JPH089492B2 - 絶縁被覆用ガラス組成物 - Google Patents
絶縁被覆用ガラス組成物Info
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- JPH089492B2 JPH089492B2 JP1064373A JP6437389A JPH089492B2 JP H089492 B2 JPH089492 B2 JP H089492B2 JP 1064373 A JP1064373 A JP 1064373A JP 6437389 A JP6437389 A JP 6437389A JP H089492 B2 JPH089492 B2 JP H089492B2
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- resistor
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- coo
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、高圧抵抗器、高圧コンデンサなどの高圧
電子部品の外装被覆に用いられる絶縁被覆用ガラス組成
物に関する。
電子部品の外装被覆に用いられる絶縁被覆用ガラス組成
物に関する。
(従来の技術) 高圧抵抗器、高圧コンデンサなどの高圧電子部品は高
電圧が印加されるため、例えば高圧抵抗器については、
絶縁基板状に形成された蛇行状の抵抗体線間でコロナ放
電が発生することになり、また高圧コンデンサについて
はその両表面に形成された電極間の放電が発生したりす
る。
電圧が印加されるため、例えば高圧抵抗器については、
絶縁基板状に形成された蛇行状の抵抗体線間でコロナ放
電が発生することになり、また高圧コンデンサについて
はその両表面に形成された電極間の放電が発生したりす
る。
この問題に対処する手段として、上記した各高圧電子
部品を絶縁被覆用ガラスで被覆することがおこなわれて
いる。
部品を絶縁被覆用ガラスで被覆することがおこなわれて
いる。
この発明の背景となった具体的な例として、特開昭63
−256548号公報に記載の絶縁被覆用ガラス組成物があ
る。この例は、電子銃構体における分圧抵抗器に関する
ものであり、該分圧抵抗器は絶縁基板上にRuO2系ガラス
からなる抵抗体を形成するとともに、抵抗体の表面に絶
縁被覆用ガラス層を形成したものである。
−256548号公報に記載の絶縁被覆用ガラス組成物があ
る。この例は、電子銃構体における分圧抵抗器に関する
ものであり、該分圧抵抗器は絶縁基板上にRuO2系ガラス
からなる抵抗体を形成するとともに、抵抗体の表面に絶
縁被覆用ガラス層を形成したものである。
この種の抵抗器はカラー陰極線間の内部に設置され、
内部が10-6〜10-7Torr程度の真空中に設置されるととも
に高電圧が印加される。
内部が10-6〜10-7Torr程度の真空中に設置されるととも
に高電圧が印加される。
従って、かかる使用環境の下でガスの放出、あるいは
コロナ放電の発生を防止する必要があり、このために抵
抗体の表面を絶縁被覆用ガラスで被覆している。
コロナ放電の発生を防止する必要があり、このために抵
抗体の表面を絶縁被覆用ガラスで被覆している。
(従来技術の問題点) この発明者等は、分圧抵抗の表面を被覆する材料とし
て次に示すような組成の絶縁被覆用ガラス組成物を用い
た。
て次に示すような組成の絶縁被覆用ガラス組成物を用い
た。
PbO 48〜55重量% SiO2 24〜30重量% B2O3 8〜13重量% Al2O3 3〜5重量% ZnO 0.01〜1重量% Fe2O3 2〜4重量% CoO 0.3〜1重量% 上記組成の絶縁被覆用ガラスからなる主成分に対し
て、Cr2O3を2重量%以上添加含有させて、10-6〜10-7T
orr、直流電圧45KVでの使用における抵抗値の劣化を抑
制している。しかしながら、原因は不明であるがこの条
件下で100時間使用したときの抵抗変化率は−15%〜0.4
%まで大きなバラツキを有していた。このような抵抗変
化率のバラツキは、電子銃の性能・品質に悪影響を与え
ることになる。
て、Cr2O3を2重量%以上添加含有させて、10-6〜10-7T
orr、直流電圧45KVでの使用における抵抗値の劣化を抑
