JPH09102137A - 光記録媒体記録再生装置、発光駆動装置及び集積回路 - Google Patents

光記録媒体記録再生装置、発光駆動装置及び集積回路

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JPH09102137A
JPH09102137A JP7276705A JP27670595A JPH09102137A JP H09102137 A JPH09102137 A JP H09102137A JP 7276705 A JP7276705 A JP 7276705A JP 27670595 A JP27670595 A JP 27670595A JP H09102137 A JPH09102137 A JP H09102137A
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JP7276705A
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Mitsugi Imai
貢 今井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、光記録媒体記録再生装置、発光駆動
装置及び集積回路において、発光手段の劣化や破損を防
止し得るようにする。 【解決手段】駆動出力(S2)の値及び又は、発光手段
が生成した光束量の値に基づいて異常を検出したとき、
プログラム制御する制御手段(2)による制御を経ず
に、駆動出力値制限手段(26)によつて直ちに駆動出
力(S2)の値を制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術(図4及び図5) 発明が解決しようとする課題(図4及び図6) 課題を解決するための手段(図1) 発明の実施の形態(図1〜図3) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は光記録媒体記録再生
装置、発光駆動装置及び集積回路に関し、例えば光磁気
デイスク記録再生装置に適用し得る。
【0003】
【従来の技術】従来、光磁気デイスク記録再生装置にお
いては、光ピツクアツプ内のレーザダイオードの光強度
に基づいて、レーザダイオードの異常の有無を検出して
いた。即ち、図4に示すように、光磁気デイスク記録再
生装置の発光制御系1は、マイクロコンピユータ(図
中、CPUで示す)2がレーザ駆動ブロツク3内のレー
ザ駆動部4を制御信号S1で制御する。これにより、レ
ーザ駆動部4は駆動信号S2を生成し、この駆動信号S
2を光学ブロツク5内のレーザダイオード(図示せず)
に与えて駆動する。
【0004】光学ブロツク5は、レーザ光を検出するフ
オトダイオード(図示せず)が配されており、このフオ
トダイオードが出力した光強度信号S3をレーザ駆動ブ
ロツク3内のレーザ異常検出部6に与える。レーザ異常
検出部6は、光強度信号S3に基づいて、レーザ光強度
の異常を検出し、検出信号S4をマイクロコンピユータ
2に与える。これにより、マイクロコンピユータ2は、
光強度信号S3の値が基準値を越えたとき、レーザ駆動
部4を制御して駆動信号S2のレベルを減少させる。
【0005】因みに、レーザ駆動ブロツク3は、駆動信
号S2の強度を光強度信号S3によつてフイードバツク
制御する。即ち、図5に示すように、レーザ駆動ブロツ
ク3は、制御信号S1を抵抗R1 を介してレーザ異常検
出部6のレーザ用ループ増幅器7の反転入力端に与える
と共に、レーザパワー設定レジスタ8にセツトされた基
準値による電位を電位バツフア9を介してループ増幅器
7の非反転入力端に与える。またレーザ駆動ブロツク3
は、フオトダイオード10より得た光強度信号S3をル
ープ増幅器7の反転入力端に与える。
【0006】これにより、レーザ駆動ブロツク3は、こ
の反転入力端の電位がレーザパワー設定レジスタ8にセ
ツトされた基準値による電位と同一となるようにループ
利得を制御した制御信号S5を駆動電流発生回路11に
与えて駆動信号S2を生成する。一方、レーザ駆動ブロ
ツク3は、光強度信号S3を比較器12に与えると共
に、レーザパワー設定レジスタ8にセツトされた基準値
による電位を電位バツフア13を介して比較器12に与
えて、レーザ光強度の異常を検出する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の構成
では、レーザ異常検出部6は、レーザ光の異常発生を比
較器12よりマイクロコンピユータ2に伝えるだけであ
る。このため、レーザ光の異常自体は、マイクロコンピ
ユータ2によつて異常の存在が認識され、異常処理命令
がレーザ駆動ブロツク3に与えられることによつて回避
