JPH0891408A - 粘性流体の縦置型定型容器 - Google Patents

粘性流体の縦置型定型容器

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JPH0891408A
JPH0891408A JP6258660A JP25866094A JPH0891408A JP H0891408 A JPH0891408 A JP H0891408A JP 6258660 A JP6258660 A JP 6258660A JP 25866094 A JP25866094 A JP 25866094A JP H0891408 A JPH0891408 A JP H0891408A
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viscous fluid
weight
small chamber
container
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JP6258660A
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Masatoshi Sakagami
正敏 坂上
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TECHNO HOUSE KK
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TECHNO HOUSE KK
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D39/00Closures arranged within necks or pouring openings or in discharge apertures, e.g. stoppers
    • B65D39/06Balls

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 不使用時には流出口を上側にして立てて置い
ておき、使用時には流出口が下方を向くように傾けて少
しずつ粘性流体を流出させて使用する液状糊、シャンプ
などの粘性流体を充填する容器を使用時に傾けたとき、
粘性流体の流出口からの流出をすぐに行わせる。 【構成】 容器11をオリフィス52を設けることによ
り、流出口51を含む上部の小室32と下部のタンク室
31とに高さ方向に分割し、さらに小室32内に不使用
時にはガイド手段15に導かれオリフィス52をふさぐ
オリフィス閉口位置54まで下方に移動して小室32か
らタンク室31へ流下する粘性流体の単位時間当たりの
流量を制限し、使用時にはオリフィス52を開口するよ
うにストッパ手段6で制限されるまでオリフィス52と
離れたストッパ位置53まで下方に移動する重り4を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【001】
【産業上の利用分野】本発明の粘性流体の縦置型定型容
器は、液状糊、合成接着剤、シャンプ、塗料、油、化粧
品、あるいはこれらに類する粘性流体を充填し、不使用
時には縦置きしてその底側に溜めておき、使用時には流
出口が下方を向くように傾けて流出口側に流動させ、さ
らに流出口より流出させて少量づつ使用する縦置型定型
容器に関する。
【002】
【従来の技術】一般市販の容器の従来の技術に基づく上
端に流出口を設け、その流出口を上に向けて不使用時に
は立てて置いておく、即ち縦置きする粘性流体の容器
は、購入直後の粘性流体が容器に充満しているうちはそ
れほどではないが、使用するにつれそれが減り容器内の
空気部が多くなると、使用するときに傾けて流出口を下
に向けても粘性流体の粘性のために、容器の底側にたま
っていた粘性流体が自重により流出口まで流れてくるの
に時間がかかり、待たされるようになる。それを解消す
る市販の製品としては、流出口の蓋に載置面を設けて逆
さ向けたまま立てて置いておく、即ち逆さ置きする方法
が見受けられる。
【003】
【発明が解決しようとする課題】この逆さ置きする方法
は、常に流出口が下端にあるので、流出口側に粘性流体
が溜まっており、蓋をはずすとすぐに使用できるのが特
徴である。しかしながら、蓋をしないで逆さ置きすると
