JPH0896368A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

Info

Publication number
JPH0896368A
JPH0896368A JP22701694A JP22701694A JPH0896368A JP H0896368 A JPH0896368 A JP H0896368A JP 22701694 A JP22701694 A JP 22701694A JP 22701694 A JP22701694 A JP 22701694A JP H0896368 A JPH0896368 A JP H0896368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
detection
difference
light beam
optical disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22701694A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Katsumata
信 勝間田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP22701694A priority Critical patent/JPH0896368A/ja
Publication of JPH0896368A publication Critical patent/JPH0896368A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ディスクのトラックピッチを小さくするこ
とができ、高密度化を図ることができる。 【構成】 光ディスクのトラックに沿って配列された少
なくとも2つ検出領域で光ディスクからの反射光ビーム
が検出され、その検出信号の差が前後差信号として発生
される。この前後差信号からピットの中心、或いは、ピ
ットのエッジが検出される。このピットの検出信号を基
にトラックに固有のクロックを参照してデータが再生さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ディスク装置に係
り、特に、光ディスクから情報を再生する光ディスク装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に光ディスクには、スパイラル状、
或いは、同心円状にトラッキングガイド、即ち、トラッ
クが設けられ、このトラックに情報が記録され、このト
ラックが検索されて情報が検索される。通常、光ディス
ク装置では、半導体レーザを含んだ光学ヘッドから光デ
ィスクのトラック上に光ビームが集光されて光スポット
がこのトラック上に形成され、強度変調された光ビーム
で情報が記録され、略一定強度の光ビームがトラック上
のピット等で変調されて情報が再生される。
【0003】このような光ディスク装置では、光ビーム
が検索するトラックに隣接するトラックから影響、具体
的には、クロストークを受けないようにトラック間の間
隔、即ち、トラックピッチが定められている。通常、こ
のトラックピッチは、光ビームのスポットサイズと略同
等、或いは、このスポットサイズよりも大きく定められ
ている。
【0004】通常、光ディスク装置では、光ディスクか
らの反射光ビームは、光学ヘッドに設けられた4分割デ
ィテクタで検出され、このディテクタからの検出信号が
加算されてこの和信号が再生信号として出力される。こ
の再生信号は、通常、基準信号レベルと比較されて2値
化されて再生データに変換される。この2値化では、マ
ーク間記録方式の場合、再生信号のピットの先端を包絡
線検波し、そのピットの先端を揃えた信号からダイオー
ドの順電圧分だけ離れた電圧をコンデンサに保持し、こ
の信号と再生信号を比較することにより、再生信号のピ
ークを検出している。また、マーク長記録の場合、出願
番号PH04−065974に開示されるように、再生
信号がデータPLL回路からのチャージ幅信号に応じた
所定のスライスレベルで2値化される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の光ディスク装置
では、光ディスクの記録密度を上げるためにトラックピ
ッチを詰めてスポットサイズよりもトラックピッチを小
さくすると、隣接トラックからのクロストークの影響を
受ける為、むやみに光ディスクの密度を上げることがで
きない問題点がある。また、2値化回路では、光ディス
ク上に生じた欠陥によって再生信号の反射率が変化さ
れ、再生信号の振幅が変化されてエラーが発生され、特
に、マーク間記録方式においては、包絡線検波の時定数
によりピットの先端が揃うまでの間がエラーとなってし
まい、また、マーク長記録方式においては、エラーによ
りスライスレベルが振幅の中心以外の電圧に引き込んで
しまいエラーが伝搬してしまうという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は、光デ
ィスクのトラックピッチを小さくすることができ、高密
度化を図ることができる光ディスク装置を提供すること
にある。また、この発明の目的は、光ディスク上の欠陥
による反射率の変化、再生信号の振幅の変化によるエラ
ーを減少することができる光ディスク装置を提供するこ
とにある。
【0007】この発明によれば、複数のトラックを有す
るとともにトラック上に記録マークを有する光ディスク
に光ビームを集光する集光手段と、トラック方向に沿っ