される。
【0008】ところが、レーザ光の異常発生をマイクロ
コンピユータ2に伝えてから、レーザ駆動ブロツク3が
異常を回避するまでの処理に時間がかかる。またこの処
理時間はマイクロコンピユータ2の異常処理用コードに
依存する。このため、実際には、レーザ駆動ブロツク3
が駆動信号をある値に制限する迄の期間に、定格を越え
る駆動信号S2の電流がレーザダイオードに流れて、レ
ーザダイオードの劣化が進んだり損傷するという問題が
あつた。またマイクロコンピユータ2やDSP(Digita
l Signal Processor)や他の制御用集積回路等のインテ
リジエンスチツプが無いと、レーザ光の異常を完全に処
理することができないという欠点があつた。
【0009】因みに、発光制御系1は、例えば図6に示
す異常処理手順に従つてレーザダイオードの発光異常を
処理する。即ち、発光制御系1は、開始ステツプSP0
から入り、ステツプSP1において、異常を検出したか
否かを判断する。否定結果を得ると、発光制御系1は、
ステツプSP1に戻つて上述の手順を繰り返す。肯定結
果を得ると、発光制御系1は、異常が発生したと判断し
て、レーザ異常検出部6より検出信号S4を出力して、
ステツプSP2に移る。
【0010】ステツプSP2において、発光制御系1
は、マイクロコンピユータ2にレーザ異常処理用割り込
みをコールして、ステツプSP3に移る。ステツプSP
3において、発光制御系1は、マイクロコンピユータ2
によつてレーザ駆動ブロツク3に異常内容を確認して、
ステツプSP4に移る。ステツプSP4において、発光
制御系1は、は、確認した異常内容に応じた異常処理命
令をレーザ駆動ブロツク3に与えて、ステツプSP5に
移り、異常処理手順を終了する。
【0011】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、発光手段の劣化や破損を防止し得る光記録媒体記録
再生装置、発光駆動装置及び集積回路を提案しようとす
るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、発光手段と、発光手段を駆動する
駆動出力を生成する駆動出力生成手段と、駆動出力生成
手段をプログラムに従つて制御する制御手段とを有し、
発光手段が生成した光束を光記録媒体に照射して、デー
タを光記録媒体に記録及び又は再生する光記録媒体記録
再生装置において、駆動出力の値及び又は光束量の値に
基づいて、制御手段による制御を経ずに、駆動出力を制
限する駆動出力制限手段を設ける。
【0013】駆動出力の値及び又は、発光手段が生成し
た光束量の値に基づいて異常を検出したとき、制御手段
による制御を経ずに、駆動出力制限手段によつて直ちに
駆動出力の値を制限することにより、発光手段の劣化や
破損を防止することができる。
【0014】また本発明においては、駆動出力生成手段
は、発光手段を駆動する駆動出力を生成する。駆動出力
制限手段は、駆動出力の値及び又は、発光手段が生成し
た光束量の値に基づいて、プログラムに従つて制御する
制御手段による制御を経ずに、駆動出力を制限する。
【0015】さらに本発明においては、基板上に駆動出
力生成手段と駆動出力制限手段とを設ける。駆動出力生
成手段は、発光手段を駆動する駆動出力を生成する。駆
動出力制限手段は、駆動出力の値及び又は、発光手段が
生成した光束量の値に基づいて、プログラムに従つて制
御する制御手段による制御を経ずに、駆動出力を制限す
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0017】図4との対応部分に同一符号を付して示す
図1は、全体としてコンピユータ用データを光記録媒
体、例えば光磁気デイスク(図示せず)に記録再生する
光磁気デイスク記録再生装置の発光制御系20を示す。
発光制御系20は、従来の発光制御系1の構成のうち、
レーザ駆動ブロツク3に代えて、発光駆動装置、例えば
集積回路構成のレーザ駆動ブロツク22が配されてい
る。
【0018】レーザ駆動ブロツク22は、駆動出力、例
えば駆動信号S2の値を監視して、駆動信号S2の値の
異常を検出し、光学ブロツク5内の発光手段、例えばレ
ーザダイオード14に過電流が流れることをレーザ駆動
ブロツク22自体で防止する。発光制御系20は、プロ
グラムに従つて制御する制御手段、例えばマイクロコン
ピユータ2より制御信号S1を与えて、レーザ駆動ブロ
ツク22内の駆動出力生成手段、例えばレーザ駆動部2
3を制御する。これにより、レーザ駆動部23は駆動信
号S2を生成し、この駆動信号S2を光学ブロツク5内
のレーザダイオード(図示せず)に与えて駆動する。
【0019】発光制御系20は、光学ブロツク5内のフ
