JPH089582Y2 - 凍結粒製造装置 - Google Patents
凍結粒製造装置Info
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- JPH089582Y2 JPH089582Y2 JP1990092088U JP9208890U JPH089582Y2 JP H089582 Y2 JPH089582 Y2 JP H089582Y2 JP 1990092088 U JP1990092088 U JP 1990092088U JP 9208890 U JP9208890 U JP 9208890U JP H089582 Y2 JPH089582 Y2 JP H089582Y2
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- Japan
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- refrigerant
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25C—PRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
- F25C1/00—Producing ice
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L3/00—Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs
- A23L3/36—Freezing; Subsequent thawing; Cooling
- A23L3/361—Freezing; Subsequent thawing; Cooling the materials being transported through or in the apparatus, with or without shaping, e.g. in form of powder, granules, or flakes
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- A23L3/36—Freezing; Subsequent thawing; Cooling
- A23L3/37—Freezing; Subsequent thawing; Cooling with addition of or treatment with chemicals
- A23L3/375—Freezing; Subsequent thawing; Cooling with addition of or treatment with chemicals with direct contact between the food and the chemical, e.g. liquid nitrogen, at cryogenic temperature
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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- F25C2303/00—Special arrangements or features for producing ice or snow for winter sports or similar recreational purposes, e.g. for sporting installations; Special arrangements or features for producing artificial snow
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は凍結粒製造装置の改良に係り、硬度の揃った
凍結粒を、容器内壁面に帯留を生ずることなく安定して
取り出せるようにした凍結粒製造装置に関するものであ
る。
凍結粒を、容器内壁面に帯留を生ずることなく安定して
取り出せるようにした凍結粒製造装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 食品加工や医薬品製造、半導体製造等の産業分野に於