制している。しかしながら、原因は不明であるがこの条
件下で100時間使用したときの抵抗変化率は−15%〜0.4
%まで大きなバラツキを有していた。このような抵抗変
化率のバラツキは、電子銃の性能・品質に悪影響を与え
ることになる。
ところが、この種の絶縁被覆用ガラスの組成について
種々検討したところ、上記した絶縁被覆用ガラスの組成
に含まれるFe2O3,Cr2O3,CoOを省くことにより特性劣化
を防ぐことが見い出された。さらにFe2O3,Cr2O3,CoOを
省くことによる色の変化は、これら3成分からなる顔料
を前記絶縁被覆用ガラス中に添加混合させることにより
調整することができ、さらに特性を改善させることを見
出した。
種々検討したところ、上記した絶縁被覆用ガラスの組成
に含まれるFe2O3,Cr2O3,CoOを省くことにより特性劣化
を防ぐことが見い出された。さらにFe2O3,Cr2O3,CoOを
省くことによる色の変化は、これら3成分からなる顔料
を前記絶縁被覆用ガラス中に添加混合させることにより
調整することができ、さらに特性を改善させることを見
出した。
(問題を解決するための手段) 従って、この発明は高電圧電子部品の特性劣化を少な
くすることのできる絶縁被覆用ガラス組成物を提供する
ものである。
くすることのできる絶縁被覆用ガラス組成物を提供する
ものである。
すなわち、この発明の要旨とするところは、アルカリ
金属を含まないPbO−B2O3−SiO2系の絶縁被覆用ガラス
にFe2O3−Cr2O3−CoO系の顔料を20重量%以下添加混合
させてなることを特徴とするものである。
金属を含まないPbO−B2O3−SiO2系の絶縁被覆用ガラス
にFe2O3−Cr2O3−CoO系の顔料を20重量%以下添加混合
させてなることを特徴とするものである。
アルカリ金属を含まないPbO−B2O3−SiO2系の絶縁被
覆用ガラスは次に示すような成分からなる。
覆用ガラスは次に示すような成分からなる。
PbO 50〜60重量% SiO2 25〜35重量% B2O3 8〜16重量% Al2O3 3〜6重量% ZnO 0.01〜1重量% また、Fe2O3−Cr2O3−CoO系の顔料は次に示すような
組成からなる。
組成からなる。
Fe2O3 10〜45重量% Cr2O3 30〜80重量% CoO 5〜50重量% アルカリ金属を含まないPbO−B2O3−SiO2系の絶縁被
覆用ガラスからなる主成分に対してFe2O3−Cr2O3−CoO
系の顔料の添加量を20重量%以下としたのは、これを超
えると結果的にガラス量が少なくなり抵抗値の劣化を生
じさせるからである。
覆用ガラスからなる主成分に対してFe2O3−Cr2O3−CoO
系の顔料の添加量を20重量%以下としたのは、これを超
えると結果的にガラス量が少なくなり抵抗値の劣化を生
じさせるからである。
また、主成分であるPbO−B2O3−SiO2系の絶縁被覆用
ガラスについてはアルカリ金属酸化物を含まないとした
が、不純物あるいは不可避的に存在するアルカリ金属酸
化物は許容される。例えば、許容量としては各々0.05重
量%程度である。
ガラスについてはアルカリ金属酸化物を含まないとした
が、不純物あるいは不可避的に存在するアルカリ金属酸
化物は許容される。例えば、許容量としては各々0.05重
量%程度である。
同様に、顔料についてもFe2O3−Cr2O3−CoOの3成分
であるとしたが、不純物あるいは不可避的に存在するNi
O,MnO,CuO,MgOなどは許容される。例えば許容量として
は0.5重量%未満である。
であるとしたが、不純物あるいは不可避的に存在するNi
O,MnO,CuO,MgOなどは許容される。例えば許容量として
は0.5重量%未満である。
上記した絶縁被覆用ガラスは、絶縁被覆用ガラスを構
成する各原料を所定比率で混合し、ついで高温で熱処理
して溶融させ、これを急冷する。得られたガラスを微粉
砕し、この粉末に有機ビヒクルを加えて混練し、ペース
ト状とする。
成する各原料を所定比率で混合し、ついで高温で熱処理
して溶融させ、これを急冷する。得られたガラスを微粉
砕し、この粉末に有機ビヒクルを加えて混練し、ペース
ト状とする。
上記した顔料は、原料であるFe2O3,Cr2O3,CoOを所定
比率で混合し、ついで800℃〜1200℃で熱処理し、微粉