て配列された少なくとも2つ検出領域を有し、光ディス
クからの反射光ビームを検出する検出手段と、この検出
領域からの2つの検出信号の差を示す差信号を出力する
差信号手段と、前記差信号に基づいて前記記録マークを
示す情報を再生する信号処理手段と、を具備することを
特徴とする光ディスク装置が提供される。
【0008】また、この発明によれば、複数のトラック
を有するとともにトラック上に記録マークを有する光デ
ィスクに光ビームを集光する集光手段と、トラック方向
に沿って配列された少なくとも2つ検出領域を有し、光
ディスクからの反射光ビームを検出する検出手段と、こ
の検出領域からの2つの検出信号の差を示す差信号を出
力する差信号手段と、クロック信号を出力するクロック
信号出力手段と、前記クロック信号と前記差信号に基づ
いて前記記録マークを示す情報を再生する信号処理手段
と、を具備することを特徴とする光ディスク装置が提供
される。
【0009】更にこの発明によれば、複数のトラックを
有し、このトラックにマークを形成してこのマークの間
隔により情報が記録されるべき光ディスクに光ビームを
集光する集光手段と、この集光手段からの反射光ビーム
を検出するトラック方向に沿って配列された少なくとも
2つ検出領域を有する第1の検出手段と、この検出領域
からの2つの検出信号の差を取る差信号手段と、この検
出領域からの2つの検出信号の和を取る和信号手段と、
差信号をゼロレベルでスライスする第1の2値化手段
と、和信号を所定のレベルでスライスし、マークがある
ことを検出する第2の2値化手段と、上記第1、第2の
2値化手段からの信号を論理演算してマークの中心を検
出する第2の検出手段と、を具備したことを特徴とする
光ディスク装置が提供される。
【0010】更にまた、この発明によれば、複数のトラ
ックを有し、このトラックにマークを形成してこのマー
クの長さにより情報を記録されるべき光ディスクに光ビ
ームを集光する集光手段と、この集光手段からの反射光
ビームを検出するトラック方向に沿って配列された少な
くとも2つ検出領域を有する第1の検出手段と、この検
出領域からの2つの検出信号の差を取る差信号手段と、
この差信号を微分信号に変換する変換手段と、この変換
手段からの微分信号をピーク値より所定の値だけゼロに
近いレベルでスライスし、マークのエッジを検出する第
1の2値化手段と、上記差信号手段からの信号をゼロレ
ベルからプラス側、マイナス側に所定の値だけずれたレ
ベルでスライスすることによりマークの立ち上がり部及
び立ち下がり部を検出する第2の2値化手段と、上記第
1、第2の2値化手段からの信号を論理演算してマーク
の立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジを検出する第2
の検出手段と、を具備したことを特徴とする光ディスク
装置が提供される。
【0011】
【作用】トラック方向に沿って少なくとも2分割された
検出領域からの検出信号の差が前後差信号として取ら
れ、この前後差信号でマークの中心、或いは、マークの
エッジが判別される為、光ディスクの上の隣接トラック
からのクロストークの影響を受け難くなる。また、この
ことから、スポットサイズよりもトラックピッチを小さ
くすることができ、高密度化を図ることができる。ま
た、同様に、光ディスク上の欠陥による反射率の変化、
再生信号の振幅の変化によるエラーを減少することがで
きるため、信頼性を上げることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る光ディスク装
置ついて図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発
明の光ディスク装置、例えば、画像ファイリング装置の
概略の構成を示すブロック図である。図1に示すディス
ク装置においては、光検出器8、半導体レーザ10及び
光学系が組み込まれた光学ヘッド3がキャリッジ(図示
せず)に載置され、リニアモータ24によって光ディス
ク1の半径方向に移動可能に保持されている。このよう
な光学ヘッド3においては、半導体レーザ10から発生
された光ビームがコリメータレンズ11aでコリメート
され、ハーフプリズム11bを介して対物レンズ6にガ
イドされる。このレーザビームは、この対物レンズ6に
よって光ディスク1に集束される。この光ディスク1
は、モータ制御回路29によって制御されているモータ
2によって一定の回転速度で回転されている。
【0013】再生モード時には、半導体レーザ10から
は、一定の光強度を有する再生レーザビームが発生さ
れ、記録モード時には、再生ビームの光強度よりも大き
な光強度に記録信号で強度変調された記録レーザビーム
が半導体レーザ10から発生される。また、消去モード
では、再生ビームの光強度よりも大きな光強度の消去レ
ーザビームが半導体レーザ10から発生される。
【0014】光ディスク1からは、反射光ビームが再び
対物レンズ6に向けられ、この対物レンズ6からの反射
光ビームは、ハーフミラー11bを通過して集光レンズ
10a及びシリンドリカルレンズ10bから成るフォ―
カスを検出する為の非点収差検出光学系に向けられる。
この検出光学系を通過した光ビームは、この光学系によ
って4つの光検出セル8a、8b、8c、8dを有する
光検出器8に集光され、この検出器8上に光ビームスポ
ットが形成される。対物レンズ6のフォ―カス状態に応
じて検出器8上に形成されるビームスポットの形状が変
化されることから、このビーム形状の変化を光検出セル
8a、8b、8c、8dで検出することによってフォ―
