JPH09101020A - 加熱装置における減圧型燃焼方法及び装置 - Google Patents
加熱装置における減圧型燃焼方法及び装置Info
- Publication number
- JPH09101020A JPH09101020A JP7257359A JP25735995A JPH09101020A JP H09101020 A JPH09101020 A JP H09101020A JP 7257359 A JP7257359 A JP 7257359A JP 25735995 A JP25735995 A JP 25735995A JP H09101020 A JPH09101020 A JP H09101020A
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- Japan
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- heat storage
- furnace
- heating device
- storage chamber
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/34—Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 炉内において加圧減圧燃焼を繰り返し、蓄熱
効果を発揮させ、省エネを達成する。 【解決手段】 加熱装置のバーナヘッド１に蓄熱室４を
装置し、蓄熱室４の吸引側には吸気弁５を設けると共に
蓄熱室４の排気側には排気弁６と吸引ポンプ７を装置
し、前記吸引ポンプ７によって炉内ガスを吸引しながら
前記蓄熱室内の蓄熱体９を加熱し、炉内を負圧した後、
その負圧によって燃焼用空気を炉内に吸引し、その吸引
の際には、前記加熱された蓄熱体９によって燃焼用空気
を予熱して高温状態で燃料と共に炉内燃焼させ、排気は
前記吸引ポンプ７によって蓄熱体を加熱しながら吸引し
て再び炉内を負圧状態し、かかる減圧燃焼を繰り返すよ
うにしたことを特徴とするものである。
効果を発揮させ、省エネを達成する。 【解決手段】 加熱装置のバーナヘッド１に蓄熱室４を
装置し、蓄熱室４の吸引側には吸気弁５を設けると共に
蓄熱室４の排気側には排気弁６と吸引ポンプ７を装置
し、前記吸引ポンプ７によって炉内ガスを吸引しながら
前記蓄熱室内の蓄熱体９を加熱し、炉内を負圧した後、
その負圧によって燃焼用空気を炉内に吸引し、その吸引
の際には、前記加熱された蓄熱体９によって燃焼用空気
を予熱して高温状態で燃料と共に炉内燃焼させ、排気は
前記吸引ポンプ７によって蓄熱体を加熱しながら吸引し
て再び炉内を負圧状態し、かかる減圧燃焼を繰り返すよ
うにしたことを特徴とするものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱装置における
減圧型燃焼方法及び装置に関するものである。
減圧型燃焼方法及び装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】種々の被熱物を加熱する加熱炉としての
加熱装置は、炉体にバーナを取着け、炉内で燃焼させ、
炉内の被熱物を加熱している。また、シングルエンド型
ラジアントチューブ加熱装置は、通常、チューブ端部の
バーナヘッドで保炎しつつ燃焼を持続し、チューブ内に
燃焼ガスを流し、リターンさせて排出させている。チュ
ーブは輻射熱となって被熱物等を加熱する。
加熱装置は、炉体にバーナを取着け、炉内で燃焼させ、
炉内の被熱物を加熱している。また、シングルエンド型
ラジアントチューブ加熱装置は、通常、チューブ端部の
バーナヘッドで保炎しつつ燃焼を持続し、チューブ内に
燃焼ガスを流し、リターンさせて排出させている。チュ
ーブは輻射熱となって被熱物等を加熱する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】加熱装置に於いて、不
断の努力目標となっているものの一つは、熱効率を向上
させ省エネ効果を得ることである。本発明は加熱装置の
バーナヘッドに蓄熱室を設け、炉内に於いて加圧減圧燃
焼を繰り返し、蓄熱室効果を著しく発揮させ、省エネを
達成するものである。
断の努力目標となっているものの一つは、熱効率を向上
させ省エネ効果を得ることである。本発明は加熱装置の
バーナヘッドに蓄熱室を設け、炉内に於いて加圧減圧燃
焼を繰り返し、蓄熱室効果を著しく発揮させ、省エネを
達成するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、加熱装置のバーナヘッドに蓄熱室を装置
し、蓄熱室の吸引側には吸気弁を設けると共に蓄熱室の
排気側には排気弁と吸引ポンプを装置し、前記吸引ポン
プによって炉内ガスを吸引しながら前記蓄熱室内の蓄熱
体を加熱し、炉内又はチュ−ブ内を負圧した後、その負
圧によって燃焼用空気を炉内に吸引し、その吸引の際に
は、前記加熱された蓄熱体によって燃焼用空気を予熱し
て燃料と共に高温状態で炉内燃焼させ、排気は前記吸引
ポンプによって蓄熱体を加熱しながら吸引して再び炉内
