JPH089425A - 画像信号の縦縞ノイズ測定装置及び測定方法 - Google Patents

画像信号の縦縞ノイズ測定装置及び測定方法

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JPH089425A
JPH089425A JP16320294A JP16320294A JPH089425A JP H089425 A JPH089425 A JP H089425A JP 16320294 A JP16320294 A JP 16320294A JP 16320294 A JP16320294 A JP 16320294A JP H089425 A JPH089425 A JP H089425A
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JP
Japan
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image signal
data
stripe noise
vertical stripe
frame memory
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16320294A
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English (en)
Inventor
Koji Enomoto
康二 榎本
Masayuki Tomita
雅之 富田
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Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
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Publication date
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Publication of JPH089425A publication Critical patent/JPH089425A/ja
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビ信号の画像信号における縦縞ノイズ成
分の高速・高精度な測定並びに解析が可能な測定装置及
び方法を提供する。 【構成】 入力されるテレビ画像信号1をA/D変換2
し、フレームメモリに時間方向に対しn回の平均処理を
して記憶させ、フレームメモリに記憶3した画像信号か
ら縦方向に対する時間波形を、指定範囲部だけ繰り返し
て平均処理4を行い、時間データとして、縦縞ノイズパ
ターンを画面表示5する。また、同じく、フレームメモ
リに記憶3したデータをFFT処理して周波数変換し、周
波数データとして、縦縞ノイズのスペクトラムパターン
を画面表示8する、構成とその方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ信号等の画像信
号における縦縞ノイズの高速・高精度測定技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術においては、テレビシグナルア
ナライザ等を用いて、表示画面上の画像信号のノイズを
測定する場合、X(横)、Y(縦)方向及びT(時間)方
向全てのノイズ成分を抽出して、加算処理し、つまり平
均を取って数値化することによって行われていた。従っ
て、全ての方向の要素が含まれているので、方向別に区
分けしてノイズを測定することはできず、また、そのよ
うな機能を持つ方式の測定装置はなかった。例えば、Y
方向の縦縞ノイズを観測したい場合、数値化して画面表
示することができないので、テストパターン等を用いる
ことで、目視によって判定せざるを得ず、測定者の判定
に主観が入り込み易いというのが実態であり欠点であっ
た。
【0003】従来技術においては、前記記載のように、
縦縞ノイズを測定したくても、縦方向のみについてのノ
イズ成分を含む各要素成分を抽出して、縦縞ノイズが測
定でき、かつ解析ができる機能を持つ測定器はなかっ
た。つまり、全体として観測されているのは、主に横方
向のデータに基づいて、数値化され、画面表示されてい
るものであり、横方向(X方向)のみならず、縦方向(Y
方向)について、X軸上の指定されたあるポイントまた
はあるエリアについて、観測し詳細に解析したいという
要求がある場合には、対応することが不可能であった。
【0004】また、テレビ信号の場合、例えば、NTSC方
式では、525本の各走査ラインが1,365ドットで1フレー
ムを構成しており、1/30secのサイクル時間で1フレー
ム分が連続したデータとして点滅を繰り返している。従
って、横方向すなわち、各走査ラインの方向には、単純
に順次連続したデータとして取り込んでやればよいの
で、例えば、第10ライン目のみを取り込んでから、次に
読み出してやって、測定、解析し、画面表示してやるこ
とが容易にできた。ところが、縦方向すなわち、X方向
の軸上のある1ポイントのライン上での、525本分の走
査ライン全部に及ぶデータについて観測しようとする
と、各データは、時間的には1、365ドット分づつかけ離
