JPH089072B2 - 水平配向で対向運動をする衝突時に釣合ったパンチプレス - Google Patents

水平配向で対向運動をする衝突時に釣合ったパンチプレス

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JPH089072B2
JPH089072B2 JP3512646A JP51264691A JPH089072B2 JP H089072 B2 JPH089072 B2 JP H089072B2 JP 3512646 A JP3512646 A JP 3512646A JP 51264691 A JP51264691 A JP 51264691A JP H089072 B2 JPH089072 B2 JP H089072B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は、パンチプレスの技術分野におけるもの
で、特に、2個の対向した工具構成部品が、電磁駆動力
により互いに向けて急速に駆動されて、被加工材料の両
側に対して高速度で同時に衝突するように構成されたパ
ンチプレスに関するものである。
[背景技術] ドハーティ(Doherty)の米国特許第3709083号,第40
22090号,第4056029号及び第4135770号に示されている
ような従来の電磁的に駆動されるパンチプレスにおいて
は、2個の対向した工具構成部品の上側の工具構成部品
が加工ストローク中に垂直方向に下方に駆動され、下側
の工具構成部品は静止したままである。
これがため、上下の工具間にある被加工材料上に急速
運動をする上側の工具が衝突する瞬間に大きな下向きの
衝突力が下側の工具構成部品に対して生じる。例えば、
下側の工具はダイス、上側の工具はパンチであり、この
パンチが座金のような仕上製品を鋼帯から打ち抜くため
に鋼帯に対して下方に向けて衝突する。
従来のパンチプレスにおいては、かかる大きな下向き
衝突力が下側の工具に対して生じる結果として、パンチ
プレス全体を強固で大質量のワークテーブル上に取り付
けて、パンチプレスからこれを支持するワークテーブル
に伝達される大きな機械的衝撃及び振動に耐え得るよう
にすることが必要である。
しかも、パンチプレスが作動している製造プラントに
強固な床を設けてパンチプレスが作動する建物に毎日加
えられる重荷重及び機械的応力に耐え得るようにするこ
とが必要である。
さらにまた、強固で大質量のワークテーブルを設ける
にもかかわらず、また、強固な工場床を設けるにもかか
わらず、製造プラント全体に繰り返し伝達されるととも
に、建物内の居住者が起立しているか着座しているかに
関係なしに感じ得る「ずどん」または「どすん」という
衝撃が生じるという問題がある。
したがって、「ずどん」または「どすん」という衝撃
が他の作業員及び事務員にとって問題にならないよう
に、建物内の遠く離れた区域または別の建物内にパンチ
プレスを設置することが通常行われている。
建物内の人に問題となるような機械的衝撃及び振動
は、相対的に大量の消費エネルギーがパンチプレスかわ
ワークテーブル及び建物構造に伝達されるというこを示
すものであることは理解されなければならない。換言す
れば、従来のパンチプレスは、相対的に効率の低い機械
である。
これらの機械はパンチプレスにおいて被加工材料に所
期の加工を行うとともに、ワークテーブル及び作業をし
ている建物の床及び壁を振動させることに無駄な仕事を
行っている。建物に衝撃を与えて振動させるこのような
無駄な仕事は、建物を正常な状態よりさらに急速に劣化
させ、また、従来技術のパンチプレスに長期間曝される
人を妨害し有害であるおそれがある。
従来技術によるパンチプレスによって生じる問題につ
いてさらに言えば、ピアノその他の弦楽器について考え
るのがよい。ピアノその他の弦楽器から出る音の大部分
は振動している弦自身から出るのではない。むしろ、音
のエネルギーの大部分は、弦と一緒に振動するように強
制されて振動している弦に機械的に連結されている共鳴
板(サウンディングボード)または共鳴箱(サウンディ
ングボックス)から放射される。振動している共鳴板ま
たは共鳴箱の相対的に大きな面積がガス状空気とうまく
結合し、ガス状空気に音響エネルギーを効率よく伝達す
る。これに反して、振動している弦自身は相対的に小さ
い面積を有し、空気と効率よく結合せず、そのため、そ
れ自身によっては多くの音響エネルギーを空気に伝達し
ない。
同様に、パンチプレスにおける工具自身及び被加工材
料は、パンチプレスの枠と、これが取り付けられている
ワークテーブルと、パンチプレスが作動している建物の
床及び壁の合計に比較して相対的に小さい面積を有す
る。
したがって、発明者の見解では、従来のパンチプレス
を作動させることによって発生する極めて大きな騒音の
主エネルギーは、パンチプレス枠,ワークテーブル,プ
ラットホーム、また、パンチプレスが作動している室の
床及び壁というような、空気に広い面積で結合した部分
から空気中に放射(伝播)する。
これに対して、発明者の見解では、極めて大きな全騒
音エネルギーの相対的に小部分だけが、工具及び材料自
身から空気中に放射される。
本発明の実施例によるプロトタイプの装置による実験
の結果、対向運動し、衝突時に運動量が釣合った本発明
