JPH08976A - 硅砂および粘結剤の混練機への投入方法およびその装置 - Google Patents
硅砂および粘結剤の混練機への投入方法およびその装置Info
- Publication number
- JPH08976A JPH08976A JP16611494A JP16611494A JPH08976A JP H08976 A JPH08976 A JP H08976A JP 16611494 A JP16611494 A JP 16611494A JP 16611494 A JP16611494 A JP 16611494A JP H08976 A JPH08976 A JP H08976A
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- Japan
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- silica sand
- binder
- guide member
- kneader
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 混練機の稼働中に、粘結剤を硅砂に浸透させ
ながら、これらを混練槽に投入することができる方法お
よびその装置を提供する。 【構成】 キャップ状の第1案内部材の直上方位置から
硅砂をほぼ連続的に自重落下させるとともに前記第1案
内部材から落下する硅砂を漏斗状の第2案内部材で受け
て硅砂の流れの途中に下部が下絞り状を成す中空室を形
成させ、この中空室内に粘結剤を滴下または噴射する。
ながら、これらを混練槽に投入することができる方法お
よびその装置を提供する。 【構成】 キャップ状の第1案内部材の直上方位置から
硅砂をほぼ連続的に自重落下させるとともに前記第1案
内部材から落下する硅砂を漏斗状の第2案内部材で受け
て硅砂の流れの途中に下部が下絞り状を成す中空室を形
成させ、この中空室内に粘結剤を滴下または噴射する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、硅砂および粘結剤を混
練機へ投入するのに好適な方法およびその装置に関す
る。
練機へ投入するのに好適な方法およびその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、硅砂および粘結剤の混練機への投
入は、一般にあらかじめ混練機の撹拌羽根を回転させな
がら硅砂を混練槽に投入して撹拌し、この状態の下に、
粘結剤供給管により粘結剤を投入する方法によって行っ
たり、また、硅砂を混練槽に投入した後、投入した硅砂
に凹みを手作業で作り、続いてこの凹みに容器によって
粘結剤を注ぐとともに、粘結剤を硅砂で覆って硅砂に粘
結剤を染み込ませ、その後混練機を始動する方法によっ
て行ったりしている。
入は、一般にあらかじめ混練機の撹拌羽根を回転させな
がら硅砂を混練槽に投入して撹拌し、この状態の下に、
粘結剤供給管により粘結剤を投入する方法によって行っ
たり、また、硅砂を混練槽に投入した後、投入した硅砂
に凹みを手作業で作り、続いてこの凹みに容器によって
粘結剤を注ぐとともに、粘結剤を硅砂で覆って硅砂に粘
結剤を染み込ませ、その後混練機を始動する方法によっ
て行ったりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の投入方法では次のような問題があった。すなわち、
前者では、撹拌によって流動する硅砂粒の集団である砂
層体の表面に衝突して、粘結剤が飛散されて混練槽の内
面や撹拌羽根に付着し、このため粘結剤が無駄になり、
しかも、混練を繰り返すと、混練槽内面や撹拌羽根に硅
砂と粘結剤とが交互に幾重にも付着するとともに硬化し
てしまい、この硬化した粘結剤等の除去は非常に厄介で
あるとともに時間がかかるなどの問題があった。他方、
後者では、混練槽内の硅砂に凹みを形成するなどの作業
の機械化が非常に難しく、しかも、硅砂を混練槽内に投
入した後に撹拌羽根の回転を始動させるため、撹拌羽根
駆動用モータは稼働中に硅砂等を混練槽に投入するよう
にしたのものに比べて大型の高価なものが必要になるな
どの問題もあった。本発明は上記の事情に鑑みてなされ
たもので、混練機の稼働中に、粘結剤を硅砂に浸透させ
ながら、これらを混練槽に投入することができる方法お
よびその装置を提供することを目的とする。
来の投入方法では次のような問題があった。すなわち、
前者では、撹拌によって流動する硅砂粒の集団である砂
層体の表面に衝突して、粘結剤が飛散されて混練槽の内
面や撹拌羽根に付着し、このため粘結剤が無駄になり、
しかも、混練を繰り返すと、混練槽内面や撹拌羽根に硅
砂と粘結剤とが交互に幾重にも付着するとともに硬化し
てしまい、この硬化した粘結剤等の除去は非常に厄介で
あるとともに時間がかかるなどの問題があった。他方、
後者では、混練槽内の硅砂に凹みを形成するなどの作業
の機械化が非常に難しく、しかも、硅砂を混練槽内に投
入した後に撹拌羽根の回転を始動させるため、撹拌羽根
駆動用モータは稼働中に硅砂等を混練槽に投入するよう
にしたのものに比べて大型の高価なものが必要になるな
どの問題もあった。本発明は上記の事情に鑑みてなされ
たもので、混練機の稼働中に、粘結剤を硅砂に浸透させ
ながら、これらを混練槽に投入することができる方法お
よびその装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、キャップ状の第1案内部材の直上方位置
から硅砂をほぼ連続的に自重落下させるとともに前記第
1案内部材から落下する硅砂を漏斗状の第2案内部材で
受けて硅砂の流れの途中に下部が下絞り状を成す中空室
を形成させ、この中空室内に粘結剤を滴下または噴射す
ることを特徴とする。
めに本発明は、キャップ状の第1案内部材の直上方位置
から硅砂をほぼ連続的に自重落下させるとともに前記第
1案内部材から落下する硅砂を漏斗状の第2案内部材で
受けて硅砂の流れの途中に下部が下絞り状を成す中空室
を形成させ、この中空室内に粘結剤を滴下または噴射す
ることを特徴とする。
【0005】
【実施例】以下に本発明の第1実施例について図1に基
づき詳細に説明する。混練槽1内には撹拌羽根2が、混
練槽1の底板1aに軸支した縦回転軸3を介して水平回
転可能に配設してあり、縦回転軸3の下端には混練槽1
の下面に装着した上向きモータ4の出力軸が連結してあ
る。また、前記混練槽1の上端には蓋5が着脱可能に取
り付けてあり、蓋5の左側部には、硅砂と粘結剤の供給
口6が形成してある。この供給口6の直上方位置には硅
砂貯蔵用のホッパ7が配設してあり、ホッパ7の排出口
にはシリンダ8で作動する開閉機構9が装着してある。
ホッパ7の排出口の直下方位置には第1案内部材として
の陣笠部材10が配設してあり、陣笠部材10の直下方
位置には第2案内部材としての漏斗部材11が陣笠部材
10の下部を包囲しかつこれと所要の間隔をおいて配設
してある。また、前記陣笠部材10には粘結剤供給手段
としての供給管12が排出口を前記陣笠部材10内に臨
ませかつ下に向けて装着してある。
づき詳細に説明する。混練槽1内には撹拌羽根2が、混
練槽1の底板1aに軸支した縦回転軸3を介して水平回
転可能に配設してあり、縦回転軸3の下端には混練槽1
の下面に装着した上向きモータ4の出力軸が連結してあ
る。また、前記混練槽1の上端には蓋5が着脱可能に取
り付けてあり、蓋5の左側部には、硅砂と粘結剤の供給
口6が形成してある。この供給口6の直上方位置には硅
砂貯蔵用のホッパ7が配設してあり、ホッパ7の排出口
にはシリンダ8で作動する開閉機構9が装着してある。
ホッパ7の排出口の直下方位置には第1案内部材として
の陣笠部材10が配設してあり、陣笠部材10の直下方
位置には第2案内部材としての漏斗部材11が陣笠部材
10の下部を包囲しかつこれと所要の間隔をおいて配設
してある。また、前記陣笠部材10には粘結剤供給手段
としての供給管12が排出口を前記陣笠部材10内に臨
ませかつ下に向けて装着してある。
【0006】このように構成したものは、モータ4を駆
動して撹拌羽根2を回転させた後、シリンダ8を収縮作
動して開閉機構9を開いてホッパ7内の硅砂Sを連続的
に落下させ、この硅砂Sの流れが安定した後、供給管1
2から所定の液状粘結剤Qを供給する。すると、ホッパ
7から落下した硅砂Sは、陣笠部材10により下向きに
広がるように分散されながら陣笠部材10上を滑降した
後漏斗部材11内に流入して上広がり状の流れを形成し
ながら漏斗部材11上を滑降し、これにより、硅砂Sの
流れの中に下部が下絞り状を成す中空室13が形成さ
れ、この中空室13の直上方位置から粘結剤Qが所定の
流量でほぼ連続的に滴下されることとなる。この結果、
粘結剤Qが硅砂Sに浸透しながら落下し、供給口6から
硅砂Sと一緒に混練槽1内に投入されることとなる。こ
うして、粘結剤Qを所要量滴下した後、粘結剤Qの滴下
を停止し、続いて、シリンダ8を伸長作動して開閉機構
9を閉じ、硅砂Sの供給を止める。これにより、所要量
の硅砂Sと粘結剤Qを混練槽内1に投入することができ
る。
動して撹拌羽根2を回転させた後、シリンダ8を収縮作
動して開閉機構9を開いてホッパ7内の硅砂Sを連続的
に落下させ、この硅砂Sの流れが安定した後、供給管1
2から所定の液状粘結剤Qを供給する。すると、ホッパ
7から落下した硅砂Sは、陣笠部材10により下向きに
広がるように分散されながら陣笠部材10上を滑降した
後漏斗部材11内に流入して上広がり状の流れを形成し
ながら漏斗部材11上を滑降し、これにより、硅砂Sの
流れの中に下部が下絞り状を成す中空室13が形成さ
れ、この中空室13の直上方位置から粘結剤Qが所定の
流量でほぼ連続的に滴下されることとなる。この結果、
粘結剤Qが硅砂Sに浸透しながら落下し、供給口6から
硅砂Sと一緒に混練槽1内に投入されることとなる。こ
うして、粘結剤Qを所要量滴下した後、粘結剤Qの滴下
を停止し、続いて、シリンダ8を伸長作動して開閉機構
9を閉じ、硅砂Sの供給を止める。これにより、所要量
の硅砂Sと粘結剤Qを混練槽内1に投入することができ
る。
【0007】なお、上記の実施例では、第1案内部材は
陣笠状を成しているが、これに限定されるものではな
く、例えば断面逆円弧状を成すキャップ状のものでもよ
い。また、上記の実施例では粘結剤Qは供給管12の下
向き部の下端から排出されるようになっているが、供給
管12の下端にノズルを取り付けて粘結剤を噴射するよ
うにしてもよい。また、供給管12の排出口は、第2案
内部材である漏斗部剤11内に臨ませるようにしてもよ
い。
陣笠状を成しているが、これに限定されるものではな
く、例えば断面逆円弧状を成すキャップ状のものでもよ
い。また、上記の実施例では粘結剤Qは供給管12の下
向き部の下端から排出されるようになっているが、供給
