JPH09102281A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents
プラズマディスプレイ装置Info
- Publication number
- JPH09102281A JPH09102281A JP7260499A JP26049995A JPH09102281A JP H09102281 A JPH09102281 A JP H09102281A JP 7260499 A JP7260499 A JP 7260499A JP 26049995 A JP26049995 A JP 26049995A JP H09102281 A JPH09102281 A JP H09102281A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition plate
- pdp
- plasma display
- display device
- surface portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＰＤＰの輝度を上げても、各素子の温度上昇
を所定値以下に抑え、寿命を長く保ち、明るい部屋でも
見易い、プラズマディスプレイ装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 プラズマディスプレイパネル（ＰＤＰ）
１の背面に、前記ＰＤＰの駆動回路等を実装する基板２
を配置してケース５に収納したプラズマディスプレイ装
置において、前記ＰＤＰと基板とを所定の間隔に離し、
基板の背面に第１の仕切板３ａを設け、前記ＰＤＰと第
１の仕切板とで形成する空間の一方の側面を開放し、他
方の側面に少なくとも１個のファン４を取り付けて、前
記両側面に対応するケースの側面に複数の吸気孔６およ
び排気孔７を設け、また、前記ＰＤＰと第１の仕切板と
で形成する空間の上面部および下面部に第２の仕切板３
ｂ，３ｃを設け、前記空間の上面部および下面部に対応
するケースの上面部および下面部を塞ぐようにした。
を所定値以下に抑え、寿命を長く保ち、明るい部屋でも
見易い、プラズマディスプレイ装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 プラズマディスプレイパネル（ＰＤＰ）
１の背面に、前記ＰＤＰの駆動回路等を実装する基板２
を配置してケース５に収納したプラズマディスプレイ装
置において、前記ＰＤＰと基板とを所定の間隔に離し、
基板の背面に第１の仕切板３ａを設け、前記ＰＤＰと第
１の仕切板とで形成する空間の一方の側面を開放し、他
方の側面に少なくとも１個のファン４を取り付けて、前
記両側面に対応するケースの側面に複数の吸気孔６およ
び排気孔７を設け、また、前記ＰＤＰと第１の仕切板と
で形成する空間の上面部および下面部に第２の仕切板３
ｂ，３ｃを設け、前記空間の上面部および下面部に対応
するケースの上面部および下面部を塞ぐようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマディスプレイ
装置に係わり、とくに、その放熱構造に関する。
装置に係わり、とくに、その放熱構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、プラズマディスプレイパネル（Ｐ
ＤＰ）の背面に、前記ＰＤＰの駆動回路等を実装する基
板を配置してケースに収納したプラズマディスプレイ装
置は、図２に示すように、前記ケースの上面部および下
面部に複数の通気孔を設け、自然の熱対流により、プラ
ズマディスプレイパネル（ＰＤＰ）および基板に実装す
る発熱素子よりの熱を放熱するようにしていた。しか
し、この構造では、充分放熱することができず、輝度を
高くすると各素子の温度上昇が規定値を越えて破壊する
ので、各素子の温度上昇を一定値以下に抑えて寿命を所
定値に保つため、ＰＤＰの輝度が所定値以上に上がらな
いようにしていた。このため、明るい部屋で使用するよ
うな場合、輝度が上がらず、見えにくいという問題があ
った。
ＤＰ）の背面に、前記ＰＤＰの駆動回路等を実装する基
板を配置してケースに収納したプラズマディスプレイ装
置は、図２に示すように、前記ケースの上面部および下
面部に複数の通気孔を設け、自然の熱対流により、プラ
ズマディスプレイパネル（ＰＤＰ）および基板に実装す
る発熱素子よりの熱を放熱するようにしていた。しか
し、この構造では、充分放熱することができず、輝度を
高くすると各素子の温度上昇が規定値を越えて破壊する
ので、各素子の温度上昇を一定値以下に抑えて寿命を所
