JPH0893149A - 目地材支持用部材 - Google Patents

目地材支持用部材

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JPH0893149A
JPH0893149A JP25142894A JP25142894A JPH0893149A JP H0893149 A JPH0893149 A JP H0893149A JP 25142894 A JP25142894 A JP 25142894A JP 25142894 A JP25142894 A JP 25142894A JP H0893149 A JPH0893149 A JP H0893149A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、目地本体を床面に立てつけ、支持脚
やモルタルによる固定を行わない状態でコンクリートの
打設を行い目地を形成する目地施工法で利用するもので
あり、利用・運搬・保管などに利便性があり、使い勝手
のよい目地材支持用部材を明らかにすることを目的とす
る。 【構成】本発明に係る目地材支持用部材20は、目地材
本体10の側面に直接又は間接的に当接して支える側面
形状を有し、基盤面に配列するための底面を有する中空
部材とし、外表面の一部に注入口21が用意されてお
り、水などの流動体を注入することで目地材を固定する
のに必要な重量が付与される構造であり、更に、目地材
本体に当接する側の下方端には、目地材本体10の下方
に一定の間隔で形成されている幅広部分13が嵌合され
る凹部23が用意されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、目地本体が板状発泡材
であり、これを床面に立てつけ、支持脚やモルタルによ
る固定を行わない状態でコンクリートの打設を行い目地
を形成する目地施工法で利用する目地材支持用部材に関
する。
【0002】
【発明の背景】従来、所謂伸縮目地と呼ばれる目地材が
広く利用されている。この目地材は、例えば、実公昭53
-51611号公報に示されているように、目地本体が板状発
泡材で形成されており、その頭部に補強用キャップが被
冠されている態様のもので、専用の支持脚を利用して基
盤面上に立設させ、更に、脚部材の周囲をモルタルで固
定するものである。
【0003】上記の所謂伸縮目地材による目地施工に対
しては、モルタルによる固定作業が煩雑である、モルタ
ルの存在部分では押えコンクリートの厚みが薄くなるの
で亀裂などが発生し易い、所謂底目地が切れない、等の
問題点が指摘されている。
【0004】かような問題点を解決した目地施工法とし
て、本発明者は基盤面上に一定の区画毎に桝状に目地材
本体を立て掛けると共に、目地材本体の側面側(桝の外
側)に固定用部材を配置して、コンクリート打設時の圧
力で目地材本体がずれたり撓んだりしないようにして押
えコンクリートの打設を行い、コンクリートの養生をま
って支持用部材を取り外し、次の目地施工に再利用する
という改良された目地施工法を特公平5-53909 号公報に
よって提案した。
【0005】この公報に開示されている支持用部材は、
重量物、例えば鉄等で形成されるものであり、また、目
地材本体の湾曲などを防止するための各種の補助部材を
必要とするものであり、実際の目地施工に適用する段に
なると更に様々な改善を必要とする目地施工法であるこ
とが、本発明者の研究により判明した。
【0006】本発明は、上記した公報に示されている目
地施工法を実際に行う場合における必要な改善を提案す
るものであり、目地材本体のずれや撓みを防止するのに
利用される目地材支持用部材の改良を明らかにすること
を目的とするものであり、本発明の具体的目的は、利用
・運搬・保管などに利便性があり、使い勝手のよい目地
材支持用部材を明らかにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る目地材支持
用部材は、 基盤面上に配列した目地材本体の側面に
沿って配置してこれを支持し、コンクリート打設の際の
衝撃から目地材本体のづれや撓みを防止する目地材支持
用部材であり、目地材本体の側面に直接又は間接的に当
接して支える側面形状を有し、基盤面に配列するための
底面を有する中空部材とし、外表面の一部に注入口が用
意されており、流動体を注入することで目地材を固定す
るのに必要な重量が付与される構造であり、更に、目地
材本体に当接する側の下方端には、目地材本体の下方に
一定の間隔で形成されている幅広部分が嵌合される凹部
が用意されていること、 流動体が水であること、
流動体がモルタル若しくはコンクリート又は砂若しくは
砂利であること、目地材支持用部材が、ブロー成形体
であること、 目地材支持用部材が取手構造を有する
こと、をそれぞれ特徴とする。
【0008】
【発明の具体的構成】次に、本発明に係る目地材支持用
部材の詳細を添付図面に従って説明する。
【0009】図1において、符号10は従来知られてい
る目地材本体であり、合成樹脂の発泡体で形成されてお
り、上部に補強用のキャップ11が被冠されている。本
発明が適用される目地施工法においては、従来慣用の支
持脚或いは固定用のモルタルは使用されず、目地材本体
10の下面に介在させるブチルゴム或いは両面接着テー
プ12などにより基盤上に貼着して固定すると共に、以
下で説明する目地材支持用部材20により側面支持が行
われる。
【0010】目地材本体10としては、断面が方形であ
り、全体に均一な幅を有する板状のものが広く利用され
ているが、従来慣用の支持脚或いは固定用のモルタルを
使用しない本発明による目地施工法では、基盤面上に立
てつけた際の安定性のために目地材本体10の下方端に
は若干の幅広部分13を設けておき、基盤面との接着性
を向上させることが好ましい。目地材支持用部材20は
中空構造であり、好ましくは合成樹脂材で成形され、注
入口21を通して水・モルタル・コンクリート・砂など
を注ぎ込み重量物として利用する。また、持ち運びに便
利なように取手構造22を形成しておくが、この取手2
2は、図1に示すように外表面から突出部分がない構造
とすることが好ましい。尚、注入口21及び取手構造2
