JPH0910050A - 脚部の高さ調節装置 - Google Patents
脚部の高さ調節装置Info
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- JPH0910050A JPH0910050A JP7166257A JP16625795A JPH0910050A JP H0910050 A JPH0910050 A JP H0910050A JP 7166257 A JP7166257 A JP 7166257A JP 16625795 A JP16625795 A JP 16625795A JP H0910050 A JPH0910050 A JP H0910050A
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- Japan
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- outer cylinder
- cylinder
- height adjusting
- inner cylinder
- leg
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- Non-Flushing Toilets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 脚部の高さを頻繁に調節する必要のある入浴
用椅子、便器付き椅子等に最適し、内筒と外筒の高さ調
節及び固定操作を容易に行い、内筒と外筒の嵌合状態に
余分のクリアランスがなく、内筒と外筒とが円滑に摺動
し、座部にぐらつきが生じにくい脚部の高さ調節装置を
提供する。 【構成】 座部に垂設された内筒3と高さ調節のための
外筒2とを嵌合して成る脚部の高さ調節装置において、
前記外筒2の内側に長手方向に沿って案内溝5が設けら
れ、該案内溝5に沿って複数の係止孔6が設けられる一
方、前記内筒3に設けられた挿通孔8に対して出没自在
に挿通された固定ピン7が、前記内筒2内に設けられた
弾性部材(板バネ9)によって支持されることにより、
前記外筒2の係止孔6に対して出没自在とされたもので
ある。
用椅子、便器付き椅子等に最適し、内筒と外筒の高さ調
節及び固定操作を容易に行い、内筒と外筒の嵌合状態に
余分のクリアランスがなく、内筒と外筒とが円滑に摺動
し、座部にぐらつきが生じにくい脚部の高さ調節装置を
提供する。 【構成】 座部に垂設された内筒3と高さ調節のための
外筒2とを嵌合して成る脚部の高さ調節装置において、
前記外筒2の内側に長手方向に沿って案内溝5が設けら
れ、該案内溝5に沿って複数の係止孔6が設けられる一
方、前記内筒3に設けられた挿通孔8に対して出没自在
に挿通された固定ピン7が、前記内筒2内に設けられた
弾性部材(板バネ9)によって支持されることにより、
前記外筒2の係止孔6に対して出没自在とされたもので
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入浴用椅子、便器付き
椅子等の脚部の高さを容易且つ安全に調節するための脚
部の高さ調節装置に関する。
椅子等の脚部の高さを容易且つ安全に調節するための脚
部の高さ調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、椅子等の脚部の高さを調節するた
めの装置としては、図14(a) 及び(b) に示すものが一
般的であった。この装置は、脚部50の部材として金属
丸パイプから成る内筒51と外筒52とを有し、内筒5
1の穿孔55から突出させた固定ピン54を内筒51の
内部に固定した板バネ53で弾性的に支持する一方、外
筒52の長手方向に沿って複数の係止孔56が穿設され
たものである。
めの装置としては、図14(a) 及び(b) に示すものが一
般的であった。この装置は、脚部50の部材として金属
丸パイプから成る内筒51と外筒52とを有し、内筒5
1の穿孔55から突出させた固定ピン54を内筒51の
内部に固定した板バネ53で弾性的に支持する一方、外
筒52の長手方向に沿って複数の係止孔56が穿設され
たものである。
【0003】この脚部50を組み立てるには、内筒51
の下端を外筒52の筒内に挿入し、固定ピン54を押し
込んで内方へ没入させ、固定ピン54を所望高さの係止
孔56から突出させて係合状態にする。また、脚部50
の高さを調整するには、固定ピン54を再び押し込んで
内方へ没入させることにより、係止孔56に対する固定
ピン54の係合状態を解除する。
の下端を外筒52の筒内に挿入し、固定ピン54を押し
込んで内方へ没入させ、固定ピン54を所望高さの係止
孔56から突出させて係合状態にする。また、脚部50
の高さを調整するには、固定ピン54を再び押し込んで
内方へ没入させることにより、係止孔56に対する固定
ピン54の係合状態を解除する。
【0004】ところが、この固定ピン54の解除と同時
に、外筒52が内筒51に対して回転自在となるため、
固定ピン54を所望の係止孔56に合致させる作業をめ
くら状態で捜さなければならないという欠点があった。
に、外筒52が内筒51に対して回転自在となるため、
固定ピン54を所望の係止孔56に合致させる作業をめ
くら状態で捜さなければならないという欠点があった。
【0005】そこで、このような欠点を解消する装置と
して、実公昭41−12432号公報に記載の装置があ
る。この装置は、図15に示すように、机のパイプ製脚
