JPH0895705A - 位置入力装置及びビデオ信号処理装置 - Google Patents

位置入力装置及びビデオ信号処理装置

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JPH0895705A
JPH0895705A JP7180054A JP18005495A JPH0895705A JP H0895705 A JPH0895705 A JP H0895705A JP 7180054 A JP7180054 A JP 7180054A JP 18005495 A JP18005495 A JP 18005495A JP H0895705 A JPH0895705 A JP H0895705A
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JP
Japan
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dimensional
video signal
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dimensional information
switch
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JP7180054A
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Inventor
Makoto Matsuyama
誠 松山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単純な構成にて平面上の位置を指定する2次
元情報と、この2次元情報以外の1次元情報とが得ら
れ、使用者による位置指定の操作性が向上する。 【解決手段】 操作レバー1は、2次元上の任意の方向
で操作される。2次元位置検出部2は、操作レバー1の
2次元上の移動操作量から座標データを検出する。制御
回路4は、ボタンスイッチ3が押圧操作されると上記座
標データから2次元情報を得て出力し、ボタンスイッチ
3が押圧操作されないと上記座標データから1次元情報
を得て出力する。画像処理装置7は、制御回路4からの
2次元情報あるいは1次元情報に基づいて、入力される
ビデオ信号に所定の処理を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力されるビデオ
信号に所定の処理を施すためのビデオ信号処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】空間内の位置をユーザが任意に設定して
画像入力装置に入力する位置入力装置、いわゆるビデオ
スイッチャに用いられるポジショナは、空間内の任意の
位置の2軸方向の変位を入力をするのが一般的である。
【0003】また、ビデオ信号処理装置、例えば特殊効
果装置に3次元の位置を指示し入力する位置入力装置に
用いられるポジショナは、3軸方向の変位を一度に入力
することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像入力装
置に用いられる位置入力装置において、画像を入力処理
する位置を示すいわゆるパターンキーの位置(X,Y)
と入力画面のサイズ、あるいはいわゆるオートクロマキ
ーの位置(X,Y)と入力画面の範囲を操作するとき
に、(X,Y)の値を入力する操作レバーを操作して2
次元位置を設定し、この操作レバーの移動方向とは別の
方向に移動する、例えばいわゆるボリュームツマミ等の
ボタンで、上記入力画面のサイズや範囲を設定する必要
があり、上記操作レバーと上記ボタンとの操作方向が互
いに違うため、操作性が非常に悪かった。
【0005】そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて
なされたものであり、単純な構成にて平面上の位置を指
定する2次元情報と、この2次元情報以外の1次元情報
とが得られ、使用者による位置指定の操作性が向上する
位置入力装置と、この位置入力装置を用いたビデオ信号
処理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の位置入力装置
は、操作部と、2次元位置検出手段と、スイッチと、制
御手段とを有して成ることで、上述した課題を解決す
る。
【0007】本発明の位置入力装置によれば、操作部
は、2次元上の任意の方向を操作される。2次元位置検
出手段は、上記操作部の2次元上の操作位置を検出す
る。制御手段は、スイッチが押圧操作されると2次元位