によるパンチプレスを用いることにより、同じトン定格
の従来の竪型パンチプレス、すなわち、一方の工具が動
き、他方の工具は静止したベース構造に固定されている
従来のパンチプレスと比較して、室内におけるノイズレ
ベルが約20デシベル低下することが示された。
[発明の概要] 本発明の実施例によるパンチプレスにおいては、対向
した両方の工具を互いに向けて同時に水平方向に駆動し
て、衝突の瞬間に実質的に等しい運動量で、被加工材料
の両面に対して同時に衝突させるように同時に駆動され
る。
運動量は力と時間の単位を有する物理量である。例え
ば、運動量の単位は、「ポンド・秒」または「ダイン・
秒」である。運動量は、運動する質量Mにその速度Vを
掛けて計算され、しばしば、「MV」によって表される。
工具によって被加工材料に伝達される機械的衝突力
(インパルス)は、形成される材料に対して工具が衝突
する瞬間における工具及び工具に付随して運動をする部
品の運動量の関数である。
1個の動いている工具の運動量と、これと対向して動
いている工具の運動量とが、これらの2個の工具が、被
加工材料の両側に対して高速で衝突する瞬間において、
全く等しく、したがって、両方向から材料に加えられる
衝突力が全く等しくかつ方向が反対である場合は、これ
らの反対方向の等しい衝突力は互いに相殺する。したが
って、このように全く同等な運動量が達成される場合に
は、被加工材料であるストリップは静止したままであ
る。これがため、このストリップ状の被加工材料を送入
しているフィーダーも静止状態のままである。この結果
として、この衝突時に運動量が釣合っているパンチプレ
スの枠またはワークテーブルやこのパンチプレスが作動
している室の床及び壁には、機械的に伝達される機械的
衝突力または振動が認められない。さらに効率がよく、
さらに騒音が少なく、さらに妨害が少なく、さらに環境
的に好ましい技術がこれによって達成される。
したがって、本発明の実施例による対向運動パンチプ
レスにおいては、衝突する工具間で被加工材料の両側に
対する衝突の瞬間において2個の対向して集合する高速
運動の工具における両者の運動量が実質的に等しい量に
なるようにすることを目的とする。
対向運動をして衝突時における運動量が釣合っている
本発明によるパンチプレスは、従来のパンチプレスと異
なり、大きな下向き加工衝突力を受ける大質量で丈夫で
剛固な支持フレームを必要としない。
本発明による対向運動をして衝突時における運動量が
釣合っているパンチプレスの各作動サイクル中に、この
パンチプレスを支持しているプラットフォームまたはワ
ークテーブルに消費されるエネルギーまたは仕事の消費
量は極めて僅かである。
本発明によるパンチプレスを支持しているプラットフ
ォームまたはワークテーブルを経て周囲に伝達される騒
音の量も極めて僅かである。
本発明によるパンチプレスを支持しているプラットフ
ォームまたはワークテーブルに誘起される機械的衝突力
及び振動の量もまた極めて僅かである。
本発明による対向運動をし、衝突時に運動量が釣合う
(MBAI)パンチプレスは、極めて柔らかい取付用クッシ
ョンを用いて周囲の環境から容易に絶縁することがで
き、また、天井から釣り下げることもできる。
かかるパンチプレスを支持しているプラットフォーム
またはワークテーブルに誘起される機械的衝突力及び振
動が極めて少ないという事実によって、かかるパンチプ
レス自身を防音,吸音包囲体内に極めて有効に包囲する
ことができる。
かかるパンチプレスには大質量の丈夫で中実で重厚な
支持プラットフォーム及び丈夫な床が要求されないの
で、このパンチプレスを普通のワークベンチまたはワー
クテーブル上に設置することもでき、パンチプレス自体
が相対的に持ち運び可能となる。
かかるパンチプレスの環境内に伝達される機械的衝突
力,振動及び騒音の量が極めて少ないことによって、設
計者はこの新しい技術を、しばしば不便で、被加工材料
の取り扱いを困難にする遠隔の場所に高エネルギーのパ
ンチプレスの作業設備を位置させる従来方法を用いるよ
りも、あるいは、高価な現地から外れた高エネルギーの
パンチプレスの作業場所を設ける方法よりも、むしろ既
設の製造工場内の便宜な場所に高エネルギーのパンチプ
レスの作業設備を設けることにこの技術を適用する機会
を有する。
[図面の簡単な説明] 本発明の種々の附加的特徴,形態,利点及び対象は以
下の本発明の好適実施例の詳細な説明を添付の図面と共
に考察することによってさらに十分理解できる。図面
は、実寸法ではなく、図示及び説明を明瞭にするように
描かれている。図面において、 図1は本発明の実施例による水平配向で対向運動をす
る衝突時に運動量が釣合ったパンチプレスを一部断面と
して示す平面図である。
図2は被加工材料の両面に対して工具が衝突する瞬間
における2個の対向して一点に集まるように高速運動を
する工具の運動量を自動的に釣合わせる手段の他の実施
例を示す電気的制御回路の線図的電気回路図である。
[好適実施例の詳細な説明] この発明の実施例をイラスト的に示す図1の水平配向
のパンチプレス8は、2個の対向した水平方向に運動可
能な板状の第1及び第2の工具保持運動部材10及び12を
有している。第1の工具保持運動部材10は、複数個の水
平の案内棒16に沿って自由に運動可能な複数個のブッシ
