JPH0910145A - 床用吸込具 - Google Patents
床用吸込具Info
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- JPH0910145A JPH0910145A JP16614395A JP16614395A JPH0910145A JP H0910145 A JPH0910145 A JP H0910145A JP 16614395 A JP16614395 A JP 16614395A JP 16614395 A JP16614395 A JP 16614395A JP H0910145 A JPH0910145 A JP H0910145A
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- Japan
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- suction tool
- tool body
- suction
- stopper piece
- suction device
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Abstract
(57)【要約】
【構成】吸込具本体1の吸込口2に、モータ12により回
転駆動される回転ブラシ11を配置し、吸込具本体1の上
下反転時モータ12を停止する安全スイッチ14を、被掃除
面への接地状態に応じてモータをオンオフ制御するスイ
ッチを操作する操作体15と、操作体に設けられた略V字
状のストッパ片20を覆い、吸込具本体の下ケース3との
あいだにストッパ収納室を形成するカバー体27と、スト
ッパ収納室内に移動可能に設けられたボール24とから構
成し、カバー体27の天面に、吸込具本体1を上下反転さ
せた際にボール24が案内される開口部28、29を形成する
とともに、上ケース4の、開口部28、29に対向する位置
には、開口部28、29に近接する位置まで突出部6、7を
形成した床用吸込具。 【効果】簡単な構成で、吸込具を上下反転させた際の安
全性を向上させることができる。
転駆動される回転ブラシ11を配置し、吸込具本体1の上
下反転時モータ12を停止する安全スイッチ14を、被掃除
面への接地状態に応じてモータをオンオフ制御するスイ
ッチを操作する操作体15と、操作体に設けられた略V字
状のストッパ片20を覆い、吸込具本体の下ケース3との
あいだにストッパ収納室を形成するカバー体27と、スト
ッパ収納室内に移動可能に設けられたボール24とから構
成し、カバー体27の天面に、吸込具本体1を上下反転さ
せた際にボール24が案内される開口部28、29を形成する
とともに、上ケース4の、開口部28、29に対向する位置
には、開口部28、29に近接する位置まで突出部6、7を
形成した床用吸込具。 【効果】簡単な構成で、吸込具を上下反転させた際の安
全性を向上させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気掃除機に接続され
る床用吸込具に係わり、特に、絨緞等に付着したゴミを
掻き出すための回転ブラシを備えた床用吸込具に関す
る。
る床用吸込具に係わり、特に、絨緞等に付着したゴミを
掻き出すための回転ブラシを備えた床用吸込具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、吸込具本体を上下反転操作した
際、回転ブラシ駆動用モータを停止させる安全スイッチ
を備えた床用吸込具が、例えば特開平7-67814号公報(A4
7L 9/04)にて知られている。
際、回転ブラシ駆動用モータを停止させる安全スイッチ
を備えた床用吸込具が、例えば特開平7-67814号公報(A4
7L 9/04)にて知られている。
【0003】この従来技術を図15乃至図24に基づい
て説明すると、31は下面に吸込口32を形成した吸込具本
体で、図示しない回転ブラシを吸込口32に臨ませた状態
で回転自在に支持している。回転ブラシは吸込具本体31
に内蔵された図示しないモータにより回転駆動され、吸
込具本体31に内蔵された安全スイッチ33が吸込具本体31
の上下反転操作検出時、モータを停止するようになって
いる。
て説明すると、31は下面に吸込口32を形成した吸込具本
体で、図示しない回転ブラシを吸込口32に臨ませた状態
で回転自在に支持している。回転ブラシは吸込具本体31
に内蔵された図示しないモータにより回転駆動され、吸
込具本体31に内蔵された安全スイッチ33が吸込具本体31