カスが検出される。また、光ディスク1のトラックを光
ビームが正しく追跡しているか否かを表す対物レンズ1
のトラッキング状態は、トラックの像が検出器8上のビ
ームスポットに形成されることから、このビームスポッ
トをを光検出セル8a、8b、8c、8dで検出するこ
とによってトラッキング状態が検出される。再生モード
時には、再生光ビームが光ディスクで反射の際に変調さ
れ、その変調された光ビームが光検出器8に入射される
ことから、光検出器8からの検出信号を処理することに
よって再生信号を発生することができる。
【0015】光検出セル8a、8b、8c、8dは、増
幅器12a,12b,12c,12dに接続され、増幅
器12a,12cからの検出信号が加算器30aで加算
され、また、増幅器12b,12dからの検出信号が加
算器30bで加算され、加算器30a及び30bからの
加算信号が差動増幅器OP2に供給される。従って、2
つの加算信号の差に相当する差信号がフォ―カス信号と
してこの差動増幅器OP2から発生され、このフォ―カ
ス信号がフォ―カス制御回路20に供給される。また、
増幅器12a,12dからの検出信号が加算器30cで
加算され、また、増幅器12b,12cからの検出信号
が加算器30dで加算され、加算器30c及び30dか
らの加算信号が差動増幅器OP1に供給される。従っ
て、加算信号の差に相当する差信号がトラッキング信号
としてこの差動増幅器OP1から発生され、トラッキン
グ信号がトラック制御回路21に供給される。
【0016】更に、この実施例に係る光ディスク装置に
おいては、図1に示すように増幅器12a,12bから
の検出信号が加算器30eで加算され、また、増幅器1
2c,12dからの検出信号が加算器30fで加算さ
れ、加算器30e,30fからの加算信号は、加算器3
0gで加算されて再生信号として再生信号処理回路22
に供給される。後に詳述するように加算器30e、30
fからの検出信号が差動増幅器OP3に供給され、この
差信号が同様に再生信号処理回路22に供給されてい
る。ここで、光検出器8上には、トラックの像が形成さ
れるが、このトラックの像の延出方向に沿って検出領域
8a,8bが配列され、また、検出領域8b,8cが配
列されている。また、光ディスク1の回転に伴い光ビー
ムは、トラックを追跡してピットを検出することとな
り、光ビームスポットに現れるピットの影は、この光検
出器8を横切ることとなるが、その横切る順序は、検出
領域8a,8bを横切った後、検出領域8b,8cを横
切るものとする。このような配列された検出領域8a,
8b,8c,8dでは、検出領域8a,8bからの検出
信号の加算信号でピットによる信号変化が生じ、その
後、検出領域8c,8dからの検出信号の加算信号で同
様のピットによる信号変化が生じることとなる。即ち、
加算器30eから前側の再生変化信号が生じ、加算器3
0fから後側の再生変化信号が生じることとなり、差動
増幅器OP3からは、両者の差に相当する前後差信号が
発生されることとなる。
【0017】フォ―カス制御回路20からは、フォーカ
シング駆動コイル5を駆動するコイル駆動信号がフォ―
カス信号に応じて発生され、対物レンズ6がフォーカシ
ング駆動コイル5によってその光軸方向に駆動され、対
物レンズ6が常にフォ―カス状態に維持され、光ビーム
が対物レンズ6によって光ディスク1上にフォ―カスさ
れる。また、トラック制御回路21からは、トラッキン
グ用の駆動コイル4を駆動する駆動信号がトラッキング
信号に応じて発生され、対物レンズ6がその光軸に直交
する方向に移動され、常に光ディスク1上のトラックに
向けられる。従って、対物レンズ6は、トラック状態に
維持され、対物レンズ6からの光ビームは、ターゲット
トラックを追跡することとなる。
【0018】トラッキング用の駆動コイル4で補正でき
る範囲を越えてトラックエラーが発生した場合には、リ
ニアモータ制御回路23に与えられ、このリニアモータ
制御回路23からリニアモータ24に駆動信号が供給さ
れ、リニアモータ24が駆動される。従って、光学ヘッ
ド3が載置されたキャリッジが移動され、キャリッジが
微動される。このとき、キャリッジの微動に連動してト
ラッキング用の駆動コイル4によって光ビームがターゲ
ットトラックを追跡するように対物レンズ6が移動され
る。このようにリニアモータ24が作動されることによ
って、常にトラックエラーが補正可能な範囲に対物レン
ズ6が移動される。
【0019】光学ヘッド3が載置されたキャリッジの位
置は、位置センサ25によって検出され、その位置セン
サ25からの位置信号は、リニアモータ制御回路23、
D/A変換器26及びバス32を介してCPU34に伝
達される。従って、CPU34は、常にキャリッジの位
置を認識することができる。ターゲットトラックをアク
セスする際には、外部から入力されたターゲットトラッ
クのトラック番号と現在検索しているトラックのトラッ
ク番号とがCPU34で比較され、その差に相当する移
動信号がこのCPU34からD/A変換器26を介して
リニアモータ制御回路23に与えられてリニアモータ2
4が駆動される。従って、アクセスの際には、迅速にキ
ャリッジが移動され、ターゲットトラックが検索され
る。このアクセスの際には、CPU34からD/A変換
器26を介してアクセス信号がフォ―カス制御回路20
及びトラック制御回路21に与えられ、対物レンズ6が
フォ―カス及びトラック動作に関してのホームポジショ
ンに移動される。
【0020】再生モード時には、レーザ駆動回路28か
ら一定レベルの再生駆動信号が半導体レーザ10に与え
