JPH0892285A - ヒトclap蛋白質およびそれをコードするdna - Google Patents

ヒトclap蛋白質およびそれをコードするdna

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JPH0892285A
JPH0892285A JP6226269A JP22626994A JPH0892285A JP H0892285 A JPH0892285 A JP H0892285A JP 6226269 A JP6226269 A JP 6226269A JP 22626994 A JP22626994 A JP 22626994A JP H0892285 A JPH0892285 A JP H0892285A
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JP
Japan
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protein
human
dna
val
leu
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JP6226269A
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Yusuke Nakamura
祐輔 中村
Kimiko Koyama
公美子 小山
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Japanese Foundation for Cancer Research
Eisai Co Ltd
Original Assignee
Japanese Foundation for Cancer Research
Eisai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規ヒト細胞内輸送制御蛋白質(ヒトCLA
P蛋白質)、該蛋白質をコードする遺伝子、該蛋白質を
発現させるための発現ベクター、そのような発現ベクタ
ーで形質転換された細胞、または該蛋白質と結合する抗
体等の提供。 【構成】 ヒト第8番染色体について、多数のコスミド
クローンを単離し、染色体上の位置を決定した。これら
のクローンの中からエクソンを含むものを選んで配列を
決定し、それらの中からマウスの細胞内輸送制御蛋白質
に類似のアミノ酸配列をコードする塩基配列含む新規な
塩基配列のクローンを選択した。この配列を元に、ヒト
胎児脳のcDNAライブラリーから新規細胞内輸送制御
蛋白質をコードする遺伝子をクローニングし構造決定し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なヒト細胞内輸送制
御蛋白質であるヒトCLAP蛋白質、本蛋白質を作成お
よび使用する方法、ならびに本蛋白質をコードする遺伝
子DNAおよび該DNAを用いる遺伝子操作法に関し、
医薬の分野で利用される。
【0002】
【従来の技術】真核細胞は、それ自体細胞膜(形質膜)
という膜で囲まれた区画であるが、その内部にも非常に
発達した細胞内膜系すなわち膜で囲まれた小器官と呼ば
れる多様な小区画がある。その主なものには、核、小胞
体、ゴルジ体、ミトコンドリア、リソゾーム、ペルオキ
シゾームがある。各区画が膜で区画分けされることによ
って、拮抗する酵素反応など同じ環境では両立しにくい
反応を相互の妨害なしに行うことができ、細胞の重要な
生合成過程の各部分を受け持つそれぞれ特有の機能の場
となっている。これら各区画で使用されるあるいは処理
される蛋白質のような巨大分子を含む物質は目的の区画
へと正しく分配、輸送されなければならない。小胞輸送
あるいは膜動輸送と呼ばれるシステムが、これらの区画
間の輸送の担い手であることが知られている。このシス
テムでは、ある膜構造体から、輸送すべき物質を包みこ
んだ小胞が出芽し、コート蛋白で覆われた小胞体として
分離し、それが別の膜構造体のところで膜融合を起こす
ことによって、物質を配分、輸送するシステムである
(細胞の分子生物学、第6章、第7章/教育社 1985 )
(大西俊一;生化学60, 6, 409-423, 1988) 。
【0003】近年、この小胞輸送システムの基本的プロ
セスが、小胞・コートの構成蛋白質であるクラスリン、
および、小胞・コート形成促進蛋白質複合体(アダプタ
ープロテイン・コンプレックス; AP-COMPLEX )の集合
・脱集合によるものであることが解明され、このプロセ
スにおける AP-COMPLEX の役割が注目されてきた。AP-C
OMPLEX の役割は、小胞体の外側を被覆するクラスリン
・コートの形成を促進することや、クラスリン(コー
ト)と脂質膜および膜上の受容体との相互作用を仲介す
ることであると考えられている。例えば特定の受容体を
集めて包み込むための特異的認識機構はこの AP-COMPLE
X が担っている(吉村哲郎;蛋白質・核酸・酵素 38, 1
152-1159, 1993)(Matsui,W. and Kirchausen,T.; Bio
chemistry 29, 10791-10798, 1990 )。AP-COMPLEX
は、動物細胞でAP−1とAP−2の2種類が発見され
ており、AP−1はゴルジ膜に、AP−2は形質膜に局
在する。どちらも large chain 2つと、 medium chain
1つ、 small chain 1つ、の計4つの蛋白質の複合体
であり、AP−1の medium chain はAP47、AP−
2の medium chain はAP50と呼ばれている(Pears
e,B.M.F.et al.: Annu.Rev.Cell.Biol.,6, 151-171,199
0 )(Keen,J.M.: Annu.Rev.Biochem., 59, 415-438,19
90)。AP-COMPLEX の果たす役割の中でも、AP47、
AP50といった medium chain が、クラスリン小胞輸
送システムの基本プロセスである集合・脱集合を制御し
ていることが解明されつつある。例えば、これらの med
ium chain が AP-COMPLEX の活性を制御するスイッチ機
能をもっていることが推定され、それが medium chain
のリン酸化によって起こる可能性が示されている(Naka
yama,Y. et al.: Eur.J.Biochem., 202, 569-574, 199
1)(吉村哲郎;蛋白質・核酸・酵素 38, 1152-1159, 1
993)。あるいは、線虫(C.elegans )のAP47ホモ
ローグ(UNC-101 )についての遺伝子工学的解析から、
これをコードする遺伝子の変異によって多くの重要な蛋
白質の輸送が支障をきたして、その結果口孔形成、神経
形成の異常、色素取込み異常、接触不感応、動作緩慢な
どひろい範囲の異常形質として現れることや、EGFレ
セプターなどを含むシグナル伝達系の重要な蛋白質の分
配・輸送に影響を与えていることが示されている(Lee,
J. et al.: Genes and Development, 8, 60-73, 199
4)。
【0004】このように、細胞内あるいは細胞内外への
物質の分配・輸送、特に重要な蛋白質(例えば、細胞内
消化を行うリソゾーム消化酵素、LDLレセプター、ト
ランスフェリンレセプター、EGFレセプターなどの受
容体蛋白質、IgA やIgM などの抗体、インシュリンなど
のホルモン、インフルエンザなどのウィルス、毒素な
ど)の分配・輸送は、細胞の分化や増殖、あるいは様々
な活動、ひいては生死などに極めて重要な基本的生体機
構であり、その異常が細胞の活動に障害を及ぼすことは
いうまでもなく、当然、癌や神経疾患、ウィルス性疾
患、免疫性疾患をはじめとする多くの疾患やコレステロ
ールなどの代謝異常など多くの困難な問題の原因に関わ
っていることが考えられる。従って、このような細胞内
輸送システムの、しかもそれを制御している因子を蛋白
質/遺伝子という物質レベルで捉えること、そしてその
構造的異常によって起こる機能の異常、最終的にひき起
こされる疾病・異常との関連を調べることは、疾病の根
本原因の解明、そして治療用、診断用の薬剤あるいは方
法を開発するために極めて重要かつ有用である。これま
で、これらの蛋白質/遺伝子の機能についての研究に
は、いくつかのモデル細胞が使われてきた。例えば、酵
母でのクラスリン蛋白の欠失、 small chain 、medium
chain の欠失、あるいはショウジョウバエ、線虫など
が用いられ、その基本的機構はマウスまでおよぶことが
示唆されている(Lee,J. et al: Genes and Developmen
t, 8, 60-73, 1994 )。しかしながら、酵母では単細胞
系であるがゆえに制限された機能しか持たないことが考
えられ、多細胞系での研究が望まれる(吉村哲郎;蛋白
質・核酸・酵素38, 1152-1159, 1993)。またその反
面、酵母でさえもさらに他種の AP-COMPLEX 構成蛋白質
の存在が示唆されること(Nakayama,Y. et al.: Eur.J.