の上下反転操作検出時、モータを停止するようになって
いる。
【0004】安全スイッチ33を詳述すると、34は軸35を
吸込具本体31に回転自在に軸支した操作体で、回転ロー
ラ36を回転自在に軸支するブラケット37と、後述するス
イッチ44を操作する操作片38と、軸35の一端側に突設さ
れた略U字状のストッパ片39と、軸35の他端に設けられ
回転ローラ36を吸込具本体31底面から突出する方向に付
勢するバネ40とを備えている。41は回転ローラ36の上方
を被うカバー体で、ストッパ片39に対応する位置にガイ
ド部42を有している。43はガイド部42内に配設されるボ
ールで、吸込具本体31の上下反転操作に連動して移動す
るようになっている。44はカバー体41に装着されたスイ
ッチで、操作片38により操作され、モータをオンオフ制
御するようになっている。
吸込具本体31に回転自在に軸支した操作体で、回転ロー
ラ36を回転自在に軸支するブラケット37と、後述するス
イッチ44を操作する操作片38と、軸35の一端側に突設さ
れた略U字状のストッパ片39と、軸35の他端に設けられ
回転ローラ36を吸込具本体31底面から突出する方向に付
勢するバネ40とを備えている。41は回転ローラ36の上方
を被うカバー体で、ストッパ片39に対応する位置にガイ
ド部42を有している。43はガイド部42内に配設されるボ
ールで、吸込具本体31の上下反転操作に連動して移動す
るようになっている。44はカバー体41に装着されたスイ
ッチで、操作片38により操作され、モータをオンオフ制
御するようになっている。
【0005】而して、掃除機本体に可撓性ホースを介し
て接続される延長管の先端に吸込具本体31を接続して掃
除を行うのであるが、この状態で、吸込具本体31を被掃
除面に接地させると、図15及び図16に示すごとく、
バネ40の付勢力に抗して回転ローラ36が被掃除面によっ
て押し上げられて操作体34が回転し、操作体34の回転に
伴って操作片38がスイッチ44をオン状態としてモータを
回転させて回転ブラシを駆動する。この状態では、ボー
ル43は図15に示すごとく、ストッパ片39の凹所に位置
している。
て接続される延長管の先端に吸込具本体31を接続して掃
除を行うのであるが、この状態で、吸込具本体31を被掃
除面に接地させると、図15及び図16に示すごとく、
バネ40の付勢力に抗して回転ローラ36が被掃除面によっ
て押し上げられて操作体34が回転し、操作体34の回転に
伴って操作片38がスイッチ44をオン状態としてモータを
回転させて回転ブラシを駆動する。この状態では、ボー
ル43は図15に示すごとく、ストッパ片39の凹所に位置
している。
【0006】掃除場所を移動する場合など、吸込具本体
31を被掃除面から離間すると、図17及び図18に示す
ごとく、回転ローラ36がバネ40の付勢力により吸込具本
体31底面から突出し、それに伴う操作体34の回転により
操作片38がスイッチ44から離間してスイッチ44がオフ状
態となり、モータが停止する。
31を被掃除面から離間すると、図17及び図18に示す
ごとく、回転ローラ36がバネ40の付勢力により吸込具本
体31底面から突出し、それに伴う操作体34の回転により
操作片38がスイッチ44から離間してスイッチ44がオフ状
態となり、モータが停止する。
【0007】吸込具本体31を上下反転操作した際には、
図19及び図20に示すごとく、ボール43が吸込具本体
31の上下反転操作に連動してガイド部42の壁面と吸込具
本体31上面に当接した位置へと移動する。この状態で、
誤って回転ローラ36を押し下げる方向に操作しても、ス
トッパ片39先端がボール43に当接して操作体34の回転が
阻止され、操作片38がスイッチ44から離間した状態を維
持し、不用意に回転ブラシが回転することがないように
なっている。
図19及び図20に示すごとく、ボール43が吸込具本体
31の上下反転操作に連動してガイド部42の壁面と吸込具
本体31上面に当接した位置へと移動する。この状態で、
誤って回転ローラ36を押し下げる方向に操作しても、ス
トッパ片39先端がボール43に当接して操作体34の回転が
阻止され、操作片38がスイッチ44から離間した状態を維
持し、不用意に回転ブラシが回転することがないように
なっている。
【0008】しかしながら、吸込具本体31を上下反転操
作する場合には、吸込具本体31の接続管を中心として回
転させる場合、図22に示すように、吸込具本体31の幅
方向を軸として前方側を下方向に回転させる場合、及び
図24に示すように、吸込具本体31の幅方向を軸として
