JPH0895993A - 情報案内装置 - Google Patents

情報案内装置

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JPH0895993A
JPH0895993A JP6231722A JP23172294A JPH0895993A JP H0895993 A JPH0895993 A JP H0895993A JP 6231722 A JP6231722 A JP 6231722A JP 23172294 A JP23172294 A JP 23172294A JP H0895993 A JPH0895993 A JP H0895993A
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美香 郡田
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広幸 神尾
Hiroshi Matsuura
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A90/00Technologies having an indirect contribution to adaptation to climate change
    • Y02A90/10Information and communication technologies [ICT] supporting adaptation to climate change, e.g. for weather forecasting or climate simulation

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Abstract

(57)【要約】 【目的】利用者が装置を利用しているときの状況にあっ
た情報案内が行えるようにする。 【構成】タッチパネル201または音声入力装置202
から利用者が案内を希望する項目が入力されると、その
とき外部情報センサ205で検知されている雨量、風速
及び積雪量の検知データが外部情報処理部206に入力
されて天候状況が判断され、その判断結果が入力項目と
共に入力制御部207により対話管理部212に渡され
る構成とする。対話管理部212では、この判断結果が
「晴れ」を示していれば、「晴れ」用の案内情報と地図
データを、「晴れ以外」を示していれば、「雨風雪」用
の案内情報と地図データを、データベース管理部211
に要求して、そのデータを案内情報データベース208
と地図データベース210から検索させ、それを出力制
御部116により出力させる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、利用者が案内を希望し
ている項目に関する情報、例えば目的地への道順を案内
する地図等を検索して出力する情報案内装置に係り、特
に、利用者が装置を利用しているときの周りの状況や、
装置の状態等によって案内の内容を変えて利用者に有効
な情報案内を行う情報案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、地理案内に用いられる情報案内装
置は、利用者が案内を希望している項目によって一意に
決定される案内情報を検索して出力するのが一般的であ
った。このような情報案内装置は利用者にとって便利な
ものであるが、当該装置から出力される案内情報は、利
用者が案内を希望している項目によってのみ決定される
ものであることから、利用者が装置を利用しているとき
の状況によっては、必ずしも利用者に有効な情報とはな
り得なかった。例えば、装置が案内する目的地までの道
順が、時間帯によっては利用不可能であるとか、目的地
まで最短距離ではあっても、雨天の場合には濡れてしま
うといったことである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
情報案内装置は、利用者が案内を希望している項目に対
応して予め設定されている唯一の案内情報を検索して出
力しており、利用者が装置を利用しているときの状況を
考慮していなかった。このため、利用者が装置を利用し
ているときの状況に適合しない情報案内が行われること
があり、必ずしも利用者に有効な情報とはなり得なかっ
た。
【0004】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、天候や日時など利用者が装置を利用する
ときの状況や、通常利用される標準的な案内情報とは別
に一時的に利用される特別な案内情報が用意されている
などの装置の状態によって、案内の内容を切り替えるこ
とにより、常に利用者に有効な情報を提供できる情報案
内装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の第1の
観点に係る情報案内装置は、各種の案内情報を格納して
おく案内情報格納手段と、利用者が案内を希望している
項目を入力するための入力手段と、利用者からの入力以
外の外部情報を検知する外部情報検知手段と、この外部
情報検知手段により得られた外部情報から周囲の状況を
判断する外部情報判断手段と、上記入力手段により入力
された項目に関する案内情報を、上記外部情報判断手段
の判断結果に基づいて上記案内情報格納手段から検索す
る検索手段と、この検索手段により検索された案内情報
を出力する出力手段とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0006】このような構成においては、入力手段によ
り入力された利用者が案内を希望している項目に関する
案内情報が、その項目だけで検索されるのではなくて、
外部情報判断手段による周囲の状況についての判断結果
も考慮して検索される。これにより、情報案内の内容
(出力する案内情報)を周囲の状況に応じて切り替える
ことができ、周囲の状況に合致した利用者希望の項目に
関する情報案内が可能となる。
【0007】本発明の第2の観点に係る情報案内装置
