JPH0910146A - 電気掃除機の吸口 - Google Patents

電気掃除機の吸口

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JPH0910146A
JPH0910146A JP16175595A JP16175595A JPH0910146A JP H0910146 A JPH0910146 A JP H0910146A JP 16175595 A JP16175595 A JP 16175595A JP 16175595 A JP16175595 A JP 16175595A JP H0910146 A JPH0910146 A JP H0910146A
Authority
JP
Japan
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suction port
brush
carpet
mouthpiece
protruding part
Prior art date
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Pending
Application number
JP16175595A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuji Suzuki
竜路 鈴木
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Hitachi Ltd
Hitachi Appliances Techno Service Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Taga Technology Ltd
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Publication date
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Priority to JP16175595A priority Critical patent/JPH0910146A/ja
Publication of JPH0910146A publication Critical patent/JPH0910146A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】吸込口11と本体1とを連結する回動管7の回
転軸が、吸込口11の後輪の中心軸よりも前側に設け、
吸口底部10の吸込口11の前側に柔軟な材質からなる
ブラシ12を設け、ブラシ12は前輪5と後輪6の接点
を結ぶ直線よりも突出して被掃除面と接し、吸口底部1
0の形状がブラシ12の後側よりも前側が突出し、吸込
口11の後側に可撓性を有する遮蔽板16を設け、遮蔽
板16に一体もしくは固定した回動可能な軸を有し、絨
毯上で吸口が前進するときのみ、吸口底部10と遮蔽板
16との間に吸口内圧力を下げるための流路を設ける。 【効果】電気掃除機の吸口において絨毯上を前進すると
きの操作力を増加することなく、絨毯上の塵埃および、
床上の砂等の塵埃を確実に捕収することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気掃除機の吸口に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、捕収性の良い電気掃除機の吸口に
おいて、図2に示すように、吸口底部の吸込口前側に設
けられた、柔軟な材質からなるブラシが前後同一面の吸
口底面から突出しているものがあった。このため、ブラ
シが突出しているものは、絨毯上で糸屑等の塵埃捕収性
能は向上するが、掃除機本体を操作する力、特に前進す
るときの操作力が増加する問題があった。
【0003】また、従来、操作性の良い電気掃除機の吸
口において、図3に示すようにブラシが吸口底部よりも
没したもの又は吸口底部と略一面となしたものがあっ
た。このため、吸口底部に設けられたブラシが、吸口底
面よりも没している場合、又は略一面となしている場
合、絨毯上で掃除機本体を操作する力は低下するが、絨
毯上の糸屑等の塵埃捕収性能と、床上の砂等の捕収性能
が低下する問題があった。さらに、従来、実願昭61−77
937 号公報にあたる床ノズルにおいて、図4に示すよう
に、後方より前方が下方へ突出する段差を底面に有し、
この段差部には後方斜め方向にブラシを設け、その先端
は下方突出状の底面前方と略一面となしているものがあ
った。この場合、米粒状の大きさの塵埃を吸口前面から
吸い込むために吸口前面底部の高さを上げると、絨毯上
の塵埃捕収性能の向上と絨毯上で前進する操作力の低減
はできるが、床上の砂等の捕収性能が低下する問題があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、掃除
機の使用者が吸口を前後操作する際、比較的操作力の重
い絨毯上前進時の操作力を増加することなく、絨毯上の
糸屑等の塵埃捕収性能と床上の砂等の塵埃捕収性能を向
上することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は吸口底部の吸込口前側に柔軟な材質からな
るブラシを設けるとともに、ブラシは前輪と後輪の接点
を結ぶ直線よりも突出し、吸口底部の形状がブラシ後側
よりも前側を突出させた。
【0006】また、吸込口の後側に吸込口底部から掃除