定値に保つため、ＰＤＰの輝度が所定値以上に上がらな
いようにしていた。このため、明るい部屋で使用するよ
うな場合、輝度が上がらず、見えにくいという問題があ
った。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上述べた問
題点を解決し、ＰＤＰの輝度を充分上げても、各素子の
温度上昇を所定値以下に抑え、寿命を長く保ち、明るい
部屋でも見易い、プラズマディスプレイ装置を提供する
ことを目的としている。
題点を解決し、ＰＤＰの輝度を充分上げても、各素子の
温度上昇を所定値以下に抑え、寿命を長く保ち、明るい
部屋でも見易い、プラズマディスプレイ装置を提供する
ことを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、プラズマディスプレイパネル（ＰＤＰ）の
背面に、前記ＰＤＰの駆動回路等を実装する基板を配置
してケースに収納したプラズマディスプレイ装置におい
て、前記ＰＤＰと基板とを所定の間隔に離し、基板の背
面に第１の仕切板を設け、前記ＰＤＰと第１の仕切板と
で形成する空間の一方の側面を開放し、他方の側面に少
なくとも１個のファンを排気方向に取り付けて、前記両
側面に対応するケースの側面に複数の吸気孔および排気
孔を設けた。また、前記ＰＤＰと第１の仕切板とで形成
する空間の上面部および下面部に第２の仕切板を設け、
前記空間の上面部および下面部に対応するケースの上面
部および下面部を塞いで通風を良くするようにした。
決するため、プラズマディスプレイパネル（ＰＤＰ）の
背面に、前記ＰＤＰの駆動回路等を実装する基板を配置
してケースに収納したプラズマディスプレイ装置におい
て、前記ＰＤＰと基板とを所定の間隔に離し、基板の背
面に第１の仕切板を設け、前記ＰＤＰと第１の仕切板と
で形成する空間の一方の側面を開放し、他方の側面に少
なくとも１個のファンを排気方向に取り付けて、前記両
側面に対応するケースの側面に複数の吸気孔および排気
孔を設けた。また、前記ＰＤＰと第１の仕切板とで形成
する空間の上面部および下面部に第２の仕切板を設け、
前記空間の上面部および下面部に対応するケースの上面
部および下面部を塞いで通風を良くするようにした。
【０００５】
【作用】以上のように構成したので、本発明のプラズマ
ディスプレイ装置によれば、一方の側面に設けたファン
が、プラズマディスプレイパネル（ＰＤＰ）と、その背
面に配置する基板の背面に備える第１の仕切板およびそ
の側面に備える第２の仕切板とで囲まれる空間に、前記
ＰＤＰおよび基板に実装する素子から放熱される熱気
を、ケース側面に備える複数の排気孔より効率よく排気
し、他方のケース側面に備える吸気孔より新しい冷気を
吸入して前記ＰＤＰおよび基板に実装する素子を冷やす
ようにしている。
ディスプレイ装置によれば、一方の側面に設けたファン
が、プラズマディスプレイパネル（ＰＤＰ）と、その背
面に配置する基板の背面に備える第１の仕切板およびそ
の側面に備える第２の仕切板とで囲まれる空間に、前記
ＰＤＰおよび基板に実装する素子から放熱される熱気
を、ケース側面に備える複数の排気孔より効率よく排気
し、他方のケース側面に備える吸気孔より新しい冷気を
吸入して前記ＰＤＰおよび基板に実装する素子を冷やす
ようにしている。
【０００６】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明によるプラズマ
ディスプレイ装置を詳細に説明する。図１は本発明によ
るプラズマディスプレイ装置の一実施例を示す一部切り
欠き断面図である。図において、１はプラズマディスプ
レイパネル（ＰＤＰ）で、映像等を表示している。２は
基板で、前記ＰＤＰ１を駆動する駆動回路等を構成する
回路素子２ａを実装している。３は仕切板で、前記基板
２の背面に配置する第１の仕切板３ａと、基板の上面を
囲む第２の仕切板３ｂおよび下面を囲む第２の仕切板３
ｃと、後述のファン４を取り付ける一方の側面に、ファ
ン４以外の部分を塞ぐ第３の仕切板３ｄとを一体で形成
している。この第１の仕切板は、基板２に実装するパワ
ートランジスタ、パワーＩＣ等の発熱素子の放熱板とし
ても使用して放熱効率を上げている。４は前記ファン
で、前記ＰＤＰ１と第１の仕切板３ａ、第２の仕切板３
ｂ、第３の仕切板３ｃとで囲まれる空間の側面に、排気
方向に回転するように例えば２個取り付けている。５は
ケースで、前記ＰＤＰ１、基板２等を首脳している。６
は前記ケース５の側面に設けた吸気孔で、前記ＰＤＰ１
と第１の仕切板３ａとで囲まれる空間の一方の側面に対
応する位置に複数個設けている。７は排気孔で、前記フ
