JPH0896081A - 文字認識装置及び文字認識方法 - Google Patents

文字認識装置及び文字認識方法

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JPH0896081A
JPH0896081A JP6234591A JP23459194A JPH0896081A JP H0896081 A JPH0896081 A JP H0896081A JP 6234591 A JP6234591 A JP 6234591A JP 23459194 A JP23459194 A JP 23459194A JP H0896081 A JPH0896081 A JP H0896081A
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JP
Japan
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radical
information
recognition
stroke
kanji
Prior art date
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Pending
Application number
JP6234591A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Suzuki
謙二 鈴木
Yoshio Furuichi
佳男 古市
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0896081A publication Critical patent/JPH0896081A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】入力手書き文字に含まれる部首を抽出認識する
ことで認識候補内に正しい文字が含まれるようにし、ま
た、部首と一部の情報を利用することで入力者が意図す
る文字を入力可能とする。 【構成】ストローク情報入力部10から1文字分のスト
ローク群が入力されると、そのとき入力されたストロー
ク情報が部首認識部11に渡される。部首認識部11は
ストローク情報の中から漢字の部首に相当する部分を抽
出し認識する。部首の認識が成功すると、その部首をキ
ーにして、認識候補作成部12が漢字表41内から当該
部首を有する漢字を選出し、これを認識結果の候補とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、座標入力装置を介して
手書き入力された筆記ストロークをもとに文字を認識す
る文字認識装置に係り、特に漢字の認識に用いて好適な
文字認識装置及び文字認識方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、手書き入力文字を認識する文字認
識装置において、これまでに多くの文字認識方法が考案
されているが、それらは入力された手書き文字を正しく
認識することに主眼がおかれていた。ところが、入力さ
れる手書きパターンは個人差が大きく、現在の技術レベ
ルではそれらを全て正しく認識はすることが不可能であ
る。
【0003】これを救う方法として、認識の後処理に単
語検定などの日本語処理を加える方法が考案されてい
る。その手法には様々な方式があるが、実用的な方法と
しては、認識候補に正しい文字が含まれていることを前
提に、認識候補の文字を組み合わせて単語を生成し、そ
れが別に用意した単語辞書に存在するかを調べる方法が
ある。しかし、現在考案されているオンライン手書き文
字認識の手法では、必ずしも正しい文字が認識候補に入
るとは限らないため、上記単語検定方法を用いることが
できなかった。
【0004】一方、手書き文字認識装置を利用する場
合、入力者の記憶が十分でなく、例えば「訊」という漢
字を「ごんべんの部首でジンという読み」であるとか、
「ごんべんの部首で、(つくりが)3画位の文字」とい
った具合に記憶していることががある。このような場
合、従来の文字認識装置では、これらの情報だけでは文
字を入力することができず、別に用意した部首入力装置
などを用いなければならなかった。
【0005】また、入力者の記憶が曖昧で、ごんべんま
では記憶していても、つくりは一部だけしか記憶してい
ない場合もある。このような文字についても、従来の文
字認識装置では入力することができなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の文字認識装置では、後処理として単語検定を行なおう
としても正しい文字が候補に入っていなかったり、ま
た、部首と一部の情報(読み、画数、特徴的な部分)を
記憶しているだけでは文字を入力することができず、特
に漢字を手書き入力する際に非常に不具合であった。