する面に向かって垂下する、可撓性を有する遮蔽板を設
けた。
【0007】さらに、吸込口の後側に設けた可撓性を有
する遮蔽板に一体もしくは固定した回動可能な軸を有
し、絨毯上で吸口が前進するときのみ、吸口底部と遮蔽
板との間に吸口内圧力を下げるための流路が開口するよ
う構成した。
【0008】
【作用】本発明は電気掃除機の吸口において、吸口本体
が掃除する面上を走行し掃除をするとき、掃除する面が
糸屑等の塵埃が付着した絨毯の場合、吸口本体の前後操
作により塵埃を捕収するが、図8に示すように、掃除機
本体を後方へ傾斜させ掃除を行うため前進するときに押
す力F1は、前進力F2の他に吸口本体1が被掃除面へ
圧接する方向P1へ作用し、後退するとき引く力F4
は、後退力F3の他にP2方向へ作用する。従って、吸
口と絨毯との摺動抵抗が増減し、掃除機が後退する操作
力F4よりも前進する操作力F1の方が大きくなる。こ
の場合、図1に示すように吸口底部の吸込口前側に設け
られた柔軟な材質からなるブラシを設けるとともに、ブ
ラシは前輪と後輪の接点を結ぶ直線よりも突出し、吸口
底部の形状がブラシ後側よりも前側が突出していると、
吸口が絨毯上を前進するとき、図5に示すようにブラシ
は撓み吸口底部の前側突出部よりも没し、絨毯は突出部
に当り、吸口本体が前進するときにブラシによる前進時
の操作力F1の増加が殆ど無い。更に、吸口本体が後退
するときには、図6に示すようにブラシが前進するとき
と逆方向へ撓み、吸口底面の前側突出部に当り突出部よ
りもブラシが突出していることから、前進時にブラシが
撓む力よりも後退時にブラシが撓む力の方が大きくな
り、絨毯上に付着している糸屑等の塵埃を捕収すること
ができ、後退時の操作力F4は前進時の操作力F1より
も小さい。
【0009】この構成の吸口において、図1に示すよう
に吸込口後側に可撓性を有する遮蔽板を設けて吸口内部
の圧力を高めたことにより、床上で砂等の塵埃捕収性能
を向上することができる。
【0010】この構成の吸口において、可撓性を有する
遮蔽板に一体もしくは固定した回動可能な軸を有し、吸
口が前進するときのみ掃除する面に押されて回動し、吸
口底部と遮蔽板との間に吸口内圧力を下げるための流路
を構成するものにおいて、床上を掃除する場合は、遮蔽
板は回動せず吸口底部の圧力を高め、砂等の塵埃捕収性
能が向上する。絨毯上を吸口が前進して掃除する場合、
図7に示すように遮蔽板は絨毯面に押されて回動し、吸
口底部と遮蔽板の間に吸口内部圧力を低下させるための
流路が構成され、吸口内圧力が低下し前進する操作力が
小さくてすむ。吸口が後退するときは、遮蔽板がもとの
状態にもどり吸口内圧力が上昇するため、絨毯上に付着
している糸屑等の塵埃捕収性能が向上する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の電気掃除機の吸口を図1ない
し図8により説明する。
【0012】図1は吸口の側面図である。1は吸口本体
で、下面を開口した上ケース2と、上面を開口した下ケ
ース3とからなり、これら上ケース下ケースの外周間に
バンパ4を挟んでいる。下ケース3の底面には左右一対
の前輪5と後輪6を設け、後輪6の近くに設けた、吸口
と本体とを連結する回動管7の回転軸8は、後輪の回転
軸9よりも前側に位置している。吸口底面10に吸込口
11を設け、そりの前方に柔軟な材質からなるブラシ1
2を設置している。ブラシ12の前側突出部13はブラ
シ後側没部14よりも突出して形成する。また、ブラシ
12は前側突出部13よりも突出し、前輪5と後輪6の
接点を結ぶ直線15より突出している。
【0013】吸口本体1が被掃除面上を走行して掃除を
行う場合、被掃除面が糸屑などの塵埃が付着した絨毯の
場合、ブラシ12が絨毯上の塵埃を被掃除面から離脱さ
せ、吸込口11より吸い込まれるが、吸口本体1が前進
するとき、特に低重心型スティックタイプ掃除機では吸
口本体1にかかる自重Wが高重心型に比べ大きく、絨毯
へ沈み込む量が多い。また、図8に示すように、掃除機
本体を後方へ傾斜させ掃除を行うため前進するときに押
す力F1は、前進力F2の他に吸口本体1が被掃除面へ
圧接する方向P1へ作用し、後退するとき引く力F4
は、後退力F3の他にP2方向へ作用する。従って、掃
除を行う場合掃除機が後退する操作力F4よりも前進す
る操作力F1の方が大きくなる。
【0014】そこで、本発明の電気掃除機の吸口によれ
ば吸口本体1の吸込口11の前側に設けたブラシ12の
前側突出部13がブラシ後側没部14より突出すること
により吸口本体1が前進する場合、図5に示すように、
前側突出部13に被掃除面である絨毯が当たり、ブラシ
12は絨毯により後方へ撓み前側突出部13よりも没す
る。従って、前進する操作力にブラシ12による影響が
殆ど無くなる。逆に、吸口本体1が後退する場合は、図
6に示すように、ブラシ12が前進時とは逆の方向へ撓
み前側突出部13よりも更に突出しているので、前側突
出部13の高さよりも下方へ突出した部分のみ撓んで、
ブラシが持つ撓み力が増加し、被掃除面である絨毯上の
塵埃はブラシ12の突出部分により補収される。
【0015】また、この構成の吸口で、吸込口11の後
側に可撓性を有する遮蔽板16を設けた電気掃除機の吸
口で床上を掃除する場合、遮蔽板16は吸口と床面のす
きまを、吸込口11の後側1面について塞ぎ、吸口底部
の圧力が高まり、砂等の塵埃捕収性能が向上する。
【0016】また、この構成の吸口において、図7に示
すように、吸込口11の後側に設けた可撓性を有する遮
蔽板16に、一体もしくは固定した回動可能な軸17を