当然粘性流体が流れ出すので、使用後蓋をしっかり閉め
て逆さ置きしておく必要がある。これを怠り、蓋をする
代わりに流出口を上に向けて縦置きしていると、粘性流
体が容器底側に下がってしまい、次回に使用するときに
逆さ向けてもすぐに粘性流体が流出口から出てこないこ
とになる。従って、ほんの少し間をおいて断続的に繰り
返し使用するような場合にも、使用後にいちいち蓋をし
めて逆さ置きしておき、使用する度に蓋をはずす必要が
ある。蓋がねじ込み式である場合には、さらに手間の掛
かることとなる。また、蓋を外すタイミングも、ある程
度使用する直前でないと逆さ向けて手で容器を持ってい
る間に粘性流体が流れ出す心配があるなど、使い勝手の
悪いのが問題点である。
【004】本発明の粘性流体の縦置型定型容器はこれら
の問題点を解決し、普段縦置きしておいても、必要に応
じて時々蓋をしたままでもしばらくの間流出口を下に向
けておけば、従来の縦置きするものよりその後の使用時
に粘性流体が流出口から短時間で流れ出し始める、ま
た、普段は逆さ置きしておいて、繰り返し続けて使用す
る場合にのみその間の使用しない時に蓋をはずしたまま
縦置きしても、常に逆さ置きするものと比べてほとんど
同じ時間後に粘性流体が流出口から流れ出し始める待ち
時間の少ない、逆さ置きする物より使い勝手の良い粘性
流体の縦置型定型容器を提供するものである。
【005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の粘性流体の縦置型定型容器に於いては、上
部に流出口を設けかつ底部に立てて置く為の載置面を設
けた粘性流体を蓄える容器と流出口の蓋を備え、不使用
時には載置面を底にして縦置きし、使用時には蓋をはず
して流出口が下方を向くように傾けて粘性流体を下方に
流動させて流出口側に充満させ流出口より流出させる粘
性流体の縦置型定型容器に於いて、容器を流出口を含む
上部側の小室と、底部を含む下部側のタンク室に高さ方
向に分割するオリフィスを設け、さらに前記の如く傾け
た時、自重と粘性流体の下方への流動により小室を下方
に移動して安定時にはストッパ手段で制限されるまでオ
リフィスと離れたストッパ位置にあってオリフィスを十
分に開口しタンク室の粘性流体を小室及び流出口に流下
させ、一方、縦置きした時、自重と粘性流体の下方への
流動により小室を下方に移動して安定時にはガイド手段
に導かれオリフィスを閉口するオリフィス閉口位置にあ
ってオリフィスを閉口して小室の粘性流体のタンク室へ
の戻りの単位時間当たりの流量を制限する重りを設け、
そしてこの重りが下方に移動する際に気泡が浮上しても
小室の広さが重りと粘性流体と気泡とがそれぞれすれ違
いできる広さであり、オリフィスの広さが粘性流体と気
泡とがそれぞれすれ違いできる広さにしたものである。
【006】また、重りがオリフィス閉口位置にあると
き、オリフィスを全閉することが好ましい。
【007】また、ストッパ手段を、小室に設けられた突
起で構成することができる。
【008】また、ストッパ手段を、タンク室にあって小
室にある重りとのみオリフィスを通る所定長さの機械的
な接続手段により結合されており、自重と小室の重りの
質量とさらに粘性流体の下方への移動によってはオリフ
ィスを通過しえない形状のもので構成することができ
る。
【009】また、ストッパ手段を、流出口壁の一部で構
成することができる。
【010】また、ガイド手段が小室のオリフィス周囲に
設けたテーパー部であり、重りの形状が球状であり、オ
リフィスがそれより小さい丸穴であるように構成するこ
とができる。
【011】また、ガイド手段を、小室に設けた重りの移
動経路を、あるいはさらにはその姿勢までもを制限する
所定数のガイドレールで構成することができる。
【012】ガイド手段が小室に設けた旋回軸であり、こ
の旋回軸に重りを機械的に結合するように構成すること
ができる。
【013】
【作用】使用のために流出口が下を向くように傾ける
と、重りは小室で下降を開始し、安定時にはストッパ位
置にあり、オリフィスを開口してタンク室と小室間の流
路を開き、やがてタンク室の粘性流体を小室に流下させ
ると共に、小室を上昇する空気をオリフィスを通過しタ
ンク室に入らせ、さらに小室の粘性流体は流出口より流
出する。
【014】一方、縦置きすると、重りは下降を開始し、
安定時にはガイド手段に導かれてオリフィス閉口位置に
