JPH08928Y2 - 箸置き - Google Patents

箸置き

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JPH08928Y2
JPH08928Y2 JP1990126750U JP12675090U JPH08928Y2 JP H08928 Y2 JPH08928 Y2 JP H08928Y2 JP 1990126750 U JP1990126750 U JP 1990126750U JP 12675090 U JP12675090 U JP 12675090U JP H08928 Y2 JPH08928 Y2 JP H08928Y2
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chopsticks
boat
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chopstick
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JP1990126750U
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JPH0483063U (ja
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新次 滝沢
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新次 滝沢
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は箸置きに関するものである。
(ロ)従来の技術 従来の箸置きは、箸先を乗せて平に置く道具であっ
て、形が種々変ったものであるのみで小型の平なもので
あり、一般には箸を一旦右手で持ち上げ、これに左手を
添えたうえ、右手に持ち直すという動作が必要であり、
又箸を休める際にも同様に左手を使って箸を持ち直さね
ば箸置きに置けぬという煩わしさがあった。
左手を添えない場合は、持った箸を右手の中で、くる
くる回さねば正規に持ち直せず、操作が面倒だった。
(ハ)考案が解決しようとする課題 従来の箸置きでは、ワンタッチで右手に箸を取り、ワ
ンタッチで箸を置くことが出来なかった。
食事中は儀礼的な場合以外は殆どの人が箸置きを使用
せず、皿や器の上に所構わず箸を差し渡しに置くのが実
状であり、その上箸は揃わずに置くことになり、料理の
上に渡された箸を上から手に取る不潔感は、はたから見
ても見苦しいものであった。
子供は勿論、だれでも容易に一定位置に安置出来て、
その上容易に持つことが可能となる様な、夢のある楽し
い箸置きは、料亭、旅館、主婦等の挙って望んでいたも
のである。
(ニ)課題を解決するための手段 本案は従来の箸置きを改良して、船形、又はひとかた
をかたどった箸置きであり、箸は係止部と支え部とによ
って挺子の応用にて傾斜して安置、取る際もワンタッチ
で持つことが出来る。
箸は船縁(1)摺動板(2)の内側が案内の役目をし
(実施例1、2、3)又、膝(7)が湾曲しており(実
施例4)2本の箸は自然に揃って置かれる。その上箸の
傾斜角度は係止部の移動(実施例1、3)又屈曲する角
度(実施例4)により自由に変化させることが出来手前
に置いても邪魔に感ずることなく、容易に持つことの出
来る傾斜角度を設定し得る構造としたことにより、課題
を技術的に解決したものである。
(ホ)作用 従来の箸置きのように箸の枕として置くのでなく、箸
が係止部と支え部との間隔調整(摺動板(2))又は屈
曲角度(臀部(9))によって例えば15°〜30°の範囲
に自由設定し得る構造となって居り、梃子の応用にて安
定保持される。その上船縁(1)、摺動板(2)の内側
の案内により、又膝(7)の湾曲により、箸はワンタッ
チで自然に揃って置かれ、ワンタッチで正規に持つこと
が出来、手前に置いても邪魔に感ずることなく夢があり
却って箸を休めるのが楽しくなる。
(ヘ)実施例 実施例1 実施例1を図面の第1図〜第3図に基ずいて説明す
る。
屋形船をかたどった箸置きであり、食事前には船尾の 梁(4)に箸先を乗せて、棹か櫂に見立てる。
食事中に箸を休める際は、屋形(B)の下に箸先を差
し込み船尾に倒せば、屋形(B)の係止部(3)と 梁(4)の支え部とで、梃子の応用にて箸は第3図の如
く傾斜して安置し、取る際もワンタッチで持つことが出
来る。
左右の摺動板(2)の間隔を船の両船縁(1)の内法
よりもやや巾広にして、無理嵌めにするようにした屋形
(B)は、取外し可能にて洗浄が簡単で衛生的であり、
前後に移動出来るので箸の傾斜角度は自由に調節可能で
あり、屋形(B)の下に箸を粗野に差し込んでも摺動板
(2)の内側が案内となり、2本の箸は自然に揃って置
かれ持ち易くなる。
屋形船の船腹又は屋根に広告が入り、屋形(B)の内
部に黒い切絵を貼って豆電球を設置、明かりを付けると
障子に中の人影が映る。又 梁(4)に船頭を立たせて、棹や釣竿に見立てて箸を置
くのは、日本料理に風情を添えるに相応しい趣がある。
実施例2 実施例2を第4図、第5図に基づいて説明する。
船をかたどった箸置きであり、食事前には船尾の 梁(4)に箸先を乗せて棹か櫂に見立てる。
食事中に箸を休める際は、船梁(5)の下に箸先を差
し込み、船尾に倒せば船梁(5)が係止部となり、 梁(4)が支え部となり、梃子の応用にて箸は第5図の
如く傾斜し、船縁(1)の内側が案内となり2本の箸は
自然に揃って安置し、取る際もワンタッチで容易に持つ
ことが出来る。
又傾斜角度を変える場合は船梁(5′)と船梁(5)
梁(4)との各間隔を変えることにより、上記同様船梁
(5′)を係止部とし船梁(5)を支え部とする様箸を
置くことで、箸の角度は変え得ることになる。
実施例3 実施例3を第6図、第7図に基づいて説明する。
第7図は船梁(5)(5′)を左右の摺動板(2)に
より連結し、その間隔を船の両船縁(1)の内法よりも
やや巾広にして無理嵌めにするようにして形成した摺動
具(E)である。これは取外し可能にて洗浄が簡単で衛
生的であり、その上、前後に移動出来るので箸の傾斜角
度は、自由に調節可能であり、摺動板(2)の内側が案
内となり、2本の箸は自然に揃って置かれ、取る際もワ
ンタッチで容易に持つことが出来る。
船の形象により箸を棹か釣竿に見立てつつ海の幸を賞
味するという趣向も格別である。
実施例4 実施例4を第8図〜第10図に基づいて説明する。
ひとかたをかたどった可撓性合成樹脂板(D)を第8
図の如く型抜き、又は成型によって形成する。図中イ、
ロ、ハ、ニ、は切込みである。第9図の如くソファー状
(例えば脚を軽く折り曲げ、又は屈曲させ上体を稍々起
した状態にした形状)に折り曲げ、又は屈曲させ手を前
で組み合せて、係止具(6)を形成させ両膝(7)を湾
曲させることにより、脚は膝(7)から外部に広がり、
脚先(8)(8′)と臀部(9)との3点接地となり、
根安定した箸置きとなる。
組んだ両手の係止具(6)の下に箸先を差し込み膝
(7)の上に倒すことで、膝(7)が支え部となって梃
子の応用にて箸は第10図の如く傾斜し、膝(7)が湾曲
しており2本の箸は自然に揃って置かれ、取る際もワン
タッチで容易に持つことができる。
尚、本例に於ては両手の側端同志を切り込みによって
連結してあるが、これに限定されず両手の両端をビニー
ル管等に挿入(図示せず)して連結することも出来る。
又、箸の傾斜角度は折り曲げ又は屈曲する角度により
保持され、安楽椅子に横たわった如く優雅に見え、製作
も簡単にして廉価に提供し得る。
本考案の箸置は、料亭、旅館等で第8図の合成樹脂板
(D)のまま食膳に出して、各自で組み立てて貰い(組
立使用説明書付)帰りには土産として持ち帰って貰う、
(背後に名入り広告)という心憎い使用法もある。
(ト)考案の効果 本考案の箸置きは、自分で箸の角度を自由に傾斜させ
て安定保持させることが出来て、食事中、箸を取り上げ
又は置く際にも、従来のように両手を使って持ち直す必
要がなく、片手で極めて容易に操作し得る効果と共に、
優雅な装飾として食膳を賑わし、又、箸を皿や器の上に
置き不潔感と共に見苦しいこともなくなり、実施例の如
く種々夢のある箸置きの形状により、船形の船腹及び屋
形船の屋根又はひとかたの背後に名入り広告が可能であ
り、一層食事を楽しむことが出来る。その上、衛生的で
あり、子供が箸の使い方を習得するにも箸置きに興味を
持ち早くに上達するであろう。
尚、製作も簡単で工業的に量産が可能であり、無味乾
燥なる従来の箸置きに比べ夢を与え、割り箸同様使い捨
ても可能となる程廉価に提供し得る本考案の効果は絶大
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の斜視図 第2図は第1図の屋形部の斜視図 第3図は第1実施例の使用中を示す縦断面図 第4図は第2実施例の斜視図 第5図は第2実施例の使用中を示す斜視図 第6図は第3実施例の斜視図 第7図は第6図の摺動具の斜視図 第8図は第4実施例の型抜き平面図 第9図は第4実施例の斜視図 第10図は第4実施例の使用中を示す縦断面図 (A):船体 (B):屋形 (C):箸 (D):合成樹脂板 (E):摺動具 (1):船縁 (2):摺動板 (3):係止部 (4): 梁 (5):船梁 (5′):船梁 (6):係止具 (7):膝 (8):脚先 (8′):脚先 (9):臀部 (イ):切込み (ロ):切込み (ハ):切込み (ニ):切込み

