JPH0896112A - 画像データ処理装置およびそれを用いた情報システム - Google Patents

画像データ処理装置およびそれを用いた情報システム

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JPH0896112A
JPH0896112A JP22948994A JP22948994A JPH0896112A JP H0896112 A JPH0896112 A JP H0896112A JP 22948994 A JP22948994 A JP 22948994A JP 22948994 A JP22948994 A JP 22948994A JP H0896112 A JPH0896112 A JP H0896112A
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一繁 山岸
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリに格納された画像データを高速に画素
演算し、これを読み出し表示するグラフィックス処理を
高速かつ低コストに実現できる画像データ処理技術を提
供する。 【構成】 パーソナルコンピュータなどの画像データ処
理装置とされ、メモリ上に割り付けられた画像やテキス
トなどを画素演算処理する画像処理プロセッサ1の他
に、クロック信号に同期してアドレス入力、データ入出
力および制御信号入力が可能なSDRAM2〜4などか
ら構成され、画像処理プロセッサ1のデータ処理モジュ
ール14には、DMA制御によるコマンドフェッチ、メ
モリをアクセスするためのアドレスを生成するアドレス
演算部7、SDRAM3,4のいずれかに画素演算の結
果を書き込むまでSDRAM3,4のいずれかのアドレ
スを遅延させるシフトレジスタ81、画素演算を行う画
素演算部8で構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タ、ワークステーション、ファクシミリ、プリンタ、グ
ラフィックス装置などの情報端末機器分野におけるメモ
リ上に割り付けられた画像やテキスト、グラフィックス
データを画素演算する画像データ処理装置に関し、特に
クロックに同期して高速にメモリをアクセスする高速画
像データ処理装置およびそれを用いた情報システムに適
用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、従来の高速処理を必要とされ
るグラフィックスワークステーションで用いられている
画像データ処理装置は、PIXEL No.129号
P26〜P34に記載の「IRISワークステーション
のすべて」で示されるように、多量の処理プロセッサと
大容量メモリとしてVRAM(シリアルポート付きダイ
ナミックメモリ)を使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記のよう
な画像データ処理装置においては、多量の処理プロセッ
サと大容量メモリとしてVRAMを使用しているため
に、高性能を維持しつつ装置を低価格化し、LSIとし
て集約する上で大きな問題となっている。
【0004】また、画像やテキスト、グラフィックスデ
ータを画素演算する手段として、ソフトウェアで画素演
算するしかなく、高速にかつ低価格に画素演算を行う手
段が必要とされている。
【0005】そこで、本発明者は、プロセッサの構成方
式に着目し、最高スループットを最低限のハードウェア
で実現するため、処理の統合化と分散化のトレードオフ
を行う必要があることを考えた。
【0006】また、使用メモリとして、高速処理用と大
容量メモリを統合し、低コストに大容量、高速のメモリ
アクセスを実現する必要があるため、クロックに同期し
てアドレス、データおよび制御信号をラッチする機能を
有するSDRAM(シンクロナスDRAM)を用いてシ
ステムを構成することを検討した。
【0007】このSDRAMを利用することで、メモリ
にアクセスしたいアドレスを発行してから、たとえばリ
ードデータが出力されるクロックタイミングを指定でき
るため、リード処理を完結する前に、次のアドレスを発
行することが可能となることを見い出した。
【0008】そこで、本発明の目的は、前記のようなプ
ロセッサの構成方式の課題を解決し、メモリに格納され
た画像データを高速に画素演算し、これを読み出し表示
するグラフィックス処理を高速かつ低コストに実現する
ことができる画像データ処理装置およびそれを用いた情
報システムを提供することにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0011】すなわち、本発明の画像データ処理装置
は、クロック信号に同期してアドレス入力、データ入出
力および制御信号入力が可能にされる第1および第2お
よび第3のメモリと、これらのメモリに個別的に割り当
てられたメモリバスとに加え、プロセッサの構成方式と
して、このメモリバスに個別に割り当てられたバス制御
手段、このバス制御手段に結合されこれらのメモリをア
クセスするためのデータおよびアドレスを生成するデー
タ処理モジュール、および第1のメモリに画像処理に関
するコマンドおよび原画データを格納し、この第1のメ
モリから読み出した原画データに対して原画データをそ