ァン４に対応する位置に複数個設けている。
ディスプレイ装置を詳細に説明する。図１は本発明によ
るプラズマディスプレイ装置の一実施例を示す一部切り
欠き断面図である。図において、１はプラズマディスプ
レイパネル（ＰＤＰ）で、映像等を表示している。２は
基板で、前記ＰＤＰ１を駆動する駆動回路等を構成する
回路素子２ａを実装している。３は仕切板で、前記基板
２の背面に配置する第１の仕切板３ａと、基板の上面を
囲む第２の仕切板３ｂおよび下面を囲む第２の仕切板３
ｃと、後述のファン４を取り付ける一方の側面に、ファ
ン４以外の部分を塞ぐ第３の仕切板３ｄとを一体で形成
している。この第１の仕切板は、基板２に実装するパワ
ートランジスタ、パワーＩＣ等の発熱素子の放熱板とし
ても使用して放熱効率を上げている。４は前記ファン
で、前記ＰＤＰ１と第１の仕切板３ａ、第２の仕切板３
ｂ、第３の仕切板３ｃとで囲まれる空間の側面に、排気
方向に回転するように例えば２個取り付けている。５は
ケースで、前記ＰＤＰ１、基板２等を首脳している。６
は前記ケース５の側面に設けた吸気孔で、前記ＰＤＰ１
と第１の仕切板３ａとで囲まれる空間の一方の側面に対
応する位置に複数個設けている。７は排気孔で、前記フ
ァン４に対応する位置に複数個設けている。
【０００７】以上の構成において、つぎにその動作を説
明する。基板２に実装する回路素子２ａより仕切板３に
伝導される熱、および、ＰＤＰ１よりの熱は、前記ＰＤ
Ｐ１と第１の仕切板３ａと、第２の仕切板３ｂ、第３の
仕切板３ｃとで囲まれる空間に流通する空気に放熱して
空気を熱している。一方、２個のファン４は前記空間の
熱せられた空気を、排気孔５ｄから強制排出し、吸気孔
６より新鮮な空気を強制的に流入し、発熱する回路素子
２ａおよびＰＤＰ１の熱を奪うようにしている。
明する。基板２に実装する回路素子２ａより仕切板３に
伝導される熱、および、ＰＤＰ１よりの熱は、前記ＰＤ
Ｐ１と第１の仕切板３ａと、第２の仕切板３ｂ、第３の
仕切板３ｃとで囲まれる空間に流通する空気に放熱して
空気を熱している。一方、２個のファン４は前記空間の
熱せられた空気を、排気孔５ｄから強制排出し、吸気孔
６より新鮮な空気を強制的に流入し、発熱する回路素子
２ａおよびＰＤＰ１の熱を奪うようにしている。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるプラ
ズマディスプレイ装置によれば、一方の側面に設けたフ
ァンが、前記ＰＤＰおよび基板に実装する素子から、プ
ラズマディスプレイパネル（ＰＤＰ）と、その背面に配
置する基板の背面に備える第１の仕切板およびその側面
に備える第２の仕切板とで囲まれる空間に、放熱して熱
せられた空気を、ケース側面に備える複数の排気孔より
強制的に排出し、他方のケース側面に備える吸気孔より
新しい冷気を吸入して前記ＰＤＰおよび基板に実装する
素子を冷やすようにしているので、ＰＤＰの輝度を充分
上げても、各素子の温度上昇を所定値以下に抑え、寿命
を長く保ち、明るい部屋でも見易い、プラズマディスプ
レイ装置を提供することができる。
ズマディスプレイ装置によれば、一方の側面に設けたフ
ァンが、前記ＰＤＰおよび基板に実装する素子から、プ
ラズマディスプレイパネル（ＰＤＰ）と、その背面に配
置する基板の背面に備える第１の仕切板およびその側面
に備える第２の仕切板とで囲まれる空間に、放熱して熱
せられた空気を、ケース側面に備える複数の排気孔より
強制的に排出し、他方のケース側面に備える吸気孔より
新しい冷気を吸入して前記ＰＤＰおよび基板に実装する
素子を冷やすようにしているので、ＰＤＰの輝度を充分
上げても、各素子の温度上昇を所定値以下に抑え、寿命
を長く保ち、明るい部屋でも見易い、プラズマディスプ
レイ装置を提供することができる。
【図１】本発明によるプラズマディスプレイ装置の一実
施例を示す一部切り欠き断面図である。
施例を示す一部切り欠き断面図である。
【図２】従来のプラズマディスプレイ装置を示す断面図
である。
である。
１ ＰＤＰ ２ 基板 ２ａ 回路素子 ３ 仕切板 ４ ファン ５ ケース ６ 吸気孔 ７ 排気孔
Claims (8)
- 【請求項１】 プラズマディスプレイパネル（ＰＤＰ）
の背面に、前記ＰＤＰの駆動回路等を実装する基板を配
置してケースに収納したプラズマディスプレイ装置にお
いて、前記ＰＤＰと基板とを所定の間隔に離し、基板の
背面に第１の仕切板を設け、前記ＰＤＰと第１の仕切板
とで形成する空間の一方の側面を開放し、他方の側面に
少なくとも１個のファンを排気方向に取り付けて、前記
両側面に対応するケースの側面に複数の吸気孔および排