Biochem.,202, 569-574, 1991)や、輸送のルートや方
向によって異なる蛋白質が関与している可能性も示唆さ
れており、その多様性が推測される(大西俊一;生化学
60,6, 409-423, 1988)。まして、遺伝子工学的手法を
用いて、このような蛋白質/遺伝子の機能異常とヒトの
疾病との関連を調べる場合には、ヒトの遺伝子の塩基配
列の取得が必須である。これらのことから多細胞系、特
にヒトの細胞内輸送制御機構に関与する因子の遺伝子単
離による著しい進展が強く期待されている。これまで
に、AP-COMPLEX medium chain 蛋白質あるいはそのホモ
ローグとしては、rat AP50 (Thurieau,C. et al. : DN
A, 7, 663-669, 1988) 、mouse AP47 (Nakayama,Y. et
al.: Eur.J.Biochem., 202, 569-574, 1991) 、yeast A
P47ホモローグ(YAP54)(Nakayama,Y.et al.: Eur.J.Bioc
hem., 202, 569-574, 1991)、C.elegans AP47ホモロー
グ(UNC-101) 、C.elegans AP50ホモローグ(CEAP50)(Le
e,J. et al: Genes and Development, 8, 60-73, 1994
)、Electric ray AP47 ホモローグ(P47) 、rat AP47
ホモローグ(P47A, P47B) (Pevsner, J. et al.:unpubli
shed; DNA data base accession No.L07072, L07073 an
d L07074) が同定されているにすぎない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、細胞内輸送
機構を制御するというような、重要な、ヒトの、新規細
胞内輸送制御蛋白質と、それをコードする遺伝子を提供
する。さらにそれらを用いたヒト細胞内輸送制御機構の
解明研究、あるいはその変異によってひきおこされるヒ
ト細胞での影響についての研究のための遺伝子工学的方
法をも提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】ヒト第8番染色体上には
約4500個の遺伝子が存在すると推測されており、こ
れまでに Langer-Gideorn 症候群、Werner 症候群、色
素性網膜炎などの遺伝病の原因遺伝子の存在が示唆され
ている。本発明者らおよびその他の研究者らによって同
じくヒト第8番染色体短腕上に肺癌、肝癌、大腸癌、前
立腺癌などを含む多くの癌において高頻度に欠失してい
る部位があることも示されている(Emi M.et al., Cance
r Res. 52, 5368-5372, 1992) 。本発明者らは、ヒト第
8番染色体について、これらの疾患を含め、疾患に関与
する遺伝子を単離すべく多数のコスミドクローンを単離
し、染色体上の位置を決定してきた(中村祐輔ら;蛋白
質・核酸・酵素 38, 228-237, 1993)(Nakamura, Y.,
et al. Cytogenet Cell Gnenet 65, 115-118, 1994)。
これらのクローンの中からエクソンを含むものを選んで
配列を決定し、その中からマウスの細胞内輸送制御蛋白
質(AP47)に類似のアミノ酸配列をコードする塩基
配列を含む新規な塩基配列のクローンを選択した。この
配列を元に、ヒト胎児脳のcDNAライブラリーから新
規細胞内輸送制御蛋白質をコードする遺伝子をクローニ
ングし構造決定した。決定された塩基配列は、全長41
8アミノ酸からなる新規な蛋白質をコードしていた。こ
のcDNAがコードする蛋白質のアミノ酸配列は rat A
P47 ホモローグ(P47A, P47B) (Pevsner, J. et al.:unp
ublished; DNA data base accessionNo. L07073 and L0
7074)と極めて高い相同性を示し、本蛋白質がこれまで
報告のない新規なヒト細胞内輸送制御蛋白質AP47ホ
モローグであることを確認した。さらに本発明者らは、
該cDNAをプローブとしたノーザンブロット法による
遺伝子解析によって、本蛋白質をコードする遺伝子がヒ
トにおいて調べたすべての組織で発現している重要な遺
伝子であることを確認した。また本発明者らは、もとの
コスミドクローンの染色体マップから、本蛋白質をコー
ドする遺伝子が、第8染色体短腕8p11.2に位置付
けられることを確認した。
【0007】本発明は、本ヒト細胞内輸送制御蛋白質を
コードするcDNAあるいはそれを人為的に変異させた
DNAを哺乳類細胞・昆虫細胞・酵母・大腸菌などの宿
主に導入した形質転換体、その形質転換体を用いた本蛋
白質あるいはその変異体の生産、さらに本蛋白質あるい
はその変異体に結合する抗体を生産することを可能とし
たのみならず、本蛋白質が結合する他の因子(例えばヒ
ト細胞の小胞構成成分、膜成分、受容体など)との相互
作用および特異性、ヒト細胞内輸送制御因子としての活
性化・不活性化の機能などを解析すること、さらにはそ
の変異によってひきおこされる影響と疾病との関連、な
どの研究を、ヒト細胞のレベルで、遺伝子工学的手法を
含む方法で、行うことを可能とした。
【0008】すなわち本発明は、(1)配列番号1で表
されるヒト細胞内輸送制御蛋白質の、全部または一部を
含むものからなる蛋白質あるいはその変異体、および該
蛋白質をコードするDNA、(2)配列番号2で表され
る遺伝子DNAの全部または一部を含むものからなるD
NAあるいはその変異体、(3)該DNAを含むプラス
ミド、およびそれを保持する形質転換体、(4)該蛋白
質の製造方法、(5)該蛋白質に結合する抗体、(6)
該DNA配列の一部を含むプローブまたはプライマー、
およびそれを使用することを特徴とする遺伝子解析方法
