JPH089865Y2 - 近接スイッチ - Google Patents
近接スイッチInfo
- Publication number
- JPH089865Y2 JPH089865Y2 JP1988103411U JP10341188U JPH089865Y2 JP H089865 Y2 JPH089865 Y2 JP H089865Y2 JP 1988103411 U JP1988103411 U JP 1988103411U JP 10341188 U JP10341188 U JP 10341188U JP H089865 Y2 JPH089865 Y2 JP H089865Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light emitting
- emitting diode
- detection
- proximity switch
- injection molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、被検出物体が接近したときに出力スイッ
チをオン・オフする近接スイッチに関する。
チをオン・オフする近接スイッチに関する。
近接スイッチは、金属のような導電性の被検出物体の
接近を検出するもので、第２図に示すように、検出コイ
ル１、図示しない発振回路と検出回路とを搭載したプリ
ント配線板２、このプリント配線板２に搭載され、回路
の検出動作を表示する発光ダイオード３、外部回路に接
続するケーブル４などを備え、発光ダイオード３の発光
を外部から監視できるように透明樹脂板５で窓を形成し
たケース６に収納して一体化され、エポキシ樹脂７が注
入されている。
接近を検出するもので、第２図に示すように、検出コイ
ル１、図示しない発振回路と検出回路とを搭載したプリ
ント配線板２、このプリント配線板２に搭載され、回路
の検出動作を表示する発光ダイオード３、外部回路に接
続するケーブル４などを備え、発光ダイオード３の発光
を外部から監視できるように透明樹脂板５で窓を形成し
たケース６に収納して一体化され、エポキシ樹脂７が注
入されている。
検出コイル１に被検出物体が接近するとこの被検出物
体中に電磁誘導によりうず電流が発生し、発振回路のエ
ネルギーがこの被検出物体に吸収され、発振出力が低下
または発振が停止するから、これを検出回路で検出し、
発光ダイオード３で表示し、さらにケーブル４で外部回
路に出力を送出する。
体中に電磁誘導によりうず電流が発生し、発振回路のエ
ネルギーがこの被検出物体に吸収され、発振出力が低下
または発振が停止するから、これを検出回路で検出し、
発光ダイオード３で表示し、さらにケーブル４で外部回
路に出力を送出する。
このような従来の近接スイッチは、エポキシ樹脂７を
ケース６内に注入するため、脱泡、注型、硬化といった
工程を必要とし、長い時間と労力を必要とし、コスト高
になるという欠点があった。また、エポキシ樹脂７の脱
泡が不十分の場合注入されたエポキシ樹脂７の中に気泡
が生じて絶縁不良の原因にもなり、さらにケース６内に
収納された発光ダイオード３の位置と、ケース６に形成
された透明樹脂板５からなる窓の位置との位置合わせが
困難であるとともにケース６内へのエポキシ樹脂７の注
入により発光ダイオード３の位置が変化してしまうおそ
れがあるという欠点を有する。
ケース６内に注入するため、脱泡、注型、硬化といった
工程を必要とし、長い時間と労力を必要とし、コスト高
になるという欠点があった。また、エポキシ樹脂７の脱
泡が不十分の場合注入されたエポキシ樹脂７の中に気泡
が生じて絶縁不良の原因にもなり、さらにケース６内に
収納された発光ダイオード３の位置と、ケース６に形成
された透明樹脂板５からなる窓の位置との位置合わせが
困難であるとともにケース６内へのエポキシ樹脂７の注
入により発光ダイオード３の位置が変化してしまうおそ
れがあるという欠点を有する。
そこで、本考案の目的は前述した従来装置の欠点を除
去し、工程を短縮してコストダウンを図り、気泡の発生
により絶縁不良を起こすことがなく、発光ダイオードと
ケースの窓との位置を確実に一致させることができ、信
頼性の高い近接スイッチを得ることにある。
去し、工程を短縮してコストダウンを図り、気泡の発生
により絶縁不良を起こすことがなく、発光ダイオードと
ケースの窓との位置を確実に一致させることができ、信
頼性の高い近接スイッチを得ることにある。
前述した目的を達成するため本考案は、被検出物体を
検出するための検出コイルと、この検出コイルに接続さ
れ高周波発振をする発振回路，この発振回路の出力に基
づいて前記被検出物体の接近の有無を検出する検出回
路，この検出回路の出力に基づいて前記検出コイルによ
る被検出物体の検出状態を表示する発光ダイオードなど
を搭載したプリント配線板と、このプリント配線板に接
続されるケーブルとを備えた近接スイッチにおいて、前
記検出コイル、発光ダイオード、プリント配線板、ケー