柱の後端を上方へ屈曲してこれを椅子支柱61とし、図
16(a) に示すように、椅子支柱61の端部側面に凹入
部63を形成して、該凹入部63に透孔64を穿設する
と共に、その透孔64の外側にて凹入部63の表面にナ
ット65を溶接したものである。
して、実公昭41−12432号公報に記載の装置があ
る。この装置は、図15に示すように、机のパイプ製脚
柱の後端を上方へ屈曲してこれを椅子支柱61とし、図
16(a) に示すように、椅子支柱61の端部側面に凹入
部63を形成して、該凹入部63に透孔64を穿設する
と共に、その透孔64の外側にて凹入部63の表面にナ
ット65を溶接したものである。
【0006】また、図16(b) に示すように、座部軸筒
62の端部側面に上記の凹入部63と相似形の凹入案内
部66を形成して(図17(a) 及び(b) 参照)、これに
適当数の調節孔67を列設し、座部軸筒62を椅子支柱
61へ嵌入してナット65に螺子68(図16(c) 参
照)を螺入し、図17(d) に示すように、螺子68を所
望の調節孔67に締着するようにしてある。
62の端部側面に上記の凹入部63と相似形の凹入案内
部66を形成して(図17(a) 及び(b) 参照)、これに
適当数の調節孔67を列設し、座部軸筒62を椅子支柱
61へ嵌入してナット65に螺子68(図16(c) 参
照)を螺入し、図17(d) に示すように、螺子68を所
望の調節孔67に締着するようにしてある。
【0007】このような装置によれば、椅子支柱61の
凹入部63と座部軸筒62の凹入案内部66との嵌合構
造により回り止めが成されているため、螺子68をナッ
ト65に位置合わせする作業を比較的楽に行うことがで
きる。
凹入部63と座部軸筒62の凹入案内部66との嵌合構
造により回り止めが成されているため、螺子68をナッ
ト65に位置合わせする作業を比較的楽に行うことがで
きる。
【0008】ところが、椅子支柱61に凹入部63を形
成し、座部軸筒62に凹入案内部66を形成する加工精
度が出しにくく、椅子支柱61に座部軸筒62を摺動さ
せる動作を確保するために、椅子支柱61と座部軸筒6
2にクリアランスを多く取る必要があり、これが座部6
0のぐらつきを生ずる原因となっていた。
成し、座部軸筒62に凹入案内部66を形成する加工精
度が出しにくく、椅子支柱61に座部軸筒62を摺動さ
せる動作を確保するために、椅子支柱61と座部軸筒6
2にクリアランスを多く取る必要があり、これが座部6
0のぐらつきを生ずる原因となっていた。
【0009】そこで、上記の構成においては、このぐら
つきを防止するために、椅子支柱61と座部軸筒62と
を互いに螺子68で締結するという構成を必要としてい
るのである。
つきを防止するために、椅子支柱61と座部軸筒62と
を互いに螺子68で締結するという構成を必要としてい
るのである。
【0010】従って、脚部の高さ調節の際には常に螺子
68の離脱と締結作業を必要とし、また螺子68を外し
た際に螺子68を紛失するおそれがあるため、このよう
な構成は、座部60の高さを頻繁に調整する必要のある
椅子には不適当である。
68の離脱と締結作業を必要とし、また螺子68を外し
た際に螺子68を紛失するおそれがあるため、このよう
な構成は、座部60の高さを頻繁に調整する必要のある
椅子には不適当である。
【0011】また、実公昭55−30339号公報に記
載された装置は、図18(a) 及び(b) に示すように、脚
部の外筒71と内筒72を角形パイプで形成して互いに
嵌合し、内筒71に設けた側孔76にバネ板74で弾性
支持されたストッパー73のフ字形嵌合片75を外筒7
2の複数の係合孔77の一つに合致させて外方へ突出さ
せることにより、脚部の所定高さを得るようにしたもの
である。
載された装置は、図18(a) 及び(b) に示すように、脚
部の外筒71と内筒72を角形パイプで形成して互いに
嵌合し、内筒71に設けた側孔76にバネ板74で弾性
支持されたストッパー73のフ字形嵌合片75を外筒7
2の複数の係合孔77の一つに合致させて外方へ突出さ
せることにより、脚部の所定高さを得るようにしたもの
である。
【0012】この装置においては、内筒71と外筒72
とが角形パイプで構成されているため、内筒71と外筒
72とが嵌合されると、互いに回動することがなく、ス
トッパー73を外筒72の複数の係合孔77に位置合わ
せするのが容易である。
とが角形パイプで構成されているため、内筒71と外筒
72とが嵌合されると、互いに回動することがなく、ス
トッパー73を外筒72の複数の係合孔77に位置合わ
せするのが容易である。
【0013】ところが、外筒71と内筒72とが余分の
クリアランスを持たずに摺動し合う径の金属パイプを得
るには、市販のものでは規格外であるため、特別に製造
するしかなく、その分コストが高くつく。また、市販の
ものを使用すると、クリアランスが多くできるため、上
記と同様に座部にぐらつきが生じるという問題点があっ
た。
クリアランスを持たずに摺動し合う径の金属パイプを得
るには、市販のものでは規格外であるため、特別に製造
するしかなく、その分コストが高くつく。また、市販の
ものを使用すると、クリアランスが多くできるため、上
記と同様に座部にぐらつきが生じるという問題点があっ
た。
【0014】また、一般的に、脚部を構成するパイプ部
材に複数の係止孔を設ける場合、パイプの外側から内側
に向かってドリル加工又はプレス加工によって穿設する
が、この際、係止孔の内側周囲に加工バリが発生するた
め、固定ピンの突出及び没入動作を円滑に行うことが不
