JPH0893227A - コンクリートポンプ車 - Google Patents
コンクリートポンプ車Info
- Publication number
- JPH0893227A JPH0893227A JP6251612A JP25161294A JPH0893227A JP H0893227 A JPH0893227 A JP H0893227A JP 6251612 A JP6251612 A JP 6251612A JP 25161294 A JP25161294 A JP 25161294A JP H0893227 A JPH0893227 A JP H0893227A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deck frame
- air
- concrete pump
- pipe
- compressed air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
- E04G21/00—Preparing, conveying, or working-up building materials or building elements in situ; Other devices or measures for constructional work
- E04G21/02—Conveying or working-up concrete or similar masses able to be heaped or cast
- E04G21/04—Devices for both conveying and distributing
- E04G21/0418—Devices for both conveying and distributing with distribution hose
- E04G21/0436—Devices for both conveying and distributing with distribution hose on a mobile support, e.g. truck
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧縮エアを備蓄、供給するための専用のレシ
ーバタンクを不要にする。 【構成】 中空構造のデッキフレーム10内部を、複数
個の仕切板11により幾つかの小部屋12に分割する。
隣接する小部屋12同士を、仕切板11を跨ぐようにデ
ッキフレーム10外側面に設けた連絡管13により連絡
し、連通させる。デッキフレーム10の一方端側の小部
屋12に、トラックシャーシのコンプレッサから導かれ
たエア注入管14を接続する。同じく他方端側の小部屋
12には、開閉コック16を備えたエア取出し管15を
取り付ける。
ーバタンクを不要にする。 【構成】 中空構造のデッキフレーム10内部を、複数
個の仕切板11により幾つかの小部屋12に分割する。
隣接する小部屋12同士を、仕切板11を跨ぐようにデ
ッキフレーム10外側面に設けた連絡管13により連絡
し、連通させる。デッキフレーム10の一方端側の小部
屋12に、トラックシャーシのコンプレッサから導かれ
たエア注入管14を接続する。同じく他方端側の小部屋
12には、開閉コック16を備えたエア取出し管15を
取り付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンクリート打設作業終
了後に輸送管内の残留コンクリートを排出させる際に用
いる圧縮エアを備蓄、供給するためのレシーバタンクを
備えたコンクリートポンプ車に関するものである。
了後に輸送管内の残留コンクリートを排出させる際に用
いる圧縮エアを備蓄、供給するためのレシーバタンクを
備えたコンクリートポンプ車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリートポンプ車のうち、たとえ
ば、高層建築物の建造に伴う高所でのコンクリート打設
作業等において広く利用されているブーム付コンクリー
トポンプ車は、図2に一例を示す如く、コンクリートポ
ンプ車のデッキ1上に、ホッパ2と該ホッパ2内にある
コンクリートを吸入して吐出するように作動するコンク