砕する。得られた顔料は、所定比率で微粉砕されたガラ
スと共に有機ビヒクルを加えて混練し、ペースト状とす
る。
比率で混合し、ついで800℃〜1200℃で熱処理し、微粉
砕する。得られた顔料は、所定比率で微粉砕されたガラ
スと共に有機ビヒクルを加えて混練し、ペースト状とす
る。
これらのペーストを被覆するべき箇所に、例えばスク
リーン印刷で付与し、こののち焼き付ければよい。
リーン印刷で付与し、こののち焼き付ければよい。
(発明の効果) この発明にかかる絶縁被覆用ガラス組成物を用いて、
抵抗体の表面を被覆することにより、真空中で高電圧が
印加されてもガスの放出を抑制することができるととも
に、コロナ放電の発生を防止することができ、さらには
かかる環境下において抵抗値の劣化を減少することがで
きる。
抵抗体の表面を被覆することにより、真空中で高電圧が
印加されてもガスの放出を抑制することができるととも
に、コロナ放電の発生を防止することができ、さらには
かかる環境下において抵抗値の劣化を減少することがで
きる。
この絶縁被覆用ガラス組成物は、高電圧抵抗器のみな
らず、その他、高圧コンデンサ等の高圧電子部品の外装
被覆に用いることができる。この場合には、コンデンサ
の沿面放電を防止でき、さらに真空中での使用も可能と
なる。
らず、その他、高圧コンデンサ等の高圧電子部品の外装
被覆に用いることができる。この場合には、コンデンサ
の沿面放電を防止でき、さらに真空中での使用も可能と
なる。
(実施例1) 以下に、この発明を実施例を用いて詳細に説明する。
この実施例は高圧抵抗器に応用したしたもので、絶縁
基板として、アルミナ基板を用い、この基板の上にRuO2
系の抵抗ペーストを印刷した。このRuO2系の抵抗ペース
トは、導電成分であるRuO2系粉末と硼珪酸ガラスフリッ
トとからなるサーメット材料に、エチルセルロース、ア
ルキッド樹脂、BCA(ブチルカルビトールアセテー
ト)、BC(ブチルカルビトール)、テルビネオールから
なる有機ビヒクルを添加して混練し、ペースト状とした
ものである。
基板として、アルミナ基板を用い、この基板の上にRuO2
系の抵抗ペーストを印刷した。このRuO2系の抵抗ペース
トは、導電成分であるRuO2系粉末と硼珪酸ガラスフリッ
トとからなるサーメット材料に、エチルセルロース、ア
ルキッド樹脂、BCA(ブチルカルビトールアセテー
ト)、BC(ブチルカルビトール)、テルビネオールから
なる有機ビヒクルを添加して混練し、ペースト状とした
ものである。
ついで、アルミナ基板状の抵抗ペーストを空気中、85
0℃、60分間の条件で焼き付けて高圧抵抗体を形成し
た。このときの抵抗体の抵抗値は5MΩ/□であった。な
お、この高圧抵抗体の端部電極として抵抗体より抵抗値
の小さいRuO2系の抵抗ペーストを印刷し、同時に焼き付
けた。このときの端部電極の抵抗値は10KΩ/□であっ
た。
0℃、60分間の条件で焼き付けて高圧抵抗体を形成し
た。このときの抵抗体の抵抗値は5MΩ/□であった。な
お、この高圧抵抗体の端部電極として抵抗体より抵抗値
の小さいRuO2系の抵抗ペーストを印刷し、同時に焼き付
けた。このときの端部電極の抵抗値は10KΩ/□であっ
た。
ついで、絶縁被覆用ガラスを以下のように準備した。
各組成原料であるPb3O4,SiO2,H3BO3,Al(OH)3,ZnOを
用意し、第1表に示す組成比率の絶縁被覆用ガラスが得
られるように調合した。これら各調合原料を1200〜1350
℃で溶融した。この溶融した絶縁被覆用ガラスを純水中
に投入して急冷した。得られたものを微粉砕し、5〜30
μmの大きさの絶縁被覆用ガラス粉末を調製した。
用意し、第1表に示す組成比率の絶縁被覆用ガラスが得
られるように調合した。これら各調合原料を1200〜1350
℃で溶融した。この溶融した絶縁被覆用ガラスを純水中
に投入して急冷した。得られたものを微粉砕し、5〜30
μmの大きさの絶縁被覆用ガラス粉末を調製した。
こののち絶縁被覆用ガラス粉末をエチルセルロース、
アルキッド樹脂、BCA(ブチルカルビトールアセテー
ト)、BC(ブチルカルビトール)、テルピネオールから
なる有機ビヒクルを添加して混練し、ペースト状とし
た。絶縁被覆用ガラス粉末とからなる有機ビヒクルとの
混合割合は重量比で80:20とした。
アルキッド樹脂、BCA(ブチルカルビトールアセテー