可能となる。また、固定ピンがこのバリで損傷したり、
さらには内筒を外筒内にて摺動させる際に、バリが内筒
の外周を損傷したり、また円滑な移動が行えなくなると
いう欠点があった。
材に複数の係止孔を設ける場合、パイプの外側から内側
に向かってドリル加工又はプレス加工によって穿設する
が、この際、係止孔の内側周囲に加工バリが発生するた
め、固定ピンの突出及び没入動作を円滑に行うことが不
可能となる。また、固定ピンがこのバリで損傷したり、
さらには内筒を外筒内にて摺動させる際に、バリが内筒
の外周を損傷したり、また円滑な移動が行えなくなると
いう欠点があった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の問題
点を解消すると共に、病院等の施設で大勢の人が使用す
るため、身長や体型に合わせて脚部の高さを頻繁に調節
する必要のある入浴用椅子、便器付き椅子等に最適する
脚部の高さ調節装置を提供するために成されたものであ
る。
点を解消すると共に、病院等の施設で大勢の人が使用す
るため、身長や体型に合わせて脚部の高さを頻繁に調節
する必要のある入浴用椅子、便器付き椅子等に最適する
脚部の高さ調節装置を提供するために成されたものであ
る。
【0016】しかも、このような脚部を構成する内筒と
外筒の高さ調節及び固定操作を容易に行い、内筒と外筒
の嵌合状態に余分のクリアランスがなく、従って内筒と
外筒とが円滑に摺動し、座部にぐらつきが生じにくい脚
部の高さ調節装置を提供することを目的とする。
外筒の高さ調節及び固定操作を容易に行い、内筒と外筒
の嵌合状態に余分のクリアランスがなく、従って内筒と
外筒とが円滑に摺動し、座部にぐらつきが生じにくい脚
部の高さ調節装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の脚部の高さ調節装置は、座部に垂設され
た内筒と高さ調節のための外筒とを嵌合して成る脚部の
高さ調節装置において、前記外筒の内側に長手方向に沿
って案内溝が設けられ、該案内溝に沿って複数の係止孔
が設けられる一方、前記内筒に設けられた挿通孔に対し
て出没自在に挿通された固定ピンが、前記内筒内に設け
られた弾性部材によって支持されることにより、前記外
筒の係止孔に対して出没自在とされたことを特徴として
いる。
めに、本発明の脚部の高さ調節装置は、座部に垂設され
た内筒と高さ調節のための外筒とを嵌合して成る脚部の
高さ調節装置において、前記外筒の内側に長手方向に沿
って案内溝が設けられ、該案内溝に沿って複数の係止孔
が設けられる一方、前記内筒に設けられた挿通孔に対し
て出没自在に挿通された固定ピンが、前記内筒内に設け
られた弾性部材によって支持されることにより、前記外
筒の係止孔に対して出没自在とされたことを特徴として
いる。
【0018】また、前記外筒は合成樹脂によって形成さ
れるのが好ましい。
れるのが好ましい。
【0019】また、前記固定ピンが前記内筒に一個だけ
設けられた構成としてもよい。
設けられた構成としてもよい。
【0020】また、前記外筒の案内溝に沿って複数の係
止孔が一定間隔で設けられると共に、前記固定ピンが前
記内筒の長手方向に沿って前記係止孔と同様の間隔で二
個又はそれ以上設けられた構成としてもよい。
止孔が一定間隔で設けられると共に、前記固定ピンが前
記内筒の長手方向に沿って前記係止孔と同様の間隔で二
個又はそれ以上設けられた構成としてもよい。
【0021】また、前記外筒の内周に設けられた前記案
内溝が、前記外筒の外側に突出した溝形状に形成された
構成としてもよい。
内溝が、前記外筒の外側に突出した溝形状に形成された
構成としてもよい。
【0022】さらに、前記外筒の内周に設けられた前記
案内溝が、前記外筒の外側に突出せずに該外筒の内側に
対して溝形状に形成された構成としてもよい。
案内溝が、前記外筒の外側に突出せずに該外筒の内側に
対して溝形状に形成された構成としてもよい。
【0023】
【作用】上記の構成において、内筒と外筒とを嵌合する
際、内筒の固定ピンを押し込んだ状態で外筒の案内溝に
沿って挿入すると、固定ピンは弾性部材によって外方へ
の弾発力を発揮し、外筒の案内溝から外れることなく案
内されるため、外筒を移動する際の回転止めを成して、
内筒の固定ピンを外筒の係止孔に対して確実に係止する
ことができる。
際、内筒の固定ピンを押し込んだ状態で外筒の案内溝に
沿って挿入すると、固定ピンは弾性部材によって外方へ
の弾発力を発揮し、外筒の案内溝から外れることなく案
内されるため、外筒を移動する際の回転止めを成して、
内筒の固定ピンを外筒の係止孔に対して確実に係止する
ことができる。
【0024】また、この脚部の高さ調整を行うには、任
意の係止孔に係止された固定ピンの頭部を外筒の係止孔
の外側から押し込むと、外筒の係止孔に係止された固定
ピンが解除され、外筒を内筒の長手方向に沿って自由に
移動することができる。この場合にも、外筒の案内溝が
固定ピンの外れ防止をしつつ固定ピンを案内し、該固定
ピンを次の係止孔に対して確実に係止させることができ
る。
意の係止孔に係止された固定ピンの頭部を外筒の係止孔
の外側から押し込むと、外筒の係止孔に係止された固定
ピンが解除され、外筒を内筒の長手方向に沿って自由に
移動することができる。この場合にも、外筒の案内溝が
固定ピンの外れ防止をしつつ固定ピンを案内し、該固定
ピンを次の係止孔に対して確実に係止させることができ
る。
【0025】また、外筒を合成樹脂製で形成すると、案