ュ14によって支持されている。これらの案内棒16の両端
は第1及び第2の据付け部材18及び20にそれぞれ取り付
けられ、これらの据付け部材18及び20は、ワークテーブ
ル24上に設けられた複数個の柔らかい弾性のクッション
用フートパッド22上に着座している。例えば、これらの
フートパッド22は柔らかく弾性を有するポリウレタンで
形成されている。イラストを明瞭にするため、ワークテ
ーブル24は隅角部だけを残して破断除去して内部が見易
いようにしている。第2の工具保持運動部材12も、案内
棒16に沿って自由に運動し得る複数個のブッシュ14によ
って支持されている。
このプレス8の作動中、据付け部材18及び20は各弾性
フートパッド22上に本質的に静止したままである。有利
なことに、このパンチプレスにおいて、対向する工具
(ダイス30及びパンチ32)が被加工材料34の両側に対し
て衝突する際に、僅かな量の振動及び機械的衝突力しか
ワークテーブル24に伝達されない。
対向する工具(ダイス30及びパンチ32)は、それぞれ
第1及び第2の工具保持運動部材10及び12に取り付けら
れて運ばれる。例えば、この工具は、ダイス30及びパン
チ32として図示されている。これらは後述するように被
加工材料34を加工形成するために協働する。被加工材料
であるストリップ34は、パンチプレス8の一方(図では
下側)に送人矢印36で示すように送入され、工具30,32
によって打ち抜かれた後、加工済み材料37は送出矢印38
で示すようにこのパンチプレス8の他方(図では上側)
から送出される。
2個の対向した工具保持運動部材10及び12を、高速に
加速して互いに向けて駆動して被加工材料34の両側に対
して工具30,32が衝突する瞬間に高い速度が得られるよ
うにするために、第1及び第2の電磁スラストモータ40
及び50が、図示のように各据付け部材18及び20上に取り
付けられている。第1の電磁スラストモータ40は据付け
部材18上に取り付けられたソレノイド巻線(コイル)43
を有し、水平方向にあいた巻線開口42を有する。強(フ
ェロ)磁性の電機子41は巻線開口42内にて水平方向に自
由に移動でき、協力で剛固な非磁性の押し棒44によって
工具保持運動部材10に連結されている。例えば、この非
磁性の押し棒44は非磁性ステンレス鋼で作られる。押し
棒44は据付け部材18の開口46を貫通している。
ソレノイド巻線43に急激に通電されると、電機子41が
急速に強力に巻線開口42内にさらに十分に引き入れら
れ、これによってスラスト矢印48で示すように押し棒44
を経て迅速で強力なスラスト(推力)を発生して、工具
保持運動部材10を対向する工具保持運動部材12に向けて
迅速に加速し、この結果、相対的に高速度で工具保持運
動部材10が動かされる。
同様に、第2の電磁スラストモータ50は据付け部材20
上に取り付けられたソレノイド巻線(コイル)53を有
し、水平方向にあいた巻線開口52を有する。強(フェ
ロ)磁性の電機子51が巻線開口52内に水平方向に運動可
能に設けられ、強力で剛固な非磁性の押し棒54によって
工具保持運動部材12に連結されている。この実施例で
は、非磁性の押し棒54は非磁性ステンレス鋼で作られて
いる。この押し棒54は据付け部材20の開口56を貫通して
いる。
ソレノイド巻線53に急激に通電されると、電機子51が
急速に強力に巻線開口52内に引き入れられる。かくし
て、電機子51はスラスト矢印58で示すように押し棒54を
経て急速で強力なスラストを加える。この強力で急速な
スラスト54は工具保持運動部材12を対向する工具保持運
動部材10に向けて急速に加速し、これによって相対的に
高速度を生じる。
この目的は、パンチ32及びダイス30が、高速度でパン
チ32とダイス30との間に位置する被加工材料34の両面に
対して等しい運動量で同時に集合し衝突して、被加工材
料34の両側に高速運動をする部品の運動エネルギが被加
工材料34を加工するのに有効に変換されるようにするた
めである。
被加工材料34がパンチ32及びダイス30によって両方向
から同時に衝突されるよう適切に位置されることを確実
にするため、被加工材料であるストリップ34を自動的に
送るフィーダ61が、水平方向に移動可能な送りプレート
60に取り付けられている。この送りプレート60はこの送
りプレート60に取り付けられた複数個のブッシュ62によ
って支持され、案内棒16に沿って移動可能である。工具
30,32に対する空間を設けるため、パンチプレス8の各
作動サイクル中に被加工材料の両面に対して高速で工具
30,32が集合する区域に、送りプレート60に大きな開口6
4があけられている。
本発明の実施例における対向する工具保持運動部材10
及び12の間で、移動可能な送りプレート60の水平(図で
左右)方向の位置は、各工具保持運動部材10及び12に水
平方向にあけられた孔67及び68にスライド自在にそれぞ
れ取り付けられている一対の対向するプローブピン65及
び66によって制御される。これらのプローブピン65及び
66は、プローブ位置調整手段、例えば、プローブピン6
5,66の後端のねじにねじ込まれたローレット溝付きのね
じ調整輪69、によって各孔67及び68内に保持される。こ
れらのプローブピン65及び66にそれぞれ圧縮スプリング
70及び71が、各プローブピン65及び66の先端近くで取り
付けられて、各工具保持運動部材10,12に対し着座され
て、これらのプローブピン65及び66を互いに向けて押し
出して図示のように突出した状態に保持している。これ
らの突出したプローブピン65及び66の先端の位置は、プ
ローブピン65及び66の後端のねじに沿ってローレット溝
付きのねじ調整輪69を回すことによって調整される。
これらのプローブピン65,66は互いに対向して位置し
ており、対向して進出したときこれらのプローブピン6
5,66の先端は、被加工材料34を支持している送りプレー
ト60の互いに反対側の両面にそれぞれ接触し得るように
構成されている。
作動に際し、2個のソレノイド巻線43及び53は急速に
同時に通電されて、2個の工具保持運動部材10及び12を
互いに向けてスラスト矢印48及び58で示すように急激に
加速して推進する。説明のため、被加工材料34が正確に
位置していなくてパンチ32及びダイス30によって同時に
衝突されるようになっていない場合には、これらのプロ
ーブピン65,66の一方のプローブピンが、他方のプロー
ブピンが送りプレート60に接触するに先立って送りプレ
ート60に接触する。例えば、プローブピン65が先に接触
した場合には、プローブピン65が送りプレート60を図1
において右方に押し、対向のプローブピン66が次に他側
に接触するまで右方に送りプレート60を移動させる。こ
れとは逆に、プローブピン66が先に接触した場合には、
プローブピン66が送りプレート60を図1において左方に
押し、反対側のプローブピン65が送りプレート60に接触
するまで左方に送りプレート60を動かす。したがって、
両プローブピン65,66が送りプレート60に接触した時点
で、被加工材料34はパンチ32とダイス30との間に心出し
され、その直後にパンチ32とダイス30とが被加工材料34
に対し衝突して被加工材料を加工形成する。
パンチ32及びダイス30が被加工材料34を加工形成して
いる時、工具保持運動部材10及び12は互いに向けて運動
しており、プローブピン65,66は各取付孔67,68内にスラ
イドして瞬間的に後退させられ、この時、スプリング70
及び71は瞬間的に僅かに圧縮される。
プローブピン65及び66の形状等は同一であり、プロー
ブ用スプリング70及び71の性状等も同一である。これら
の2個のプローブ用スプリング70及び71は、十分な剛性
を有しており、プローブピン65又は66が送りプレート60
を移動させて(位置直しして)いる間には圧縮されるこ
とがない。両プローブピン65及び66が送りプレート60の
両面に接触した後、これらのプローブ用スプリング70,7
1が圧縮され、両プローブピン65及び66が同時に後退し
て、急速に運動するパンチ32及びダイス30を被加工材料
34に対して同時に衝突させて被加工材料34を加工形成す
る。
仕上品の形状によって、スクラップ又は仕上品が、ダ
イス開口74を経て工具保持運動部材10における出口穴
(図示せれず)を通過して放出され、ワークテーブル24
の下側に設けられた受け箱内に集められる。仕上品がダ
イス開口74から押し出される場合は、加工済み材料であ
るストリップ37がスクラップである。スクラップ片がダ
イス開口74から押し出される場合は、加工済み材料であ
るストリップ37が仕上品である。
このパンチプレス8の第1の(最初の)作動サイクル
中にプローブピン65及び66によって送りプレート60が適
当に位置決めされた後、作動パラメータが変更されない
限り、送りプレート60は位置を移動することはない。換
言すれば、プローブピン65及び66は、パンチプレス8の
第1の作動サイクル中に、送りプレート60を位置決めす
るために働き、その後、パンチプレス8は衝突に際して
常に釣合いが保たれる。この理由は送りプレート60が本
質的に静止したままである間に被加工材料34の両側に対
して同時に衝突が生じるからである。
衝突時における釣合いを一時的に失わせ、また、変わ
り得るパラメータの一例は、潤滑不十分のために生じる
工具保持運動部材10,12のブッシュ14の一方における摩
擦の増大である。摩擦のために、工具保持運動部材10ま
たは12の一方の運動が遅くなり、衝突時における運動量
が前述したより僅かに小さくなり、衝突時における運動
量に不釣合いが生じるかもしれない。そのときは、プロ
ーブピン65及び66は送りプレート60の位置を変更し、そ
れにより、一方のプローブピンが他方のものより早く接
触しており、各運動量が衝突時に等しくなるようにする
ため摩擦の増加を補償するように駆動力を調節すること
が必要であることを示す。換言すれば、一方の作動パラ
メータが再び変更される時までは、衝突時における運動
量の釣合いが再び確立されるようになり、送りプレート
60は衝突時に運動量の釣合いが得られる適正な位置に止
まるであろう。そしてその作動パラメータが再び変更さ
れた時に、プローブピン65,66は送りプレート60に対し
て再び他の新しい位置を占めさせ、それにより、衝突時
の運動量の釣合いを得るために調節が必要であることを
示すであろう。
衝突時における運動量の釣合いは次式によって表され
る。
(1)M1V1=M2V2 上式において、M1は第1の工具保持運動部材10及びこ
