JPH0898363A - 補修用カバ− - Google Patents
補修用カバ−Info
- Publication number
- JPH0898363A JPH0898363A JP25746694A JP25746694A JPH0898363A JP H0898363 A JPH0898363 A JP H0898363A JP 25746694 A JP25746694 A JP 25746694A JP 25746694 A JP25746694 A JP 25746694A JP H0898363 A JPH0898363 A JP H0898363A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fin
- fins
- repair
- hole
- rubber
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Processing Of Terminals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】配電ケ−ブル絶縁体の貫通穴や損傷箇所を、間
接活線工具やロボットを使用して、補修することができ
る補修用カバ−の提供を目的とする。 【構成】両端にテ−パ1を有し、肉薄のゴム又はプラス
チック帯2連結されたゴム又はプラスチックから成る半
割状の円筒体3,3’の片方の側部に係止用の突起4を
有するヒレ5を設け、他方の側部に係止用の突起4を嵌
め込む穴6を有するヒレ7を設け、ヒレ5、7のいずれ
かの一端にくびれ部を有するヒレ10を設けている。ロ
ボット用としては、ヒレ5、7の両端に、さらに半割状
の円筒体3、3’のほぼ半径に等しい厚さで、やや長目
のヒレ11、12を設けている。
接活線工具やロボットを使用して、補修することができ
る補修用カバ−の提供を目的とする。 【構成】両端にテ−パ1を有し、肉薄のゴム又はプラス
チック帯2連結されたゴム又はプラスチックから成る半
割状の円筒体3,3’の片方の側部に係止用の突起4を
有するヒレ5を設け、他方の側部に係止用の突起4を嵌
め込む穴6を有するヒレ7を設け、ヒレ5、7のいずれ
かの一端にくびれ部を有するヒレ10を設けている。ロ
ボット用としては、ヒレ5、7の両端に、さらに半割状
の円筒体3、3’のほぼ半径に等しい厚さで、やや長目
のヒレ11、12を設けている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、6600ボルト等の
配電線路における無停電工事の際、バイパス回路を作る
ために、通電中の絶縁電線・ケ−ブルを針電極等で突き
破るときにできる絶縁体の貫通穴や樹木との接触等で生
じる絶縁体の損傷部を補修するために使用される補修用
カバ−に係るもので、詳しくはロボットや間接活線工具
によって補修できるように工夫した補修カバ−の構造に
関するものである。
配電線路における無停電工事の際、バイパス回路を作る
ために、通電中の絶縁電線・ケ−ブルを針電極等で突き
破るときにできる絶縁体の貫通穴や樹木との接触等で生
じる絶縁体の損傷部を補修するために使用される補修用
カバ−に係るもので、詳しくはロボットや間接活線工具
によって補修できるように工夫した補修カバ−の構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、前記の貫通穴や損傷部の補修は、
絶縁バケットに乗った作業者が貫通穴や損傷部に近づ
き、絶縁手袋を着用し、絶縁カバ−やテ−ピングによっ
て貫通穴や損傷部を、手を使用し直接修理していたの
で、感電の危険があり、工具やロボット等を使用した間
接活線工法により補修ができる補修用カバ−の開発が強
く切望されていた。
絶縁バケットに乗った作業者が貫通穴や損傷部に近づ
き、絶縁手袋を着用し、絶縁カバ−やテ−ピングによっ
て貫通穴や損傷部を、手を使用し直接修理していたの
で、感電の危険があり、工具やロボット等を使用した間
接活線工法により補修ができる補修用カバ−の開発が強
く切望されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、従来の技
術で述べた切望を達成するためになされたもので、間接
活線工具やロボットを使用し、前記の絶縁体の貫通穴や
損傷箇所を修理できる補修用カバ−の提供を目的とする
ものである。
術で述べた切望を達成するためになされたもので、間接
活線工具やロボットを使用し、前記の絶縁体の貫通穴や
損傷箇所を修理できる補修用カバ−の提供を目的とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】両端にテ−パを有し、肉
薄のゴム又はプラスチック帯で連結されたゴム又はプラ
スチックから成る半割状の円筒体の片方の側部に係止用
の突起を有するヒレを設け、他方の側部に係止用の突起
を嵌め込む穴を有するヒレを設け、ヒレのいずれかの一
端にくびれ部を有するヒレを設ける。
薄のゴム又はプラスチック帯で連結されたゴム又はプラ
スチックから成る半割状の円筒体の片方の側部に係止用
の突起を有するヒレを設け、他方の側部に係止用の突起
を嵌め込む穴を有するヒレを設け、ヒレのいずれかの一
端にくびれ部を有するヒレを設ける。
【0005】ロボット用としては、前記のヒレの両端部
に、前記半割状の円筒体のほぼ半径に等しい肉厚で、や
や長目のヒレを設け、そのいずれかの一端にくびれ部を
