JPH0890948A - 印刷ロールおよび印刷機 - Google Patents
印刷ロールおよび印刷機Info
- Publication number
- JPH0890948A JPH0890948A JP25894194A JP25894194A JPH0890948A JP H0890948 A JPH0890948 A JP H0890948A JP 25894194 A JP25894194 A JP 25894194A JP 25894194 A JP25894194 A JP 25894194A JP H0890948 A JPH0890948 A JP H0890948A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- ink
- printing
- surface layer
- soft cushion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
去機能とゴースト解消機能を有するゴミ取りロールを得
る。 【構成】 ロール母材12の周面に軟質クッション層1
3を積層し、その上に繊維粉末を有し軟質クッション層
13よりも硬い表面層14を積層したロール本体15
を、軸材16に回転自在、且つ、軸芯方向17に摺動自
在に支持してゴミ取りロール11を構成する。
Description
刷機に使用する印刷ロールに関するものであり、更に詳
しく言えば、版面に付着しているインキ乾燥皮膜の破
片、印刷用紙の紙粉、工場内に浮遊する塵埃等のヒッキ
ーと称されるゴミを除去するゴミ除去機能と、版面を加
湿する水棒ロールの表面の水膜の厚みや版面にインキを
供給するインキフオームロールの表面のインキ膜の厚み
の斑によって印刷物に生じるゴーストと称される印刷不
良を解消するゴースト抑制機能を有する印刷ロールに関
するものである。
したJIS−Aゴム硬質が20〜40度のゴムロールの
表面を切削処理し、その繊維粉末の一部を細かく表面に
突出させたロールが、版面のゴミを除去するゴミ取りロ
ールとして、オフセット印刷機のインキフオームロール
や水棒ロールを兼ねて、或いは、単独でインキフオーム
ロールと水棒ロールの間に取り付けて使用されている。
本発明者は、表面がパイル立毛に覆われていてゴミ取り
ロールに適した種々の印刷ロールの発明をし、特開昭5
8−220751(特公平5−7182)、特開昭59
−20670、特開昭59−20671、特開昭59−
20672等に開示している。
面に接し、版面の回転に追随して回転するように取り付
けられており、それを長期使用すると表面のパイル立毛
が次第に摩耗して版面との接触圧(摩擦力)が低下し、
その回転速度が低下してゴミ除去機能が次第に低下す
る。
れ合って回転しているので、版面の凹凸(画線部と非画
線部の平滑度合の差)に応じてパイル立毛が偏って摩耗
し、そのゴミ取りロールの摩耗の部分的程度差によって
ゴミ除去機能も部分的に変化し、ゴミ取りロール全体と
してゴミ除去機能が次第に低下する。
や水棒ロールを兼ねて使用する場合には、その表面のパ
イル立毛の摩耗によって、インキフオーム或いは水棒ロ
ールとしてのロール表面のインキや水分の付着・保持容
量も低下し、版面の画線部にインキ或いは水分を転写し
た箇所と、版面の画線部に接触せずインキ或いは水分を
転写しなかった箇所との間にインキ或いは水分の付着・
保持量の差(ロール表面のインキ膜或いは水膜の厚みの
斑)が生じ易く、その付着斑が版面を介して印刷物にイ
ンキゴースト或いは水ゴーストとなって現われ易くな
る。
た場合には、その摩耗の程度差によるロール表面のイン
キ膜或いは水膜の厚みの分布斑が、版面を介して印刷物
に連続して現われることになるので、その偏って摩耗し
たゴミ取りロールは使用し得ないものとなる。
イル立毛層が厚いゴミ取りロールでは、パイル立毛が多
少摩耗してもパイル立毛層全体の厚みが左程変化せず、
インキゴーストや水ゴーストは現れ難いが、そのように
パイル立毛層が厚いゴミ取りロールでは、それをインキ
の切替時に洗浄する際、それに付着・保持されているイ
ンキの量も多く、溶剤をかけても30分間以上も印刷機
を空回転しても完全には洗浄し得ず、結局ゴミ取りロー
ルを印刷機から取り外して手で洗浄せざるを得なくなる
場合もあり、その洗浄に手間取り多大な労力を要する。
短くしてインキの切替時に洗浄し易くすると共に、パイ
ル立毛の摩耗によってゴミ除去機能が低下せず、長期に
わたって使用し得、インキフオームロールや水棒ロール
を兼ねて使用しても、パイル立毛の摩耗によるインキゴ
ーストや水ゴーストが生じ難いゴミ取りロールを得るこ
とを目的とする。
ール11は、ロール母材12の周面に軟質クッション層
13を積層し、その上に繊維粉末を有し軟質クッション
層13よりも硬い表面層14を積層したロール本体15
を、軸材16に回転自在、且つ、軸芯方向17に摺動自
在に支持したことを特徴とするものである。
軟質塩化ビニル樹脂、ニトリル・ブタジエンゴム、クロ