気孔を設けてなることを特徴とするプラズマディスプレ
イ装置。 - 【請求項２】 前記ＰＤＰと第１の仕切板とで形成する
空間の上面部および下面部に第２の仕切板を設け、前記
空間の上面部および下面部に対応するケースの上面部お
よび下面部を塞いでなることを特徴とする請求項１記載
のプラズマディスプレイ装置。 - 【請求項３】 前記ＰＤＰと第１の仕切板とで形成する
空間の上面部および下面部に対応するケースの上面部ま
たは上面部および下面部を塞いでなることを特徴とする
請求項１記載のプラズマディスプレイ装置。 - 【請求項４】 前記ファンを取り付けた側面は、ファン
の取り付け部以外を第３の仕切板で塞いでなることを特
徴とする請求項１記載のプラズマディスプレイ装置。 - 【請求項５】 前記ケース側面に設ける排気孔は、前記
ファンの排気面部分に対応した部分に設けてなることを
特徴とする請求項１記載のプラズマディスプレイ装置。 - 【請求項６】 前記第１の仕切板、第２の仕切板および
第３の仕切板は、アルミ板等の熱伝導性体で形成し、前
記基板に実装する発熱素子の放熱板としてなることを特
徴とする請求項１記載のプラズマディスプレイ装置。 - 【請求項７】 前記ＰＤＰと第１の仕切板とで形成する
空間の上面部および下面部に設ける第２の仕切板は、前
記基板の背面部に設ける第１の仕切板と、一体に形成し
てなることを特徴とする請求項２記載のプラズマディス
プレイ装置。 - 【請求項８】 前記ファンを取り付けた側面に設ける第
３の仕切板は、前記基板の背面部に設ける第１の仕切板
および前記ＰＤＰと第１の仕切板とで形成する空間の上
面部および下面部に設ける第２の仕切板と、一体に形成
してなることを特徴とする請求項４記載のプラズマディ
スプレイ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7260499A JPH09102281A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | プラズマディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7260499A JPH09102281A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | プラズマディスプレイ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09102281A true JPH09102281A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17348825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7260499A Pending JPH09102281A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | プラズマディスプレイ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09102281A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19754804C1 (de) * | 1997-12-10 | 1999-07-01 | Grundig Ag | Vorrichtung zur Kühlung eines Displays |
-
1995
- 1995-10-06 JP JP7260499A patent/JPH09102281A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19754804C1 (de) * | 1997-12-10 | 1999-07-01 | Grundig Ag | Vorrichtung zur Kühlung eines Displays |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040702 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040713 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040913 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050329 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |