JPH0891228A - 雪上車 - Google Patents

雪上車

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JPH0891228A
JPH0891228A JP22973894A JP22973894A JPH0891228A JP H0891228 A JPH0891228 A JP H0891228A JP 22973894 A JP22973894 A JP 22973894A JP 22973894 A JP22973894 A JP 22973894A JP H0891228 A JPH0891228 A JP H0891228A
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JP
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frame
seat
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luggage
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Shizuo Kono
静雄 河野
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型雪上車に荷物の搭載部を設けることを目
的とする。 【構成】 小型雪上車の無限軌道帯4の上端より高い位
置であって車体の両側部に設けられた左右一対のメイン
フレーム5上にアッパアフレーム8とリヤフレーム11
とシートフレーム12からなるシート支持フレーム13
を設け、シートフレーム12上に着座シート14を設け
る。また、左右のメインフレーム5間に荷受台35を固
定し、左右のシート支持フレーム13の間で且つ荷受台
35と着座シート14の間に荷物Mを搭載出来るように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷物を搭載出来るよう
にした小型雪上車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車体の前部にハンドルとフロント
スキーを備え、車体の後部下方に無限軌道帯を備えると
ともに、車体に搭載したエンジンで前記無限軌道帯を走
行駆動し、ハンドル操作によって前記フロントスキーを
操舵するような小型雪上車として、例えば特開平4−5
188号とか、特開平4−331659号とか、特開平
2−299994号のようなものが知られている。そし
て、前2者は主として立ち乗り式であり、ステップフロ
ア上に立った搭乗者がハンドルを操作し、最後のものは
着座式に構成されて、搭乗者が座るためのシートが設け
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の小型雪
上車はいずれの場合も1人の人間が搭乗するだけのスペ
ースが確保されているに過ぎず、荷物等を搭載しようと
してもスペースがなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は無限軌道帯の上方に荷受台を固定配置し、
この荷受台の上方に所定のスペース間隔をおいて搭乗車
の着座シートを設けた。また、着座シートを車体の両側
部に設けたシート支持フレームで支持し、このシート支
持フレーム間のスペースを荷物収納空間にするととも
に、このシート支持フレームによって荷物から受ける横
荷重を支えるようにした。
【0005】
【作用】無限軌道帯の上方に固定配置した荷受台と着座
シートの間にスペース間隔を持たせ、このスペースに荷
物を収納する。またかかる小型雪上車に搭載した荷物に
は走行中に横荷重がかかりやすいため、着座シートを車
体の両側部に設けたシート支持フレームで支え、シート
支持フレーム間に収納した荷物が横方向に飛出すのを防
止する。
【0006】
【実施例】本発明の実施例について添付した図面に基づ
き説明する。ここに図1は本発明の雪上車の全体図、図
2は図1のA−A線断面図である。図1に示すように、
本案の小型雪上車は車体1の前部下方にフロントスキー
2を、車体1の前部上方にハンドル3を備え、このハン
ドル3の操作によってフロントスキー2の操舵を行うこ
とが出来るようにされるとともに、車体1の後部下方に
は走行用の無限軌道帯4が設けられている。
【0007】車体1は、車体前後方向に略水平に延びる
左右一対のメインフレーム5と、このメインフレーム5
より下方に設けられた左右一対のロアフレーム6によっ
て主要な骨格が形成され、このメインフレーム5とロア
フレーム6の先端にヘッドパイプ7が固着されている。
また、各メインフレーム5の略中央附近から斜め前方に
向けてアッパフレーム8が延出しており、このアッパフ
レーム8の先端側とメインフレーム5の先端側の間には
略くの字型のフロントフレーム10が結合されている。
【0008】また、アッパフレーム8の後端部附近から
斜め後方にリヤフレーム11が延出しており、このリヤ
フレーム11の上端とアッパフレーム8中間部のブラケ
ット8aとの間にはシートフレーム12を設け、このシ
ートフレーム12の上方に着座シート14を取り付けて
いる。そして、ブラケット8aより下方のアッパフレー
ム8と、リヤフレーム11と、シートフレーム12によ
って側面視で略三角形のシート支持フレーム13を構成
している。また、こうして構成した各フレームのうち車
体1前部の周囲と車体1後部の両側部をボディカバー3
1で覆い、また、車体1前部の上方にはフェアリングカ
バー32を設けている。尚、図中33はヘッドライト、
42は燃料タンク、43はエアクリーナ、44は気化
器、45はエンジン、46は車体移動用のリヤグラブレ
ールである。
【0009】前記ハンドル3は、自在継手15を介して
上部ステアリングシャフト16に連結し、この上部ステ
アリングシャフト16の下端部は自在継手17を介して
下部ステアリングシャフト18に連結している。そし
て、下部ステアリングシャフト18を前記ヘッドパイプ
7に回転自在に挿通させて支持し、この下部ステアリン
グシャフト18の下端部をショックストラットリンク機
構20を介して前記フロントスキー2に連結している。
また、この連結部にはフロントスキー2の直進性を保持
するための付勢部材21を設けている。
【0010】また前記無限軌道帯4は、不図示のエンジ
ンによって回転駆動される駆動輪22と複数の補助輪2
3、24、25、26の周囲に巻回されており、最も高
