JPH0897298A - 半導体メモリ装置 - Google Patents

半導体メモリ装置

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JPH0897298A
JPH0897298A JP6233465A JP23346594A JPH0897298A JP H0897298 A JPH0897298 A JP H0897298A JP 6233465 A JP6233465 A JP 6233465A JP 23346594 A JP23346594 A JP 23346594A JP H0897298 A JPH0897298 A JP H0897298A
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transistors
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定男 吉川
Masaaki Ohashi
雅昭 大橋
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリセルのワード線方向の幅を縮小する。 【構成】 電源ラインとなる第1のアルミニウム配線4
4と接地ラインとなる第4のアルミニウム配線51とを
ワード線方向に配置する。これらの第1及び第4のアル
ミニウム配線44、51の間に負荷トランジスタP1、
P2と駆動トランジスタN1、N2とを配置する。負荷
トランジスタP1、P2は電源ラインと直交する方向に
配置され、駆動トランジスタN1、N2は接地ラインに
約45°傾く方向に配置される。ビット線BL1、BL
2となる第5及び第6のアルミニウム配線54、55が
電源ライン及び接地ラインと直交する方向に配置され
る。選択トランジスタS1、S2は、接地ラインの外側
に接地ラインと直交する方向に配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スタティック型の半導
体メモリ装置に関し、特に、メモリセルのサイズを縮小
するためのパターン配置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリの1つであるスタティック
RAM(SRAM)は、フリップフロップの論理状態を
「1」あるいは「0」に対応させてデータを記憶する。
フリップフロップを構成するインバータの方式によって
E/D方式、高抵抗負荷方式及びCMOS方式に分類さ
れるが、現在では、消費電力の少ないCMOS方式が主
流となっている。CMOS方式のSRAMの場合、Nチ
ャンネル型のMOSトランジスタを形成する領域とPチ
ャンネル型のMOSトランジスタを形成する領域とを分
離する必要があり、メモリセルサイズが大きくなるとい
う問題を有している。
【0003】図3は、CMOS方式のSRAMのメモリ
セルの回路図である。Pチャンネル型のMOSトランジ
スタP1、P2とNチャンネル型のMOSトランジスタ
N1、N2とが電源接地間にそれぞれ直列に接続されて
一対のCMOSインバータI1、I2が形成される。こ
れらのインバータI1、I2は、互いの出力と入力とが
クロスカップリングされ、それぞれの出力が選択トラン
ジスタS1、S2に接続される。各選択トランジスタS
1、S2は、各インバータI1、I2と一対のビット線
BL1、BL2との間に接続され、各ゲートが共通のワ
ード線WLに接続される。これらの6つのMOSトラン
ジスタによって1つのメモリセルが構成され、1ビット
のデータを一対のインバータI1、I2の2種類の論理
状態と対応付けることにより記憶できるようになる。
【0004】図4は、半導体基板上に形成したSRAM
のメモリセルの構造を示す平面図である。半導体基板
は、N型の導電型を成し、表面領域の一部にP型の不純
物が拡散されてP−Well領域が形成されている。第
1及び第2のP型拡散層1、2は、互いに一定の距離を
隔てて半導体基板のN型の領域に形成される。第1のゲ
ート電極3は、第1及び第2のP型拡散層1、2の間に
ゲート絶縁膜を介して配置され、第1のP型拡散層1を
ソースとし、第2のP型拡散層2をドレインとするPチ
ャンネル型の負荷トランジスタP1、P2を形成する。
第1及び第2のN型拡散層4、5は、互いに一定の距離
を隔てて半導体基板のP−Well領域内に第1及び第
2のP型拡散層1、2と平行に形成される。第2のゲー
ト電極6は、第1及び第2のN型拡散層4、5の間にゲ
ート絶縁膜を介して配置され、第1のN型拡散層4をド
レインとし、第2のN型拡散層5をソースとするNチャ
ンネル型の駆動トランジスタN1、N2を形成する。第