のままあるいは輝度または色相または透明度を変更する
画素演算を行い、第2もしくは第3のいずれかのメモリ
のデータを変更する手段を有するものである。
【0012】この場合に、前記プロセッサを画像処理プ
ロセッサとしたり、またデータ処理モジュールとして、
DMA制御によるコマンドフェッチ、メモリをアクセス
するためのアドレスを生成するアドレス演算部、第2も
しくは第3のいずれかのメモリのアドレスに画素演算の
結果を第2もしくは第3のいずれかのメモリに書き込む
まで第2もしくは第3のいずれかのメモリのアドレスを
遅延させるシフトレジスタ、画素演算を行う画素演算部
で構成するようにしたものである。
【0013】さらに、前記第2もしくは第3のいずれか
のメモリのデータを変更する手段として、ライトオンリ
ー処理とリードモディファイライト処理とを有し、この
リードモディファイライト処理を行う手段としては、画
素演算部が第1のメモリから原画データを読み出す時間
と、同時に第2もしくは第3のいずれかのメモリから既
に書き込まれている画像データを読み出す時間と、原画
データと画像データとを合成する画素演算を施す時間
と、第2もしくは第3のメモリに書き込む時間とにおい
て、アドレス演算部を状態保持のまま演算を停止させる
という構成にしたものである。
【0014】特に、前記メモリとしてシンクロナスDR
AMを複数個利用することで、コマンドや元絵データを
読み込みながら処理を行い、描画データを書き込むとい
うパイプライン処理で最高のスループットを実現可能と
し、このためプロセッサとメモリを結合するメモリバス
の配置方法は、3つの独立メモリバスとし、第1のメモ
リには、コマンドと入力データを格納し、第2および第
3のメモリは交代バッファとして、描画処理で書き込み
中は異なるメモリを表示処理で読み出すようにしたもの
である。
【0015】また、本発明の情報システムは、前記画像
データ処理装置を用い、メモリ上に割り付けられた画像
やテキスト、グラフィックスデータを画素演算するパー
ソナルコンピュータ、ワークステーション、ファクシミ
リ、プリンタ、グラフィックス装置などの情報端末機器
に適用するものである。
【0016】
【作用】前記した画像データ処理装置およびそれを用い
た情報システムによれば、第1および第2および第3の
メモリ、メモリバスの他に、プロセッサの構成方式とし
て、バス制御手段、データ処理モジュール、さらにこの
データ処理モジュールを、アドレスを生成するアドレス
演算部、アドレス演算部の結果を遅延させるシフトレジ
スタ、および画素演算を行う画素演算部で構成したこと
で、アドレス演算部は、第1のメモリをアクセスするア
ドレスの発行より第1のメモリから原画データが読み出
されるまでの時間を待たずに、次もしくはそれ以降の第
1のメモリをアクセスするアドレスと、第2もしくは第
3のいずれかのメモリをアクセスするアドレスとの演算
を行うことができるため、高速画素演算を実現すること
ができる。
【0017】また、リードモディファイライト処理を行
う手段として、第1のメモリから原画データを読み出す
時間と、第2もしくは第3のいずれかのメモリから画像
データを読み出す時間と、この原画データと画像データ
とを合成する画素演算を施す時間と、第2もしくは第3
のメモリに書き込む時間とにおいて、アドレス演算部を
状態保持のまま演算を停止させるという構成としたこと
で、ライトオンリー処理と同一の回路でリードモディフ
ァイライト処理を実現できるため、ハードウェア量が少
なく、高速画素演算を実現することができる。
【0018】これにより、メモリに格納された画像デー
タを高速に画素演算し、これを読み出し表示するグラフ
ィックス処理を高速かつ低コストに実現することがで
き、特にパーソナルコンピュータ、ワークステーショ
ン、ファクシミリ、プリンタ、グラフィックス装置など
の情報端末機器に良好に適用することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0020】図1は本発明の一実施例である画像データ
処理装置を示すブロック図、図2は本実施例において、
画像処理コマンドおよび原画データを格納するメモリの
メモリマップを示す説明図、図3は画像処理プロセッサ
のパイプライン動作を説明するタイムチャート、図4は
画像処理プロセッサが扱うデータの構成を示す説明図、
図5は画像演算処理を説明するタイムチャート、図6は
画素演算部を示す構成図である。
【0021】まず、図1により本実施例の画像データ処
理装置の構成を説明する。
【0022】本実施例の画像データ処理装置は、たとえ
ばパーソナルコンピュータ、ワークステーション、ファ
クシミリ、プリンタ、グラフィックス装置などの情報端
末機器分野における画像データ処理装置とされ、メモリ
上に割り付けられた画像やテキスト、グラフィックスデ
ータを画素演算処理する画像処理プロセッサ1の他に、
クロック信号に同期してアドレス入力、データ入出力お
よび制御信号入力が可能なSDRAM2(第1のメモ
リ)、SDRAM3(第2のメモリ)およびSDRAM
4(第3のメモリ)などから構成され、画像処理プロセ
ッサ1とSDRAM2〜SDRAM4はアドレスバス5
12,32,42(メモリバス)、データバス522,
31,41(メモリバス)によってそれぞれ接続されて