オトダイオード(図示せず)で生成した光強度信号S3
をレーザ駆動部23に与えて、駆動信号S2の強度をフ
イードバツク制御する。発光制御系20は、駆動信号S
2をレーザ駆動ブロツク22内の駆動出力値検出手段、
例えば駆動電流検出部24に与えて駆動信号S2の電流
値を検出し、電流値検出信号S6を生成させる。発光制
御系20は、電流値検出信号S6をレーザ駆動ブロツク
22内の駆動出力比較手段、例えば異常検出部25に与
えて、駆動信号S2の電流値の異常を検出させ、異常で
あるとき異常検出信号S7を生成させる。
【0020】発光制御系20は、異常検出信号S7をレ
ーザ駆動ブロツク22内の駆動出力制限手段、例えば異
常処理部26に与えて制御信号S8を生成させ、この制
御信号S8をレーザ駆動部23に与えて駆動信号S2を
所定値に制限させる。発光制御系20は、異常検出部2
5で異常検出信号S7を生成させると同時に、異常検出
信号S9をマイクロコンピユータ2に与える。これによ
り、発光制御系20は、マイクロコンピユータ2によつ
て異常処理プログラムを実行し、レーザ駆動部23の電
流制限動作をリセツトする。
【0021】図2に示すように、レーザ駆動ブロツク2
2は、制御信号S1をレーザ駆動部23内の駆動電流設
定回路27に与えて電流設定信号S10を生成する。レ
ーザ駆動ブロツク22は、電流設定信号S10をトラン
ジスタQ1のベースに与え、トランジスタQ1のエミツ
タ電位をレベルシフト回路28でレベルシフトしてトラ
ンジスタQ2及びQ3のベースに与える。これにより、
レーザ駆動ブロツク22は、トランジスタQ3のコレク
タに接続された光学ブロツク5内のレーザダイオード1
4より、制御信号S1に応じた電流値の駆動信号S2を
流して駆動する。
【0022】トランジスタQ2は、エミツタがトランジ
スタQ3のエミツタと共通に接続され、抵抗R2 を介し
て接地ラインに接続されている。またトランジスタQ2
は、コレクタが抵抗R3 を介して電源電圧VCCに接続さ
れており、コレクタ電位が駆動信号S2の電流値の増減
に応じて増減する。レーザ駆動ブロツク22は、トラン
ジスタQ2のコレクタ電位を電流値検出信号S6として
異常検出部25に与える。
【0023】因みに、駆動電流設定回路27は、例えば
上述の抵抗R1 、ループ増幅器7、レーザパワー設定レ
ジスタ8及び電位バツフア9によつて構成されており、
レーザパワー設定レジスタ8に設定した電流設定用基準
値に応じた値の電流設定信号S10を出力する。またレ
ーザ駆動ブロツク22は、光強度信号S3を駆動電流設
定回路27に与えて、電流設定信号S10の値をフイー
ドバツク制御する。抵抗R3 には、駆動信号S2の電流
値が正常のとき、例えば駆動信号S2の電流値の1/20の
値の電流が流される。
【0024】レーザ駆動ブロツク22は、電流値検出信
号S6を、異常検出部25内の抵抗R4 及びコンデンサ
Cでなるローパスフイルタを介して、比較器29に与え
ると共に、異常検出用基準電位を抵抗R5 を介して、比
較器29に与える。これにより、比較器29は、トラン
ジスタQ2のコレクタ電位と異常検出用基準電位とを比
較して、トランジスタQ2のコレクタ電位が異常検出用
基準電位を越えるとき反転する比較信号S11を生成す
る。
【0025】レーザ駆動ブロツク22は、比較信号S1
1をDフリツプフロツプ30のクロツク入力端に与えて
ラツチさせる。これにより、レーザ駆動ブロツク22
は、駆動信号S2の電流値が所定値を越えると、Q出力
端より異常検出信号S7を異常処理部26に出力させ
る。またレーザ駆動ブロツク22は、異常検出信号S7
を異常検出信号S9としてマイクロコンピユータ2に出
力する。
【0026】レーザ駆動ブロツク22は、異常検出信号
S7を異常処理部26内のスイツチ32に与えて投入さ
せ、電源電圧VCCを比較器31に与える。これにより、
比較器31は、制御信号S12を出力してトランジスタ
Q4を導通させ、トランジスタQ4のコレクタに接続さ
れたトランジスタQ1のベース電位を所定値に低下させ
る。従つて、レーザ駆動ブロツク22は、トランジスタ
Q1のエミツタ電位を低下させて、トランジスタQ3が
流す駆動信号S2の値を所定値に制限することができ
る。因みに、比較器31は、電流値検出信号S6の電位
を所定の基準電位と比較する。
【0027】レーザ駆動ブロツク22は、電流値検出信
号S6を比較器33に与えて、電流値検出信号S6の電
位をリセツト用基準電位と比較させる。これにより、レ
ーザ駆動ブロツク22は、電流値検出信号S6の電位が
リセツト用基準電位に比して低下したとき比較器33で
リセツト信号S13を生成させ、このリセツト信号S1
3をDフリツプフロツプ30に与えてリセツトする。
【0028】以上の構成において、発光制御系20は図