または遺伝子増幅方法、からなる。以下に本発明を詳細
に説明する。
【0009】(1)cDNAクローンの単離と塩基配
列、アミノ酸配列の確認 ヒト第8番染色体のコスミド・クローンは、例えばヒト
第8番染色体だけを含むヒト−マウスの雑種細胞から染
色体DNAを抽出し、時野らの報告した方法(Tokino et
al., Am.J.Hum.Genet., 48, 258-268, 1991) により、
その染色体DNA断片をpWEX15などのベクターに
組み込むことにより作成することができる。この中か
ら、全ヒトDNAをプローブとしてコロニーハイブリダ
イゼーションを行って、ヒト染色体由来の挿入配列(イ
ンサート)を持つクローンを選び出すことができる。こ
うして得られるヒト第8番染色体由来DNAを含む多数
のコスミド・クローンについて、FISH法により、染
色体上の位置を決定することができる(中村祐輔ら;蛋
白質・核酸・酵素 38, 228-237, 1993)(Nakamura,
Y., et al. Cytogenet Cell Gnenet 65, 115-118, 199
4)。さらにコスミド・クローンの制限酵素断片からエ
クソンアンプリフィケーション法(Buckler et al, Pro
c.Natl.Acad Sci.USA, 88, 4005-4009, 1991)によって
エクソンとなりうる配列を有するDNA断片を選び出す
ことができる。この断片の塩基配列から翻訳される蛋白
質のアミノ酸配列について、データベースとの照合によ
り、マウスの細胞内輸送制御蛋白質(AP47;protei
n database accession No.S19693 )に類似のアミノ酸
配列をコードする新規な塩基配列を含むクローンを選択
することができる。ヒト胎児脳m−RNAをもとにcD
NAを合成し、一定方向にクローニングされたcDNA
挿入体を有するcDNAライブラリーを作製した。この
ライブラリーから上記で選ばれたDNA断片をプローブ
としてcDNAをスクリーニングした。得られたクロー
ンの塩基配列を決定した結果、目的とする全長cDNA
配列を得た。上記の方法により得られるcDNAは、配
列番号2の新規なDNA配列であることが確認され、そ
れがコードする新規な蛋白質のアミノ酸配列は配列番号
1の如く演繹された。本発明者らは、配列番号1で示さ
れる配列の蛋白質をヒトCLAP蛋白質と命名し、以下
ヒトCLAP蛋白質と記載する。
【0010】本発明のDNAは、その一部をプライマー
またはプローブとして用いることにより、遺伝子解析や
遺伝子の発現の解析に利用することができる。「一部」
とは、プライマーまたはプローブとして使用するオリゴ
ヌクレオチドが本発明のDNA配列をもとに少なくとも
約6個の対応する塩基配列からなり、好ましくは少なく
とも約8個の塩基配列、さらに好ましくは約10〜12
個の、さらに好ましくは約15〜25個の塩基配列から
なる対応するポリヌクレオチドを意味する。本発明の蛋
白質は、その全部または一部をエピトープとして用い
て、抗体の作成およびその抗体を用いる研究用、診断用
試薬として利用することができる。「エピトープ」と
は、ポリペプチドの抗原決定基を意味し、一般に少なく
とも5個のアミノ酸で構成され、6個のアミノ酸で構成
されるポリペプチドが抗体と結合することは公知である
(公表特許公報昭60-500684 号)。「一部」とは、本発
明の蛋白質のアミノ酸配列に基づいて、連続してなる少
なくとも約3〜5個のアミノ酸、好ましくは少なくとも
約8〜10個のアミノ酸、さらに好ましくは少なくとも
約11〜20個のアミノ酸からなるポリペプチドを意味
する。また約20個以上のアミノ酸からなるポリペプチ
ドであっても使用できることは言うまでもない。本発明
のヒトCLAP蛋白質において、それら配列が1つまた
は複数個のアミノ酸を変換されたり、欠失、挿入させた
ものであってもヒトCLAP蛋白質に関わる研究、診断
等に同等の効果を発揮するものについて、これら均等物
も本発明に含まれる。また本発明のDNAの場合も、上
記蛋白質の場合と同様に、1つまたは複数個の塩基配列
の置換、欠失、挿入を伴うものについて、これら均等物
も本発明に含まれる。
【0011】(2)組換え発現ベクターの作製 本発明のDNAあるいはその一部を適切なベクターに組
み込み、発現ベクターを得ることができる。さらに具体
的には、該DNAまたはその断片を、その発現に適した
ベクターのプロモーター下流に制限酵素とDNAリガー
ゼを用いる公知の方法により再結合して組換え発現ベク
ターを作成することができる。使用できるベクターとし
ては、例えば大腸菌由来のプラスミドpRB322,p
UC18,枯草菌由来のプラスミドpUB110,酵母
菌由来のプラスミドpRB15,バクテリオファージλ
gt10,λgt11あるいはSV40などが挙げられ
るが宿主内で複製、増幅可能なベクターであれば特に限
定されない。プロモーターおよびターミネーターに関し
ても該DNA塩基配列の発現に用いられる宿主に対応し
たものであれば特に限定されず、宿主に応じて適切な組
み合わせも可能である。用いるDNAは配列番号2記載
の塩基配列に限定されるものではなく、意図的であるか
否かにかかわらず塩基配列の一部が置換、欠損、挿入、
あるいはこれらが組み合わされた塩基配列を有するDN
Aであってもよい。また化学合成によって合成されたも
のでも良い。
【0012】(3)形質転換体および蛋白質の作製 このようにして得られた組換え発現ベクターはコンピテ
ント細胞法(J. Mol.Biol., 53, 154, 1970)、プロト
プラスト法(Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 75, 1929,
1978)、リン酸カルシウム法(Science, 221, 551, 198
3)、インビトロパッケージング法(Proc. Natl, Acad.
