JPH0648688Y2 - コードの保護器具 - Google Patents

コードの保護器具

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JPH0648688Y2
JPH0648688Y2 JP1986041659U JP4165986U JPH0648688Y2 JP H0648688 Y2 JPH0648688 Y2 JP H0648688Y2 JP 1986041659 U JP1986041659 U JP 1986041659U JP 4165986 U JP4165986 U JP 4165986U JP H0648688 Y2 JPH0648688 Y2 JP H0648688Y2
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JP
Japan
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cord
case
resin
protector
taken out
Prior art date
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JP1986041659U
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JPS62153718U (ja
Inventor
至 谷本
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Keyence Corp
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Keyence Corp
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)
  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電気機器におけるケースから延出されたコ
ードの保護器具に関し、特に近接スイッチ,光電スイッ
チ等の検出スイッチのコードの保護器具に関する。
〔従来の技術〕
従来技術を近接スイッチを例に採り以下説明する。第3
図に示すように、近接スイッチの検知部分である金属製
のヘッド1の端面の開口部2を通して、電源供給,信号
伝達等のためのコード3が延出されている。コード3と
ヘッド1との間に中空部が形成されるので、この状態の
ままでは中空部から水滴,塵埃等がヘッド1内に侵入す
る。したがって、第4図に示すように、エポキシ等の樹
脂4を中空部に充填し防水,防塵を行う。また、第4図
の状態では樹脂4の充填状態が目視できるので、第5図
に示すように、充填部分にパッキン等のカバー5を嵌着
して外見上の美観を損なわないようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、従来の近接スイッチには次のような問題点が
あった。それは、コード3に急激な負荷が加重されコー
ド3の取り出し部分が過重されると、コード3の折曲に
よって硬化した充填用樹脂4がコード3から剥離すると
いう問題点である。また、カバー5が嵌着された近接ス
イッチにおいても同様の問題点が生じていた。この問題
点が生じると剥離面から水滴等が侵入し、防水,防塵機
能に不備が発生する。さらに、急激な負荷ではなくとも
長期間コード3の折曲状態が継続されると、同様の問題
点が生じていた。
この考案は、急激な負荷あるいは長期間の負荷がコード
に過重されても何等問題が生ぜず、防水,防塵機能に優
れ、また動作表示灯を内装して動作確認を容易にし、か
つ、美観上も優れたコードの保護器具を提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決し、この目的を達成するための具体的
手段は、ケースと、このケースから延出されたコード
と、このコードのケースからの取り出し部分表面に付設
された動作表示灯と、前記コードのケースからの取り出
し部分をケースから膨出した状態で被覆し、複数の段差
部とこの段差部に架設された桟部が透明の樹脂により一
体成型で構成されてなるプロテクターと、からなるコー
ドの保護器具を構成したことである。
〔実施例〕
この考案を、近接スイッチを例に採り以下その1実施例
に基づいて詳細に説明する。なお、従来例と同一部分は
同一記号を付しその説明を簡略化する。
第2図に示すように、近接スイッチのヘッド1の端面に
硬化後の硬度が高く、かつ透明な樹脂で形成された突設
部6が膨出されている。この突設部6は外面が蛇腹状を
している。ヘッド1からは突設部6の開口部2を通し
て、コード3が延出されている。このコード3は、ヘッ
ド1内に収納されたコイル,電子回路部等からなる検知
部7に一端が接続されている。コード3の突設部6の位
置に応当する表面部位には、LEDの動作表示灯8が付設
されている。突設部6の開口部2から透明の充填用樹脂
を注入することにより、防水,防塵機能が付与される。
また、突設部6および充填用樹脂が前述のように透明で
あるので、動作表示灯8の点滅が目視可能である。
この充填用樹脂が硬化した後、コード3のヘッド1から
の取り出し部分を金型内に載置して透明な樹脂を注入す
る。樹脂硬化後、第1図に示すように、5段の段差部9
とこれら段差部9に架設された桟部10を有するプロテク
ター11が、コード3のヘッド1からの取り出し部分に一
体成型で被覆されている。この樹脂には成型収縮が大き
く、耐薬品性が良好で、かつ柔軟性が高いポリメチルペ
ンテン樹脂(三井石油化学工業(株)製;登録商標−TP
X)が用いられている。この樹脂も透明であるので、動
作表示灯8の点滅確認が目視可能である。
この実施例においては、ポリメチルペンテン樹脂を用い
たが別にこれに限定されるものではなく、同等の効果を
有するものであれば他の樹脂を用いても構わない。ま
た、近接スイッチに限定されるものではなく、他の検出
スイッチ,測定機器等のあらゆる電気機器にこの考案を
適用することが可能である。
また、この実施例においては、プロテクター11の段差部
9各々に配設される桟部10の数が一体(4個、うち一個
は図示されず)であったが、プロテクター11の柔軟性を
向上させるために隣接する段差部9の桟部10の数を異な
らせて、一定の強度を保持しつつ弾性を付与するように
しても良い。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、この考案は、ケース
と、このケースから延出されたコードと、このコードの
ケースから取り出し部分表面に付設された動作表示灯
と、前記コードのケースからの取り出し部分をケースか
ら膨出した状態で被覆し、複数の段差部とこの段差部に
架設された桟部が透明の樹脂により一体成型で構成され
てなるプロテクターと、からなるコードの保護器具を構
成したので、急激な負荷あるいは長期間の負荷がコード
に過重されたも何等問題が生じない。それゆえ、コード
のケースからの取り出し部分が常時折曲状態を要求され
る狭溢な場所においても、種々の電気機器の取付が可能
である。また、一体成型されているので防水,防塵機能
に優れ、かつ、樹脂の充填部分が隠蔽され美観上も優れ
ている。更に、コードの取り出し部分に動作表示灯を配
設し、透明の樹脂で被覆しているため、動作確認が容易
であるとともに、動作表示灯の防水、防塵機能も兼ね備
えている。なお、作業性が良く大量生産が可能であるの
で、さしたる費用増加を将来することなく上記効果が達
成される。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案にかかるコードの保護器
具の説明図であり、 第1図は樹脂被覆後の斜視図、 第2図は樹脂被覆前の斜視図、 第3図ないし第5図は従来例の説明図であり、 第3図は樹脂充填前のコード取り出し部分の斜視図、 第4図は樹脂充填後のコード取り出し部分の斜視図、 第5図はカバー嵌着後の斜視図である。 1……ケース、3……コード、6……突設部、8……動
作表示灯、9……段差部、10……桟部、11……プロテク
ター(樹脂)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースと、 このケースから延出されたコードと、 このコードのケースからの取り出し部分表面に付設され
    た動作表示灯と、 前記コードのケースからの取り出し部分をケースから膨
    出した状態で被覆し、複数の段差部とこの段差部に架設
    された桟部が透明の樹脂により一体成型で構成されてな
    るプロテクターと、 からなるコードの保護器具。
JP1986041659U 1986-03-20 1986-03-20 コードの保護器具 Expired - Lifetime JPH0648688Y2 (ja)

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JP1986041659U JPH0648688Y2 (ja) 1986-03-20 1986-03-20 コードの保護器具

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Publication Number Publication Date
JPS62153718U JPS62153718U (ja) 1987-09-29
JPH0648688Y2 true JPH0648688Y2 (ja) 1994-12-12

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ID=30856858

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56121219A (en) * 1980-02-29 1981-09-24 Matsushita Electric Works Ltd Waterproof intermediate switch
JPH024425Y2 (ja) * 1980-10-09 1990-02-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62153718U (ja) 1987-09-29

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