置100におけるLxは、h/tanθ=0.15/tan2.93°=0.15/(0.21/4.1)≒2.93mm、以上とすることが好ましい。
なお、ストレージ装置100のレセプタクル20が、例えば「HDMI TypeA」の規格に準拠するものである場合には、挿入状態において、プラグ31の絶縁部33が上面33Uに接触した状態での上面33Uの傾斜角θが2.52°以下となっていれば、レセプタクル20の破損を効果的に防ぐことができる。
したがって、距離hを例えば0.15mmとすると、「HDMI TypeA」に準拠したレセプタクル20を有するストレージ装置100におけるLxは、h/tanθ=0.15/tan2.52°≒3.41mm、以上とすることで、レセプタクル20の破損を効果的に防ぐことができる。また、距離Lxは、「HDMI TypeA」におけるLpの最大値である9.2mmよりも小さい値とすることで、プラグ31の挿入の容易性を高めることができる。
同様に、ストレージ装置100のレセプタクル20が、例えば「USB3.1 Type−C」の規格に準拠するものである場合には、挿入状態において、プラグ31の絶縁部33が上面33Uに接触した状態での上面33Uの傾斜角θが2.03°以下となっていれば、レセプタクル20の破損を防ぐことができる。
したがって、距離hを例えば0.15mmとすると、「USB3.1 Type−C」に準拠したレセプタクル20を有するストレージ装置100におけるLxは、h/tanθ=0.15/tan2.03°≒4.23mm、以上とすることで、レセプタクル20の破損を効果的に防ぐことができる。また、距離Lxは、「USB3.1 Type−C」におけるLpの最大値である6.75mmより小さい値とすることで、プラグ31の挿入の容易性を高めることができる。
以上のように、ストレージ装置100によれば、図6に示す挿入状態において、プラグ31の方向Zへの移動を、凹部11の内壁面である上面部11U及び下面部11Dによって規制することができる。通信ケーブル30に外力が加わってプラグ31に方向Zへの力が加わった場合でも、この力を上面部11U及び下面部11Dによって受けることができるため、この力がレセプタクル20に伝達するのを防ぐことができ、レセプタクル20の破損を防ぐことができる。
また、ストレージ装置100では、凹部11の底面11Bに形成された開口12が、方向Y1に向かって狭くなる所謂テーパー形状となっている。このため、端子部32をレセプタクル20に挿入する場合に、この開口12の側面部12cによって、端子部32をレセプタクル20の開口部22までスムーズに誘導することができる。この結果、プラグ31の挿入の容易性を高めることができる。また、端子部32のレセプタクル20への挿入時において、プラグ31に不自然な力が加わるのを防止することができ、プラグ31とレセプタクル20の損傷を防ぐことができる。更に、端子部32が凹部11の底面11Bや凹部11の内壁面に衝突する可能性を減らすことができ、筐体10とプラグ31の損傷を防ぐことができる。
また、ストレージ装置100では、図6に示す挿入状態において、プラグ31の方向Xへの移動を、凹部11の内壁面である右側面部11R及び左側面部11Lによって規制することができる。通信ケーブル30に外力が加わってプラグ31に方向Xへの力が加わった場合でも、この力を右側面部11R及び左側面部11Lによって受けることができるため、この力がレセプタクル20に伝達するのを防ぐことができ、レセプタクル20の破損を防ぐことができる。
なお、図6に示す挿入状態において、プラグ31の方向Xへの移動が、凹部11の内壁面である右側面部11R及び左側面部11Lによって規制されない構成であってもよい。
レセプタクル20を破損させる可能性のある外力は、方向Zの向きの力が支配的である。このため、このような構成であっても、レセプタクル20の破損を防ぐことは可能である。
ストレージ装置100の筐体10の凹部11の形状は直方体形状としたが、これに限定されるものではない。凹部11としては、少なくとも上面部11Uと下面部11Dを内壁面として持つ形状であればよい。
例えば、図3において、右側面部11Rが方向Xの右方向に向かって湾曲した曲面であり、左側面部11Lが方向Xの左方向に向かって湾曲した曲面であってもよい。レセプタクル20が、「USB3.1 Type−C」の規格に準拠するものである場合には、このように、右側面部11Rと左側面部11Lが湾曲した曲面となっていることで、プラグ31の方向Xへの移動を効果的に規制することができる。