Sci. USA, 72, 581, 1975)、ウイルスベクター法(Cel
l, 37, 1053, 1984)などにより宿主に導入し、形質転
換体が作製される。該DNAを過剰に発現させた形質転
換体、あるいは該DNAのアンチセンス鎖を発現させた
形質転換体を作製することにより、該DNAの発現の亢
進、抑制による影響を調べることができる。これら形質
転換体を常法により培養し培養物よりヒトCLAP蛋白
質またはその変異体あるいはそれらの一部を大量に生産
することができる。培養はその宿主に応じた適切な培地
中で行われる。宿主としては大腸菌、枯草菌、酵母、昆
虫細胞および動物細胞などが用いられ、培養は通常20℃
〜45℃、pH5〜8の範囲で行われ、必要に応じて通気、
撹拌が行われる。培養物からのヒトCLAP蛋白質の分
離・精製は公知の分離・精製法を適宜組み合わせて実施
すれば良い。これらの公知の方法としては塩析、溶媒沈
殿法、透析ゲルろ過法、電気泳動法、イオン交換クロマ
トグラフィー、アフィニティクロマトグラフィー、逆相
高速液体クロマトグラフィーなどが挙げられる。
【0013】(3)抗体の作成 抗体は、ヒトCLAP蛋白質の全部あるいは一部分を抗
原として、通常の方法で作成することができる。例え
ば、ポリクローナル抗体はマウス、モルモット、ウサギ
等の動物の皮下、筋肉内、腹腔内、静脈に複数回接種し
十分に免疫した後、斯かる動物から採血、血清分離して
作製する。なお、市販のアジュバントも使用できる。モ
ノクローナル抗体は、例えば、ヒトCLAP蛋白質で免
疫したマウスの脾細胞と市販のマウスミエローマ細胞と
の細胞融合により得られるハイブリドーマを作成後、該
ハイブリドーマ培養上清、または該ハイブリドーマ投与
マウス腹水から調製することができる。抗原とするヒト
CLAP蛋白質は必ずしも全アミノ酸構造を有する必要
はなく、部分構造を有するペプチド、その変異体、誘導
体、あるいは他のペプチドとの融合ペプチドであっても
よく、調製法は生物学的手法、化学合成手法いずれでも
よい。これら抗体はヒト生体試料中のヒトCLAP蛋白
質の同定や定量を可能とし試薬などに使用できる。ヒト
CLAP蛋白質の免疫学的測定法は、公知の方法に準ず
ればよく、たとえば蛍光抗体法、受身凝集反応法、酵素
抗体法などいずれの方法においても実施できる。
【0014】(4)遺伝子の変異および異常の解析 本発明により提供されるDNAの制限酵素断片をプロー
ブとして、または該遺伝子DNAの中から適切な位置の
塩基配列を適宜選択し、その合成オリゴヌクレオチドを
プライマーとして用いることにより該遺伝子の変異の有
無を解析することができる。また、試料中の該遺伝子に
おける挿入、欠失などの異常もこれらの解析により検知
することができる。さらに、これらの解析情報をもとに
変異型DNAを作成し、前記同様に形質転換体を作成し
て、その表現形質を観察することができる。
【0015】
【発明の効果】本蛋白質は、そのアミノ酸配列の相同性
から、細胞内輸送機構を制御するというような、重要
な、ヒトの、新規細胞内輸送制御蛋白質であることが明
らかであり、本発明の、ヒトCLAP蛋白質および該蛋
白質をコードする遺伝子DNAの、全部またはその一部
を含むものを用いて、本蛋白質の細胞内輸送制御因子と
しての機能や遺伝子そのものの解析、本蛋白質の変異に
よる影響の解析を、ヒト細胞レベルで行うことが可能と
なった。また本遺伝子の染色体上の位置が明らかにされ
たことにより、癌をはじめとする多くの疾患や異常との
関連をヒト染色体の側から調べることが可能となった。
これらにより、ヒト細胞における分化、増殖、活動、生
死など、その基本的な営みを支えるシステムの1つであ
る細胞内輸送の制御機構とその異常の解明に役立つこと
が期待され、医薬品の開発ならびに疾病の治療法、診断
法、予防法の開発分野での応用が期待できる。
【0016】
【実施例】以下の実施例により本発明を詳細に且つ具体
的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。
【0017】(実施例1)ヒト第8番染色体特異的コス
ミド・クローンの単離とマッピング 時野らの方法(Tokino et al., Am.J.Hum.Genet., 48, 2
58-268, 1991) によりヒト第8番染色体特異的コスミド
クローンを単離した。すなわち、ヒト染色体のうち第8
番染色体のみを保有するヒト・マウス雑種細胞株A9n
eo8/t(Koi et al, Jpn.J.Cancer Res. 80, 413-4
18, 1989)の染色体DNAを制限酵素Sau3AIで適
度に切断し、断片の末端をdATPとdGTPを用いた
部分的 fill in によって処理した。このうち35〜4
2kbのサイズの断片を分画し、予め制限酵素XhoI
で切断し同様に末端をdCTPとdTTPを用いた部分
的fill in によって処理したコスミドベクターpWE
X15に挿入した。こうして得られたコスミド・クロー
ンの中から、32Pラベルしたヒト染色体DNAをプロ
ーブとしたコロニーハイブリダイゼーション法で、ヒト
のDNA断片を含むクローンを選び出すことによってヒ
ト第8番染色体特異的コスミド・クローンを単離した。
これらのコスミド・クローンのDNA断片がハイブリダ
イズする染色体上の位置はFISH法(Inazawa et al.,
Genomics, 10, 1075-1078, 1991) によって決定した。
【0018】(実施例2)エクソン配列の単離 実施例1で得られた253個のコスミドクローンからエ
クソントラッピング法(Buckler A, et al, Proc. Nat
l. Acad. Sci. USA, 88, 4005-4009, 1991 )によりエ
クソンを単離した。コスミドDNAはBglII またはBamH
I または両者で切断し、エクソンスプライシングベクタ
ーpSPL1のBamHI 部位に結合した。COS−7細胞
へのトランスフェクション、逆転写PCR(RT−PC
R)によるエクソン配列の増幅は原著者の方法に従って
行った。増幅された断片は pBluescript II (Stratage
ne社)を用いてサブクローニングした。その結果、ヒト
第8番染色体特異的コスミド・クローンに由来するエク
ソン配列が169個得られた。各々の塩基配列を dideo
xy 法(Sanger,F.et al., Proc. Natl. Acad. Sci. US
A, 74, 5463-5467, 1977)で決定した。その長さは37
〜293bp(平均116bp)であった。このうち115
個にORFの存在を認めた。この中から、翻訳される蛋
白質のアミノ酸配列について、データベースとの照合に
より、マウスの細胞内輸送制御蛋白質(AP47;prot
ein data base accession No.S19693 )に類似のアミノ
酸配列をコードする新規な塩基配列を含む2個のクロー
ンCIEST629-5とCIEST536-4を選び出した。類似率はそれ
ぞれ46.8%(22/47アミノ酸)、33.3%
(12/36アミノ酸)であった。これら2つのクロー
ンは、いずれも実施例1で得られたコスミド・クローン
No.cCI8-277 に由来するものであり、このコスミド・ク
ローンのDNA断片がハイブリダイズする染色体上の位
置は第8染色体短腕8p11.2に位置付けられている
ことを確認した。
【0019】(実施例3)ヒト胎児脳cDNAライブラ
リーの作製とクローンの選択 20〜25週令のヒト胎児脳組織より作製されたmRNA
(Clontech社より購入)をもとに、Uni-ZAPxR ベクターキ
ット (Stratagene社より購入) を用いて一定方向にクロ
ーニングされたcDNA挿入体を有するcDNAライブ
ラリーを作製した。実施例2で得られた2個のエクソン
配列クローンCIEST629-5とCIEST536-4をプローブとし
て、このcDNAライブラリーをスクリーニングし、目
的とするcDNAクローン CLA20 を得た。
【0020】(実施例4)全長cDNAの配列決定と構
造の特徴 実施例3で得られたクローン CLA20 のDNA配列を D
ideoxy法(F. Sangeret al., Proc. Natl. Acad. Sci.