前方側を上方に回転させる場合の3通りが考えられ、吸
込具本体31の幅方向を軸として回転させる2通りの場合
において、ボール43の動作が異なる問題がある。
作する場合には、吸込具本体31の接続管を中心として回
転させる場合、図22に示すように、吸込具本体31の幅
方向を軸として前方側を下方向に回転させる場合、及び
図24に示すように、吸込具本体31の幅方向を軸として
前方側を上方に回転させる場合の3通りが考えられ、吸
込具本体31の幅方向を軸として回転させる2通りの場合
において、ボール43の動作が異なる問題がある。
【0009】即ち、図24に示すように、吸込具本体31
の幅方向を軸として前方側を上方に回転させる場合に
は、ボール43は図23に示すごとく、ガイド部42の壁面
にそって吸込具本体31上面側に移動するため、90度以
上回転させた状態でガイド部42の壁面と吸込具本体31上
面に当接した位置へ移動し、回転ブラシの駆動を防止す
ることができる。しかしながら、図22に示すごとく、
吸込具本体31の幅方向を軸として前方側を下方に回転さ
せる場合には、ボール43は図21に示すごとく、ストッ
パ片39の凹所に填まり込み、さらに回転させた状態で、
ストッパ片39凹所の遊端側の傾斜にそって移動するた
め、吸込具本体31をほぼ上下反転する状態まで回転させ
なければ、ボール43がストッパ片39の回転を阻止する位
置まで移動しない。
の幅方向を軸として前方側を上方に回転させる場合に
は、ボール43は図23に示すごとく、ガイド部42の壁面
にそって吸込具本体31上面側に移動するため、90度以
上回転させた状態でガイド部42の壁面と吸込具本体31上
面に当接した位置へ移動し、回転ブラシの駆動を防止す
ることができる。しかしながら、図22に示すごとく、
吸込具本体31の幅方向を軸として前方側を下方に回転さ
せる場合には、ボール43は図21に示すごとく、ストッ
パ片39の凹所に填まり込み、さらに回転させた状態で、
ストッパ片39凹所の遊端側の傾斜にそって移動するた
め、吸込具本体31をほぼ上下反転する状態まで回転させ
なければ、ボール43がストッパ片39の回転を阻止する位
置まで移動しない。
【0010】このように、吸込具本体31を回転させる方
向によって、安全スイッチ33が作動する角度が異なり、
信頼性に欠ける問題があった。
向によって、安全スイッチ33が作動する角度が異なり、
信頼性に欠ける問題があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みなされたもので、吸込具本体を回転させる方向に係
わりなく、確実に安全スイッチを作動させ得る吸込具を
提供することを課題とする。
鑑みなされたもので、吸込具本体を回転させる方向に係
わりなく、確実に安全スイッチを作動させ得る吸込具を
提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、下面に吸込口
を有する吸込具本体と、前記吸込口に臨ませて吸込口本
体に回転自在に支持された回転ブラシと、前記吸込具本
体に内蔵され、回転ブラシを回転駆動するモータと、前
記吸込具本体に設けられ、吸込具本体の上下反転時モー
タを停止する安全スイッチとを備え、前記安全スイッチ
を、前記モータをオンオフ制御するスイッチと、前記吸
込具本体に移動可能に支持され、吸込具本体底面から突
出して被掃除面への接地状態を検出する検出部と、該検
出部の吸込具本体底面からの突出量に応じてスイッチを
操作する操作片を有する操作体と、該操作体に設けられ
た略V字状のストッパ片を囲撓してストッパ収納室を形
成するカバーと、前記吸込具本体の上下順向き状態にお
いてストッパ片に保持され吸込具本体の上下反転操作に
連動して移動可能な移動体とから構成し、前記カバーの
天面には、吸込具本体の前後方向に、吸込具本体の反転
時に移動体を位置決めしストッパ片の揺動を規制する位
置決め部を形成したことを特徴とする。
を有する吸込具本体と、前記吸込口に臨ませて吸込口本
体に回転自在に支持された回転ブラシと、前記吸込具本
体に内蔵され、回転ブラシを回転駆動するモータと、前
記吸込具本体に設けられ、吸込具本体の上下反転時モー
タを停止する安全スイッチとを備え、前記安全スイッチ
を、前記モータをオンオフ制御するスイッチと、前記吸
込具本体に移動可能に支持され、吸込具本体底面から突
出して被掃除面への接地状態を検出する検出部と、該検
出部の吸込具本体底面からの突出量に応じてスイッチを
操作する操作片を有する操作体と、該操作体に設けられ
た略V字状のストッパ片を囲撓してストッパ収納室を形