【0007】本発明は前記のような事情を考慮してなさ
れたもので、入力手書き文字に含まれる部首を抽出認識
することで認識の候補内に正しい文字が含まれるよう
に、また、部首と一部の情報を利用することで入力者が
意図する文字を入力することが可能な文字認識装置及び
文字認識方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の文字認識装置
は、座標入力装置を介して筆記入力された座標値列デー
タからなるストローク情報を入力するストローク情報入
力手段と、このストローク情報入力手段によって入力さ
れた上記ストローク情報から漢字の部首に相当する部分
を抽出して認識する部首認識手段と、部首毎に漢字が分
類された漢字表を有し、上記部首認識手段によって認識
された上記部首を有する漢字を上記漢字表から選出し、
これを認識候補情報とする認識候補作成手段とを具備し
たものである。
【0009】また、本発明は、上記ストローク情報から
上記部首認識手段によって認識された上記部首を除いた
部分を文字として認識し、その認識した結果が数字であ
った場合にはその数字から画数情報を得、ひらがなまた
はカタカナであった場合にはその読み情報を得る補助情
報認識手段を具備し、上記認識候補作成手段は、部首毎
に漢字が分類され、かつ、読み情報または画数情報が加
えられた漢字表から上記部首認識手段によって認識され
た上記部首および上記補助情報認識手段によって得られ
た上記画数情報または上記読み情報を有する漢字を選出
し、これを認識候補情報とすることを特徴とする。
【0010】また、本発明は、上記ストローク情報から
上記部首認識手段によって認識された上記部首を除いた
部分のストローク数をカウントし、そのストローク数か
ら画数情報を得るストローク数カウント手段を具備し、
上記認識候補作成手段は、部首毎に漢字が分類され、か
つ、画数情報が加えられた漢字表から上記部首認識手段
によって認識された上記部首および上記ストローク数カ
ウント手段によって得られた上記画数情報を有する漢字
を選出し、これを認識候補情報とすることを特徴とす
る。
【0011】また、本発明は、上記ストローク情報から
上記部首認識手段によって認識された上記部首を除いた
部分に予め定められている特定パターンが存在するか否
かを調べ、存在する場合に上記特定パターンを除去する
特定パターン除去手段と、上記認識候補作成手段によっ
て得られた上記認識候補情報の中から上記特定パターン
除去手段によって上記特定パターンが除去された残りの
部分を有するものを最終的な認識候補情報として選択す
る認識候補選択手段とを具備したことを特徴とする。
【0012】
【作用】上記のような構成によれば、手書き入力した文
字が正しく認識されなかった場合に全く異なった文字だ
けが候補に上がることがなく、書かれた文字の部首を含
む候補に現れるようになる。また、部首と読みまたは画
数の情報を1つの文字として入力することで、所望の認
識結果を得ることができるようにもなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本実施例の文字認識装置の概略構成図であ
る。本装置は、座標入力装置1、装置本体である制御装
置2、手書き文字の筆跡や認識結果などを表示するため
の表示装置3、部首毎に漢字が分類された漢字表41な
どを記憶しておくための外部記憶装置4からなる。
【0014】座標入力装置1は、タブレットとスタイラ
スペンなどからなり、ペンで指示された座標データと共
にペンのオン/オフの状態も得ることができる。制御装
置2は、本装置の全体の制御を行うものであり、ここで
は図2に示すようにストローク情報入力部10、部首認
識部11、認識候補作成部12、出力部13を基本構成
要素とし、発明によって補助情報認識部14、ストロー
ク数カウンタ部15、特定パターン除去部16、認識候
補選択部17を含んで構成される。なお、図2中の括弧
内の数字は、それぞれ(1)が第1実施例、(2)が第
2実施例、(3)が第3実施例、(4)が第4実施例に
対応している。
【0015】表示装置3は、例えば液晶ディスプレイ装
置(LCD)などで構成される。外部記憶装置4は、例
えばハードディスク装置(HDD)などで構成される。
図2は制御装置2の構成を示すブロック図である。スト
ローク情報入力部10は、タブレットなどの座標入力装
置1から入力された座標値データをペンのオン/オフの
状態と共に入力して格納し、1文字分のストローク群が
入力されたら、これを部首認識部11に渡す。1文字分
のストローク群が入力されたかどうかの判断は、ペンが
オフの状態が一定時間以上続いたか、または画面上に予
め用意された各入力枠において別の枠に入力され始めた
か(ペンが別の枠に置かれたか)などによって判断する
などの方法が、この方法については本発明では特に限定
はしない。
【0016】部首認識部11は、ストローク情報入力部