いては、所謂凍結粒製造装置が広く利用されている。
いては、所謂凍結粒製造装置が広く利用されている。
第3図及び第4図は従前の凍結粒製造装置の一例を示
すものであり(実開平1-88365号)、密閉断熱容器3の
上部に液体窒素等の冷媒7を噴出する噴出ノズル4と被
凍結原料9を噴霧する噴霧ノズル5とを配設すると共
に、その底部に排気口兼用の凍結粒取出口6を設けて構
成されており(第3図)、噴出ノズル4としてリング状
のノズルが使用される場合もある(第4図)。
すものであり(実開平1-88365号)、密閉断熱容器3の
上部に液体窒素等の冷媒7を噴出する噴出ノズル4と被
凍結原料9を噴霧する噴霧ノズル5とを配設すると共
に、その底部に排気口兼用の凍結粒取出口6を設けて構
成されており(第3図)、噴出ノズル4としてリング状
のノズルが使用される場合もある(第4図)。
噴出ノズル4から冷媒7が噴出されると、その蒸発ガ
ス7aにより容器3内が冷気相雰囲気に保持されると共
に、冷媒ガス7aは凍結粒取出口6から排出され、容器3
内には下向きの取出口6に向かうガス流が形成される。
ス7aにより容器3内が冷気相雰囲気に保持されると共
に、冷媒ガス7aは凍結粒取出口6から排出され、容器3
内には下向きの取出口6に向かうガス流が形成される。
一方、被凍結原料9が噴霧ノズル5から噴霧される
と、その噴霧微粒子9aは落下しつつ冷媒ガス7aと熱交換
して凍結され、凍結微粒子9bが形成される。また、形成
された凍結微粒子9bは冷媒ガス7aの流れに乗って下方へ
移動し、取出口6から容器3外へ排出されて行く。
と、その噴霧微粒子9aは落下しつつ冷媒ガス7aと熱交換
して凍結され、凍結微粒子9bが形成される。また、形成
された凍結微粒子9bは冷媒ガス7aの流れに乗って下方へ
移動し、取出口6から容器3外へ排出されて行く。
前記第3図及び第4図の凍結粒製造装置は凍結粒の回
収率が高いうえ、凍結粒を比較的安定して取り出せると
云う優れた実用的効用を有するものである。
収率が高いうえ、凍結粒を比較的安定して取り出せると
云う優れた実用的効用を有するものである。
しかし、従前の凍結粒製造装置にも解決すべき多くの
問題点が残されている。例えば、前記第3図の装置に於
いては、噴出ノズル4の取付位置の関係から、(イ)容
器3内の冷媒ガス7aの流れに片寄りが生じ易く、形成さ
れた凍結粒9bの凍結硬度に斑が生じること、(ロ)冷媒
7が一部分へ集中的に供給されるため、凍結7が完全に
蒸発せずに排出される場合があること等の問題が存在す
る。
問題点が残されている。例えば、前記第3図の装置に於
いては、噴出ノズル4の取付位置の関係から、(イ)容
器3内の冷媒ガス7aの流れに片寄りが生じ易く、形成さ
れた凍結粒9bの凍結硬度に斑が生じること、(ロ)冷媒
7が一部分へ集中的に供給されるため、凍結7が完全に
蒸発せずに排出される場合があること等の問題が存在す
る。
また、前記第4図の装置では、冷媒ガス7aの流れが容
器3の横断面の全面に亘って均一な下降流となるため、
(ハ)凍結粒子9bが容器3下部のコニカル部に帯留し易
くなること、(ニ)凍結粒子9bの帯留を防止するため、
容器3に振動を与える装置を必要とすること等の問題が
内存する。
器3の横断面の全面に亘って均一な下降流となるため、
(ハ)凍結粒子9bが容器3下部のコニカル部に帯留し易
くなること、(ニ)凍結粒子9bの帯留を防止するため、
容器3に振動を与える装置を必要とすること等の問題が
内存する。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は従前の凍結粒製造装置に於ける上述の如き問
題、即ち(イ)凍結粒の凍結硬度に斑が発生し易いこ
と、(ロ)冷媒が完全に蒸発せずに排出される場合があ
ること、(ハ)凍結粒子の帯留が生じ易いうえ、帯留の
防止装置を別途に必要とすること等の問題を解決せんと
するものであり、均一な凍結硬度を有する凍結粒が形成
できると共に、容器のコニカル部に於ける凍結粒の帯留
を皆無にして、安定して凍結粒を取り出せるようにした
凍結粒製造装置を提供するものである。
題、即ち(イ)凍結粒の凍結硬度に斑が発生し易いこ