ト)、BC(ブチルカルビトール)、テルピネオールから
なる有機ビヒクルを添加して混練し、ペースト状とし
た。絶縁被覆用ガラス粉末とからなる有機ビヒクルとの
混合割合は重量比で80:20とした。
各ペーストを既に上記した工程で作製している抵抗体
の表面にスクリーン印刷した後、空気中、600〜700℃、
30分で焼き付けた。
の表面にスクリーン印刷した後、空気中、600〜700℃、
30分で焼き付けた。
このようにして得られた絶縁被覆用ガラスを被覆した
高電圧抵抗器について、面積抵抗値が5MΩ/□で抵抗体
長(L)と抵抗体の線幅(W)との比が300〜400:1のテ
ストパターンのものについて加速寿命試験を行った。加
速寿命試験は、試料を10-6〜10-7Torrの真空中で直流45
KVを印加してから100時間後の抵抗変化率を測定し、こ
の抵抗変化率の最小値(min),最大値(max)および平
均値(ave)を第1表に示した。
高電圧抵抗器について、面積抵抗値が5MΩ/□で抵抗体
長(L)と抵抗体の線幅(W)との比が300〜400:1のテ
ストパターンのものについて加速寿命試験を行った。加
速寿命試験は、試料を10-6〜10-7Torrの真空中で直流45
KVを印加してから100時間後の抵抗変化率を測定し、こ
の抵抗変化率の最小値(min),最大値(max)および平
均値(ave)を第1表に示した。
なお、比較例として特開昭63−256548号公報に記載さ
れている絶縁被覆用ガラスを用いて試料を作製し、実施
例1と同様にして測定したところ、加速寿命試験による
抵抗変化率は、−15〜−0.5%の範囲でバラツキが生じ
た。この比較例に用いた絶縁被覆用ガラスの組成は、以
下の通りである。
れている絶縁被覆用ガラスを用いて試料を作製し、実施
例1と同様にして測定したところ、加速寿命試験による
抵抗変化率は、−15〜−0.5%の範囲でバラツキが生じ
た。この比較例に用いた絶縁被覆用ガラスの組成は、以
下の通りである。
PbO 52.3 重量% SiO2 27.4 重量% B2O3 9.8 重量% Al2O3 3.6 重量% Fe2O3 2.8 重量% CoO 0.6 重量% ZnO 0.02重量% Cr2O3 3.5 重量% また、第1表中の*印は、本発明の範囲外である。
第1表および比較例から、この発明にかかる絶縁被覆
ガラス組成物によれば、抵抗器を真空中に設置した条件
下において、抵抗変化率のばらつきが小さくなっている
ことが明らかである。
ガラス組成物によれば、抵抗器を真空中に設置した条件
下において、抵抗変化率のばらつきが小さくなっている
ことが明らかである。
(実施例2) まず、Fe2O3,Cr2O3,CoOを第2表に示す組成比率で混
合し、1000℃で4時間熱処理して自然冷却した後、得ら
れたものを微粉砕し、粒径が0.2〜5μmの顔料粉末を
調整した。
合し、1000℃で4時間熱処理して自然冷却した後、得ら
れたものを微粉砕し、粒径が0.2〜5μmの顔料粉末を
調整した。
この得られた顔料粉末と実施例1で作成した試料番号
4のガラスフリットを第2表に示す割合に混合し実施例
1と同様、有機ビヒクルを添加して混練し、ペースト状
のFe2O3−Cr2O3−CoO系の顔料を混合した絶縁被覆用ガ
ラスを得、これを用いて試料を作成した。
4のガラスフリットを第2表に示す割合に混合し実施例
1と同様、有機ビヒクルを添加して混練し、ペースト状
のFe2O3−Cr2O3−CoO系の顔料を混合した絶縁被覆用ガ
ラスを得、これを用いて試料を作成した。
この得られた試料についも実施例1と同様に加速寿命
試験を行い、その測定結果を第2表に示した。
試験を行い、その測定結果を第2表に示した。
試料番号9〜16に見られるように、実施例1の絶縁被
覆用ガラスにFe2O3−Cr2O3−CoO系顔料を添加すること
により、さらに加速寿命特性が改善されることが明らか
である。
覆用ガラスにFe2O3−Cr2O3−CoO系顔料を添加すること
により、さらに加速寿命特性が改善されることが明らか
である。
また、試料番号19〜23に見られるように、顔料の添加
量は20重量%以下で実用範囲にあり、試料番号24に見ら
れるように、顔料の添加量が20重量%を超えると逆に特
性の劣化が生じる。
量は20重量%以下で実用範囲にあり、試料番号24に見ら