リートポンプ(図示せず)を配置し、且つ旋回テーブル
3を旋回自在に載置して、該旋回テーブル3上に、たと
えば、下段ブーム5を起伏自在に立設すると共に、該下
段ブーム5の上端部に中段ブーム6の基端を、同様に中
段ブーム6の先端部に上段ブーム7の基端をそれぞれ起
伏自在に連結して3段式ブーム4を構築し、更に、上記
コンクリートポンプによってホッパ2内から吸入して吐
出されたコンクリートを輸送するための輸送管8を、コ
ンクリートポンプからデッキ1上に沿わせて3段式ブー
ム4まで導き、該3段式ブーム4の全長に渡って併設し
た構成としてあり、3段式ブーム4により輸送管8の先
端部8aをコンクリート打設個所に臨ませてコンクリー
トの打設作業を行うようにしている。
ば、高層建築物の建造に伴う高所でのコンクリート打設
作業等において広く利用されているブーム付コンクリー
トポンプ車は、図2に一例を示す如く、コンクリートポ
ンプ車のデッキ1上に、ホッパ2と該ホッパ2内にある
コンクリートを吸入して吐出するように作動するコンク
リートポンプ(図示せず)を配置し、且つ旋回テーブル
3を旋回自在に載置して、該旋回テーブル3上に、たと
えば、下段ブーム5を起伏自在に立設すると共に、該下
段ブーム5の上端部に中段ブーム6の基端を、同様に中
段ブーム6の先端部に上段ブーム7の基端をそれぞれ起
伏自在に連結して3段式ブーム4を構築し、更に、上記
コンクリートポンプによってホッパ2内から吸入して吐
出されたコンクリートを輸送するための輸送管8を、コ
ンクリートポンプからデッキ1上に沿わせて3段式ブー
ム4まで導き、該3段式ブーム4の全長に渡って併設し
た構成としてあり、3段式ブーム4により輸送管8の先
端部8aをコンクリート打設個所に臨ませてコンクリー
トの打設作業を行うようにしている。
【0003】上記した如きコンクリートポンプ車では、
コンクリートの打設作業終了後に、輸送管8内にある残
留コンクリートの排出、及びホッパ2とコンクリートポ
ンプに付着するコンクリートの除去作業を実施する必要
があり、このうち、輸送管8内の残留コンクリートを排
出させる方式として圧縮エアを利用して行うものがあ
る。
コンクリートの打設作業終了後に、輸送管8内にある残
留コンクリートの排出、及びホッパ2とコンクリートポ
ンプに付着するコンクリートの除去作業を実施する必要
があり、このうち、輸送管8内の残留コンクリートを排
出させる方式として圧縮エアを利用して行うものがあ
る。
【0004】すなわち、従来のコンクリートポンプ車の
場合、デッキ1上に輸送管8内の残留コンクリートを排
出させる圧縮エアの備蓄、供給源として専用のレシーバ
タンク9を搭載し、該レシーバタンク9内にトラックシ
ャーシ上に別置きとされている大能力のコンプレッサに
よって圧縮されたエアを圧入するようにした機構を備え
ており、コンクリート打設作業終了後、コンクリートポ
ンプと輸送管8とを切り離して輸送管8の一端(切り離
し端)に上記レシーバタンク9をエアホース及びレデュ
ーサを介して接続し、輸送管8の一端側に装填したスポ
ンジ等の詰物をレシーバタンク9から供給される大量の
圧縮エアにより輸送管8を通して先端部8a側まで圧送
することで、輸送管8内の残留コンクリートを先端側か
ら排出させるようにしている。
場合、デッキ1上に輸送管8内の残留コンクリートを排
出させる圧縮エアの備蓄、供給源として専用のレシーバ
タンク9を搭載し、該レシーバタンク9内にトラックシ
ャーシ上に別置きとされている大能力のコンプレッサに
よって圧縮されたエアを圧入するようにした機構を備え
ており、コンクリート打設作業終了後、コンクリートポ
ンプと輸送管8とを切り離して輸送管8の一端(切り離
し端)に上記レシーバタンク9をエアホース及びレデュ
ーサを介して接続し、輸送管8の一端側に装填したスポ
ンジ等の詰物をレシーバタンク9から供給される大量の
圧縮エアにより輸送管8を通して先端部8a側まで圧送
することで、輸送管8内の残留コンクリートを先端側か
ら排出させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
コンクリートポンプ車の場合、輸送管8内の残留コンク
リートを排出させる圧縮エアを備蓄、供給するために専
用のレシーバタンク9を必要としているため車輌重量が