管12の下端にノズルを取り付けて粘結剤を噴射するよ
うにしてもよい。また、供給管12の排出口は、第2案
内部材である漏斗部剤11内に臨ませるようにしてもよ
い。
【0008】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、キャップ状の第1案内部材の直上方位置から硅砂を
ほぼ連続的に自重落下させるとともに前記第1案内部材
から落下する硅砂を漏斗状の第2案内部材で受けて硅砂
の流れの途中に下部が下絞り状を成す中空室を形成さ
せ、この中空室内に粘結剤を滴下または噴射するように
したから、粘結剤を硅砂中に浸透させながらこれらを混
練槽に投入ることができるため、従来の方法のように粘
結剤が硅砂の砂層体との衝突により飛散されて混練槽内
面等に付着したりすることはなく、粘結剤を有効に使用
することができ、しかも、混練機の稼働中に硅砂等の投
入が可能になり、撹拌羽根回転用のモータは稼働中の撹
拌羽根の回転を維持するだけの小型で安価なものでよい
などの優れた効果を奏する。
は、キャップ状の第1案内部材の直上方位置から硅砂を
ほぼ連続的に自重落下させるとともに前記第1案内部材
から落下する硅砂を漏斗状の第2案内部材で受けて硅砂
の流れの途中に下部が下絞り状を成す中空室を形成さ
せ、この中空室内に粘結剤を滴下または噴射するように
したから、粘結剤を硅砂中に浸透させながらこれらを混
練槽に投入ることができるため、従来の方法のように粘
結剤が硅砂の砂層体との衝突により飛散されて混練槽内
面等に付着したりすることはなく、粘結剤を有効に使用
することができ、しかも、混練機の稼働中に硅砂等の投
入が可能になり、撹拌羽根回転用のモータは稼働中の撹
拌羽根の回転を維持するだけの小型で安価なものでよい
などの優れた効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示すー部断面正面図であ
る。
る。
7 ホッパ 10 陣笠部材 11 漏斗部材 12 供給管、
Claims (2)
- 【請求項1】キャップ状の第1案内部材の直上方位置か
ら硅砂をほぼ連続的に自重落下させるとともに前記第1
案内部材から落下する硅砂を漏斗状の第2案内部材で受
けて硅砂の流れの途中に下部が下絞り状を成す中空室を
形成し、この中空室内に粘結剤を滴下または噴射するこ
とを特徴とする硅砂および粘結剤の混練機への投入方
法。 - 【請求項2】硅砂をほぼ連続的に供給するホッパと、こ
のホッパから供給される硅砂を受けるとともに適宜な長
さ下広がり状に広げる逆キャップ状の第1案内部材と、
この第1案内部材から落下する硅砂の流れを受けるとと
もにその後下絞り状に絞る漏斗状の第2案内部材と、こ
の第2案内部材と前記第1案内部材とで画成する空間内
に粘結剤を滴下または噴射する粘結剤供給手段と、を具
備したことを特徴とする硅砂および粘結剤の混練機への
投入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16611494A JPH08976A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 硅砂および粘結剤の混練機への投入方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16611494A JPH08976A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 硅砂および粘結剤の混練機への投入方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08976A true JPH08976A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15825290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16611494A Pending JPH08976A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 硅砂および粘結剤の混練機への投入方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08976A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018168164A1 (ja) | 2017-03-17 | 2018-09-20 | 新東工業株式会社 | 鋳物砂用のバインダ供給装置及びバインダ供給方法 |
-
1994
- 1994-06-24 JP JP16611494A patent/JPH08976A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018168164A1 (ja) | 2017-03-17 | 2018-09-20 | 新東工業株式会社 | 鋳物砂用のバインダ供給装置及びバインダ供給方法 |
EP3597326A4 (en) * | 2017-03-17 | 2020-11-11 | Sintokogio, Ltd. | FOUNDRY SAND BIN FEEDING DEVICE AND BIN FEEDING PROCESS |
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