有している場合、絨毯上で吸口本体1が前進するとき掃
除する面に押されて遮蔽板16は、軸17を中心に回動
し、吸口底部10と遮蔽板16との間に吸口内の圧力を
下げるための流路18が構成される。その場合、吸口外
部の空気が吸口流路19以外の吸口本体内を通り、流路
18に通じ吸口内部の圧力を低下させる。吸口本体1が
後退するときは、遮蔽板16がもとの状態にもどり吸口
内圧力が上昇するため、絨毯上に付着している糸屑等の
塵埃捕収性能が向上する。従って、ブラシの効果と圧力
低下の両効果から、絨毯上で前進するときの操作力は比
較的小さくてすむ。更に、床上を掃除する場合、遮蔽板
16は回動せず吸口内の圧力を高めるので、砂等の塵埃
捕収性能が向上する。つまり、操作感が軽く且つ、絨毯
上の塵埃を確実に捕収できる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、吸口底部の吸込口前側
に柔軟な材質からなるブラシを設けるとともに、吸口底
部のブラシ後側没部よりも前側突部が突出し、更にブラ
シは前側突出部よりも突出し、被掃除面と接することに
より絨毯上で掃除機本体が前進する操作力を増加するこ
となく糸屑等の塵埃捕収性能を向上することができ、吸
込口後側に設けた回動可能な遮蔽板が、床上で砂等の塵
埃捕収性能を向上させ、実使用状態で取扱性の優れた電
気掃除機の吸口を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸込口本体の断面図。
【図2】従来技術の説明図。
【図3】従来技術の説明図。
【図4】従来技術の説明図。
【図5】ブラシの効果の説明図。
【図6】ブラシの効果の説明図。
【図7】遮蔽板の効果の説明図。
【図8】操作力の作用方向を示す説明図。
【符号の説明】
1…吸口本体、2…上ケース、3…下ケース、4…バン
パ、5…前輪、6…後輪、7…回動管、8…回動管の回
動軸、9…後輪の回動軸、10…吸口底面、11…吸込
口、12…ブラシ、13…前側突出部、14…後側没
部、15…前輪と後輪の接点を結ぶ線、16…遮蔽板、
19…吸込流路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸口と本体とを連結する回動管の回転軸
    が、前記吸口の後輪の中心軸よりも前側に設けてなるも
    のにおいて、前記吸口の底部の吸込口前側に柔軟な材質
    からなるブラシを設け、前記ブラシは前輪と前記後輪の
    接点を結ぶ直線よりも突出し、前記吸口の底部の形状が
    前記ブラシの後側よりも前側が突出するように構成した
    ことを特徴とする電気掃除機の吸口。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記吸込口の後側に吸
    込口底部から掃除する面に向かって垂下する可撓性を有
    する遮蔽板を設けた電気掃除機の吸口。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記吸込口の後側に設
    けた可撓性を有する前記遮蔽板に一体もしくは固定した
    回動可能な軸を有し、絨毯上で吸口が前進するときの
    み、前記吸口底部と前記遮蔽板との間に吸口内圧力を下
    げるための流路が開口するよう構成した電気掃除機の吸
    口。
JP16175595A 1995-06-28 1995-06-28 電気掃除機の吸口 Pending JPH0910146A (ja)

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JP16175595A JPH0910146A (ja) 1995-06-28 1995-06-28 電気掃除機の吸口

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JP16175595A JPH0910146A (ja) 1995-06-28 1995-06-28 電気掃除機の吸口

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JPH0910146A true JPH0910146A (ja) 1997-01-14

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JP16175595A Pending JPH0910146A (ja) 1995-06-28 1995-06-28 電気掃除機の吸口

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JP (1) JPH0910146A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017023349A (ja) * 2015-07-21 2017-02-02 東芝ライフスタイル株式会社 吸込口体および電気掃除機
JP2019170693A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 三菱電機株式会社 吸込具及び電気掃除機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017023349A (ja) * 2015-07-21 2017-02-02 東芝ライフスタイル株式会社 吸込口体および電気掃除機
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