増加してしまうという問題があり、また、コンクリート
ポンプ車に搭載されるレシーバタンク9のサイズ(容
量)には、車輌重量の面だけでなく、デッキ1上のスペ
ースの面からも限界があって、容量を大きくすることが
できずに輸送管8内の洗浄に充分な量の圧縮エアを備蓄
することが困難である場合も多く、したがって輸送管8
内洗浄はコンプレッサによってレシーバタンク内に圧縮
エアを圧入させながら実施することになるので、レシー
バタンク9に圧縮エアを注入するコンプレッサとしてト
ラックシャーシ上に標準装備された能力(吐出量)の小
さいブレーキ空気圧用のコンプレッサを活用することが
不適当で、上記トラックシャーシ上に装備されたコンプ
レッサとは別に大能力の別置きのコンプレッサを搭載す
る必要があるという問題がある。
コンクリートポンプ車の場合、輸送管8内の残留コンク
リートを排出させる圧縮エアを備蓄、供給するために専
用のレシーバタンク9を必要としているため車輌重量が
増加してしまうという問題があり、また、コンクリート
ポンプ車に搭載されるレシーバタンク9のサイズ(容
量)には、車輌重量の面だけでなく、デッキ1上のスペ
ースの面からも限界があって、容量を大きくすることが
できずに輸送管8内の洗浄に充分な量の圧縮エアを備蓄
することが困難である場合も多く、したがって輸送管8
内洗浄はコンプレッサによってレシーバタンク内に圧縮
エアを圧入させながら実施することになるので、レシー
バタンク9に圧縮エアを注入するコンプレッサとしてト
ラックシャーシ上に標準装備された能力(吐出量)の小
さいブレーキ空気圧用のコンプレッサを活用することが
不適当で、上記トラックシャーシ上に装備されたコンプ
レッサとは別に大能力の別置きのコンプレッサを搭載す
る必要があるという問題がある。
【0006】そこで、本発明は、輸送管内の残留コンク
リートを排出させるための圧縮エアを備蓄、供給する専
用のレシーバタンクを不要にすることができると共に、
トラックシャーシ上に装備されたブレーキ空気圧用のコ
ンプレッサを活用して蓄圧できるようにしたコンクリー
トポンプ車を提供しようとするものである。
リートを排出させるための圧縮エアを備蓄、供給する専
用のレシーバタンクを不要にすることができると共に、
トラックシャーシ上に装備されたブレーキ空気圧用のコ
ンプレッサを活用して蓄圧できるようにしたコンクリー
トポンプ車を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、デッキフレームを中空構造とし、該デッ
キフレーム内部を長手方向に所要間隔隔てて設けた仕切
板によって複数の小部屋に分割して、互に隣接する小部
屋同士を連絡流路にて連絡して一体的に連通させ、且つ
適宜位置の小部屋にコンプレッサから導かれたエア注入
管を接続すると共に、他の適宜の小部屋に、開閉コック
を備えたエア取出し管を接続した構成とする。
決するために、デッキフレームを中空構造とし、該デッ
キフレーム内部を長手方向に所要間隔隔てて設けた仕切
板によって複数の小部屋に分割して、互に隣接する小部
屋同士を連絡流路にて連絡して一体的に連通させ、且つ
適宜位置の小部屋にコンプレッサから導かれたエア注入
管を接続すると共に、他の適宜の小部屋に、開閉コック
を備えたエア取出し管を接続した構成とする。
【0008】
【作用】開閉コックによりエア取出し管を閉塞し、コン
プレッサからの圧縮エアをデッキフレーム内部の小部屋
内へ注入させるようにすると、注入された圧縮エアはデ
ッキフレーム内部に形成された小部屋全体に均一に備蓄
される。また、開閉コックによりエア取出し管を開放す
ると、備蓄されたエアはエア取出し管を通して噴出され
ることになる。これにより、コンクリートポンプ車のデ
ッキフレームを圧縮エアのレシーバタンクとすることが
できる。
プレッサからの圧縮エアをデッキフレーム内部の小部屋
内へ注入させるようにすると、注入された圧縮エアはデ
ッキフレーム内部に形成された小部屋全体に均一に備蓄
される。また、開閉コックによりエア取出し管を開放す
ると、備蓄されたエアはエア取出し管を通して噴出され
ることになる。これにより、コンクリートポンプ車のデ
ッキフレームを圧縮エアのレシーバタンクとすることが
できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0010】図1は本発明の一実施例を示すもので、コ