れており、単純なデータ処理方法では、ノイズ解析はで
きなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、縦・Y方向に
ついても、高速・高精度にノイズ成分が測定可能で、ノ
イズ解析が詳細に可能な測定装置及び測定方法を実現す
ることを本発明は目的とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、入
力されてくるテレビ画像信号を、アナログからディジタ
ルにA/D変換し、フレームメモリに、時間方向に対しn
個の平均処理をしながら記憶する。次に、フレームメモ
リ上に記憶した画像信号から、縦方向に対する時間波形
を指定範囲の分だけ繰り返して平均処理を行い、その結
果を時間データとして、画面表示することで、画像信号
の縦縞ノイズのパターンとして表示できる。また、フレ
ームメモリに記憶した時間方向のデータをFFT(Fast Fo
urier Transform)処理を行い、周波数データに変換
し、さらに縦方向に対する周波数波形の平均処理を行う
ことで、同様にして、その結果を周波数データとして画
面表示し、画像信号の縦縞ノイズのスペクトラムパター
ンとして示すことができる。
【0007】
【作用】
(1)NTSC方式によるテレビ画像信号を、フレームメモリ
に高速で、高精度に記憶することができたことで、本発
明の構成の実現を可能としている。すなわち、本発明の
構成においては、1フレーム分=525(ライン)×1,365
(ドット)×12(ビット)=8,599,500ビット分を、1/
30sec.=33.3msec.以内の時間内で記憶させることを実
現した。そのことで、フレームメモリに記憶されたデー
タから縦・Y方向に読み出して処理すれば、縦方向の縦
縞ノイズの解析が可能となった。また、横・X方向に読
み出して処理すれば、従来技術によるものと同様に横方
向のノイズ解析も可能となった。
【0008】(2)大別して、ノイズには、(a)パターンノ
イズと、(b)ランダムノイズがあり、パターンノイズは
装置に固有のものだが、時間・T方向に平均処理してや
ることで、ノイズ成分を強調することができる。また、
逆に、ランダムノイズは平均処理されると、軽減され
る。 (3)フレームメモリに記憶された、時間・T方向で平均処
理したデータを、先に、FFT処理するのは、周波数ドメ
インに変換するためである。
【0009】
【実施例】図1に、本発明の実施例による回路構成のブ
ロック図を示す。また、図2には、画像信号及び表示画
面について説明するための概念図を示す。 (1)画像信号1を、A/D・2でアナログからディジタル
に変換し、フレームメモリ3に記憶する。この時、時間
・T方向13に対してn回分の平均処理を行う。このこと
で、ノイズ成分を強調する。 (2)次に、フレームメモリ3に記憶した画像信号から、
測定者が指定した、1ライン分の信号の取り出し、さら
に、指定を変更し、そのラインの信号を取り出し、それ
らの信号で縦・Y方向11に対する時間波形の平均処理4
を行う。この動作を、指定されたライン数の分だけ繰り
返す。 (3)そして、平均処理を行ったデータを出力し、時間デ
ータとして表示画面に表示5する。このデータは、画像
信号の縦縞ノイズのパターンを示す。
【0010】次は、(4)フレームメモリ3に記憶した画
像信号から、まずFFT処理A・6して、ドメインの変換を
かけ、ノイズ成分のスペクトラムのFFT処理である。つ
まり、時間データについてFFT処理A・6を行い、周波数
データに変換する。 (5)次いで、FFT処理A・6からの出力を、縦・Y方向11に
対する周波数波形の平均処理7を行う。そのデータを出
力し、周波数データとして表示画面に表示8する。この
データは、画像信号の縦縞ノイズのスペクトラムパター
ンを示す。 (6)また、縦・Y方向に対する時間波形の平均処理4から
出力されたデータをFFT処理B・10することでも、縦縞ノ
イズのスペクトラムパターンを得ることができ、周波数
データとして表示8することができる。
【0011】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。 (1)本発明の構成によって、表示画面の画像信号ノイズ
の中で、従来技術では測定することが不可能であった縦
方向に固有のノイズである縦縞ノイズを、高速、高精度
に測定することができる。 (2)しかも、測定の目的、内容によって、時間データあ
るいは周波数データとして、数値化されたものが表示画
面によって、結果を表示することが可能となったので、
目視判定による測定者の主観に左右されることを排除で
きた。 (3)また、フレームメモリに高速、高精度に記憶する技
術と、その記憶した画像信号データを、任意の方向、ラ
インについて順次取り出せる制御技術とによって、目的
とした縦縞ノイズの測定を可能にしたのみならず、従来
から存在する測定・解析内容についても、全て測定する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による回路構成のブロック図を
示す。
【図2】本発明にかかわる、画像信号及び表示画面につ
いて、説明するための概念図。
【符合の説明】