10から入力されたストローク群から漢字の部首を構成
するストロークを抽出して認識する。部首を構成するス
トロークの抽出は、例えば特開平05−125911号
公報でストローク選択手段として挙げられている方法な
どを用いる。また、抽出されたストロークを部首として
認識する方式は、認識辞書に部首パターンが登録されて
おり、抽出されたストローク群(パターン)を部首とし
て認識できるものであれば、どのような方式でもよい。
抽出認識されたストローク(部首)は、ストローク情報
入力部10によって入力されたストローク群の中から除
かれる。
【0017】認識候補作成部12は、漢字表41内から
部首認識部11で認識された部首を有する漢字を選出
し、出力部13に渡す。漢字表41には、図7に示すよ
うに予め部首毎に複数の漢字が分類されて格納されてい
る。また、この漢字表41には、漢字と共に読みや画数
の情報が格納される場合もある。認識候補作成部12
は、発明の内容によって、この漢字表41から部首だけ
の情報で漢字を選出するだけでなく、読み情報や画数情
報などが与えられたときには、それらの情報も加味して
漢字を選出する。
【0018】出力部13は、手書き入力された筆跡や認
識候補作成部12によって作成された認識候補あるいは
認識候補選択部17によって選択された最終的な認識候
補などを表示装置3に出力する。
【0019】補助情報認識部14は、ストローク情報入
力部10により入力されたストローク群から部首認識部
11によって部首として認識され、除かれた残りのスト
ロークを文字として認識する。その認識した結果が数字
であれば、補助情報認識部14はそれを数値に変換して
画数情報として保存する。また、認識した結果がひらが
なまたはカタカナであれば、補助情報認識部14はそれ
を読みとして保存する。画数または読みとして保存され
た情報は、認識候補作成部12が漢字表41から漢字を
抽出する際に用いられる。
【0020】ストローク数カウンタ部15は、ストロー
ク情報入力部10により入力されたストローク群から部
首認識部11によって部首として認識され除かれた残り
のストロークの数をカウントし、これを画数情報として
保存する。画数として保存された情報は、認識候補作成
部12が漢字表41から漢字を抽出する際に用いられ
る。
【0021】特定パターン除去部16は、ストローク情
報入力部10により入力されたストローク群から部首認
識部11によって認識され除かれた残りのストロークを
調べ、予め定められている特定パターンのストロークを
取り除く。特定パターンのストロークを抽出する方法
は、例えば特開平05−125911号公報でストロー
ク選択手段として挙げられている方法などがある。
【0022】認識候補選択部17は、特定パターン除去
部16によって特定パターンのストロークが除かれた残
りのストロークが、認識候補作成部12によって選出さ
れた漢字に対応する標準認識辞書(本発明では図示せ
ず)の標準パターン内に含まれているものを最終候補と
して選択する。特定パターンが標準辞書パターン内に含
まれているかどうかの判断は、例えば次のようにして行
なう。
【0023】まず、調査する漢字の標準辞書パターンを
辞書に基づいて再構成する。そして、その再構成したパ
ターンから部首に相当する部分のストロークを部首認識
部11で行なったのと同様の方法で除去し、さらに特定
パターン除去部16が行なった方法または残ったストロ
ークと特定パターンのストロークを総当たりにチェック
する方法により、特定パターンが存在するかどうかを調
査する。なお、この判断は別の方法により行っても良
い。
【0024】次に、第1の実施例の動作を説明する。第
1の実施例は、図2中の(1)に対応するもので、処理
の流れは図3に示してある。ストローク情報入力部10
から1文字分のストローク群が入力されると(ステップ
31)、そのとき入力されたストローク情報が部首認識
部11に渡され、上述した方法により漢字の部首に相当
する部分が抽出され、認識される(ステップ32)。
【0025】部首の認識が成功すると(ステップ3
3)、その部首をキーにして、認識候補作成部12が漢
字表41内から当該部首を有する漢字を選出し、これを
認識結果の候補とする(ステップ34)。
【0026】これを具体例で示すと次のようになる。ス
トローク情報入力部10から入力された手書き文字パタ
ーンが図8に示すようなものであった場合、部首認識部
11によって、ごんべんの部分のストロークが抽出され
て認識される。ごんべんを構成するストロークの抽出お
よび認識は、例えば入力パターンの左側にある7本のス
トロークを「言」として認識するというように行なわれ
る。また、部首を構成するストロークの抽出方法は、部
首に応じた最適な方法が用いられる。
【0027】このように入力パターンの部首がごんべん
であると認識されたら、認識候補作成部12が図7に例