られて半導体レーザ10が駆動され、再生光ビームがこ
の半導体レーザ10から発生されるとともに再生信号処
理回路22から再生信号を2値化した再生信号が発生さ
れ、データ処理回路27に与えられ、再生信号が得られ
たトラックに固有のクロックを参照して再生データに変
換される。この再生データは、データバス32を介して
CPU34に与えられ、メモリ36に格納される。ま
た、記録モードでは、光ディスク装置外のシステム制御
装置38からインターフェース40を介して記録データ
がバス32に供給され、CPU36の制御下の基に記録
データがデータ処理部27に供給される。このデータ処
理部27では、情報が書き込まれるベきトラックに固有
のクロックを参照して記録データが記録信号に変換され
る。この記録信号がレーザ駆動回路28に供給され、こ
の記録信号に応じた駆動信号で半導体レーザ10が駆動
され、半導体レーザ10からは、記録信号に応じて強度
変調されたレーザビームが発生される。
【0021】図2には、フォーマットされた光ディスク
が示されている。この光ディスクは、M・CAV方式で
フォーマットされ、トラックが略同心円状に配列され、
半径方向に複数のトラックからなる複数の帯状の領域、
即ち、複数のゾーンに区分されるとともに円周方向に沿
ってデータを記録する単位としての複数のセクタに区分
され、各ゾーンでは、セクタ数が同一に設定されてい
る。また、各ゾーン毎に、そのゾーンに属するトラック
からデータを再生する為、及び、データを記録するの為
の夫々異なる固有の所定周波数を有するデータクロック
が定められ、そのトラックのヘッダ部PFに予め記録さ
れている。
【0022】光ディスク1の各ゾーンの各セクタは、予
めフォーマット情報として記録されているプリフォーマ
ットエリアとしてのヘッダ部PFと後にユーザが情報を
記録するデータエリアとしてのデータフィールドとから
構成されている。ヘッダ部は、1セクタの開始を明示す
るセクタマーク部、データクロックを導出する同期コー
ドが記録されているVFO部、ID情報が記録されてい
るID部が複数個周期的に配列されている。また、デー
タフィ―ルドの最後尾には、次のセクターとデータフィ
―ルドとの境を明らかにする為にデータが書き込まれて
いないギャップ領域が設けられている。VFO部、ID
情報部、データフィ―ルドは、(2−7)変調されたデ
ータで、“1”と“1”の間に“0”が2ヶ〜7ヶ挿入
された形式の変調データで光ディスク1上にピットマー
クが形成され、これが再生される。ID部には、ID情
報としてトラックナンバ、セクタナンバ及びCRCコー
ドが記録されている。VFO部には、「1001001
00…」のような一定周期で“1”が読み出される同期
コードが記録されている。
【0023】これらの信号は、再生信号として図1に示
されたデータ処理回路27に供給され、このデータ処理
回路27において、各ゾーンに固有のデータクロックで
プリフォーマットデータとしてのID情報、即ち、アド
レス情報(トラック番号、セクタ番号等)及び再生デー
タが読み出される。
【0024】図3(a)には、再生信号からデータを復
調する為のデータクロックが示され、このデータクロッ
クで読み出される光ディスク1の一部の領域が図3
(b)に拡大して示されている。この光ディスク1で
は、溝52とランド53によりトラックが規定されてい
る。図3(a)に示すデータクロックにより、トラック
Tr及びこれに隣接するトラックTr+1,Tr−1の
ランド53に、(2−7)変調のマーク間記録方式によ
りピットが記録されている。点線で示した円は、トラッ
クTr上に集光されたビームスポット54を示してい
る。この光ディスクでは、トラックTr上のピットの中
心にスポットがあるとき、トラックTr−1の同一クロ
ックのタイミングで記録されたピットの一部がビームス
ポット54にかかるが、トラックTr+1の1クロック
分ずれた位置にあるピットは、ほとんどビームスポット
54にかからないようなトラックピッチでトラックが光
ディスク1に形成され、また、書き込み時にこのような
タイミングでピットが形成されている。尚、図3(b)
中の矢印は、光ディスク1のトラックを追跡するビーム
スポットの移動方向を示している。
【0025】図4(a)及び(b)には、図3と同様に
再生信号からデータを復調する為のデータクロック及び
このデータクロックで読み出される光ディスク1の一部
の領域が拡大して示されている。この光ディスク1で
は、(1−7)変調のマーク長記録方式によりピットが
記録されている。点線で示したビームスポット54が矢
印で示す方向にトラックTrを追跡する際、光ビームス
ポットの先端がトラックTr上のピットのエッジを脱出
するときに、このピットと同一タイミングのクロックで
トラックTr+1に記録されたピットにビームスポット
4がかかるが、トラックTr−1上の対応するクロック
タイミングにあるピットの立ち下がりエッジには、ほと
んどスポット4がかからないようなトラックピッチでト
ラックが光ディスク1に形成されている。
【0026】このようなトラックピッチとすることによ
って光ビームスポットが隣接するトラックのピットにそ
の一部がかかってクロストーク成分が再生信号に混入し
ても、後に説明するように差動増幅器OP3からの前後
差信号を利用して再生信号からクロストーク成分を除去
した2値化信号を得ることができる。即ち、前後差信号
を用いて情報を再生する場合には、光ビームスポット5
4がピットの中心に来たとき真横にピットがあったとし
ても、即ち、隣接トラックの同一クロック位置にピット