ありオリフィスを閉口し、粘性流体のオリフィスを通過
して小室よりタンク室に流下する単位時間当たりの量を
制限する。
【015】重りがオリフィスを全閉しなくオリフィスと
重りの間に隙間があり、縦置きしている間に粘性流体が
その隙間を通過してタンク室に流下を続けて小室の粘性
流体が減り続けても、それが一定量以下になるまでは、
使用のため逆さ向けた時、粘性流体の一部は小室の側壁
の形状による抵抗の影響を比較的受けない側壁から離れ
た経路を流動する。
【016】逆さ向けて使用している時、タンク室の粘性
流体がオリフィスを流下して小室に到達し小室を充満す
るだけの十分な時間があれば、使用している間に自然に
小室に粘性流体が補充される。一方、逆さ向けて使用し
ている時間が短いために自然に補充されなく、あるいは
縦置き時に粘性流体がオリフィスと重りの隙間を通過し
てタンク室に流下する割合に比べて使用のため逆さ向け
ている時間が短く、小室の粘性流体が一定量以下になっ
て流出口からの出が遅くなったときには、意図的に小室
が充満されるまで逆さ向けておいてやると、小室の粘性
流体を補充することができる。
【017】また、重りがオリフィスを全閉する場合に
は、使用後に傾けた状態から縦置きされる時、その間の
重りが安定するまでの重りの移動時間に粘性流体がオリ
フィスよりタンク室に流下する量と使用により減る量以
外には、小室の粘性流体のロスは全くないので、全閉し
ない物と比べて小室に粘性流体を補充する頻度が少なく
なる。
【018】また、小室に突起を設け、重りが突起と接触
し安定した状態の位置をストッパ位置とすることができ
る。
【019】また、小室の重りとのみオリフィスを通る所
定長さの機械的な接続手段により結合されており、自重
と重りの質量と粘性流体の下方への移動によってはオリ
フィスを通過しえない形状であるものをタンク室に設
け、これがオリフィスと接触して重りが安定した状態の
位置をストッパ位置とすることができる。
【020】また、流出口壁に重りが接触しても、流出口
がふさがれることなく粘性流体の流出に支障をきたさな
い形状であれば、流出口壁の一部と重りが接触して安定
した状態の位置をストッパ位置とすることができる。
【021】また、ガイド手段を小室のオリフィス周囲に
設けたテーパー部とし、かつ重りを球状に、オリフィス
をそれより小さい丸穴であるようにすると、重りを縦置
き時にオリフィス閉口位置に導くことができる。
【022】また、ガイド手段を小室に設けた所定数のガ
イドレールとすると、重りの移動経路を、あるいはさら
には姿勢までもを制限することができる。
【023】また、ガイド手段を小室に設けた旋回軸とす
ると、重りはこの旋回軸を中心に旋回する。
【024】
【実施例】図1は、本発明に基づく粘性流体の縦置型定
型容器の一例を示す第一の実施例の概略を示す図であ
り、不使用時には図に示すように縦置きし、使用時には
これをほぼ180度傾け、即ち逆さ向けて流出口を下向
けて使用する液状糊の容器の縦中心断面を斜め上方より
見たところである。
【025】11は円筒状の容器である。21はキャップ
であり、22はそのネジで容器11に設けられたネジ1
2にねじ込まれ固定されている。51は流出口で、キャ
ップ21の先端部に設けられた丸穴であり、液状糊(図
示せず)を塗る面にこすりつけるための網部材23が差
し込まれている。13は容器11に設けられた別のネジ
であり、流出口51の蓋(図示せず)がねじ込まれる。
14は容器11の底部に設けられた縦置きするための載
置面である。52は丸穴のオリフィスであり、31はタ
ンク室でオリフィス52により分割される容器11の下
部側の液状糊を溜める部屋であり、32は小室でオリフ
ィス52により分割される上部側の液状糊を溜める部屋
である。4は球状の重りで、オリフィス52の径より少
し大きく、かつ小室の内径よりかなり小さく、その材質
は錆の発生を防ぐためSUS304が用いられており、
常に小室32内にある。6は3本の棒状の突起を設けた
ストッパ手段で、キャップ21に取り付けられ、それぞ
れの突起の先端は流出口51より少し載置面14側に離
れた位置に位置する。
【026】二点鎖線で示す53はストッパ位置であり、
容器11が逆さ向けられたときに重り4が下降して安定
したときにストッパ手段6のいずれかの突起と接触して
安定した位置で、オリフィス52から十分離れかつそれ