れと一緒に運動するダイス30やブッシュ14を含む構成部
品の合計質量であり、V1は第1の工具保持運動部材10及
びダイス30の衝突の瞬間における速度であり、M2は第2
の工具保持運動部材12及びこれと一緒に運動するパンチ
32やブッシュ14を含む構成部品の合計質量であり、V2
第2の工具保持運動部材12及びパンチ32の衝突の瞬間に
おける速度である。
被加工材料34がダイス30及びパンチ32によって加工さ
れた後、工具保持運動部材10及び12の互いに向かって近
ずく残りの動きは、送りプレート60を支持するブッシュ
62の両端に取り付けられた丈夫で耐久性がある弾性バン
パー76に対して工具保持運動部材10,12の各ブッシュ14
が当接することによって停止される。
工具保持運動部材10及び12がバンパー76によって停止
されると直ちに、各復帰スプリング78及び80が働いて、
これらの工具保持運動部材10及び12を初期位置に復帰さ
せる。これらの工具保持運動部材10及び12は、図1にお
いてそれぞれの初期位置に示されている。各復帰スプリ
ング78及び80は据付け部材18及び20に形成された受け口
に取り付けられた各スプリングカップ82及び84に着座さ
れている。スプリングロッド85が工具保持運動部材10に
取り付けられ、スプリングカップ82及びスプリング78を
貫通して調整可能のロックナット86にまで延長してお
り、このロックナット86がスプリングロッド85にねじ込
まれ、工具保持運動部材10の復帰速度を調整するためス
プリング78の初期圧縮量をロックナット86が調整してい
る。同様に、スプリングロッド87が工具保持運動部材12
に取り付けられ、スプリングカップ84及びスプリング80
を貫通して調整可能のロックナット88まで延長され、こ
のロックナット88がスプリングロッド85にねじ込まれ、
スプリング80の初期圧縮量を調整して工具保持運動部材
12の復帰速度を調整するためにロックナット88が用いら
れる。
水平方向に移動可能な送りプレート60の初期始動位置
を設定するために、第1及び第2の据付け部材18及び20
の間に長いねじ付き調整棒90が取り付けられている。調
整棒90に取り付けられた一対の同等で互いに譲り合うよ
うに押し合う(コンプライアント)スプリング92が送り
プレート60の両側に対して着座させられている。両方の
ねじ調整つまみ輪(サムホイール)94は、移動可能な送
りプレート60の初期近似始動位置を設定するために用い
られる。換言すれば、両コンプライアントスプリング92
と協動する両サムホイール94によって、移動可能な送り
プレート60を初期所望位置に設定し、この初期所望位置
はプローブビン65及び66によって決定されるべき所期の
衝突時運動量の釣合い位置の近くにある。それから、サ
ムホイール94を再び調整してプローブピン65,66によっ
て位置決めされる送りプレート60の実際の衝突時運動量
の釣合い位置に合わせる。
衝突時の運動量の釣合いを実現するための本発明の他
の実施例は、全く等しいスラストモータ40及び50を装備
し、上記式(1)における運動質量M1及びM2を極めて厳
密に等しくすることである。次に、2個の全く等しいソ
レノイド巻線43,53に等しい電流が流れるように、これ
らのソレノイド巻線43,53を直列に電気的に接続するこ
とによって、これらのソレノイド巻線43,53は同時に等
しく付勢される。または、2個の全く等しいソレノイド
巻線43,53に等しい電流が流れるように、これらのソレ
ノイド巻線43,53を同じ電源に並列に接続し、ソレノイ
ド巻線43,53のインピーダンスを等しくする。質量M1
びM2が注意深く等しくされ、かつスラスト(推力)48及
び58も注意深く等しくされた場合には、衝突時における
運動量の釣合い(又は衝突時に釣り合った運動量)が、
プローブ機構65,70及び66,71を用いることなく達成する
ことができる。
衝突時における運動量の釣合いを得るための本発明の
他の実施例は、図2に示される制御回路100である。コ
ントローラ102に、例えばプラグ104及びオン/オフスイ
ッチ105を経て普通(商用)の交流電源から電力を供給
する。コントローラ102の一対の端子106をソレノイド巻
線43に接続し、始動スイッチ108を閉じればソレノイド
巻線43は急激にエネルギーを出す。他方の一対の端子11
0を他方のソレノイド巻線53に同様に接続し、始動スイ
ッチ108を閉じればソレノイド巻線53は急激にエネルギ
ーを出す。
送りプレート60の位置のずれを検出するためにセンサ
ー112が用いられている。例えば、このセンサー112は据
付け部材18及び20のいずれか一方に連結されて静止状態
に保持されている電位差計(ポテンシオメータ)112と
して図示されている。この電位差計112は、送りプレー
ト60に機械的に連結された可動接点114を有するので、
若し、衝突時における運動量の不釣合いによって送りプ
レート60が変位した場合には、この電位差計112は、コ
ントローラ102のセンサー端子118に接続されたセンサー
リード116に電圧フィートバック信号の変化を与える。
このようなセンサー端子118における位置変化の電気信
号に応答して、コントローラ102は、ソレノイド巻線43
及び53の電気的エネルギー発出を相対的に僅かに変化し