は、各種の案内情報を格納しておく案内情報格納手段
と、利用者が案内を希望している項目を入力するための
入力手段と、この入力手段により利用者の希望している
項目が入力されたときの天候状況を検知する天候検知手
段と、この天候検知手段により検知された天候状況を判
断する天候判断手段と、上記入力手段により入力された
項目に関する案内情報を、上記天候判断手段の判断結果
に基づいて上記案内情報格納手段から検索する検索手段
と、この検索手段により検索された案内情報を出力する
出力手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】このような構成においては、入力手段によ
り入力された利用者が案内を希望している項目に関する
案内情報が、その項目だけで検索されるのではなくて、
天候判断手段による天候状況についての判断結果も考慮
して検索される。これにより、情報案内の内容(出力す
る案内情報)を天候状況に応じて切り替えることがで
き、天候状況に合致した利用者希望の項目に関する情報
案内が可能となる。
【0009】特に、上記第2の観点に係る情報案内装置
を、利用者の希望する場所を案内する地理案内装置に適
用する場合に、天候判断手段による判断結果が雨であれ
ば、遠回りとなっても、晴れの道順とは異なる雨に濡れ
ないで済む道順を案内する地図を出力するとか、晴れの
道順と雨に濡れないで済む道順といった複数の道順を有
する地図を出力することで、利用者に有効な情報を提供
できる。
【0010】本発明の第3の観点に係る情報案内装置
は、各種の案内情報を格納しておく案内情報格納手段
と、利用者が案内を希望している項目を入力するための
入力手段と、カレンダー機能及び時計機能のうちの少な
くとも1つを有するタイマ手段と、上記入力手段により
入力された項目に関する案内情報を、この項目入力時に
おける上記タイマ手段の示すカレンダー情報または時計
情報の少なくとも1つに基づいて上記案内情報格納手段
から検索する検索手段と、この検索手段により検索され
た案内情報を出力する出力手段とを備えたことを特徴と
する。
【0011】このような構成においては、入力手段によ
り入力された利用者が案内を希望している項目に関する
案内情報が、その項目だけで検索されるのではなくて、
タイマ手段の示すカレンダー情報や時計情報、即ち日
付、曜日、時刻といった情報も考慮して検索される。こ
れにより、情報案内の内容(出力する案内情報)を日
付、曜日、時刻等に応じて切り替えることができ、利用
する日付、曜日、時刻帯等に合致した利用者希望の項目
に関する情報案内が可能となる。
【0012】本発明の第4の観点に係る情報案内装置
は、各種の標準的な案内情報を格納しておく通常案内情
報格納手段と、利用者の案内に一時的に用いられる特別
案内情報を格納しておく特別案内情報格納手段と、利用
者が案内を希望している項目を入力するための入力手段
と、この入力手段により入力された項目に関する特別案
内情報を上記特別案内情報格納手段から検索すると共
に、当該特別案内情報が存在しない場合には或いは当該
特別案内情報の有無に無関係に、上記入力された項目に
関する標準的な案内情報を上記通常案内情報格納手段か
ら検索する検索手段と、この検索手段により検索された
案内情報を出力する出力手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0013】このような構成においては、通常案内情報
格納手段に格納されている標準的な案内情報とは別に、
一時的に利用される特別な案内情報が特別案内情報格納
手段に格納されていると、入力手段により入力された利
用者が案内を希望している項目に関する案内情報が当該
特別案内情報格納手段から検索され、通常案内に代えて
或いは通常案内と共に特別な情報案内がなされる。した
がって、ある一定期間だけ有効であるような特別な案内
情報を、その期間だけ特別案内情報格納手段に用意して
おくことで、利用者に有益な情報を提供できる。
【0014】本発明の第5の観点に係る情報案内装置
は、各種の案内情報を格納しておく案内情報格納手段
と、利用者が案内を希望している項目を入力するための
入力手段と、この入力手段により利用者の希望している
項目が入力されたときの周囲の照度状況を検知する照度
検知手段と、この照度検知手段により検知された照度状
況を判断する照度判断手段と、上記入力手段により入力
された項目に関する案内情報を、上記照度判断手段の判
断結果に基づいて上記案内情報格納手段から検索する検
索手段と、この検索手段により検索された案内情報を出
力する出力手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】このような構成においては、入力手段によ
り入力された利用者が案内を希望している項目に関する
案内情報が、その項目だけで検索されるのではなくて、
照度判断手段による周囲の照度状況についての判断結果
も考慮して検索される。これにより、情報案内の内容
(出力する案内情報)を周囲の照度状況に応じて切り替
えることができ、照度状況に合致した利用者希望の項目
に関する情報案内が可能となる。
【0016】特に、上記第5の観点に係る情報案内装置
を、利用者の希望する場所を案内する地理案内装置に適
用する場合に、照度判断手段により周囲の照度が暗いと
判断されたならば、暗い場所を通る道順とは異なる明る
い道順を案内する地図を出力するとか、明るい道順と暗
くても近道となる道順といった複数の道順を有する地図
を出力することで、利用者に有効な情報を提供できる。
【0017】本発明の第6の観点に係る情報案内装置
は、各種の案内情報を格納しておく案内情報格納手段
と、利用者が案内を希望している項目を入力するための
入力手段と、この入力手段により利用者の希望している
項目が入力されたときの道路混雑度を検知する混雑度検
知手段と、この混雑度検知手段により検知された道路混
雑状況を判断する混雑度判断手段と、上記入力手段によ
り入力された項目に関する案内情報を、上記混雑度判断
手段の判断結果に基づいて上記案内情報格納手段から検
