JPH0895544A - 文字処理装置 - Google Patents

文字処理装置

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JPH0895544A
JPH0895544A JP6234830A JP23483094A JPH0895544A JP H0895544 A JPH0895544 A JP H0895544A JP 6234830 A JP6234830 A JP 6234830A JP 23483094 A JP23483094 A JP 23483094A JP H0895544 A JPH0895544 A JP H0895544A
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JP
Japan
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character
processing
expansion
data
memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP6234830A
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English (en)
Inventor
Yozo Kashima
洋三 鹿島
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベクトルフォントを展開するための各文字展
開部の処理を、文字ごとの処理時間を計算することなく
均一化して装置全体の処理の高速化を図る。 【構成】 文字展開命令キュー16には、ホストコンピ
ュータ11から送られてきた印字のための各文字のフォ
ントデータ等の所定のデータが1文字ずつ順に格納され
ている。2つの文字展開部171 、172 はフォントデ
ータを展開して対応するバッファ211 、212 に格納
すると共に、処理が終了した時点でアービタ23を介し
て文字展開命令キュー16から最も先に格納された1文
字分のデータを取り出して展開処理を行うと共に、該当
するデータを文字展開命令キュー16から削除する。イ
メージ転送部22は展開された文字パターンをページメ
モリ14の該当箇所に貼り付け、プリンタ部19がこれ
を印字する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はベクトル形式で表現され
た文字データをドットパターンに展開する文字処理装置
に係わり、詳細には、ドットパターンに展開する文字展
開部を複数備えこれらを並列的に動作させるようにした
文字処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ベクトル形式で文字パターンを記憶した
文字処理装置は、ドット形式でこれを記憶した文字処理
装置と比べて高品位な文字を印字あるいは表示すること
ができ、最近では多くの装置で製品化されている。しか
しながら、ベクトル形式で文字を表現する装置なので、
文字パターンに展開するための時間が比較的長くかかる
という問題がある。
【0003】このような問題を解決するために、ベクト
ル形式で表現された文字データを展開するための文字展
開部を複数用いて、文字の展開を並行して行うことで高
速化を図るようにした文字処理装置が提案されている。
ところが、文字展開部を複数配置しても単純にこれらに
文字データを割り振っていくと、文字パターンが複雑な
文字等のように展開に長時間を要する文字データを割り
振られた文字展開部の処理が極端に長時間化する場合が
ある。このような場合には、他の文字展開部は先に処理
が終了しても装置全体としては特定の文字展開部の処理
時間に引きずられる形となって、処理を十分高速化する
ことができない。
【0004】そこで、特開平3−288893号公報に
開示された装置では、各文字展開部にキューイングされ
ている処理中および未処理の文字パターンの発生および
処理時間の合計を平均化するように各文字処理装置への
文字データの割り振りを行っている。すなわち、この装
置ではそれぞれの文字を表わした文字データごとの処理
時間を表わした情報をその記憶装置に備えている。そし
て、この情報(発生処理時間情報)を用いて各文字展開
部の展開時間の合計が平均化するように文字の展開処理
を割り振るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この提
案の文字処理装置では、各文字展開部の展開時間の合計
を平均化するために記憶装置から読み出された発生処理
時間情報と、CPU(中央処理装置)から指示された文
字サイズにより、文字パターンの辺数、内部の面等を考
慮して文字パターンの発生に要する時間を算出し、各文
字展開部にすでにキューイングされている処理中および
未処理の文字パターンの発生および処理時間の合計を平
均化するようになっていた。したがって、このような計
算のためのオーバヘッドが発生するという問題があっ
た。
【0006】そこで本発明の目的は、このようなオーバ
ヘッドが発生することなく各文字展開部の処理を均一化
して装置全体の処理の高速化を図ることのできる文字処
理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)フォントデータをドット形式の文字パターン
にそれぞれ並行して展開することのできる複数の文字展
開手段と、(ロ)これら文字展開手段によって展開され