3のN型拡散層7は、第1のN型拡散層4から一定の距
離を隔てて半導体基板のP−Well領域内に形成され
る。第3のゲート電極8は、第1及び第3のN型拡散層
4、7の間にゲート絶縁膜を介して配置され、第1のN
型拡散層4をドレインとし、第3のN型拡散層7をソー
スとするNチャンネル型の選択トランジスタS1、S2
を形成する。尚、第1及び第2のP型拡散層1、2と、
第1乃至第3のN型拡散層4〜6が形成される領域以外
の半導体基板の表面は、素子分離のための厚い絶縁膜に
被われている。
【0005】負荷トランジスタP1、P2、駆動トラン
ジスタN1、N2及び選択トランジスタS1、S2は、
それぞれが向かい合ってほぼ対称に配置される。第1及
び第2のゲート電極3、6は、共通に設けられ、この共
通部分がそれぞれ向かい合う側の第1及び第2のゲート
電極3、6の付近まで延長されて後述する第2の配線1
2が接続される接続部9が形成される。また、第3のゲ
ート電極8は、各選択トランジスタS1、S2で共通に
形成される。この共通に形成される第3のゲート電極6
がワード線WLとなる。
【0006】第1のアルミニウム配線10は、電源ライ
ンを成し、第3のゲート電極8と平行に第1のP型拡散
層1上を横切るように配置されてコンタクトホール11
を通して第1のP型拡散層1に接続される。第2のアル
ミニウム配線12は、第2のP型拡散層2と第1のN型
拡散層4との間に跨って配置され、各拡散層2、4上に
設けられるコンタクトホール13、14を通して第2の
P型拡散層2及び第1のN型拡散層4に接続される。同
時に、コンタクトホール15を通して第1及び第2のゲ
ート電極3、6に連続する接続部9に接続される。第3
のアルミニウム配線16は、接地ラインを成し、第1の
アルミニウム配線10及び第3のゲート電極8と交差し
て第2のN型拡散層5上に配置されてコンタクトホール
17を通して第2のN型拡散層5に接続される。そし
て、第4のアルミニウム配線18は、第3のアルミニウ
ム配線16と平行に第3のN型拡散層7上に配置され、
コンタクトホール19を通して第3のN型拡散層7に接
続される。この2本の第4のアルミニウム配線18が一
対のビット線BL1、BL2となる。
【0007】以上の第1乃至第3のゲート電極1、6、
8は1層の多結晶シリコンにより形成される。また、第
1乃至第4のアルミニウム配線10、12、16、18
は第1及び第3のゲート電極1、6、8上に2層に形成
される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のようなSRAM
のメモリセルにおいては、2つの負荷トランジスタP
1、P2及び2つの駆動トランジスタN1、N2がそれ
ぞれワード線WLの延在する方向に縦に並んで配置され
る。また、1つのメモリセルに対し、接地線となる第3
のアルミニウム配線16とビット線となる第4のアルミ
ニウム配線18とが合計で4本配置される。(実質的に
は、隣り合うメモリセルで接地線が共通となるため3本
である。)このため、メモリセルのワード線方向の幅を
狭くすることが困難となっている。特に、1本のワード
線WLに複数のメモリセルが対応付けられる半導体メモ
リ装置においては、メモリ容量を増大させる際にはメモ
リセルのワード線方向の幅を縮小することが課題とな
る。従って、メモリセルのサイズを十分に縮小すること
ができず、メモリ容量を増大する際の障害となってい
る。
【0009】そこで本発明は、メモリセルのワード線方
向の幅を縮小し、メモリ容量を増大し易くすることを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために成されたもので、第1の特徴とするとこ
ろは、半導体基板と、この半導体基板上に互いに独立し
て配置され、それぞれ異なる電位が与えられる第1及び
第2の電力ラインと、上記第1の電力ラインに対して並
列に配置される第1及び第2の負荷トランジスタと、上
記第2の電力ラインに対して並列に配置される第1及び
第2の駆動トランジスタと、上記半導体基板上に互いに
平行に配置される一対のビット線と、上記一対のビット
線にそれぞれ接続される第1及び第2の選択トランジス
タと、上記第1の負荷トランジスタ及び上記第1の駆動
トランジスタのゲートを上記第2の負荷トランジスタ、
上記第2の駆動トランジスタ及び上記第1の選択トラン
ジスタのドレインに接続する第1の接続手段と、上記第
2の負荷トランジスタ及び上記第2の駆動トランジスタ
のゲートを上記第1の負荷トランジスタ、上記第1の駆
動トランジスタ及び上記第2の選択トランジスタのドレ