3に示す異常処理手順に従って動作する。即ち、発光制
御系20は、ステツプSP10から入り、ステツプSP
11において、駆動信号S2の電流値の異常を検出した
か否かを判断する。ステツプSP11において、否定結
果を得ると、発光制御系20は、ステツプSP11に戻
つて上述の手順を繰り返す。
【0029】ステツプSP11において肯定結果を得る
と、発光制御系20は、異常が発生したと判断して、異
常検出部25より異常検出信号S7を出力して、ステツ
プSP12に移り、直ちに駆動信号S2の電流値を例え
ば160 〔mA〕から100 〔mA〕に制限する。この後、発光
制御系20はステツプSP13に移り、異常検出信号S
9によつてマイクロコンピユータ2にレーザ異常処理用
割り込みをコールして、ステツプSP14に移る。
【0030】ステツプSP14において、発光制御系2
0は、駆動信号S2の電流値の異常に応じた異常処理命
令をマイクロコンピユータ2よりレーザ駆動ブロツク2
2や必要な他の系に与えて、ステツプSP15に移る。
ステツプSP15において、発光制御系20は、異常処
理命令によつてレーザ駆動ブロツク22の駆動電流設定
回路27を制御し、駆動信号S2の電流値を例えば60
〔mA〕に減少させる。これにより、発光制御系20は、
比較器33よりリセツト信号S13を与えてDフリツプ
フロツプ30をリセツトし、異常処理部26を通常モー
ドに戻す。続いて、発光制御系20は、ステツプSP1
6に移つて異常処理手順を終了する。
【0031】このようにして、レーザ駆動ブロツク22
は、マイクロコンピユータ2による異常処理を待つこと
なく、レーザダイオード14が過電流で発光する前に駆
動信号S2を素早く制限することができる。これによ
り、レーザ駆動ブロツク22は、レーザダイオード14
に所定値を越える駆動信号S2が流れて劣化したり損傷
することをレーザ駆動ブロツク22自体で未然に防止す
ることができる。
【0032】以上の構成によれば、駆動信号S2の値を
監視し、駆動信号S2の異常を検出したとき、マイクロ
コンピユータ2による制御を経ずに、異常処理部26に
よつて直ちに駆動信号S2の値を所定値に制限すること
により、レーザダイオード14の劣化や破損を未然に防
止することができる。
【0033】また異常処理内容(ここではレーザパワー
の制限量)が内部で固定されていることにより、マイク
ロコンピユータ2に対する異常処理設定の手間を省くこ
とができる。さらに駆動信号S2をフイードバツク制御
する開ループの一部、例えばフオトダイオード10が破
損した場合でも、レーザダイオード14の破損を未然に
防止することができる。
【0034】また従来はマイクロコンピユータ2やDS
P等のコードにより異常を処理していたが、異常処理の
コードを省略することができる。さらに異常処理と平行
して、異常発生をマイクロコンピユータ2に知らせるこ
とにより、全体として異常を一段とスムースに処理する
ことができる。
【0035】またレーザ駆動ブロツク22自体で異常を
処理することにより、マイクロコンピユータ2やDSP
のプログラムコードのバグによる、異常見逃しや不適切
な処理を回避することができる。これにより、レーザダ
イオード14を損傷する機会を一段と減少させることが
できる。さらにマイクロコンピユータ2やDSPを使用
せずに、光学ブロツク5を調整するときもレーザダイオ
ード14を損傷するおそれが無い。これにより、生産性
を一段と向上させることができる。
【0036】なお上述の実施例においては、駆動電流検
出部24が抵抗R3 及びトランジスタQ2で構成され、
駆動信号S2の電流値をトランジスタQ2のコレクタ電
位に変換して検出する場合について述べたが、本発明は
これに限らず、異常検出手段は任意の構成で良い。この
場合にも上述と同様の効果を得ることができる。
【0037】また上述の実施例においては、異常処理部
26に比較器33を配し、この比較器33でリセツト信
号S13を生成する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、異常処理手段で必ずしもリセツト信号を生
成しなくても良く、例えばマイクロコンピユータ2から
リセツト信号を与えても良い。
【0038】さらに上述の実施例においては、駆動信号
S2の電流値を制限する際、トランジスタQ1のベース
電位を所定値に低下させる場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、例えばトランジスタQ3のベース電
位を低下させる等、任意の方法で制限して良い。
【0039】さらに上述の実施例においては、駆動電流
検出部24が生成した電流値検出信号S6によつて駆動