いる。
【0023】画像処理プロセッサ1には、SDRAM2
〜SDRAM4のメモリバスに個別に割り当てられたバ
ス制御部5,11,12(バス制御手段)と、システム
コントローラ13からCPUバス131を介して接続さ
れたDMA制御部6と、後述するアドレス演算部7、画
素演算部8およびシフトレジスタ81からなるデータ処
理モジュール14と、クロックドライバ9と、表示部1
0と、SDRAM3,4とのバススイッチ112とが設
けられ、それぞれがアドレスバス511、データバス5
21によって接続され、またバス制御部11からデータ
処理モジュール14に下地データのバス111、バス制
御部12から外部に表示データのバス101がそれぞれ
接続されている。
【0024】データ処理モジュール14は、SDRAM
2〜SDRAM4をアクセスするためのデータおよびア
ドレスを生成するモジュールであり、DMA制御による
コマンドフェッチ、メモリをアクセスするためのアドレ
スを生成するアドレス演算部7、SDRAM3もしくは
SDRAM4のいずれかのアドレスに画素演算の結果を
書き込むまで遅延させるシフトレジスタ81、画素演算
を行う画素演算部8で構成されている。
【0025】このデータ処理モジュール14において
は、アドレス演算部7からシフトレジスタ81に描画座
標のバス72、画素演算部8に色相データカウントアッ
プ信号のバス74、バス制御部11に下地アドレスのバ
ス73がそれぞれ接続され、またシフトレジスタ81か
らバス制御部11に描画座標のバス83、さらに画素演
算部8からバス制御部11に描画データのバス84がそ
れぞれ接続されている。
【0026】次に、本実施例の作用について、図1〜図
6のタイムチャートなどに基づいて、動作および詳細構
成を説明する。始めに、図1により画像データ処理装置
の概略動作を説明する。
【0027】まず、システムコントローラ13からCP
Uバス131、DMA制御部6とバス制御部5を経由
し、画像処理コマンドおよび原画データをSDRAM2
に転送する。その後、システムコントローラ13は、画
像処理プロセッサ1に対し、実行開始コマンドを発行す
る。
【0028】さらに、画像処理プロセッサ1内のDMA
制御部6は、実行開始コマンドより、SDRAM2から
画像処理コマンドを取り出し、図2で後述するモード指
定2114、テーブルポインタ2115、原画データポ
インタ2116、描画座標ポインタ2117をアドレス
演算部7に、色テーブル231、モード指定2114を
画素演算部8に転送し、アドレス演算部7を起動する。
【0029】そして、アドレス演算部7は、原画データ
の格納されているアドレスと、画素演算したデータの書
き込みアドレス(以後描画座標と呼ぶ)と、色相データ
のカウントアップ信号を1ドット単位で演算する。
【0030】たとえば、ライトオンリー処理の場合、画
像処理プロセッサ1は原画データのアドレスをアドレス
バス511を経由してバス制御部5に転送し、SDRA
M2から原画データをバス制御部5を経由して取り出
し、画素演算部8で画素演算を行う。
【0031】そして、描画座標のバス72とシフトレジ
スタ81を用いて、原画データの読み込み時間にシフト
して合わせた描画座標をバス制御部11に転送し、バス
スイッチ112を経由してSDRAM3もしくはSDR
AM4のいずれかのデータを画素演算によって得られた
結果に書き換える(以後描画と呼ぶ)。
【0032】また、リードモディファイライト処理の場
合、画像処理プロセッサ1は、原画データのアドレスを
アドレスバス511を経由してバス制御部5に転送し、
SDRAM2から原画データをバス制御部5を経由して
取り出したデータと、SDRAM3もしくはSDRAM
4のいずれかから既に書き込まれている画像データ(以
後下地データと呼ぶ)のアドレスを下地データのバス7
3を経由してバス制御部11に転送し、SDRAM3も
しくはSDRAM4のいずれかから読み出した画像デー
タとを画素演算部8で画素演算を行う。
【0033】そして、描画座標のバス72とシフトレジ
スタ81を用いて、原画データおよび下地データの読み
込み時間にシフトして合わせた描画座標をバス制御部1
1に転送し、バススイッチ112を経由してSDRAM
3もしくはSDRAM4のいずれかに描画する。
【0034】さらに、画像処理プロセッサ1は、表示部
10で生成される表示アドレスをバス制御部12、バス
スイッチ112を経由して、SDRAM3もしくはSD
RAM4のうち描画しない方のメモリに対して与え、デ
ータを読み出し、表示データのバス101を経由して表
示データとして出力する。この場合に、SDRAM3も
しくはSDRAM4のうちどちらから描画するかは、リ
セット時の状態で決められている。
【0035】続いて、図2により、画像処理コマンドお
よび原画データを格納するメモリであるSDRAM2の
メモリマップの一例を説明する。
【0036】このSDRAM2には、コマンドエリア2
1、原画データ22、色テーブル23のエリアが設けら
れ、コマンドエリア21には、コマンドリスト211,
212などの複数のコマンドが格納されている。それぞ
れのコマンドリスト211,212の内容は、コマンド
コード2112、リンクポインタ2113、モード指定
2114、テーブルポインタ2115、原画データポイ