成するカバーと、前記吸込具本体の上下順向き状態にお
いてストッパ片に保持され吸込具本体の上下反転操作に
連動して移動可能な移動体とから構成し、前記カバーの
天面には、吸込具本体の前後方向に、吸込具本体の反転
時に移動体を位置決めしストッパ片の揺動を規制する位
置決め部を形成したことを特徴とする。
【0013】
【作用】吸込具本体を上下反転操作した際には、移動体
が吸込具本体の反転に伴って移動し、カバーに形成され
た開口に案内されるとともに、吸込具本体の上ケースに
形成された突出部に当接して、移動体が開口とストッパ
片とに跨った位置に保持される。この状態で、検出部を
操作しても、ストッパ片が移動体に当接して操作体の移
動が阻止され、操作体のスイッチの操作が阻止されて回
転ブラシの駆動が阻止される。
が吸込具本体の反転に伴って移動し、カバーに形成され
た開口に案内されるとともに、吸込具本体の上ケースに
形成された突出部に当接して、移動体が開口とストッパ
片とに跨った位置に保持される。この状態で、検出部を
操作しても、ストッパ片が移動体に当接して操作体の移
動が阻止され、操作体のスイッチの操作が阻止されて回
転ブラシの駆動が阻止される。
【0014】この吸込具本体の上下反転操作において、
ストッパ片を略V字状に形成し、ストッパ片の上面開口
の範囲内に開口を形成しているので、吸込具本体をどの
方向に回転させても、ほぼ同じ角度回転させた状態で移
動体が操作体の移動を阻止する位置に移動し、回転ブラ
シの回転が阻止される。
ストッパ片を略V字状に形成し、ストッパ片の上面開口
の範囲内に開口を形成しているので、吸込具本体をどの
方向に回転させても、ほぼ同じ角度回転させた状態で移
動体が操作体の移動を阻止する位置に移動し、回転ブラ
シの回転が阻止される。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて以下に詳
述する。
述する。
【0016】1は吸込具本体で、下面前方に吸込口2を
形成した下ケース3と、該下ケース3の後方上部を被う
上ケース4と、前記下ケース3の前方上部を開閉自在に
閉塞する蓋体5とから構成されている。前記上ケース4
の、後述するカバー体27の開口部28、29に対応する位置
には、各々開口部28、29に近接する位置まで突出部6、
7が垂下形成されている。
形成した下ケース3と、該下ケース3の後方上部を被う
上ケース4と、前記下ケース3の前方上部を開閉自在に
閉塞する蓋体5とから構成されている。前記上ケース4
の、後述するカバー体27の開口部28、29に対応する位置
には、各々開口部28、29に近接する位置まで突出部6、
7が垂下形成されている。
【0017】8は前記吸込具本体1の後方中央部に設け
られ、下ケース3と上ケース4との間に回動自在に支持
された接続管で、一端側が前記吸込口2に連通し、他端
側が掃除機本体に可撓製ホース及び延長管を介して接続
されるようになっている。9は前記吸込具本体1底面後
方に回転自在に軸支された後車輪、10は前記吸込具本体
1底面前方に回転自在に軸支された前車輪である。
られ、下ケース3と上ケース4との間に回動自在に支持
された接続管で、一端側が前記吸込口2に連通し、他端
側が掃除機本体に可撓製ホース及び延長管を介して接続
されるようになっている。9は前記吸込具本体1底面後
方に回転自在に軸支された後車輪、10は前記吸込具本体
1底面前方に回転自在に軸支された前車輪である。
【0018】11は前記吸込具本体1に回転自在に支持さ
れた回転ブラシで、前記吸込口2に臨ませて配置されて
いる。12は前記吸込具本体1の下ケース3と上ケース4
とで囲まれる空間に配設されるモータで、前記回転ブラ
シ11との間にベルト13を架設し、回転ブラシ11を回転駆
動するようになっている。14は前記吸込具本体1の下ケ
ース3と上ケース4とで囲まれる空間に配設される安全
スイッチである。
れた回転ブラシで、前記吸込口2に臨ませて配置されて
いる。12は前記吸込具本体1の下ケース3と上ケース4
とで囲まれる空間に配設されるモータで、前記回転ブラ
シ11との間にベルト13を架設し、回転ブラシ11を回転駆
動するようになっている。14は前記吸込具本体1の下ケ
ース3と上ケース4とで囲まれる空間に配設される安全
スイッチである。
【0019】前記安全スイッチ14を図1乃至図11に基
づいて詳述する。
づいて詳述する。
【0020】15は合成樹脂製の操作体で、軸16を吸込具
本体1と後述するカバー体27との間で回転自在に軸支し
ている。17は前記操作体15の軸16の一端側に設けられた