内溝と複数の係止孔の成型が容易且つ滑らかに形成する
ことができるだけでなく、内筒の外径に合わせて外筒の
内径寸法を設定することができ、内筒と外筒とを余分の
クリアランスのない摺動性能に優れた形状とすることが
できる。
内溝と複数の係止孔の成型が容易且つ滑らかに形成する
ことができるだけでなく、内筒の外径に合わせて外筒の
内径寸法を設定することができ、内筒と外筒とを余分の
クリアランスのない摺動性能に優れた形状とすることが
できる。
【0026】また、固定ピンが内筒に一個だけ設けられ
た構成のほか、この固定ピンを内筒に二個又はそれ以上
設けて各係止孔に同時に係止可能な構成とすることによ
り、固定ピンが一個の場合よりもより強固な支持強度を
発揮することができ、また一方の固定ピンが何らかの支
障により係止孔に係止されない場合でも、他方の固定ピ
ンによって係止状態が確保される。
た構成のほか、この固定ピンを内筒に二個又はそれ以上
設けて各係止孔に同時に係止可能な構成とすることによ
り、固定ピンが一個の場合よりもより強固な支持強度を
発揮することができ、また一方の固定ピンが何らかの支
障により係止孔に係止されない場合でも、他方の固定ピ
ンによって係止状態が確保される。
【0027】また、外筒の内周に設けられた案内溝が外
筒の外側に突出した溝形状とされたほか、外筒の外側を
突出せずに外筒の内側に対して溝形状を形成した構成と
することにより、外筒の外周に凸部のない、意匠的にも
優れた外観の脚部を構成することができる。
筒の外側に突出した溝形状とされたほか、外筒の外側を
突出せずに外筒の内側に対して溝形状を形成した構成と
することにより、外筒の外周に凸部のない、意匠的にも
優れた外観の脚部を構成することができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【0029】図1は本発明による実施例1の脚部の高さ
調節装置の斜視図である。図2は図1の脚部の内筒と外
筒を嵌合した状態の縦断面図である。図3は図1のA−
A線断面図である。図4は図1のB−B線断面図であ
る。図5は図2のC−C線断面図である。図6は本発明
による実施例2の脚部の高さ調節装置の斜視図である。
図7は図6のD−D線断面図である。図8は図6のE−
E線断面図である。図9は実施例2の内筒と外筒を嵌合
した状態を示す横断面図である。図10は本発明による
実施例3の脚部の縦断面図である。図11は実施例1の
脚部を便器付き椅子に適用した斜視図である。図12は
実施例1の脚部を入浴用椅子に適用した斜視図である。
図13は実施例1の脚部を座卓に適用した斜視図であ
る。
調節装置の斜視図である。図2は図1の脚部の内筒と外
筒を嵌合した状態の縦断面図である。図3は図1のA−
A線断面図である。図4は図1のB−B線断面図であ
る。図5は図2のC−C線断面図である。図6は本発明
による実施例2の脚部の高さ調節装置の斜視図である。
図7は図6のD−D線断面図である。図8は図6のE−
E線断面図である。図9は実施例2の内筒と外筒を嵌合
した状態を示す横断面図である。図10は本発明による
実施例3の脚部の縦断面図である。図11は実施例1の
脚部を便器付き椅子に適用した斜視図である。図12は
実施例1の脚部を入浴用椅子に適用した斜視図である。
図13は実施例1の脚部を座卓に適用した斜視図であ
る。
【0030】(実施例1)実施例1においては、図1に
示すように、外筒2の筒内に内筒3を嵌入し得る脚部が
構成され、外筒2と内筒3は共に円形パイプから構成さ
れている。ただし、内筒3は後述する座部等に垂下固定
され、外筒2は内筒3の外周に嵌合して高さ調節のため
に機能する。
示すように、外筒2の筒内に内筒3を嵌入し得る脚部が
構成され、外筒2と内筒3は共に円形パイプから構成さ
れている。ただし、内筒3は後述する座部等に垂下固定
され、外筒2は内筒3の外周に嵌合して高さ調節のため
に機能する。
【0031】外筒2の内側には長手方向に沿って、図4
に示すような断面半円弧状の案内溝5が設けられると共
に、該案内溝5に沿って複数の係止孔6が設けられてい
る。また、係止孔6の外側は皿状の凹部6aが形成さ
れ、後述するように該係止孔6に突出した固定ピン7を
内方に押し込み易くしてある。
に示すような断面半円弧状の案内溝5が設けられると共
に、該案内溝5に沿って複数の係止孔6が設けられてい
る。また、係止孔6の外側は皿状の凹部6aが形成さ
れ、後述するように該係止孔6に突出した固定ピン7を
内方に押し込み易くしてある。
【0032】上記のように外筒2の内側に設けられた案
内溝5は、この外筒2の肉部を均一にした状態で外周を
外筒2の外側に突出した形状(突出部4)としてある。
内溝5は、この外筒2の肉部を均一にした状態で外周を
外筒2の外側に突出した形状(突出部4)としてある。
【0033】また、外筒2の下端部には滑り止め用のゴ
ム足11が固設されている。
ム足11が固設されている。
【0034】図3に示すように、内筒3の側部には一個
の挿通孔8が設けられ、この挿通孔8には固定ピン7が
摺動自在に挿通されている。そして、図2に示すよう
に、固定ピン7の頭部が挿通孔8の外方に突出されると
共に、固定ピン7の内端が内筒3の内面に固定されたU
字形板バネ9の自由端側に固設されることにより、該固
定ピン7を挿通孔8に対して弾性的に出没し得るように
支持してある。
の挿通孔8が設けられ、この挿通孔8には固定ピン7が
摺動自在に挿通されている。そして、図2に示すよう
に、固定ピン7の頭部が挿通孔8の外方に突出されると