ンタ2116、描画座標ポインタ2117で構成されて
いる。
【0037】たとえば、コマンドコード2112はコマ
ンドの種別を表し、リンクポインタ2113は、このコ
マンドが終了したら、どのコマンドを次に実行するかの
コマンド開始アドレスが格納され、またモード指定21
14は画素演算部8で、どのような画素演算を実行する
か属性が記述されている。
【0038】さらに、テーブルポインタ2115は、画
素演算に用いる色相変化やその他の属性を表現する色テ
ーブル231の先頭アドレスを格納しており、処理を開
始する前に、SDRAM2から内部の処理テーブルにロ
ードしておくために用い、原画データポインタ2116
は、原画データ221が格納されているアドレスを示
し、また描画座標ポインタ2117は、画素演算したデ
ータをどの位置に描画するか座標値を記述している。
【0039】続いて、図3により画像処理プロセッサ1
のパイプライン動作のタイムチャートを説明する。
【0040】まず、DMA制御部6でコマンドをフェッ
チし、パラメータをアドレス演算部7と画素演算部8に
設定する。設定終了後、DMA制御部6は、アドレス演
算部7にアドレス演算開始信号を送り、アドレス演算部
7はアドレス演算開始信号によって、1ドット単位に描
画座標とその描画座標に描画するデータの原画データの
格納アドレス(以後原画アドレスと呼ぶ)の演算を開始
する。
【0041】たとえば、リプレース処理の場合は、アド
レス演算部7は最初の描画画素の描画座標および原画ア
ドレスの演算終了後、メモリアクセス開始信号をバス制
御部5とシフトレジスタ81を経由してバス制御部11
に出力する。
【0042】そして、バス制御部5は、メモリアクセス
開始信号を受けてSDRAM2への原画リードアクセス
を行い、バス制御部11は、シフトレジスタ81がメモ
リアクセス開始信号を受けてからシフトレジスタ81に
よるシフト時間分だけ遅れて、SDRAM3もしくはS
DRAM4のいずれかへ描画ライトアクセスを行う。
【0043】また、リードモディファイライト処理の場
合は、アドレス演算部7は最初の描画画素の描画座標お
よび原画アドレスの演算終了後、メモリアクセス開始信
号をバス制御部5とバス制御部11とシフトレジスタ8
1を経由してバス制御部11に出力する。
【0044】そして、バス制御部5は、メモリアクセス
開始信号を受けてSDRAM2への原画リードアクセス
を行い、バス制御部11は、メモリアクセス開始信号を
受けてSDRAM3もしくはSDRAM4のいずれかへ
下地リードアクセスを行い、さらにバス制御部11は、
シフトレジスタ81がメモリアクセス開始信号を受けて
からシフトレジスタ81によるシフト時間分だけ遅れ
て、SDRAM3もしくはSDRAM4のいずれかへ描
画ライトアクセスを行う。
【0045】さらに、画像処理コマンドの最終画素の処
理後、画素演算部8はDMA制御部6に最終画素演算終
了信号を送り、1つの画像処理コマンドの処理が終了す
る。そして、DMA制御部6は、最終画素演算終了信号
により次の画像処理コマンドのフェッチを開始する。
【0046】次に、画像処理プロセッサ1の画像演算部
8の詳細を説明する。始めに、図4により画像処理プロ
セッサ1が扱うデータ構成を説明する。
【0047】まず、SDRAM2に格納されている原画
データ22は16ビット構成になっており、最上位(M
SB)ビットは原画データ22の属性を表す属性ビット
として割り当てられている。たとえば、属性ビットが0
の場合は原画データ22の下位15ビットは色コードと
なり、属性ビットが1の場合は原画データ22の下位1
5ビットは色データとなる。
【0048】この色データは、ビット14からビット1
0で示す青色成分と、ビット9からビット5で示す緑色
成分と、ビット4からビット0で示す赤色成分で構成さ
れ、ビット15は青色成分の符号ビット、ビット10は
緑色成分の符号ビット、ビット4は赤色成分の符号ビッ
トとしている。
【0049】さらに、SDRAM2に格納されている色
テーブル23は16ビット構成になっており、最上位ビ
ットは1、下位15ビットは前記色コードで選択される
原画データ22の構成と同様の構成の色データとなって
いる。
【0050】また、SDRAM3もしくはSDRAM4
に格納されている下地データ39もしくは49は、原画
データ22と同様に16ビット構成になっており、最上
位ビットは下地データ39もしくは49の属性を表す属
性ビットとして割り当てられている。
【0051】たとえば、属性ビットが0の場合は、下地
データ39もしくは49の下位15ビットは色コードと
なり、属性ビットが1の場合は、下地データ39もしく
は49の下位15ビットは原画データ22の構成と同様
の構成の色データとなる。
【0052】続いて、表1に基づいて画像処理プロセッ
サ1の画素演算の種類を順に説明する。
【0053】
【表1】
【0054】(1).画素演算の1つであるリプレースは、
原画データ22をそのままSDRAM3もしくはSDR
AM4に書き込むデータ(以後描画データと呼ぶ)とす
る画素演算である。
【0055】(2).シャドウは、下地データが色コードの
場合は下地データをそのまま描画データとし、下地デー
タが色データの場合は下地データの青色成分に1/2を
乗じた値を新たな青色成分に、下地データの緑色成分に