USA 74, 5463-5467,1977 )によって決定した。その結
果、 CLA20 は、配列番号2に示した新規な配列の全長
cDNAを含んでいた。この塩基配列の91番から13
44番までのオープンリーディングフレームから418
アミノ酸よりなる新規な蛋白質(配列番号1、ヒトCL
AP蛋白質)のアミノ酸配列が演繹された。
【0021】このアミノ酸配列は、これまでに知られて
いるクラスリン小胞輸送システムのAP-COMPLEX medium
chain 蛋白質あるいはそのホモローグである rat AP50
(Thurieau,C. et al. : DNA, 7, 663-669, 1988)、mous
e AP47 (Nakayama,Y. et al.: Eur.J.Biochem., 202, 5
69-574, 1991) 、yeast AP47ホモローグ(YAP54)(Nakaya
ma,Y.et al.: Eur.J.Biochem., 202, 569-574, 1991)、
C.elegans AP47ホモローグ(UNC-101) 、C.elegans AP50
ホモローグ(CEAP50)(Lee,J. et al: Genes and Develo
pment, 8, 60-73, 1994 )、Electric ray AP47 ホモロ
ーグ(P47) 、rat AP47ホモローグ(P47A, P47B) (Pevsne
r, J. et al.:unpublished; DNA data base accession
No.L07072, L07073 and L07074) のアミノ酸配列と、表
1に示すように極めて高い相同性を示した。
【0022】
【表1】
【0023】同様に、配列番号2の塩基配列(3480
bp)も、表2に示すように、それらをコードするDN
Aの塩基配列と極めて高い相同性を示した。
【0024】
【表2】
【0025】また、これら蛋白質のアミノ酸配列につい
て、Higgins 法(Higgins,D.G. etal.; Comput Applic
Biosci 8, 189-191, 1992)に基づくコンピューターソ
フトウェア(日立ソフトウェアエンジニアリング株式会
社)によって、系統樹を作成した結果、これら蛋白質相
互の類縁関係や進化的分岐が図1のように示された。
【0026】以上の解析結果から本ヒトCLAP蛋白質
が、これまでに酵母、線虫、マウス、ラットなどで知ら
れているクラスリン小胞輸送システムのAP-COMPLEX med
iumchain 蛋白質あるいはそのホモローグと同様の機能
を持つ重要なヒト細胞内輸送制御蛋白質であることが明
らかである。
【0027】(実施例5)各種ヒト組織での発現解析 実施例4で得られたcDNAをプローブとして、各種ヒ
ト組織m−RNAに対するノーザンブロットシステム(C
lontech 社より購入) による発現解析を行った。ハイブ
リダイズと洗浄の条件はメーカーの推奨する条件に従
い、オートラジオグラフィーは−80℃、16時間で行
った。対照にはアクチンを用いた。その結果、検討した
すべての組織( 脳、心臓、腎臓、肝臓、肺、膵臓、胎
盤、骨格筋、大腸、末梢血白血球、卵巣、前立腺、小
腸、脾臓、睾丸、胸腺) で発現が認められた。
【0028】(実施例6)組換えヒトCLAP蛋白質発
現ベクターの構築 実施例3で得られたcDNAを鋳型とし、PCR法によ
って翻訳領域を含む部分配列を増幅した。片方のプライ
マーの5'端にBamHI 切断部位、もう一方のプライマーの
5'端にEcoRI 切断部位を付加しておき、得られた増幅産
物をBamHI およびEcoRI で切断した。予めBamHI とEcoR
I で切断した発現ベクターpGEX-2T (Pharmacia社より購
入) に、この断片を挿入し、発現プラスミドpGST-CLAP
を構築した。pGST-CLAP プラスミドを用いて、E.coli D
H5αを形質転換させアンピシリン耐性で選択することに
より、グルタチオン-S- トランスフェラーゼとヒトCL
AP蛋白質の融合蛋白を発現する形質転換体を得た。
【0029】(実施例7)組換えヒトCLAP蛋白質の
発現と精製 実施例6で得られた形質転換体を培養し、培養物より、
組換えヒトCLAP融合蛋白質を抽出・精製した。すな
わち、形質転換体を100ml のLB培地(1% peptone, 0.5%
yeast extract, 1%NaCl)で37℃一夜振とう培養した。培
養液を予め37℃に加温したLB培地で10倍に希釈した上、
さらに30〜90分培養して対数増殖期の培養物を得た。培
養物1LにIsopropyl-β-D-thiogalactopyranosideを終濃
度1mM となるように添加して3〜4日間培養した。培養
物から遠心分離により集めた菌体に10mlのカラム・バッ
ファー(150mM NaCl, 16mM Na2HPO4, 4mM NaH2PO4, pH7.