有するヒレを設ける。
に、前記半割状の円筒体のほぼ半径に等しい肉厚で、や
や長目のヒレを設け、そのいずれかの一端にくびれ部を
有するヒレを設ける。
【0006】
【作用】間接活線工具の一つであるヤットコで、くびれ
部を有するヒレをつかみ、補修用カバ−を絶縁体の貫通
穴や損傷部の上にセットし、ついで係止用の突起と嵌め
込む穴を有するヒレをヤットコでつかむと、突起は穴に
係止し、補修用カバ−は両端にテ−パが付いた円筒体に
なり、貫通穴や損傷部を覆う。
部を有するヒレをつかみ、補修用カバ−を絶縁体の貫通
穴や損傷部の上にセットし、ついで係止用の突起と嵌め
込む穴を有するヒレをヤットコでつかむと、突起は穴に
係止し、補修用カバ−は両端にテ−パが付いた円筒体に
なり、貫通穴や損傷部を覆う。
【0007】ロボットの場合には、ヤットコのように細
かい動きができないが、前記の厚く、長いヒレを挾みむ
ことで、電線・ケ−ブルの絶縁に損傷を与えることな
く、容易に補修用カバ−を貫通穴や損傷部の上に装着で
きる。
かい動きができないが、前記の厚く、長いヒレを挾みむ
ことで、電線・ケ−ブルの絶縁に損傷を与えることな
く、容易に補修用カバ−を貫通穴や損傷部の上に装着で
きる。
【0008】
【実施例】この発明の実施の一例を示す図面について説
明するに、図1、図2及び図3に示すように、両端にテ
−パ1を有し、肉薄のゴム又はプラスチック帯2で連結
されたゴム又はプラスチックから成る半割状の円筒体
3,3’の片方の側部に係止用の突起4を有するヒレ5
を設け、他方の側部に係止用の突起4を嵌め込む穴6を
有するヒレ7を設け、テ−パ1の基部の内側に内方へ延
びる分割した突起8を設け、ヒレ5又はヒレ7のいずれ
かの一端にくびれ部9を有するヒレ10を設ける。
明するに、図1、図2及び図3に示すように、両端にテ
−パ1を有し、肉薄のゴム又はプラスチック帯2で連結
されたゴム又はプラスチックから成る半割状の円筒体
3,3’の片方の側部に係止用の突起4を有するヒレ5
を設け、他方の側部に係止用の突起4を嵌め込む穴6を
有するヒレ7を設け、テ−パ1の基部の内側に内方へ延
びる分割した突起8を設け、ヒレ5又はヒレ7のいずれ
かの一端にくびれ部9を有するヒレ10を設ける。
【0009】ヒレ5及びヒレ7は、前記のヤットで無理
なくつかむことができるサイズに仕上げられており、く
びれ部9は、補修用カバ−を装着後、ヤットコで容易に
もぎ取ることができる大きさに仕上げられている。分割
した突起8は、半割状の円筒体3,3’の円筒部に充填
する柔軟性を有する絶縁混和物13の外部への流出を防
止する堰の役目を果たし、補修用カバ−が装着された状
態では電線・ケ−ブルの絶縁体の表面に折れ曲って接し
ている。なお、容易に離脱しないように、突起4の先端
部には鈎部を設けている。
なくつかむことができるサイズに仕上げられており、く
びれ部9は、補修用カバ−を装着後、ヤットコで容易に
もぎ取ることができる大きさに仕上げられている。分割
した突起8は、半割状の円筒体3,3’の円筒部に充填
する柔軟性を有する絶縁混和物13の外部への流出を防
止する堰の役目を果たし、補修用カバ−が装着された状
態では電線・ケ−ブルの絶縁体の表面に折れ曲って接し
ている。なお、容易に離脱しないように、突起4の先端
部には鈎部を設けている。
【0010】また、ロボット用としては、図4及び図5
に示すように、ヒレ5及びヒレ7の両端部に前記半割状
の円筒体3,3’のほぼ半径に等しい肉厚で、やや長目
のヒレ11及びヒレ12を設け、ヒレ11又はヒレ12
のいずれかの一端にくびれ部9を有するヒレ10を設け
る。ヒレ11をヒレ12に合わせたとき、図5に示すよ
うに、補修用カバ−の外径にほぼ等しくなることが好ま
しく、補修用カバ−の外径以下になると、ロボットは電
線・ケ−ブルの絶縁体を局部的に押圧するようになり、
絶縁体を損傷させるおそれがあるので、好ましくない。
に示すように、ヒレ5及びヒレ7の両端部に前記半割状
の円筒体3,3’のほぼ半径に等しい肉厚で、やや長目
のヒレ11及びヒレ12を設け、ヒレ11又はヒレ12
のいずれかの一端にくびれ部9を有するヒレ10を設け
る。ヒレ11をヒレ12に合わせたとき、図5に示すよ
うに、補修用カバ−の外径にほぼ等しくなることが好ま
しく、補修用カバ−の外径以下になると、ロボットは電
線・ケ−ブルの絶縁体を局部的に押圧するようになり、
絶縁体を損傷させるおそれがあるので、好ましくない。
【0011】また、半割状の円筒体3,3’の円筒部に
ブチルゴム等を主体にした柔軟性を有する絶縁混和物1
3を充填し、油紙等でその表面を覆っている。使用時に
は、油紙等を除去するのである。なお、補修用カバ−
は、絶縁混和物13を除き、射出成形機等で一括に製造
される。
ブチルゴム等を主体にした柔軟性を有する絶縁混和物1
3を充填し、油紙等でその表面を覆っている。使用時に
は、油紙等を除去するのである。なお、補修用カバ−
は、絶縁混和物13を除き、射出成形機等で一括に製造
される。
【0012】
【効果】この発明は上述のように構成されているので、
次のような効果を呈する。
次のような効果を呈する。
【0013】間接活線工具やロボット等を使用して、絶
縁体の損傷部等を補修できるので、感電の危険がない。
縁体の損傷部等を補修できるので、感電の危険がない。
【0014】厚肉で長目のヒレを設けているので、ロボ
ットを使用しても、電線・ケ−ブルの絶縁体を損傷する
ことなく、補修工事ができる。