ロプレンゴム、ウレタンゴム等の耐油性を有する高分子
物質を主材とする樹脂組成物を使用し、その樹脂組成物
を構成する高分子物質や可塑剤の種類や配合量等によっ
て、軟質クッション層13のJIS−Aゴム硬度が15
〜40度となり、表面層14のJIS−Aゴム硬度が3
0〜70度で軟質クッション層13よりも硬くなるよう
に調製する。ここに『JIS−Aゴム硬度』とは、JI
S−K−6253に規定されるデュロメーター硬さ試
験、より詳しく言えば、タイプAデュロメーター硬さ試
験において測定される硬度を意味する。
綿、レーヨン、ナイロン、ポリエステル繊維等の繊維長
さが1〜6mmで単糸デニールが1〜10デニール、好
ましくは、3〜8デニールの繊維粉末を5〜15重量
%、好ましくは、単糸デニールと繊維の種類が異なる数
種の繊維粉末を混合して配合するとよい。特に、木綿や
レーヨン等の吸湿性を有する親水性繊維の粉末とナイロ
ンやポリエステル繊維等の吸湿性に劣る非親水性(親油
性)繊維の粉末を混用するとインキゴーストと水ゴース
トの双方の解消に効果的である。又、ナイロンやポリエ
ステル繊維等の熱可塑性合成繊維にあっては、繊維軸芯
が細かく折れ曲がった捲縮(クリンプ)のある合成繊維
を用いると、その捲縮によるアンカリング効果が生じて
繊維粉末が表面層14から脱落し難く、ゴミ取りロール
11は耐摩耗性に優れたものとなる。表面層14の厚み
は1〜6mmとし、軟質クッション層は表面層よりも厚
くし、表面層と軟質クッション層を合わせた厚みが10
〜15mmになるようにするとよい。
僅かに突出し、その表面のザラツキによってゴミ除去機
能が生じるが、特に、その表面に刃先を当てて表面層1
4の表皮を切削すると、その当てた刃先に押さえられて
一旦表面層(14)内部へと僅かに押し込まれた繊維粉
末の先端部分が、表面層14の有する弾性回復力によっ
て刃先の通過後に切削面に押し出され、繊維粉末の先端
が緻密且つ細かく突出したゴミ取りロール11が得られ
る。
ション層13を積層する理由は、ゴミ取りロール11を
版面46に圧着させて印刷機に取り付けると、その表面
に突き出た繊維先端の摩耗に無関係に、版面46と軸材
16との間に挟まれて軟質クッション層13に生じる弾
性回復力によって常に表面層14が版面46に密着する
ことになり、表面層14と版面46の間に隙間が生じる
ことなく、版面46の回転に追随して常に一定の速度で
回転し、その表面の有するゴミ除去機能が長期にわたっ
て発揮されるようになるからである。
13よりも高く(硬く)する理由は、表面層14が版面
46に接して弾性変形し難く、それが回転する度に弾性
変形(歪)して繊維粉末が脱落し易くならないようにす
るためである。
15を支持する理由は、第一には、表面層14が軸芯方
向17に摺動することによって版面46との接触位置が
変化し、版面46の画線部と非画線部に表面層14が等
しく接触し、表面層14が部分的に偏って摩耗しないよ
うにするためであり、第二には、ゴミ取りロール11を
インキフオームロール41・42・43や水棒ロール3
9を兼ねて印刷機に取り付けた場合、その軸芯方向17
に摺動するゴミ取りロール11が版面46によって軸芯
方向17に撫でられ、インキフオームロール41・42
・43や水棒ロール39を兼ねるゴミ取りロール11の
表面のインキ膜や水膜の厚みが平均化され、その厚み斑
によるゴーストが生じ難くなるようにするためである。
に、軸芯方向17にロール本体15を往復駆動する装置
(25)を内蔵させるか、又は、軸芯方向に往復駆動さ
れるライダーロール38やデイストリビューターロール
37に転がり接触させ、それらのロール37・38の往
復移動に追随してロール本体15が軸芯方向17に往復
移動するようにするとよい。
本のインキフオームロール40・41・42・43を具
備する場合には、それら複数本のインキフオームロール
の中の最後に版面46にインキを供給するインキフオー
ムロール40を除く何れか少なくとも1本のインキフオ
ームロール(41・42・43)に、好ましくは、複数
本のインキフオームロールの中の最初に版面46にイン
キを供給するインキフオームロール43にゴミ取りロー
ル11を使用するとよい。ロール本体15を軸材16に
対し回転自在且つ摺動自在に支持するには、両者の間に
スライドメタル、スライドベアリング、ニードルベアリ
ング等を介在させればよい。
る。図1は、軸材16とロール本体15の間にスプリン
グ22を介在させたゴミ取りロール11を図示する。ス
プリング22は、その一端は軸材16に固定され、その
他端はロール母材12の内面に固定されたリング21に
ベアリング18を介して圧接しており、リング21を介
してロール本体15を軸芯方向17に押し返すようにな
っている。19は、ロール本体15と軸材16の間に装
着されたアンギュラ・スラストベアリング付きニードル
ベアリングである。
復駆動されるライダーロール38やデイストリビュータ
ーロール37に転がり接触し、それらのロール37・3
8に追随して軸芯方向17に移動したロール本体15
