JPH089607A - エンジン駆動アーク溶接機 - Google Patents

エンジン駆動アーク溶接機

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JPH089607A
JPH089607A JP15946894A JP15946894A JPH089607A JP H089607 A JPH089607 A JP H089607A JP 15946894 A JP15946894 A JP 15946894A JP 15946894 A JP15946894 A JP 15946894A JP H089607 A JPH089607 A JP H089607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
poles
rotor
phase
windings
phases
Prior art date
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Pending
Application number
JP15946894A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiteru Teraue
義晃 寺上
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OSAKA SEIMITSU DENKI KOSAKUSHO
OSAKA SEIMITSU DENKI KOSAKUSHO KK
Original Assignee
OSAKA SEIMITSU DENKI KOSAKUSHO
OSAKA SEIMITSU DENKI KOSAKUSHO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by OSAKA SEIMITSU DENKI KOSAKUSHO, OSAKA SEIMITSU DENKI KOSAKUSHO KK filed Critical OSAKA SEIMITSU DENKI KOSAKUSHO
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン駆動アーク溶接機において、簡単な
構成で小型軽量な多相誘導型発電機を得る。 【構成】 電機子巻線及び界磁巻線を巻回した固定子
と、突極を有する誘導子からなる回転子とからなるエン
ジン駆動アーク溶接機において、前記固定子の内周面に
は誘導子型発電機の極数と相数の積に等しい溝を均等に
形成し、界磁巻線は極数に等しい個数として前記溝内に
均等に挿入すると共に、電機子巻線は極数と相数の積に
等しい個数として均等に前記溝内に挿入し、前記界磁巻
線1個と相数分の電機子巻線とで1極を形成し、かつ回
転子は極数に等しい個数の突極を周縁上に均等に形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多相誘導子型発電機を
用いたエンジン駆動アーク溶接機に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジン駆動溶接発電機に誘導子型発電
機を用いる場合があるが、構造上から言って単相交流方
式を用いるのが普通である。なお、誘導子型発電機はそ
の原理上回転子に巻線等が不要であるため、付属として
のブラシを不要としている。したがって小型軽量で保守
点検に労力を要せず、かつ安価である特徴を有してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単相交
流発電機を溶接用電源として用いる場合には不都合な点
が多い。即ち、交流電源であるためこれを利用するに際
し、人体への感電を考慮すれば電撃防止装置を必要とす
る。又、他の溶接機との並列運転も困難になる。
【0004】このような場合、一般的には交流電源を整
流して直流変換し溶接用電源として利用するようにして
いるが、この場合単相交流をそのまま整流したのでは脈
流が大きいため溶接電源としては不充分である。そこで
電源回路にリアクトルを挿入すれば充分に実用可能とは
なるが、価格が高く、かつ重量が重くなる欠点がある。
【0005】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、構造が簡単で小型軽量であるばかりか、
安価な多相誘導子型発電機を用いたエンジン駆動アーク
溶接機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の[請求項1]に
係るエンジン駆動アーク溶接機は、電機子巻線及び界磁
巻線を巻回した固定子と、突極を有する誘導子からなる
回転子とを備えたエンジン駆動アーク溶接機において、
前記固定子の内周面には誘導子型発電機の極数と相数の
積に等しい溝を均等に形成し、界磁巻線は極数に等しい
個数として前記溝内に均等に挿入すると共に、電機子巻
線は極数と相数の積に等しい個数として均等に前記溝内
に挿入し、前記界磁巻線1個と相数分の電機子巻線とで
1極を形成し、かつ回転子は極数に等しい個数の突極を
周縁上に均等に形成した。
【0007】
【作用】界磁巻線に直流電流を供給して固定子鉄心を磁
化する。ここで回転子が回転すると、電機子巻線が施し
てある磁極の磁力線は回転子の位置によって変化して電
機子巻線には交番電圧が発生する。同様に次の電機子巻
線には位相の遅れた電圧が発生し、更に次の電機子巻線
には更に位相の遅れた電圧が発生する。このようにし
て、1極の中に相数分だけの電機子巻線が存在している
ので、各電機子巻線には相数分だけ異なった位相の交流
電圧が発生する。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。図1
は本発明の[請求項1]に係るエンジン駆動アーク溶接
機の一実施例の構成図であり、断面図として示す。図1
においては発電機本体を示し、固定子2と回転子3と
を有し、この場合は4極3相誘導子型発電機の例であ
る。図から明らかなように固定子の内周面には等間隔に
12の溝(m1〜m12)があり、これらの溝内には1
2の電機子巻線(a1〜a4,b1〜b4,c1〜c
4)と、4つの界磁巻線(f1〜f4)とを有してい