また、上面部11Uと下面部11Dは、方向Zから見た状態において重なる部分を有し、且つ、この部分が、挿入状態において、通信ケーブル30の絶縁部33と対面する構成となっていればよく、互いに異なる形状となっていてもよい。
また、通信ケーブル30の絶縁部33の形状は直方体形状としているが、これに限定されるものではない。絶縁部33としては少なくとも上面33Uと下面33Dを外周面として持つ形状であればよい。例えば、通信ケーブル30が「USB3.1 Type−C」の規格に準拠するものである場合には、図5において、右側面33Rが外側に湾曲した曲面であり、左側面33Lが外側に湾曲した曲面となる。
また、ストレージ装置100の開口12の形状は上述したテーパー形状でなくてもよい。この構成であっても、レセプタクル20の破損を防ぐ効果を得ることができる。
また、レセプタクル20の方向Yにおける方向Y2側の端部と、開口12の方向Yにおける方向Y2側の端部との位置が同じ構成であってもよい。
図7は、図1に示すストレージ装置100の変形例であるストレージ装置100Aの概略構成を示す外観斜視図である。ストレージ装置100Aは、筐体10の側面10aの凹部11が削除され、代わりに、筒状の部材13が側面10aに立設された構成である。開口12とそこから露出するレセプタクル20の構成はストレージ装置100と同じである。
図8は、図7に示すストレージ装置100Aの筒状の部材13近傍を模式的に示す斜視図である。
図8に示すように、筒状の部材13の内壁面は、方向Zに垂直な平面であり且つ方向Xに延びる下面部13Dと、方向Zに垂直な平面であり且つ方向Xに延びる上面部13Uと、方向Xに垂直な平面であり且つ方向Zに延びる右側面部13Rと、方向Xに垂直な平面であり且つ方向Zに延びる左側面部13Lと、によって構成されている。下面部13Dと上面部13Uは対向しており、右側面部13Rと左側面部13Lは対向している。
ストレージ装置100Aにおいては、下面部13Dが、ストレージ装置100の下面部11Dと同じ機能を果たす。また、上面部13Uが、ストレージ装置100の上面部11Uと同じ機能を果たす。また、右側面部13Rが、ストレージ装置100の右側面部11Rと同じ機能を果たす。また、左側面部13Lが、ストレージ装置100の左側面部11Lと同じ機能を果たす。
つまり、通信ケーブル30の端子部32がレセプタクル20に挿入された挿入状態では、通信ケーブル30の絶縁部33の上面33Uの方向Yにおける端子部32側の端部が、部材13の上面部13Uに対し隙間を空けて対面する。
また、通信ケーブル30の絶縁部33の下面33Dの方向Yにおける端子部32側の端部が、部材13の下面部13Dに対し隙間を空けて対面する。そして、これら上面部13U及び下面部13Dによって、方向Zへのプラグ31の移動が規制される。
同様に、挿入状態では、通信ケーブル30の絶縁部33の右側面33Rの方向Yにおける端子部32側の端部が、部材13の右側面部13Rに対し隙間を空けて対面する。
また、通信ケーブル30の絶縁部33の左側面33Lの方向Yにおける端子部32側の端部が、部材13の左側面部13Lに対し隙間を空けて対面する。そして、これら右側面部13R及び左側面部13Lによって、方向Xへのプラグ31の移動が規制される。
ストレージ装置100Aにおいては、上面部13Uと下面部13Dが、それぞれ、第一の対面部として機能し、右側面部11Rと左側面部11Lが、それぞれ、第二の対面部として機能する。
以上の構成のストレージ装置100Aによれば、ストレージ装置100と同じ効果を得ることができる。ストレージ装置100Aによれば、ストレージ装置100と比較すると、筐体10の体積を減らすことができるため、小型・軽量化が可能である。
ストレージ装置100Aにおいても、プラグ31の方向Xへの移動が、部材13の右側面部13Rと左側面部13Lによって規制されない構成であってもよい。
また、上面部13Uと下面部13Dは、方向Zから見た状態において重なる部分を有し、且つ、この部分が、挿入状態において、絶縁部33と対面する構成となっていればよく、互いに異なる形状となっていてもよい。
また、ストレージ装置100Aの筐体10の部材13は、筒状としているが、これに限定されるものではない。部材13としては、少なくとも上面部13Uと下面部13Dを持つ形状であればよい。
例えば、図9に示すように、筐体10の側面10aに、開口12を挟んで方向Zに並び、且つ方向Yに向かって立設する2つの平板部14,15を設け、平板部14の平板部15と対向する側の方向Zに垂直な平面14Uを上面部13Uとして機能させ、平板部15の平板部14と対向する側の方向Zに垂直な平面15Dを下面部13Dとして機能させる構成であってもよい。平板部14,15は立設部を構成する。なお、平板部14と平板部15の対向する面は、方向Zから見た状態において重なる部分を有し、且つ、この部分が、挿入状態において、絶縁部33と対面する構成となっていればよく、互いに異なる形状となっていてもよい。