1/2を乗じた値を新たな緑色成分に、下地データの赤
色成分に1/2を乗じた値を新たな赤色成分とする色デ
ータを描画データとする画素演算である。このシャドウ
は、下地データに影を付けるときに有効である。
【0056】(3).半輝度は、原画データの青色成分に1
/2を乗じた値を新たな青色成分に、原画データの緑色
成分に1/2を乗じた値を新たな緑色成分に、原画デー
タの赤色成分に1/2を乗じた値を新たな赤色成分とす
る色データを描画データとする色データを描画データと
する画素演算である。この半輝度は、原画データが暗闇
に存在するような効果を必要とするときに有効である。
【0057】(4).半透明は、下地データが色コードの場
合は原画データをそのまま描画データとし、下地データ
が色データの場合は原画データと下地データの青色成分
の和の1/2を新たな青色成分とし、原画データと下地
データの緑色成分の和の1/2を新たな緑色成分とし、
原画データと下地データの赤色成分の和の1/2を新た
な赤色成分とする色データを描画データとする画素演算
である。この半透明は、原画データを透かして下地デー
タを見せる効果を必要とするときに有効である。
【0058】(5).色相変化は、原画データと色相データ
の青色成分の和を新たな青色成分とし、原画データと色
相データの緑色成分の和を新たな緑色成分とし、原画デ
ータと色相データの赤色成分の和を新たな赤色成分とす
る色データを描画データとする画素演算である。この色
相変化は、描画データの色相をなめらかに変化させ、立
体表現させたい場合に有効である。
【0059】(6).色相変化半輝度は、原画データと色相
データの青色成分の和に1/2を乗じた値を新たな青色
成分とし、原画データと色相データの緑色成分の和に1
/2を乗じた値を新たな緑色成分とし、原画データと色
相データの赤色成分の和に1/2を乗じた値を新たな赤
色成分とする色データを描画データとする画素演算であ
る。
【0060】(7).色相変化半透明は、原画データと色相
データと下地データの青色成分の和に1/2を乗じた値
を新たな青色成分とし、原画データと色相データと下地
データの緑色成分の和に1/2を乗じた値を新たな緑色
成分とし、原画データと色相データと下地データの赤色
成分の和に1/2を乗じた値を新たな赤色成分とする色
データを描画データとする画素演算である。
【0061】以上の画素演算で扱う原画データおよび下
地データの各色成分は符号なしの5ビットとし、データ
の取り得る範囲は10進数で0〜+31とし、色相デー
タの各色成分は符号付きの5ビットとし、データの取り
得る範囲は10進数で−16〜+15とする。
【0062】また、画素演算の1つである色相変化を行
い、各色成分の描画データが−1以下あるいは+32以
上というデータの取り得る範囲外になる場合、各色成分
の描画データが−1以下になった場合は各色成分の描画
データを0に、各色成分の描画データが+32以上にな
った場合は各色成分の描画データを31に補正するとい
う飽和処理を行う。
【0063】さらに、前記画素演算のうち、リプレー
ス、半輝度、色相変化、色相変化半輝度は下地データを
用いないのでライトオンリー処理で処理し、シャドウ、
半透明、色相変化半透明は下地データを用いるため、リ
ードモディファイライト処理で処理する。
【0064】続いて、図5により画像処理プロセッサ1
の画像演算処理のタイムチャートを説明する。図5(a)
はライトオンリー処理の場合であり、図5(b) はリード
モディファイライト処理の場合である。
【0065】まず、ライトオンリー処理の場合には、ア
ドレス演算部7は、バス制御部5に対して原画データが
格納されているアドレスRDADRのRA1と描画アド
レスWRADRのWA1の発行をタイム番号T1で行
う。
【0066】さらに、バス制御部5は、T2で原画デー
タが格納されているSDRAM2に対して原画データが
格納されているアドレスRDADR1のRA11を発行
する。その後、画素演算部8は原画データRDDATの
RD1の読み込みをT7で行い、画素演算部8は画素演
算をT8で行う。
【0067】そして、バス制御部11は、T9で描画デ
ータWRDATのWD1をSDRAM3もしくはSDR
AM4に書き込む。このWRDATのWD1に対応する
描画座標WRADRのWA1は、T1でアドレス演算部
7よりシフトレジスタ81に転送されているので、T9
でシフトレジスタ81からバス制御部11に転送され
る。
【0068】さらに、T2以後、アドレス演算部7は、
画素演算部に対して原画データが格納されているアドレ
スRDADRのRA1の原画データの描画処理の終了を
待たずに、次以降の原画データが格納されているアドレ
スRDADRのRA2からRA10、および描画座標W
RADRのWA2からWA10の演算を行うことが可能
である。
【0069】また、リードモディファイライト処理の場
合には、アドレス演算部7が、バス制御部5に対して原
画データが格納されているアドレスRDADRのRA1
と描画座標WRADRのWA1の発行をT1で行う。
【0070】さらに、バス制御部5は、T2で原画デー
タが格納されているSDRAM2に対して原画データが
格納されているアドレスRDADR1のRA11と下地
データが格納されているアドレスRDADR2のRA2
1を発行する。
【0071】その後、画素演算部8は、原画データRD