て、始動スイッチ108が再に閉じられた時に衝突時にお
ける運動量の釣合いを再設定し得るように、スラスト48
及び58の相対量を僅かに変える。位置変化センサー(電
位差計)112は、磁気運動検出器,光学的センサーまた
は位置検出器をもって構成してもよいことは理解される
であろう。
以上の語句において、「衝突時に釣合った運動量」と
「衝突時における運動量の釣合い」とは同じ意味にとっ
てよい。
個々の作動上の要求及び周辺条件に合わせるように他
の種々の変更が当業者によって認められるから、本発明
は、上述した好適実施例に限られることなく、また、請
求項及び請求項の構成要件に均等な範囲内で請求の範囲
に記載した本発明の真の精神と範囲内で種々の変更を加
えたものを包含する。

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1(一方)の工具(ダイス30)を支持す
    る第1(一方)の工具保持運動部材(10)と、第2(他
    方)の工具(パンチ32)を支持する第2(他方)の工具
    保持運動部材(12)とを有し、前記第1及び第2の工具
    の間で被加工材料(34)を衝突によって加工するように
    構成されたパンチプレスであって、以下のステップを包
    含する水平配向で対向運動をする衝突時に釣合ったパン
    チプレスの作動方法。 前記第1及び第2の工具の間の領域に前記被加工材料を
    移動可能に支持すること、 前記第1の工具を動かして前記被加工材料の第1(一
    方)の面に衝突させるように、前記第1の工具保持運動
    部材を第1(一方)の初期位置から第1(一方)の方向
    に加速すること、 前記第2の工具を動かして前記被加工材料の第2(他
    方)の面に衝突させて、前記第1及び第2の工具の間で
    前記被加工材料を加工するように、前記第2の工具保持
    運動部材を第2(他方)の初期位置から第2(他方)の
    方向に加速すること、 前記被加工材料の位置を検出すること、及び 前記被加工材料の前記第1及び第2の面に対して実質的
    に同時に前記第1及び第2の工具が衝突するようにさせ
    るために、前記検出に対応して前記第1及び第2の方向
    のいずれか一方に前記被加工材料を移動させること。
  2. 【請求項2】以下のステップを包含する請求項1に記載
    の水平配向で対向運動をする衝突時に釣合ったパンチプ
    レスの作動方法。 前記第1及び第2の工具が前記被加工材料に実質的に同
    時に衝突する時に前記第1の工具と共に動く物の運動量
    と前記第2の工具と共に動く物の運動量とを実質的に等
    しくさせること。
  3. 【請求項3】以下のステップを包含する請求項1又は2
    に記載の水平配向で対向運動をする衝突時に釣合ったパ
    ンチプレスの作動方法。 前記第1の工具保持運動部材を前記第1の初期位置から
    前記第1の方向に電磁力により加速をすること、及び、 前記第2の工具保持運動部材を前記第2の初期位置から
    前記第2の方向に電磁力により加速をすること。
  4. 【請求項4】以下のステップを包含する請求項3に記載
    の水平配向で対向運動をする衝突時に釣合ったパンチプ
    レスの作動方法。 前記衝突時の運動量の釣合いをさせるために、いずれか
    一方の前記工具の電磁力による加速を自動的に変更する
    こと。
  5. 【請求項5】さらに以下のステップを包含することを特
    徴とする請求項1又は2に記載の水平配向で対向運動を
    する衝突時に釣合ったパンチプレスの作動方法。 前記被加工材料を前記第1及び第2の方向に移動させる
    ことができるように支持すること、 このパンチプレスの作動サイクル中において前記被加工
    材料の加工中における前記被加工材料の移動を検出する
    こと、及び、 前記作動の後のサイクルにおける前記被加工材料の加工
    中に、前記被加工材料の前記移動を最少限にするため
    に、前記作動の後のサイクルに先立って、前記検出に対
    応して前記第1及び第2の方向のいずれか一方に前記被
    加工材料の位置を修正すること。
  6. 【請求項6】以下を包含する請求項1又は2に記載の水
    平配向で対向運動をする衝突時に釣合ったパンチプレス
    の作動方法。 前記被加工材料を前記第1及び第2の方向に移動させる
    ことができるように支持すること、 このパンチプレスの作動サイクル中において前記被加工
    材料の加工中における前記被加工材料の移動を検出する
    こと、及び、 その次の作動サイクル中における前記被加工材料の前記
    移動を最少限にするために、前記工具保持運動部材の少
    なくとも一つの前記加速を自動的に変更すること。
  7. 【請求項7】以下を特徴とする請求項1又は2に記載の
    水平配向で対向運動をする衝突時に釣合ったパンチプレ
    スの作動方法。 前記第1の初期位置から前記第1の方向に前記第1の工
    具保持運動部材を加速するように前記第1の工具保持運
    動部材に第1(一方)の駆動力を加えること、 前記第2の初期位置から前記第2の方向に前記第2の工
    具保持運動部材を加速するように前記第2の工具保持運