共に、固定ピン7の内端が内筒3の内面に固定されたU
字形板バネ9の自由端側に固設されることにより、該固
定ピン7を挿通孔8に対して弾性的に出没し得るように
支持してある。
【0035】なお、板バネ9を内筒3の内面に固定する
方法は、板バネ9の固定端側を内筒3に対してリベット
等によって接合するのでもよいが、図2に示すように、
板バネ9の固定端側の外側に突起9aを設け、この突起
9aを内筒3の穿孔3aに嵌合するとよい。このような
構成においては、板バネ9は内筒3内で常に弾発した状
態にされているため、板バネ9の突起9aと内筒3の穿
孔3aとが外れずに固定された状態を保つ。
方法は、板バネ9の固定端側を内筒3に対してリベット
等によって接合するのでもよいが、図2に示すように、
板バネ9の固定端側の外側に突起9aを設け、この突起
9aを内筒3の穿孔3aに嵌合するとよい。このような
構成においては、板バネ9は内筒3内で常に弾発した状
態にされているため、板バネ9の突起9aと内筒3の穿
孔3aとが外れずに固定された状態を保つ。
【0036】上記の構成において、内筒3は金属パイプ
で形成してもよいが、外筒2は合成樹脂製により形成す
るのが好ましい。この外筒2は、内側の長手方向に沿う
案内溝5と、この案内溝5に沿って複数の係止孔6が設
けられているため、金属パイプによる成形が非常に困難
である。従って、外筒2を合成樹脂による成型加工によ
り形成すれば、内筒3の金属パイプを規格品で形成した
場合でも、この内筒3の外径に合わせて外筒2の内径寸
法を自由に決定することができ、余分のクリアランスの
ない、内筒3に対して非常に円滑な摺動性能を持つ外筒
2を形成することが可能である。
で形成してもよいが、外筒2は合成樹脂製により形成す
るのが好ましい。この外筒2は、内側の長手方向に沿う
案内溝5と、この案内溝5に沿って複数の係止孔6が設
けられているため、金属パイプによる成形が非常に困難
である。従って、外筒2を合成樹脂による成型加工によ
り形成すれば、内筒3の金属パイプを規格品で形成した
場合でも、この内筒3の外径に合わせて外筒2の内径寸
法を自由に決定することができ、余分のクリアランスの
ない、内筒3に対して非常に円滑な摺動性能を持つ外筒
2を形成することが可能である。
【0037】また、こうして合成樹脂成型によって得た
外筒2の係止孔6には、金属パイプにドリルで穿孔した
際に見られる加工バリがなく、係止孔6の精度が高く形
成できるため、固定ピン7の出没動作を円滑に行うこと
ができる。
外筒2の係止孔6には、金属パイプにドリルで穿孔した
際に見られる加工バリがなく、係止孔6の精度が高く形
成できるため、固定ピン7の出没動作を円滑に行うこと
ができる。
【0038】なお、内筒3を合成樹脂で成型してもよ
い。この場合、内筒3に設けられた挿通孔8もまた外筒
2の係止孔6と同様に加工バリのない滑らかな内周及び
周縁が得られ、固定ピン7の挿通動作を円滑に行うこと
ができる。
い。この場合、内筒3に設けられた挿通孔8もまた外筒
2の係止孔6と同様に加工バリのない滑らかな内周及び
周縁が得られ、固定ピン7の挿通動作を円滑に行うこと
ができる。
【0039】上記の脚部の高さ調節装置を使用するに
は、まず内筒3に外筒2を挿入する際に、固定ピン7を
内方に押し込んだ状態で内筒3の固定ピン7を外筒2の
案内溝5に沿って挿入すると、固定ピン7は外方への弾
発力を発揮して、常に固定ピン7が案内溝5から外れる
ことなく、該案内溝5に案内される。そして、外筒2を
内筒3に対して押し込むと、図5に示すように、案内溝
5に設けられた最上の係止孔6に固定ピン7を確実に嵌
入することができる。
は、まず内筒3に外筒2を挿入する際に、固定ピン7を
内方に押し込んだ状態で内筒3の固定ピン7を外筒2の
案内溝5に沿って挿入すると、固定ピン7は外方への弾
発力を発揮して、常に固定ピン7が案内溝5から外れる
ことなく、該案内溝5に案内される。そして、外筒2を
内筒3に対して押し込むと、図5に示すように、案内溝
5に設けられた最上の係止孔6に固定ピン7を確実に嵌
入することができる。
【0040】また、この脚部の高さ調整を行うには、図
2に示すように、任意位置に嵌入した状態にある固定ピ
ン7がその頭部を外筒2の係止孔6から突出した状態に
されているため、固定ピン7の頭部を押し込んで没入さ
せ、外筒2の係止孔6に対する係合状態を解除した状態
で所望の高さ方向へ外筒2を移動する。この際において
も、外筒2の案内溝5が固定ピン7の外れ防止をしつつ
固定ピン7を案内し、次の位置の係止孔6に対して確実
に嵌入させることができる。
2に示すように、任意位置に嵌入した状態にある固定ピ
ン7がその頭部を外筒2の係止孔6から突出した状態に
されているため、固定ピン7の頭部を押し込んで没入さ
せ、外筒2の係止孔6に対する係合状態を解除した状態
で所望の高さ方向へ外筒2を移動する。この際において
も、外筒2の案内溝5が固定ピン7の外れ防止をしつつ
固定ピン7を案内し、次の位置の係止孔6に対して確実
に嵌入させることができる。
【0041】ここで、実施例1による脚部の高さ調節装
置の適用例について説明する。
置の適用例について説明する。
【0042】図11は便器付き椅子であり、座部12に
は汚物ポット13を設けるための開口14が設けられて
いる。そして、座部12の両側に沿って脚部を構成する
内筒3が屈曲した状態で固定され、その四方の内筒3を
座部の下面に垂下した状態にしてある。このような各内
筒3に対して、外筒2が上記のように固定ピン7によっ