DAT1のRD11と下地データRDDAT2のRD2
1の読み込みをT7で行い、画素演算部8は画素演算を
T8で行う。
【0072】そして、バス制御部11は、T9で描画デ
ータWRDATのWD1をSDRAM4に書き込む。こ
のWRDATのWD1に対応する描画座標WRADRの
WA1は、既にT1でアドレス演算部7よりシフトレジ
スタ81に転送されているので、T9でシフトレジスタ
81からバス制御部11に転送される。
【0073】また、下地データが格納されているアドレ
スRDADR2のRA21と描画座標WRADRのWA
1を転送してから描画するまでの間(T2〜T8)クロ
ックを停止し、状態を保持する。
【0074】続いて、図6により画素演算部8のハード
ウェア構成を、表2により各画素演算における画素演算
部8のハードウェアの制御信号の状態を説明する。この
例では、青、緑、赤の各色成分のうちの1つについて示
しており、実際は、色成分毎に1つずつ図6の回路を持
っており、それぞれが同時に画素演算を行う。以下に画
素演算部8の各要素について説明する。
【0075】
【表2】
【0076】5ビットアップダウンカウンタ821(G
C)は、色相データを格納し、かつアドレス演算部7か
らの指示によりカウントアップまたはダウンさせる回路
である。この色相データの初期値は予め与えられてい
る。
【0077】原画データマスク回路822(SM1)お
よび826(SM2)は、原画データを使用しない場合
は0を、使用する場合は原画データを出力する回路であ
る。
【0078】色相データマスク回路823(GM)は、
色相データを使用しない場合は0を、使用する場合は色
相データを出力する回路である。
【0079】5ビット加算器824(AU1)は、色相
データと原画データとの加算を行い、加算結果8242
とキャリー8241を生成する回路である。
【0080】飽和処理回路825(GS)は、5ビット
加算器824で色相データと原画データを加算した結果
が+32以上の場合は+31を、−1以下の場合は0を
出力する回路である。色相データ8232が正でキャリ
ー8241が0の場合もしくは、色相データ8232が
負でキャリー8241が1の場合は、5ビット加算器8
24の加算結果8242は31以下0以上となり、飽和
処理回路825は加算結果8242をそのまま出力す
る。色相データ8232が正でキャリー8241が1の
場合は、5ビット加算器824の加算結果8242は3
2以上となり、飽和処理回路825は31を出力する。
色相データ8232が負でキャリー8241が0の場合
は、5ビット加算器824の加算結果8242は−1以
下となり、飽和処理回路825は0を出力する。
【0081】下地データマスク回路827(DM)は、
下地データを使用しない場合は0を、使用する場合は下
地データを出力する回路である。
【0082】5ビット加算器828(AU2)は、下地
データと原画データとの加算を行い、加算結果8282
とキャリー8281を生成する回路である。
【0083】描画データ1/2回路829(HF)は、
データ1/2イネーブル8291が0のときは、加算結
果8282とキャリー8281で構成する6ビットのデ
ータを描画データ8292とし、データ1/2イネーブ
ル8291が1のときは加算結果8282とキャリー8
281で構成する6ビットのデータに1/2を乗じた値
を描画データ8292とする回路である。
【0084】以上のような画素演算部8の構成により、
表2のリプレース、シャドウ、半輝度、半透明、色相変
化、色相変化半輝度、色相変化半透明の画素演算を、
青、緑、赤の各色成分毎にそれぞれが同時に行うことが
できる。
【0085】従って、本実施例の画像データ処理装置に
よれば、画像処理プロセッサ1のデータ処理モジュール
14として、アドレスを生成するアドレス演算部7、画
素演算の結果を遅延させるシフトレジスタ81、および
画素演算を行う画素演算部8で構成したことにより、ア
ドレス演算部7は、SDRAM2をアクセスするアドレ
スの発行よりSDRAM2から原画データが読み出され
るまでの時間を待たずに、次もしくはそれ以降のSDR
AM2をアクセスするアドレスと、SDRAM3もしく
はSDRAM4をアクセスするアドレスとの演算を行う
ことができるので、高速な画素演算が実現できる。
【0086】また、リードモディファイライト処理にお
いて、SDRAM2から原画データを読み出す時間と、
SDRAM3もしくはSDRAM4から画像データを読
み出す時間と、この原画データと画像データとを合成す
る画素演算を施す時間と、SDRAM3もしくはSDR
AM4に書き込む時間とにおいて、アドレス演算部7を
状態保持のまま演算を停止させることができるので、ラ
イトオンリー処理と同一の回路でリードモディファイラ
イト処理が実現でき、ハードウェア量が少なく、かつ高
速画素演算を実現することができる。
【0087】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0088】たとえば、本実施例の画像データ処理装置
については、図1のようなハードウェア構成、さらに図
6のような画素演算部の構成に限定されるものではな
く、また画素演算についても表1および表2に示すよう
な種類に限られず、種々の変更が可能であることはいう
までもない。