3)を加え超音波によって破砕した。菌体破砕上清可溶画
分をグルタチオン・セファロース4Bカラム(Pharmacia社
より購入) にかけ、カラムバッファーで洗浄後5mM の還
元型グルタチオンを含む溶出液で溶出した。溶出画分は
SDS ポリアクリルアミド電気泳動法で解析して分画し
た。この結果、プラスミドpGST-CLAP による形質転換体
から、期待される約72KDa のGST 融合蛋白質が主要バ
ンドとして検出される画分が得られた。
【0030】
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:418 配列の型:アミノ酸 配列の種類:タンパク質 トポロジー:直鎖状 起源 生物名:ホモサピエンス 直接の起源 ライブラリー名:ヒト胎児脳cDNAライブラリー 配列 Met Ile His Ser Leu Phe Leu Ile Asn Ser Ser Gly Asp Ile Phe Leu 1 5 10 15 Glu Lys His Trp Lys Ser Val Val Ser Arg Ser Val Cys Asp Tyr Phe 20 25 30 Phe Glu Ala Gln Glu Arg Ala Thr Glu Ala Glu Asn Val Pro Pro Val 35 40 45 Ile Pro Thr Pro His His Tyr Leu Leu Ser Val Tyr Arg His Lys Ile 50 55 60 Phe Phe Val Ala Val Ile Gln Thr Glu Val Pro Pro Leu Phe Val Ile 65 70 75 80 Glu Phe Leu His Arg Val Val Asp Thr Phe Gln Asp Tyr Phe Gly Val 85 90 95 Cys Ser Glu Pro Val Ile Lys Asp Asn Val Val Val Val Tyr Glu Val 100 105 110 Leu Glu Glu Met Leu Asp Asn Gly Phe Pro Leu Ala Thr Glu Ser Asn 115 120 125 Ile Leu Lys Glu Leu Ile Lys Pro Pro Thr Ile Leu Arg Thr Val Val 130 135 140 Asn Thr Ile Thr Gly Ser Thr Asn Val Gly Asp Gln Leu Pro Thr Gly 145 150 155 160 Gln Leu Ser Val Val Pro Trp Arg Arg Thr Gly Val Lys Tyr Thr Asn 165 170 175 Asn Glu Ala Tyr Phe Asp Val Ile Glu Glu Ile Asp Ala Ile Ile Asp 180 185 190 Lys Ser Gly Ser Thr Ile Thr Ala Glu Ile Gln Gly Val Ile Asp Ala 195 200 205 Cys Val Lys Leu Thr Gly Met Pro Asp Leu Thr Leu Ser Phe Met Asn 210 215 220 Pro Arg Leu Leu Asp Asp Val Ser Phe His Pro Cys Val Arg Phe Lys 225 230 235 240 Arg Trp Glu Ser Glu Arg Ile Leu Ser Phe Ile Pro Pro Asp Gly Asn 245 250 255 Phe Arg Leu Leu Ser Tyr His Val Ser Ala Gln Asn Leu Val Ala Ile 260 265 270 Pro Val Tyr Val Lys His Asn Ile Ser Phe Arg Asp Ser Ser Ser Leu 275 280 285 Gly Arg Phe Glu Ile Thr Val Gly Pro Lys Gln Thr Met Gly Lys Thr 290 295 300 Ile Glu Gly Val Thr Val Thr Ser Gln Met Pro Lys Gly Val Leu Asn 305 310 315 320 Met Ser Leu Thr Pro Ser Gln Gly Thr His Thr Phe Asp Pro Val Thr 325 330 335 Lys Met Leu Ser Trp Asp Val Gly Lys Ile Asn Pro Gln Lys Leu Pro 340 345 350 Ser Leu Lys Gly Thr Met Ser Leu Gln Ala Gly Ala Ser Lys Pro Asp 355 360 365 Glu Asn Pro Thr Ile Asn Leu Gln Phe Lys Ile Gln Gln Leu Ala Ile 370 375 380 Ser Gly Leu Lys Val Asn Arg Leu Asp Met Tyr Gly Glu Lys Tyr Lys 385 390 395 400 Pro Phe Lys Gly Ile Lys Tyr Met Thr Lys Ala Gly Lys Phe Gln Val 405 410 415 Arg Thr 418 。
【0031】配列番号:2 配列の長さ:3480 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNAtomRNA 起源 生物名:ホモサピエンス 直接の起源 ライブラリー名:ヒト胎児脳cDNAライブラリー 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:91..1347 特徴を決定した方法:E 配列 GCTGAGAGCA GCAAGGCCAG AGTTGAAAAC TTACAGAGTC CTGAGGCTTC AGACTGAAAA 60 AGGCTTCTTC TGTCACTGAC AATCGCCACC ATG ATC CAT AGT CTT TTC TTG ATC 114 Met Ile His Ser Leu Phe Leu Ile 1 5 AAC TCC TCT GGA GAC ATT TTC CTG GAG AAA CAT TGG AAA AGT GTG GTC 162 Asn Ser Ser Gly Asp Ile Phe Leu Glu Lys His Trp Lys Ser Val Val 10 15 20 AGC CGT TCT GTT TGT GAT TAC TTT TTT GAG GCG CAA GAG AGA GCT ACT 210 Ser Arg Ser Val Cys Asp Tyr Phe Phe Glu Ala Gln Glu Arg Ala Thr 25 30 35 40 GAG GCA GAA AAT GTG CCT CCG GTT ATC CCT ACC CCT CAC CAC TAT CTC 258 Glu Ala Glu Asn Val Pro Pro Val Ile Pro Thr Pro His His Tyr Leu 45 50 55 TTA AGT GTT TAC CGC CAC AAG ATC TTT TTT GTG GCC GTG ATC CAG ACG 306 Leu Ser Val Tyr Arg His Lys Ile Phe Phe Val Ala Val Ile Gln Thr 60 65 70 GAG GTC CCC CCT CTG TTT GTC ATT GAG TTT CTT CAC CGA GTG GTG GAC 354 Glu Val Pro Pro Leu Phe Val Ile Glu Phe Leu His Arg Val Val Asp 75 80 85 ACA TTT