るべき文字のフォントデータを1字分ずつ展開すべき順
に格納したメモリと、(ハ)前記した複数の文字展開手
段のいずれかが文字の展開処理を終了させるたびに前記
したメモリから次に展開すべき文字のフォントデータを
読み出して文字の展開処理を終了させた1の文字展開手
段に割り当てるデータ割当手段とを文字処理装置に具備
させる。
【0008】すなわち請求項1記載の発明では、文字の
フォントデータを1字分ずつ展開すべき順に格納したF
IFOメモリ等のメモリを用意し、並行処理可能な複数
の文字展開手段のいずれかが文字の展開処理を終了させ
るたびに1文字分ずつ文字のフォントデータを読み出し
て割り当てて、文字の展開処理を行わせることで、それ
ぞれの文字の展開処理に要する時間を計算することな
く、処理の平均化を行い装置全体の処理の高速化を図る
ことができる。
【0009】請求項2記載の発明では、(イ)ベクトル
形式で表わされた各文字のフォントデータを格納するベ
クトルフォントメモリと、(ロ)フォントデータをドッ
ト形式の文字パターンにそれぞれ並行して展開すること
のできる複数の文字展開手段と、(ハ)これら文字展開
手段によって展開されるべき文字を特定する文字コード
を1字分ずつ展開すべき順に格納したメモリと、(ニ)
前記した複数の文字展開手段のいずれかが文字の展開処
理を終了させるたびに前記したメモリから次に展開すべ
き文字の文字コードを読み出して文字の展開処理を終了
させた1の文字展開手段に割り当てるデータ割当手段と
を文字処理装置に具備させる。
【0010】すなわち請求項2記載の発明では、文字コ
ードを1字分ずつ展開すべき順に格納したFIFOメモ
リ等のメモリを用意し、並行処理可能な複数の文字展開
手段のいずれかが文字の展開処理を終了させるたびに1
文字分ずつの文字コードを読み出して割り当てて、ベク
トルフォントメモリから該当するベクトルフォントを読
み出して文字の展開処理を行わせることで、それぞれの
文字の展開処理に要する時間を計算することなく、処理
の平均化を行い装置全体の処理の高速化を図ることがで
きる。
【0011】請求項3記載の発明では、(イ)フォント
データをドット形式の文字パターンにそれぞれ並行して
展開することのできる複数の文字展開手段と、(ロ)こ
れら文字展開手段によって展開されるべき文字のフォン
トデータを1字分ずつ展開すべき順に格納したメモリ
と、(ハ)前記した複数の文字展開手段のいずれかが文
字の展開処理を終了させるたびに前記したメモリから最
も時間的に先に格納された文字のフォントデータを読み
出して文字の展開処理を終了させた1の文字展開手段に
割り当てるデータ割当手段と、(ニ)このデータ割当手
段によって割り当てられた該当箇所の文字のフォントデ
ータを前記したメモリから削除する削除手段とを文字処
理装置に具備させる。
【0012】すなわち請求項3記載の発明では、文字の
フォントデータを1字分ずつ展開すべき順に格納したF
IFOメモリ等のメモリを用意し、並行処理可能な複数
の文字展開手段のいずれかが文字の展開処理を終了させ
るたびに1文字分ずつ最も時間的に先に格納された文字
のフォントデータを読み出して割り当てて、文字の展開
処理を行わせる一方で、データ割当手段によって割り当
てられた該当箇所の文字のフォントデータをメモリから
削除する。これにより、重複した文字の展開処理が防止
される。この発明でも各文字展開手段が処理の終了した
時点でそれぞれ次の文字の展開処理を行うので、それぞ
れの文字の展開処理に要する時間を計算することなく、
処理の平均化を行い装置全体の処理の高速化を図ること
ができる。
【0013】請求項4記載の発明では、(イ)ベクトル
形式で表わされた各文字のフォントデータを書体別に格
納するベクトルフォントメモリと、(ロ)フォントデー
タをドット形式の文字パターンにそれぞれ並行して展開
することのできる複数の文字展開手段と、(ハ)これら
文字展開手段によって展開されるべき文字を特定する文
字コードを1字分ずつ展開すべき順に格納したメモリ
と、(ニ)前記した複数の文字展開手段のいずれかが文
字の展開処理を終了させるたびに前記したメモリから最
も時間的に先に格納された文字の文字コードと書体情報
を読み出して文字の展開処理を終了させた1の文字展開
手段に割り当てるデータ割当手段と、(ホ)このデータ
割当手段によって割り当てられた該当箇所の文字の文字
コードと書体情報を前記したメモリから削除する削除手
段とを文字処理装置に具備させる。
【0014】すなわち請求項4記載の発明では、文字コ
ードを1字分ずつ展開すべき順に格納したFIFOメモ
リ等のメモリを用意し、並行処理可能な複数の文字展開
手段のいずれかが文字の展開処理を終了させるたびに1
文字分ずつの文字コードおよび書体情報を読み出して割
り当てて、ベクトルフォントメモリから該当するベクト
ルフォントを読み出して文字の展開処理を行わせる一方
で、データ割当手段によって割り当てられた該当箇所の
文字の文字コードと書体情報をメモリから削除する。こ
の発明でも各文字展開手段が処理の終了した時点でそれ
ぞれ次の文字の展開処理を行うので、それぞれの文字の
展開処理に要する時間を計算することなく、処理の平均
化を行い装置全体の処理の高速化を図ることができる。
【0015】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例における文字処理
装置を使用したレーザビーム・プリンタ装置の回路構成
の概要を表わしたものである。この装置は、印刷データ