索する検索手段と、この検索手段により検索された案内
情報を出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。
【0018】このような構成においては、入力手段によ
り入力された利用者が案内を希望している項目に関する
案内情報が、その項目だけで検索されるのではなくて、
混雑度判断手段による道路混雑度についての判断結果も
考慮して検索される。これにより、情報案内の内容(出
力する案内情報)を道路の混雑状況に応じて切り替える
ことができ、道路混雑状況に合致した利用者希望の項目
に関する情報案内が可能となる。
【0019】特に、上記第6の観点に係る情報案内装置
を、利用者の希望する場所を案内する地理案内装置に適
用する場合に、混雑度判断手段により道路がかなり混雑
していると判断されたならば、混雑していないときとは
異なる道順を案内する地図を出力するとか、距離的に近
い道順と時間的に早く到達する道順といった複数の道順
を有する地図を出力することで、利用者に有効な情報を
提供できる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例につき図面を参照して
説明する。 [第1の実施例]図1は本発明の情報案内装置を地理案
内装置に適用した第1の実施例を示すブロック構成図で
ある。
【0021】図1に示す地理案内装置は、タッチパネル
101、音声入力装置102、接近検知センサ103、
タイマ装置104、入力制御部107、案内情報データ
ベース(案内情報DB)108、地図データベース(地
図DB)110、データベース管理部111、対話管理
部112、スピーカ114、ディスプレイ115及び出
力制御部116から構成される。
【0022】タッチパネル101は、利用者からの指等
によるタッチ操作による入力に用いられる入力デバイス
であり、例えばディスプレイ115の表示面に重ねて用
いられる。タッチパネル101は、利用者がディスプレ
イ115上の表示画面を見て案内を希望する項目の表示
位置を当該タッチパネル101上でタッチした際のその
タッチ位置を、静電容量の変化、赤外線の遮蔽、重力の
変化などを利用して検知して入力するものである。
【0023】音声入力装置102は、利用者からの音声
による入力(例えば案内を希望する項目の入力)に用い
られる入力デバイスであり、入力音声を認識する音声認
識機能を有している。
【0024】接近検知センサ103は、利用者が本装置
に接近したこと及び本装置から立ち去ったことを検知す
るものである。タイマ装置104は、カレンダー機能及
び時計機能を有しており、利用者の行動や装置状態の日
付、曜日、時刻等を計測するのに用いられる。
【0025】入力制御部107は、タッチパネル10
1、音声入力装置102、接近検知センサ103及びタ
イマ装置104からの入力を制御するものである。案内
情報データベース108は、地理案内用の情報(メッセ
ージ)を各項目(例えば、図書館などの各種公共機関、
デパート等)毎に格納しておくものである。ここでは、
1つの項目について、日付、曜日、時刻等をもとに切り
替えて使用される複数の案内情報が案内情報データベー
ス108に格納されている。例えば、月の最後の日と、
毎週月曜日が休館日となっている図書館という項目に関
する案内情報は、休館日用と、開館日における開館時間
内用と、開館日における開館時間外用の3つが格納され
ている。ここで、休館日用の案内情報は、利用者の利用
日付が月の最後の日であるか、月の最後の日でなくても
月曜日である場合(即ち休館日の場合)に切り替えられ
る。また、開館時間内用の案内情報と開館時間外用の案
内情報とは、開館日における利用者の利用時刻が開館時
間内であるか否かにより切り替えられる。
【0026】地図データベース110は、本装置での地
理案内の対象となる区域の地図データを格納しておくも
のである。データベース管理部111は、案内情報デー
タベース108及び地図データベース110を管理する
もので、対話管理部112から要求されたデータを当該
データベース108,110から取り出すようになって
いる。
【0027】対話管理部112は、入力制御部107及
び出力制御部116を通して利用者との対話を司るもの
である。対話管理部112は、入力制御部107を介し
て入力されるタッチパネル101、音声入力装置10
2、接近検知センサ103及びタイマ装置104からの
情報を処理して、その処理結果をもとに必要なデータを
判断し、その必要なデータをデータベース管理部111
から受け取って、出力制御部116により出力させる。
【0028】スピーカ114は、情報案内や操作ガイダ
ンスを音声により出力するのに用いられる出力デバイス
である。なお、スピーカ114に代えて、イヤホーンを
用いることも可能である。
【0029】ディスプレイ115は、情報案内や操作ガ
イダンスの表示に用いられる出力デバイスであり、例え
ばCRTディスプレイである。なお、CRTディスプレ
イ以外に、液晶ディスプレイ等のフラットパネルディス
プレイを用いることも可能である。
【0030】出力制御部116は、対話管理部112の
制御のもとで、スピーカ114またはディスプレイ11
5への情報案内等の出力を制御するものである。ここで
は、情報案内等の出力にスピーカ114またはディスプ
レイ115のいずれを用いるかが、利用者の操作により
タッチパネル101から指定できるようになっている。
【0031】次に、図1の構成の地理案内装置の動作
を、利用者が利用する日付、曜日、時間の違いによっ
て、同装置の出力する案内の内容がどのように変わるか
を、上記のように月の最後の日と、毎週月曜日が休館日
の図書館が項目として入力された場合を例に、図2のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0032】まず、利用者が本装置の前に立つと、接近
検知センサ103がONする。入力制御部107は、こ
の接近検知センサ103のON出力を対話管理部112
に通知する。すると対話管理部112は、出力制御部1