CAG GAT TAT TTT GGA GTC TGT TCA GAG CCA GTG ATC AAA GAC 402 Thr Phe Gln Asp Tyr Phe Gly Val Cys Ser Glu Pro Val Ile Lys Asp 90 95 100 AAT GTA GTT GTG GTT TAT GAG GTA TTG GAA GAG ATG CTT GAC AAT GGT 450 Asn Val Val Val Val Tyr Glu Val Leu Glu Glu Met Leu Asp Asn Gly 105 110 115 120 TTT CCA TTG GCT ACC GAG TCG AAC ATT CTT AAA GAA CTC ATA AAG CCT 498 Phe Pro Leu Ala Thr Glu Ser Asn Ile Leu Lys Glu Leu Ile Lys Pro 125 130 135 CCT ACC ATC CTT CGA ACG GTT GTC AAC ACC ATC ACA GGA AGC ACG AAT 546 Pro Thr Ile Leu Arg Thr Val Val Asn Thr Ile Thr Gly Ser Thr Asn 140 145 150 GTG GGT GAC CAG CTT CCC ACT GGG CAG CTG TCA GTG GTG CCT TGG CGA 594 Val Gly Asp Gln Leu Pro Thr Gly Gln Leu Ser Val Val Pro Trp Arg 155 160 165 CGG ACT GGG GTG AAA TAT ACC AAC AAT GAG GCC TAT TTT GAT GTG ATT 642 Arg Thr Gly Val Lys Tyr Thr Asn Asn Glu Ala Tyr Phe Asp Val Ile 170 175 180 GAA GAG ATT GAT GCA ATT ATT GAT AAA TCA GGC TCC ACA ATT ACT GCT 690 Glu Glu Ile Asp Ala Ile Ile Asp Lys Ser Gly Ser Thr Ile Thr Ala 185 190 195 200 GAG ATC CAG GGG GTG ATT GAT GCC TGT GTC AAG CTG ACT GGC ATG CCA 738 Glu Ile Gln Gly Val Ile Asp Ala Cys Val Lys Leu Thr Gly Met Pro 205 210 215 GAC CTT ACA CTT TCC TTC ATG AAC CCT AGG TTG TTG GAT GAT GTC AGC 786 Asp Leu Thr Leu Ser Phe Met Asn Pro Arg Leu Leu Asp Asp Val Ser 220 225 230 TTC CAT CCT TGT GTT CGT TTC AAA CGC TGG GAA TCT GAG CGC ATC CTC 834 Phe His Pro Cys Val Arg Phe Lys Arg Trp Glu Ser Glu Arg Ile Leu 235 240 245 TCC TTC ATC CCT CCT GAT GGA AAC TTC CGC CTG CTG TCT TAC CAT GTC 882 Ser Phe Ile Pro Pro Asp Gly Asn Phe Arg Leu Leu Ser Tyr His Val 250 255 260 AGT GCA CAG AAT CTG GTT GCA ATC CCA GTG TAT GTC AAA CAT AAC ATC 930 Ser Ala Gln Asn Leu Val Ala Ile Pro Val Tyr Val Lys His Asn Ile 265 270 275 280 AGT TTC CGG GAC AGT AGT TCC CTT GGA CGC TTT GAA ATA ACG GTG GGA 978 Ser Phe Arg Asp Ser Ser Ser Leu Gly Arg Phe Glu Ile Thr Val Gly 285 290 295 CCC AAG CAG ACG ATG GGG AAG ACC ATT GAG GGA GTG ACT GTC ACC AGC 1026 Pro Lys Gln Thr Met Gly Lys Thr Ile Glu Gly Val Thr Val Thr Ser 300 305 310 CAG ATG CCC AAG GGG GTC CTG AAC ATG AGC CTT ACT CCA TCA CAG GGG 1074 Gln Met Pro Lys Gly Val Leu Asn Met Ser Leu Thr Pro Ser Gln Gly 315 320 325 ACA CAC ACA TTC GAC CCA GTC ACA AAG ATG CTG TCT TGG GAT GTA GGA 1122 Thr His Thr Phe Asp Pro Val Thr Lys Met Leu Ser Trp Asp Val Gly 330 335 340 AAA ATA AAT CCA CAA AAG CTA CCA AGT TTG AAG GGG ACC ATG AGT CTT 1170 Lys Ile Asn Pro Gln Lys Leu Pro Ser Leu Lys Gly Thr Met Ser Leu 345 350 355 360 CAG GCT GGA GCT TCC AAA CCA GAT GAA AAC CCC ACA ATT AAC CTG CAG 1218 Gln Ala Gly Ala Ser Lys Pro Asp Glu Asn Pro Thr Ile Asn Leu Gln 365 370 375 TTT AAG ATC CAG CAG CTG GCC ATT TCT GGA CTC AAG GTG AAT CGT CTG 1266 Phe Lys Ile Gln Gln Leu Ala Ile Ser Gly Leu Lys Val Asn Arg Leu 380 385 390 GAT ATG TAT GGA GAA AAG TAC AAA CCC TTT AAG GGC ATA AAA TAC ATG 1314 Asp Met Tyr Gly Glu Lys Tyr Lys Pro Phe Lys Gly Ile Lys Tyr Met 395 400 405 ACC AAA GCT GGG AAG TTC CAA GTT CGA ACC TGA AGGGAGCATT 1357 Thr Lys Ala Gly Lys Phe Gln Val Arg Thr *** 410 415 418 TGCTGAGGGA ATAGTCTTGC ACATTTTTTC ATTTCTTACT TGTCTAAAAG TAAAAAAAAA 1417 TATCAGCCTG TCTCCTAGGT CAGTCCCCTC CTGGACCCAC CCGCTCCCTT TTTTCCTTAG 1477 CCTTCAGTGC CATGGAACTA ATCAAGGGAG GAAAAGGTCA CCAGGGAGAA CTGGACAGAA 1537 CTGAAACACA GCAACACCAG TTCTCAAGGA CAAGGTGTGT GATGGGGGTA GGAAGCTTGG 1597 TGCTTATGTA ACCATTTTAA ACGTGGTTTC TATAGGAAAG ACCAACATTT GTTTAGCTTG 1657 CTTGGCTTTA ATTATCTAAA GCCAATGAAA GACTTCTTTG TTGATTTTTT AAGATAGAAA 1717 GATTAAAAAG AAAGAAAGAT