置検出手段で検出される操作位置を2次元情報として出
力し、上記スイッチが押圧操作されないと上記操作位置
を1次元情報として出力する。
【0008】また、本発明のビデオ信号処理装置は、操
作部と、2次元位置検出手段と、スイッチと、制御手段
と、画像処理手段とを有して成ることで、上述した問題
を解決する。
【0009】本発明のビデオ信号処理装置によれば、操
作部は、2次元上の任意の方向で操作される。2次元位
置検出手段は、上記操作部の2次元上の移動操作量を示
す座標データを検出する。制御手段は、スイッチが押圧
操作されると2次元位置検出手段で検出される上記座標
データから2次元情報を得て出力し、上記スイッチが押
圧操作されないと上記座標データから1次元情報を得て
出力する。画像処理手段は、制御手段からの2次元情報
あるいは1次元情報に基づいて、入力されるビデオ信号
に所定の処理を施す。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の位置入力装置及び
ビデオ信号処理装置の実施形態について図面を参照しな
がら説明する。
【0011】先ず、上記ビデオ信号処理装置は、図1に
示すように、使用者により任意の方向に操作される操作
レバー1、この操作レバー1が操作された操作位置を検
出する2次元位置検出部2、使用者により操作されるボ
タンスイッチ3、このスイッチの操作状態に応じて上記
操作位置を2次元情報と1次元情報とに切り換える制御
回路4、制御かいろ4から出力される2次元情報/1次
元情報に応じて入力されるビデオ信号に所定の信号処理
を施す画像処理装置7及びこの画像処理装置7にて得ら
れる画像を表示するための表示装置8を有して成るもの
である。
【0012】上記ビデオ信号処理装置において、操作レ
バー1は、例えば2次元位置検出部2に取り付けられ、
使用者により表示装置8の画面を見ながら縦横斜めの任
意の方向に倒される等して操作される。また、操作レバ
ー1は、操作された角度や方向すなわち倒された角度や
方向に基づいて電圧を発生し、この電圧を2次元位置検
出部2に送る。なお、使用者が操作した後、操作レバー
1を離すと、この操作レバー1は中央である待機位置ま
で自動的に戻り、この間においては電圧は出力されな
い。
【0013】2次元位置検出部2は、上記操作レバー1
が操作された移動操作量を、例えば操作レバー1から出
力される電圧と、電圧の出力が継続される時間とに基づ
いて得られる電圧として検出する。また、2次元位置検
出部2は、検出した電圧に基づいて例えば2次元平面上
で操作レバー1が操作を受けた方向(以下、操作方向と
いう)すなわち操作レバー1が操作される前の位置(以
下、初期位置という)から操作された後の位置に向かう
方向を検出し、上記移動操作量と上記操作方向とから上
記操作レバー1の操作位置を示す座標データを生成し制
御回路4に送る。また、ボタンスイッチ3は、後述する
2次元情報と1次元情報との切り換えを行う場合、使用
者によって押圧操作され、押圧操作されたことを示す操
作信号を制御回路4に送り、押されない場合はそのまま
何も出力しない。
【0014】制御回路4は、ROM(read only memor
y)5及びRAM(random access memory)6を備えて
おり、2次元位置検出部2及びボタンスイッチ3からの
座標データ及び操作信号を、信号処理方法を記憶してい
るROM5及び一時的に処理データを蓄えておくRAM
6に応じて処理し、得られたデータを画像処理装置7に
送る。
【0015】例えば、ボタンスイッチ3が押圧操作され
ないと、2次元位置検出部2からの上記座標データがそ
のまま座標を表す2次元情報として送られる。また、ボ
タンスイッチ3が押圧操作された場合、上記操作信号が
制御回路4に入力されるため、上記座標データの内、上
記座標に関連する1次元情報として、例えばYの値のみ
を画像処理装置7に送る。
【0016】このときの動作の一例を、図2に示すフロ
ーチャートに従って説明する。
【0017】動作開始後、ステップS1では、操作レバ
ー1が操作されたか否かが判別される。この判別結果が
NO、すなわち操作レバー1が操作されていない場合、
ステップS1に戻り、操作レバー1が操作されるまでこ
のステップを繰り返す。また、ステップS1の判別結果
がYES、すなわち操作レバー1が操作された場合、ス
テップS2に進む。
【0018】ステップS2では、上記操作レバー1が操
作された量を示す(X,Y)の値すなわち座標データが
検出され、ステップS3に進む。ステップS3では、ボ
タンスイッチ3が押圧操作されたか否かが判別される。
この判別結果がNO、すなわちボタンスイッチ3が押圧
操作されていない場合、ステップS5に進んで上記座標