16を通して、例えばスピーカ114から操作案内を音
声により出力する。また対話管理部112は、案内する
項目の一覧等を表示する。なお、全項目を分類して階層
化し、その階層構造に従って画面を切り替えるようにし
てもよい。例えば、最初に公共機関、デパートなどの大
分類項目の一覧を表示し、公共機関が選択指定されたな
らば、公共機関名の一覧を表示する。
【0033】ここで、利用者が項目として図書館を、音
声入力装置102を用いて音声により、或いはタッチパ
ネル101を用いた項目タッチ操作により入力したもの
とする(ステップS1)。
【0034】この入力された項目は、入力制御部107
により対話管理部112に渡される。このとき入力制御
部107は、その際にタイマ装置104で測定されてい
る日付(月日)、曜日、時刻の情報も対話管理部112
に渡す。
【0035】対話管理部112は、入力制御部107か
ら図書館という項目が渡された場合、その際に当該入力
制御部107から渡された日付情報をもとに、月の最後
の日であるか否かをチェックする(ステップS2)。
【0036】もし、月の最後の日であれば、対話管理部
112は利用者から要求された情報案内の対象となる図
書館は休館日であると判断する。これに対し、月の最後
の日でなければ、対話管理部112は入力制御部107
から渡された曜日情報をもとに、月曜日であるか否かを
チェックする(ステップS3)。
【0037】もし、月曜日であれば、対話管理部112
は利用者から要求された情報案内の対象となる図書館は
休館日であると判断し、月曜日以外であれば、開館日で
あると判断する。
【0038】対話管理部112は、開館日であると判断
した場合には、入力制御部107から渡された時刻情報
をもとに開館時間内であるか否かをチェックする(ステ
ップS4)。
【0039】対話管理部112は、以上の結果、休館日
と判断した場合には、データベース管理部111に対し
て休館日用の図書館の案内情報を要求する。これにより
データベース管理部111は、案内情報データベース1
08から休館日用の図書館の案内情報を抽出し(ステッ
プS5)、更に地図データベース110から図書館まで
の道順を示す地図データ(地図イメージ)を抽出して
(ステップS8)、対話管理部112に渡す。
【0040】対話管理部112はまた、開館日と判断
し、しかも開館時間内と判断した場合には、データベー
ス管理部111に対して開館時間内用の図書館の案内情
報を要求する。これによりデータベース管理部111
は、案内情報データベース108から開館時間内用の図
書館の案内情報を抽出し(ステップS6)、更に地図デ
ータベース110から図書館までの道順を示す地図デー
タ(地図イメージ)を抽出して(ステップS8)、対話
管理部112に渡す。
【0041】対話管理部112はまた、開館日と判断
し、しかも開館時間外と判断した場合には、データベー
ス管理部111に対して開館時間外用の図書館の案内情
報を要求する。これによりデータベース管理部111
は、案内情報データベース108から開館時間外用の図
書館の案内情報を抽出し(ステップS7)、更に地図デ
ータベース110から図書館までの道順を示す地図デー
タ(地図イメージ)を抽出して(ステップS8)、対話
管理部112に渡す。
【0042】出力制御部116は、データベース管理部
111から対話管理部112に渡された案内情報(メッ
セージ)を、スピーカ114またはディスプレイ115
のうちの利用者により指定された出力デバイスから出力
する(ステップS8)。また出力制御部116は、デー
タベース管理部111から対話管理部112に渡された
地図の画面イメージをディスプレイ115に表示する
(ステップS9)。
【0043】このようにして利用者は、図書館という項
目を入力した場合に、休館日であれば休館日用の情報案
内を受け、開館日であって且つ開館時間内であれば開館
時間内用の情報案内を受け、開館日であって且つ開館時
間外であれば開館時間外用の情報案内を受けることがで
きる。
【0044】以上は、本発明の情報案内装置を、利用者
が利用する日付、曜日及び時刻に応じて情報案内の内容
を変更する地理案内装置に適用した場合について説明し
たが、地理案内装置の他にも、この種の外部情報(カレ
ンダー情報や時計情報)に応じて提供する案内の内容を
切り替える案内装置であれば適用可能であり、更に日
付、曜日及び時刻のうちの少なくとも1つに応じて案内
の内容を切り替えるものであってもよい。地理案内装置
以外の適用例としては、バスの停留所の案内をするとき
に、乗るバスの次の運行時間を知らせるような情報案内
装置がある。
【0045】また、日付、曜日及び時刻の他に、例えば
利用者が利用する際の天候状況に応じて情報案内の内容
を変更することも可能である。そこで、天候状況に応じ
て情報案内の内容を変更するようにした第2の実施例に
つき図面を参照して説明する。 [第2の実施例]図3は本発明の情報案内装置を地理案
内装置に適用した第2の実施例を示すブロック構成図で
ある。
【0046】図3に示す地理案内装置は、タッチパネル
201、音声入力装置202、接近検知センサ203、
タイマ装置204、外部情報センサ205、外部情報処
理部206、入力制御部207、案内情報データベース
(案内情報DB)208、地図データベース(地図D
B)210、データベース管理部211、対話管理部2
12、スピーカ214、ディスプレイ215及び出力制
御部216から構成される。
【0047】ここで、図3の構成中、タッチパネル20
1、音声入力装置202、接近検知センサ203、タイ
マ装置204、スピーカ214、ディスプレイ215及
び出力制御部216は、図1中のタッチパネル101、
音声入力装置102、接近検知センサ103、タイマ装
置104、スピーカ114、ディスプレイ115及び出
力制御部116と同一機能であるため、説明を省略し、
残りの外部情報センサ205、外部情報処理部206、
入力制御部207、案内情報データベース208、地図
データベース210、データベース管理部211及び対
話管理部212について説明する。