検出部であるブラケットで、回転ローラ18を回転自在に
軸支している。
本体1と後述するカバー体27との間で回転自在に軸支し
ている。17は前記操作体15の軸16の一端側に設けられた
検出部であるブラケットで、回転ローラ18を回転自在に
軸支している。
【0021】前記操作体15の軸16の端部にはバネ受け部
を形成しており、前記下ケース3との間にバネ19を架設
し、該バネ19により操作体15を回転ローラ18が吸込具本
体1底面から突出する方向に付勢している。
を形成しており、前記下ケース3との間にバネ19を架設
し、該バネ19により操作体15を回転ローラ18が吸込具本
体1底面から突出する方向に付勢している。
【0022】20は前記操作体15の軸16の中央部に設けら
れたストッパ片で、吸込具本体1の前後方向に揺動自在
な略V字形状に形成された揺動板21、22と、該揺動板2
1、22の一側面を覆う略扇型の側板23とから構成されて
おり、該揺動板21、22の間に、移動体であるボール24が
保持されるようになっている。
れたストッパ片で、吸込具本体1の前後方向に揺動自在
な略V字形状に形成された揺動板21、22と、該揺動板2
1、22の一側面を覆う略扇型の側板23とから構成されて
おり、該揺動板21、22の間に、移動体であるボール24が
保持されるようになっている。
【0023】25は前記側板23の円弧部の略中央部に、外
周方向に突出形成された係止部で、該係止部25を後述す
るカバー体27の開口29に係合させることにより、ストッ
パ片20の所定範囲以上の回動を規制するようになってい
る。
周方向に突出形成された係止部で、該係止部25を後述す
るカバー体27の開口29に係合させることにより、ストッ
パ片20の所定範囲以上の回動を規制するようになってい
る。
【0024】26は前記操作体15の軸16の他端に設けられ
た操作片で、吸込具本体1を被掃除面に接地した際回転
ローラ18が被掃除面に押し上げられるのに伴って回転
し、後述するスイッチ30を操作するようになっている。
た操作片で、吸込具本体1を被掃除面に接地した際回転
ローラ18が被掃除面に押し上げられるのに伴って回転
し、後述するスイッチ30を操作するようになっている。
【0025】27は前記操作体15のブラケット17及びスト
ッパ片20を被う合成樹脂製のカバー体で、前記操作片20
に対応する位置に後述するスイッチ30を配設している。
ッパ片20を被う合成樹脂製のカバー体で、前記操作片20
に対応する位置に後述するスイッチ30を配設している。
【0026】28、29は前記カバー体27の、ストッパ片20
を覆う部分に、吸込具本体1の前後方向に形成されたボ
ール24の位置決め部としての開口部で、該開口部28、29
は、吸込具本体1が床面から浮かせた状態、即ちブラケ
ット17の回転ローラ18が床面に当接せず操作体15が回動
していない状態では、ストッパ片20の揺動板21、22間に
位置するようになっており、前記吸込具本体1を上下反
転させた際に、前記ボール24がカバー体27の開口部28、
29のいずれかに案内され、吸込具本体1の上ケース4に
形成された突出部6または7に当接することにより、ボ
ール24が開口部28、29とストッパ片20とに跨って位置し
ストッパ片20の回動が規制されて、回転ローラ18を手で
押圧しても操作体15が回動することがなく、後述するス
イッチ30の押圧操作が規制されるようになっている。
を覆う部分に、吸込具本体1の前後方向に形成されたボ
ール24の位置決め部としての開口部で、該開口部28、29
は、吸込具本体1が床面から浮かせた状態、即ちブラケ
ット17の回転ローラ18が床面に当接せず操作体15が回動
していない状態では、ストッパ片20の揺動板21、22間に
位置するようになっており、前記吸込具本体1を上下反
転させた際に、前記ボール24がカバー体27の開口部28、
29のいずれかに案内され、吸込具本体1の上ケース4に
形成された突出部6または7に当接することにより、ボ
ール24が開口部28、29とストッパ片20とに跨って位置し
ストッパ片20の回動が規制されて、回転ローラ18を手で
押圧しても操作体15が回動することがなく、後述するス
イッチ30の押圧操作が規制されるようになっている。
【0027】30は前記カバー体27に装着されるスイッチ
で、前記操作体15の回動に伴い操作片26により操作され
て前記モータ12をオンオフ制御するようになっている。
で、前記操作体15の回動に伴い操作片26により操作され
て前記モータ12をオンオフ制御するようになっている。
【0028】而して、可撓性ホース先端、あるいは延長