インに接続する第2の接続手段と、を備え、上記第1及
び第2の電力ラインを上記第1及び第2の負荷トランジ
スタと上記第1及び第2の駆動トランジスタとを挟んで
平行に配置し、上記一対のビット線を上記第1及び第2
の電力ラインに交差して配置することにある。
【0011】第2の特徴とするところは、上記第1及び
第2の電力ラインを上記第1及び第2の負荷トランジス
タと上記第1及び第2の駆動トランジスタとを挟んで平
行に配置し、上記第1及び第2の負荷トランジスタまた
は第1及び第2の駆動トランジスタを上記第1及び第1
の電力ラインの延在する方向に対して垂直に交わる方向
に配置することにある。
【0012】第3の特徴とするところは、上記第1及び
第2の電力ラインを上記第1及び第2の負荷トランジス
タと上記第1及び第2の駆動トランジスタとを挟んで平
行に配置し、上記第1及び第2の負荷トランジスタまた
は上記第1及び第2の駆動トランジスタを上記第1及び
第2の電力ラインの延在する方向に対して鋭角に交わる
方向に配置することにある。
【0013】
【作用】本発明の第1の特徴によれば、第1及び第2の
電力ラインを第1及び第2の負荷トランジスタと第1及
び第2の駆動トランジスタとを挟んで配置したことで、
1つのメモリセルに対し、ワード線と交差する方向には
2本のビット線のみ配置すればよくなる。従って、メモ
リセルのワード線方向の幅を縮小することができる。
【0014】第2の特徴によれば、第1及び第2の負荷
トランジスタを第1の電力ラインに直交する方向に配置
したことで、第1の電力ラインの延在する方向に2つの
負荷トランジスタが縦に並んで配置されることがなくな
る。このため、第1の電力ラインと平行に配置されるワ
ード線方向のメモリセルの幅を縮小することができる。
【0015】第3の特徴によれば、第1及び第2の駆動
トランジスタを第2の電力ラインに対して鋭角に交わる
方向に配置したことで、第2の電力ラインの延在する方
向に2つの駆動トランジスタが縦に並んで配置されるこ
とがなくなると共に、第2の電力ライン側に駆動トラン
ジスタがはみ出すことがなくなる。このため、第2の電
力ラインと平行に配置されるワード線方向のメモリセル
の幅を縮小することができると同時に、第1及び第2の
電力ラインの間隔が広くなるのを抑圧することができ
る。
【0016】
【実施例】図1は、本発明の半導体装置の構造を示す平
面図である。この図においては、図3と同一のSRAM
のメモリセルを示している。半導体基板20は、N型の
導電型を成し、表面領域の一部にP型の不純物が拡散さ
れてP−Well領域21が形成されている。第1のP
型拡散層22は、P−Well領域21の端部と平行な
方向に延在して半導体基板20のN型領域内に形成され
る。第2及び第3のP型拡散層23、24は、第1のP
型拡散層22から一定の距離を隔てて第1のP型拡散層
22のP−Well領域21側に形成される。第1のゲ
ート電極25は、第1及び第2のP型拡散層22、23
の間に絶縁膜を介して配置され、第1のP型拡散層22
をソースとし、第2のP型拡散層23をドレインとする
Pチャンネル型の負荷トランジスタP1を形成する。第
2のゲート電極26は、第1のゲート電極25と同様
に、第1及び第3のP型拡散層22、24の間に絶縁膜
を介して配置され、第1のP型拡散層22をソースと
し、第3のP型拡散層24をドレインとするPチャンネ
ル型の負荷トランジスタP2を形成する。第1及び第2
のN型拡散層27、28は、互いに一定の距離を隔てて
P−Well領域21内に、第1及び第2のP型拡散層
22、23の配置方向に対して約45°傾いた方向に配
置される。第3のゲート電極29は、第1及び第2のN
型拡散層27、28の間に絶縁膜を介して配置され、第
1のN型拡散層27をドレインとし、第2のN型拡散層
28をソースとするNチャンネル型の駆動トランジスタ
N1を形成する。第3及び第4のN型拡散層30、31
は、互いに一定の距離を隔ててP−Well領域21内
に、第1及び第2のN型拡散層27、28と平行に配置
される。第4のゲート電極32は、第3及び第4のN型
拡散層30、31の間に絶縁膜を介して配置され、第3
のN型拡散層30をドレインとし、第4のN型拡散層3
1をソースとするNチャンネル型の駆動トランジスタN
2を形成する。第5のN型拡散層33は、第1のN型拡
散層27から一定の距離を隔ててP−Well領域21
内に形成される。第6及び第7のN型拡散層34、35
は、互いに一定の距離を隔てて、第1及び第5のN型拡
散層27、33と並列にP−Well領域21内に形成
される。第5のゲート電極36は、第1及び第5のN型
拡散層27、33の間と第6及び第7のN型拡散層3