【0048】外部情報センサ205は、雨量、風速及び
積雪量といった天候状況を検知するものである。外部情
報処理部206は、外部情報センサ205により検知さ
れた天候状況により天候判断を行うものである。ここで
は、「晴れ」か或いは「晴れ以外」であるかが判断され
る。
【0049】入力制御部207は、タッチパネル20
1、音声入力装置202、接近検知センサ203、タイ
マ装置204及び外部情報処理部206からの入力を制
御するものである。
【0050】案内情報データベース208は、地理案内
用の情報(メッセージ)を各項目(例えば、図書館など
の各種公共機関、デパート等)毎に格納しておくもので
ある。ここでは、1つの項目について、天候(「晴
れ」、「晴れ以外」)をもとに切り替えて使用される2
つの案内情報が案内情報データベース208に格納され
ている。
【0051】地図データベース210は、本装置での地
理案内の対象となる区域の地図データを格納しておくも
のである。ここでは、「晴れ」用と「雨風雪」用(「晴
れ以外」用)の2種の地図データが地図データベース2
10に格納されている。
【0052】データベース管理部211は、案内情報デ
ータベース208及び地図データベース210を管理す
るもので、対話管理部212から要求されたデータ
(「晴れ」用または「晴れ以外」用のデータ)を当該デ
ータベース208または209から取り出すようになっ
ている。
【0053】対話管理部212は、入力制御部207及
び出力制御部216を通して利用者との対話を司るもの
である。対話管理部212は、入力制御部207からの
情報を処理して、その処理結果をもとに必要なデータを
判断し、その必要なデータをデータベース管理部211
から受け取って、出力制御部216により出力させる。
【0054】次に、図3の構成の地理案内装置の動作
を、利用者の利用時(項目入力時)の天候状況の違いに
よって、同装置の出力する案内の内容がどのように変わ
るかについて、図4のフローチャートを参照して説明す
る。
【0055】まず、利用者が案内を必要とする項目を、
音声入力装置202を用いて音声により、或いはタッチ
パネル201を用いた項目タッチ操作により入力したも
のとする(ステップS11)。
【0056】この利用者の入力した項目は、入力制御部
207により対話管理部212に渡されると共に、項目
入力があったことが当該入力制御部207により外部情
報処理部206に通知される。
【0057】外部情報処理部206は、入力制御部20
7から項目入力通知を受けると、外部情報センサ205
からその時点における(本装置の設置場所での)雨量、
風速及び積雪量の検知データを入力する(ステップS1
2)。そして外部情報処理部206は、入力した雨量、
風速及び積雪量の検知データから、その時点における天
候を判断する(ステップS13)。ここでは、雨量、風
速及び積雪量の全てが、それぞれについて設定した各閾
値未満の場合には、「晴れ」と判断される。また、雨
量、風速及び積雪量のいずれか1つでも、設定した閾値
以上の場合には、「晴れ以外」と判断される。
【0058】外部情報処理部206での天候判断結果は
入力制御部207により入力されて対話管理部212に
渡される。対話管理部212は、入力制御部207から
渡された外部情報処理部206での天候判断結果に従
い、当該外部情報処理部206で「晴れ」と判断された
場合であれば、入力制御部207から渡された利用者の
入力項目(利用者指定の項目)についての「晴れ」用の
案内情報をデータベース管理部211に対して要求す
る。これにより対話管理部212は、案内情報データベ
ース208から利用者指定の項目についての「晴れ」用
の案内情報を抽出し(ステップS14)、更に地図デー
タベース210から利用者指定の項目についての「晴
れ」用の地図データ(地図イメージ)を抽出して(ステ
ップS15)、対話管理部212に渡す。
【0059】これに対し、外部情報処理部206で「晴
れ以外」と判断された場合であれば、対話管理部212
は、入力制御部207から渡された利用者の入力項目
(利用者指定の項目)についての「雨風雪」用の案内情
報をデータベース管理部211に対して要求する。これ
により対話管理部212は、案内情報データベース20
8から利用者指定の項目についての「雨風雪」用の案内
情報を抽出し(ステップS16)、更に地図データベー
ス210から利用者指定の項目についての「雨風雪」用
の地図データ(地図イメージ)を抽出して(ステップS
17)、対話管理部212に渡す。
【0060】出力制御部216は、データベース管理部
211から対話管理部212に渡された案内情報を、ス
ピーカ214またはディスプレイ215のうちの利用者
により指定された出力デバイスから出力する(ステップ
S18)。また出力制御部216は、データベース管理
部211から対話管理部212に渡された地図の画面イ
メージをディスプレイ215に表示する(ステップS1
9)。
【0061】このようにして利用者は、項目入力時の天
候状況に応じ、「晴れ」の場合であれば「晴れ」用の情
報案内、例えば目的地まで最短距離となる道順の案内を
受けることができる。同様に、「晴れ以外」であれば
「雨風雪」用の情報案内、例えば遠回りとなっても、晴
れの道順とは異なる、雨風雪に影響されないで済む道順
の案内を受けることができる。
【0062】なお、「晴れ以外」の場合には、「雨風
雪」用だけでなく「晴れ」用の情報も合わせて出力する
ようにしてもよい。このような両情報を出力した際の画
面表示例を図5に示す。
【0063】この他、「晴れ以外」の天候状況を細分化
し、「晴れ以外」の場合には、その細分化した状況に応
じて情報案内の内容を切り替えるようにしてもよい。ま
た、上記の天候状況だけでなく、タイマ装置204によ
り測定される項目入力情報の日付、曜日、時刻情報等を
加味して情報案内の内容を切り替えるようにしてもよ
い。
【0064】また、外部情報センサ205として、天候
状況ではなくて、周囲の照度を検知するものを用い、こ
の照度検知結果をもとに外部情報処理部206において