があったとしても、光検出器8の前側の光検出セル8
a,8bと後側の光検出セル8c,8dが出力する信号
は等しくなり、隣接トラックからの影響を受けないで、
情報を再生することが可能になる。
【0027】図5は、マーク間記録により記録された信
号を処理する信号処理回路22の回路構成を示す回路図
である。この信号処理回路では、差動増幅器OP3で生
成された前後差信号が比較器59の−端子に供給され、
比較器59の+端子に所定の電圧Vref1が入力されてい
る。この所定電圧Vref1は、光検出器8のトラック方向
の前側の光検出セル8a,8bの加算検出信号と後側の
光検出セル8c,8dの加算検出信号が等しいときに差
動増幅器OP3から出力される電圧に定められている。
従って、この比較器59からは、光ビームスポットがピ
ットの中心に位置された際、また、ピットがない部分に
位置された際に正論理の信号が出力される。
【0028】また、加算器30gで生成された加算信号
が比較器60の+端子に、比較器60の−端子に所定電
圧Vref2が入力されている。この所定電圧Vref2は、光
ビームスポットがピットの中心に位置された際に加算器
30gから出力される電圧と、ピットがない部分に位置
された際に加算器30gから出力される電圧の間の電圧
に定められている。従って、比較器60からは、ビーム
スポットがピットにかかったときに正論理の信号が出力
される。
【0029】比較器15,60からの出力信号は、AN
D回路61に入力され、ピットの中心で正論理になる信
号をデータ信号処理回路27に出力し、データ信号処理
回路27内の復調回路でこの信号から再生データが復調
される。
【0030】図6を参照して図5に示した信号処理回路
の動作を説明する。図6(a)に示すように光ディスク
上のトラックに形成されたピットを点線で示す集光ビー
ムスポットが横切る場合には、差動増幅器OP3から
は、図6(b)で示すような前後差信号が発生される。
この前後差信号は、図6(a)と図6(b)との比較か
ら明かなように、ビームスポットがピットの無いところ
にあるときには、電圧Vref1付近に維持され、スポット
先端がピットにかかり始め、前側の光検出セル8a,8
bにだけピットからの反射光線が入ったときに上がりは
じめる。その後、後側の光検出セル8c,8dにピット
からの反射光線が入り始めたところで前後差信号は、+
側のピークを取り、下がりはじめる。ビームスポットが
ピットの中心に位置されると、前側の光検出セル8a,
8bと上記後側の光検出セル8c,8dの出力信号が、
また、等しくなるため前後差信号の電圧は、電圧Vref1
になる。前側の光検出セル8a,8bにピットからの反
射光線がほとんど入らなくなり、後側の光検出セル8
c,8dにだけピットからの反射光が入っているときに
前後差信号は、−側のピークを取り、上がりはじめ、ま
たピットがないところになると電圧Vref1付近の電圧に
なる。
【0031】このような差動増幅器OP3からの前後差
信号を比較器59で上記電圧Vref1と比較したときの比
較器59からの出力信号は、図6(d)のように変化
し、ピットのない部分とピットの中心で正論理の信号が
出力される。
【0032】加算器30gで生成された加算信号は、図
6(c)で示すように、スポット先端がピットにかかり
始めたときに上がりはじめ、ピットの中心でピークを取
り、スポットがピットを過ぎるとまたもとの電圧に戻
る。
【0033】このような加算器30gからの加算信号を
比較器60で上記電圧Vref2と比較したときの出力信号
は、図6(e)のようになり、ピットからの反射光線が
光検出器13に所定の量入ったときに正論理の信号を出
すこととなる。
【0034】AND回路21の入力に図(d)及び
(e)の出力信号を入力したときには、AND回路21
の出力信号は、図6(f)のようになり、ピットの中心
でのみ正論理の信号を出すようになる。
【0035】以上説明したように図5に示した回路で
は、マーク間記録の2値化に前後差信号を用いているた
め常に信号がゼロレベルを中心になり、ピットの中心で
ゼロレベルになるため、ピットより十分に大きな部分の
反射率の変化や記録パワーによるピットの大きさの変化
があっても正しくピットの中心で信号を出すことが可能
となる。
【0036】図7は、マーク長記録により記録された信
号を処理する信号処理回路22の回路図を示している。
この信号処理回路では、差動増幅器16で生成された前
後差信号がコンデンサ、抵抗及びOPアンプで構成され
た微分回路72に入力されて微分信号に変換される。こ
の微分信号は、抵抗R1,R2、ダイオードD1,D
2、コンデンサC及び比較器74からなる2値化回路7
3に入力され、双方向に並べたダイオードD1,D2の
順電圧と抵抗R1,R2により分割され、比較器74の
−端子の電位差を抵抗R2とコンデンサCで平滑化し、
2値化の判定点を得て2値化を行い、ピットのエッジが
スポットの中心に来たときと、ピットの立ち下がりエッ
ジがスポットにかかったときに正論理の信号を出すよう
になる。
【0037】また、差動増幅器OP3で生成された前後
差信号を比較器75の+端子に、比較器75の−端子
に、スポットがピットの立ち上がりエッジにかかったと
きに差動増幅器OP3から出力される所定の電圧Vref3
が入力され、比較器75の出力信号として光ビームスポ
ットがピットの立ち上がりエッジにスポットがかかった
ときに正論理の信号が出力されるようになっている。
【0038】また、差動増幅器OP3で生成された前後
差信号を比較器76の−端子に、比較器76の+端子
に、スポットがピットの立ち下がりエッジにかかったと
