JPH0897307A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH0897307A
JPH0897307A JP6235702A JP23570294A JPH0897307A JP H0897307 A JPH0897307 A JP H0897307A JP 6235702 A JP6235702 A JP 6235702A JP 23570294 A JP23570294 A JP 23570294A JP H0897307 A JPH0897307 A JP H0897307A
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JP
Japan
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electrode
memory device
semiconductor memory
signal
semiconductor substrate
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JP6235702A
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English (en)
Inventor
Masayuki Matsunaga
誠之 松長
Fujio Masuoka
富士雄 舛岡
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 雑音を抑圧することにより、信号電荷により
発生する電圧差が小さくても動作するEEPROMを提
供すること。 【構成】 p型半導体基板101上にトンネル絶縁膜1
02を介して設けられ、信号電荷を保持する電気的に浮
游した信号蓄積電極103と、この信号蓄積電極103
の上部に容量結合絶縁膜104を介して形成され信号蓄
積電極103と容量的に結合した制御電極105と、信
号蓄積電極103の下部の半導体基板101の一部をチ
ャネルとする検出トランジスタと、この検出トランジス
タの微弱出力を増幅するセンスアンプとからなるEEP
ROMにおいて、チャネル部分がn型の不純物拡散層1
で形成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置に係わ
り、特に扱う信号電荷の量を小さくすることを可能とし
た半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体メモリセルを用いた各種の
半導体記憶装置が開発されている。ここでは、電気的に
書き込み消去が可能で電気を切っても記憶情報が消えな
い不揮発性メモリ(EEPROM)と、電気を切ると記
憶情報が消えてしまうダイナミックメモリ(DRAM)
とを扱うものとする。
【0003】この種の装置の従来例を以下に説明する。
図13は、従来のEEPROMの単位記憶セルの断面の
一例である。p型半導体基板101上にトンネル絶縁膜
(第1の絶縁膜)102を介して信号蓄積電極(第1の
電極)103が形成されている。信号蓄積電極103は
どこにも結線されておらず電気的に浮遊している。信号
蓄積電極103の上に容量結合絶縁膜(第2の絶縁膜)
104を形成し、さらにその上に制御電極(第2の電
極)105を設けている。そして、信号蓄積電極103
の両端の半導体基板101内部にn+ 型のソース・ドレ
イン領域106,107を形成し、トランジスタ構造に
している。
【0004】信号を書き込むときは、制御電極105に
正の電圧を印加し、容量結合により信号蓄積電極103
を正電位にバイアスする。このとき、半導体基板101
からトンネル絶縁膜102を通して信号蓄積電極103
に信号電子がトンネルし蓄積される。この信号電子によ
りトランジスタのしきい値電圧が変わり、ソース・ドレ
イン間に流れる電流が変わるため、信号蓄積電極103
に信号があるかどうかが判定できる。信号を消去すると
きは、制御電極105に負の電圧を印加すると共にソー
ス又はドレイン領域に正の高い電圧を印加し、信号蓄積
電極103からソース又はドレイン領域に信号電子を抜
く。
【0005】図14は、図13に示す構成のセル110
を直列に配列したもので、NAND配列と呼ばれてい
る。配列端にはセンスアンプ108−1,108−2,
‥‥が設けられ、アドレス線109−1,109−2,
‥‥のうちアドレスパルスの印加されたアドレス線(こ
こでは仮に109−2とすると)に対応した単位セル
(110−2−1,110−2−2,‥‥)の情報を検
出し出力する。センスアンプ108−1,108−2,
‥‥には、信号により発生する電圧と比較する比較端子
111−1,111−2,‥‥が設けてある。比較端子
には、信号がある場合と無い場合に発生する電圧の中間
の値が発生するようなっている。
【0006】DRAMの場合を、図15で説明する。単
位セル112は信号蓄積容量113と読み出しトランジ
スタ114からなる。それらを図のように配列し、信号
読み出し線115−1,115−2,‥‥で結線し、そ
の端部にセンスアンプ116−1,116−2,‥‥を
設ける。そして、アドレス線117−2にアドレスパル
スを印加し読み出しトランジスタ114−2−1,11
4−2−2,‥‥をONし、信号蓄積容量113−2−
1,113−2−2,‥‥の信号電荷を信号読み出し線
115−1,115−2,‥‥に読み出し、センスアン
プ116−1,116−2,‥‥で検出し出力する。
【0007】図16に、センスアンプの一例を示す。ド
ライバトランジスタ118,120と負荷トランジスタ
119,121を直列配列しインバータ構成にしたもの
を2つ用い、それぞれの入力端子123,124をもう
一方の出力端子126,125に接続している。入力端
子1つが上記の比較端子になる。2つのドライバトラン
ジスタ118,120のソースは結線され、ONするこ
とにより信号の判定をスタートする判定トランジスタ1
22を介してソース電源に接続されている。2つの負荷
トランジスタ119,121のドレインはドレイン電源
に接続されている。
【0008】一方の入力端子には読み出された信号電圧
が、他方の入力端子には比較する電圧がそれぞれ入力さ
れる。2つの出力端子には、最終的にはお互いに反転し
た出力が現れるので、どちらを最終的な出力として用い
てもよい。
【0009】信号電圧と比較電圧の差が小さくなると、
2つのドライバトランジスタのしきい値電圧のバラツキ
により誤動作する。この誤動作を小さくするために、入
力端子123と出力端子125の間に補正トランジスタ
127を挿入する。これは、信号を入力する前に補正ト
ランジスタをONし、図17に実線で示すインバータ回
路の入出力特性上の動作点を、入力電圧と出力電圧が等
しくなる点に固定するものである。
【0010】しかしながら、この種の装置にあっては次
のような問題があった。即ち、記憶セルにはそれ自体の
雑音があるため、信号電荷の量をある程度大きくしない
と信号対雑音比(S/N比)が悪くなり正常に読み出す
ことはできない。EEPROMにおいては、信号電荷の
量を大きくするにはトンネル絶縁膜を薄くすればよい
が、トンネル絶縁膜が薄いと、それを通過する電子によ
りダメージを受け、最悪の場合は破壊してしまう。トン
ネル絶縁膜を厚くすると単位面積当たりのトンネル電流
が小さくなり、S/N比向上のためにはセル面積を増や
す必要があり、これは素子の微細化,高集積化を妨げ
る。
【0011】また、DRAMにおいても、読み出しの際
のS/N比向上のためには蓄積電荷の量を大きくすれば
よいが、蓄積電荷の量を大きくするにはキャパシタ占有
面積を大きくする必要があり、これも素子の微細化,高
集積化を妨げることになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】EEPROMの課題
は、第1にトンネル絶縁膜の信頼性である。トンネル絶
縁膜は電子が通過する際にその電子によりダメージを受
けるため劣化し、始めはしきい値電圧が変化し、最後に
は電気的に破壊してしまうことである。そのため、トン
ネル絶縁膜を薄くできないためセルの微細化ができなく
なる。DRAMの課題は、微細化が進むと信号蓄積容量
に溜められる電荷の量が小さくなり、センスアンプに入
力される信号電圧が小さくなり、検出できなくなること
である。いずれの記憶装置の場合も高集積化が不可能に
なる。
【0013】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、信号電荷や蓄積電荷の
量が小さくても正常に動作させることができ、信頼性が
高く高集積化の可能な半導体記憶装置を提供することに
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、次のような構成を採用している。即ち本発
明は、半導体基板上に第1の絶縁膜を介して設けられ、
信号電荷を保持する電気的に浮游した第1の電極と、こ
の第1の電極の上部に第2の絶縁膜を介して形成され第
1の電極と容量的に結合した第2の電極と、第1の電極
の下部の半導体基板の一部をチャネルとする検出トラン
ジスタと、この検出トランジスタの微弱出力を増幅する
センスアンプとからなる半導体記憶装置において、前記
チャネル部分がn型の不純物拡散層で形成されているこ
とを特徴とする。
【0015】また本発明は、半導体基板上に形成された
複数の信号電荷蓄積容量と、この信号電荷蓄積容量に接
続された選択スイッチと、この選択スイッチに接続され
た信号読み出し線と、この信号読み出し線に接続された
センスアンプとからなる半導体記憶装置において、前記
選択スイッチをオンした際に前記信号電荷蓄積容量に蓄
積された異なる信号により前記選択スイッチに発生する
電圧の差が、kT/q(室温では約25mV)の3倍以
下であることを特徴とする。
【0016】
【作用】EEPROMの場合は、トンネル絶縁膜を通過
する電子の総数でその信頼性が制約されていることは容
易に推察される。即ち、信号電荷量を小さくすれば信頼
性が上がり高集積化も可能になる。信号電荷量が小さく
とも正常に動作させるためにはまず記憶セルの雑音を小
さくする必要がある。記憶セルの最大の雑音は半導体基
板表面の界面準位による1/f雑音である。この雑音を
抑圧するには、トランジスタ電流を半導体基板表面を通
さず基板内部を流すことである。
【0017】本発明のように、チャネル部分をn型の不
純物拡散層で形成すれば、埋込みチャネルとなり、トラ
ンジスタ電流を基板内部に流すことができ、界面準位に
よる1/f雑音を抑圧することができる。従って、S/
N比が向上することになり、信号電荷を小さくしても正
常に動作させることが可能となる。
【0018】信号電荷量が小さくなったときのEEPR
OM,DRAMの共通課題であるセンスアンプの雑音の
影響は、ドライバトランジスタのしきい値電圧のバラツ
キによる誤動作を無くするために、ドレイン電流が非常
に小さい領域でドレイン電流をゲートにフィードバック
し、しきい値電圧のバラツキを完全に補正してしまうこ
とで解消される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の第1の実施例に係わるEEPR
OMの素子構造を示す断面図で、従来例の図13に対応
するものである。基本構成は図13と同様であるが、こ
れに加えて本実施例では、信号蓄積電極103の下の半
導体基板101内にn型の埋め込みチャンネル層1を設
けている。
【0020】本実施例のように、チャネル内部に電流を
流したときの雑音スペクトルを、図2に示す。破線は、
埋め込みチャンネルだけでなく基板表面も電流が流れて
いる場合であり、このときは埋め込みチャンネル層1の
ない従来構造のものの雑音と殆ど変わらない。実線は、
埋め込みチャネルのバルク内のみを電流が流れた場合の
スペクトルである。破線に比べて低周波側は1/10以
下になっている。これにより、信号対雑音比(S/N
比)が10倍改善できる。
【0021】埋め込みチャネルで完全に基板バルク内を
電流を通過させるためには埋め込みチャネルの不純物プ
ロファイルを、図3に示すように濃度のピークが基板内
部に入っている方が有利である。また、図4に示すよう
に、埋め込みチャネル層1の上部に反対導電型のバリア
層2を設ければさらに有利である。
【0022】なお、実施例ではp型基板を用いたnチャ
ネルMOSトランジスタ構造であることから埋込みチャ
ネルをn型としたが、n型基板を用いたpチャネルMO
Sトランジスタ構造の場合は埋込みチャネルをp型にす
ればよい。また本発明は、図5に示す電荷注入ゲート2
0を有するEEPROMメモリセルに応用することは容
易である。
【0023】一方、信号蓄積電極に蓄積されている電子
は熱エネルギーによりkT/qの揺らぎを持っているこ
とが知られている。ここで、kはボルツマン定数、Tは
絶対温度、qは電荷素量をそれぞれ示す。kT/qは室
温では約25mVになる。そのため、信号蓄積電極に強
く容量結合しているチャネルを流れる電流はその影響を
強く受けるため、kT/qと同等の雑音を発生すると考
えられてきた。そのため従来は、25mVの約3倍の電
圧差がないと検出できないと考えられていた。3倍の根
拠はランダム雑音の雑音波形はサイン波形の場合ピーク
ツーピークの雑音が2.8倍になるためである。
【0024】しかし、低周波の1/f雑音のない埋め込
みチャネルのトランジスタ(W/L=1)の雑音を通常
の半導体記憶装置で使う100MHzの帯域で測定する
と、約0.3mVと非常に小さいことが判った。これ
は、熱雑音kT/q(=25mV)は非常に速い周波数
で揺らいでおり、実際に使う周波数帯では平均化され抑
圧されているためで、非常に大きい1/f雑音により隠
されて判らなかったものである。そのため従来は、電子
1個を検出するためには電子1個の電荷量qでkT/q
以上の電圧が発生するような非常に小さい容量Cを実現
する必要があると考えられてきた(参考文献:谷口研二
他「シリコンナノスケールデバイス」第15回応用物理
学会スクール 1994年 名古屋)。
【0025】それを実現するには、数〜数十ナノメータ
の微細な容量が必要である。しかしながら、本実施例の
ように1/f雑音を抑圧したセルでは、熱雑音より約2
桁雑音が小さいためサブミクロンサイズ領域の容量で実
現可能である。これは、現在のLSI技術で到達可能な
領域である。
【0026】これより、信号電荷により発生する電圧差
がkT/qの3倍以内でも検出が可能である。さらに、
kT/q以下でも可能であることは明白である。現在、
4MビットEEPRONのセル容量は約16フェムトフ
ァラッドである。これを上記のような小さい電圧差で検
出すると、図6に示すように3×kT/q,kT/qの
場合で電子数換算でそれぞれ7500個,2500個に
なる。さらに、上述した0.3mVの約3倍をとると、
電子数で約90個になる。
【0027】同様に、DRAMの場合も雑音を詳しく測
定し解析した。図7は、本発明の第2の実施例に係わる
DRAMの素子構造を示す断面図であり、特に信号蓄積
容量3と読み出しトランジスタ4からなる単位セルと信
号読み出し線5とセンスアンプ6を示している。このと
き、信号読み出し線5に発生するランダム雑音は約kT
/Csの平方根になった。Csは信号読み出し線の浮遊
容量である。Csは通常0.1ピコファラッド程度であ
るので、室温では約0.35mVである。EEPROM
と同様に、DRAMの場合もkT/qの値と同程度又は
それより小さい領域でも動作は可能である。
【0028】EEPROM及びDRAMの場合も現実に
小さい電圧差で動作できない理由は、センスアンプのド
ライバトランジスタのしきい値のバラツキである。バラ
ツキの大きな原因は、トランジスタのゲート長のバラツ
キである。しきい値のバラツキを補正したセンスアンプ
として、図16に補正トランジスタを挿入したものを示
したが、図17に示すように十分な電流が流れてトラン
ジスタ動作しているときはこの補正は有効である。
【0029】しかし、センスする直前は判定トランジス
タ122はOFFされており、残る4つのトランジスタ
も全て電流が流れていない。この状態から補正トランジ
スタ122をONするが信号を判定するのは電流が流れ
始める瞬間であり、2つのドライバトランジスタのどち
らに早く電流が流れるかで決まる。即ち、図17に示す
動作点のように、ドランバトランジスタに電流が流れる
状態で判定するのではない。
【0030】図8は、電流が殆ど流れない状態でしきい
値電圧のバラツキを補正する回路の原理図とポテンシャ
ル図である。補正されるトランジスタ7のドレインとゲ
ートの間に帰還トランジスタ8を挿入したものである。
帰還トランジスタ8をONしソース電圧を与えると、ポ
テンシャル図に示すようにドレインに電流が流れると共
にゲートが閉まってくるので電流が流れなくなる。最終
的には、与えられたソース電位とゲート下の電位が等し
くなるようにゲート電圧が設定される。しかるのち、帰
還トランジスタをOFFするとドレイン電流が殆ど流れ
ない状態でしきい値バラツキが補正できたことになる。
【0031】図9に、この原理を用いたセンスアンプの
一例を示す。分離トランジスタ9及び10は、ドライバ
トランジスタ118及び120のドレインをしきい値補
正動作の際フローティングにするためのものである。帰
還トランジスタを左右両方のインバータに挿入している
のは、容量結合の補正のためである。
【0032】図10は分離トランジスタをドレイン電源
側に設けたもの、図11は帰還トランジスタが1個のも
のである。図12は分離トランジスタと負荷トランジス
タを兼用したもので、しきい値補正動作時は分離トラン
ジスタをONし、電荷検出時は負荷抵抗になるような適
切な電圧をゲートに印加する。
【0033】このようなセンスアンプを用いれば、しき
い値電圧のバラツキを完全に補正することができ、バラ
ツキに起因する誤動作を無くして信頼性の向上をはかる
ことができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、信
号電荷により発生する電圧差が熱雑音と同等又はそれ以
下でも検出できるようになる。これにより、信頼性が高
く、高集積化が可能な半導体記憶装置を実現することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わるEEPROMの素子構
造を示す断面図。
【図2】埋め込みチャネルトランジスタの雑音スペクト
ルを示す図。
【図3】埋め込みチャネルの不純物プロファイルを示す
図。
【図4】本発明のEEPROMの他の実施例の素子構造
断面を示す図。
【図5】本発明を注入ゲートを持つセルに応用した例を
示す図。
【図6】信号電荷により発生する電圧差と電子数の関係
を示す図。
【図7】本発明に係わるDRAMの回路構成を示す図。
【図8】本発明で用いるしきい値補正の原理を説明する
ための図。
【図9】本発明に係わるセンスアンプの一例を示す図。
【図10】本発明のセンスアンプの他の実施例を示す
図。
【図11】本発明のセンスアンプの他の実施例を示す
図。
【図12】本発明のセンスアンプの他の実施例を示す
図。
【図13】従来のEEPROMの単位記憶セルの素子構
造断面を示す図。
【図14】従来のNAND配列のEEPROMの回路構
成を示す図。
【図15】従来のDRAMの回路構成を示す図。
【図16】従来のセンスアンプの回路構成を示す図。
【図17】従来のしきい値補正の動作点の説明図。
【符号の説明】
1…埋め込みチャネル 2…バリア層 3…信号蓄積容量 4…信号読み出し
トランジスタ 5…信号読み出し線 6…センスアンプ 7…補正されるトランジスタ 8…帰還トランジ
スタ 9,10…分離トランジスタ 20…注入ゲート 101…半導体基板 102…トンネル
絶縁膜 103…信号蓄積電極 104…容量結合
絶縁膜 105…制御電極 106…ソース 107…ドレイン 108…センスア
ンプ 109…アドレス線 110…EEPR
OMの単位セル 111…比較端子 112…DRAM
の単位セル 113…信号蓄積容量 114…信号読み
出しトランジスタ 115…信号読み出し線 116…センスア
ンプ 117…アドレス線 118,120…
ドライバトランジスタ 119,121…負荷トランジスタ 122…判定トラ
ンジスタ 123,124…入力端子 125,126…
出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/115

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に第1の絶縁膜を介して設け
    られ、信号電荷を保持する電気的に浮游した第1の電極
    と、この第1の電極の上部に第2の絶縁膜を介して形成
    され第1の電極と容量的に結合した第2の電極と、第1
    の電極の下部の半導体基板の一部をチャネルとする検出
    トランジスタと、この検出トランジスタの微弱出力を増
    幅するセンスアンプとからなる半導体記憶装置におい
    て、 前記チャネル部分がn型の不純物拡散層で形成されてい
    ることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】前記n型不純物拡散層の不純物濃度の最も
    高いピーク位置が、第1の絶縁膜と前記半導体基板の界
    面(半導体基板表面)よりも半導体基板側にあることを
    特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】前記n型不純物拡散層と前記半導体基板表
    面との間にp型不純物層を有することを特徴とする請求
    項1記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】信号読出し時に前記検出トランジスタの電
    流が前記n型不純物拡散層の半導体バルク内を流れるこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の半導体
    記憶装置。
  5. 【請求項5】第1の電極に蓄積された信号電荷による前
    記検出トランジスタのしきい値電圧の変動量が、kT/
    q(室温では約25mV)の3倍以下であることを特徴
    とする請求項1記載の1〜4のいずれかに記載の半導体
    記憶装置。
  6. 【請求項6】第1の電極に蓄積された信号電荷による前
    記検出トランジスタのしきい値電圧の変動量が、kT/
    q(室温では約25mV)以下であることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】第1の電極に蓄積された信号電荷量が電子
    数で7500個以下であることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】第1の電極に蓄積された信号電荷量が電子
    数で2500個以下であることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】第1の電極に蓄積された信号電荷量が電子
    数で90個以下であることを特徴とする請求項1〜4の
    いずれかに記載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】第1の電極に蓄積された信号電荷量が電
    子数で1個であることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れかに記載の半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】半導体基板上に形成された複数の信号電
    荷蓄積容量と、この信号電荷蓄積容量に接続された選択
    スイッチと、この選択スイッチに接続された信号読み出
    し線と、この信号読み出し線に接続されたセンスアンプ
    とからなる半導体記憶装置において、 前記選択スイッチをオンした際に前記信号電荷蓄積容量
    に蓄積された異なる信号により前記選択スイッチに発生
    する電圧の差が、kT/q(室温では約25mV)の3
    倍以下であることを特徴とする半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】前記選択スイッチをオンした際に前記信
    号電荷蓄積容量に蓄積された異なる信号により前記選択
    スイッチに発生する電圧の差が、kT/q(室温では約
    25mV)以下であることを特徴とする請求項11記載
    の半導体記憶装置。
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Cited By (10)

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