照度状況を判断し、この判断結果に応じて情報案内の内
容を切り替える構成とすることも可能である。これによ
り、例えば周囲の照度が暗いと判断されたならば、暗い
場所を通る道順とは異なる明るい道順を案内する地図を
出力するとか、明るい道順と暗くても近道となる道順と
いった複数の道順を有する地図を出力することができ
る。
【0065】更に、外部情報センサ205として、天候
状況ではなくて、たとえば案内の対象となる区域内の代
表的な道路の混雑度を検知するものを用い、この検知結
果をもとに道路混雑状況を外部情報処理部206におい
て判断し、この判断結果に応じて情報案内の内容を切り
替える構成とすることも可能である。これにより、例え
ば道路がかなり混雑していると判断されたならば、混雑
していないときとは異なる道順を案内する地図を出力す
るとか、距離的に近い道順と時間的に早く到達する道順
といった複数の道順を有する地図を出力することができ
る。更に精度を上げるために、案内の対象となる区域内
の各道路の混雑度を検知し、この検知結果をもとに利用
者が案内を希望している地点までの道路混雑状況を外部
情報処理部206において判断し、この判断結果に応じ
て情報案内の内容を切り替える構成とすることも可能で
ある。但し、この方式では、利用者が案内を希望してい
る地点までの標準的な道順を(例えばデータベース管理
部211を介して)外部情報処理部206が把握できる
構成となっている必要がある。
【0066】以上に述べた第1及び第2の実施例は、い
ずれも標準的に用意されている案内情報データベース1
08,208を用いて情報案内を行うものである。この
ため、ある一定期間だけ有効であるような特別な情報案
内を行うことはできない。そこで、ある一定期間だけ有
効であるような特別な情報案内を行うことを可能とした
第3の実施例につき図面を参照して説明する。 [第3の実施例]図6は本発明の情報案内装置を地理案
内装置に適用した第3の実施例を示すブロック構成図で
ある。
【0067】図6に示す地理案内装置は、キーボード3
00、タッチパネル301、音声入力装置302、接近
検知センサ303、タイマ装置304、入力制御部30
7、通常案内情報データベース(通常案内情報DB)3
08、特別案内情報データベース(特別案内情報DB)
309、地図データベース(地図DB)310、データ
ベース管理部311、対話管理部312、入力モード切
替部313、スピーカ314、ディスプレイ315及び
出力制御部316から構成される。
【0068】ここで、図3の構成中、タッチパネル30
1、音声入力装置302、接近検知センサ303、タイ
マ装置304、スピーカ314、ディスプレイ315及
び出力制御部316は、図1中のタッチパネル101、
音声入力装置102、接近検知センサ103、タイマ装
置104、スピーカ114、ディスプレイ115及び出
力制御部116と同一機能であるため、説明を省略し、
キーボード300、入力制御部307、通常案内情報デ
ータベース308、特別案内情報データベース309、
地図データベース310、データベース管理部311、
対話管理部312及び入力モード切替部313について
説明する。
【0069】キーボード300は、例えば装置管理者用
の入力デバイスであり、ここでは通常案内情報データベ
ース308にはない、ある一定期間だけ有効であるよう
な特別な情報案内のための案内情報(特別案内情報)を
管理者が入力するのに用いられる。
【0070】入力制御部307は、キーボード300、
タッチパネル301、音声入力装置302、接近検知セ
ンサ303及びタイマ装置304からの入力を制御する
ものである。
【0071】通常案内情報データベース308は、標準
的な地理案内用の情報(通常案内情報)を各項目(例え
ば、図書館などの各種公共機関、デパート等)毎に格納
しておくものである。
【0072】特別案内情報データベース309は、管理
者がキーボード300から入力した特別案内情報を各項
目毎に格納しておくものである。地図データベース31
0は、本装置での地理案内の対象となる区域の地図デー
タを格納しておくものである。
【0073】データベース管理部311は、通常案内情
報データベース308、特別案内情報データベース30
9及び地図データベース310を管理するもので、対話
管理部312から要求された入力項目のデータを、通常
案内情報データベース308または特別案内情報データ
ベース309と、地図データベース310から取り出す
ようになっている。ここで、特別案内情報データベース
309に要求するデータ(特別案内情報)が存在する場
合には、当該データが優先的に用いられる。
【0074】対話管理部312は、入力制御部307及
び出力制御部316を通して利用者との対話を司るもの
である。対話管理部312は、入力制御部307からの
情報を処理して、その処理結果をもとに必要なデータを
判断し、その必要なデータをデータベース管理部311
から受け取って、出力制御部316により出力させる。
【0075】入力モード切替部313は、利用者が本装
置を利用して案内を希望する項目を入力することが可能
な利用者入力モードと、管理者が特別案内情報データベ
ース309に登録する特別案内情報を入力することが可
能な管理者入力モードとを切り替え設定するものであ
る。通常は、利用者入力モードに設定される。
【0076】次に、図6の構成の地理案内装置の動作を
説明する。まず、管理者による特別案内情報の入力につ
いて説明する。管理者は、例えば、ある一定期間だけ有
効であるような特別な情報案内を行う必要がある場合、
そのための特別な案内情報を特別案内情報データベース
309に登録できるように、キーボード300を用いた
所定の入力操作により管理者入力モードを指定する。す
ると、その管理者入力モード指定情報が入力制御部30
7により入力され、対話管理部312を通して入力モー
ド切替部313に渡される。これを受けて入力モード切
替部313は、利用者入力モードから管理者入力モード
に切り替える。
【0077】対話管理部312は、入力モード切替部3