れるように、顔料の添加量が20重量%を超えると逆に特
性の劣化が生じる。
第1表および第2表から、この発明にかかる絶縁被覆
用ガラス組成物によれば、抵抗器を真空中に設置した条
件下において、抵抗値の変化が小さくなり、そのばらつ
きも小さくなっていることが明らかである。
用ガラス組成物によれば、抵抗器を真空中に設置した条
件下において、抵抗値の変化が小さくなり、そのばらつ
きも小さくなっていることが明らかである。
Claims (2)
- 【請求項1】アルカリ金属を含まないPbO−B2O3−SiO2
系絶縁被覆用ガラスにおいて、次の組成からなる絶縁被
覆用ガラス組成物。 PbO 50〜60重量% SiO2 25〜35重量% B2O3 8〜16重量% Al2O3 3〜6重量% ZnO 0.01〜1重量% - 【請求項2】請求項(1)記載のアルカリ金属を含まな
いPbO−B2O3−SiO2系絶縁被覆用ガラスに対して、次の
ような組成を示すFe2O3−Cr2O3−CoOの3成分からなる
顔料を20重量%以下添加混合するさせてなることを特徴
とする絶縁被覆用ガラス組成物。 Fe2O3 10〜45重量% Cr2O3 30〜80重量% CoO 5〜50重量%
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1064373A JPH089492B2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 | 絶縁被覆用ガラス組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1064373A JPH089492B2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 | 絶縁被覆用ガラス組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02243536A JPH02243536A (ja) | 1990-09-27 |
JPH089492B2 true JPH089492B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=13256428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1064373A Expired - Lifetime JPH089492B2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 | 絶縁被覆用ガラス組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH089492B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR970042356A (ko) * | 1995-12-15 | 1997-07-24 | 김익명 | 접착용 유리조성물 |
JP2017048061A (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | 日本電気硝子株式会社 | ガラスペースト組成物及び被膜形成ガラス部材の製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62265144A (ja) * | 1986-05-13 | 1987-11-18 | Nippon Electric Glass Co Ltd | 抵抗体被覆用ガラス |
JPS63256548A (ja) * | 1987-04-15 | 1988-10-24 | Murata Mfg Co Ltd | 絶縁被覆用ガラス組成物 |
-
1989
- 1989-03-15 JP JP1064373A patent/JPH089492B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02243536A (ja) | 1990-09-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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