管先端に接続管8を接続して掃除を行うのであるが、こ
の状態で、吸込具本体1を被掃除面に接地させると、図
5乃至図7に示すごとく、バネ19の付勢力に抗して回転
ローラ18が被掃除面によって押し上げられて操作体15が
回転し、操作体15の回転に伴って操作片26がスイッチ30
をオン状態としてモータ12を回転させて回転ブラシ11を
駆動する。尚、この状態では、ボール24は図5に示すご
とく、ストッパ片20の揺動板21、22間に位置している。
管先端に接続管8を接続して掃除を行うのであるが、こ
の状態で、吸込具本体1を被掃除面に接地させると、図
5乃至図7に示すごとく、バネ19の付勢力に抗して回転
ローラ18が被掃除面によって押し上げられて操作体15が
回転し、操作体15の回転に伴って操作片26がスイッチ30
をオン状態としてモータ12を回転させて回転ブラシ11を
駆動する。尚、この状態では、ボール24は図5に示すご
とく、ストッパ片20の揺動板21、22間に位置している。
【0029】掃除場所を移動する場合など、吸込具本体
1を被掃除面から離間すると、図8乃至図10に示すご
とく、回転ローラ18がバネ19の付勢力により吸込具本体
1底面から突出し、それに伴う操作体153の回転により
操作片26がスイッチ30から離間してスイッチ30がオフ状
態となり、モータ12が停止する。
1を被掃除面から離間すると、図8乃至図10に示すご
とく、回転ローラ18がバネ19の付勢力により吸込具本体
1底面から突出し、それに伴う操作体153の回転により
操作片26がスイッチ30から離間してスイッチ30がオフ状
態となり、モータ12が停止する。
【0030】上述した吸込具本体1の上下反転操作にお
いて、図2に示すごとく、吸込具本体1の幅方向を軸と
して前方に回転(図中、矢印)させて上下反転操作した際
には、図1に示すごとく、ボール24が自重によってスト
ッパ片20の揺動板21に案内されて吸込具本体1前方側の
開口部28へ移動し、突出部6に当接する。この状態で、
誤って回転ローラ18を押し下げる方向に操作しても、ボ
ール24が開口部28とストッパ片20とに跨って位置してい
るため、ストッパ片20先端がボール24に当接して操作体
15の回転が阻止され、操作片26がスイッチ30から離間し
た状態を維持し、不用意に回転ブラシ11が回転するのを
防止する。
いて、図2に示すごとく、吸込具本体1の幅方向を軸と
して前方に回転(図中、矢印)させて上下反転操作した際
には、図1に示すごとく、ボール24が自重によってスト
ッパ片20の揺動板21に案内されて吸込具本体1前方側の
開口部28へ移動し、突出部6に当接する。この状態で、
誤って回転ローラ18を押し下げる方向に操作しても、ボ
ール24が開口部28とストッパ片20とに跨って位置してい
るため、ストッパ片20先端がボール24に当接して操作体
15の回転が阻止され、操作片26がスイッチ30から離間し
た状態を維持し、不用意に回転ブラシ11が回転するのを
防止する。
【0031】また、図4に示すごとく、吸込具本体1の
幅方向を軸として、図中に矢視した如く、前方側を上方
に回転させた場合には、ボール24は自重によってストッ
パ片20の揺動板22に案内されて吸込具本体1後方側の開
口部29へ移動し、突出部7に当接する。この状態で、誤
って回転ローラ18を押し下げる方向に操作しても、ボー
ル24が開口部29とストッパ片20とに跨って位置している
ため、ストッパ片20先端がボール24に当接して操作体15
の回転が阻止され、操作片26がスイッチ30から離間した
状態を維持し、不用意に回転ブラシ11が回転するのを防
止する。
幅方向を軸として、図中に矢視した如く、前方側を上方
に回転させた場合には、ボール24は自重によってストッ
パ片20の揺動板22に案内されて吸込具本体1後方側の開
口部29へ移動し、突出部7に当接する。この状態で、誤
って回転ローラ18を押し下げる方向に操作しても、ボー
ル24が開口部29とストッパ片20とに跨って位置している
ため、ストッパ片20先端がボール24に当接して操作体15
の回転が阻止され、操作片26がスイッチ30から離間した
状態を維持し、不用意に回転ブラシ11が回転するのを防
止する。
【0032】以上の如く、吸込具本体1の上下反転操作
において、吸込具本体1をどの方向に回転させても、ほ
ぼ同じ角度回転させた状態でボール24が移動して操作体
15の回動を阻止し、回転ブラシ11の回転を阻止すること
ができ、信頼性を向上することができる。
において、吸込具本体1をどの方向に回転させても、ほ
ぼ同じ角度回転させた状態でボール24が移動して操作体