ンクリートポンプ車に搭載されているデッキフレーム1
0を、輸送管内の残留コンクリートを排出させるための
圧縮エアを備蓄、供給するレシーバタンクとしたもので
ある。
ンクリートポンプ車に搭載されているデッキフレーム1
0を、輸送管内の残留コンクリートを排出させるための
圧縮エアを備蓄、供給するレシーバタンクとしたもので
ある。
【0011】すなわち、シャーシ上のデッキフレーム1
0を中空構造として、該中空構造のデッキフレーム10
内部を、所要間隔隔てて設けられた複数個の仕切板11
によって長手方向に複数の小部屋12に分割し、互に隣
接する小部屋12同士をデッキフレーム10外側面に上
記仕切板11を跨ぐように備えた連絡管13にて各々連
絡して各小部屋12を一体的に連通させ、且つ連続した
小部屋12の最も端に位置する二つの小部屋12のうち
一方の端の小部屋12の外側面となるデッキフレーム1
0には、トラックシャーシ上に標準装備されたブレーキ
空気圧用のコンプレッサから導かれたエア注入管14を
接続して小部屋12内に圧縮エアを注入させるようにす
ると共に、他方の端の小部屋12の外側面となるデッキ
フレーム10外側面には、開閉コック16を備えたエア
取出し管15を取り付けて小部屋12内から圧縮エアを
取り出すようにした構成とする。
0を中空構造として、該中空構造のデッキフレーム10
内部を、所要間隔隔てて設けられた複数個の仕切板11
によって長手方向に複数の小部屋12に分割し、互に隣
接する小部屋12同士をデッキフレーム10外側面に上
記仕切板11を跨ぐように備えた連絡管13にて各々連
絡して各小部屋12を一体的に連通させ、且つ連続した
小部屋12の最も端に位置する二つの小部屋12のうち
一方の端の小部屋12の外側面となるデッキフレーム1
0には、トラックシャーシ上に標準装備されたブレーキ
空気圧用のコンプレッサから導かれたエア注入管14を
接続して小部屋12内に圧縮エアを注入させるようにす
ると共に、他方の端の小部屋12の外側面となるデッキ
フレーム10外側面には、開閉コック16を備えたエア
取出し管15を取り付けて小部屋12内から圧縮エアを
取り出すようにした構成とする。
【0012】図中、17は旋回テーブルを載せる旋回フ
レームである。
レームである。
【0013】本発明のコンクリートポンプ車は、デッキ
フレーム10自体をレシーバタンクとしてあるため、開
閉コック16によりエア取出し管15を閉塞してトラッ
クシャーシ上に標準装備されたブレーキ空気圧用のコン
プレッサによりエア注入管14を通してデッキフレーム
10内部の一端側の小部屋12内へ圧縮エアを注入させ
るようにすると、一端側の小部屋12内に注入された圧
縮エアは、連絡管13にて順次連通された各小部屋12
に順次連絡管13を通して蓄えられて行き、全小部屋1
2に均一な状態で備蓄されることになる。小部屋12内
の圧縮エアを必要とするときに、開閉コック16により
エア取出し管15を開放すると、小部屋12内に備蓄さ
れた圧縮エアはエア取出し管15を通して噴出されるこ
とになる。したがって、この噴出される圧縮エアを図示
しないエアホース、レデューサを介して輸送管内に導入
させ詰物の圧送に利用することにより輸送管の洗浄が行
われることになる。
フレーム10自体をレシーバタンクとしてあるため、開
閉コック16によりエア取出し管15を閉塞してトラッ
クシャーシ上に標準装備されたブレーキ空気圧用のコン
プレッサによりエア注入管14を通してデッキフレーム
10内部の一端側の小部屋12内へ圧縮エアを注入させ
るようにすると、一端側の小部屋12内に注入された圧
縮エアは、連絡管13にて順次連通された各小部屋12
に順次連絡管13を通して蓄えられて行き、全小部屋1
2に均一な状態で備蓄されることになる。小部屋12内
の圧縮エアを必要とするときに、開閉コック16により
エア取出し管15を開放すると、小部屋12内に備蓄さ
れた圧縮エアはエア取出し管15を通して噴出されるこ
とになる。したがって、この噴出される圧縮エアを図示
しないエアホース、レデューサを介して輸送管内に導入
させ詰物の圧送に利用することにより輸送管の洗浄が行
われることになる。
【0014】この際、コンクリートポンプ車のデッキフ