【0089】また、本実施例のような画像データ処理装
置は、メモリ上に割り付けられた画像やテキスト、グラ
フィックスデータを画素演算する場合に高速化が要求さ
れる、たとえばパーソナルコンピュータ、ワークステー
ション、ファクシミリ、プリンタ、グラフィックス装置
などの情報端末機器に良好に適用することができる。
【0090】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0091】(1).クロック信号に同期して入出力が可能
にされる第1および第2および第3のメモリと、これら
に個別的に割り当てられたメモリバスおよびバス制御手
段の他に、プロセッサを構成するバス制御手段、データ
処理モジュールのうちのデータ処理モジュールを、アド
レスを生成するアドレス演算部、アドレス演算部の結果
を遅延させるシフトレジスタ、および画素演算を行う画
素演算部から構成することにより、アドレス演算部は、
第1のメモリをアクセスするアドレスの発行より第1の
メモリから原画データが読み出されるまでの時間を待た
ずに、次もしくはそれ以降の第1のメモリをアクセスす
るアドレスと、第2もしくは第3のいずれかのメモリを
アクセスするアドレスとの演算を行うことができるの
で、高速な画素演算の実現が可能となる。
【0092】(2).前記(1) において、リードモディファ
イライト処理の場合に、第1のメモリから原画データを
読み出す時間と、第2もしくは第3のいずれかのメモリ
から画像データを読み出す時間と、この原画データと画
像データとを合成する画素演算を施す時間と、第2もし
くは第3のメモリに書き込む時間とにおいて、アドレス
演算部を状態保持のまま演算を停止させることができる
ので、ライトオンリー処理と同一の回路でリードモディ
ファイライト処理が実現でき、よってハードウェア量が
少なく、かつ高速な画素演算の実現が可能となる。
【0093】(3).前記(1) および(2) により、メモリに
格納された画像データを高速に画素演算し、これを読み
出し表示するグラフィックス処理を高速かつ低コストに
実現することができ、特にパーソナルコンピュータ、ワ
ークステーション、ファクシミリ、プリンタ、グラフィ
ックス装置などの情報端末機器に用いて、メモリ上に割
り付けられた画像やテキスト、グラフィックスデータを
画素演算する場合に良好に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である画像データ処理装置を
示すブロック図である。
【図2】本実施例において、画像処理コマンドおよび原
画データを格納するメモリのメモリマップを示す説明図
である。
【図3】本実施例において、画像処理プロセッサのパイ
プライン動作を説明するタイムチャートである。
【図4】本実施例において、画像処理プロセッサが扱う
データの構成を示す説明図である。
【図5】本実施例において、画像演算処理を説明するタ
イムチャートである。
【図6】本実施例において、画素演算部を示す構成図で
ある。
【符号の説明】
1 画像処理プロセッサ 2 SDRAM(第1のメモリ) 3 SDRAM(第2のメモリ) 4 SDRAM(第3のメモリ) 5 バス制御部(バス制御手段) 6 DMA制御部 7 アドレス演算部 8 画素演算部 9 クロックドライバ 10 表示部 11,12 バス制御部(バス制御手段) 13 システムコントローラ 14 データ処理モジュール 21 コマンドエリア 22 原画データ 23 色テーブル 31,41 データバス(メモリバス) 32,42 アドレスバス(メモリバス) 39,49 下地データ 72〜74 バス 81 シフトレジスタ 83,84 バス 101,111 バス 112 バススイッチ 131 CPUバス 211,212 コマンドリスト 221 原画データ 231 色テーブル 511 アドレスバス 512 アドレスバス(メモリバス) 521 データバス 522 データバス(メモリバス) 821 ビットアップダウンカウンタ 822,826 原画データマスク回路 823 色相データマスク回路 824 ビット加算器 825 飽和処理回路 827 下地データマスク回路 828 ビット加算器 829 描画データ1/2回路 2112 コマンドコード 2113 リンクポインタ 2114 モード指定 2115 テーブルポインタ 2116 原画データポインタ 2117 描画座標ポインタ 8232 色相データ 8241 キャリー 8242 加算結果 8281 キャリー 8282 加算結果 8291 データ1/2イネーブル 8292 描画データ
フロントページの続き (72)発明者 宮本 崇 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号に同期してアドレス入力、
    データ入出力および制御信号入力が可能にされる第1お
    よび第2および第3のメモリと、前記第1および第2お
    よび第3のメモリに個別的に割り当てられたメモリバス
    と、前記メモリバスに個別に割り当てられたバス制御手
    段、前記バス制御手段に結合され前記第1および第2お
    よび第3のメモリをアクセスするためのデータおよびア
    ドレスを生成するデータ処理モジュール、および前記第
    1のメモリに画像処理に関するコマンドおよび原画デー