2は、図示の如き位置でなくとも、任意の面に設けるこ
とができる。
【0011】目地材支持用部材20の底面に凹凸を形成
しておき、滑り防止用のゴム材などをはめ込む構造とす
ることも好ましい。ゴム材は下面に凹凸などを形成した
単一の板材とする態様であってもよい。
【0012】更に、目地材支持用部材20の底面に粘着
剤などを配備しておく態様も、基盤上に配列した際の横
づれを防止するのに有益である。
【0013】目地材支持用部材20は、例えば1m 以上
の長尺物に構成することも、或いは30cm程度の部材と
することも可能であり、更に、目地材本体10の長手方
向の全面に配置する態様であろうと、点状に配置する態
様であってもよい。
【0014】更に、目地材支持用部材20は、図示する
外形形状に限定されず、任意に設計可能であるが、表面
に凹凸のない立法形を基本とし、図示した階段状の形状
の態様では、相似形ないし互い違いに重ね合わせること
が可能である形状であることが、管理保管の際に好まし
い。
【0015】以上説明した本発明に係る目地材支持用部
材20は、ブロー成形法、真空成形法などで一体成形が
可能であるが、型材の如く押し出し成形したものを適当
な長さに裁断し、その両端に蓋部材を取り付けた構造と
することもできる。このような製造態様では、蓋部材側
に水の注入口21並びに取手構造22を配置する。
【0016】前記したように、目地材本体10の下方端
を若干幅広に設定することが、基盤面に対する接着性を
高めるのに有益であるが、このためには、目地材支持用
部材20の側では、目地材本体10の幅広部分13の形
状に対応した切欠を設けることが必要である。このよう
な構成により、目地材本体10の下端側をしっかりと支
持することは、コンクリート打設の際の圧力で、基盤面
上に立て掛け配置した目地材本体10が押し出されてし
まうのを防ぐのに有効である。
【0017】目地材本体10における幅広部分13が目
地材の全域に一様に設けられている態様では、目地材支
持用部材20には対応する切欠を設けるだけの単純な構
成で足りる。然しながら、目地材本体10及びキャップ
11は合成樹脂材で形成されるために、例えば屋上防水
の押えコンクリートの目地として利用するような場合に
は、炎天下では熱による線膨張により長手方向に伸長
し、逃げ場がないと湾曲してしまい、直線状の目地の形
成が損なわれる事態が生じる。
【0018】上記した如き事態を避けるために、本発明
に係る目地材支持用部材20では、目地材の横移動を制
限するため次のような工夫がなされている。
【0019】即ち、目地材本体10の下方側には幅広部
分13を断裁した切欠部分14を一定の間隔で用意する
と共に、目地材支持用部材20の下方には、目地材本体
10の幅広部分13が嵌合される凹部23が用意され
る。幅広部分13を断裁した切欠部分14の長さをL1
とすれば、これに対応するL2 分を中央に残して凹部2
3を両端に形成すれば、目地材本体10と目地材支持用
部材20のそれぞれの凹部と凸部とが嵌合し合い、目地
材支持用部材20が基盤面からずれない限り、目地材の
長手方向への伸長は制約されることになる。
【0020】図2には、目地材支持用部材20の下方に
形成される凹部23が両端に用意される態様を示した
が、どちらか一方にだけ形成される態様であってもよ
い。このような態様が実施可能なのは、図示の凹部及び
凸部の幅がL1 ≧ L2 の関係にある場合である。
【0021】更に、図2において、目地材支持用部材2
0における凹部23がL2 で示される部分に形成されて
おり、この部分に目地材本体10の幅広部分13が嵌合
される態様も本発明に包含される。
【0022】
【発明の効果】本発明の目地材支持用部材20には、目
地材本体10の下方に一定の間隔で形成されている幅広
部分13が嵌合される凹部23が用意されているので、
目地材本体10を下端から上端までしっかりと支持する
ことができるだけでなく、熱による線膨張で目地材が伸
長するのを制限できるので、目地材が湾曲し直線状の目
地の形成が阻害されることから解放される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す斜視図
【図2】本発明の1実施例を示す斜視図
【符号の説明】
10−目地材本体 11−補強用のキャップ 12−ブチルゴムないし両面接着テープ 13−幅広部分 14−切欠部分 20−目地材支持用部材 21−水などの注入口 22−取手構造 23−凹部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基盤面上に配列した目地材本体の側面に沿
    って配置してこれを支持し、コンクリート打設の際の衝
    撃から目地材本体のづれや撓みを防止する目地材支持用
    部材であり、目地材本体の側面に直接又は間接的に当接
    して支える側面形状を有し、基盤面に配列するための底
    面を有する中空部材とし、外表面の一部に注入口が用意
    されており、流動体を注入することで目地材を固定する
    のに必要な重量が付与される構造であり、更に、目地材
    本体に当接する側の下方端には、目地材本体の下方に一
    定の間隔で形成されている幅広部分が嵌合される凹部が
    用意されていることを特徴とする目地材支持用部材。
  2. 【請求項2】流動体が水であることを特徴とする請求項
    1に記載した目地材支持用部材。
  3. 【請求項3】流動体がモルタル若しくはコンクリート又
    は砂若しくは砂利であることを特徴とする請求項1に記
    載した目地材支持用部材。
  4. 【請求項4】目地材支持用部材が、ブロー成形体である
    ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の目地材支
    持用部材。
  5. 【請求項5】目地材支持用部材が取手構造を有すること
    を特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の目地材支持
    用部材。
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