1 画像信号 2 A/D変換 3 フレームメモリに記憶 4 縦・Y方向に対する時間波形の平均処理 5 時間データとして表示 6 FFT処理A 7 縦・Y方向に対する周波数波形の平均処理 8 周波数データとして表示 9 指定範囲の繰り返し 10 FFT処理B 11 縦・Y方向 12 横・X方向 13 時間・T方向 14 走査線(525本) 15 画素(1,356ドット/本)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号(1)を、アナログからデジタ
    ルへ変換する、A/D変換器(2)を設け、 当該デジタル値を、時間方向に対しn回の平均処理をし
    て記憶するフレームメモリ(3)を設け、 当該フレームメモリ出力値を任意のラインで順次取り出
    し、取り出した時間データに対し、縦方向に対する時間
    波形の平均値処理を行う、第1平均処理手段(4)を設
    け、 当該第1平均値を時間データとして縦縞ノイズパターン
    で表示する、第1画面表示手段(5)を設け、 当該フレームメモリ出力値を任意のラインで順次取り出
    し、取り出した時間データに対し、周波数変換を行う、
    第1FFT処理手段(6)を設け、 当該周波数変換値を縦方向に対する周波数波形の平均値
    処理を行う、第2平均処理手段(7)を設け、 当該第2平均値を周波数データとして縦縞ノイズのスペ
    クトラムパターンを表示する、第2画面表示手段(8)
    を設け、 以上の構成を具備することを特徴とする、画像信号の縦
    縞ノイズ測定装置。
  2. 【請求項2】 画像信号(1)を、アナログからデジタ
    ルへ変換する、A/D変換器(2)を設け、 当該デジタル値を、時間方向に対しn回の平均処理をし
    て記憶するフレームメモリ(3)を設け、 当該フレームメモリ出力値を任意のラインで順次取り出
    し、取り出した時間データに対し、縦方向に対する時間
    波形の平均値処理を行う、第1平均処理手段(4)を設
    け、 当該第1平均値を時間データとして縦縞ノイズパターン
    で表示する、第1画面表示手段(5)を設け、 当該第1平均値に対し、周波数変換を行う、第2FFT処
    理手段(10)を設け、 当該第2FFT出力値を周波数データとして縦縞ノイズの
    スペクトラムパターンで表示する、第2画面表示手段
    (8)を設け、 以上の構成を具備することを特徴とする、画像信号の縦
    縞ノイズ測定装置。
  3. 【請求項3】 画像信号(1)を、A/D変換(2)し、
    時間方向に対しn回の平均処理をしてフレームメモリに
    記憶(3)させ、当該フレームメモリ上に記憶した画像
    データを任意のラインで順次取り出し、取り出した時間
    データに対し、縦方向に対する時間波形の平均処理
    (4)を行い、時間データとして縦縞ノイズパターンを
    画面表示(5)し、当該フレームメモリ上に、記憶した
    画像データを任意のラインで順次取り出し、取り出した
    時間データに対し、FFT処理(6)して、周波数変換
    し、縦方向に対する周波数波形の平均処理(7)を行
    い、周波数データとして縦縞ノイズのスペクトラムパタ
    ーンを画面表示(8)する、 以上を特徴とする、画像信号の縦縞ノイズ測定方法。
  4. 【請求項4】 画像信号(1)を、A/D変換(2)し、
    時間方向に対しn回の平均処理をしてフレームメモリに
    記憶(3)させ、当該フレームメモリ上に記憶した画像
    データを任意のラインで順次取り出し、取り出した時間
    データに対し、縦方向に対する時間波形の平均処理
    (4)を行い、時間データとして縦縞ノイズパターンを
    画面表示(5)し、当該平均処理値に対し、FFT処理
    (10)して、周波数変換し、周波数データとして縦縞
    ノイズのスペクトラムパターンで画面表示(8)する、 以上を特徴とする、画像信号の縦縞ノイズ測定方法。
JP16320294A 1994-06-22 1994-06-22 画像信号の縦縞ノイズ測定装置及び測定方法 Withdrawn JPH089425A (ja)

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JPH089425A true JPH089425A (ja) 1996-01-12

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ID=15769228

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JP16320294A Withdrawn JPH089425A (ja) 1994-06-22 1994-06-22 画像信号の縦縞ノイズ測定装置及び測定方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010243198A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Sony Corp 信号処理装置、情報処理装置、信号処理方法、データ表示方法、及びプログラム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20010904