又はチュ−ブ内を負圧状態し、かかる減圧燃焼を繰り返
すようにしたことを特徴とする加熱装置における減圧型
燃焼方法を提供するものである。
に、本発明は、加熱装置のバーナヘッドに蓄熱室を装置
し、蓄熱室の吸引側には吸気弁を設けると共に蓄熱室の
排気側には排気弁と吸引ポンプを装置し、前記吸引ポン
プによって炉内ガスを吸引しながら前記蓄熱室内の蓄熱
体を加熱し、炉内又はチュ−ブ内を負圧した後、その負
圧によって燃焼用空気を炉内に吸引し、その吸引の際に
は、前記加熱された蓄熱体によって燃焼用空気を予熱し
て燃料と共に高温状態で炉内燃焼させ、排気は前記吸引
ポンプによって蓄熱体を加熱しながら吸引して再び炉内
又はチュ−ブ内を負圧状態し、かかる減圧燃焼を繰り返
すようにしたことを特徴とする加熱装置における減圧型
燃焼方法を提供するものである。
【０００５】また、本発明は、加熱装置のバーナヘッド
に蓄熱室を装置し、蓄熱室の吸引側には吸気弁を設ける
と共に蓄熱室の排気側には排気弁と吸引ポンプを装置し
たことを特徴とする加熱装置における減圧型燃焼装置を
提供するものである。
に蓄熱室を装置し、蓄熱室の吸引側には吸気弁を設ける
と共に蓄熱室の排気側には排気弁と吸引ポンプを装置し
たことを特徴とする加熱装置における減圧型燃焼装置を
提供するものである。
【０００６】また、本発明は、吸気弁の上流側にはエア
フィルターを装置したことを特徴とする加熱装置におけ
る減圧型燃焼装置を提供するものである。
フィルターを装置したことを特徴とする加熱装置におけ
る減圧型燃焼装置を提供するものである。
【０００７】また、本発明は、加熱装置は、気密性の加
熱炉で構成したことを特徴とする加熱装置における減圧
型燃焼装置を提供するものである。
熱炉で構成したことを特徴とする加熱装置における減圧
型燃焼装置を提供するものである。
【０００８】また、本発明は、加熱装置は、シングルエ
ンド型ラジアントバ−ナデ構成したことをことを特徴と
する加熱装置における減圧型燃焼装置を提供するもので
ある。
ンド型ラジアントバ−ナデ構成したことをことを特徴と
する加熱装置における減圧型燃焼装置を提供するもので
ある。
【０００９】
【発明の実施形態】図１は、加熱装置体として気密性の
加熱装置を例示したが、図２に示すように、シングルエ
ンド型ラジアントチュ−ブバ−ナの加熱装置でもよい。
符号１は点火部２及び燃料供給部３を有するバーナヘッ
ドである。このバーナヘッド１に蓄熱室４を装置する。
蓄熱室４の吸気側には吸気弁５を装置すると共に蓄熱室
４の排気側には排気弁６と吸引ポンプ７を装置する。符
号８は前記吸引弁５に前置して設けた空気清浄用フィル
ターである。
加熱装置を例示したが、図２に示すように、シングルエ
ンド型ラジアントチュ−ブバ−ナの加熱装置でもよい。
符号１は点火部２及び燃料供給部３を有するバーナヘッ
ドである。このバーナヘッド１に蓄熱室４を装置する。
蓄熱室４の吸気側には吸気弁５を装置すると共に蓄熱室
４の排気側には排気弁６と吸引ポンプ７を装置する。符
号８は前記吸引弁５に前置して設けた空気清浄用フィル
ターである。
【０００８】排気弁６を開にし、吸気弁５を閉として吸
引ポンプ７によって炉内ガスを吸引して炉内又はチュ−
ブ内１０を負圧にする。この吸引排出の時、蓄熱室４内
の蓄熱体９を加熱する。次に、吸気弁５を開にして、排
気弁６を閉にすると、炉内又はチュ−ブ内１０が負圧の
状態であるので、燃焼用空気が炉内又はチュ−ブ内１０
に吸引される。その吸引の際には、前記加熱された蓄熱
体９によって予熱され高温空気となる。この高温空気と
燃料とによって炉内燃焼を実行する。次に吸気弁５を閉
とし、排気弁６を開として前記した通り、炉内又はチュ
−ブ内ガスを吸引する。かかる燃焼を、例えば６０秒毎
に繰り返す。燃焼用空気の吸引の際には、吸気弁５の上
流側に空気清浄用フィルター８を前置すると清浄な空気
が炉内又はチュ−ブ内１０に導入される。符号１１は断
熱材、１２は熱反射板、１３は火炎、１４は被処理材、
１５は被処理材出入口である。
引ポンプ７によって炉内ガスを吸引して炉内又はチュ−
ブ内１０を負圧にする。この吸引排出の時、蓄熱室４内
の蓄熱体９を加熱する。次に、吸気弁５を開にして、排
気弁６を閉にすると、炉内又はチュ−ブ内１０が負圧の
状態であるので、燃焼用空気が炉内又はチュ−ブ内１０
に吸引される。その吸引の際には、前記加熱された蓄熱
体９によって予熱され高温空気となる。この高温空気と
燃料とによって炉内燃焼を実行する。次に吸気弁５を閉
とし、排気弁６を開として前記した通り、炉内又はチュ
−ブ内ガスを吸引する。かかる燃焼を、例えば６０秒毎
に繰り返す。燃焼用空気の吸引の際には、吸気弁５の上
流側に空気清浄用フィルター８を前置すると清浄な空気
が炉内又はチュ−ブ内１０に導入される。符号１１は断
熱材、１２は熱反射板、１３は火炎、１４は被処理材、
１５は被処理材出入口である。
【０００９】図３は、燃焼時及び排出時を交互に繰り返
す状態を炉内圧力変化で表したものである。炉内圧力が
ピ−クの近傍で吸引が開始する。
す状態を炉内圧力変化で表したものである。炉内圧力が
ピ−クの近傍で吸引が開始する。
【００１０】