レーム10は、トラックの車体フレーム全体に架装され
る大きさであることから、必然的に、本発明のコンクリ
ートポンプ車におけるレシーバタンクの容量は従来のレ
シーバタンクに比べて大型化されることになり、したが
ってレシーバタンクに圧縮エアを供給させるためのコン
プレッサとしてトラックシャーシ上に標準装備されたブ
レーキ空気圧用のコンプレッサを利用することができ
る。
レーム10は、トラックの車体フレーム全体に架装され
る大きさであることから、必然的に、本発明のコンクリ
ートポンプ車におけるレシーバタンクの容量は従来のレ
シーバタンクに比べて大型化されることになり、したが
ってレシーバタンクに圧縮エアを供給させるためのコン
プレッサとしてトラックシャーシ上に標準装備されたブ
レーキ空気圧用のコンプレッサを利用することができ
る。
【0015】なお、図中二点鎖線で示す如く、開閉コッ
ク16を備えたエア取出し管15を複数箇所に取り付け
ると共に、各小部屋12間を結ぶ連絡管13の途中にバ
ルブ18を設けるようにすると、必要とされる圧縮エア
の供給量に応じてバルブ18の開閉操作により適宜レシ
ーバタンクの容量を調節することができ、これにより、
トラックシャーシ上に標準装備されたブレーキ空気圧用
のコンプレッサを効果的に稼動させることができるこ
と、また各小部屋12同士を結ぶ連絡流路としては連絡
管13に代えて仕切板11の中央部に孔を開けたりある
いは隅に切り欠きを設けるようにしてもよいこと、更に
レシーバタンクに圧縮エアを供給するためのコンプレッ
サとしてはトラックシャーシ上に標準装備されたブレー
キ空気圧用のコンプレッサに限らず、別置きの大能力の
コンプレッサを用いるようにしてもよいこと、その他本
発明は上記実施例のみに限定されるものではなく、要旨
を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは
勿論である。
ク16を備えたエア取出し管15を複数箇所に取り付け
ると共に、各小部屋12間を結ぶ連絡管13の途中にバ
ルブ18を設けるようにすると、必要とされる圧縮エア
の供給量に応じてバルブ18の開閉操作により適宜レシ
ーバタンクの容量を調節することができ、これにより、
トラックシャーシ上に標準装備されたブレーキ空気圧用
のコンプレッサを効果的に稼動させることができるこ
と、また各小部屋12同士を結ぶ連絡流路としては連絡
管13に代えて仕切板11の中央部に孔を開けたりある
いは隅に切り欠きを設けるようにしてもよいこと、更に
レシーバタンクに圧縮エアを供給するためのコンプレッ
サとしてはトラックシャーシ上に標準装備されたブレー
キ空気圧用のコンプレッサに限らず、別置きの大能力の
コンプレッサを用いるようにしてもよいこと、その他本
発明は上記実施例のみに限定されるものではなく、要旨
を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは
勿論である。
【0016】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のコンクリート
ポンプ車によれば、デッキフレームを中空構造として、
該デッキフレーム内部を仕切板によって複数の小部屋に
分割すると共にそれぞれの小部屋を連絡流路にて連絡し
て連通させ、且つ適宜の小部屋の外側となるデッキフレ
ーム外側面にエア注入管とエア取出し管とを各々接続し
た構成としたので、コンクリートポンプ車のデッキフレ
ームと圧縮エアのレシーバタンクとを兼用することがで
き、これにより、輸送管内の残留コンクリートを排出さ
せる圧縮エアを備蓄、供給するための専用のレシーバタ
ンクを不要にすることができて車輌重量が軽量化され、
更に、従来に比べてレシーバタンクの容量を大きくする
ことができるので、レシーバタンク内にエアを注入する
コンプレッサとしてトラックシャーシ上に標準装備され
たブレーキ空気圧用のコンプレッサを活用することがで
きるという優れた効果を発揮する。
ポンプ車によれば、デッキフレームを中空構造として、
該デッキフレーム内部を仕切板によって複数の小部屋に
分割すると共にそれぞれの小部屋を連絡流路にて連絡し
て連通させ、且つ適宜の小部屋の外側となるデッキフレ
ーム外側面にエア注入管とエア取出し管とを各々接続し
た構成としたので、コンクリートポンプ車のデッキフレ