い位置でも前記略水平なメインフレーム5より下方に位
置するようにしている。また、下方の補助輪23、2
4、25の軸をメインスライドレール27にて連結する
とともに、中間部の補助輪24の軸をスイングアーム2
8で支持している。そして、このスイングアーム28に
はクッションリンク機構30を設けている。
【0011】ところで、前記左右のメインフレーム5間
には荷受台35を設けている。そしてこの荷受台35は
実施例の場合、一端側が着座シート14に向けて上方に
折り曲げて奥行規制部35aを形成しており、また、こ
の荷受台35の上方には荷物Mを搭載出来るようにして
いる。勿論、奥行規制部35aは必ずしも必要なもので
はない。従って、着座シート14と荷受台35の間に、
例えば後方から荷物Mを押込むようにして収容すが、こ
の際、シート支持フレーム13が荷物Mの両側面部に臨
むようにしている。そして走行中に荷物Mが横荷重を受
けて横に飛び出ようとしてもリヤフレーム11等のシー
ト支持フレーム13が横荷重を支えてこれを防止するこ
とが出来る。
【0012】また、この際、荷物Mを固定するためリヤ
フレーム11の中間部とかシートフレーム12の後端部
等にフック36、37を設けており、このフック36、
37を利用して紐等で荷物Mを縛着すると一層確実に荷
物Mを固定出来る。
【0013】また、荷受台35の下方には、図2に示す
ようにラジエータ38を配設している。つまり、このラ
ジエータ38は車体1の前方に配設された不図示のエン
ジンを循環した冷却水を冷却するためのものであり、荷
受台35の下面に沿って車体1の前後方向に長く配設さ
れている。従って、例えば荷受台35の上面に積雪等に
よって雪が積もっても、ラジエータ38から放熱した熱
源によって解かされ、荷物Mを安定した状態で搭載する
ことが出来る。
【0014】また、本案では搭乗者Pが足を載せるステ
ップ40をメインフレーム5の高さ位置に突設してい
る。そして、この位置は無限軌道帯4の最も高い位置よ
り更に上部にあり、例えば車体1が横に傾いた時でもス
テップ40が雪中に潜り込んで走行抵抗になるような事
態が生じにくい。図中、27b,27bはサイドスライ
ドレールである。
【0015】次に、図3及び図4は、本案の第2実施例
を示すものである。ここに図3は側面図、図4は図3の
B−B線断面図である。尚、図番は前記と同様の箇所に
ついては同様の番号を付している。この実施例は荷受台
35を容器型にし、両側部及び後部をも囲うようにした
ものである。
【0016】つまり、両側部から後方に段付状に側面規
制部35bを立上がらせ、後側部には後面規制部35c
を立上がらせ、着座シート14の下面附近まで近接させ
て収納空間部41を区画形成している。勿論、上面も覆
うようにしても良い。そして、この場合は荷物Mの側面
を完全に覆うことが出来るので、荷物Mが外に飛び出る
可能性は一層少なくなる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明の雪上車は無限軌
道帯の上方に荷受台を固定配置し、この荷受台の上方に
荷物を搭載するスペースをとって着座シートを設けたた
め、従来では搭載出来なかった小型雪上車に荷物を搭載
出来るようになった。また、車体の両側部にシート支持
フレームを設け、このシート支持フレーム間に荷物を搭
載するとともに、シート支持フレームによって荷物が横
荷重を受けた時に支えるようにしたため、荷物が飛び出
るのを防ぐことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の小型雪上車の全体図
【図2】図1のA−A線断面図
【図3】第2実施例の小型雪上車の全体図
【図4】図3のB−B線断面図
【符号の説明】
1…車体、2…フロントスキー、4…無限軌道帯、13
…シート支持フレーム、14…着座シート、35…荷受
台。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の前部下方に操舵用のフロントスキ
    ーを備え、車体の後部下方に走行用の無限軌道帯を備え
    た雪上車において、前記無限軌道帯の上方に荷受台を固
    定配置し、この荷受台の上方に所定のスペース間隔をお
    いて搭乗車の着座シートを設けたことを特徴とする雪上
    車。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の雪上車において、前記着
    座シートを車体の両側部に設けたシート支持フレームで
    支持し、このシート支持フレーム間のスペースを荷物収
    納空間にするとともに、このシート支持フレームによっ
    て荷物から受ける横荷重を支えるようにしたことを特徴
    とする雪上車。
JP22973894A 1994-09-26 1994-09-26 雪上車 Expired - Fee Related JP3402405B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7401674B1 (en) 2001-09-07 2008-07-22 Polaris Industries Inc. Snowmobile
CN102530048A (zh) * 2010-10-04 2012-07-04 布雷德利·D·佩德森 具有可更换头部的可骑的雪橇
RU187643U1 (ru) * 2018-09-03 2019-03-14 Общество с ограниченной ответственностью "Жуковский веломотозавод" Гусеничный движитель снегохода

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7401674B1 (en) 2001-09-07 2008-07-22 Polaris Industries Inc. Snowmobile
CN102530048A (zh) * 2010-10-04 2012-07-04 布雷德利·D·佩德森 具有可更换头部的可骑的雪橇
RU187643U1 (ru) * 2018-09-03 2019-03-14 Общество с ограниченной ответственностью "Жуковский веломотозавод" Гусеничный движитель снегохода

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