て所望高さに係止された状態にされている。
は汚物ポット13を設けるための開口14が設けられて
いる。そして、座部12の両側に沿って脚部を構成する
内筒3が屈曲した状態で固定され、その四方の内筒3を
座部の下面に垂下した状態にしてある。このような各内
筒3に対して、外筒2が上記のように固定ピン7によっ
て所望高さに係止された状態にされている。
【0043】また、図12は入浴用椅子であり、座部1
2の上面にはクッション15が設けられ、背面には背も
たれ16が設けられている。この椅子においても、脚部
を構成する内筒3が屈曲した状態で固定されると共に、
四方に垂下された各内筒3に対して上記のように外筒2
が固定ピン7によって所望高さに係止された状態にされ
ている。
2の上面にはクッション15が設けられ、背面には背も
たれ16が設けられている。この椅子においても、脚部
を構成する内筒3が屈曲した状態で固定されると共に、
四方に垂下された各内筒3に対して上記のように外筒2
が固定ピン7によって所望高さに係止された状態にされ
ている。
【0044】図13は座卓であり、本発明の脚部の高さ
調節装置は、机用脚部としての使用も可能であり、テー
ブル板17の下面の四方に内筒3が固定垂下されると共
に、上記のように外筒2が各内筒3に対して嵌合され、
固定ピン7によって所望の高さに調節可能とされてい
る。
調節装置は、机用脚部としての使用も可能であり、テー
ブル板17の下面の四方に内筒3が固定垂下されると共
に、上記のように外筒2が各内筒3に対して嵌合され、
固定ピン7によって所望の高さに調節可能とされてい
る。
【0045】(実施例2)図6に示すように、本実施例
においては、外筒2の周部の肉厚を実施例1の外筒2よ
りもやや厚くとり、この外筒2の内側に長手方向に沿っ
て断面半円弧状の案内溝5が形成してある。このように
実施例2においては、実施例1のように、外筒2の外側
を突出せずに外筒2の内側だけに溝形状を形成した構成
としてあり、その他の構成は、図7乃至図9に示すよう
に同様であるが、図6を見ても明らかなように外筒2の
外周に凸部のない脚部を構成することができる。
においては、外筒2の周部の肉厚を実施例1の外筒2よ
りもやや厚くとり、この外筒2の内側に長手方向に沿っ
て断面半円弧状の案内溝5が形成してある。このように
実施例2においては、実施例1のように、外筒2の外側
を突出せずに外筒2の内側だけに溝形状を形成した構成
としてあり、その他の構成は、図7乃至図9に示すよう
に同様であるが、図6を見ても明らかなように外筒2の
外周に凸部のない脚部を構成することができる。
【0046】また、この実施例2の脚部の高さ調節装置
の使用方法は、実施例1と同様であり、図11乃至図1
3の椅子または机等に同様に適用することができる。
の使用方法は、実施例1と同様であり、図11乃至図1
3の椅子または机等に同様に適用することができる。
【0047】(実施例3)この実施例3の脚部の高さ調
節装置は、固定ピン7を二個使用した構成が、固定ピン
7を一個使用した実施例1、2のものと異なる点であ
る。
節装置は、固定ピン7を二個使用した構成が、固定ピン
7を一個使用した実施例1、2のものと異なる点であ
る。
【0048】この場合、外筒2の案内溝5に沿って複数
の係止孔6を一定間隔で設けると共に、内筒3に設けた
二個の固定ピン7を外筒2の係止孔6と同様の間隔で内
筒3の長手方向に沿って設けることが必要である。
の係止孔6を一定間隔で設けると共に、内筒3に設けた
二個の固定ピン7を外筒2の係止孔6と同様の間隔で内
筒3の長手方向に沿って設けることが必要である。
【0049】このように、固定ピン7を二個またはそれ
以上設けることにより固定ピン7の強度を上げることが
でき、体重の重い使用者にとって安全に使用することが
可能となる。
以上設けることにより固定ピン7の強度を上げることが
でき、体重の重い使用者にとって安全に使用することが
可能となる。
【0050】また、一方の固定ピン7が外れた場合で
も、他方の固定ピン7が係止孔6に対する係合状態を維
持することができるため、特に患者や年配者の使用にお
いて安全が確保できる。
も、他方の固定ピン7が係止孔6に対する係合状態を維
持することができるため、特に患者や年配者の使用にお
いて安全が確保できる。
【0051】使用方法は、固定ピン7を押し込む作業を
二個またはそれ以上について行う必要があること以外、
実施例1のものと同様である。また実施例1と同様に図
11乃至図13に示す便器付き椅子、入浴用椅子、座卓
の他、各種の椅子及び机等に適用することが可能であ
る。
二個またはそれ以上について行う必要があること以外、
実施例1のものと同様である。また実施例1と同様に図
11乃至図13に示す便器付き椅子、入浴用椅子、座卓
の他、各種の椅子及び机等に適用することが可能であ
る。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の脚部の高
さ調節装置によれば、脚部の高さ調整を行う際、外筒の
係止孔から突出した固定ピンの頭部を内方に押し込むだ
けで、この固定ピンの係止孔に対する係合状態が解除さ
れ、外筒を内筒に対して押し込むか又は引き出しする際
にも、固定ピンは弾性部材によって外方への弾性力を維
持して案内溝から外れることがないため、常に案内溝は
固定ピンの外れ防止を成して、内筒の回り止めを防止
し、固定ピンを次の係止孔への確実に嵌入することがで
きる。
さ調節装置によれば、脚部の高さ調整を行う際、外筒の