と、(ロ)冷媒が完全に蒸発せずに排出される場合があ
ること、(ハ)凍結粒子の帯留が生じ易いうえ、帯留の
防止装置を別途に必要とすること等の問題を解決せんと
するものであり、均一な凍結硬度を有する凍結粒が形成
できると共に、容器のコニカル部に於ける凍結粒の帯留
を皆無にして、安定して凍結粒を取り出せるようにした
凍結粒製造装置を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、密閉断熱容器3の上部に、容器3の内壁面
近傍における同一高さ部位に位置して液体窒素等の冷媒
7を噴出する複数個の噴出ノズル4と容器3の中心部位
に位置して光凍結原料9を下方向に噴霧する噴霧ノズル
5とを配設すると共に、容器3の下部を下窄まり形状と
して、その底部に排気口兼用の凍結粒取出口6を設けた
凍結粒製造装置に於いて、上記の目的を達成すべく、特
に、前記複数個の噴出ノズル4を、容器3の円周方向に
等間隔を隔てて、冷媒7を円周方向且つ同一方向へ向け
て噴出するよう配置して、冷媒7の噴出により容器3の
内壁面に沿って旋回しつつ凍結粒取出口6に向かうガス
流が形成されるように構成しておくことを提案するもの
である。
近傍における同一高さ部位に位置して液体窒素等の冷媒
7を噴出する複数個の噴出ノズル4と容器3の中心部位
に位置して光凍結原料9を下方向に噴霧する噴霧ノズル
5とを配設すると共に、容器3の下部を下窄まり形状と
して、その底部に排気口兼用の凍結粒取出口6を設けた
凍結粒製造装置に於いて、上記の目的を達成すべく、特
に、前記複数個の噴出ノズル4を、容器3の円周方向に
等間隔を隔てて、冷媒7を円周方向且つ同一方向へ向け
て噴出するよう配置して、冷媒7の噴出により容器3の
内壁面に沿って旋回しつつ凍結粒取出口6に向かうガス
流が形成されるように構成しておくことを提案するもの
である。
(作用) 各噴出ノズル4から冷媒7が容器3の円周方向に向け
て噴出されると、その蒸発ガス7aにより容器3内は冷気
相雰囲気に保持される。
て噴出されると、その蒸発ガス7aにより容器3内は冷気
相雰囲気に保持される。
被凍結原料9が噴霧ノズル5から噴霧されると、噴霧
微粒子9aは冷媒ガス7aと熱交換して凍結粒9bとなり、容
器3の内周壁に沿って回転しつつ下降する冷媒ガス7aに
乗って搬送され、円滑に取出口6の方向へ排出されて行
く。
微粒子9aは冷媒ガス7aと熱交換して凍結粒9bとなり、容
器3の内周壁に沿って回転しつつ下降する冷媒ガス7aに
乗って搬送され、円滑に取出口6の方向へ排出されて行
く。
冷媒7の噴出により容器3の内壁面に沿って旋回しつ
つ凍結粒取出口6に向かうガス流が形成されることか
ら、つまり冷媒ガス7aが容器内壁面に沿って旋回しつつ
下降することから、冷媒ガス7aと噴霧微粒子9aとの熱交
換距離が長くなり、噴霧微粒子9aが充分に凍結されるこ
とになる。しかも、冷媒7が容器3内へほぼ均等に噴出
されるため、容器3内で形成された凍結粒は、凍結硬度
の揃った高品位の凍結粒となる。
つ凍結粒取出口6に向かうガス流が形成されることか
ら、つまり冷媒ガス7aが容器内壁面に沿って旋回しつつ
下降することから、冷媒ガス7aと噴霧微粒子9aとの熱交
換距離が長くなり、噴霧微粒子9aが充分に凍結されるこ
とになる。しかも、冷媒7が容器3内へほぼ均等に噴出
されるため、容器3内で形成された凍結粒は、凍結硬度
の揃った高品位の凍結粒となる。
また、冷媒ガス7aが容器内壁面に沿って回転しつつ流
れるため、容器3の内壁面に於ける凍結粒9bの帯留がほ
ぼ皆無になる。
れるため、容器3の内壁面に於ける凍結粒9bの帯留がほ
ぼ皆無になる。
(実施例) 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案に係る凍結粒製造装置の縦断面概略図
であり、第2図は第1図のA−A視断面図である。
であり、第2図は第1図のA−A視断面図である。
第1図及び第2図に於いて、1は凍結粒製造装置であ
り、2は凍結粒噴射装置である。
り、2は凍結粒噴射装置である。
前記凍結粒製造装置1は密閉断熱容器3内に複数個の
噴出ノズル4及び噴霧ノズル5を配設して形成されてお
り、本実施例に於いては、前記噴出ノズル4から冷媒7