ブルおよび前記発光ダイオードの動作状態を表示する窓
が透明樹脂で射出成形により一体にインサート成形さ
れ、このインサート成形された窓を除く周囲が不透明樹
脂で射出成形により所定の形状にインサート成形されて
いることを特徴とする。
検出するための検出コイルと、この検出コイルに接続さ
れ高周波発振をする発振回路，この発振回路の出力に基
づいて前記被検出物体の接近の有無を検出する検出回
路，この検出回路の出力に基づいて前記検出コイルによ
る被検出物体の検出状態を表示する発光ダイオードなど
を搭載したプリント配線板と、このプリント配線板に接
続されるケーブルとを備えた近接スイッチにおいて、前
記検出コイル、発光ダイオード、プリント配線板、ケー
ブルおよび前記発光ダイオードの動作状態を表示する窓
が透明樹脂で射出成形により一体にインサート成形さ
れ、このインサート成形された窓を除く周囲が不透明樹
脂で射出成形により所定の形状にインサート成形されて
いることを特徴とする。
本考案は射出成形によれば気泡を生ずることなく成形
の高速化が図れることに着目し、透明樹脂の射出成形に
より各部材をインサート成形して一体化し、この透明樹
脂の一部で窓を構成し、この一体化されたものの周囲を
さらに不透明樹脂の射出成形により所定の形状に成形
し、２回の射出成形により近接スイッチを形成する。
の高速化が図れることに着目し、透明樹脂の射出成形に
より各部材をインサート成形して一体化し、この透明樹
脂の一部で窓を構成し、この一体化されたものの周囲を
さらに不透明樹脂の射出成形により所定の形状に成形
し、２回の射出成形により近接スイッチを形成する。
第１図は本考案による近接スイッチの一実施例を示す
もので、第２図に示したものと同様な検出コイル１、プ
リント配線板２、このプリント配線板２に搭載された発
光ダイオード３、ケーブル４などの部材はメタクリル樹
脂のような透明な樹脂８で射出成形により一体にインサ
ート成形されている。この状態では表面に凹凸があり取
扱いにくことから、さらに透明樹脂の周囲を樹脂を射出
成形によりインサート成形して取扱い易い所要の形状に
されている。そして、発光ダイオード３の上部は第１回
目に射出成形された透明樹脂８が覆って窓の役目をする
から第２回目の射出成形は透明でない樹脂を用いてもよ
く、外形形状を取扱い易いように形成される。このよう
に１回目の射出成形によるインサート成形により近接ス
イッチを構成する各部材が一体化され、２回目の射出成
形によるインサート成形により１回目の射出成形により
形成されたものの周囲の形状、すなわち近接スイッチの
外形形状が所定の形状に形成される。
もので、第２図に示したものと同様な検出コイル１、プ
リント配線板２、このプリント配線板２に搭載された発
光ダイオード３、ケーブル４などの部材はメタクリル樹
脂のような透明な樹脂８で射出成形により一体にインサ
ート成形されている。この状態では表面に凹凸があり取
扱いにくことから、さらに透明樹脂の周囲を樹脂を射出
成形によりインサート成形して取扱い易い所要の形状に
されている。そして、発光ダイオード３の上部は第１回
目に射出成形された透明樹脂８が覆って窓の役目をする
から第２回目の射出成形は透明でない樹脂を用いてもよ
く、外形形状を取扱い易いように形成される。このよう
に１回目の射出成形によるインサート成形により近接ス
イッチを構成する各部材が一体化され、２回目の射出成
形によるインサート成形により１回目の射出成形により
形成されたものの周囲の形状、すなわち近接スイッチの
外形形状が所定の形状に形成される。
以上に説明したように本考案によれば、被検出物体を
検出するための検出コイルと、この検出コイルに接続さ
れ高周波発振をする発振回路，この発振回路の出力に基
づいて前記被検出物体の接近の有無を検出する検出回
路，この検出回路の出力に基づいて前記検出コイルによ
る被検出物体の検出状態を表示する発光ダイオードなど
を搭載したプリント配線板と、このプリント配線板に接
続されるケーブルとを備えた近接スイッチにおいて、前
記検出コイル、発光ダイオード、プリント配線板、ケー
ブルおよび前記発光ダイオードの動作状態を表示する窓
が透明樹脂で射出成形により一体にインサート成形し、
このインサート成形された窓を除く周囲が不透明樹脂で
射出成形により所定の形状にインサート成形することに
より、２回の射出成形により各部材の固定と外形形状の
成形が可能となり、注型工程が不要となり、迅速な射出
成形のみによって製造することができるからコストダウ
ンを図ることができるとともに、各部材が樹脂によって
二重に密封されることから水や油などの侵入がなく信頼
性が向上する。また、射出成形しているから注型のよう
な気泡の発生がなく、さらに従来装置のように発光ダイ
オードとケースに形成された発光ダイオードの動作状態
を表示するための窓との位置合わせが不要であることか
ら、歩留りの向上を図ることができる。
検出するための検出コイルと、この検出コイルに接続さ
れ高周波発振をする発振回路，この発振回路の出力に基