以上流出口51方向に移動できない位置である。一方、
54はオリフィス閉口位置で、容器11が縦置きされ、
重り4が下降して安定した時にその一部がオリフィス5
2にはまりこみこれを完全に閉口する位置である。上記
それぞれの安定するまでに要する時間は、容器11がひ
っくり返されてから、重りがそれぞれの安定した位置に
到達するまでに要する時間であり、その長さは後述する
条件の影響を受ける。
【027】初期状態の縦置き時には、液状糊がタンク室
31と小室32に充填されており、小室32の上部にわ
ずかに空気があるのが一般的である。次に、重り、液状
糊及び空気の挙動の一例を示す。
【028】初期状態から初めて使用する時に逆さ向ける
と、小室32内の液状糊、及び重り4が流出口51に向
かって下降を開始すると共に、縦置き時に小室32の上
部にあった空気(図示せず)が気泡となりオリフィス5
2に向かって上昇を始める。一方、網部材23より液状
糊が流出し、重り4はストッパ位置53まで下がり安定
すると共に、気泡がさらに上昇してオリフィス52を通
過すると、それに伴ってタンク室31内に入った気泡と
同量の液状糊が小室32へ流下する。重り4がストッパ
位置53にある時、重り4と流出口51、及び小室32
の周壁との間には液状糊が流動しうるだけの十分な隙間
があり、それにより流出口51への液状糊の流下が妨げ
られることがないようにされている。
【029】使用後縦置き状態に戻すと、重り4は下降を
開始し、タンク室31内の気泡は上昇を開始する。も
し、気泡がオリフィス52を通過するまでに重り4がオ
リフィス閉口位置54まで下降してオリフィス52を閉
口すると、気泡はオリフィス52より上昇できず、一
方、小室32の液状糊はオリフィス52より下降できず
に小室32にとどまり、小室32の上部には使用により
減った液状糊の量に相当する空気が存在することになる
が、本実施例に於いては、重り4の下降速度はそれほど
速くなく、重り4がオリフィス52を閉口するまでに上
昇する気泡がオリフィス52を通過し、それに伴い小室
32内の液状糊が通過した気泡と等しい量だけオリフィ
ス52を通過しタンク室31へ流下する。従ってこの場
合、小室32の上部には使用前にあった空気と使用によ
り減った液状糊の量に相当する空気の合計の量が存在す
ることとなる。
【030】本実施例では、重り4の形状に球状を採用
し、一方オリフィス52の小室32側の周囲の壁にガイ
ド手段としてテーパー部15を採用しているので、逆さ
向きから縦置きした時、重り4はテーパー部15を転が
り、あるいは滑り、オリフィス閉口位置54へ導かれて
オリフィス52を完全に閉口する。
【031】以後使用を繰り返すにつれ、タンク室31に
空気が多くなると、使用後に逆さ向きにした状態から縦
置きするときに、重り4がストッパ位置53を離れてオ
リフィス閉口位置54で安定するまでの移動時間の間に
液状糊がオリフィス52よりタンク室31に流下する量
だけ小室32の液状糊の量が減ることになる。また、使
用の時、逆さ向けている時間が液状糊の使用量に比べて
十分長いと、小室32には液状糊が充填されるが、充填
されるほどその時間が長くない場合には、小室32の液
状糊が減ることとなる。小室32の液状糊が一定量以下
に減ると、小室32の液状糊は逆さ向けられ流下する時
に、小室32の側壁の形状の抵抗の影響を受けるように
なり、液状糊が一定量以上の場合と比べて流出口から流
出するまでの時間がかかるようになる。この現象が現れ
た場合には、蓋をして意図的に逆さ向けてしばらくその
まま保持していると、タンク室31の液状糊が流下し小
室32に液状糊が補充される。
【032】なお、上記の挙動の気泡の上昇速度、及び重
り4と液状糊の下降速度は、主に液状糊の粘性率、液状
糊の質量及び量、オリフィス52の径、容器11と重り
4の形状、重り4の質量、さらに気泡の大きさ及びその
数などの条件の影響を受ける。
【033】また、重り4がオリフィス閉口位置54にあ
る状態から、容器11の向きが180度替えられたと
き、オリフィス52と重り4の接触部にある液状糊の粘
性により、重り4がオリフィス52から離脱する離脱時
間が遅くなり、ストッパ位置53に安定するまでの時間
が長くなる一因となるが、その時間も上記の条件などに
より異なる。重りがストッパ位置53にあるときも同様
である。従って、様々な条件でテストを行い、適切な上
記の条件を決定する必要がある。