係止孔から突出した固定ピンの頭部を内方に押し込むだ
けで、この固定ピンの係止孔に対する係合状態が解除さ
れ、外筒を内筒に対して押し込むか又は引き出しする際
にも、固定ピンは弾性部材によって外方への弾性力を維
持して案内溝から外れることがないため、常に案内溝は
固定ピンの外れ防止を成して、内筒の回り止めを防止
し、固定ピンを次の係止孔への確実に嵌入することがで
きる。
【0053】従って、使用者は、固定ピンを押し込んで
外筒を所望の高さ方向に移動するだけで脚部の高さ調節
を容易かつ確実に行うことが可能となる。
外筒を所望の高さ方向に移動するだけで脚部の高さ調節
を容易かつ確実に行うことが可能となる。
【0054】特に、本発明の脚部の高さ調節装置は、病
院等の施設で大勢の人が身長や体型に合わせて脚部の高
さを頻繁に調節する必要のある入浴用椅子、便器付き椅
子等に最適するものである。
院等の施設で大勢の人が身長や体型に合わせて脚部の高
さを頻繁に調節する必要のある入浴用椅子、便器付き椅
子等に最適するものである。
【0055】また、外筒を合成樹脂により形成すること
により、内筒と外筒の嵌合状態に余分のクリアランスが
なく、従って内筒と外筒とが円滑に摺動し、しかも座部
にぐらつきが生じにくい脚部の高さ調節装置が得られ
る。
により、内筒と外筒の嵌合状態に余分のクリアランスが
なく、従って内筒と外筒とが円滑に摺動し、しかも座部
にぐらつきが生じにくい脚部の高さ調節装置が得られ
る。
【図1】図1は本発明による実施例1の脚部の高さ調節
装置の斜視図である。
装置の斜視図である。
【図2】図2は図1の脚部の内筒と外筒を嵌合した状態
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図3】図3は図1のA−A線断面図である。
【図4】図4は図1のB−B線断面図である。
【図5】図5は図2のC−C線断面図である。
【図6】図6は本発明による実施例2の脚部の高さ調節
装置の斜視図である。
装置の斜視図である。
【図7】図7は図6のD−D線断面図である。
【図8】図8は図6のE−E線断面図である。
【図9】図9は実施例2の内筒と外筒を嵌合した状態を
示す横断面図である。
示す横断面図である。
【図10】図10は本発明による実施例3の脚部の縦断
面図である。
面図である。
【図11】図11は実施例1の脚部を便器付き椅子に適
用した斜視図である。
用した斜視図である。
【図12】図12は実施例1の脚部を便器付き椅子に適
用した斜視図である。
用した斜視図である。
【図13】図13は実施例1の脚部を座卓に適用した斜
視図である。
視図である。
【図14】図14(a) は従来の脚部の高さ調節装置の一
例を示す斜視図であり、図14(b) は図14(a) の横断
面図である。
例を示す斜視図であり、図14(b) は図14(a) の横断
面図である。
【図15】図15は従来の脚部の高さ調節装置を用いた
イス付き机を示す斜視図である。
イス付き机を示す斜視図である。
【図16】図16(a) は従来の脚部の高さ調節装置の椅
子支柱を示す側面図であり、図16(b) は座部軸筒の側
面図である。
子支柱を示す側面図であり、図16(b) は座部軸筒の側
面図である。
【図17】図17(a) は図16(a) のF−F線横断面図
であり、図17(b) は図16(b)のG−G線横断面図で
あり、図17(c) は螺子の側面図であり、図17(d) は
図17(b) の座部軸筒を図17(a) の椅子支柱に挿入し
た状態の横断面図である。
であり、図17(b) は図16(b)のG−G線横断面図で
あり、図17(c) は螺子の側面図であり、図17(d) は
図17(b) の座部軸筒を図17(a) の椅子支柱に挿入し
た状態の横断面図である。
【図18】図18(a) は従来の脚部の高さ調節装置の縦
断面図であり、図18(b) は図18(a) のH−H線横断
面図である。
断面図であり、図18(b) は図18(a) のH−H線横断
面図である。
2…外筒 3…内筒 4…突出部 5…案内溝 6…係止孔 7…固定ピン 8…挿通孔 9…板バネ
Claims (6)
- 【請求項1】 座部に垂設された内筒と高さ調節のため
の外筒とを嵌合して成る脚部の高さ調節装置において、
前記外筒の内側に長手方向に沿って案内溝が設けられ、
該案内溝に沿って複数の係止孔が設けられる一方、前記
内筒に設けられた挿通孔に対して出没自在に挿通された
固定ピンが、前記内筒内に設けられた弾性部材によって
支持されることにより、前記外筒の係止孔に対して出没
自在とされたことを特徴とする脚部の高さ調節装置。 - 【請求項2】 前記外筒は合成樹脂によって形成された
ことを特徴とする請求項1記載の脚部の高さ調節装置。 - 【請求項3】 前記固定ピンが前記内筒に一個だけ設け
られたことを特徴とする請求項1記載の脚部の高さ調節
装置。 - 【請求項4】 前記外筒の案内溝に沿って複数の係止孔
が一定間隔で設けられると共に、前記固定ピンが前記内
筒の長手方向に沿って前記係止孔と同様の間隔で二個又
はそれ以上設けられたことを特徴とする請求項1記載の
脚部の高さ調節装置。 - 【請求項5】 前記外筒の内周に設けられた前記案内溝
が、前記外筒の外側に突出した溝形状に形成されたこと
を特徴とする請求項1記載の脚部の高さ調節装置。 - 【請求項6】 前記外筒の内周に設けられた前記案内溝
が、前記外筒の外側に突出せずに該外筒の内側に対して
溝形状に形成されたことを特徴とする請求項1記載の脚