ットを使用しても、電線・ケ−ブルの絶縁体を損傷する
ことなく、補修工事ができる。
【0015】柔軟性を有する絶縁混和物が絶縁体の貫通
穴を充填するので、雨水等の侵入を防止し、水トリ−の
発生や導体の腐蝕を確実に防止する。
穴を充填するので、雨水等の侵入を防止し、水トリ−の
発生や導体の腐蝕を確実に防止する。
【0016】射出成形機等で安価に量産できる。この発
明は以上のような効果を有し、その工業的利用価値は顕
著である。
明は以上のような効果を有し、その工業的利用価値は顕
著である。
【図1】発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】装着状態を示す正面図である。
【図3】図2における側面図である。
【図4】発明の別の一実施例の装着状態を示す正面図で
ある。
ある。
【図5】図4における側面図である。
1 テ−パ 2 肉薄のゴム又はプラスチック帯 3 半割状の円筒体 3’半割状の円筒体 4 突起 5 ヒレ 6 穴 7 ヒレ 8 突起 9 くびれ 10 ヒレ 11 ヒレ 12 ヒレ 13 柔軟性を有する絶縁混和物
フロントページの続き (72)発明者 工藤 勇八 大分県大分市大字駄原2899番地 西日本電 線株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】両端にテ−パ(1)を有し、肉薄のゴム又
はプラスチック帯(2)で連結されたゴム又はプラスチ
ックから成る半割状の円筒体(3,3’)の片方の側部
に係止用の突起(4)を有するヒレ(5)を設け、他方
の側部に係止用の突起(4)を嵌め込む穴(6)を有す
るヒレ(7)を設け、テ−パ(1)の基部の内側に内方
へ延びる分割した突起(8)を設け、ヒレ(5)又はヒ
レ(7)のいずれかの一端にくびれ部(9)を有するヒ
レ(10)を設けたことを特徴とする補修用カバ− - 【請求項2】ヒレ(5)及びヒレ(7)の両端部に前記
半割状の円筒体(3,3’)のほぼ半径に等しい肉厚
で、やや長目のヒレ(11)及びヒレ(12)を設け、
ヒレ(11)又はヒレ(12)のいずれかの一端にくび
れ部(9)を有するヒレ(10)を設けたことを特徴と
する請求項1に記載した補修用カバ− - 【請求項3】半割状の円筒体(3,3’)の円筒部に柔
軟性を有する絶縁混和物(13)を充填したことを特徴
とする請求項1に記載した補修用カバ− - 【請求項4】半割状の円筒体(3,3’)の円筒部に柔
軟性を有する絶縁混和物(13)を充填したことを特徴
とする請求項2に記載した補修用カバ−
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25746694A JPH0898363A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 補修用カバ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25746694A JPH0898363A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 補修用カバ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0898363A true JPH0898363A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=17306711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25746694A Pending JPH0898363A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 補修用カバ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0898363A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008141906A (ja) * | 2006-12-05 | 2008-06-19 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 再使用可能な絶縁カバー |
CN113067291A (zh) * | 2021-03-01 | 2021-07-02 | 武汉大学 | 一种护线条修补断股导线的带电作业机器人 |
-
1994
- 1994-09-26 JP JP25746694A patent/JPH0898363A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008141906A (ja) * | 2006-12-05 | 2008-06-19 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 再使用可能な絶縁カバー |
CN113067291A (zh) * | 2021-03-01 | 2021-07-02 | 武汉大学 | 一种护线条修补断股导线的带电作业机器人 |
CN113067291B (zh) * | 2021-03-01 | 2021-11-02 | 武汉大学 | 一种护线条修补断股导线的带电作业机器人 |
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