    タを格納し、前記第1のメモリから読み出した原画デー
    タに対して原画データをそのままあるいは輝度または色
    相または透明度を変更する画素演算を行い、前記第2も
    しくは第3のいずれかのメモリのデータを変更する手段
    を有するプロセッサとからなることを特徴とする画像デ
    ータ処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像データ処理装置であ
    って、前記プロセッサは画像処理プロセッサであること
    を特徴とする画像データ処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の画像データ処理
    装置であって、前記画像処理プロセッサにおいて、前記
    データ処理モジュールとして、前記第1のメモリおよび
    第2もしくは第3のいずれかのメモリをアクセスするた
    めのアドレスを同時に演算するアドレス演算部と、前記
    アドレス演算部が前記第1のメモリをアクセスするアド
    レスの発行より前記第1のメモリから原画データが読み
    出されるまでの時間を待たずに次もしくはそれ以降の前
    記第1のメモリをアクセスするアドレスを演算するため
    に、前記第2もしくは第3のいずれかのメモリをアクセ
    スするアドレスを前記第2または第3のいずれかのメモ
    リのデータを変更する時間まで遅延させるためのシフト
    レジスタと、前記画素演算を行う画素演算部とを有する
    ことを特徴とする画像データ処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載の画像データ
    処理装置であって、前記画像処理プロセッサにおいて、
    前記第2もしくは第3のいずれかのメモリのデータを変
    更する手段として、前記第1のメモリから読み出した原
    画データに対して画素演算をし、前記第2もしくは第3
    のいずれかのメモリに書き込むライトオンリー処理と、
    前記第1のメモリから原画データを読み出し、同時に前
    記第2もしくは第3のいずれかのメモリから既に書き込
    まれている画像データを読み出し、前記原画データと画
    像データとを合成する前記画素演算を施し、前記第2も
    しくは第3のいずれかのメモリに書き込むリードモディ
    ファイライト処理とを有することを特徴とする画像デー
    タ処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の画像データ処理装置であ
    って、前記画像処理プロセッサにおいて、前記リードモ
    ディファイライト処理を行う手段として、前記画素演算
    部が前記第1のメモリから原画データを読み出す時間
    と、同時に前記第2もしくは第3のいずれかのメモリか
    ら既に書き込まれている画像データを読み出す時間と、
    前記原画データと画像データとを合成する前記画素演算
    を施す時間と、前記第2もしくは第3のメモリに書き込
    む時間とにおいて、前記アドレス演算部を状態保持のま
    ま演算を停止させる処理を有することを特徴とする画像
    データ処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の画像データ処理装置であ
    って、前記画像処理プロセッサにおいて、前記アドレス
    演算部を状態保持のまま演算を停止させる処理を行う手
    段として、前記アドレス演算部に供給するクロックを停
    止する処理を有することを特徴とする画像データ処理装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5または6記載
    の画像データ処理装置であって、前記第1および第2お
    よび第3のメモリはシンクロナスDRAMであることを
    特徴とする画像データ処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6または7
    記載の画像データ処理装置を用いた情報システムであっ
    て、前記画像データ処理装置は、メモリ上に割り付けら
    れた画像やテキスト、グラフィックスデータを画素演算
    するパーソナルコンピュータ、ワークステーション、フ
    ァクシミリ、プリンタ、グラフィックス装置などの情報
    端末機器に用いられることを特徴とする情報システム。
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JP2012043476A (ja) * 2011-11-29 2012-03-01 Canon Inc 画像処理装置及びその制御方法

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JP2009093501A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Canon Inc 画像処理装置及びその制御方法
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