ームと圧縮エアのレシーバタンクとを兼用することがで
き、これにより、輸送管内の残留コンクリートを排出さ
せる圧縮エアを備蓄、供給するための専用のレシーバタ
ンクを不要にすることができて車輌重量が軽量化され、
更に、従来に比べてレシーバタンクの容量を大きくする
ことができるので、レシーバタンク内にエアを注入する
コンプレッサとしてトラックシャーシ上に標準装備され
たブレーキ空気圧用のコンプレッサを活用することがで
きるという優れた効果を発揮する。
【図1】本発明のコンクリートポンプ車におけるデッキ
フレームを示す概要斜視図である。
フレームを示す概要斜視図である。
【図2】ブーム付コンクリートポンプ車の一例を示す斜
視図である。
視図である。
10 デッキフレーム 11 仕切板 12 小部屋 13 連絡管(連絡流路) 14 エア注入管 15 エア取出し管 16 開閉コック
Claims (1)
- 【請求項1】 デッキフレームを中空構造とし、該デッ
キフレーム内部を長手方向に所要間隔隔てて設けた仕切
板によって複数の小部屋に分割して、互に隣接する小部
屋同士を連絡流路にて連絡して一体的に連通させ、且つ
適宜位置の小部屋にコンプレッサから導かれたエア注入
管を接続すると共に、他の適宜の小部屋に、開閉コック
を備えたエア取出し管を接続した構成を備えてなること
を特徴とするコンクリートポンプ車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6251612A JPH0893227A (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | コンクリートポンプ車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6251612A JPH0893227A (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | コンクリートポンプ車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0893227A true JPH0893227A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=17225415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6251612A Pending JPH0893227A (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | コンクリートポンプ車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0893227A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105275210A (zh) * | 2014-07-24 | 2016-01-27 | 中联重科股份有限公司 | 一种泵车承载结构及混凝土泵车 |
JP2016520029A (ja) * | 2013-05-28 | 2016-07-11 | プッツマイスター エンジニアリング ゲーエムベーハー | 回転ヘッドに作業ブームを配置した作業機 |
-
1994
- 1994-09-21 JP JP6251612A patent/JPH0893227A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016520029A (ja) * | 2013-05-28 | 2016-07-11 | プッツマイスター エンジニアリング ゲーエムベーハー | 回転ヘッドに作業ブームを配置した作業機 |
CN105275210A (zh) * | 2014-07-24 | 2016-01-27 | 中联重科股份有限公司 | 一种泵车承载结构及混凝土泵车 |
CN105275210B (zh) * | 2014-07-24 | 2017-07-28 | 中联重科股份有限公司 | 一种泵车承载结构及混凝土泵车 |
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