【034】容器11は、成型品であるのでその精度には
ばらつきがあり、厳密には設計通りの形状であるとは限
らない。特に丸穴であるオリフィス52の精度は、球状
の重り4がオリフィス閉口位置54にありオリフィス5
2を閉口したとき、液状糊がそれらの隙間を流下する単
位時間当たりの流量に影響を及ぼすが、液状糊の粘性及
び表面張力により多少の隙間はカバーされ、また多少流
下しても、前記の如く必要に応じて逆さ向けてしばらく
置いておくことにより小室に液状糊を意図的に補充する
事ができる。
【035】図2は、本発明に基づく粘性流体の縦置型定
型容器の他の一例を示す第二の実施例の概略を示す図で
ある。図1の例と重複する符号に関してはその説明を一
部省略し、主に図1の例と異なる部分に関して説明す
る。
【036】図2に示すのは図1の例と同様な液状糊を入
れる容器の縦中心断面を側面より見た図であるが、異な
る点は、容器11がくの字形に曲がっている点である。
本容器を使用するときは、網部材23が液状糊を塗る面
にほぼ平行に当たるまで傾けて、その状態で保持して液
状糊を塗る。
【037】構造を簡単に説明すると、丸穴のオリフィス
52を設けたオリフィス部材55が流出口51側から挿
入され、オリフィス52を容器11の曲がった部分より
上部に、かつその軸線方向が曲がった方向と平行となる
ように形成している。従って、タンク室31がくの字形
に曲がっており、小室32はその曲がった方向に延びて
いる。図に示す縦置き状態では、重り4は図に示すオリ
フィス閉口位置54にあり、オリフィス52を閉口し、
一方、使用時の傾けた状態では、二点鎖線で示すストッ
パ手段6と接するストッパ位置53にある。使用状態か
ら縦置き状態に移動したとき、オリフィス52より少し
大きい球状の重り4は、まず、ストッパ位置53よりほ
ぼ鉛直下方に落下し、小室32の壁面と衝突し、さら
に、その位置より壁に沿って下降し、そしてオリフィス
部材55に設けられたガイド手段であるテーパー部15
を下降することにより、重り4の一部がオリフィス52
にはまりこむオリフィス閉口位置54に導かれ、その位
置で安定する。
【038】なお、オリフィス52の軸線方向は、特にく
の字形に曲がった方向と平行な方向に限定するものでは
なく、重り4がテーパー部15により導かれオリフィス
52を閉口しうる方向であればどの方向であっても支障
ない。
【039】図3は、本発明に基づく粘性流体の縦置型定
型容器の他の一例を示す第三の実施例の概略を示す図で
ある。図1及び図2の例と重複する符号に関してはその
説明を一部省略し、主に図1及び図2の例と異なる部分
に関して説明する。
【040】図3に示すのは、縦中心断面を側面より見た
図1の例と同様な液状糊を入れる容器であるが、異なる
点は、ストッパ手段6がタンク室31内にあり、かつ重
り4とオリフィス52を通る機械的な結合手段である棒
61により結合されている点である。
【041】タンク室31内にあるリング状のストッパ手
段6と、小室32内にある球状の重り4は、それぞれオ
リフィス52を通る棒61の両端に溶接されている。図
に示す縦置き状態では、重り4は図に示すオリフィス閉
口位置54にあり、オリフィス52を閉口する。一方、
使用状態のほぼ180度傾いた状態では、ストッパ手段
6の外径はオリフィス52の径よりわずかに大きいの
で、ストッパ手段6がオリフィス52のタンク室31側
の壁と接することにより、重り4は二点鎖線で示すスト
ッパ位置53で安定する。このストッパ位置53は、棒
61の長さにより決まるので、棒61の長さは、ストッ
パ位置53が適切な位置となるように選定する必要があ
る。
【042】組立時にストッパ手段6をタンク室31内に
入れる方法は、キャップ21をはずしてストッパ手段6
と棒61と重り4とを組み立てた状態でストッパ手段6
を図の流出口51側からオリフィス52に押し込むと、
オリフィス52が一時広がりタンク室31の中に入る。
オリフィス52はすぐにその弾性により元の形状に復帰
する。
【043】オリフィス52の広さは、棒61があっても
液状糊と気泡とがそれぞれすれ違いできる広さでなけれ
ばならない。
【044】この方法の特徴は、ストッパ手段6及び棒6
1が重りの役目を兼用し、重り4の総質量を増すことが
できる点である。
【045】図4は、本発明に基づく粘性流体の縦置型定
型容器の他の一例を示す第四の実施例の概略を示す図で