ここまでは電子機器としてストレージ装置を例にして説明してきたが、上述してきた通信ケーブルのプラグの挿抜箇所の構造は、ストレージ装置に限らず、他の様々な電子機器に適用可能である。例えば、スマートフォン、モバイルルータ、又はモバイルバッテリ等にも適用可能である。また、電子機器に接続される通信ケーブルとしては、電力の送受信のみを行う(いわゆる充電ケーブル)ものであってもよい。
以上のように本明細書には以下の事項が開示されている。
(1)
端子部と前記端子部の一部を覆う絶縁材料により構成された絶縁部とを含むプラグを有する通信ケーブルの前記端子部を挿抜可能なレセプタクルを筐体に内蔵する電子機器であって、
前記筐体は、前記レセプタクルを露出させるための開口と、前記端子部が前記レセプタクルに挿入された状態において、前記プラグの前記絶縁部における対向する2つの第一の面の各々に対面する一対の第一の対面部と、を有し、
前記レセプタクルに対する前記端子部の挿抜方向から見た状態において、前記一対の前記第一の対面部は前記開口よりも外側に位置しており、
前記一対の前記第一の対面部によって、前記第一の面に垂直な方向への前記プラグの移動が規制される電子機器。
(2)
(1)記載の電子機器であって、
前記筐体は、前記端子部が前記レセプタクルに挿入された状態において、前記プラグの前記絶縁部における前記2つの第一の面以外の2つの対向する第二の面と対面する一対の第二の対面部を更に有し、
前記端子部の挿抜方向から見た状態において、前記一対の前記第二の対面部は前記開口よりも外側に位置しており、
前記一対の前記第二の対面部によって前記第二の面に垂直な方向への前記プラグの移動が規制される電子機器。
(3)
(1)又は(2)記載の電子機器であって、
前記絶縁部における前記2つの第一の面は、前記レセプタクルに含まれる複数の端子の配置面に平行な面である電子機器。
(4)
(1)から(3)のいずれか1つに記載の電子機器であって、
前記端子部が前記レセプタクルに挿入された状態において、前記絶縁部のうちの前記レセプタクル側の端部と前記レセプタクルの前記絶縁部側の端部との距離をLcとし、前記端子部の挿抜方向における前記絶縁部の長さをLmとし、前記レセプタクルの前記絶縁部側の前記端部と、前記第一の対面部の端部との距離をLxとした場合に、
Lc<Lx<(Lc+Lm)の関係が成り立つ電子機器。
(5)
(4)記載の電子機器であって、
前記端子部の前記絶縁部によって覆われていない部分の前記挿抜方向の長さをLpとした場合に、
Lc<Lx<Lpの関係が成り立つ電子機器。
(6)
(5)記載の電子機器であって、
LpからLcを減算して得られる長さをdとし、前記レセプタクルに含まれる複数の端子の配置面に垂直な方向における前記端子部の高さをL1とし、当該方向における前記レセプタクルの当該端子部の挿入部分の高さをL2とし、L1とL2との差の許容される最大値をGとし、前記一対の前記第一の対面部の間の距離から、前記通信ケーブルの規格によって規定される前記配置面に垂直な方向における前記絶縁部の最大幅を減算して得られた値の半分の値をhとした場合に、
Lxは、{h/(G/d)}以上となっている電子機器。
(7)
(1)から(6)のいずれか1つに記載の電子機器であって、
前記開口は、前記レセプタクルに対する前記端子部の挿入方向に向かって狭くなる形状である電子機器。
(8)
(1)から(7)のいずれか1つに記載の電子機器であって、
前記筐体の外表面には凹部が形成されており、
前記凹部の底面に前記開口が形成され、
前記凹部の内壁面によって前記第一の対面部が形成される電子機器。
(9)
(1)から(7)のいずれか1つに記載の電子機器であって、
前記筐体は、外表面に前記レセプタクルに対する前記端子部の挿抜方向に立設された一対の立設部を有し、
前記一対の立設部の対向する面によって前記一対の前記第一の対面部が形成される電子機器。
(10)
(1)から(7)のいずれか1つに記載の電子機器であって、
前記筐体は、外表面に立設された筒状の部材を有し、
前記筒状の部材によって囲まれる前記筐体の外表面に前記開口が形成され、
前記筒状の部材の内壁面によって前記第一の対面部が形成される電子機器。
100、100A ストレージ装置
10 筐体
10a 側面
11 凹部
11B 底面
11U、13U 上面部