データを2次元情報として出力し、ステップS1に戻
る。また、ステップS3の判別結果がYES、すなわち
ボタンスイッチ3が押圧操作されている場合、ステップ
S4に進んで上記座標データの内、1次元情報としてY
の値のみを出力し、ステップS1に戻る。
【0019】また、図1に戻って、画像処理装置7は、
制御回路4より送られる2次元情報あるいは1次元情報
に基づいて、フォアグランド映像入力端子9及びバック
グランド映像入力端子10より入力される映像信号に、
後述するようなモザイク処理等の所定の処理を施し、得
られた映像情報を表示装置8に出力する。
【0020】表示装置8は、例えば液晶表示装置のよう
な画面表示装置であって、画像処理装置7から送られる
映像信号に基づく画像を表示する。
【0021】ここで、上記ビデオ信号処理装置を構成す
る位置入力装置について説明する。なお、上記位置入力
装置は、図1における上記操作レバー1、上記2次元位
置検出部2、上記ボタンスイッチ3、上記制御回路4を
有して成る部分である。
【0022】また、上記位置入力装置の一具体例を図3
及び図4に示す。なお、図3は位置入力装置の正面図で
あり、図4はこの位置入力装置の平面図である。なお、
図4では、X軸は右方に向かう方向を正とし、Y軸は上
方に向かう方向を正とする。また、軸17は、X軸を操
作レバー1の初期位置を原点として−45度に回転させ
て得られるものである。
【0023】上記位置入力装置において、操作レバー1
は、例えば上述のように、2次元位置検出部2に取り付
けられており、また、ボタンスイッチ3は例えば2次元
位置検出部2が配設される平面と同一平面上に配設され
ている。
【0024】ここで、ボタンスイッチ3が押圧操作され
ずに操作レバー1が操作される場合、上記制御回路4
は、上記座標データを2次元情報として出力する。
【0025】次に、ボタンスイッチ3が押圧操作され、
操作レバー1が操作される場合を考える。
【0026】上述のように、Y成分のみを用いてこの1
次元情報が生成される。すなわち、矢印13あるいは矢
印14に示す方向に操作レバー1が操作されると、制御
回路4は、2次元位置検出部2からの座標データのY成
分、すなわち初期位置を(y)とした場合、(y+q)
を1次元情報として生成し出力する。なお、“q”はY
方向の移動操作量であり、操作レバー1が矢印13に示
した方向に操作されると正になり、矢印14に示す方向
に操作されると負になる。
【0027】また、例えば操作レバー1が2次元平面上
の任意の方向に操作された場合は、2次元位置検出部2
より送られる座標データの内、Y成分のみが取り出され
1次元情報として出力される。
【0028】また、ボタンスイッチ3が押圧操作された
ときに、操作位置を表す座標データとしてY軸成分のみ
を1次元情報として位置入力装置から出力させたが、こ
れに限定されることはなく1次元情報としてX軸成分の
みを出力させてもよい。
【0029】この場合、図4に示すように、矢印11あ
るいは矢印12に示す方向に操作レバー1が操作される
と、制御回路4は、2次元位置検出部2からの座標デー
タのX成分、すなわち初期位置を(x)とした場合、
(x+r)を1次元情報として生成し出力する。なお、
“r”はX方向の移動操作量であり、操作レバー1が矢
印11に示した方向に操作されると正になり、矢印12
に示す方向に操作されると負になる。なお、操作レバー
1が2次元平面上の任意の方向に操作された場合は、上
記座標データの内、X成分のみが取り出され1次元情報
として出力される。
【0030】あるいは、Y成分のみX成分のみの座標デ
ータを用いて1次元情報を生成することに限らず、上記
移動操作量のX成分とY成分とを足したり、X成分とY
成分との内大きい方の値をとって1次元情報としてもよ
い。例えば、上記移動操作量は、操作レバー1が軸17
に対して矢印15で示す方向に操作されると増加し、ま
た、矢印16に示す方向に操作されると減少する量であ
るとしてもよい。
【0031】なお、上記X軸、Y軸の正負の関係、ある
いは上記操作方向に対する移動操作量の増減の関係を逆
転させてもよい。
【0032】また、上記位置入力装置の他の具体例とし
て、図5に示すように、ボタンスイッチ3を操作レバー
1上に配設して一体化し、この操作レバー1を2次元位
置検出部2に取り付けてもよい。
【0033】但し、図5に示す構成の場合、ボタンスイ
ッチ3に対する配線が操作レバー1の可動部を通るの
で、構造が複雑になり、高価なものとなる。
【0034】ここで、上記ビデオ信号処理装置の具体的
な信号処理動作としてモザイク処理を挙げる。
【0035】モザイク処理された画面は、図6に示すよ