15の回動を阻止し、回転ブラシ11の回転を阻止すること
ができ、信頼性を向上することができる。
【0033】また、安全スイッチ14は従来と同様の工程
で組み立てることができ、構成及び組立て工程が複雑化
することもない。
で組み立てることができ、構成及び組立て工程が複雑化
することもない。
【0034】尚、上記実施例では、ボール24の位置決め
部として開口部28、29を形成したが、ボール24が嵌まり
込む凹所を形成してもよい。
部として開口部28、29を形成したが、ボール24が嵌まり
込む凹所を形成してもよい。
【0035】また、図25及び図26に示す第2実施例のご
とく、回転ローラ18と後車輪9とを同軸上に配置するこ
とにより、吸込具本体1の前方を、後車輪9を支点とし
て若干上方に上げて紙くず等の比較的大きなゴミを吸い
込む際に、床面による回転ロー等18の押圧操作が解除さ
れることがなく、回転ブラシ11が不用意に停止すること
がない。
とく、回転ローラ18と後車輪9とを同軸上に配置するこ
とにより、吸込具本体1の前方を、後車輪9を支点とし
て若干上方に上げて紙くず等の比較的大きなゴミを吸い
込む際に、床面による回転ロー等18の押圧操作が解除さ
れることがなく、回転ブラシ11が不用意に停止すること
がない。
【0036】
【発明の効果】以上の如く、本発明の構成によれば、簡
単な構成で、吸込具を上下反転させた際の安全性を向上
させることができる等の効果を奏する。
単な構成で、吸込具を上下反転させた際の安全性を向上
させることができる等の効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例の吸込具前方側を下方に回転
させて吸込具を上下反転させた際の要部拡大断面図であ
る。
させて吸込具を上下反転させた際の要部拡大断面図であ
る。
【図2】同吸込具前方側を下方に回転させて吸込具を上
下反転させる状態を示す吸込具の側面図である。
下反転させる状態を示す吸込具の側面図である。
【図3】同吸込具前方側を上方に回転させて吸込具を上
下反転させた際の要部拡大断面図である。
下反転させた際の要部拡大断面図である。
【図4】同吸込具前方側を上方に回転させて吸込具を上
下反転させる状態を示す吸込具の側面図である。
下反転させる状態を示す吸込具の側面図である。
【図5】同吸込具を被掃除面に接地した状態の要部拡大
断面図である。
断面図である。
【図6】同吸込具を被掃除面に接地した状態の要部拡大
図である。
図である。
【図7】同吸込具を被掃除面に接地した状態の要部拡大
図である。
図である。
【図8】同吸込具を被掃除面から離間した状態の要部拡
大断面図である。
大断面図である。
【図9】同吸込具を被掃除面から離間した状態の要部拡
大図である。
大図である。
【図10】同吸込具を被掃除面から離間した状態の要部
拡大図である。
拡大図である。
【図11】同吸込具本体の上ケースを取り外した状態の
一部破断上面図である。
一部破断上面図である。
【図12】従来例を示す要部拡大図である。
【図13】同操作体の平面図である。
【図14】同カバー体の平面図である。
【図15】同吸込具を被掃除面に接地した状態の要部拡
大断面図である。
大断面図である。
【図16】同吸込具を被掃除面に接地した状態の要部拡
大図である。
大図である。
【図17】同吸込具を被掃除面から離間した状態の要部
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図18】同吸込具を被掃除面から離間した状態の要部
拡大図である。
拡大図である。
【図19】同吸込具を上下反転させた状態の要部拡大断
面図である。
面図である。
【図20】同吸込具を上下反転させた状態の要部拡大図
である。
である。
【図21】同吸込具前方側を下方に回転させて吸込具を
上下反転させた際の要部拡大断面図である。
上下反転させた際の要部拡大断面図である。
【図22】同吸込具前方側を下方に回転させて吸込具を
上下反転させる状態を示す吸込具の側面図である。
上下反転させる状態を示す吸込具の側面図である。
【図23】同吸込具前方側を上方に回転させて吸込具を
上下反転させた際の要部拡大断面図である。
上下反転させた際の要部拡大断面図である。
【図24】同吸込具前方側を上方に回転させて吸込具を
上下反転させる状態を示す吸込具の側面図である。
上下反転させる状態を示す吸込具の側面図である。
【図25】本発明の第2実施例を示す床用吸込具の上ケ
ースを外した上面図である。
ースを外した上面図である。