4、35の間とに絶縁膜を介して配置され、第1及び第
6のN型拡散層27、34をドレインとし、第5の及び
第7のN型拡散層33、35をソースとするNチャンネ
ル型の選択トランジスタS1、S2を形成する。
【0017】第1及び第3のゲート電極25、29は、
共通に設けられ、この共通部分が第3のN型拡散層30
上で幅広く形成されて第1の接続部37を成している。
この第1の接続部37と第3のN型拡散層30との間の
絶縁膜には、第1の開口部38が形成され、この第1の
開口部38を通して第1の接続部37が第3のN型拡散
層30に接続されて、所謂埋め込みコンタクトを形成す
る。これにより、負荷トランジスタP1及び駆動トラン
ジスタN1のゲートが駆動トランジスタN2のドレイン
に接続される。また、第3のゲート電極29の一端は、
第6のN型拡散層34上まで延長され、この第6のN型
拡散層34上で幅広く形成されて第2の接続部39を成
している。この第2の接続部39と第6のN型拡散層3
4との間の絶縁膜には、第2の開口部40が形成され、
この第2の開口部40を通して第2の接続部39が第6
のN型拡散層34に接続されて、第1の接続部37と同
様に、埋め込みコンタクトを形成する。これにより、駆
動トランジスタN1のゲートが選択トランジスタS2の
ドレインに接続される。第2及び第4のゲート電極2
6、32は、共通に設けられ、この共通部分が第2のP
型拡散層23に隣接する部分で広く形成されて後述する
第2の配線45が接続される第3の接続部41を成して
いる。また、第4のゲート電極32の一端は、第1のN
型拡散層27上まで延長され、この第1のN型拡散層2
7上で幅広く形成されて第4の接続部42を成してい
る。この第4の接続部42と第1のN型拡散層27との
間の絶縁膜には、第3の開口部43が形成され、この第
3の開口部43を通して第3の接続部42が第1のN型
拡散層27に接続されて、第1の接続部37と同様に、
埋め込みコンタクトを形成する。これにより、駆動トラ
ンジスタN2のゲートが、駆動トランジスタN1及び選
択トランジスタS1のドレインに接続される。ところ
で、第5のゲート電極36は、各選択トランジスタS
1、S2で共通に形成されてワード線WLとなる。
【0018】第1のアルミニウム配線44は、電源ライ
ンを成し、第1のN型拡散層22と重なるように配置さ
れて第1のN型拡散層22に接続される。第2のアルミ
ニウム配線45は、第2のP型拡散層23と第2及び第
3のゲート電極26、32につながる第3の接続部41
との間に跨るように配置され、コンタクトホール46及
び47を通して第2のP型拡散層23及び第3の接続部
41にそれぞれ接続される。これにより、負荷トランジ
スタP1のドレインが負荷トランジスタP2及び駆動ト
ランジスタN2のゲートに接続される。第3のアルミニ
ウム配線48は、第3のP型拡散層24と第1及び第3
のゲート電極25、29につながる第1の接続部37と
の間に跨るように配置され、コンタクトホール49、5
0を通して第3のP型拡散層24及び第1の接続部37
にそれぞれ接続される。これにより、負荷トランジスタ
P2のドレインが負荷トランジスタP1及び駆動トラン
ジスタN1のゲートに接続される。第4のアルミニウム
配線51は、接地ラインを成し、第5のゲート電極36
と並列に第2及び第4のN型拡散層28、31上を横切
るように配置されてコンタクトホール52、53を通し
て第2及び第4のN型拡散層28、31にそれぞれ接続
される。そして、第5及び第6のアルミニウム配線5
4、55は、第1及び第4の配線44、51と交差して
第5及び第7のN型拡散層33、35上に配置され、コ
ンタクトホール56、57を通して第5及び第7のN型
拡散層33、35にそれぞれ接続される。この第5及び
第6の配線54、55が一対のビット線BL1、BL2
となる。
【0019】以上の第1乃至第5のゲート電極25、2
6、29、32、36は、1層の多結晶シリコンにより
形成される。また、第1乃至第6のアルミニウム配線4
4、45、48、51、54、55は、第1及び第5の
ゲート電極25、26、29、32、36上に2層に形
成される。このように、電源ライン及び接地ラインとな
る第1及び第4のアルミニウム配線44、51をワード
線WLとなる第5のゲート電極36と平行に配置したこ
とで、ワード線WLと直交する方向には、ビット線BL
1、BL2となる第5及び第6のアルミニウム配線5
4、55のみ配置される。このため、ワード線WLと交
差する方向に配置される配線が、1つのメモリセルあた
り2本となり、メモリセルのワード線方向の幅を縮小で
きる。さらに、負荷トランジスタP1、P2を電源ライ
ンの延在する方向に対して直交する方向に配置したこと
で、メモリセルのワード線方向に2つの負荷トランジス
タP1、P2が縦に並んで配置されることがなくなる。
また、駆動トランジスタN1、N2を接地ラインの延在
する方向に対して約45°傾けて配置したことで、メモ
リセルのワード線方向に2つの駆動トランジスタN1、
N2が縦に並んで配置されることがなくなると同時に、
メモリセルがビット線方向に広がるのを抑圧している。
従って、メモリセルのビット線方向の幅を大きく広げる
ことなく、ワード線方向の幅を大幅に縮小することがで
き、メモリセルの面積を小さくすることができる。この
図1の場合では、例えば、メモリセルのビット線方向の
幅の広がりを10%程度に抑えながらワード線方向の幅
を60%程度縮小することができ、メモリセルの面積を
70%以下にすることが可能である。
【0020】図2は、図1のメモリセルをワード線方向
に2つ並んで配置した場合の構造を示す平面図である。
尚、ビット線となる第5及び第6のアルミニウム配線5
4、55は図面を簡略化するため省略してある。複数の
メモリセルがワード線方向に並んで配置される場合に
は、第1のP型拡散層22及び第1のアルミニウム配線
44がワード線方向に共通に形成され、各メモリセルに
共通する電源ラインとなる。同様に、第4のアルミニウ
ム配線51がワード線方向に共通に形成され、各メモリ
セルに共通する接地ラインとなる。ここで、隣り合うメ
モリセルの間では、第2のN型拡散層28と第4のN型
拡散層31とがそれぞれ共通に形成され、この第2及び
第4のN型拡散層28、31に形成されるコンタクトホ
ール52、53も共通に形成される。即ち、一方のメモ
リセルの駆動トランジスタN2のソースと他方のメモリ
セルの駆動トランジスタN1のソースとが同一のN型拡
散層によって形成され、このN型拡散層上に形成される
1つのコンタクトホールを通して接地ラインが接続され
ることになる。
【0021】このように、隣り合うメモリセルの駆動ト
ランジスタN1、N2のソースを共通のN型拡散層で形
成するようにして配置すれば、クランク状に折れ曲がっ
たメモリセルをビット線方向に複数個隙間なく配置する
ことができる。また、複数のメモリセルをビット線方向
に並べて配置する場合には、隣り合うメモリセルの間で
第1のP型拡散層22及び第1のアルミニウム配線44
を共通に形成し、この第1のP型拡散層22及び第1の
アルミニウム配線44を境に対称となるように配置す
る。あるいは、第5及び第7のN型拡散層33、35を
隣り合うメモリセルの間で共通に形成し、この第5及び
第7のN型拡散層33、35を境に対称となるように配
置する。これにより、ビット線方向にも複数のメモリセ
ルを隙間なく配置することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、メモリセルの面積を小
さくすることができ、同一面積の半導体基板上により多
くのメモリセルを配置することが可能になる。特に、メ
モリセルの高集積化の際に問題となるメモリセルのワー
ド線方向の幅を大幅に縮小することができるため、メモ
リ容量の増大に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体メモリ装置のメモリセル構造を
示す平面図である。
【図2】2つのメモリセルをワード線方向に並べて配置
した場合の平面図である。
【図3】SRAMのメモリセルの構成を示す回路図であ
る。
【図4】従来の半導体メモリ装置の構造を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1、2 P型拡散層 3、6、8 ゲート電極 4、5、7 N型拡散層 10、12 アルミニウム配線 11、13、14、17、19 コンタクトホール 20 半導体基板 21 P−Well領域 22、23、24 P型拡散層 25、26、29、32、36 ゲート電極 27、28、30、31、33、34、35 N型拡散
層 38、40、43 開口部(埋め込みコンタクト) 44、45、48、51 アルミニウム配線 46、47、49、50、52、53、56、57 コ
ンタクトホール P1、P2 負荷トランジスタ N1、N2 駆動トランジスタ S1、S2 選択トランジスタ I1、I2 インバータ WL ワード線 BL1、BL2 ビット線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、この半導体基板上に互い
    に独立して配置され、それぞれ異なる電位が与えられる
    第1及び第2の電力ラインと、上記第1の電力ラインに