示した漢字表41内を検索し、ごんべんに分類されてい
る漢字を図9に示すように候補として選出する。
【0028】次に、第2の実施例の動作を説明する。第
2の実施例は、図2中の(2)に対応するもので、処理
の流れは図4に示してある。図4のステップ41からス
テップ43までは、図3のステップ31からステップ3
3までと同じ処理である。
【0029】部首認識部11によって部首の認識が成功
すると(ステップ43)、補助情報認識部14は部首の
ストロークを除いた部分を文字として認識する(ステッ
プ44)。その認識結果が数字の場合(ステップ4
5)、補助情報認識部14はその数字を数値に変換した
総画数として保存する(ステップ46)。また、認識結
果がひらがなまたはカタカナの場合(ステップ47)、
補助情報認識部14はそれを読みとして保存する(ステ
ップ48)。
【0030】その認識結果を受けて、認識候補作成部1
2は漢字表41内を検索し、部首認識部11が認識した
結果の部首に分類されている漢字で補助情報認識部が保
存した画数または読みを持つ漢字を候補として選出する
(ステップ48)。
【0031】具体的には、図10(a)のような手書き
パターンが入力されたときに、ごんべんを除いた部分が
数字の「2」と認識されるので、認識候補作成部12は
漢字表41の中からごんべんに分類されていて、かつ、
画数が「2」の漢字を選出し、これを図10(b)に示
すように認識結果の候補とする。
【0032】また、入力されたパターンが図11(a)
のようであった場合には、ごんべんを除いた部分は
「キ」と認識されるので、認識候補作成部12は漢字表
41の中からごんべんに分類されていて、かつ、読みが
「き」の漢字を選出し、これを図11(b)に示すよう
に認識結果の候補とする。
【0033】なお、この時、数字やひらがなまたはカタ
カナは1文字でなく2文字以上が書かれていても良い。
複数文字を認識する方式は、本発明では特に限定はしな
い。また、読みとして書かれている文字は、ひらがなと
カタカナのいずれでも良く、認識された結果は、漢字表
41内に格納されている文字種に変換して保存される。
【0034】また、読みは完全に一致するものでなくて
も良い。例えば「し」という認識結果に対して、「しょ
う」という読みを持つ漢字を認識候補として選び出して
も良い。
【0035】次に、第3の実施例の動作を説明する。第
3の実施例は、図2中の(3)に対応するもので、処理
の流れは図5に示してある。図4のステップ51からス
テップ53までは、図3のステップ31からステップ3
3までと同じ処理である。
【0036】部首認識部11によって部首の認識が成功
すると(ステップ53)、ストローク数カウンタ部15
は残りのストローク数を数え、これを画数として保存す
る(ステップ54)。そのカウント結果を受けて、認識
候補作成部12は漢字表41内を検索し、部首認識部1
1が認識した結果の部首に分類されている漢字で、スト
ローク数カウンタ部15によって得られた画数を有する
ものを認識候補として選出する。
【0037】具体的には、図12のような手書きパター
ンが入力されたときには、ごんべんを除いた部分には2
本のストロークがあるので、ストローク数カウンタ部1
5が画数として「2」という情報を保存する。そして、
認識候補作成部12は漢字表41の中からごんべんに分
類されていて、かつ画数が「2」の漢字を選出し。これ
を第2の実施例と同様に図10(b)に示すように認識
結果の候補とする。
【0038】次に、第4の実施例の動作を説明する。第
4の実施例は、図2中の(4)に対応するもので、処理
の流れは図6に示してある。図6のステップ61からス
テップ63までは、図3のステップ31からステップ3
3までと同じ処理である。
【0039】部首認識部11によって部首の認識が成功
すると(ステップ63)、まず、第1の実施例と同様
に、部首をキーにして、認識候補作成部12は漢字表4
1内から当該部首を有する漢字を選出し、これを第1の
認識結果の候補とする(ステップ64)。
【0040】これとは別に、特定パターン除去部16は
部首認識部11でストロークが除かれた残りのパターン
内に予め定められた特定パターンが存在するかを調べ
(ステップ65)、存在する場合にはその特定パターン
のストロークを除去する(ステップ66)。
【0041】ここで、認識候補選択部17は、特定パタ
ーン除去部16によって特定パターンのストロークが除
かれた残りのストロークが、認識候補作成部12によっ
て選出された漢字に対応する標準認識辞書の標準パター
ン内に含まれているものを最終的な候補として選択する
(ステップ67)。
【0042】この具体的な例は、次のようになる。今、
入力された手書き文字パターンが図13(a)に示した
ものであり、特定パターンとして「@」が定められてい
るものとする。図13(a)の入力パターンに対して
は、部首認識部11がごんべんを構成するストロークを