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】船縁(1)の内側に、屋形(B)の両側面
    の下部に連設した摺動板(2)を着脱自在に挿入して、
    摺動自在としたことを特徴とする屋形船形の箸置き。
  2. 【請求項2】 梁(4)を支え部とし、船梁(5)に箸の前部を係止可
    能としたことを特徴とする船形の箸置き。
  3. 【請求項3】船梁(5)を着脱可能とし、且つ移動自在
    にした実用新案登録請求の範囲第2項記載の船形の箸置
    き。
  4. 【請求項4】ひとかたをかたどった可撓性合成樹脂板
    (D)を、ソファー状に折り曲げ又は屈曲させると共
    に、両手の先端同志を組み合せて係止具(6)を形成
    し、膝(7)を折り曲げ又は屈曲させて支え部としたこ
    とを特徴とする箸置き。
JP1990126750U 1990-11-30 1990-11-30 箸置き Expired - Lifetime JPH08928Y2 (ja)

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JPH0483063U JPH0483063U (ja) 1992-07-20
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5152066A (ja) * 1974-10-29 1976-05-08 Ono Mutsuyuki Hashidai
JPS5760579B2 (ja) * 1979-04-28 1982-12-20 Takeda Riken Ind Co Ltd

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5760579U (ja) * 1980-09-26 1982-04-09
JPS62200973U (ja) * 1986-06-11 1987-12-21

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