GGGAAGAAAA TGAATGTCAG TCAAGGAAAG GCCACTTAAG 1777 GATCTGCTCT ATGAAGGAGA AGAAAGAGGA AAAAGAAGTA AAGGAGTTAG GAGGAGACAC 1837 TTAAATGAAA GATTGGCAAG AAAAGCAGTC GGACTCTACC TTAAGGAGGG ATGGGAAGGA 1897 AAGAGTGTGT TGGTTTCTTT CTGATTCCTC TACTCATGTA GAAAACACTT GTACTTCTGG 1957 AAATGGACTG GAGACTTTTT AAATTTGAGT CCACTATTGA CATGGAAACC CCAGTGGAAT 2017 CAGATTTTCC CTCAAAGACC ATGATGGTAT CGGACTAGTT TTCAGACACT GCCTGTTGCT 2077 GTCCATCAGC ACTTGGTCTC TTATCTTCAG TGAGAAGGTG ACCCGCCTTC TTCCCATGGT 2137 GGCTGCCTAA AGTGCTTCTT TTCTAACCCA AAACAGTTCT ACTCACTTCC TTTTACAGAA 2197 TTCACCGGCC ATTTTCCTGT TACCTGATCC TTCTACAGGA TTTTTAAAAA GTAAGAGAGT 2257 TTCAGAGAAG CCGATCCCAT AATCCCCAGT GCAGCCAGGG CCCGTGTGTC ATCGTACTGG 2317 AGTAGAGGGC CGACTCTTCC CATGAAGGTG AGCACAGCTG TGAGTGAGTG AGCTCATATC 2377 TCCATTTGTC AGTGCTGGAC TGGTACCAGA TCGTAACCTT CCCGTTGGTC GGAAACTTTT 2437 CCATCTGTCA CCCTAGAAAA AGAGAAAGCT TACCATCGAG GGTGTGGTTG ATCCTTGAAG 2497 CTGCTTGGTA AAGTTATCAT TTCTCAGTCT TTTCTTTTGT ACTCCTATCA TGTATTCATT 2557 AATATCTACC AGTCCCTTTT CATTCTAAGA CAAAACATTT CTCCTAAATC TCTGAATAAA 2617 ATCAGTGCTG TAGGAAGATG GACTGTGTTG ATCATGGGTG TAAGCAACCC AGTTTAAGAA 2677 ACATGGCAAC TAAAGGGATA CCTCAGGCTT TCTTTCCCAG TGGGTCATTT TTGTCCTAGT 2737 TCAGTGTGTC TGTTACTATT TAAATATTTA TACAAAAGGG TTTTTGTTTA TAGCTTAAGG 2797 AATGATACTG TGCTCTGCTT GGTGCATGGA GAAAAAGGAA GACCCGTACT CTCCACACCC 2857 TAGAGCTTTC TCTAAATATT GTGCAAAGTT TTTGCTAGTT TTATCTTCTG ACTTTGGACT 2917 AGTTTTTGCC TGCAGTTGTG TTGCTTTGTG ATTTTCCTCT GGGATAGTGT ACTGTACACA 2977 ACCAGATGTG TTCCACACTC CGTGACTCCG CAGTTTGTCC TGGAGTGACA TACACATCCA 3037 CCATGGAAAG GGAAGCATCT CTGCCGAGAT TCTAAGTACT TGAAGCACCT CTCCTGAGGA 3097 ACCTACAGGA TTCTAAGGTT TCCTAGGTCA CTGAACAACT AATCTTGGTC CCTGAATATT 3157 TCTAGGTTTG TAAGTGCAGC AGTTTTATTT CCTCTAGAAC TCATCCTGTT TCAAGGGAAG 3217 TACCTAAGAA GATATAGAGT GTTTCTAGGG TAAGGGACCT GCAGGTGTAA GCATAGATGA 3277 AATAACTGTC CTGTCACATG TGCAGCAGGC CATGGAGTGT AGCGGGCATC GCTGCCGCCA 3337 TTCCTGCAGC ATCACCATAA GCAGTGCAGG GTGTCTCCAT CGAGCTGTTT GGTTCCATGT 3397 GTGTTTAACA TGTGCAGAAG TAGCTTCTCT GTTTAAGTTT AATAAAGTTG AGTTTCAACC 3457 AGTCAAAAAA AAAAAAAAAA AAA 3480
【図面の簡単な説明】
【図1】蛋白質相互の類縁関係や進化的分岐を示す系統
樹。Higgins 法による。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12P 21/02 C 9282−4B 21/08 9358−4B C12Q 1/68 A 9453−4B //(C12N 1/21 C12R 1:19) (C12P 21/02 C12R 1:19)

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配列番号1に示されるヒトCLAP蛋白
    質。
  2. 【請求項2】 配列番号1に示されるヒトCLAP蛋白
    質の一部を含む蛋白質。
  3. 【請求項3】 配列番号1に示されるヒトCLAP蛋白
    質に対しその一部が置換、欠失、挿入された蛋白質。
  4. 【請求項4】 配列番号1に示されるヒトCLAP蛋白
    質をコードするDNA。
  5. 【請求項5】 配列番号1に示されるヒトCLAP蛋白
    質をコードするDNAの一部を含むDNA。
  6. 【請求項6】 配列番号1に示されるヒトCLAP蛋白
    質をコードするDNAに対しその一部が置換、欠失、挿
    入されたDNA。
  7. 【請求項7】 配列番号2に示されるDNA。
  8. 【請求項8】 配列番号2に示されるDNAの一部を含
    むDNA。
  9. 【請求項9】 配列番号2に示されるDNAに対しその
    一部が置換、欠失、挿入されたDNA。
  10. 【請求項10】 請求項4、5、6、7、8、または9
    に記載のDNAを含むプラスミド。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のプラスミドを保持す
    る形質転換体。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の形質転換体を培養
    し、発現産物を回収することを含む請求項1、2または
    3に記載の蛋白質の製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項1、2または3に記載の蛋白質
    と結合する抗体。
  14. 【請求項14】 抗体がモノクローナル抗体である請求
    項13に記載の抗体。
  15. 【請求項15】 請求項4、5、6、7、8、または9
    に記載のDNA配列の全部または一部に対するプロー
    ブ。
  16. 【請求項16】 請求項15記載のプローブを被検DN
    Aとハイブリダイズさせることを特徴とする遺伝子解析
    方法。
  17. 【請求項17】 請求項4、5、6、7、8、または9
    に記載のDNA配列の全部または一部に対するプライマ
    ー。
  18. 【請求項18】 請求項17記載のプライマーを被検D
    NAとハイブリダイズさせることを特徴とする遺伝子増
    幅方法。
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