【図26】同車輪を支点として吸込具の前方を上げた状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
1 吸込具本体 2 吸込口 6 突出部 7 突出部 11 回転ブラシ 12 モータ 14 安全スイッチ 15 操作体 16 軸 17 ブラケット 18 回転ローラ 20 ストッパ片 24 ボール(移動体) 26 操作片 27 カバー体 28 開口部(位置決め部) 29 開口部(位置決め部) 30 スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 下面に吸込口を有する吸込具本体と、前
記吸込口に臨ませて吸込口本体に回転自在に支持された
回転ブラシと、前記吸込具本体に内蔵され、回転ブラシ
を回転駆動するモータと、前記吸込具本体に設けられ、
吸込具本体の上下反転時モータを停止する安全スイッチ
とを備え、前記安全スイッチを、前記モータをオンオフ
制御するスイッチと、前記吸込具本体に移動可能に支持
され、吸込具本体底面から突出して被掃除面への接地状
態を検出する検出部と、該検出部の吸込具本体底面から
の突出量に応じてスイッチを操作する操作片を有する操
作体と、該操作体に設けられた略V字状のストッパ片を
囲撓してストッパ収納室を形成するカバーと、前記吸込
具本体の上下順向き状態においてストッパ片に保持され
吸込具本体の上下反転操作に連動して移動可能な移動体
とから構成し、前記カバーの天面には、吸込具本体の前
後方向に、吸込具本体の反転時に移動体を位置決めしス
トッパ片の揺動を規制する位置決め部を形成したことを
特徴とする床用吸込具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16614395A JPH0910145A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 床用吸込具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16614395A JPH0910145A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 床用吸込具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0910145A true JPH0910145A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15825850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16614395A Pending JPH0910145A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 床用吸込具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0910145A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2017183251A1 (ja) * | 2016-04-18 | 2019-02-21 | シャープ株式会社 | 電気掃除機の吸込口体 |
WO2023238623A1 (ja) * | 2022-06-10 | 2023-12-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 吸込ノズル |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP16614395A patent/JPH0910145A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2017183251A1 (ja) * | 2016-04-18 | 2019-02-21 | シャープ株式会社 | 電気掃除機の吸込口体 |
WO2023238623A1 (ja) * | 2022-06-10 | 2023-12-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 吸込ノズル |
JP2023180789A (ja) * | 2022-06-10 | 2023-12-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 吸込ノズル |
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