    動部材に第2(他方)の駆動力を加えること、及び、 前記衝突時における前記第1の工具と共に動く物の運動
    量と前記衝突時における前記第2の工具と共に動く物の
    運動量とを実質的に等しくするように、前記駆動力の少
    なくとも一つを修正すること。
  8. 【請求項8】以下のステップを包含する水平配向で対向
    運動をする衝突時に釣合ったパンチプレスの作動方法。 前記被加工材料の互いに反対側に最初は離れている前記
    第1及び第2の工具の間に前記被加工材料を位置させる
    こと、及び、 前記第1の方向に前記第1の工具を加速し、前記第1の
    方向に対して反対の方向である第2の方向に前記第2の
    工具を実質的に同時に加速すること、前記第1及び第2
    の方向は前記工具間にある前記被加工材料の互いに反対
    側に向かう方向であること、及び、 前記被加工材料を加工するために前記被加工材料の前記
    第1及び第2の面に対して前記第1及び第2の工具をし
    て実質的に同時に衝突させるように、前記第1及び第2
    の工具が前記被加工材料の互いに反対側に向かって動い
    ている間に、前記第1及び第2の方向の一方に前記被加
    工材料を移動させること。
  9. 【請求項9】以下のステップを包含する請求項8に記載
    の水平配向で対向運動をする衝突時に釣合ったパンチプ
    レスの作動方法。 前記第1の工具保持運動部材を加速するための第1の力
    を電磁的に設備すること、及び、 前記第2の工具保持運動部材を加速するための第2の力
    を電磁的に設備すること。
  10. 【請求項10】前記第1及び第2の工具は水平方向に加
    速されるものである請求項8又は9に記載の水平配向で
    対向運動をする衝突時に釣合ったパンチプレスの作動方
    法。
  11. 【請求項11】第1の工具を取り付けるように設けられ
    た第1の工具保持運動部材と、第2の工具を取り付ける
    ように設けられた第2の工具保持運動部材とを有し、前
    記工具間で前記被加工材料を加工するように構成された
    水平配向で対向運動をする衝突時に釣合ったパンチプレ
    スであって、以下を包含する装置。 第1の方向に運動可能なように前記第1の工具保持運動
    部材を支持する第1の案内手段、 前記第1の方向と反対の第2の方向に運動可能なように
    前記第1の工具保持運動部材に対して反対の関係に前記
    第2の工具保持運動部材を支持する第2の案内手段、 前記第1の方向に前記第1の工具保持運動部材を加速す
    るために前記第1の工具保持運動部材に連結された第1
    の駆動手段、 前記第1及び第2の工具の間で被加工材料を加工するた
    めに、前記第1及び第2の工具を集合させるように、前
    記第2の方向に前記第2の工具保持運動部材を加速する
    ために前記第2の工具保持運動部材に連結された第2の
    駆動手段、 前記第1及び第2の方向に移動させるように前記被加工
    材料を移動可能に支持する可動支持手段、 このパンチプレスの作動サイクル中における前記被加工
    材料の加工中に前記被加工材料の動きを検出する検出手
    段、及び、 前記被加工材料の加工中に前記被加工材料の動きを最少
    限にするように前記第1及び第2の方向の一方に前記被
    加工材料を位置させる位置調整手段。
  12. 【請求項12】水平配向で対向運動をする衝突時に釣合
    ったパンチプレスであって、さらに以下を包含する請求
    項11に記載の装置。 前記第1及び第2の工具の間の領域に被加工材料を供給
    する材料供給手段、 この材料供給手段は前記第1及び第2の方向に可動であ
    ること、そして、 前記位置調整手段は、前記被加工材料の互いに反対側に
    前記第1及び第2の工具が実質的に同時に衝突するよう
    に前記材料供給手段を位置させるものである。
  13. 【請求項13】水平配向で対向運動をする衝突時に釣合
    ったパンチプレスであって、以下を特徴とする請求項11
    又は12に記載の装置。 前記第1の工具保持運動部材を加速する前記第1の駆動
    手段は電磁力によるものであり、そして、 前記第2の工具保持運動部材を加速する前記第2の駆動
    手段も電磁力によるものである。
  14. 【請求項14】水平配向で対向運動をする衝突時に釣合
    ったパンチプレスであって、さらに、加工に先立って前
    記被加工材料の位置決めを調整する位置調整手段を包含
    する請求項11又は12に記載の装置。
  15. 【請求項15】水平配向で対向運動をする衝突時に釣合
    ったパンチプレスであって、さらに以下を包含する請求
    項11又は12に記載の装置。 加工に先立って前記被加工材料の位置決めを調整する位
    置調整手段、そして、 この位置調整手段は、前記被加工材料の加工される部分
    に近い前記被加工材料の部分の移動を最少限にするよう
    に、前記被加工材料の位置を調整するように設けられて
    いること。
  16. 【請求項16】水平配向で対向運動をする衝突時に釣合
    ったパンチプレスであって、以下を包含する請求項11又