づいて前記被検出物体の接近の有無を検出する検出回
路，この検出回路の出力に基づいて前記検出コイルによ
る被検出物体の検出状態を表示する発光ダイオードなど
を搭載したプリント配線板と、このプリント配線板に接
続されるケーブルとを備えた近接スイッチにおいて、前
記検出コイル、発光ダイオード、プリント配線板、ケー
ブルおよび前記発光ダイオードの動作状態を表示する窓
が透明樹脂で射出成形により一体にインサート成形し、
このインサート成形された窓を除く周囲が不透明樹脂で
射出成形により所定の形状にインサート成形することに
より、２回の射出成形により各部材の固定と外形形状の
成形が可能となり、注型工程が不要となり、迅速な射出
成形のみによって製造することができるからコストダウ
ンを図ることができるとともに、各部材が樹脂によって
二重に密封されることから水や油などの侵入がなく信頼
性が向上する。また、射出成形しているから注型のよう
な気泡の発生がなく、さらに従来装置のように発光ダイ
オードとケースに形成された発光ダイオードの動作状態
を表示するための窓との位置合わせが不要であることか
ら、歩留りの向上を図ることができる。
第１図は本考案による近接スイッチの一実施例を示す断
面図、第２図は従来の近接スイッチの一例を示す断面図
である。 1:検出コイル、2:プリント配線板、3:発光ダイオード、
4:ケーブル、8:透明樹脂、9:樹脂。
面図、第２図は従来の近接スイッチの一例を示す断面図
である。 1:検出コイル、2:プリント配線板、3:発光ダイオード、
4:ケーブル、8:透明樹脂、9:樹脂。
Claims (1)
- 【請求項１】被検出物体を検出するための検出コイル
と、この検出コイルに接続され高周波発振をする発振回
路，この発振回路の出力に基づいて前記被検出物体の接
近の有無を検出する検出回路，この検出回路の出力に基
づいて前記検出コイルによる被検出物体の検出状態を表
示する発光ダイオードなどを搭載したプリント配線板
と、このプリント配線板に接続されるケーブルとを備え
た近接スイッチにおいて、前記検出コイル、発光ダイオ
ード、プリント配線板、ケーブルおよび前記発光ダイオ
ードの動作状態を表示する窓が透明樹脂で射出成形によ
り一体にインサート成形され、このインサート成形され
た窓を除く周囲が不透明樹脂で射出成形により所定の形
状にインサート成形されていることを特徴とする近接ス
イッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988103411U JPH089865Y2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 近接スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988103411U JPH089865Y2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 近接スイッチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0225145U JPH0225145U (ja) | 1990-02-19 |
| JPH089865Y2 true JPH089865Y2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=31334219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988103411U Expired - Lifetime JPH089865Y2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 近接スイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089865Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3660267B2 (ja) * | 2001-04-13 | 2005-06-15 | 株式会社テーアンテー | 照明灯用具 |
| JP4691439B2 (ja) * | 2005-11-30 | 2011-06-01 | パナソニック電工Ｓｕｎｘ株式会社 | 検出センサ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6345944U (ja) * | 1986-09-11 | 1988-03-28 |
-
1988
- 1988-08-04 JP JP1988103411U patent/JPH089865Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0225145U (ja) | 1990-02-19 |
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