きに差動増幅器OP3から出力される所定の電圧Vref4
が入力され、上記比較器76の出力信号としてピットの
立ち下がりエッジスポットがかかったときに正論理の信
号が出力されるようになっている。
【0039】2値化回路73の出力信号と比較器75の
出力信号をAND回路77の入力に入力することによ
り、スポットの中心がピットの立ち上がりエッジに来た
ときに正論理の信号が出力される。
【0040】また、2値化回路73の出力信号と比較器
76の出力信号をAND回路78の入力に入力すること
により、スポットの中心がピットの立ち下がりエッジに
来たときに正論理の信号が出力される。
【0041】AND回路77,78の出力信号をOR回
路79に入力することにより、スポットの中心にピット
のエッジが来たときに正論理の信号を出力するようにな
る。図8は、図7で示した回路の各部分の信号波形を示
すものである。図8(a)のような光ディスク上のトラ
ックに形成されたピットを点線で示す集光スポットで再
生したとき、差動増幅器OP3で生成された前後差信号
は、図8(b)に示すように、スポットがピットの無い
ところにあるときには、電圧Vref1付近に維持されてい
る。ビームスポットがピットにかかり始め前側の光検出
セル8a,8bにだけピットからの反射光線が入ったと
きに上がりはじめ、後側の光検出セル8c,8dにピッ
トからの反射光線が入り始めたところで+側のピークを
取り、下がりはじめる。ビームスポットピットの中心に
至ると、また、前側の光検出セル8a,8bと後側の光
検出セル8c,8dの出力信号が等しくなるため、前後
差信号は、電圧Vref1になる。前側の光検出セル8a,
8bにピットからの反射光線がほとんど入らなくなり、
後側の光検出セル8c,8dにだけピットからの反射光
線が入っているときに、前後差信号は、−側のピークを
取り、上がりはじめ、またピットがないところになると
上記電圧Vref1付近になる。
【0042】このような差動増幅器OP3からの前後差
信号を上記微分回路72で微分変換した微分信号は、図
8(c)の実線に示すように、スポットがピットの立ち
上がりエッジにかかり始めたときに上がりはじめ、スポ
ットの中心にピットの立ち上がりエッジが来たときにピ
ークを取る。また、スポットの中心がピットの立ち上が
りエッジを過ぎると下がりはじめ、もとの値以下にな
り、スポットがピットの立ち上がりエッジを過ぎるとも
との値に戻るようになる。更に、スポットがピットの立
ち下がりエッジにかかると、微分信号は、この逆に変化
する信号となる。
【0043】2値化回路73に含まれる比較器74の+
端子の信号は、図8(c)の実線と同じ波形となり、−
端子の信号は、図8(c)の破線で示すように、+端子
の信号と−端子の信号の差がダイオードの順電圧になる
と+端子の信号に追従し、その他のときはその電圧を保
持するような信号になる。
【0044】この図8(c)の2つの信号を比較器74
で比較することにより、比較器74の出力信号は、図8
(d)のように、スポットの中心にエッジが来たとき
と、スポットがピットの立ち下がりエッジにかかったと
きに正論理となる信号となる。
【0045】差動増幅器OP3からの前後差信号を比較
器75,76によりそれぞれ上記所定の電圧Vref3,V
ref4と比較することにより図8(e)、(f)のような
スポットがピットの立ち上がりエッジにかかったとき
と、スポットがピットの立ち下がりエッジにかかったと
きに正論理となる信号になる。
【0046】図8(d)と図8(e)をAND回路27
に、図8(d)と図8(f)をAND回路78に入力す
ることにより、それぞれの出力信号は図8(g)、図8
(h)となり、この信号をOR回路79に入力すること
により、図8(i)のようにスポットの中心がピットの
エッジに来たときに正論理の信号となる。
【0047】以上説明したように図7に示す回路におい
ては、マーク長記録の2値化に前後差信号を用いている
ため常に信号がゼロレベルを中心になるため、ピットよ
り十分に大きな部分の反射率の変化があっても正しくピ
ットのエッジで信号を出すことが可能となる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光ディスクの上の隣接トラックからのクロストークの影
響を受け難くなるため、スポットサイズよりもトラック
ピッチを小さくすることができるため、高密度化を図る
ことができる。また、光ディスク上の欠陥による反射率
の変化、再生信号の振幅の変化によるエラーを減少する
ことができるため、信頼性を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る光ディスク装置を概
略的に示すブロック図。
【図2】光ディスク装置で用いられる光ディスクを示す
平面図。
【図3】データ再生用のクロックとマーク間記録方式で
トラック上に記録されたマークとの関係を示すタイミン
グチャート及び平面図。
【図4】データ再生用のクロックとマーク長記録方式で
トラック上に記録されたマークとの関係を示すタイミン
グチャート及び平面図。
【図5】図1に示された信号処理回路であってマーク間
記録方式を採用した信号処理回路の詳細を示すブロック
図。
【図6】図5に示されたマーク間記録方式の信号処理回
路の各部分の信号波形図。
【図7】図1に示された信号処理回路であってマーク長
記録方式を採用した信号処理回路の詳細を示すブロック
図。
【図8】図7に示されたマーク長記録方式の信号処理回
路の各部分の信号波形図。
【符号の説明】