として液体窒素が、また噴霧ノズル5から被凍結体原料
9が夫々噴出され、凍結粒9bが密閉断熱容器3内で形成
される。
噴出ノズル4及び噴霧ノズル5を配設して形成されてお
り、本実施例に於いては、前記噴出ノズル4から冷媒7
として液体窒素が、また噴霧ノズル5から被凍結体原料
9が夫々噴出され、凍結粒9bが密閉断熱容器3内で形成
される。
前記密閉断熱容器3は、底部を下窄まり截頭円錐状と
した横断面形状が円形のものであり、底部中央に排気口
兼用の凍結粒取出口6が設けられている。尚、容器3の
形状は任意であるが、その大きさは製造しようとする凍
結粒の粒径や製造量に応じて適宜に決定され、この実施
例では、凍結粒径を100μmとして、高さ550mm、内径30
0mmの容器3が使用されている。また、前記取出口6の
径は約10mmに選定されており、その結果、凍結粒製造時
の容器3内の内圧は、約0.2kg/cm2Gまで上昇する。
した横断面形状が円形のものであり、底部中央に排気口
兼用の凍結粒取出口6が設けられている。尚、容器3の
形状は任意であるが、その大きさは製造しようとする凍
結粒の粒径や製造量に応じて適宜に決定され、この実施
例では、凍結粒径を100μmとして、高さ550mm、内径30
0mmの容器3が使用されている。また、前記取出口6の
径は約10mmに選定されており、その結果、凍結粒製造時
の容器3内の内圧は、約0.2kg/cm2Gまで上昇する。
前記噴出ノズル4は、容器3の上部内壁面の近傍にお
ける同一高さ位置に円周方向に等間隔を隔てて配置され
ており、冷媒7を円周方向且つ同一方向に向けて噴射す
る様に取り付けられており、本実施例に於いては、4個
の噴射ノズル4が90°のピッチで一段状に、容器3の内
部上方に配設されている。尚、本実施例では4個の噴出
ノズル4を一段状に配設しているが、同一円周上に配列
する噴出ノズル4の数は2以上あれば良い。
ける同一高さ位置に円周方向に等間隔を隔てて配置され
ており、冷媒7を円周方向且つ同一方向に向けて噴射す
る様に取り付けられており、本実施例に於いては、4個
の噴射ノズル4が90°のピッチで一段状に、容器3の内
部上方に配設されている。尚、本実施例では4個の噴出
ノズル4を一段状に配設しているが、同一円周上に配列
する噴出ノズル4の数は2以上あれば良い。
また、本実施例では噴出ノズル4の縦方向の配列段数
を1段としているが、二段以上の配列にしてもよいこと
は勿論である。
を1段としているが、二段以上の配列にしてもよいこと
は勿論である。
更に、噴出ノズル4の取付角度αは噴出する冷媒7の
噴射角度βに応じて調整する必要があり、噴霧ノズル5
へ冷媒7及び冷気が直接当たることのないようにする必
要がある。もし、冷媒7及び冷気が噴霧ノズル5へ直接
に当たると、噴霧ノズル5の凍結を生じたり、、或いは
噴霧された被凍結原料微粒子9aの巻き上にりよって容器
の天井部分や噴霧ノズル5に凍結塊が発生し、この凍結
塊の落下により取出口6が閉塞されるからである。
噴射角度βに応じて調整する必要があり、噴霧ノズル5
へ冷媒7及び冷気が直接当たることのないようにする必
要がある。もし、冷媒7及び冷気が噴霧ノズル5へ直接
に当たると、噴霧ノズル5の凍結を生じたり、、或いは
噴霧された被凍結原料微粒子9aの巻き上にりよって容器
の天井部分や噴霧ノズル5に凍結塊が発生し、この凍結
塊の落下により取出口6が閉塞されるからである。
噴出ノズル4からの冷媒7の噴出圧力は、容器3の内
部圧力に応じて適宜に設定され、本実施例では1.0〜1.5
kg/cm2Gに設定されている。
部圧力に応じて適宜に設定され、本実施例では1.0〜1.5
kg/cm2Gに設定されている。
噴出ノズル4から円周方向且つ同一方向に向けて噴射
された冷媒7は、噴射後に気化して容器3内を冷気相雰
囲気に保持すると共に、容器3の円筒部内壁面に沿って
回転しつつ順次下降し、取出口6から容器3外へ排出さ
れて行く。
された冷媒7は、噴射後に気化して容器3内を冷気相雰
囲気に保持すると共に、容器3の円筒部内壁面に沿って
回転しつつ順次下降し、取出口6から容器3外へ排出さ
れて行く。
また、噴出ノズル4からの冷媒噴出量は温度センサー
(図示省略)等により制御されており、これにより容器
3内の温度は約−110℃以下に保持される。
(図示省略)等により制御されており、これにより容器
3内の温度は約−110℃以下に保持される。
前記噴霧ノズル5は容器3の上壁部中央に固設されて
おり、被凍結原料9を下方向に向けて噴霧する。被凍結
原料9の噴霧圧力は容器内圧の影響を受けない程度の圧
力に適宜に設定されており、本実施例では8kg/cm2Gに
設定されている。
おり、被凍結原料9を下方向に向けて噴霧する。被凍結
原料9の噴霧圧力は容器内圧の影響を受けない程度の圧
力に適宜に設定されており、本実施例では8kg/cm2Gに
設定されている。
噴霧ノズル5から噴出された被凍結原料9の噴霧微粒
子9aは、冷媒ガス7aと熱交換して凍結されるが、両者7
a,9aは並流接触することからその接触時間が長くなり、
噴霧微粒子9aの凍結がより効果的に行われ、良質な微凍
結粒9bが得られる。
子9aは、冷媒ガス7aと熱交換して凍結されるが、両者7
a,9aは並流接触することからその接触時間が長くなり、
噴霧微粒子9aの凍結がより効果的に行われ、良質な微凍
結粒9bが得られる。
形成された凍結粒9bは、冷媒ガス7aの流れに乗って容
器3の円筒部内壁面に沿って回転しつつ移動し、取出口
6へ向って排出されていく。その結果、容器3の下方部
(コニカル部)に凍結粒9bが帯留するようなことが皆無
となり、極めて安定した状態で排出口6へ向って排出さ
れて行く。
器3の円筒部内壁面に沿って回転しつつ移動し、取出口
6へ向って排出されていく。その結果、容器3の下方部
(コニカル部)に凍結粒9bが帯留するようなことが皆無
となり、極めて安定した状態で排出口6へ向って排出さ
れて行く。
前記凍結粒噴射装置2は、容器3の取出口6に接続さ
れた噴射ガン10と、ドライブガス11の供給装置(図示省
略)等とから構成されており、ドライブガス11を噴射す
ることにより噴射ガス10内にエジェクター作用が生じ
る。これにより、取出口6から排出された凍結粒9b及び
冷媒ガス7aが吸引され、噴射ガン10より噴射される。
れた噴射ガン10と、ドライブガス11の供給装置(図示省
略)等とから構成されており、ドライブガス11を噴射す
ることにより噴射ガス10内にエジェクター作用が生じ
る。これにより、取出口6から排出された凍結粒9b及び
冷媒ガス7aが吸引され、噴射ガン10より噴射される。
なお、被凍結原料9及び冷媒7は、上記実施例で使用
したものに限定されないことは勿論であり、また、凍結
粒製造装置1からの凍結粒9bの回収手段や冷媒ガスの排
気手段も、上記実施例のものに限定されるものではな
い。
したものに限定されないことは勿論であり、また、凍結
粒製造装置1からの凍結粒9bの回収手段や冷媒ガスの排
気手段も、上記実施例のものに限定されるものではな
い。
(考案の効果) 本考案に於いては、密閉断熱容器3の内部上方に複数
個の噴射ノズル4を円周方向に等間隔で設け、各噴射ノ
ズル4から容器3の円周方向且つ同一方向に向けて冷媒
7を噴射する構成としている。
個の噴射ノズル4を円周方向に等間隔で設け、各噴射ノ
ズル4から容器3の円周方向且つ同一方向に向けて冷媒
7を噴射する構成としている。
その結果、従前の凍結粒製造装置に比較して、容器3
内へ均等に冷媒7が供給されることになり、形成された
凍結粒の凍結硬度が均一になると共に、冷媒7が気化さ
れずに直接排出されると云うことも皆無になる。
内へ均等に冷媒7が供給されることになり、形成された
凍結粒の凍結硬度が均一になると共に、冷媒7が気化さ
れずに直接排出されると云うことも皆無になる。
また、凍結粒9bが旋回運動する冷媒ガス7aに乗って取
出口6の方向へ搬送されるため、容器3下方のコニカル
部に於ける凍結粒9bの帯留がほぼ完全に防止され、安定
した凍結粒9bの取り出しを行なえる。
出口6の方向へ搬送されるため、容器3下方のコニカル
部に於ける凍結粒9bの帯留がほぼ完全に防止され、安定
した凍結粒9bの取り出しを行なえる。
更に、冷媒ガス7aが容器3の内壁面に沿って、回転し
つつ下降するため、被凍結原料粒子9aとの所謂熱交換距
離が長くなり、熱効率が向上してランニングコストの引
下げが可能となる。
つつ下降するため、被凍結原料粒子9aとの所謂熱交換距
離が長くなり、熱効率が向上してランニングコストの引
下げが可能となる。
本考案は上述の通り優れた実用的効用を奏するもので
ある。
ある。
第1図は本考案に係る凍結粒製造装置の一実施例を示す
縦断面概要図、第2図は第1図のA−A視断面概要図で
ある。 第3図及び第4図は従前の凍結粒製造装置の概要説明図
である。 1……凍結粒製造装置、3……密閉断熱容器、4……噴
出ノズル、5……噴霧ノズル、6……凍結粒取出口、7
……冷媒、7a……冷媒ガス、9……被凍結原料、9b……
凍結粒。
縦断面概要図、第2図は第1図のA−A視断面概要図で
ある。 第3図及び第4図は従前の凍結粒製造装置の概要説明図
である。 1……凍結粒製造装置、3……密閉断熱容器、4……噴
出ノズル、5……噴霧ノズル、6……凍結粒取出口、7
……冷媒、7a……冷媒ガス、9……被凍結原料、9b……
凍結粒。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−65872(JP,A) 特開 平3−50472(JP,A) 実開 平2−13958(JP,U) 実開 昭60−96559(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】密閉断熱容器(3)の上部に、容器(3)
の内壁面近傍における同一高さ部位に位置して液体窒素
等の冷媒(7)を噴出する複数個の噴出ノズル(4)と
容器(3)の中心部位に位置して被凍結原料(9)を下
方向に噴霧する噴霧ノズル(5)とを配設すると共に、
容器(3)の下部を下窄まり形状として、その底部に排
気口兼用の凍結粒取出口(6)を設けた凍結粒製造装置
に於いて、前記複数個の噴出ノズル(4)を、容器
(3)の円周方向に等間隔を隔てて、冷媒(7)を円周
方向且つ同一方向へ向けて噴出するよう配置して、冷媒
(7)の噴出により容器(3)の内壁面に沿って旋回し
つつ凍結粒取出口(6)に向かうガス流が形成されるよ
うに構成したことを特徴とする凍結粒製造装置。 - 【請求項2】前記複数個の噴出ノズル(4)を上下複数
段に配設して成る請求項1に記載の凍結粒製造装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990092088U JPH089582Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 凍結粒製造装置 |
EP19910306529 EP0478118B1 (en) | 1990-08-31 | 1991-07-18 | Apparatus for producing frozen particles |
DE1991600891 DE69100891T2 (de) | 1990-08-31 | 1991-07-18 | Herstellungseinrichtung eines gefrorenen Granulates. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990092088U JPH089582Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 凍結粒製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0450373U JPH0450373U (ja) | 1992-04-28 |
JPH089582Y2 true JPH089582Y2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=14044690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990092088U Expired - Fee Related JPH089582Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 凍結粒製造装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0478118B1 (ja) |
JP (1) | JPH089582Y2 (ja) |
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