信号S2の値の異常を検出する場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、電流値検出信号S6に加えて、
フオトダイオードが出力した光強度信号S3によつて異
常を検出する場合にも適用できる。
【0040】さらに上述の実施例においては、駆動信号
S2の値の異常を検出する際、駆動電流検出部24が生
成した電流値検出信号S6を異常検出用基準電位と比較
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例
えばトランジスタQ3のエミツタと抵抗R2 との接続中
点の電位や抵抗R2 の中間の電位を異常検出用基準電位
と比較する場合にも適用できる。
【0041】さらに上述の実施例においては、駆動信号
を所定値に制限する際、異常検出部25が生成した異常
検出信号S7を使用して制限する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、フオトダイオード10より
得た光強度信号S3に基づいて異常を検出する光量比較
手段、例えばレーザ異常検出部6が生成した検出信号S
4を使用して制限する場合にも適用できる。
【0042】さらに上述の実施例においては、レーザダ
イオード14を駆動する駆動信号S2を制限する場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、任意の発光手
段を駆動する駆動出力を制限する場合にも広く適用でき
る。
【0043】さらに上述の実施例においては、マイクロ
コンピユータ2でレーザ駆動ブロツク22を制御する場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、DSP
(Digital Signal Processor)や他の制御用集積回路等
のインテリジエンスチツプで制御する場合にも適用でき
る。
【0044】さらに上述の実施例においては、光磁気デ
イスク記録再生装置の発光制御系20に本発明を適用す
る場合について述べたが、本発明はこれに限らず、デー
タを記録する際に、発光手段より得た光束を照射し、記
録面の蒸発、溶融等の変形や、光物性値の変化等、任意
の変化を与えてデータを記録したり、この任意の変化に
よるデータを再生する場合にも広く適用できる。
【0045】さらに上述の実施例においては、光磁気デ
イスクにデータを記録する場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、任意の形状を有する光記録媒体に、
発光手段が生成した光を使用してデータを記録したり再
生する場合にも広く適用できる。
【0046】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、駆動出力
の値及び又は、発光手段が生成した光束量の値に基づい
て異常を検出したとき、プログラム制御する制御手段に
よる制御を経ずに、駆動出力制限手段によつて直ちに駆
動出力の値を制限することにより、発光手段の劣化や破
損を未然に防止し得る光記録媒体記録再生装置、発光駆
動装置及び集積回路を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光記録媒体記録再生装置、発光駆
動装置及び集積回路の一実施例による光磁気デイスク記
録再生装置の発光制御系を示すブロツク図である。
【図2】実施例によるレーザ駆動ブロツクの詳細な構成
の説明に供する接続図である。
【図3】実施例による異常処理手順の説明に供するフロ
ーチヤートである。
【図4】従来の光磁気デイスク記録再生装置の発光制御
系を示すブロツク図である。
【図5】従来のレーザ駆動ブロツクの詳細な構成を示す
接続図である。
【図6】従来の異常処理手順を示すフローチヤートであ
る。
【符号の説明】
1、20……光磁気デイスク記録再生装置の発光制御
系、2……マイクロコンピユータ、3、22……レーザ
駆動ブロツク、4、23……レーザ駆動部、5……光学
ブロツク、6……レーザ異常検出部、7……ループ増幅
器、8……レーザパワー設定レジスタ、9、13……電
位バツフア、10……フオトダイオード、11……駆動
電流発生回路、12、29、31、33……比較器、1
4……レーザダイオード、24……駆動電流検出部、2
5……異常検出部、26……異常処理部、27……駆動
電流設定回路、28……レベルシフト回路、30……D
フリツプフロツプ、32……スイツチ。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光手段と、上記発光手段を駆動する駆動
    出力を生成する駆動出力生成手段と、上記駆動出力生成
    手段をプログラムに従つて制御する制御手段とを有し、