    は12に記載の装置。 前記第1の駆動手段は、前記第1の方向に前記第1の工
    具保持運動部材を加速するように前記第1の工具保持運
    動部材に第1の力を加え、前記第2の駆動手段は、前記
    第2の方向に前記第2の工具保持運動部材を加速するよ
    うに前記第2の工具保持運動部材に第2の力を加えるも
    のであり、さらに、 前記第1及び第2の力の少なくとも一つを制御する制御
    手段。
  17. 【請求項17】水平配向で対向運動をする衝突時に釣合
    ったパンチプレスで、請求項16に記載の装置であって、 前記制御手段は、前記被加工材料の加工のために使用さ
    れる前記第1の工具と共に動く物の運動量と前記第2の
    工具と共に動く物の運動量とを実質的に等しくするもの
    であることを特徴とする装置。
  18. 【請求項18】水平配向で対向運動をする衝突時に釣合
    ったパンチプレスにおいて、請求項16に記載の装置であ
    って、 前記制御手段は、前記第1及び第2の工具をして前記被
    加工材料の互いに反対側に実質的に同時に衝突させるよ
    うにすることを特徴とする装置。
  19. 【請求項19】水平配向で対向運動をする衝突時に釣合
    ったパンチプレスにおいて、請求項18に記載の装置であ
    って、さらに、 前記制御手段は、衝突時の前記第1の工具と共に動く物
    の運動量と衝突時の前記第2の工具と共に動く物の運動
    量とが実質的に等しくなるようにすることを特徴とする
    装置。
  20. 【請求項20】以下を具備する水平配向で対向運動をす
    る衝突時に釣合ったパンチプレス。 間隔をおいて平行に配向した複数個の長い案内棒を取り
    付ける据付け部材、 第1の工具を運ぶように前記案内棒に案内されて移動可
    能な第1の工具保持運動部材、 前記第1の工具の運動方向と反対の方向に第2の工具を
    運ぶように前記案内棒に案内されて移動可能な第2の工
    具保持運動部材、 前記第1及び第2の工具の間の領域に前記被加工材料を
    供給する手段、 前記被加工材料を前記領域内にて前記案内棒に平行な方
    向に移動可能に支持する手段、 前記第2の工具保持運動部材に向かって前記第1の工具
    保持運動部材を加速するように前記据付け部材と前記第
    1の工具保持運動部材との間に設けられた第1の駆動手
    段、 前記第1の工具保持運動部材に向かって前記第2の工具
    保持運動部材を加速するように前記据付け部材と前記第
    2の工具保持運動部材との間に設けられた第2の駆動手
    段、及び、 このパンチプレスの作動中に前記案内棒と平行な方向へ
    の前記被加工材料の動きを検出する検出手段。
  21. 【請求項21】以下を特徴とする請求項20に記載の水平
    配向で対向運動をする衝突時に釣合ったパンチプレス。 前記第1の駆動手段は電磁力を利用したものであり、 前記第2の駆動手段も電磁力を利用したものである。
  22. 【請求項22】前記駆動手段の少なくとも一つに連結さ
    れた制御手段は、前記第1及び第2の工具が前記被加工
    材料の互いに反対側から実質的に同時に衝突するように
    させるものである請求項20又は21に記載の水平配向で対
    向運動をする衝突時に釣合ったパンチプレス。
  23. 【請求項23】前記第1及び第2の工具保持運動部材の
    少なくとも一つに連結された制御手段は、前記第1及び
    第2の工具が前記被加工材料の互いに反対側から実質的
    に同時に衝突するようにさせるものである請求項20又は
    21に記載の水平配向で対向運動をする衝突時に釣合った
    パンチプレス。
  24. 【請求項24】前記第1及び第2の駆動手段に連結され
    た制御手段は、前記第1及び第2の工具が前記被加工材
    料の互いに反対側から実質的に等しい運動量で実質的に
    同時に衝突するようにさせるものである請求項20又は21
    に記載の水平配向で対向運動をする衝突時に釣合ったパ
    ンチプレス。
  25. 【請求項25】前記第1及び第2の工具保持運動部材に
    連結された制御手段は前記第1及び第2の工具が前記被
    加工材料に対して実質的に等しい運動量で実質的に同時
    に衝突するようにさせるものである請求項20又は21に記
    載の水平配向で対向運動をする衝突時に釣合ったパンチ
    プレス。
  26. 【請求項26】前記被加工材料に対して衝突するときの
    前記第1の工具と共に動く物の運動量と、前記被加工材
    料に対して実質的に同時に衝突するときの前記第2の工
    具と共に動く物の運動量とを実質的に等しくさせること
    を特徴とする請求項8又は9に記載の水平配向で対向運
    動をする衝突時に釣合ったパンチプレスの作動方法。
JP3512646A 1990-07-05 1991-06-28 水平配向で対向運動をする衝突時に釣合ったパンチプレス Expired - Lifetime JPH089072B2 (ja)

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