1・・・光ディスク 3・・・光学ヘッド 8・・・光検出器 10・・・半導体レーザ 22・・・信号処理部 27・・・データ処理部 OP3・・・差動増幅器 52・・・グルーブ 53・・・ランド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のトラックを有するとともにトラック
    上に記録マークを有する光ディスクに光ビームを集光す
    る集光手段と、 トラック方向に沿って配列された少なくとも2つ検出領
    域を有し、光ディスクからの反射光ビームを検出する検
    出手段と、 この検出領域からの2つの検出信号の差を示す差信号を
    出力する差信号手段と、 前記差信号に基づいて前記記録マークを示す情報を再生
    する信号処理手段と、を具備することを特徴とする光デ
    ィスク装置。
  2. 【請求項2】複数のトラックを有するとともにトラック
    上に記録マークを有する光ディスクに光ビームを集光す
    る集光手段と、 トラック方向に沿って配列された少なくとも2つ検出領
    域を有し、光ディスクからの反射光ビームを検出する検
    出手段と、 この検出領域からの2つの検出信号の差を示す差信号を
    出力する差信号手段と、 クロック信号を出力するクロック信号出力手段と、 前記クロック信号と前記差信号に基づいて前記記録マー
    クを示す情報を再生する信号処理手段と、 を具備することを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】複数のトラックを有し、このトラックにマ
    ークを形成してこのマークの間隔により情報が記録され
    るべき光ディスクに光ビームを集光する集光手段と、 この集光手段からの反射光ビームを検出するトラック方
    向に沿って配列された少なくとも2つ検出領域を有する
    第1の検出手段と、 この検出領域からの2つの検出信号の差を取る差信号手
    段と、 この検出領域からの2つの検出信号の和を取る和信号手
    段と、 差信号をゼロレベルでスライスする第1の2値化手段
    と、 和信号を所定のレベルでスライスし、マークがあること
    を検出する第2の2値化手段と、 上記第1、第2の2値化手段からの信号を論理演算して
    マークの中心を検出する第2の検出手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】複数のトラックを有し、このトラックにマ
    ークを形成してこのマークの長さにより情報を記録され
    るべき光ディスクに光ビームを集光する集光手段と、 この集光手段からの反射光ビームを検出するトラック方
    向に沿って配列された少なくとも2つ検出領域を有する
    第1の検出手段と、 この検出領域からの2つの検出信号の差を取る差信号手
    段と、 この差信号を微分信号に変換する変換手段と、 この変換手段からの微分信号をピーク値より所定の値だ
    けゼロに近いレベルでスライスし、マークのエッジを検
    出する第1の2値化手段と、 上記差信号手段からの信号をゼロレベルからプラス側、
    マイナス側に所定の値だけずれたレベルでスライスする
    ことによりマークの立ち上がり部及び立ち下がり部を検
    出する第2の2値化手段と、 上記第1、第2の2値化手段からの信号を論理演算して
    マークの立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジを検出す
    る第2の検出手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
JP22701694A 1994-09-21 1994-09-21 光ディスク装置 Pending JPH0896368A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22701694A JPH0896368A (ja) 1994-09-21 1994-09-21 光ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22701694A JPH0896368A (ja) 1994-09-21 1994-09-21 光ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0896368A true JPH0896368A (ja) 1996-04-12

Family

ID=16854201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22701694A Pending JPH0896368A (ja) 1994-09-21 1994-09-21 光ディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0896368A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000057407A1 (fr) * 1999-03-19 2000-09-28 Hitachi, Ltd. Dispositif optique de reproduction d'informations
US6226251B1 (en) 1997-08-29 2001-05-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Signal detection method of a phase-change optical disk