が、再びそのロール37・39に追随して逆方向に移動
する際に、そのスプリング22に付勢されて移動し易く
すると共に、その追随して移動する過程においてスプリ
ング22に一定の弾性回復力が蓄積される度に、その弾
性回復力によって、その追随するロール37・38に逆
らってロール本体15が瞬時逆方向に移動し、その断続
的な繰り返しにより生じる振動によってゴミ取りロール
11の表面が軸芯方向17に向けて一層効果的に版面4
6に撫でられると同時に、その逆らうライダーロール3
8やデイストリビューターロール37によっても軸芯方
向に撫でられるようになっている。
7に移動しつつ回転するようにするために、ロール本体
15が軸材16に回転自在に支持される。軸芯方向17
に移動するロール本体15は、軸材16に取り付けたカ
ラー23に突き当たって止まるようになっており、その
カラー23を固定する押ネジ24を緩めて取付位置を変
え、それによってロール本体16の軸芯方向への移動距
離が調節出来るようになっている。
スプリング22とエアーシリンダー25を介在させたゴ
ミ取りロール11の片側を図示するものであり、これら
のスプリング22とエアーシリンダー25はゴミ取りロ
ール11の他の片側にも取り付けられている。エアーシ
リンダー25は、軸材16に外嵌し、軸材16に付けら
れた段差31によって軸材16の中央部への移動が止め
られた円筒形キャップ27と、そのキャップ27に内嵌
し、軸材16に外嵌して軸芯方向17に摺動する円筒形
キャリヤ28とによって構成されている。
が付けられており、気密室26にエアーが出入するとき
キャップの内側面29とキャリヤの内側面30の間が拡
縮変化し、キャリヤ28がキャップ27から出没する。
軸材16には軸芯方向17に向けて溝32が付けられて
おり、その溝32にキャリヤ28の突起33が突き出て
いるので、キャリヤ28は回転することなく溝32に沿
って軸芯方向17に移動する。ロール本体15は、アン
ギュラ・スラストベアリング付きニードルベアリング1
9を介してキャリヤ28に回転自在に搭載されており、
エアーシリンダー25によって駆動されるキャリア28
と共に軸芯方向17に移動し得ると共に、アンギュラ・
スラストベアリング付きニードルベアリング19とニー
ドルベアリング20によって軸材16に対し回転自在に
なっている。
ル本体15を軸芯方向17に積極的に駆動するために使
用することも出来るが、気密室26にエアーを出入させ
ない状態においては、ライダーロール38やデイストリ
ビューターロール37に転がり接触して軸芯方向17に
追随するロール本体15をスプリング22と共に押し返
すクッション手段としても使用することが出来る。
互いに向き合うカラー35・36が取り付けられてお
り、軸材16に取り付けられるカラー36の取付位置を
替えてロール本体15の軸芯方向17への移動距離を調
節することが出来るようになっている。このロール本体
の軸芯方向への移動距離は、ロール本体と版面の左右の
枕部(突起・ベアラー)との接触を避ける範囲、一般に
は20mm以下となる範囲で調節されるが、その版面左
右の枕部(突起)と接触しない範囲において出来るだけ
大きく、概して5〜17mmにすると、ゴミ除去効果も
ゴース抑制効果もよく、インキ切替時にゴミ取りロール
を短時間で洗浄することが出来る。図3は、オフセット
印刷機の要部断面図であり、39は水棒ロールであり、
45は版胴であり、47はブランケット胴である。
としてジイソシアネートを混合し、硬さがJIS−Aゴ
ム硬度20度、厚みが5mmの軟質クッション層を、回
転可能で軸芯方向に摺動自在に軸材に支持された上記の
円筒形ロール母材(12)の周面に形成し、その上に軟
質ウレタンゴム原料100重量部に硬化剤としてジイソ
シアネートを混合し、長さが5mm前後で単糸デニール
が9デニールの木綿粉末3重量部と、長さが5mm前後
で単糸デニールが3デニールのナイロン粉末4重量部と
を配合し、硬さがJIS−Aゴム硬度60度、厚みが5
mmの表面層を形成したロール母材が軸材に回転可能に
支持されて軸芯方向に摺動自在なゴミ取りロールAと、
前記の軟質ウレタンゴム原料100重量部に硬化剤とし
てジイソシアネートを混合し、硬さがJIS−Aゴム硬
度20度、厚みが5mmの軟質クッション層を、軸材と
一体になったロール母材の周面に形成し、その上に前記
の軟質ウレタンゴム原料100重量部に硬化剤としてジ
イソシアネートを混合し、長さが5mm前後で単糸デニ
ールが9デニールの木綿粉末3重量部と、長さが5mm
前後で単糸デニールが3デニールのナイロン粉末4重量
部とを配合し、硬さがJIS−Aゴム硬度60度、厚み
が5mmの表面層を形成した軸芯方向に摺動しないゴミ
取りロールBを、それぞれ株式会社コモリコーポレーシ
ョン製オフセット印刷機(商品名;菊全4色機・リスロ
ン440)のバイブレーションロール(デイストリビュ
ーターロール37)と版胴(45)に接触して回転する
インキフオームロール(43)に試用した。