ある。図に示すのはシャンプを入れる容器であり、その
縦中心断面を側面より見たところであり、図1及び他の
図の例と重複する符号に関してはその説明を一部省略
し、主に図1及び他の図の例と異なる部分に関して説明
する。
【046】図4の例が図1及び他の例と異なるところ
は、粘性流体であるシャンプの一回の使用量が多い為に
小室32の体積が大きく、その為重り4の移動経路にガ
イド手段としてガイドレール62を設け、重りが一定経
路を一定の姿勢で移動しうるようにしたものである。ま
た、重り4の形状も移動時の粘性抵抗の影響を軽減する
ために移動方向に流線型となっている。
【047】流出口51とオリフィス52のそれぞれの中
心線は、載置面14に対する同一垂直線であり、ガイド
レール62は流出口51の根本の周囲の壁から前記垂直
線と平行に、かつその垂直線を中心とする円周上に等間
隔で並んで載置面14方向に延びている4本の棒状の突
起である。それぞれの突起の根本の所定位置には、中心
線方向に飛び出した段部があり、これがストッパ手段6
の役割をする。重り4は両端の移動方向と対面する面が
円錐状である円筒状であり、その外径はガイドレール6
2内で少し横方向に移動しえる大きさであるので、円錐
面が必ず移動方向を向くようになっている。
【048】図に示す縦置き状態では、重り4はオリフィ
ス閉口位置54にあり丸穴のオリフィス52を閉口し、
使用状態のほぼ180度逆さ向けた状態にすると、重り
4はガイドレール62に沿って下降し、ストッパ手段6
とぶつかり、二点鎖線に示すストッパ位置53で安定す
る。再び縦置き状態に戻すと、重り4はガイド62に沿
って下降し、オリフィス閉口位置54で安定する。
【049】なお、ガイドレール62により制限される移
動経路は直線に限る必要はなく、曲線であっても重り4
が前記の如く移動しえれば支障ない。
【050】図5は、本発明に基づく粘性流体の縦置型定
型容器の他の一例を示す第五の実施例の概略を示す図で
ある。図は、図4の例と同様なシャンプを入れる容器の
縦中心断面を側面より見たところであり、図1及び他の
図の例と重複する符号に関してはその説明を一部省略
し、主に図1及び他の図の例と異なる部分に関して説明
する。
【051】図5の例が図4の例と異なるところは、重り
4が旋回軸63を中心に旋回するアーム64に機械的に
固定されている点である。
【052】図に示す縦置き状態では、重り4は、図に示
すオリフィス閉口位置54にあり、丸穴のオリフィス5
2を閉口し、使用状態のほぼ180度逆さ向けた状態に
すると、重り4は旋回軸63を中心としてアーム64と
共に下方に旋回し、二点鎖線で示すストッパ位置53で
流出口51の根本の壁と衝突し、安定する。
【053】この方法においても、図4の例と同様に重り
4は一定経路をアーム64に対し一定の姿勢で移動す
る。以上が各実施例の説明である。
【054】なお、一般に粘性流体は、壁などの接触面で
の流速は遅いがその面から離れるほど一定速度に達する
まで流速は速くなる。従って小室に粘性流体が一定量以
上あれば、壁から離れた流路を流れる粘性流体の流速が
その壁面の形状の影響を受けにくくなるので最大流速が
速くなり、使用のため逆さ向けた時の待ち時間が少なく
なる。
【055】また、重りは容器の傾けられる角度により、
ストッパ位置とオリフィス閉口位置の中間の移動経路上
にあることもある。この場合にはオリフィスが十分開口
されていない場合もありえるが、これを十分に開口する
必要のある場合には、その傾きを使用時の傾きに近づけ
るとよい。
【056】また、ストッパ手段は、オリフィスと重りの
間に必要最小以上の広さの隙間を設けると共に、重りと
流出口の間にも必要最小以上の広さの隙間を設けるため
の障害物であり、ストッパ位置とは重りがストッパ手段
と接触しその安定した位置のことであるが、その位置は
容器の向きなどにより多少異なる場合もあり、一位置と
は限らない。
【057】また、オリフィスを全閉するには、しないも
のと比べて一部に高い加工精度を必要とするが、オリフ
ィスの全閉とは、重りがオリフィスを隙間無く閉鎖する
という意味ではなく、粘性流体の粘性と表面張力により
粘性流体が流下しない隙間に保つという意味である。隙
間をできる限り大きくすることは、特に前記の重りのオ
リフィスからの離脱時間の短縮に効果がある。
【058】また、縦置型容器という意味は、立てて置く