13により管理者入力モードに切り替えられると、特別
案内情報入力を可能とするための特別案内情報入力画面
を出力制御部316を通してディスプレイ315に表示
する。管理者は、この特別案内情報入力画面に従い、キ
ーボード300から必要な項目毎に特別案内情報を入力
する。この管理者がキーボード300から入力した特別
案内情報は、入力制御部307を通して特別案内情報デ
ータベース309に項目毎に格納される。なお、特別案
内情報を入力する入力手段と装置本体とが通信手段によ
り接続され、特別案内情報を当該入力手段から通信手段
を介して遠隔入力することも可能である。更に、この遠
隔入力により、天気予報情報等を自動入力するようにし
ても構わない。なお、管理者入力モードにおいて、通常
案内情報データベース308の内容を書き換えるように
することも可能である。
【0078】管理者は、特別案内情報の入力を終了する
と、キーボード300を操作して管理者入力モードの解
除を指定する。すると入力モード切替部313は、管理
者モードから利用者入力モードに切り替える。これによ
り、利用者によって特別案内情報データベース309
(更には通常案内情報データベース308)の内容が書
き換えられることが防止できる。
【0079】次に、利用者の入力した項目に関する特別
案内情報の有無によって、本装置の出力する案内の内容
がどのように変わるかについて、図7のフローチャート
を参照して説明する。
【0080】まず、利用者が案内を必要とする項目を、
音声入力装置302を用いて音声により、或いはタッチ
パネル301を用いた項目タッチ操作により入力したも
のとする(ステップS21)。この入力された項目は、
入力制御部307により対話管理部312に渡される。
【0081】対話管理部312は、入力制御部307か
ら利用者の入力した項目を受け取ると、その入力項目に
関する特別案内情報の有無をデータベース管理部311
に問い合わせ、有る場合には当該情報を、無い場合には
その入力項目に関する通常の案内情報を要求する。
【0082】するとデータベース管理部311は、対話
管理部312により問い合わせを受けた入力項目(利用
者指定の項目)に関する特別案内情報が特別案内情報デ
ータベース309に存在するか否かを調べる(ステップ
S22)。
【0083】もし、利用者指定の項目に関する特別案内
情報が特別案内情報データベース309に存在するなら
ば、データベース管理部311は当該特別案内情報を特
別案内情報データベース309から抽出し(ステップS
23)、更に地図データベース310から利用者指定の
項目についての地図データ(地図イメージ)を抽出して
(ステップS25)、対話管理部312に渡す。
【0084】これに対し、利用者指定の項目に関する特
別案内情報が特別案内情報データベース309に存在し
ないならば、データベース管理部311は通常案内情報
データベース308から利用者指定の項目に関する通常
の案内情報を通常案内情報データベース308から抽出
し(ステップS24)、更に地図データベース310か
ら利用者指定の項目についての地図データ(地図イメー
ジ)を抽出して(ステップS25)、対話管理部312
に渡す。
【0085】出力制御部316は、データベース管理部
311から対話管理部312に渡された案内情報(特別
案内情報または通常案内情報)を、スピーカ314また
はディスプレイ315のうちの利用者により指定された
出力デバイスから出力する(ステップS26)。また出
力制御部316は、データベース管理部311から対話
管理部312に渡された地図の画面イメージをディスプ
レイ315に表示する(ステップS27)。
【0086】このようにして、利用者指定の項目に関す
る特別案内情報が特別案内情報データベース309に登
録されている場合であれば、通常の情報案内に代えて、
ある一定期間だけ意味のある特別な情報案内を利用者に
提供することができる。なお、特別案内情報が存在する
場合には、通常の情報案内と特別な情報案内の両方を利
用者に提供するようにしても構わない。
【0087】管理者は、特別案内情報データベース30
9に登録した特別案内情報の有効期間が満了となった際
には、再び管理者入力モードを指定した後、該当する特
別案内情報を特別案内情報データベース309から削除
するための操作をキーボード300から行う。
【0088】なお、定期的に必要となる特別な情報案内
の場合には、その都度特別案内情報データベース309
に用意する代わりに、タイマ装置304からのカレンダ
ー情報(日付、曜日)をもとに切り替え使用することも
可能である。
【0089】以上に述べた特別案内情報データベース3
09内の特別案内情報(管理者情報)による情報案内
は、地理案内装置に限らず、利用者に提供する案内の内
容が頻繁に変更されるような情報案内装置、例えばデパ
ートの案内コーナーの役割を果たすような情報案内装置
にも適用可能である。
【0090】この他、前記第1乃至第3の実施例で述べ
たような技術を組み合わせ、タイマ装置(104,20
4,304)で計測される日時、外部情報センサ(20
5)で検知される天候(更には照度、道路混雑度)、特
別案内情報データベース(309)内の特別案内情報
(管理者情報)の有無を総合的に考慮した案内情報、或
いは道順を案内する地図を出力する情報案内装置を構成
することも可能である。
【0091】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、利
用者が希望している案内項目を情報案内する情報案内装
置において、利用者が装置を利用するときの天候条件や
日時などの状況や、通常利用される標準的な案内情報と
は別にある一定期間だけ有効であるといった特別な案内
情報が用意されているなどの装置の状態によって、案内
の内容を切り替える構成としたので、利用者に対して利
用状況に適合した有益な情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す地理案内装置のブ
ロック構成図。
【図2】同第1の実施例の動作を説明するためのフロー
チャート。