うに、例えば表示画面21の中の複数のピクセル(画
素)にモザイクが掛けられたものとなる。また、このモ
ザイクを掛けようとする領域22が示されている。
【0036】また、モザイク処理を行うための動作を示
すフローチャートを図7に示す。
【0037】図7において、ステップS11では、操作
レバー1が操作され、ステップS12に進む。
【0038】ステップS12では、2次元位置検出部2
にて操作レバー1の動きに基づいて2次元のX、Y座標
軸上での値(x,y)が検出され、ステップS13に進
む。ステップS13では、ボタンスイッチ3が押圧操作
されたか否かが判別される。
【0039】ステップS13での判別結果がNO、すな
わちボタンスイッチ3が押圧操作されていない場合、ス
テップS14に進んで、図1に示した画像処理装置7に
て、制御回路4からの2次元情報に基づいて、例えば図
6に示す領域22の位置oとなる座標を与えるキー信号
が生成され、ステップS16に進む。
【0040】また、ステップS13での判別結果がYE
S、すなわちボタンスイッチ3が押圧操作されている場
合、ステップS15に進んで、上記画像処理装置7に
て、制御回路4からの1次元情報に基づいてモザイクの
範囲、例えば図6に示した領域22が矢印cの方向に拡
大されるよう可変されたキー信号が生成され、ステップ
S16に進む。
【0041】ステップS16では、上記画像処理装置7
にて、フォアグランド映像入力端子9を介して入力され
るフォアグランド映像信号にモザイク処理が施される。
また、上記キー信号に基づいて、このモザイク処理が施
されたフォアグランド映像信号と、バックグランド映像
入力端子10を介して入力されるバックグランド映像信
号とを切り換えることで、上記モザイク処理が施された
フォアグランド映像信号と、上記バックグランド映像信
号との合成が行われ、ステップS17に進む。
【0042】ステップS17では、上記画像処理装置7
にて合成された映像信号に基づく画像が表示され、ステ
ップS18に進む。ステップS18では、使用者が画面
を目視して、モザイク処理する箇所を示す領域22の位
置や範囲が正しい部分であるのか否かを判別する。判別
結果がNO、すなわち上記領域22の位置や範囲が正し
くない場合、ステップS11に戻る。また、上記判別結
果がYES、すなわち上記領域22の位置や範囲が正し
い場合、モザイク処理は終了する。
【0043】また、モザイク処理を行うための上記画像
処理装置7の具体的な構成を図8に示す。
【0044】上記画像処理装置7において、上記図7に
示したフローチャートのステップS14、S15、S1
6に示した動作が実行される。なお、各ステップ番号に
該当する動作を行う場合、そのステップ番号を括弧内に
示す。
【0045】モザイク生成部31は、フォアグランド映
像入力端子9より入力されるフォアグランド映像信号の
全域にモザイク処理を施し、画像生成部33に送る。
【0046】キー信号生成部32は、制御回路4からの
モザイクの位置のデータや範囲のデータに基づいて後述
するようなキー信号を生成する(ステップS14、S1
5)。
【0047】画像合成部33は、上記キー信号に基づい
てモザイク生成部31からのフォアグランド映像信号
と、バックグランド映像信号とを合成し、得られた映像
信号を表示装置8に出力する(ステップS16)。
【0048】表示装置8は、画像生成部33より出力さ
れる映像信号に基づいて、図6の表示画面21のような
表示を行う。
【0049】上記画像処理装置7によれば、例えば、上
記キー信号生成部32に上記制御回路4から2次元情報
が入力されるとき、上記キー信号生成部32は、上記2
次元情報に基づいて、2次元情報で示される位置が中心
位置となるキー信号を生成する。なお、表示画面21で
は、キー信号の中心位置が移動するのに合わせて、モザ
イク処理された画像部分が移動する。
【0050】また、例えば、上記キー信号生成部32に
上記制御回路4から1次元情報が入力されたとき、上記
キー信号生成部32は、上記1次元情報の値に基づい
て、定される速さで信号を大きさを変化させる。なお、
表示画面21では、キー信号が拡大するのに合わせてモ
ザイク処理された画像部分が拡大し、この拡大速度は上
記1次元情報の数値、すなわち上記操作レバー1の操作
に依存する。
【0051】さらに、上記ビデオ信号処理装置によれ
ば、使用者は図3及び図4に示したボタンスイッチ3を
押圧操作さずに、操作レバー1を矢印11に示した方向
すなわち右方向に倒した場合図6の領域22が右方向に
移動し、矢印12に示した方向すなわち左方向に倒した
場合上記モザイク処理部分が左方向に移動する。また、
同様に上記操作レバー1が矢印13に示した方向すなわ
ち上方向に倒された場合、上記モザイク処理部分が上方
向に移動し、矢印14に示した方向すなわち下方向に倒
された場合、上記モザイク処理部分が下方向に移動す
る。なお、上記モザイク処理部分の縦横方向への移動
は、使用者が上記操作レバー1の操作を終了するまで継
続する。
【0052】また、使用者が上記ボタンスイッチ3を押
圧操作して、上記操作レバー1を図4において矢印13
に示した方向すなわち上方向に操作した場合、図6に示
すように領域22の各頂点が矢印cに示す方向すなわち
位置oに対して離れる方向に移動し領域23に拡大され
るため、モザイク処理部分が上記操作レバー1の操作に
応じて拡大される。また、上記ボタンスイッチ3が押圧
操作され、上記操作レバー1が図4において矢印14に
示した方向すなわち下方向に移動された場合、図示はし
ないが上記領域22の各頂点は位置oに接近する方向に
移動し縮小されるため、モザイク処理部分が上記操作レ
バー1の操作に応じて縮小される。なお、上記モザイク
処理部分の拡大あるいは縮小動作は、上記縦横方向への
移動と同様に、使用者が上記操作レバー1の操作を終了
するまで継続する。
【0053】上記ビデオ信号処理装置の一具体例は、映
像にモザイクをかける動作に応用した例であったが、他
には、例えばビデオ信号処理装置で特に特殊効果装置に
おけるいわゆるキーフレームの操作に応用される。すな
わち、操作レバーの移動操作に応じて2次元位置検出部
にて座標データが出力される。ここで、ボタンスイッチ
が押圧操作されない場合、キー信号生成部は制御回路か
らの2次元情報に基づいてキー信号を生成し、上記キー
フレームは縦横方向に移動する。また、上記ボタンスイ
ッチが押圧操作されている場合、上記制御回路からの1
次元情報に基づいて、上記キーフレームのZ軸方向への
操作を行うためのキー信号を生成するように上記キー信
号生成部を動作させればよい。
【0054】また、例えばビデオスイッチャにおけるキ
ー信号の操作に応用される。すなわち、操作レバーの移
動操作に応じて2次元位置検出部にて座標データが出力
される。ここで、ボタンスイッチが押圧操作されない場
合、キー信号生成部は上記2次元情報に基づいて上記キ
ー信号の中心を縦横方向に移動させる。また、上記ボタ
ンスイッチが押圧操作されている場合、上記キー信号生
成部は、上記1次元情報に基づいて、上記キー信号の大
きさを変化させれば良い。
【0055】また、例えばビデオスイッチャにおけるオ
ートクロマキーの操作に応用される。キー信号生成部は
ボタンスイッチが押圧操作されていない場合上記2次元
情報に基づいて上記オートクロマキーを示すキー信号を
縦横方向へ移動させ、上記ボタンスイッチが押圧操作さ
れている場合上記1次元情報に基づいて上記キー信号の
サンプル範囲を決めるようにすればよい。
【0056】以上のようにビデオ信号処理装置を構成す
ることで、使用者は、スイッチを押しながら操作レバー
を移動操作させると、移動操作量に基づいてキー信号の
中心を縦横方向へ移動させることができ、また、上記ス
イッチを押さないで上記操作レバーを移動操作させる
と、この移動操作量に基づいて表示画面上のキー信号の
拡大/縮小を行うことができ、操作レバー1つで2次元
情報と1次元情報とを得ることが可能になり、少ない部
品数で操作性が向上する。
【0057】また、操作レバーにボタンスイッチを設け
ると、上述したような操作を片手にて容易に行うことが
でき、操作性がさらに向上する。
【0058】なお、本実施形態において、位置入力装置
の操作部を操作レバーとしたが、これに限定されること
はなく、トラックボールあるいはカーソルキーのような
空間内の位置を指示できれば何でもよい。また、スイッ
チをボタンスイッチとしたが、こちらもこれに限定され
ることはなく、他のスイッチ手段を用いても同様の効果
を得ることは言うまでもない。
【0059】また、本実施形態において、図4に示した
ように、X軸については右方向、Y軸については上方向
を正としたが、これに限定されることはなく、右方向を
X軸の負を示す方向、上方向をY軸の負を示す方向とし
てもよい。
【0060】また、本実施形態において、ビデオ信号処
理装置の動作例として、特殊効果装置におけるキーフレ
ームの操作や、ビデオスイッチャのオートクロマキー操
作への応用例を挙げたが、これらに限定されることはな
く、直交する2方向の座標、すなわち平面上の位置を決
定する2次元情報に関した操作にさらに1次元情報を必
要とする操作の全てについて応用可能である。
【0061】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の位置
入力装置によれば、スイッチの押圧操作に応じて、2次
元位置検出手段で操作部からの移動操作量に基づいて得
られる座標データが2次元情報以外の1次元情報に変換
されるようにすることで、2次元情報と2次元位置以外
の1次元情報とを得るのに、上記操作部を共用できるた
め、単純な構成にて操作性が向上する。また、上記操作
量を変換するのに複雑な機構を利用しないため、廉価な
位置入力装置を提供することが可能になる。
【0062】また、本発明のビデオ信号処理装置によれ
ば、ビデオ信号を処理する際に、スイッチの押圧操作に
応じて、2次元位置検出手段で操作部からの移動操作量
に基づいて得られる座標データが、ビデオ信号に任意の
処理を施す位置を示す2次元情報と、この2次元情報以
外の1次元情報、例えば上記ビデオ信号に任意の処理を
施す範囲を示す範囲情報等とを得るのに、上記操作部を
共用できるため、単純な構成にて操作性が向上する。ま
た、上記操作量を変換するのに複雑な機構を利用しない
ため、廉価なビデオ信号処理装置を提供することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したビデオ信号処理装置の具体的
な構成を示すブロック図である。
【図2】上記ビデオ信号処理装置を構成する位置入力装
置の動作を説明するフローチャートである。
【図3】上記位置入力装置の正面図である。
【図4】上記位置入力装置の平面図である。
【図5】上記位置入力装置の他の具体例を示す図であ
る。
【図6】上記ビデオ信号処理装置の表示部の表示画面の
一例を示す図である。
【図7】上記ビデオ信号処理装置の動作の一例としてビ
デオ信号のモザイク処理を説明するフローチャートであ
る。
【図8】上記ビデオ信号処理装置のモザイク処理時の画
像処理部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 操作レバー 2 2次元位置検出部 3 ボタンスイッチ 4 制御回路 5 ROM 6 RAM 7 画像処理装置 8 表示装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の方向に移動操作される操作部と、 上記操作部の操作位置を検出する2次元位置検出手段
    と、 スイッチと、 上記スイッチの操作状態に応じて上記操作位置を2次元
    情報と1次元情報とに切り替える制御手段とを有して成
    ることを特徴とする位置入力装置。
  2. 【請求項2】 上記操作部は、2次元の任意方向に操作
    され、上記位置検出手段は、上記操作部の操作量を互い
    に直交する2方向の成分に分けて検出することを特徴と
    する請求項1記載の位置入力装置。
  3. 【請求項3】 上記スイッチは、上記位置入力手段の操
    作部に設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    位置入力装置。
  4. 【請求項4】 上記スイッチは、上記操作部に対して物
    理的に異なる位置に配置されていることを特徴とする請
    求項1記載の位置入力装置。
  5. 【請求項5】 任意の方向に移動操作される操作部と、 上記操作部の操作位置を検出する2次元位置検出手段
    と、 スイッチと、 上記スイッチの操作状態に応じて上記操作位置を2次元
    情報と1次元情報とに切り替える制御手段と、 上記制御手段から出力される2次元情報/1次元情報に
    応じて入力されるビデオ信号に所定の信号処理を施す画
    像処理手段とを有して成ることを特徴とするビデオ信号
    処理装置。
  6. 【請求項6】 上記2次元情報は、上記ビデオ信号の2
    次元的な位置を示し、 上記1次元情報は、上記ビデオ信号上の上記2次元情報
    にて示される位置における上記ビデオ信号に関連した情
    報であることを特徴とする請求項5記載のビデオ信号処
    理装置。
  7. 【請求項7】 上記1次元情報は、上記2次元情報で示
    される2次元的な位置における上記ビデオ信号の範囲を
    示す情報であることを特徴とする請求項6記載のビデオ
    信号処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10145673A (ja) * 1996-11-12 1998-05-29 Sony Corp ビデオ信号処理装置及びビデオ信号処理方法
JP2009253387A (ja) * 2008-04-01 2009-10-29 Sony Corp クロマキー処理装置及びクロマキー処理方法

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