る。又、回転子3は4等分された突極部(31〜34)
からなる。
【0009】次に各巻線の配置について説明すると、先
ず電機子巻線a1は溝m12とm1、電機子巻線b1は
溝m1とm2、同じく電機子巻線c1は溝m2とm3に
夫々配置されている。他の電機子巻線a2,b2,c
2,〜a4,b4,c4も前記同様に順次配置されてい
るが詳細説明は省略する。
【0010】界磁巻線f1は溝m12とm3に、又、f
2は溝m3とm6に、f3は溝m6とm9に、f4は溝
m9とm12とに挿入される。ここで前記した通り、回
転子3は31,32,33,34の4個の突極部を設け
ている。
【0011】この状態において、歯部t1,t2,t3
はN極、t4,t5,t6はS極、t7,t8,t9は
N極、t10,t11,t12はS極になるように、界
磁巻線f1,f2,f3,f4に直流電流を供給した場
合を考える。
【0012】図2は回転子の回転と電機子巻線への誘導
電圧との関係を示す図であり、固定子の一部を展開して
示している。なお、(イ),(ロ),(ハ)は3相中の
1相であり、説明としては1相分(A相)についてのみ
する。各図からわかるように界磁巻線(N)f1である
範囲に各電機子巻線a1,b1,c1があり、回転子3
は図示矢印の方向(反時計方向)に回転する場合を考え
る。
【0013】この状態では界磁巻線(N)f1の範囲に
3つの歯部t1,t2,t3がある。今、歯部t1に着
目すると、この歯部t1と回転子突極部31とが重なる
とき最大の磁力線φ1が得られ、更に45度回転して前
記突極31と突極34の中間になったとき、最小の磁力
線となる。この場合、巻線a1の誘起電圧は磁力線の変
化率が最大であるとき最大値を有するため、磁力線φ1
と90度位相遅れのV1となって現われる。
【0014】更に回転子3が45度回転すると再び歯部
t1の磁力線は最大となる。即ち、回転子が90度回転
すると1周期(電気角360度)になり、磁力線は図2
(イ)のφ1の如く変化する。ここで歯部t2は前記歯
部t1と30度異なっているため電気角では120度の
位相差が生じる。又、歯部t3は前記歯部t2と電気角
では120度の位相差が生じる。
【0015】これらの状態は図2(ロ),(ハ)に示さ
れ、結果として各電機子巻線a1,b1,c1には夫々
120度位相差のある3相交流電圧が発生する。その他
の歯部については説明を省略するが、歯部t7とt1、
歯部t8とt2及び歯部t9とt3が同位相となり、更
に歯部t4,t10が歯部t1と、歯部t5,t11が
歯部t2と、又、歯部t6,t12が歯部t3と逆位相
になる。上記実施例によれば3相交流電圧が簡単な構成
で得られる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば固
定子内周縁に極数と相数の積に等しい数の溝を設け、こ
の溝内には極数に等しい個数の界磁巻線と極数と相数の
積に等しい個数の電機子巻線を挿入し、界磁巻線1個と
相数分の電機子とで1極を構成すると共に、回転子は極
数に等しい個数の突極を周縁上に設けるようにしたの
で、簡単な構造の多相誘導子型発電機を有するエンジン
駆動アーク溶接機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の[請求項1]に係るエンジン駆動アー
ク溶接機の一実施例の構成図で、発電機の断面図として
示す。
【図2】図1の作用説明図で回転子の移動(回転)と磁
力線及び誘起電圧の関係を示す図。
【符号の説明】 発電機本体 2 固定子 3 回転子 31〜34 突極部 a1〜a4,b1〜b4,c1〜c4 電機子巻線 f1〜f4 界磁巻線 m1〜m12 溝 t1〜t12 歯

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電機子巻線及び界磁巻線を巻回した固定
    子と、突極を有する誘導子からなる回転子とを備えたエ
    ンジン駆動アーク溶接機において、前記固定子の内周面
    には誘導子型発電機の極数と相数の積に等しい溝を均等
    に形成し、界磁巻線は極数に等しい個数として前記溝内
    に均等に挿入すると共に、電機子巻線は極数と相数の積
    に等しい個数として均等に前記溝内に挿入し、前記界磁
    巻線1個と相数分の電機子巻線とで1極を形成し、かつ
    回転子は極数に等しい個数の突極を周縁上に均等に形成
    したことを特徴とするエンジン駆動アーク溶接機。
JP15946894A 1994-06-17 1994-06-17 エンジン駆動アーク溶接機 Pending JPH089607A (ja)

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JP15946894A JPH089607A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 エンジン駆動アーク溶接機

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JP15946894A JPH089607A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 エンジン駆動アーク溶接機

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ID=15694435

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003180059A (ja) * 2001-12-10 2003-06-27 Denso Corp 車両用交流回転電機
JP2007135290A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Central Japan Railway Co 高周波発電機
FR2982716A1 (fr) * 2011-11-10 2013-05-17 Leroy Somer Moteurs Machine a commutation de flux

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