ロールBのヒッキー除去率は30〜40%で経時低下し
たが、軸芯方向に摺動するゴミ取りロールAのヒッキー
除去率は70〜85%と向上し経時低下は認められなか
った。又、軸芯方向に摺動しないゴミ取りロールBを使
用して印刷した印刷終了直前の印刷物にはインキゴース
トが認められたが、軸芯方向に摺動するゴミ取りロール
Aを使用して印刷した印刷終了直前の印刷物にはインキ
ゴーストが認められなかった。又、印刷終了後のインキ
の切替時に溶剤を供給しつつ印刷機を空回転すると、軸
芯方向に摺動しないゴミ取りロールBでは30分間かけ
ても完全には洗浄されなかったが、軸芯方向に摺動する
ゴミ取りロールAは5分後に洗浄が完了した。
料に代えて軟質塩化ビニル樹脂を使用した軸芯方向に摺
動しないゴミ取りロールBと軸芯方向に摺動するゴミ取
りロールAとの比較実験、及び、軟質ウレタンゴム原料
に代えてニトリル・ブタジエンゴム原料を使用した軸芯
方向に摺動しないゴミ取りロールBと軸芯方向に摺動す
るゴミ取りロールAとの比較実験でも見られた。又、軟
質ウレタンゴム原料100重量部に配合する繊維粉末
を、長さが2mm前後で単糸デニールが9デニールの木
綿粉末1重量部と、長さが5mm前後で単糸デニールが
9デニールの木綿粉末1重量部と、長さが5mm前後で
単糸デニールが5デニールのナイロン粉末2重量部と、
長さが5mm前後で単糸デニールが5デニールのポリエ
ステル繊維粉末2重量部と、長さが4mm前後で単糸デ
ニールが3デニールのレーヨン粉末1重量部とした軸芯
方向に摺動するゴミ取りロールCのヒッキー除去率は8
0〜95%となり、上記のゴミ取りロールAのヒッキー
除去率よりも更に10〜15%向上した。
替時に洗浄し易く、版面46の回転に追随して常に一定
の速度で回転し、耐久的ゴミ除去機能とゴースト解消機
能を有するゴミ取りロールが得られる。
る。
図である。
アリング 20 ニードルベアリング 21 リング 22 スプリング 23 カラー 24 押ネジ 25 エアーシリンダー 26 気密室 27 キャップ 28 キャリヤ 29 キャップの内側面 30 キャリヤの内側面 31 段差 32 溝 33 突起 34 通気孔 35 カラー 36 カラー 37 デイストリビューターロール 38 ライダーロール 39 水棒ロール 40 インキフオームロール 41 インキフオームロール 42 インキフオームロール 43 インキフオームロール 45 版胴 46 版面 47 ブランケット胴
Claims (5)
- 【請求項1】 ロール母材の周面に軟質クッション層を
積層し、その上に繊維粉末を有し軟質クッション層より
も硬い表面層を積層したロール本体を、軸材に回転自
在、且つ、軸芯方向に摺動自在に支持したことを特徴と
する印刷ロール。 - 【請求項2】 前掲請求項1に記載の印刷ロールにおい
て、その軟質クッション層のJIS−Aゴム硬度が15
〜40度であり、表面層のJIS−Aゴム硬度が30〜
70度であることを特徴とする印刷ロール。 - 【請求項3】 前掲請求項1に記載の印刷ロールにおい
て、その軟質クッション層と表面層が、塩化ビニル樹
脂、ニトリル・ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ウ
レタンゴムの何れかを主材とする樹脂組成物によって構
成されており、その表面層を構成する樹脂組成物に長さ
が1〜6mmで単糸デニールが1〜10デニールの繊維
粉末が5〜15重量%配合されており、表面層の厚みが
1〜6mmであり、軟質クッション層が表面層よりも厚
いことを特徴とする印刷ロール。 - 【請求項4】 版面にインキを供給する複数本のインキ
フオームロールを具備し、その複数本のインキフオーム
ロールの中の最後に版面にインキを供給するインキフオ
ームロールを除く何れか少なくとも1本のインキフオー
ムロールが、前掲請求項1に記載の印刷ロールによって
構成されていることを特徴とする印刷機。 - 【請求項5】 前掲請求項4に記載の印刷機において、
複数本のインキフオームロールの中の最初に版面にイン
キを供給するインキフオームロールが、前掲請求項1に
記載の印刷ロールによって構成されていることを特徴と
する印刷機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6258941A JP2720315B2 (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 印刷ロールおよび印刷機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6258941A JP2720315B2 (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 印刷ロールおよび印刷機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0890948A true JPH0890948A (ja) | 1996-04-09 |