の送出源としてのホストコンピュータ11とホストイン
ターフェース(ホストI/F)12を介して接続された
イメージ形成部13を備えている。イメージ形成部は図
示しないがCPUやプログラムを格納したROM(リー
ド・オンリ・メモリ)や作業メモリとしてのRAM(ラ
ンダム・アクセス・メモリ)を備えている。そして、R
OMに格納されたプログラムに応じてイメージ形成のた
めの処理を行うようになっている。
【0017】このイメージ形成部13は、1ページ分の
イメージの展開を行うためのページメモリ14と、ベク
トルフォントを格納したベクトルフォントメモリ15
と、文字の展開を指示する文字展開命令を格納した文字
展開命令キュー16と、第1および第2の文字展開部1
1 、172 ならびにビデオインターフェース18と接
続されている。そして、ホストコンピュータ11から送
られてきた印刷データとプリント制御命令を受け取り、
ページメモリ14にビットマップイメージを形成するよ
うになっている。このビットマップイメージは、ビデオ
インターフェース18を介してプリンタ部19に送られ
る。プリンタ部(プリンタエンジン)19は、本実施例
ではレーザプリンタで構成されており、展開されたイメ
ージを感光体上に静電潜像として形成し、これに対応し
たトナー像を作成して、図示しない用紙にプリントする
ことになる。
【0018】第1および第2の文字展開部171 、17
2 は、ベクトルフォントメモリ15に格納されたベクト
ルフォントを用いて、指定された文字のドットイメージ
を展開するためのものである。これらの文字展開部17
1 、172 と文字展開命令キュー16との間には、2つ
の文字展開部171 、172 が同時に文字展開命令キュ
ー16にアクセスした場合の調停を行うためにアービタ
23が設けられている。第1の文字展開部171 で展開
されたドットイメージは、第1のバッファ21 1 に格納
され、第2の文字展開部172 で展開されたドットイメ
ージは、第2のバッファ212 に格納されるようになっ
ている。イメージ転送部22は、第1あるいは第2の文
字展開部171 、172 で展開されたドットイメージを
対応する第1あるいは第2のバッファ211 、212
転送するためのものである。
【0019】文字展開命令キュー16は、イメージ形成
部13が第1または第2の文字展開部171 、172
対して展開を指示する文字の情報を渡すためのキューで
ある。イメージ形成部13は、展開に必要な文字の情報
を文字展開命令キュー16にストアすることにより、文
字の展開要求を行うようになっている。
【0020】図2は、文字展開命令キューの構造を表わ
したものである。文字展開命令キュー16には、(a)
ID(識別情報)31、(b)文字のベクトルフォント
データ32、(c)ページメモリ14への張り付け位置
を表わした位置情報33、および(d)文字のサイズを
表わしたサイズ情報34が1組のデータとして文字展開
命令キュー16にキューイングされるようになってい
る。
【0021】ここでID31は、第1または第2の文字
展開部171 、172 が文字の展開を終了したとき、な
らびにイメージ転送部22がこれらの展開されたドット
イメージをページメモリ14へ張りつける作業を終了さ
せたとき、イメージ形成部13に通知する際に必要とな
るものである。
【0022】図1に示した文字展開命令キュー16のデ
ータ管理は、FIFO(ファースト・イン・ファースト
・アウト)方式で行われる。すなわち、各組のデータは
ストアされた時刻の順に格納されるようになっており、
1番最初にキューイングされたものから順番に取り出さ
れることになる。
【0023】ビデオインターフェース18は、イメージ
形成部13とプリンタ部19の間のインターフェース回
路である。イメージ形成部13はこれを通じてプリンタ
部19にビットマップイメージデータの送信を行う。プ
リンタ部19は、送られてきたビットマップイメージデ
ータを基にして図示しない用紙にページ単位で印刷を行
うことになる。
【0024】図3は、ホストコンピュータからイメージ
形成部が受け取る文書データの構成の一例を表わしたも
のである。文書データ41は、ページ記述言語を用いて
記述されている。ページ記述言語は、(a)文字列の描
画を始める位置を指定するための位置指定命令と、
(b)描画される文字の書体とサイズを設定するための
フォント設定命令と、(c)文字列を現在設定されてい
るフォントとしてのカレントフォントを用いてページメ
モリに描画するための文字列描画命令と、(d)1ペー
ジ分のイメージデータを出力デバイスとしてのプリンタ
部19に送信するための命令や(e)その他の命令で構
成されている。この図3には、説明を簡単にするために
本発明の説明に直接関係する(a)〜(d)で説明した
命令のみの配置例を示した。他の命令の記載は省略して
いる。
【0025】図4は、この文字処理装置でイメージ形成
部が行う文書処理動作の流れを表わしたものである。図
1に示したイメージ形成部13を構成するCPUはホス
トコンピュータ11から文書データが送られてくると
(ステップS101;Y)、これをイメージ形成部13
内の前記したRAMに格納する(ステップS102)。
そして、この文書データの最先の1ページ分を取り出し
て展開し、1ページ分のビットマップイメージデータを
形成する(ステップS103)。ビットマップイメージ
データが形成されたら、そのデータをプリンタ部19に
送信して印字を行わせる(ステップS104)。この
後、前記したCPUはRAM内に格納したすべての文書
データの展開処理が終了したかどうかをチェックする
(ステップS105)。
【0026】まだ、処理していないページの文書データ
が存在する場合には(N)、ステップS103に戻って
次に1ページ分の文書データについての展開処理を行
う。以下同様である(ステップS103〜S105)。
このようにしてすべてのページの文書データの展開と印
字の指示が終了したら(ステップS105;Y)、イメ
ージ形成部13の処理が終了する(エンド)。
【0027】図5は、図4のステップS103で表わし
た文書の展開処理を具体的に示したものである。今、図
3に示した文書データ41が展開処理の対象となってい
るものとする。まず処理すべき最先の命令が1つだけ読
み込まれる(ステップS201)。図3に示した文書デ
ータ41の場合には、この処理ステップで位置指定命令
“(100,100)”の読み込みが行われることにな
る。
【0028】次のステップS202では、今、読み込ま
れた命令がページ印刷命令であるかどうかのチェックが
行われる。この例ではそうではない(N)。そこで、こ
の場合にはステップS203に進み、この命令がフォン
ト設定命令であるかどうかのチェックが行われる。この
例ではそうではない(N)。そこで更にステップS20
4に進み、今、読み込まれた命令が文字列描画命令であ
るかどうかのチェックが行われる。この例ではそうでは
ない(N)。そこでこの場合にはステップS205に進
み、カレントポイントを位置指定命令の示す座標(10
0,100)に更新する。
【0029】この後、ステップS201に戻って命令の
読み込みを行う。図3に示した文書データ41の場合に
は、これによりフォント設定命令“(10ポ、ゴシッ
ク)”の読み込みが行われる。この結果、ステップS2
03で判別結果が肯定(Y)となる。この場合にはステ
ップS206に進み、カレントフォントが“(10ポ、
ゴシック)”に設定された後、再度ステップS201に
戻ることになる。
【0030】ステップS201におけるこの3回目の処
理では、文字列描画命令“ABC”の読み込みが行われ
る。この結果、ステップS204で判別結果が肯定
(Y)となる。この場合にはステップS207に進み、
文字描画命令の処理が行われることになる。
【0031】図6は、ステップS207で示した文字列
描画命令の処理の詳細を表わしたものである。このサブ
ルーチンでは、文字描画命令の処理の開始と共に、カレ
ントポイントの座標を“CurrentPoint”という変数の格
納領域に保存する(ステップS301)。この例の場合
には座標(100,100)が保存される。次に、カレ
ントフォントからサイズ情報を得て、これを“Size”と
いう変数の格納領域に保存する(ステップS302)。
この例の場合には、カレントフォントが“(10ポ、ゴ
シック)”なので、10ポというサイズ情報がこの格納
領域に保存されることになる。
【0032】次にCPUは文字列の先頭の文字を“Curr
entCharPtr”というポインタで指す(ステップS30
3)。この例では、文字列描画命令“ABC”の先頭の
文字“A”がこのポインタで指されることになる。CP
Uは次に今“CurrentCharPtr”が指している文字“A”
が文字列の終わりかどうかの判別を行う(ステップS3
04)。この例の場合は終わりではない。そこで、カレ
ントポイントの座標が位置情報となる(ステップS30
5)。この例では、座標(100,100)が位置情報
となる。
【0033】位置情報が特定されたら、カレントフォン
トにおける“CurrentCharPtr”の示す文字のフォントデ
ータをベクトルフォントメモリ15から読み出す(ステ
ップS306)。この例では“ゴシック”という書体の
文字“A”のベクトルフォントデータが読み出されて、
イメージ形成部13内のRAMに保存されることにな
る。
【0034】次にCPUは、ベクトルフォントデータか
ら文字の幅情報を得る。本実施例の文字処理装置では、
文字の幅情報がベクトルフォントメモリ15にベクトル
フォントと共に格納されている。CPUは得られた幅情
報に示された分だけカレントポイントを移動させる。文
字“A”のサイズは、図3より10ポイントであり、こ
の文字“A”の文字幅を表わすベクトルが“(10,
0)”であったとする。この場合、カレントポイントの
座標は、(100,100)から(110,100)に
変化する(ステップS307)。
【0035】次にCPUはID31を生成し、これを次
に説明する展開待ちIDテーブルに登録する(ステップ
S308)。ID31はどのような数値で構成されてい
てもよいが、当然、ユニークなものでなければならな
い。ここでは“1”という値のID31が生成されたも
のとする。展開待ちIDテーブルは、イメージ形成部1
3内の前記したRAM内に配置されており、文字展開部
171 、172 に文字の展開が要求される場合のその管
理を行うようになっている。次のステップS309で
は、ID31、フォントデータ32、文字位置情報33
およびサイズ情報34を文字展開命令キュー16にキュ
ーイングし、“CurrentCharPtr”をインクリメントす
る。ステップS305〜S309の各ステップで、文字
展開部171 、172 に対する“ABC”という文字列
における文字“A”の描画要求が行われたことになる。
【0036】この後、処理はステップS304に戻る。
そして、“CurrentCharPtr”が現在指している文字が文
字列の終わりかどうかの判別を行う。終わりではないの
で、文字“B”についても同様の処理が行われる。文字
“C”についても同様である。この結果、文字展開命令
キュー16は図2に示したような状態となる。この例の
場合、この段階のステップS304で文字列が終わった
ことが判別され(Y)、図6に示した処理が終了する。
すなわち、図5のステップS207で示した処理が終了
することになり、図5のステップS201に戻って次の
命令の処理に進むことになる。
【0037】図3に示した文書データ41の残りの位置
指定命令、フォント設定命令、文字描画命令についても
同様の処理が行われる。そこでこれらの各命令の処理に
ついての説明は省略し、ページ印刷命令の処理の場合に
ついてのみ説明を行う。
【0038】図5のステップS201でページ印刷命令
が読み込まれると、次のステップS202で該当の命令
である(Y)と判別される。この場合には、文字列描画
命令の実行がすべて終了済みであるかどうかのチェック
が行われる(ステップS208)。このチェックは、図
6のステップS308でIDの登録が行われる展開待ち
IDテーブルを検索して、イメージ形成部13が文字列
の展開を待機している状態であるかどうかを調べること
によって行われる。文字列描画命令の処理がすべて終了
済みではない場合には(N)、これがすべて終了するま
でステップS208で待機状態となる。文字列描画命令
の処理がすべて終了したら(Y)、図4のステップS1
03で表わした文書の展開処理が終了したことになり、
図4に示したステップS104に進むことになる。
【0039】ところで第1および第2の文字展開部17
1 、172 は、それぞれが文字の展開中でないときに
は、あるサイクルごとに独自に文字展開命令キュー16
を参照するようになっている。そして、その時点で文字
展開命令キュー16にフォントデータが格納されていた
ら、そのうちの最先のフォントデータ等の1組の情報を
読み込んで文字の展開処理を行う。
【0040】図7は、各文字展開部が文字展開命令キュ
ーからフォントデータを読み込んで展開する処理の流れ
を表わしたものである。以下の説明では第1および第2
の文字展開部171 、172 は全く同一の動作を行うの
で、特に個別に説明する必要のある場合を除いてこれら
を単に文字展開部17と総称することにする。文字展開
部17は、前記したように文字の展開中でなく、かつ所
定のサイクルが開始した時点で(ステップS401;
Y)、文字展開命令キュー16を参照し、これが空であ
るかどうかを調べる(ステップS402)。この結果、
空であれば(ステップS403;Y)、再びステップS
401の処理に戻って次のサイクルで同様の処理を開始
することになる(リターン)。
【0041】これに対して、文字展開命令キュー16が
空ではなかった場合には(ステップS403;N)、そ
の先頭すなわち時間的に最も古い箇所に格納されたフォ
ントデータ等の1組の情報を読み出して、該当する文字
展開部17内のメモリ(図示せず)にコピーして、これ
が重複して処理されるのを防ぐためにこの1組の情報を
文字展開命令キュー16から削除する(ステップS40
4)。今、文字展開命令キュー16が図2に示したよう
な格納状態であったとすると、最も時間的に古い文字
“A”についてのフォントデータ32等の1組の情報が
該当する文字展開部17内のメモリに読み込まれ、文字
展開命令キュー16から削除されることになる。
【0042】ここで、第1および第2の文字展開部17
1 、172 が共に文字の展開中でないときには、サイク
ル開始時点でこれらが共に文字展開命令キュー16を参
照するためのアクセスを行うことになる。この際には、
アービタ23がこれらのアクセスの調停を行うので、1
つの文字展開部17のみが文字展開命令キュー16にア
クセスすることになり、1つの文字についての情報を2
つの文字展開部171、172 が同時にアクセスするお
それはない。第1および第2の文字展開部17 1 、17
2 が同一のサイクルで制御されているときには、同一の
時刻に文字展開命令キュー16を参照するためのアクセ
スが行われるので、アービタ23は例えば予め定めた優
先順位によって1つの文字展開部17を選択することに
なる。それぞれの文字展開部171 、172 が独自のサ
イクルで制御されている場合には、アービタ23は例え
ばアクセスの時間的な先後をもって1つの文字展開部1
7にアクセスを許可することになる。
【0043】文字展開命令キュー16にアクセスした文
字展開部17は、読み込んだ1組の情報のうちのフォン
トデータ32とサイズ情報34を用いて、対応する第1
または第2のバッファ211 、212 にドットイメージ
を生成する(ステップS405)。そして、このバッフ
ァ21中のドットイメージのアドレスと位置情報をイメ
ージ転送部22に渡してページメモリ14の該当箇所に
そのドットイメージを貼り付ける(ステップS40
6)。そして、イメージ形成部13に対してID31で
識別される文字の展開が終了したことを知らせる(ステ
ップS407)。この後、再びステップS401の処理
が開始されることになる(リターン)。
【0044】このように本実施例の文字処理装置では、
文字展開部を2つ用意し、これらが処理を終了するたび
に文字展開命令キュー16から1つずつフォントデータ
等の情報を取り出して展開し、ページメモリ14に張り
付けるようにした。このため、文字の展開に要する時間
をいちいち計算して処理時間を平均化する必要なく、各
文字展開部における文字の展開処理のロードを均一化し
て装置全体の処理の効率化と高速化を図ることができ
る。
【0045】変形例
【0046】図8は、本発明の変形例における文字処理
装置を使用したレーザビーム・プリンタ装置の回路構成
の概要を表わしたものである。図1と同一部分には同一
の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。こ
の変形例のレーザビーム・プリンタ装置は、図1に示し
た実施例の装置と比べると次の点が相違する。まず、
実施例の装置ではイメージ形成部13にベクトルフォン
トメモリ15が接続されているが、この変形例ではベク
トルフォントメモリ15Aが第1および第2の文字展開
部171 、172 とバスを介して接続されている。ま
た、実施例の装置では文字の幅情報がベクトルフォン
トメモリ15にベクトルフォントと共に格納されていた
が、この変形例の装置では、文字の幅情報を格納した文
字幅情報メモリ51が用意されている。文字幅情報メモ
リ51は、イメージ形成部13Aにバスで接続されてい
る。更に、文字展開命令キュー16Aはその構造が実
施例の文字展開命令キュー16のそれと異なっている。
【0047】図9は、この変形例のレーザビーム・プリ
ンタ装置に使用される文字展開命令キューの構造を表わ
したものである。文字展開命令キュー16Aには、
(a)ID31、(b)文字コード61、(c)ゴシッ
ク、明朝体等の書体を表わした書体情報62、(d)ペ
ージメモリ14への張り付け位置を表わした位置情報3
3、および(e)文字のサイズを表わしたサイズ情報3
4が1組のデータとしてキューイングされるようになっ
ている。
【0048】この変形例の装置でイメージ形成部13A
は先の実施例のイメージ形成部13と基本的に同一の制
御を行う。すなわち図4に示した制御の概略の流れは、
この変形例でも同一である。この変形例では、図4のス
テップS103で表わした文書の展開処理におけるステ
ップS207の処理の詳細が異なっている。この部分に
ついては、先の実施例の装置では図6に示している。
【0049】図10は、図5のステップS207の処理
を具体化したこの変形例における文字列描画命令の処理
の詳細を示したものである。図6に対応するこのサブル
ーチンでは、文字描画命令の処理の開始と共に、カレン
トポイントの座標を“CurrentPoint”という変数の格納
領域に保存する(ステップS501)。この例の場合に
は座標(100,100)が保存される。次に、カレン
トフォントからサイズ情報を得て、これを“Size”とい
う変数の格納領域に保存すると共に、書体情報を得て、
これを“Font”という変数の格納領域に保存する(ステ
ップS502)。この例の場合には、カレントフォント
が“(10ポ、ゴシック)”なので、10ポというサイ
ズ情報が“Size”という変数の格納領域に保存され、ゴ
シックという書体情報が“Font”という変数の格納領域
に保存されることになる。
【0050】次にCPUは文字列の先頭の文字を“Curr
entCharPtr”というポインタで指す(ステップS50
3)。この例では、文字列描画命令“ABC”の先頭の
文字“A”がこのポインタで指されることになる。CP
Uは次に今“CurrentCharPtr”が指している文字“A”
が文字列の終わりかどうかの判別を行う(ステップS5
04)。この例の場合は終わりではない。そこで、カレ
ントポイントの座標が位置情報34となる(ステップS
505)。この例では、座標(100,100)が位置
情報34となる。
【0051】位置情報が特定されたら、カレントフォン
トにおける“CurrentCharPtr”の示す文字の文字コード
を“Code”という変数の格納領域に保存する(ステップ
S506)。この例では文字“A”の文字コード“6
5”が格納領域に格納されることになる。先の実施例で
はベクトルフォントデータが読み出されて、イメージ形
成部13内のRAMに保存されたが、この変形例ではコ
ード情報のみが保存されることになる。
【0052】次にCPUは、文字幅情報メモリ51から
文字の幅情報を得る。そして得られた幅情報に示された
分だけカレントポイントを移動させる(ステップS50
7)。次にCPUはID31を生成し、これを先に説明
した展開待ちIDテーブルに登録する(ステップS50
8)。次のステップS509では、以上によって得られ
たID、Code、Font、位置情報、Sizeを対
応する各情報31、61、62、33、34として文字
展開命令キュー16Aにキューイングし、“CurrentCha
rPtr”をインクリメントする。ステップS505〜S5
09の各ステップで、文字展開部171 、172 に対す
る“ABC”という文字列における文字“A”の描画要
求が行われたことになる。
【0053】この後、処理はステップS504に戻る。
そして、“CurrentCharPtr”が現在指している文字が文
字列の終わりかどうかの判別を行う。終わりではないの
で、文字“B”についても同様の処理が行われる。文字
“C”についても同様である。この結果、文字展開命令
キュー16Aは図9に示したような状態となる。この例
の場合、この段階のステップS504で文字列が終わっ
たことが判別され(Y)、図10に示した処理が終了す
る。すなわち、図5のステップS207で示した処理が
終了することになり、図5のステップS201に戻って
次の命令の処理に進むことになる。
【0054】図11は、この変形例における文字展開部
の展開作業の様子を表わしたものである。これは先の実
施例の図7に対応するものである。文字展開部17は、
文字の展開中でなく、かつ所定のサイクルが開始した時
点で(ステップS601;Y)、文字展開命令キュー1
6Aを参照し、これが空であるかどうかを調べる(ステ
ップS602)。この結果、空であれば(ステップS6
03;Y)、再びステップS601の処理に戻って次の
サイクルで同様の処理を開始することになる(リター
ン)。
【0055】これに対して、文字展開命令キュー16が
空ではなかった場合には(ステップS603;N)、そ
の先頭すなわち時間的に最も古い箇所に格納されたフォ
ントデータ等の1組の情報を読み出して、該当する文字
展開部17内のメモリ(図示せず)にコピーして、これ
が重複して処理されるのを防ぐためにこの1組の情報を
文字展開命令キュー16Aから削除する(ステップS6
04)。今、文字展開命令キュー16Aが図9に示した
ような格納状態であったとすると、最も時間的に古い文
字“A”についての文字コード61等の1組の情報が該
当する文字展開部17内のメモリに読み込まれ、文字展
開命令キュー16Aから削除されることになる。
【0056】ここで、第1および第2の文字展開部17
1 、172 が共に文字の展開中でないときには、サイク
ル開始時点でこれらが共に文字展開命令キュー16Aを
参照するためのアクセスを行うことになる。この際に
は、アービタ23がこれらのアクセスの調停を行うの
で、1つの文字展開部17のみが文字展開命令キュー1
6Aにアクセスすることになり、1つの文字についての
情報を2つの文字展開部171 、172 が同時にアクセ
スするおそれはない。
【0057】文字展開命令キュー16Aにアクセスした
文字展開部17は、読み込んだ1組の情報のうちの文字
コード61と書体情報62をキーとしてベクトルフォン
トメモリ15Aからフォントデータの読み込みを行う
(ステップS605)。そして、読み込んだフォントデ
ータとサイズ情報34を用いてドットイメージを対応す
る第1または第2のバッファ211 、212 に生成する
(ステップS606)。バッファ21は、生成したドッ
トイメージのアドレスと位置情報をイメージ転送部22
に渡し、ページメモリ14の該当箇所にそのドットイメ
ージを貼り付ける(ステップS607)。そして、イメ
ージ形成部13に対してID31で識別される文字の展
開が終了したことを知らせる(ステップS608)。こ
の後、再びステップS601の処理が開始されることに
なる(リターン)。
【0058】このように、この変形例の文字処理装置で
は先の実施例の装置と異なり、文字コード61と書体情
報62を用いてベクトルフォントメモリ15Aからフォ
ントデータの読み込みを行っている。これは先の実施例
ではイメージ形成部13が行っていた作業である。変形
例では、文字展開命令キュー16Aにキューイングする
ものが、フォントデータの代わりに文字コード61と書
体情報62になったため、このような処理が行われてい
る。
【0059】なお、以上説明した実施例および変形例で
はすべての文字描画命令が実行されないとページ印刷命
令の処理が終了しないことになっており、結果としてイ
メージ形成部13、13Aの処理が次に進まない構成と
なっている。もし、ページメモリ14に余裕があれば、
以上の処理と異なって別の領域に次のページのイメージ
を形成することも可能である。また、実施例および変形
例では2つの文字展開部171 、172 を備えることに
したが、これ以上の個数の文字展開部17が配置される
ことは自由である。また、実施例および変形例では文字
展開命令キューにFIFOメモリを使用したが、通常の
メモリを使用し、そのアドレスを管理して実質的にFI
FOメモリと同一の機能を果たさせるようにしてもよい
ことは当然である。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように請求項1および請求
項3記載の発明によれば、文字のフォントデータを1字
分ずつ展開すべき順に格納したFIFOメモリ等のメモ
リを用意し、並行処理可能な複数の文字展開手段のいず
れかが文字の展開処理を終了させるたびに1文字分ずつ
文字のフォントデータを読み出して割り当てて、文字の
展開処理を行わせることで、それぞれの文字の展開処理
に要する時間を計算することなく、処理の平均化を行い
装置全体の処理の高速化を図ることができる。
【0061】また請求項2および請求項4記載の発明に
よれば、文字コードを1字分ずつ展開すべき順に格納し
たFIFOメモリ等のメモリを用意し、並行処理可能な
複数の文字展開手段のいずれかが文字の展開処理を終了
させるたびに1文字分ずつの文字コードを読み出して割
り当てて、ベクトルフォントメモリから該当するベクト
ルフォントを読み出して文字の展開処理を行わせること
で、それぞれの文字の展開処理に要する時間を計算する
ことなく、処理の平均化を行い装置全体の処理の高速化
を図ることができる。しかもメモリにはフォントデータ
を格納する必要がないので、請求項1および請求項3記
載の発明に比べてその容量を比較的小さいものにするこ
とができ、コストの低減を図ることができる。
【0062】更に請求項2および請求項4記載の発明に
よれば、メモリからデータを読み出したときメモリ内の
そのデータを削除するので、メモリの容量が比較的小さ
くてもよい。また、データをメモリから読み出すたびに
削除するので、複数の文字展開手段が重複して同一の文
字を展開する事態の発生を防止することができる。ま
た、請求項4記載の発明によれば、文字コードと書体情
報を読み出して展開処理を行うので、印字の際に書体を
自在に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例における文字処理装置を使
用したレーザビーム・プリンタ装置の回路構成の概要を
表わしたブロック図である。
【図2】 本実施例の文字展開命令キューの情報の格納
例を表わした説明図である。
【図3】 ホストコンピュータからイメージ形成部が受
け取る文書データの構成の一例を表わした説明図であ
る。
【図4】 本実施例でイメージ形成部が行う文書処理動
作の流れを表わした流れ図である。
【図5】 図4のステップS103で表わした文書の展
開処理を具体的に示した流れ図である。
【図6】 ステップS207で示した文字列描画命令の
処理の詳細を表わした流れ図である。
【図7】 本実施例で各文字展開部が文字展開命令キュ
ーからフォントデータを読み込んで展開する処理の流れ
を表わした流れ図である。
【図8】 本発明の変形例における文字処理装置を使用
したレーザビーム・プリンタ装置の回路構成の概要を表
わしたブロック図である。
【図9】 この変形例のレーザビーム・プリンタ装置に
使用される文字展開命令キューの情報の格納例を表わし
た説明図である。
【図10】 図5のステップS207の処理を具体化し
たこの変形例における文字列描画命令の処理の詳細を表
わした流れ図である。
【図11】 この変形例における文字展開部の展開作業
の様子を表わした流れ図である。
【符号の説明】
11…ホストコンピュータ、13、13A…イメージ形
成部、14…ページメモリ、15、15A…ベクトルフ
ォントメモリ、16、16A…文字展開命令キュー、1
1 …第1の文字展開部、172 …第2の文字展開部、
19…プリンタ部、211 …第1のバッファ、212
第2のバッファ、51…文字幅情報メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 11/20 9365−5H G06F 15/72 355 U

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォントデータをドット形式の文字パタ
    ーンにそれぞれ並行して展開することのできる複数の文
    字展開手段と、 これら文字展開手段によって展開されるべき文字のフォ
    ントデータを1字分ずつ展開すべき順に格納したメモリ
    と、 前記複数の文字展開手段のいずれかが文字の展開処理を
    終了させるたびに前記メモリから次に展開すべき文字の
    フォントデータを読み出して文字の展開処理を終了させ
    た1の文字展開手段に割り当てるデータ割当手段とを具
    備することを特徴とする文字処理装置。
  2. 【請求項2】 ベクトル形式で表わされた各文字のフォ
    ントデータを格納するベクトルフォントメモリと、 フォントデータをドット形式の文字パターンにそれぞれ
    並行して展開することのできる複数の文字展開手段と、 これら文字展開手段によって展開されるべき文字を特定
    する文字コードを1字分ずつ展開すべき順に格納したメ
    モリと、 前記複数の文字展開手段のいずれかが文字の展開処理を
    終了させるたびに前記メモリから次に展開すべき文字の
    文字コードを読み出して文字の展開処理を終了させた1
    の文字展開手段に割り当てるデータ割当手段とを具備す
    ることを特徴とする文字処理装置。
  3. 【請求項3】 フォントデータをドット形式の文字パタ
    ーンにそれぞれ並行して展開することのできる複数の文
    字展開手段と、 これら文字展開手段によって展開されるべき文字のフォ
    ントデータを1字分ずつ展開すべき順に格納したメモリ
    と、 前記複数の文字展開手段のいずれかが文字の展開処理を
    終了させるたびに前記メモリから最も時間的に先に格納
    された文字のフォントデータを読み出して文字の展開処
    理を終了させた1の文字展開手段に割り当てるデータ割
    当手段と、 このデータ割当手段によって割り当てられた該当箇所の
    文字のフォントデータを前記メモリから削除する削除手
    段とを具備することを特徴とする文字処理装置。
  4. 【請求項4】 ベクトル形式で表わされた各文字のフォ
    ントデータを書体別に格納するベクトルフォントメモリ
    と、 フォントデータをドット形式の文字パターンにそれぞれ
    並行して展開することのできる複数の文字展開手段と、 これら文字展開手段によって展開されるべき文字を特定
    する文字コードと書体情報とを1字分ずつ展開すべき順
    に格納したメモリと、 前記複数の文字展開手段のいずれかが文字の展開処理を
    終了させるたびに前記メモリから最も時間的に先に格納
    された文字の文字コードと書体情報を読み出して文字の
    展開処理を終了させた1の文字展開手段に割り当てるデ
    ータ割当手段と、 このデータ割当手段によって割り当てられた該当箇所の
    文字の文字コードと書体情報を前記メモリから削除する
    削除手段とを具備することを特徴とする文字処理装置。
JP6234830A 1994-09-29 1994-09-29 文字処理装置 Pending JPH0895544A (ja)

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