11D、13D 下面部
11R、13R 右側面部
11L、13L 左側面部
13 部材
13B 領域
14,15 平板部
14U、15D 平面
12 開口
12a、12b 開口端縁
12c 側面部
20 レセプタクル
21 外周部材
22 開口部
23、24 端子部
20a、20b 突起部
30 通信ケーブル
31 プラグ
32 端子部
33 絶縁部
33U 上面
33D 下面
33R 右側面
33L 左側面

Claims (10)

  1. 端子部と前記端子部の一部を覆う絶縁材料により構成された絶縁部とを含むプラグを有する通信ケーブルの前記端子部を挿抜可能なレセプタクルを筐体に内蔵する電子機器であって、
    前記筐体は、前記レセプタクルを露出させるための開口と、前記端子部が前記レセプタクルに挿入された状態において、前記プラグの前記絶縁部における対向する2つの第一の面の各々に対面する一対の第一の対面部と、を有し、
    前記レセプタクルに対する前記端子部の挿抜方向から見た状態において、前記一対の前記第一の対面部は前記開口よりも外側に位置しており、
    前記一対の前記第一の対面部によって、前記第一の面に垂直な方向への前記プラグの移動が規制される電子機器。
  2. 請求項1記載の電子機器であって、
    前記筐体は、前記端子部が前記レセプタクルに挿入された状態において、前記プラグの前記絶縁部における前記2つの第一の面以外の2つの対向する第二の面と対面する一対の第二の対面部を更に有し、
    前記端子部の挿抜方向から見た状態において、前記一対の前記第二の対面部は前記開口よりも外側に位置しており、
    前記一対の前記第二の対面部によって前記第二の面に垂直な方向への前記プラグの移動が規制される電子機器。
  3. 請求項1又は2記載の電子機器であって、
    前記絶縁部における前記2つの第一の面は、前記レセプタクルに含まれる複数の端子の配置面に平行な面である電子機器。
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載の電子機器であって、
    前記端子部が前記レセプタクルに挿入された状態において、前記絶縁部のうちの前記レセプタクル側の端部と前記レセプタクルの前記絶縁部側の端部との距離をLcとし、前記端子部の挿抜方向における前記絶縁部の長さをLmとし、前記レセプタクルの前記絶縁部側の前記端部と、前記第一の対面部の端部との距離をLxとした場合に、
    Lc<Lx<(Lc+Lm)の関係が成り立つ電子機器。
  5. 請求項4記載の電子機器であって、
    前記端子部の前記絶縁部によって覆われていない部分の前記挿抜方向の長さをLpとした場合に、
    Lc<Lx<Lpの関係が成り立つ電子機器。
  6. 請求項5記載の電子機器であって、
    LpからLcを減算して得られる長さをdとし、前記レセプタクルに含まれる複数の端子の配置面に垂直な方向における前記端子部の高さをL1とし、当該方向における前記レセプタクルの当該端子部の挿入部分の高さをL2とし、L1とL2との差の許容される最大値をGとし、前記一対の前記第一の対面部の間の距離から、前記通信ケーブルの規格によって規定される前記配置面に垂直な方向における前記絶縁部の最大幅を減算して得られた値の半分の値をhとした場合に、
    Lxは、{h/(G/d)}以上となっている電子機器。
  7. 請求項1から6のいずれか1項記載の電子機器であって、
    前記開口は、前記レセプタクルに対する前記端子部の挿入方向に向かって狭くなる形状である電子機器。
  8. 請求項1から7のいずれか1項記載の電子機器であって、
    前記筐体の外表面には凹部が形成されており、
    前記凹部の底面に前記開口が形成され、
    前記凹部の内壁面によって前記第一の対面部が形成される電子機器。
  9. 請求項1から7のいずれか1項記載の電子機器であって、
    前記筐体は、外表面に前記レセプタクルに対する前記端子部の挿抜方向に立設された一対の立設部を有し、
    前記一対の立設部の対向する面によって前記一対の前記第一の対面部が形成される電子機器。
  10. 請求項1から7のいずれか1項記載の電子機器であって、
    前記筐体は、外表面に立設された筒状の部材を有し、
    前記筒状の部材によって囲まれる前記筐体の外表面に前記開口が形成され、
    前記筒状の部材の内壁面によって前記第一の対面部が形成される電子機器。
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