JP2720315B2 JP2720315B2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=17327169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6258941A Expired - Lifetime JP2720315B2 (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 印刷ロールおよび印刷機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2720315B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6997108B2 (en) | 2001-08-21 | 2006-02-14 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Plate-making type printing press, multi-color printing press and plate-making type printing method |
JP2009066764A (ja) * | 2007-09-10 | 2009-04-02 | Katsura Roller Seisakusho:Kk | オフセット印刷用ロール、およびその製造方法 |
CN110202917A (zh) * | 2019-07-12 | 2019-09-06 | 周洋洋 | 一种印刷机辊 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50130511A (ja) * | 1974-03-30 | 1975-10-15 | ||
JPS5336306A (en) * | 1976-09-14 | 1978-04-04 | Masonite Corp | Printing roller |
JPS57117959A (en) * | 1981-01-15 | 1982-07-22 | Tekunoroole Kk | Printing roll and manufacture thereof |
JPH01137229U (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-20 | ||
JPH0494941A (ja) * | 1990-08-10 | 1992-03-27 | Techno Roll Kk | 印刷ロール |
-
1994
- 1994-09-27 JP JP6258941A patent/JP2720315B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50130511A (ja) * | 1974-03-30 | 1975-10-15 | ||
JPS5336306A (en) * | 1976-09-14 | 1978-04-04 | Masonite Corp | Printing roller |
JPS57117959A (en) * | 1981-01-15 | 1982-07-22 | Tekunoroole Kk | Printing roll and manufacture thereof |
JPH01137229U (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-20 | ||
JPH0494941A (ja) * | 1990-08-10 | 1992-03-27 | Techno Roll Kk | 印刷ロール |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6997108B2 (en) | 2001-08-21 | 2006-02-14 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Plate-making type printing press, multi-color printing press and plate-making type printing method |
JP2009066764A (ja) * | 2007-09-10 | 2009-04-02 | Katsura Roller Seisakusho:Kk | オフセット印刷用ロール、およびその製造方法 |
CN110202917A (zh) * | 2019-07-12 | 2019-09-06 | 周洋洋 | 一种印刷机辊 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2720315B2 (ja) | 1998-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5245923A (en) | Printing press with movable printing blanket | |