【発明の効果】本発明は以上の通りであるので、次の諸
効果がある。 蓄熱体を持つバーナを１本使用し、加圧減圧する事で
リジェネレイティブシステム特有の省エネ効果を得る事
ができる。 構造が簡単である。 複数のバーナを組み合わせる事も容易。 加熱炉の場合、減圧（負圧）時は、材料の表面等に残
された不純物などが揮発しやすくなり、除去されるた
め、処理材の表面が高品質に仕上がる。 加減圧を繰り返すことで、炉内又はチュ−ブ内の雰囲
気が攪拌され、温度分布等が改善される。
効果がある。 蓄熱体を持つバーナを１本使用し、加圧減圧する事で
リジェネレイティブシステム特有の省エネ効果を得る事
ができる。 構造が簡単である。 複数のバーナを組み合わせる事も容易。 加熱炉の場合、減圧（負圧）時は、材料の表面等に残
された不純物などが揮発しやすくなり、除去されるた
め、処理材の表面が高品質に仕上がる。 加減圧を繰り返すことで、炉内又はチュ−ブ内の雰囲
気が攪拌され、温度分布等が改善される。
【図１】図１は本発明全体の系統的説明図である。
【図２】図２は他の本発明全体の系統的説明図である。
【図３】図３は本発明の燃焼方式を圧力変化で表わした
説明図である。
説明図である。
１ バーナヘッド ２ 点火部 ３ 燃料供給部 ４ 蓄熱室 ５ 吸気弁 ６ 排気弁 ７ 吸引ポンプ ８ 空気清浄用フィルタ ９ 蓄熱体 １０ 炉内又はチュ−ブ内 １１ 断熱材 １２ 熱反射板 １３ 火炎 １４ 被処理材 １５ 被処理材出入口
Claims (5)
- 【請求項１】 加熱装置のバーナヘッドに蓄熱室を装置
し、蓄熱室の吸引側には吸気弁を設けると共に蓄熱室の
排気側には排気弁と吸引ポンプを装置し、前記吸引ポン
プによって炉内ガスを吸引しながら前記蓄熱室内の蓄熱
体を加熱し、炉内を負圧した後、その負圧によって燃焼
用空気を炉内に吸引し、その吸引の際には、前記加熱さ
れた蓄熱体によって燃焼用空気を予熱して高温状態で燃
料と共に炉内燃焼させ、排気は前記吸引ポンプによって
蓄熱体を加熱しながら吸引して再び炉内を負圧状態し、
かかる減圧燃焼を繰り返すようにしたことを特徴とする
加熱装置における減圧型燃焼方法。 - 【請求項２】 加熱装置のバーナヘッドに蓄熱室を装置
し、蓄熱室の吸引側には吸気弁を設けると共に蓄熱室の
排気側には排気弁と吸引ポンプを装置したことを特徴と
する加熱装置における減圧型燃焼装置。 - 【請求項３】 吸気弁の上流側にはエアフィルターを装
置したことを特徴とする請求項２記載の加熱装置におけ
る減圧型燃焼装置。 - 【請求項４】 加熱装置は、気密性の加熱炉で構成した
ことを特徴とする請求項２又は３記載の加熱装置におけ
る減圧型燃焼装置。 - 【請求項５】 加熱装置は、シングルエンド型ラジアン
トバ−ナデ構成したことをことを特徴とする請求項２又
は３記載の加熱装置における減圧型燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7257359A JPH09101020A (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 加熱装置における減圧型燃焼方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7257359A JPH09101020A (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 加熱装置における減圧型燃焼方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09101020A true JPH09101020A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17305294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7257359A Pending JPH09101020A (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 加熱装置における減圧型燃焼方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09101020A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104141952A (zh) * | 2014-07-30 | 2014-11-12 | 北京矿大节能科技有限公司 | 一种极低浓度煤矿瓦斯燃烧装置及方法 |
-
1995
- 1995-10-04 JP JP7257359A patent/JPH09101020A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104141952A (zh) * | 2014-07-30 | 2014-11-12 | 北京矿大节能科技有限公司 | 一种极低浓度煤矿瓦斯燃烧装置及方法 |
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