JPH089920B2 - 電気錠装置 - Google Patents

電気錠装置

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JPH089920B2
JPH089920B2 JP61138157A JP13815786A JPH089920B2 JP H089920 B2 JPH089920 B2 JP H089920B2 JP 61138157 A JP61138157 A JP 61138157A JP 13815786 A JP13815786 A JP 13815786A JP H089920 B2 JPH089920 B2 JP H089920B2
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JP
Japan
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code
telephone
key
locking
electric lock
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JP61138157A
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幸男 小野
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、キーコードを有するキー手段によって発生
される電気信号により施解錠することができる電気錠を
備える電気錠装置に関するものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕
かかる錠装置は所定のキーコードを有する正当なキー
部材がなければ解錠できないため機械式の錠と違ってピ
ッキングによって簡単に解錠することができない。また
暗証コードをテンキーなどにより入力して施解錠を行う
電気錠のように暗記コードを覚えておく必要がなく操作
性がよいなどの利点がある。
しかし、機械式の錠同様のキー部材を外出先で紛失し
た場合には、解錠して自宅などに入ることができないと
いう欠点があった。
従って、本発明はキー部材を紛失しても解錠を簡単に
行うことができる電気錠装置を提供しようとするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本発明によりなされた電気
錠装置は、第1図の基本構成図に示すように、キーコー
ドを有するキー部材12が挿入され、該挿入されたキー部
材12からキーコードをピックアップするピックアップ手
段11と、予め定めたコードが登録されているコード登録
手段13と、施解錠操作手段15a,15bと、前記ピックアッ
プ手段11によりピックアップしたキーコードと前記コー
ド登録手段13に登録されているコードとを比較して両者
に所定の対応関係にあるか否かを判定し、両者に所定の
対応関係があることが判定されたとき、前記施解錠操作
手段15a,15bの操作に応じて施解錠信号を出力する比較
判定手段14と、該比較判定手段14からの施解錠信号によ
り施解錠可能な電気錠17と、任意の電話機23からの電話
により宅内の電話機24において発生する所定回数の呼出
し音に続いて前記任意の電話機23での押ボタンダイヤル
キーの操作により発生されるダイヤル音による所定の暗
証コードを電話回線21を介して入力し、この入力に応じ
て次段への回路を形成する電話用インターフェース20
と、前記所定の暗証コードに続いて前記任意の電話機23
での押ボタンダイヤルキーの操作により発生されるダイ
ヤル音による解錠用の制御コードを前記電話用インター
フェース20を介して入力してデコードし、前記電気錠17
を解錠するための解錠信号を発生し、かつ前記所定の暗
証コードに続いて前記任意の電話機23での押ボタンダイ
ヤルキーの操作により発生されるダイヤル音による施錠
用の制御コードを前記電話用インターフェース20を介し
て入力してデコードし、前記電気錠17を施錠するための
施錠信号を発生する電話コード制御手段25とを備えるこ
とを特徴としている。
〔作用〕 上記構成において、ピックアップ手段11に挿入してか
ら施解錠操作手段15a,15bを操作することで電気錠17を
施解錠することができるキー部材を、外出先で落とした
り紛失したとき、任意の電話機23から宅内の電話機24に
電話して呼出し音が予定回数発生するのを待ち、これに
続いて任意の電話機23の押ボタンダイヤルキーを操作し
て所定の暗証コードを入力すると、電話用インターフェ
ース20が押ボタンダイヤルキーに対応したダイヤル音に
よりこれを判断して次段の電話コード制御手段25への回
路を形成する。そして、所定の暗証コードに続いて任意
の電話機23の押ボタンダイヤルキーを操作して解錠用の
制御コードを入力すると、電話コード制御手段25がこれ
を電話用インターフェース20を介して入力してデコード
し、電気錠17を解錠するための解錠信号を発生するので
電気錠17を解錠することができ、施錠用の制御コードを
入力すると、電話コード制御手段25がこれを電話用イン
ターフェース20を介して入力してデコードし、電気錠17
を施錠するための施錠信号を発生するので電気錠17を施
錠することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
第2図は本発明による電気錠装置の一実施例を示すブ
ロック図である。図において、11はキー部材12が保持し
ているキーコードをピックアップするピックアップ装置
であり、宅外の例えば玄関口などに設けられる。キー部
材12としてはキーコードを磁気的に記録された磁気カー
ド、複数の所定位置における電気接点或いは透光孔の有
無によりキーコードを物理的に記録したものなどがあ
り、キー部材12の種類に応じたピックアップ装置11が使
用される。
13はピックアップ装置11によってピックアップされる
キーコードに対応する登録コードを保持するコード登録
部であり、該コード登録部13はEPROM、ヒューズROM、サ
ミールスイッチなどにより構成され、コードの登録は電
気錠装置製造元で予め行われ、キー部材12とペアにして
供給される。登録コードは、例えば、顧客コード、製造
番号からなる基本コードとキー部材単位で付与されるフ
ァミリーコードなどにより構成され、ファミリーコード
は例えば1〜15の数字の連番によって付与される。
14は上記ピックアップ装置11によってピックアップし
たキー部材12のキーコードとコード登録部13に登録され
ているコードとを比較し、両者が所定の対応関係にある
か否かによりキー部材12の正当性を判定する比較判定部
である。該比較判定部14には、上記ピックアップ11に隣
接して宅外に設けられる施錠スイッチ15a及び解錠スイ
ッチ15bが接続されている。該施錠スイッチ15a及び解錠
スイッチ15bはピックアップ装置11によるキー部材12の
キーコードのピックアップに前後して操作される。比較
判定部14はその判定結果がキー部材12を正当なものと判
定するとスイッチ15a,15bの操作に応じて施錠信号又は
解錠信号を出力する。
16は比較判定部14からの施錠信号又は解錠信号に応じ
て電気錠17の施解錠駆動を行う電気錠駆動部である。該
電気錠駆動部16には、キー部材21によらず手動により電
気錠17の施解錠を行うための手動の施錠スイッチ18a、
解錠スイッチ18bが接続されている。該手動施解錠スイ
ッチ18a,18bは宅内に設けられている。
以上の構成要素は従来の電気錠装置も具備するもの
で、キー部材12をピックアップ装置11の入口に挿入して
キーコードをピックアップさせ、施錠スイッチ15a又は
解錠スイッチ15bを操作すると、ピックアップされたキ
ーコードとコード登録部13からの登録コードとが比較判
定部14において比較され、両者に所定の関係があるか否
かによりキー部材の正当性の判定が行われる。対応する
コードがある場合には、比較判定部14から施錠信号又は
解錠信号が出力され、該信号に基づいて電気錠駆動部16
により電気錠17が作動される。
20は電話回線21、電話局22を介して任意の電話機23に
より装置を制御するための電話用インターフェースであ
る。該インターフェース20は、任意の電話機23から宅内
の電話機24の呼び出しにより発生される呼出し音が3回
発生された後、任意の電話機23の押ボタンダイヤルキー
の操作により発生されるダイヤル音により暗証コードが
入力されると、これに対応して電話機23を電話回線21、
電話局22を介して電話コード制御部25に接続する。電話
コード制御部25は暗証コードに続いて入力される制御コ
ードを識別してデコードし施錠信号と解錠信号を発生す
る。
なお、26は電源回路であり、商用電源AC100Vを整流平
滑して安定した直流電圧を各部に供給し、停電時に電気
錠17の施解錠が不能とならないようにバックアップ電源
としてバッテリィ26a備えている。
以上の構成において、キー部材所持者が外出先でキー
部材を落として紛失した場合、帰宅してもキー部材によ
り電気錠17を解錠して宅内に入ることができない。この
ような場合、自宅の近くの任意の電話機23により自宅に
電話をかけ、3回の呼び出し音の後に呼め定めた暗証コ
ードと解錠のための解錠コードを電話機23の押ボタンダ
イヤルキーの操作により入力する。押ボタンダイヤルキ
ーを操作するとそのキーに対応した周波数信号が発生さ
れ、これが電話回線21、電話局22を通じて自宅の電話機
24及び電話用インターフェース20に伝達される。
電話用インターフェース20は、自宅の電話機24にかけ
られた電話による呼出し音が3回発生されると、これに
応じて電話回線21を一定時間保持し、続いて入力される
暗証コードを待つ。この一定時間に所定の暗証コードが
入力されると、これに応じて電話コード制御部25への回
路を形成し、続いて入力される解錠のための制御コード
を電話コード制御部25にそのまま送出する。
解錠のための制御コードを受けた電話コード制御部25
はこれをデコードして解錠信号を発生し、これを電気錠
駆動部16に送出する。電気錠駆動部16は、解錠信号の入
力に応じてて電気錠17を解錠状態に駆動する。
上述のように電気錠17の解錠操作を電話機23により行
った後急いで帰宅すれば、解錠したドアから自宅に入る
ことができる。その後、紛失したキー部材の代りのスペ
アキー部材を用いて電気錠17の施解錠を行えばよい。
一方、外出時に施錠したかどうか心配な場合には、外
出先の最寄の電話機23から自宅に電話をかけ、3回の呼
出し音の後に予め定めた暗証コードと施錠のための制御
コードを電話機23の押ボタンダイヤルキーの操作により
入力する。押ボタンダイヤルキーを操作するとそのキー
に対応した周波数信号が発生され、これが電話回線21、
電話局22を通じて自宅の電話機24及び電話用インターフ
ェース20に伝送される。
電話用インターフェース20は自宅の電話機24にかけら
れた電話による呼出し音が3回発生されると、これに応
じて電話回線21を一定時間保持し、続いて入力される暗
証コードを待つ。この一定時間に所定の暗証コードが入
力されると、これに応じて電話コード制御部25への回路
を形成し、続いて入力される施錠のための制御コードを
電話コード制御部25にそのまま送出する。
施錠のための制御コードを受けた電話コード制御部25
はこれをデコードして施錠信号を発生し、これを電気錠
駆動部16に送出する。電気錠駆動部16は施錠信号の入力
に応じて電気錠17を施錠状態に駆動する。
勿論、電気錠17が既に施錠状態にあるときにも、施錠
信号の発生により電気錠17の駆動を行うが、何ら問題な
い。しかし、このような動作をなくしたい場合には、電
気錠17の状態信号を点線で示すように電気駆動部16に加
えておき、該信号と施錠信号とを論理処理して実際の駆
動を行うかどうかを決定するようにすればよい。また、
この状態信号を電話回線21、電話局22を通じてメッセー
ジにより伝送し、電気錠17の状態確認を電話機23により
できるようにすることも可能である。
〔効 果〕
以上説明したように本発明にれば、登録コードに対応
するキーコードを有するキー部材を挿入して施解錠操作
を行うことで電気錠が施解錠されると共に、外部から電
話して所定の暗証コードと解錠のための制御コードとが
押ボタンダイヤルキーの操作によって電話回線を介して
入力されることによっても電気錠が解錠されるようにな
っているので、外出先でキー部材を落としたり紛失した
ときでも、自宅に電話をかけることによって電気錠を解
錠することができ、キー部材の紛失などによって自宅に
入れなくなくことがなくなる。
また、外部から電話して所定の暗証コードと施錠のた
めの制御コードとが押ボタンダイヤルキーの操作によっ
て電話回線を介して入力されることによっても電気錠が
施錠されるようになっているので、外出時に施錠したか
どうか心配になったときに、外出先で自宅に電話をかけ
ることによって電気錠を施錠することができ、途中で自
宅に引き返して施錠を確認したり、或いは、施錠してい
ないのではないかと外出の間中無用の心配をすることが
なくなるという効果も得られる。
しかも、自宅の電話機に電話をかけ所定回数の呼出し
音の発生後所定の暗証コードを入力したのきのみ、次段
への回路を形成するようになっているので、専用の電話
回線を設けることなく自宅の電話機の電話回線を利用し
て電気錠の操作が可能になっている。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明による電気錠装置の基本構成を示すブロ
ック図及び第2図は本発明による装置の一実施例を示す
ブロック図である。 11……ピックアップ手段(ピックアップ装置)、12……
キー部材、13……コード登録手段(コード登録部)、14
……比較判定手段(比較判定部)、15a,15b……施解錠
操作手段(施錠スイッチ、解錠スイッチ)、17……電気
錠、20……電話用インターフェース、21……電話回線、
23……任意の電話機、24……宅内の電話機、25……電話
コード制御手段(電話コード制御部)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キーコードを有するキー部材が挿入され、
    該挿入されたキー部材からキーコードをピックアップす
    るピックアップ手段と、 予め定めたコードが登録されているコード登録手段と、 施解錠操作手段と、 前記ピックアップ手段によりピックアップしたキーコー
    ドと前記コード登録手段に登録されているコードとを比
    較して両者に所定の対応関係にあるか否かを判定し、両
    者に所定の対応関係があることが判定されたとき、前記
    施解錠操作手段の操作に応じて施解錠信号を出力する比
    較判定手段と、 該比較判定手段からの施解錠信号により施解錠可能な電
    気錠と、 任意の電話機からの電話により宅内の電話機において発
    生する所定回数の呼出し音に続いて前記任意の電話機で
    の押ボタンダイヤルキーの操作により発生されるダイヤ
    ル音による所定の暗証コードを電話回線に介して入力
    し、この入力に応じて次段への回路を形成する電話用イ
    ンターフェースと、 前記所定の暗証コードに続いて前記任意の電話機での押
    ボタンダイヤルキーの操作により発生されるダイヤル音
    による解錠用の制御コードを前記電話用インターフェー
    スを介して入力してデコードし、前記電気錠を解錠する
    ための解錠信号を発生し、かつ前記所定の暗証コードに
    続いて前記任意の電話機での押ボタンダイヤルキーの操
    作により発生されるダイヤル音による施錠用の制御コー
    ドを前記電話用インターフェースを介して入力してデコ
    ードし、前記電気錠を施錠するための施錠信号を発生す
    る電話コード制御手段と を備えることを特徴とする電気錠装置。
JP61138157A 1986-06-16 1986-06-16 電気錠装置 Expired - Lifetime JPH089920B2 (ja)

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JP61138157A JPH089920B2 (ja) 1986-06-16 1986-06-16 電気錠装置

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JPS62296076A JPS62296076A (ja) 1987-12-23
JPH089920B2 true JPH089920B2 (ja) 1996-01-31

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01290882A (ja) * 1988-05-10 1989-11-22 Shinbun Shu 電気錠の解錠制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5419167B2 (ja) * 1973-06-28 1979-07-13
JPS52150998A (en) * 1976-06-11 1977-12-15 Hitachi Ltd Crime-and fire-prevention alarm system
JPS5925064A (ja) * 1982-07-31 1984-02-08 Keihin Seiki Mfg Co Ltd 多連気化器における始動装置
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