【図3】本発明の第2の実施例を示す地理案内装置のブ
ロック構成図。
【図4】同第2の実施例の動作を説明するためのフロー
チャート。
【図5】同第2の実施例における情報案内出力画面例を
示す図。
【図6】本発明の第3の実施例を示す地理案内装置のブ
ロック構成図。
【図7】同第3の実施例の動作を説明するためのフロー
チャート。
【符号の説明】
101,201,301…タッチパネル、102,20
2,302…音声入力装置、103,203,303…
接近検知センサ、104,204,304…タイマ装
置、107,207,307…入力制御部、108,2
08…案内情報データベース(案内情報DB)、11
0,210,310…地図データベース(地図DB)、
111,211,311…データベース管理部(検索手
段)、112,212,312…対話管理部、114,
214,314…スピーカ、115,215,315…
ディスプレイ、116,216,316…出力制御部、
205…外部情報センサ、206…外部情報処理部、3
08…通常案内情報データベース(通常案内情報D
B)、309…特別案内情報データベース(特別案内情
報DB)、313…入力モード切替部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者が案内を希望している項目に関す
    る情報を出力する情報案内装置において、 各種の案内情報を格納しておく案内情報格納手段と、 利用者が案内を希望している項目を入力するための入力
    手段と、 利用者からの入力以外の外部情報を検知する外部情報検
    知手段と、 この外部情報検知手段により得られた外部情報から周囲
    の状況を判断する外部情報判断手段と、 前記入力手段により入力された項目に関する案内情報
    を、前記外部情報判断手段の判断結果に基づいて前記案
    内情報格納手段から検索する検索手段と、 この検索手段により検索された案内情報を出力する出力
    手段とを具備することを特徴とする情報案内装置。
  2. 【請求項2】 利用者が案内を希望している項目に関す
    る情報を出力する情報案内装置において、 各種の案内情報を格納しておく案内情報格納手段と、 利用者が案内を希望している項目を入力するための入力
    手段と、 この入力手段により利用者の希望している項目が入力さ
    れたときの天候状況を検知する天候検知手段と、 この天候検知手段により検知された天候状況を判断する
    天候判断手段と、 前記入力手段により入力された項目に関する案内情報
    を、前記天候判断手段の判断結果に基づいて前記案内情
    報格納手段から検索する検索手段と、 この検索手段により検索された案内情報を出力する出力
    手段とを具備することを特徴とする情報案内装置。
  3. 【請求項3】 利用者が案内を希望している項目に関す
    る情報を出力する情報案内装置において、 各種の案内情報を格納しておく案内情報格納手段と、 利用者が案内を希望している項目を入力するための入力
    手段と、 カレンダー機能及び時計機能のうちの少なくとも1つを
    有するタイマ手段と、 前記入力手段により入力された項目に関する案内情報
    を、この項目入力時における前記タイマ手段の示すカレ
    ンダー情報または時計情報の少なくとも1つに基づいて
    前記案内情報格納手段から検索する検索手段と、 この検索手段により検索された案内情報を出力する出力
    手段とを具備することを特徴とする情報案内装置。
  4. 【請求項4】 利用者が案内を希望している項目に関す
    る情報を出力する情報案内装置において、 各種の標準的な案内情報を格納しておく通常案内情報格
    納手段と、 利用者の案内に一時的に用いられる特別案内情報を格納
    しておく特別案内情報格納手段と、 利用者が案内を希望している項目を入力するための入力
    手段と、 この入力手段により入力された項目に関する特別案内情
    報を前記特別案内情報格納手段から検索すると共に、当
    該特別案内情報が存在しない場合には或いは当該特別案
    内情報の有無に無関係に、前記入力された項目に関する
    標準的な案内情報を前記通常案内情報格納手段から検索
    する検索手段と、 この検索手段により検索された案内情報を出力する出力
    手段とを具備することを特徴とする情報案内装置。
  5. 【請求項5】 利用者が案内を希望している項目に関す
    る情報を出力する情報案内装置において、 各種の案内情報を格納しておく案内情報格納手段と、 利用者が案内を希望している項目を入力するための入力
    手段と、 この入力手段により利用者の希望している項目が入力さ
    れたときの周囲の照度状況を検知する照度検知手段と、 この照度検知手段により検知された照度状況を判断する
    照度判断手段と、 前記入力手段により入力された項目に関する案内情報
    を、前記照度判断手段の判断結果に基づいて前記案内情
    報格納手段から検索する検索手段と、 この検索手段により検索された案内情報を出力する出力
    手段とを具備することを特徴とする情報案内装置。
  6. 【請求項6】 利用者が案内を希望している項目に関す
    る情報を出力する情報案内装置において、 各種の案内情報を格納しておく案内情報格納手段と、 利用者が案内を希望している項目を入力するための入力
    手段と、 この入力手段により利用者の希望している項目が入力さ
    れたときの道路混雑度を検知する混雑度検知手段と、 この混雑度検知手段により検知された道路混雑状況を判
    断する混雑度判断手段と、 前記入力手段により入力された項目に関する案内情報
    を、前記混雑度判断手段の判断結果に基づいて前記案内
    情報格納手段から検索する検索手段と、 この検索手段により検索された案内情報を出力する出力
    手段とを具備することを特徴とする情報案内装置。
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