除去し、さらに特定パターン除去部16が「@」の特定
パターン部分を除去する。その結果、残ったパターンは
「口」だけになる。
【0043】この段階で、認識候補選択部17が起動さ
れ、認識候補作成部12によって選出された漢字に対応
する標準認識辞書パターンの中で「口」を含む漢字が選
択されて、これが図13(b)に示すように最終的な候
補となる。
【0044】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ものではない。例えば入力手書きパターンをそのまま認
識する文字認識手段を明記していないが、その文字認識
手段で得られる認識結果の候補に、本発明で得られる認
識結果の候補を加えるように装置を構成することもでき
る。
【0045】また、画数情報を用いて漢字表41を検索
する場合には、指定された画数だけでなく、その前後の
画数を持つ漢字を候補として選出してもよい。要する
に、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することが可能である。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、手書き入
力した文字が正しく認識されなかった場合に、全く異な
った文字だけが候補に上がるようなことがなく、書かれ
た文字の部首を含む文字が候補に現れるようになるた
め、例え認識の第1候補が間違っていても、次候補の中
に正しい文字が存在している可能性が高くなり、再度書
き直す手間が大幅に軽減される。
【0047】さらに、正しい文字が存在することから、
単語検定等の後処理を加えて、より認識率の向上を図る
ことができる。また、曖昧にしか記憶していない文字を
入力するときにも、図10(a)、図11(a)、図1
2、図13(a)のように部首と読みまたは画数の情報
を1つの文字として書くことにより、所望の認識結果を
得ることができるようにもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文字認識装置の概略構成を示すブロッ
ク図。
【図2】本発明の主要部である制御装置の構成を示すブ
ロック図。
【図3】第1の実施例の処理の流れを示すフローチャー
ト。
【図4】第2の実施例の処理の流れを示すフローチャー
ト。
【図5】第3の実施例の処理の流れを示すフローチャー
ト。
【図6】第4の実施例の処理の流れを示すフローチャー
ト。
【図7】漢字表の構成を示す概念図。
【図8】第1の実施例を説明するための手書き入力パタ
ーンの一例を示す図。
【図9】図8の手書き入力パターンの認識候補として選
出された漢字リストを説明するための図。
【図10】第2の実施例を説明するための手書き入力パ
ターンの一例および同パターンにに対する認識候補を示
す図。
【図11】第2の実施例を説明するための手書き入力パ
ターンの一例および同パターンにに対する認識候補を示
す図。
【図12】第3の実施例を説明するための手書き入力パ
ターンの一例を示す図。
【図13】第4の実施例を説明するための手書き入力パ
ターンの一例および同パターンに対する認識候補を示す
図。
【符号の説明】
1…座標入力装置、2…制御装置、3…表示装置、4…
外部記憶装置、10…ストローク情報入力部、11…部
首認識部、12…認識候補作成部、13…出力部、14
…補助情報認識部、15…ストローク数カウンタ部、1
6…特定パターン除去部、17…認識候補選択部、41
…漢字表。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座標入力装置を介して筆記入力された座
    標値列データからなるストローク情報を入力するストロ
    ーク情報入力手段と、 このストローク情報入力手段によって入力された上記ス
    トローク情報から漢字の部首に相当する部分を抽出して
    認識する部首認識手段と、 部首毎に漢字が分類された漢字表を有し、上記部首認識
    手段によって認識された上記部首を有する漢字を上記漢
    字表から選出し、これを認識候補情報とする認識候補作
    成手段とを具備したことを特徴とする文字認識装置。
  2. 【請求項2】 座標入力装置を介して筆記入力された座
    標値列データからなるストローク情報を入力するストロ
    ーク情報入力手段と、 このストローク情報入力手段によって入力された上記ス
    トローク情報から漢字の部首に相当する部分を抽出して
    認識する部首認識手段と、 上記ストローク情報から上記部首認識手段によって認識
    された上記部首を除いた部分を文字として認識し、その
    認識した結果が数字であった場合にはその数字から画数
    情報を得、ひらがなまたはカタカナであった場合にはそ
    の読み情報を得る補助情報認識手段と、 部首毎に漢字が分類され、かつ、読み情報または画数情