    対して並列に配置される第1及び第2の負荷トランジス
    タと、上記第2の電源ラインに対して並列に配置される
    第1及び第2の駆動トランジスタと、上記半導体基板上
    に互いに平行に配置される一対のビット線と、上記一対
    のビット線にそれぞれ接続される第1及び第2の選択ト
    ランジスタと、上記第1の負荷トランジスタ及び上記第
    1の駆動トランジスタのゲートを上記第2の負荷トラン
    ジスタ、上記第2の駆動トランジスタ及び上記第1の選
    択トランジスタのドレインに接続する第1の接続手段
    と、上記第2の負荷トランジスタ及び上記第2の駆動ト
    ランジスタのゲートを上記第1の負荷トランジスタ、上
    記第1の駆動トランジスタ及び上記第2の選択トランジ
    スタのドレインに接続する第2の接続手段と、を備え、
    上記第1及び第2の電力ラインを上記第1及び第2の負
    荷トランジスタと上記第1及び第2の駆動トランジスタ
    とを挟んで平行に配置し、上記一対のビット線を上記第
    1及び第2の電力ラインに交差して配置することを特徴
    とする半導メモリ装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板と、この半導体基板上に互い
    に独立して配置され、それぞれ異なる電位が与えられる
    第1及び第2の電力ラインと、上記第1の電力ラインに
    対して並列に配置される第1及び第2の負荷トランジス
    タと、上記第2の電力ラインに対して並列に配置される
    第1及び第2の駆動トランジスタと、上記半導体基板上
    に互いに平行に配置される一対のビット線と、上記一対
    のビット線にそれぞれ接続される第1及び第2の選択ト
    ランジスタと、上記第1の負荷トランジスタ及び上記第
    1の駆動トランジスタのゲートを上記第2の負荷トラン
    ジスタ、上記第2の駆動トランジスタ及び上記第1の選
    択トランジスタのドレインに接続する第1の接続手段
    と、上記第2の負荷トランジスタ及び上記第2の駆動ト
    ランジスタのゲートを上記第1の負荷トランジスタ、上
    記第1の駆動トランジスタ及び上記第2の選択トランジ
    スタのドレインに接続する第2の接続手段と、を備え、
    上記第1及び第2の電力ラインを上記第1及び第2の負
    荷トランジスタと上記第1及び第2の駆動トランジスタ
    とを挟んで平行に配置し、上記第1及び第2の負荷トラ
    ンジスタまたは上記第1及び第2の駆動トランジスタを
    上記第1及び第2の電力ラインの延在する方向に対して
    垂直に交わる方向に配置することを特徴とする半導体メ
    モリ装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板と、この半導体基板上に互い
    に独立して配置され、それぞれ異なる電位が与えられる
    第1及び第2の電力ラインと、上記第1の電力ラインに
    対して並列に配置される第1及び第2の負荷トランジス
    タと、上記第2の電力ラインに対して並列に配置される
    第1及び第2の駆動トランジスタと、上記半導体基板上
    に互いに平行に配置される一対のビット線と、上記一対
    のビット線にそれぞれ接続される第1及び第2の選択ト
    ランジスタと、上記第1の負荷トランジスタ及び上記第
    1の駆動トランジスタのゲートを上記第2の負荷トラン
    ジスタ、上記第2の駆動トランジスタ及び上記第1の選
    択トランジスタのドレインに接続する第1の接続手段
    と、上記第2の負荷トランジスタ及び上記第2の駆動ト
    ランジスタのゲートを上記第1の負荷トランジスタ、上
    記第1の駆動トランジスタ及び上記第2の選択トランジ
    スタのドレインに接続する第2の接続手段と、を備え、
    上記第1及び第2の電力ラインを上記第1及び第2の負
    荷トランジスタと上記第1及び第2の駆動トランジスタ
    とを挟んで平行に配置し、上記第1及び第2の負荷トラ
    ンジスタまたは上記第1及び第2の駆動トランジスタを
    上記第1及び第2の電力ラインの延在する方向に対して
    鋭角に交わる方向に配置することを特徴とする半導体メ
    モリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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