ことができる載置面があり、この載置面を用いて立てて
置いたとき、流出口が容器の上部にある容器という意味
である。
【059】また、定型容器という意味は、チューブ状な
どの粘性流体を絞り出すとその絞り出した形状をそのま
まとどめるタイプの容器ではなく、その形状を全く変え
ないか、あるいは使用時に容器を押さえて一時その体積
を減少させ、内圧を上げて粘性流体を流出口から流出さ
せても、手を離せばほぼ元の形状に復帰しえる容器とい
う意味である。ただし、重りがオリフィスを全閉する場
合には、流出後に容器を縦置きしたとき、重りがオリフ
ィスを全閉するのが早いために復帰時間が短くて十分元
の形状に復帰しない場合があるが、この場合には、例え
ば容器を適当な角度傾けて、重りをオリフィス閉口位置
から少し移動させ、オリフィスを開口させた状態でしば
らく保持するとやがてほぼ原型に復帰する。
【060】また、蓋に載置面があり不使用時に逆さ置き
ができる容器には、前記の如く蓋をしないで逆さ向けた
ままにしておくと粘性流体が流れ出す問題点があるの
で、この問題を解決するために本発明の構成を採用して
おくと、ほんの少し間をおいて断続的に繰り返し使用す
る場合などに、いちいち蓋をして逆さ置きする必要がな
く、縦置きして支障がないので使いやすくなる。もちろ
ん、使用しない間に、蓋をして逆さ置きしておくこと
は、小室に粘性流体が絶えず補充されるので都合がよ
い。
【061】また、一つの容器の上部と下部にそれぞれ例
えば異なる形状の流出口を設けられた容器に於いても、
上部及び下部のそれぞれの流出口に対応するオリフィス
及び重りを設け、タンク室を兼用とする方法により本発
明の構成を採用しうる。
【062】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【063】本発明の粘性流体の縦置型定型容器のうち重
りがオリフィスを全閉しないものは、蓋をしたままタン
ク室の粘性流体が小室に流下して小室が充満されるまで
流出口を下に向けて小室に粘性流体を一旦補充しておけ
ば、その後縦置型定型容器を縦置きしておいても、小室
に粘性流体が一定量以上あるうちは、使用時に流出口を
下向けると、粘性流体の一部は小室の短いその壁面の形
状の影響を受けにくい距離を流下して流出口に到達する
ので、すぐに流出口より粘性流体が流出する。
【064】また、重りがオリフィスを全閉するものは、
その補充する頻度が少なくなり、さらに、一回の使用時
間がタンク室の粘性流体が小室に流下して小室を充満す
る時間以上に長い場合には、使用中に小室に粘性流体が
自然に補充されるので意図的に補充する必要がない。
【065】また、ストッパ手段が、タンク室に設けられ
たものは、これを小室の重りとオリフィスを通して機械
的手段で結合することにより、重りの総質量を増すこと
により、その下降速度を増すことができる。
【066】また、ストッパ手段を流出口壁の一部とする
ことによりストッパ部の構造を単純化することができ
る。
【067】また、ガイド手段を小室のオリフィスの周囲
に設けたテーパー部とし、かつ重りの形状を球状とする
ことによりガイド手段の構造を単純化することができ、
粘性流体の補充の際、流出口の径を重りの径より大きく
設計してあれば、重りを流出口から吸盤などを用いて取
り出すことができるので補充が容易となる。
【068】また、ガイド手段を小室に設けた重りの移動
経路を制限する所定数のガイドレールとすることによ
り、重りを移動経路に沿って移動させることができ、さ
らにそれらのガイドレールが重りの姿勢まで制御するも
のは、重りの形状を移動方向に流線型とすることがで
き、その下降速度を増すことができる。
【069】また、ガイド手段を小室に設けた旋回軸と
し、重りをこの旋回軸と共に旋回させるものは、前記の
ガイドレールを設けたものの内、重りの姿勢まで制御す
るものと同じ効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施例を示す縦中心断面図である。
【図2】第二の実施例を示す縦中心断面図である。
【図3】第三の実施例を示す縦中心断面図である。
【図4】第四の実施例を示す縦中心断面図である。
【図5】第五の実施例を示す縦中心断面図である。
【符号の説明】