    報が加えられた漢字表を有し、上記部首認識手段によっ
    て認識された上記部首および上記補助情報認識手段によ
    って得られた上記画数情報または上記読み情報を有する
    漢字を上記漢字表から選出し、これを認識候補情報とす
    る認識候補作成手段とを具備したことを特徴とする文字
    認識装置。
  3. 【請求項3】 座標入力装置を介して筆記入力された座
    標値列データからなるストローク情報を入力するストロ
    ーク情報入力手段と、 このストローク情報入力手段によって入力された上記ス
    トローク情報から漢字の部首に相当する部分を抽出して
    認識する部首認識手段と、 上記ストローク情報から上記部首認識手段によって認識
    された上記部首を除いた部分のストローク数をカウント
    し、そのストローク数から画数情報を得るストローク数
    カウント手段と、 部首毎に漢字が分類され、かつ、画数情報が加えられた
    漢字表を有し、上記部首認識手段によって認識された上
    記部首および上記ストローク数カウント手段によって得
    られた上記画数情報を有する漢字を上記漢字表から選出
    し、これを認識候補情報とする認識候補作成手段とを具
    備したことを特徴とする文字認識装置。
  4. 【請求項4】 座標入力装置を介して筆記入力された座
    標値列データからなるストローク情報を入力するストロ
    ーク情報入力手段と、 このストローク情報入力手段によって入力された上記ス
    トローク情報から漢字の部首に相当する部分を抽出して
    認識する部首認識手段と、 部首毎に漢字が分類された漢字表を有し、上記部首認識
    手段によって認識された上記部首を有する漢字を上記漢
    字表から選出し、これを認識候補情報とする認識候補作
    成手段と、 上記ストローク情報から上記部首認識手段によって認識
    された上記部首を除いた部分に予め定められている特定
    パターンが存在するか否かを調べ、存在する場合に上記
    特定パターンを除去する特定パターン除去手段と、 上記認識候補作成手段によって得られた上記認識候補情
    報の中から上記特定パターン除去手段によって上記特定
    パターンが除去された残りの部分を有するものを最終的
    な認識候補情報として選択する認識候補選択手段とを具
    備したことを特徴とする文字認識装置。
  5. 【請求項5】 座標入力装置を介して筆記入力された座
    標値列データからなるストローク情報から漢字の部首に
    相当する部分を抽出して認識し、 予め用意されている部首毎に漢字が分類された漢字表か
    ら上記部首を有する漢字を選出し、これを認識結果の候
    補とすることを特徴とする文字認識方法。
  6. 【請求項6】 座標入力装置を介して筆記入力された座
    標値列データからなるストローク情報から漢字の部首に
    相当する部分を抽出して認識した後、 上記ストローク情報から上記部首を除いた部分を文字と
    して認識し、その認識した結果が数字であった場合には
    その数字から画数情報を得るようにし、 予め用意されている部首毎に漢字が分類され、かつ、読
    み情報または画数情報が加えられた漢字表を用いて、上
    記部首および上記画数情報または上記読み情報を有する
    漢字を選出し、これを認識結果の候補とすることを特徴
    とする文字認識方法。
  7. 【請求項7】 座標入力装置を介して筆記入力された座
    標値列データからなるストローク情報から漢字の部首に
    相当する部分を抽出して認識した後、 上記ストローク情報から上記部首を除いた部分のストロ
    ーク数をカウントし、そのストローク数から画数情報を
    得るようにし、 予め用意されている部首毎に漢字が分類され、かつ、画
    数情報が加えられた漢字表を用いて、上記部首および上
    記画数情報を有する漢字を選出し、これを認識結果の候
    補とすることを特徴とする文字認識方法。
  8. 【請求項8】 座標入力装置を介して筆記入力された座
    標値列データからなるストローク情報から漢字の部首に
    相当する部分を抽出して認識し、 予め用意されている部首毎に漢字が分類された漢字表か
    ら上記部首を有する漢字を選出し、これを認識結果の候
    補とした後、 上記ストローク情報から上記部首を除いた部分に予め定
    められている特定パターンが存在するか否かを調べ、存
    在する場合に上記特定パターンを除去し、 上記認識結果の候補の中から上記特定パターンが除去さ
    れた残りの部分を有するものを最終的な候補して選択す
    るようにしたことを特徴とする文字認識方法。
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