US6577573B2 (en) 2001-06-25 2003-06-10 Hitachi, Ltd. Optical information reproducing method in which either a first edge signal or a second edge signal is selected depending on a length of a mark on an optical information medium

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6226251B1 (en) 1997-08-29 2001-05-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Signal detection method of a phase-change optical disk
WO2000057407A1 (fr) * 1999-03-19 2000-09-28 Hitachi, Ltd. Dispositif optique de reproduction d'informations
US6430131B1 (en) * 1999-03-19 2002-08-06 Hitachi, Ltd. Optical information reproducing device
US6577573B2 (en) 2001-06-25 2003-06-10 Hitachi, Ltd. Optical information reproducing method in which either a first edge signal or a second edge signal is selected depending on a length of a mark on an optical information medium
US6717898B2 (en) 2001-06-25 2004-04-06 Hitachi, Ltd. Optical information reproducing method for reproducing information by generating a signal representing a center of a mark

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100279789B1 (ko) 워블신호 검출회로, 워블이상 검출회로, 이들을 사용한 정보처리장치 및 정보처리방법과 이들에 사용하는 기록매체
KR100478863B1 (ko) 광기록매체,광기록매체의기록/재생방법및광기록매체의기록/재생장치
US6118752A (en) Optical information recording medium offset pre-pit array indicating identification information
US6487147B2 (en) Optical information recording medium and an optical information recording/reproduction device
CA2055711C (en) Optical disk and optical disk drive
US6594210B2 (en) Disc drive apparatus and method for generating wobble information
JP3560410B2 (ja) 光ディスク装置および光ディスク
US6337838B1 (en) Prepit detection unit
JP2807362B2 (ja) 情報再生装置
KR100552375B1 (ko) 정보 기록 재생 장치
US6381201B1 (en) Optical disk apparatus with address polarity determination and confirmation
JPH0778428A (ja) ディスク装置のアクセス方向検知回路
US5452279A (en) Information recording/reproducing apparatus for recording and reproducing information in accordance with mark interval recording scheme or mark length recording scheme
JPH0896368A (ja) 光ディスク装置
EP1225571B1 (en) Pre-pit detecting apparatus
US6744706B2 (en) Optical system with tracking controller
JP4076646B2 (ja) 光ディスク装置
JP2705676B2 (ja) 光ディスク装置におけるアドレス検出装置
JP3155824B2 (ja) 情報処理装置
JP3091198B2 (ja) 光ディスク装置及び光ディスクトラッキング方法
JPH0512675A (ja) デイスク装置の信号処理回路
JP4274001B2 (ja) 光ディスク記録再生方法および光ディスク記録再生装置
JP2000207744A (ja) ピット信号検出回路
KR20010084663A (ko) 광 기록매체의 제어 장치
JPH05266578A (ja) 記録エリア検知回路