11 容器 12 ネジ 13 ネジ 14 載置面 15 テーパー部 21 キャップ 22 ネジ 23 網部材 31 タンク室 32 小室 4 重り 51 流出口 52 オリフィス 53 ストッパ位置 54 オリフィス閉口位置 55 オリフィス部材 6 ストッパ手段 61 棒 62 ガイドレール 63 旋回軸 64 アーム

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部に流出口を設けかつ底部に立てて置く
    為の載置面を設けた粘性流体を蓄える容器と流出口の蓋
    を備え、不使用時には載置面を底にして縦置きし、使用
    時には蓋をはずして流出口が下方を向くように傾けて粘
    性流体を下方に流動させて流出口側に充満させ流出口よ
    り流出させる粘性流体の縦置型定型容器に於いて、容器
    を流出口を含む上部側の小室と、底部を含む下部側のタ
    ンク室に高さ方向に分割するオリフィスを設け、さらに
    前記の如く傾けた時、自重と粘性流体の下方への流動に
    より小室を下方に移動して安定時にはストッパ手段で制
    限されるまでオリフィスと離れたストッパ位置にあって
    オリフィスを十分に開口しタンク室の粘性流体を小室及
    び流出口に流下させ、一方、縦置きした時、自重と粘性
    流体の下方への流動により小室を下方に移動して安定時
    にはガイド手段に導かれオリフィスを閉口するオリフィ
    ス閉口位置にあってオリフィスを閉口して小室の粘性流
    体のタンク室への戻りの単位時間当たりの流量を制限す
    る重りを設け、そしてこの重りが下方に移動する際に気
    泡が浮上しても小室の広さが重りと粘性流体と気泡とが
    それぞれすれ違いできる広さであり、オリフィスの広さ
    が粘性流体と気泡とがそれぞれすれ違いできる広さであ
    る粘性流体の縦置型定型容器。
  2. 【請求項2】重りがオリフィス閉口位置にあるとき、オ
    リフィスを全閉する請求項1の粘性流体の縦置型定型容
  3. 【請求項3】ストッパ手段が、小室に設けられた突起で
    ある請求項1及び2の粘性流体の縦置型定型容器。
  4. 【請求項4】ストッパ手段が、タンク室にあって小室に
    ある重りとのみオリフィスを通る所定長さの機械的な接
    続手段により結合されており、自重と小室の重りの質量
    とさらに粘性流体の下方への移動によってはオリフィス
    を通過しえない形状のものである請求項1及び2の粘性
    流体の縦置型定型容器。
  5. 【請求項5】ストッパ手段が、流出口壁の一部である請
    求項1及び2の粘性流体の縦置型定型容器。
  6. 【請求項6】ガイド手段が小室のオリフィス周囲に設け
    たテーパー部であり、重りの形状が球状であり、オリフ
    ィスがそれより小さい丸穴である請求項1至る5の粘性
    流体の縦置型定型容器。
  7. 【請求項7】ガイド手段が、小室に設けた重りの移動経
    路を、あるいはさらにはその姿勢までもを制限する所定
    数のガイドレールである請求項1至る5の粘性流体の縦
    置型定型容器。
  8. 【請求項8】ガイド手段が小室に設けた旋回軸であり、
    この旋回軸を中心に重りが旋回する請求項1至る5の粘
    性流体の縦置型定型容器。
JP6258660A 1994-09-27 1994-09-27 粘性流体の縦置型定型容器 Pending JPH0891408A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002053163A (ja) * 2000-08-10 2002-02-19 Key Tranding Co Ltd 中 栓
KR20200091678A (ko) * 2019-01-23 2020-07-31 김화순 용기 내의 액체의 배출량 조절이 가능한 캡
KR20200001825U (ko) * 2019-02-08 2020-08-19 이원철 과도한 액체 토출 방지용 캡

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KR20200091678A (ko) * 2019-01-23 2020-07-31 김화순 용기 내의 액체의 배출량 조절이 가능한 캡
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