    上記発光手段が生成した光束を光記録媒体に照射して、
    データを上記光記録媒体に記録及び又は再生する光記録
    媒体記録再生装置において、 上記駆動出力の値及び又は上記光束量の値に基づいて、
    上記制御手段による制御を経ずに、上記駆動出力を制限
    する駆動出力制限手段を具えることを特徴とする光記録
    媒体記録再生装置。
  2. 【請求項2】上記駆動出力に基づいて検出された上記駆
    動出力の値を基準値と比較する駆動出力比較手段を有
    し、 上記駆動出力制限手段は、 上記駆動出力比較手段の比較結果に基づいて、上記駆動
    出力を制限することを特徴とする請求項1に記載の光記
    録媒体記録再生装置。
  3. 【請求項3】上記駆動出力に基づいて、上記駆動出力の
    値を検出する駆動出力値検出手段を有することを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の光記録媒体記録再生
    装置。
  4. 【請求項4】上記光束量の値の検出結果を当該光束量の
    基準値と比較する光量比較手段を有することを特徴とす
    る請求項1に記載の光記録媒体記録再生装置。
  5. 【請求項5】上記発光手段は、レーザダイオードである
    ことを特徴とする請求項1に記載の光記録媒体記録再生
    装置。
  6. 【請求項6】上記光記録媒体は、デイスク状光記録媒体
    であることを特徴とする請求項1に記載の光記録媒体記
    録再生装置。
  7. 【請求項7】上記デイスク状光記録媒体は、光磁気デイ
    スクであることを特徴とする請求項1又は請求項6に記
    載の光記録媒体記録再生装置。
  8. 【請求項8】発光手段を駆動する駆動出力を生成する駆
    動出力生成手段と、 上記駆動出力の値及び又は、上記発光手段が生成した光
    束量の値に基づいて、プログラムに従つて制御する制御
    手段による当該制御を経ずに、上記駆動出力を制限する
    駆動出力制限手段とを具えることを特徴とする発光駆動
    装置。
  9. 【請求項9】上記駆動出力に基づいて検出された上記駆
    動出力の値を基準値と比較する駆動出力比較手段を有
    し、 上記駆動出力制限手段は、 上記駆動出力比較手段の比較結果に基づいて、上記駆動
    出力を制限することを特徴とする請求項8に記載の発光
    駆動装置。
  10. 【請求項10】上記駆動出力に基づいて、上記駆動出力
    の値を検出する駆動出力値検出手段を有することを特徴
    とする請求項8又は請求項9に記載の発光駆動装置。
  11. 【請求項11】上記光束量の値の検出結果を当該光束量
    の基準値と比較する光量比較手段を有することを特徴と
    する請求項8に記載の発光駆動装置。
  12. 【請求項12】上記発光手段は、レーザダイオードであ
    ることを特徴とする請求項8に記載の発光駆動装置。
  13. 【請求項13】基板上に、 発光手段を駆動する駆動出力を生成する駆動出力生成手
    段と、 上記駆動出力の値及び又は、上記発光手段が生成した光
    束量の値に基づいて、プログラムに従つて制御する制御
    手段による当該制御を経ずに、上記駆動出力を制限する
    駆動出力制限手段とを具えることを特徴とする集積回
    路。
  14. 【請求項14】上記駆動出力に基づいて検出された上記
    駆動出力の値を基準値と比較する駆動出力比較手段を有
    し、 上記駆動出力制限手段は、 上記駆動出力比較手段の比較結果に基づいて、上記駆動
    出力を制限することを特徴とする請求項13に記載の集
    積回路。
  15. 【請求項15】上記駆動出力に基づいて、上記駆動出力
    の値を検出する駆動出力値検出手段を有することを特徴
    とする請求項13又は請求項14に記載の集積回路。
  16. 【請求項16】上記光束量の値の検出結果を当該光束量
    の基準値と比較する光量比較手段を有することを特徴と
    する請求項13に記載の集積回路。
  17. 【請求項17】上記発光手段は、レーザダイオードであ
    ることを特徴とする請求項13に記載の集積回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008227005A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Ricoh Co Ltd 光制御装置、画像形成装置、および光制御方法

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