部の高さ調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7166257A JPH0910050A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 脚部の高さ調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7166257A JPH0910050A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 脚部の高さ調節装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0910050A true JPH0910050A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15828032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7166257A Pending JPH0910050A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 脚部の高さ調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0910050A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001112580A (ja) * | 1999-10-15 | 2001-04-24 | Sekisui Jushi Co Ltd | 簡易ベンチ |
WO2003049574A1 (en) * | 2001-12-10 | 2003-06-19 | Yong Hoon Oh | Height adjustable desk and chair |
WO2003055352A1 (en) * | 2001-12-29 | 2003-07-10 | Yong Hoon Oh | The structure using of desk and chair which has adjustable height |
EP1388311A1 (en) * | 2002-08-05 | 2004-02-11 | Okbaby S.R.L. | Height-adjustable chair for infants |
KR100500568B1 (ko) * | 2002-11-28 | 2005-07-12 | 최학문 | 책, 걸상용 지지다리의 높이조절구조 |
JP2007313187A (ja) * | 2006-05-29 | 2007-12-06 | Sekisui House Ltd | 伸縮手摺装置 |
GB2433027B (en) * | 2005-11-18 | 2010-06-23 | Wonderland Nursery Goods | Support device |
JP2011224369A (ja) * | 2010-04-15 | 2011-11-10 | Brevi Srl | 幼児用高椅子に変形可能な椅子 |
KR101597902B1 (ko) * | 2014-09-29 | 2016-02-25 | 김미숙 | 사용 편의성이 개선된 접철장치 |
CN105852487A (zh) * | 2016-05-31 | 2016-08-17 | 厦门康乐佳运动器材有限公司 | 健身座椅 |
CN111685482A (zh) * | 2019-03-16 | 2020-09-22 | 浙江师范大学 | 一种可升降调整式办公桌 |
KR20220076140A (ko) * | 2020-11-30 | 2022-06-08 | 주식회사 에이치케이 | 스탠드형 손 소독장치 |
KR20230010473A (ko) * | 2021-07-12 | 2023-01-19 | 대건메디피아 주식회사 | 프레임 길이 조절장치 |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP7166257A patent/JPH0910050A/ja active Pending
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001112580A (ja) * | 1999-10-15 | 2001-04-24 | Sekisui Jushi Co Ltd | 簡易ベンチ |
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JP4573804B2 (ja) * | 2006-05-29 | 2010-11-04 | 積水ハウス株式会社 | 伸縮手摺装置 |
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CN111685482B (zh) * | 2019-03-16 | 2023-09-29 | 浙江师范大学 | 一种可升降调整式办公桌 |
KR20220076140A (ko) * | 2020-11-30 | 2022-06-08 | 주식회사 에이치케이 | 스탠드형 손 소독장치 |
KR20230010473A (ko) * | 2021-07-12 | 2023-01-19 | 대건메디피아 주식회사 | 프레임 길이 조절장치 |
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