JPH089737B2 - 直火式▲堅▼型連続焼鈍炉およびその操業方法 - Google Patents

直火式▲堅▼型連続焼鈍炉およびその操業方法

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JPH089737B2
JPH089737B2 JP1131074A JP13107489A JPH089737B2 JP H089737 B2 JPH089737 B2 JP H089737B2 JP 1131074 A JP1131074 A JP 1131074A JP 13107489 A JP13107489 A JP 13107489A JP H089737 B2 JPH089737 B2 JP H089737B2
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保夫 伊勢
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、竪型直火炉と、それに続く無酸化雰囲気
炉を有する連続焼鈍炉とその操業方法に関する。
[従来技術] 薄鋼帯を連続焼鈍する設備の一つにシーラス式直火加
熱方式による設備がある。これは廃ガス等により200〜3
00℃に予熱された鋼帯を上から下へと竪方向に1パスさ
せる間に、鋼帯の表裏面に向けて多数配置された直火バ
ーナにより焼鈍温度まで加熱するというものである。こ
の設備は未燃焼分の残った高温の燃焼生成ガス(1260℃
以上)を直接鋼帯に当てて無酸化還元加熱が可能である
のが特徴である。
最近、シーラス方式の連続焼鈍炉が、連続焼鈍ライン
や連続亜鉛メッキラインに好んで採用されるようになっ
てきたが、これは設備が大型化するにともない、コンパ
クトな炉が臨まれるようになってきたことや、非常に熱
応答性がよくて温度外れ部が少ないとか、鋼帯を1パス
で再結晶温度以上に加熱することができるために、鋼帯
の形状が良好でトラッキング性が良いこと等によるもの
と思われる。
第3図は竪型直火加熱炉を含む連続焼鈍炉の構成の一
例を示す縦断面図である。鋼帯31は、予熱炉32で直火加
熱炉33の廃ガスにより、200〜300℃程度に予熱され、そ
の後直火加熱炉33〜560〜760℃に加熱される。直火加熱
炉33で加熱された鋼帯31は、その後均熱炉34、急冷炉35
及び徐熱炉36からなる無酸化雰囲気炉37内で熱処理さ
れ、焼鈍工程を完了する。無酸化雰囲気炉37内の雰囲気
は、予熱炉32や直火加熱炉33とは異なり、特に後段では
鋼帯31が高温でかつ雰囲気ガスの温度が低温である状態
なので、雰囲気の完全無酸化性を満たすために、一般的
に酸素(O2)%が数ppm以下の窒素(N2)ガスと水素(H
2)ガスの混合気(水素ガスは5〜75%)が用いられて
いる。
第4図は、竪型直火加熱炉33の概略構成を示す縦断面
図である。竪型直火加熱炉33は、通常鋼帯31の進行方向
に加熱ゾーンが複数の加熱ゾーン、この図の場合には第
1ゾーン41、第2ゾーン42、第3ゾーン43および第4ゾ
ーン44の4ゾーン、に分割されている。そして、第1ゾ
ーン41においては、空燃比1.0程度で燃焼させるが、燃
焼ゾーンが進みにしたがって空燃比を下げていき、最終
ゾーンでは0.85〜0.95程度で燃焼させるようにしてい
る。
上記のような構成において、直火加熱炉33の加熱の不
可が変動する場合には、加熱の負荷に応じて加熱ゾーン
を増減するため、加熱ゾーンをON−OFFしたり、各加熱
ゾーン内の燃焼量を変更したりしている。そして、加熱
ゾーンの点火は、通常第4ゾーン44から始めて第1ゾー
ン41へと移行していくようにし、消火は第1ゾーン41か
ら始めて第4ゾーンへと移行していくようにしている。
また、各加熱ゾーン内におけるバーナの燃焼量は、100
%燃料能力を発揮するフル燃焼から燃料能力の10%程度
しか発揮しない燃焼までのターンダウンが可能である
が、燃焼機器全体の安定性の点からターンダウンの範囲
を100%から20〜25%とし、燃焼量がそれ以下となえる
場合には、そのゾーンを消火するようにしている。
上述したように、竪型直火加熱炉33においては加熱負
荷の変動に応じて各加熱ゾーンのON,OFFを行なうので、
竪型直火加熱炉33内の廃ガスの量が大きく変動すること
になる。一方竪型直火炉33においては、未燃焼分を含む
高温(1260℃超え)の燃焼生成ガスを直接鋼帯31に衝突
させて、還元加熱するようにしているので、バーナと鋼
帯間の距離が小さく、したがって、炉容積も小さくなっ
ており、前記廃ガス量の変動とあいまって炉内圧力変動
を大きくする要因となっている。なお、直火加熱炉33内
の圧力は通常廃ガス煙道45に設けた廃ガスダンパー(図
示せず)により、5〜10mmH2O程度にコントロールされ
ているが、バーナーON−0FF時の圧力変動は急激であ
り、応答が遅いダンパーではこの急激な圧力変動を吸収
することは困難である。
また、直火加熱炉33は、予熱炉32とは上部スロート部
46で、無酸化雰囲気炉37とは下部スロート部47で雰囲気
が仕切られているが、鋼帯31が炉体の煉瓦と接触して、
すり疵がっ性するのを防止するため、スロート部の隙間
は100mm程度あるので、炉から炉への圧力伝搬の防止に
はほとんどなりえず、直火加熱炉33での点火時あるいは
消火時のような圧力変動の2〜3秒後には、無酸化雰囲
気炉37でも第5図に示すような同様な圧力変動が起こ
り、圧力がハンチングして負圧となり、炉のシール性に
異常をきたしている場合は、炉内に空気を吸い込んで、
鋼帯31が酸化する事態が発生している。
[発明が解決しようとする課題] 以上のような炉から炉への圧力の伝搬を防止する対策
として、発明者等は特公昭62−57692号記載の技術を提
唱している。この技術は、第6図のように直火式竪型連
続焼鈍炉において、竪型直火加熱炉33と無酸化雰囲気炉
37との接続部分に、両炉よりも高い圧内に保たれる中間
室51を設けたものである。この中間室51により、炉から
炉への炉内圧力の伝搬を防止しようとするものである
が、この中間室51への鋼帯31の入口52および出口53は、
表面品質に対する要求が厳しい鋼帯31が絶えず高速で通
過するので、鋼帯31が接触しないだけの十分な隙間を明
けていなければならず、そのため中間室51の内圧のみを
前後の炉圧よりも高く保つことは非常に困難であった。
また、中間室51の内圧を前後の両炉の内圧より高く保つ
ことは、直火加熱炉33の消火時には効果があるが、点火
時には必ずしも高くしないことが良いことが分かった。
すなわち、中間室51の内圧は、必ずしも高く保つだけで
はなく、中間室51の内圧が適切なコントロールできるこ
と、また内圧を適切な状態に保つための気密性があるこ
とが必要であることがわかった。
この発明は、従来技術の上述のような問題点を解消
し、直火式竪型連続焼鈍炉において、直火加熱炉の圧力
変動を無酸化雰囲気炉に伝搬させない中間室を有する直
火式竪型連続焼鈍炉とその操業方法を提供することを目
的としている。
[課題を解決するための手段] この発明に係る直火式竪型連続焼鈍炉は、竪型直火加
熱炉と、それに続く無酸化雰囲気炉との接続部分に気密
性に優れた中間室を設けた直火式竪型連続焼鈍炉におい
て、前記中間室に不活性ガスを供給する手段と不活性ガ
スを排出する手段とを設けた直火式竪型連続焼鈍炉であ
り、竪型直火加熱炉と、それに続く無酸化雰囲気炉との
接続部分に気密性に優れた中間室を設けた直火式竪型連
続焼鈍炉において、前記中間室の前後のデフレクターロ
ールと中間室との間に、デフレクターロールと中間室と
の間を気密に保つためのボックスガイドを設けるととも
に、前記中間室に不活性ガスを供給する手段と不活性ガ
スを排出する手段とを設けた直火式竪型連続焼鈍炉であ
る。
またこの発明に係る直火式竪型連続焼鈍炉の操業方法
は、竪型直火加熱炉と、それに続く無酸化雰囲気炉との
接続部分に気密性に優れた中間室を設けた直火式竪型連
続焼鈍炉において、前記中間室に不活性ガスを供給する
手段と不活性ガスを排出する手段とを設けて、竪型直火
加熱炉の炉圧が低下した時は前記中間室に不活性ガスを
供給し、竪型直火加熱炉の炉圧が上昇した時は前記中間
室から不活性ガスを排出して前記無酸化雰囲気炉の炉圧
の変動を小さくした直火式竪型連続焼鈍炉の操業方法で
あり、竪型直火加熱炉と、それに続く無酸化雰囲気炉と
の接続部分に気密性に優れた中間室を設けた直火式竪型
連続焼鈍炉において、前記中間室の前後のデフレクター
ロールと中間室との間に、デフレクターロールと中間室
との間を気密に保つためのボックスガイドを設けるとと
もに、前記中間室に不活性ガスを供給する手段と不活性
ガスを排出する手段とを設けて、竪型直火加熱炉の炉圧
が低下した時は前記中間室に不活性ガスを供給し、竪型
直火加熱炉の炉圧が上昇した時は前記中間室から不活性
ガスを排出して前記無酸化雰囲気炉の炉圧の変動を小さ
くした直火式竪型連続焼鈍炉の操業方法である。
[作用] この発明に係る直火式竪型連続焼鈍炉は、竪型直火加
熱炉と、それに続く無酸化雰囲気炉との接続部分に気密
性に優れた中間室を設けた直火式竪型連続焼鈍炉におい
て、前記中間室に不活性ガスを供給する手段と不活性ガ
スを排出する手段とを設た直火式竪型連続焼鈍炉におい
ては、中間室に不活性ガスを供給し排出することによ
り、直火加熱炉の圧力変動の無酸化雰囲気炉への影響を
防止してやることができる。また竪型直火加熱炉と、そ
れに続く無酸化雰囲気炉との接続部分に気密性に優れた
中間室を設けた直火式竪型連続焼鈍炉において、前記中
間室の前後のデフレクターロールと中間室との間に、デ
フレクターロールと中間室との間を気密に保つためのボ
ックスガイドを設けるとともに、前記中間室に不活性ガ
スを供給する手段と不活性ガスを排出する手段とを設け
た直火式竪型連続焼鈍炉においては、中間室に不活性ガ
スを供給し排出することにより、直火加熱炉の圧力変動
の無酸化雰囲気炉への影響を防止してやることができる
とともに、前記ボックスガイドにより、中間室の気密性
が高まるので、よりきめ細かに中間室の内圧のコントロ
ールができる。
またこの発明に係る直火式竪型連続焼鈍炉の操業方法
のうち、竪型直火加熱炉と、それに続く無酸化雰囲気炉
との接続部分に気密性に優れた中間室を設けた直火式竪
型連続焼鈍炉において、前記中間室に不活性ガスを供給
する手段と不活性ガスを排出する手段とを設けて、竪型
直火加熱炉の炉圧が低下した時は前記中間室に不活性ガ
スを供給し、竪型直火加熱炉の炉圧が上昇した時は前記
中間室から不活性ガスを排出するようにした直火式竪型
連続焼鈍炉の操業方法においては、前記不活性ガスの供
給排出により、無酸化雰囲気炉の炉圧の変動を小さくし
てやることができる。また竪型直火加熱炉と、それに続
く無酸化雰囲気炉との接続部分に気密性に優れた中間室
を設けた直火式竪型連続焼鈍炉において、前記中間室の
前後のデフレクターロールと中間室との間に、デフレク
ターロールと中間室との間を気密に保つためのボックス
ガイドを設けるとともに、前記中間室に不活性ガスを供
給する手段と不活性ガスを排出する手段とを設けて、竪
型直火加熱炉の炉圧が低下した時は前記中間室に不活性
ガスを供給し、竪型直火加熱炉の炉圧が上昇した時は前
記中間室から不活性ガスを排出する直火式竪型連続焼鈍
炉の操業方法においては、ボックスガイドにより、中間
室の気密性を高めているので、よりきめ細かな内圧のコ
ントロールができ、無酸化雰囲気炉の炉圧変動をより小
さくしてやることができる。
[実施例] 本発明の1実施例の直火式竪型連続焼鈍炉およびその
操業方法を、第1図および第2図に基づき説明する。第
1図は、本発明の第1の実施例の直火式竪型連続焼鈍炉
の直火加熱炉1と無酸化雰囲気炉2との接続部に設けた
中間室3部分を中心とした縦断面図である。この直火式
竪型連続焼鈍炉のその他の部分については、従来の直火
式竪型連続焼鈍炉と変更がないので説明を省略し、前記
中間室3を中心に説明する。この中間室3は、直火加熱
炉1の下部スロート部4の下方に配置してある下部デフ
レクターロール5と、無酸化雰囲気炉2の入口に配置し
てある無酸化雰囲気炉入口デフレクターロール6との間
に設けている。この中間室3を詳述すると、中間室3の
鋼帯7の入口8及び出口9は、鋼帯7との隙間ができる
だけ狭くなるように構成されている。そして、この中間
室3に電磁弁10を作動させることにより不活性ガスを吹
き込むことができる不活性ガス供給管11と、中間室3中
の不活性ガスを排出するためのバブラー12とが設けられ
ている。
次にこの中間室3の使用方法を説明すると、直火加熱
炉1の消火時のように直火加熱炉1の炉圧が急激に下が
った時には、この炉圧の低下が無酸化雰囲気炉2に伝搬
して、無酸化雰囲気炉2の炉圧が低下し、外部の空気を
吹き込んで鋼帯7が酸化されるのを防止するため、電磁
弁10を作動させて不活性ガスを中間室3に供給して、中
間室3の内圧を高めて、直火加熱炉1の炉圧低下の影響
を遮断するようにしている。また、直火加熱炉1の点火
時のように直火加熱炉1の炉圧が急激に上昇した時に
は、バブラー12により中間室内の不活性ガスを外部に放
出させて、中間室3の内圧を低下させてやり、直火加熱
炉1の炉圧の上昇が無酸化雰囲気炉2に伝搬されないよ
うにしている。なお、中間室3の内圧を何気圧に設定す
るかは、バブラー12の水頭Hを調整することにより行な
うことができる。
本発明の1実施例の直火式竪型連続焼鈍炉は上述のよ
うに構成され、その操業方法も上述したように行なわれ
るので、無酸化雰囲気炉2の炉圧の変動を小さくしてや
ることができる。
第2図は、本発明の第2の実施例の直火式竪型連続焼
鈍炉の直火加熱炉1と無酸化雰囲気炉2との接続部に設
けた中間室3部分を中心とした縦断面図である。この中
間室3の構成は、第1の実施例の中間室3の構成に加え
て、下部デフレクターロール5と中間室入口8との間を
気密に保つボックスガイド13aと、無酸化雰囲気炉入口
デフレクターロール6と中間室出口9との間を気密に保
つボックスガイド13bとを設けている。このボックスガ
イド13aおよびボックスガイド13bを詳述すると、このボ
ックスガイド13aおよびボックスガイド13bは筒状になっ
ており、一端は中間室3の入口8および出口9に固着さ
れている。そして他端は、デフレクターロール5,6の外
周面およびデフレクターロール5および6の下部に配置
したシールロール14aおよび14bの外周面に添うように形
成されている。そしてこの端面とロール間の隙間を極力
小さくして気密性を高めるようにしている。
この中間室3の使用方法は、第1の実施例の場合と同
じであるが、第2の実施例の場合には、上述したような
ボックスガイドを設けているので、中間室3からの不活
性ガスの洩れが少なく、第1の実施例よりさらに細かい
炉圧コントロールができる。
[発明の効果] この発明により、無酸化雰囲気炉の炉内変動を小さく
してやることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の直火式竪型連続焼鈍炉
の直火加熱炉と無酸化雰囲気炉との接続部に設けた中間
室部分を中心とした縦断面図、第2図は本発明の第2の
実施例の直火式竪型連続焼鈍炉の直火加熱炉と無酸化雰
囲気炉との接続部に設けた中間室部分を中心とした縦断
面図、第3図は従来の直火式竪型連続焼鈍炉の縦断面
図、第4図は従来の直火加熱炉の縦断面図、第5図は炉
圧の変動状況を示すグラフ、第6図は従来の他の直火式
竪型連続焼鈍炉の主要部の縦断面図である。 1……直火加熱炉、2……無酸化雰囲気炉、3……中間
室、5……下部デフレクターロール、6……無酸化雰囲
気炉入口デフレクターロール、7……鋼帯、10……電磁
弁、11……不活性ガス供給管、12……バブラー、13a,13
b……ボックスガイド。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】竪型直火加熱炉と、それに続く無酸化雰囲
    気炉との接続部分に気密性に優れた中間室を設けた直火
    式竪型連続焼鈍炉において、前記中間室に不活性ガスを
    供給する手段と不活性ガスを排出する手段とを設けたこ
    とを特徴とする直火式竪型連続焼鈍炉。
  2. 【請求項2】竪型直火加熱炉と、それに続く無酸化雰囲
    気炉との接続部分に気密性に優れた中間室を設けた直火
    式竪型連続焼鈍炉において、前記中間室の前後のデフレ
    クターロールと中間室との間に、デフレクターロールと
    中間室との間を気密に保つためのボックスガイドを設け
    るとともに、前記中間室に不活性ガスを供給する手段と
    不活性ガスを排出する手段とを設けたことを特徴とする
    直火式竪型連続焼鈍炉。
  3. 【請求項3】竪型直火加熱炉と、それに続く無酸化雰囲
    気炉との接続部分に気密性に優れた中間室を設けた直火
    式竪型連続焼鈍炉において、前記中間室に不活性ガスを
    供給する手段と不活性ガスを排出する手段とを設けて、
    竪型直火加熱炉の炉圧が低下した時は前記中間室に不活
    性ガスを供給し、竪型直火加熱炉の炉圧が上昇した時は
    前記中間室から不活性ガスを排出して前記無酸化雰囲気
    炉の炉圧の変動を小さくしたことを特徴とする直火式竪
    型連続焼鈍炉の操業方法。
  4. 【請求項4】竪型直火加熱炉と、それに続く無酸化雰囲
    気炉との接続部分に気密性に優れた中間室を設けた直火
    式竪型連続焼鈍炉において、前記中間室の前後のデフレ
    クターロールと中間室との間に、デフレクターロールと
    中間室との間を気密に保つためのボックスガイドを設け
    るとともに、前記中間室に不活性ガスを供給する手段と
    不活性ガスを排出する手段とを設けて、竪型直火加熱炉
    の炉圧が低下した時は前記中間室に不活性ガスを供給
    し、竪型直火加熱炉の炉圧が上昇した時は前記中間室か
    ら不活性ガスを排出して前記無酸化雰囲気炉の炉圧の変
    動を小さくしたことを特徴とする直火式竪型連続焼鈍炉
    の操業方法。
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