US6105498A (en) | Varying profile cylinder blanket | |
US6354202B1 (en) | Dampening unit of a planographic printing machine | |
CA2024054A1 (en) | Cleaner for rotary bodies such as blanket cylinder, impression cylinder, ink supply rollers and the like | |
US5030292A (en) | Method for cleaning a thermal head | |
JP2720315B2 (ja) | 印刷ロールおよび印刷機 | |
JPH0367630B2 (ja) | ||
US5865116A (en) | Ink receptive dampening system for lithographic printing press | |
US4944223A (en) | Mechanism for continuously supplying dampening medium in offset printing machine | |
US5386771A (en) | Disposable unitary dampening roller | |
JP2000052625A (ja) | インキ着けロ―ラ、印刷帰および印刷方法 | |
US5913471A (en) | Paper web capture device | |
US20010020426A1 (en) | Smoothing roller in a printing unit of a rotary printing machine | |
JPH10202848A (ja) | シリンダ洗浄制御方法 | |
KR100339902B1 (ko) | 가압접촉롤러 및 이것을 이용한 프린터 | |
JPH10315427A (ja) | オフセット印刷機のための湿しユニット | |
JP2000006543A (ja) | 印刷用ブランケット | |
JPH0664878U (ja) | 印刷機の洗浄ワイピング装置 | |
US4065841A (en) | Printing roller | |
JPH07329288A (ja) | 印刷機のドラム洗浄装置 | |
US4821641A (en) | Dampening and bridging apparatus for a duplicating machine | |
JP3171686B2 (ja) | 定着装置のクリーニングローラ | |
US3590733A (en) | Device for applying wetting solution to a lithographic master sheet | |
JP4423822B2 (ja) | 印刷インキ用ゴムローラー | |
JPH02145380A (ja) | スクリーン印刷用スキージーブレード |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071121 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081121 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091121 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101121 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101121 Year of fee payment: 13 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101121 Year of fee payment: 13 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101121 Year of fee payment: 13 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101121 Year of fee payment: 13 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121 Year of fee payment: 15 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131121 Year of fee payment: 16 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |