JPH089069B2 - 穴加工用数値制御データの作成方法 - Google Patents

穴加工用数値制御データの作成方法

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JPH089069B2
JPH089069B2 JP2326746A JP32674690A JPH089069B2 JP H089069 B2 JPH089069 B2 JP H089069B2 JP 2326746 A JP2326746 A JP 2326746A JP 32674690 A JP32674690 A JP 32674690A JP H089069 B2 JPH089069 B2 JP H089069B2
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昭博 古賀
吉明 森沢
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、板金などのワークに穴加工を施す打ち抜き
加工機に対する数値制御データを作成する穴加工用数値
制御データの作成方法に関するものである。
【従来の技術】
一般に、箱体などを作成する際には、箱体の用途など
に応じて形成する穴の種類や位置を変更することがあ
る。従来は、このような場合に、第6図に示すような穴
21〜25の各種の配置パターンごとに穴加工用のデータを
作成していた。すなわち、各加工形状ごとに、下表のよ
うに、パターンを構成する穴21〜25の種類と、各穴の代
表点の位置座標と、各穴の寸法とを1レコードとして、
各レコードに一対一にコードを割り当てたマスタデータ
ファイルを作成していた。下表において、001〜004の各
コードは、それぞれ第6図(a)〜(d)に対応するも
のである。また、穴の種類において、1は円形、2は四
角形を示し、座標は加工形状の中心(第6図では+印で
示される)を原点とした相対座標である。下表では、形
状が円形である場合に直径を指定するようになっている
が、形状の項目に1を指定したときに、横幅を直径と読
み換える規定を設けてもよい。 実際に穴加工を行うための数値制御データを作成する
際には、キーボード等の入力装置を用いて、各仕様ごと
に穴が所望の配置になっているコードを選択するととも
に、加工形状の中心位置の座標を入力するのである。す
なわち、入力装置からの入力に伴って、コードに対応す
るデータがマスタデータファイルから読み出されるとと
もに、入力された座標を用いることにより相対座標で登
録されている座標が絶対座標に変換されて、穴加工機へ
の数値制御データが作成され、紙テープや磁気媒体など
の形で出力されるのである。マスタデータファイルの作
成から数値制御データの作成までの過程を第7図に示
す。
【発明が解決しようとする課題】
上記従来方法では、各加工形状ごとにコードを割り当
ててマスタデータファイルを作成していたものであるか
ら、マスタデータファイルに格納されるデータ量が多く
なるという問題があった。すなわち、上表で示したよう
なデータであれば、各コードに対応するデータの一部が
重複しているにもかかわらず、同じデータを繰り返して
入力する必要があり、マスタデータファイルの中のデー
タ量が多くなるのである。その結果、データの入力作業
に手間がかかって入力作業を行うオペレータの負担が大
きくなるとともに、データの入力間違いが多くなるとい
う問題が生じていた。 本発明は上記問題点の解決を目的とするものであり、
マスタデータファイルのデータ量を従来よりも低減でき
るようにして、データの入力作業およびデータの入力間
違いを低減させた穴加工用数値制御データの作成方法を
提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記目的を達成するために、ワークに穴
を形成する打ち抜き加工機に与えるデータであって加工
すべき穴の形状、位置、寸法を含む数値制御データを作
成する穴加工用数値制御データの作成方法において、複
数個の穴を配置したマスタ形状を設定し、マスタ形状を
構成する各穴の形状とマスタ形状の代表点に対する各穴
の代表点の相対座標と各穴の寸法とを1つのレコードと
してマスタデータファイルを作成し、マスタ形状を構成
する各穴を要素とするときにマスタ形状の部分集合とな
る複数種類の部分形状にそれぞれ個別のパターンコード
を対応付けたコードテーブルを作成しておき、加工すべ
き穴の配置がコードテーブルに格納された部分形状に一
致するときに、その部分形状に対応付けたパターンコー
ドを入力装置で指示してその部分形状を含むマスタ形状
のレコードをマスタデータファイルから読み出して、そ
の部分形状に含まれる穴の形状、相対座標、寸法を抽出
するとともに、マスタ形状の代表点の位置の絶対座標を
入力装置で指定することによりこの絶対座標と上記抽出
した相対座標とから加工すべき穴の代表点の絶対座標を
求め、マスタデータファイルから読み出した穴の形状お
よび寸法と穴について求めた代表点の絶対座標とから数
値制御データを作成するようにしているのである。
【作用】
上記方法によれば、複数個の穴を配置したマスタ形状
を設定してマスタデータファイルに格納し、マスタ形状
を構成する各穴を要素とするときにマスタ形状の部分集
合となる複数種類の部分形状にそれぞれ個別にパターン
コードを割り当てたコードテーブルを作成し、加工形状
をパターンコードによって選択するとともに、マスタ形
状の代表点の位置座標を入力装置により指定して加工形
状の位置を指定するので、一つのマスタ形状を設定し、
マスタ形状から複数の部分形状を抽出するだけで、多種
類の加工形状に対応した数値制御データを作成できるの
であり、マスタデータファイルに格納するデータ量が低
減するのである。その結果、データの入力作業およびデ
ータの入力間違いが低減するのである。
【実施例】
数値制御されるタレットパンチなどの打ち抜き加工機
に対する数値制御データは、打ち抜き加工機とは別途に
設けた、数値制御データ作成装置によって作成されるの
であって、以下の説明は数値制御データ作成装置におけ
るデータの作成方法に関するものである。 従来方法との比較が容易になるように、まず、第6図
に示した各加工形状で穴加工を施すものとして説明す
る。第6図(a)〜(d)に示す各穴21〜25を重ね合わ
せると第6図(a)のような形状になるから、第6図
(a)〜(d)の各加工形状は、第6図(a)の加工形
状の部分とみなすことができる。 すなわち、各穴21〜25を要素とする集合を考えるとす
ると、第6図(a)〜(d)に示す穴21〜25の集合の和
集合は第6図(a)のようになり、第6図(a)〜
(d)は第6図(a)の部分集合になる。本発明はこの
点に着目したものであり、所望の加工形状の和集合をマ
スタデータファイルに格納し、必要に応じて部分集合で
ある各種加工形状を抽出しようとするものである。すな
わち、必要な穴加工の種類が、第6図(a)〜(d)に
示す加工形状であるとすれば、全加工形状の和集合であ
る第6図(a)の加工形状をマスタ形状とし、マスタ形
状について、構成要素である各穴21〜25の種類、マスタ
形状の代表点に対する相対座標、寸法を1つのレコード
としてマスタデータファイルに登録するのである。ま
た、第6図(a)〜(d)の各加工形状(マスタ形状を
構成する各穴21〜25を要素とするときの部分集合である
という意味で、以下、部分形状と呼称する)が、それぞ
れマスタ形状を構成する各穴21〜25のうちのどれを組み
合わせたものであるかという情報と、各部分形状に一対
一に割り当てられるパターンコードとを対にしたコード
テーブルを作成する。 マスタデータファイルに登録される1つのレコード
は、第6図(a)に示した加工形状に関するデータであ
るから、「従来の技術」の項で示した表のうち、コード
が001であるレコードの内容に相当するものとなる。た
だし、各穴には個別に識別子が設定される。すなわち、
次表のような形でマスタ形状のレコードが登録される。 また、コードテーブルは、各穴21〜25の識別子の組み合
わせと、パターンコードである番号との対として登録さ
れるから、下表のような形になる。 以上のような形でマスタデータファイルとコードテー
ブルとが作成されているので、穴加工機を制御する数値
制御データを作成するには、第1図に示すように、ま
ず、キーボード等の入力装置を操作することによってパ
ターンコードによって加工形状を選択するとともに、マ
スタ形状の代表点の位置座標(絶対座標)を指定するこ
とによって穴加工を施す位置を指定する。入力装置を操
作すると、マスタデータファイルから加工形状に対応し
たマスタ形状が読み込まれるとともに、マスタ形状を構
成している穴のうち、パターンコードによって指定され
た加工形状に対応する各穴がコードテーブルに照合され
て抽出される。さらに、マスタ形状の代表点の位置座標
と、マスタ形状の代表点に対する各穴の相対座標とに基
づいて、各穴の絶対座標が求められる。以上のようにし
て加工すべき穴の形状と寸法と絶対座標とを含む加工情
報が得られるのである。加工情報は加工情報ファイルに
格納され、次に入力すべき加工形状がなければ、作業を
終了する。 上述した例はマスタ形状が比較的簡単な例であるが、
第3図(a)〜(c)に示すような3種類の加工形状が
要求される場合には、第2図に示すようなマスタ形状を
設定すればよい。マスタ形状の各穴1〜13に対応するデ
ータは次表のように設定されているものとする。識別子
は、第2図に示した各穴1〜13に対応する。 第3図(a)は第2図のマスタ形状のうちの領域Bと領
域Dとを組み合わせた部分形状であり、第3図(b)は
領域Aと領域Bと領域Cとを組み合わせた部分形状であ
り、第3図(c)は領域Bのみの部分形状である。マス
タデータファイルから加工情報を作成する際には、前例
と同様に、入力装置によって、マスタ形状のコード、中
心座標、パターンコードを指定するのであって、たとえ
ば、「001 150.0 100.0 6」などと入力する。このよう
な指定により、次表のような加工情報が得られ、検証図
面は第4図のようになる。 次に、上述のようにして得られた加工情報から実際の
数値制御データを作成するまでの過程を第5図に示す。
加工情報は、まず、ワークの強度条件などの各種条件に
適合するかどうかが判定され、各種条件に適合していれ
ば、各穴の加工対象(板金)との位置関係が求められる
とともに検証図面が作成される。すなわち、箱を形成す
るのであれば、箱を展開した状態で各穴の位置座標が設
定されるのである。さらに、穴の加工方法や加工工具な
どの加工条件を選択する。このようにして決定された各
穴の形状、寸法、位置座標、加工条件が、穴加工機を制
御するための数値制御データに変換されるのである。
【発明の効果】
本発明は上述のように、複数個の穴を配置したマスタ
形状を設定してマスタデータファイルに格納し、マスタ
形状を構成する各穴を要素とするときにマスタ形状の部
分集合となる複数種類の部分形状にそれぞれ個別のパタ
ーンコードを割り当てたコードテーブルを作成し、加工
形状をパターンコードによって選択するとともに、マス
タ形状の代表点の位置座標を入力装置により指定して加
工形状の位置を指定するので、一つのマスタ形状を設定
し、マスタ形状から複数の部分形状を抽出するだけで、
多種類の加工形状に対応した数値制御データを作成でき
るのであり、マスタデータファイルに格納するデータ量
が低減するという利点がある。その結果、データの入力
作業およびデータの入力間違いが低減するという効果を
奏するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における加工情報の作成までの
流れを示す説明図、第2図は同上におけるマスタ形状の
一例を示す図、第3図は同上における各部分形状の一例
を示す図、第4図は同上における検証図の一例を示す
図、第5図は同上における加工情報から数値制御データ
を作成するまでの流れを示す説明図、第6図は本発明に
係る穴の加工形状の一例を示す図、第7図は従来例にお
ける数値制御データの作成までの流れを示す説明図であ
る。 1〜13,21〜25…穴。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークに穴を形成する打ち抜き加工機に与
    えるデータであって加工すべき穴の形状、位置、寸法を
    含む数値制御データを作成する穴加工用数値制御データ
    の作成方法において、複数個の穴を配置したマスタ形状
    を設定し、マスタ形状を構成する各穴の形状とマスタ形
    状の代表点に対する各穴の代表点の相対座標と各穴の寸
    法とを1つのレコードとしたマスタデータファイルを作
    成し、マスタ形状を構成する各穴を要素とするときにマ
    スタ形状の部分集合となる複数種類の部分形状にそれぞ
    れ個別のパターンコードを対応付けたコードテーブルを
    作成しておき、加工すべき穴の配置がコードテーブルに
    格納された部分形状に一致するときに、その部分形状に
    対応付けたパターンコードを入力装置で指示してその部
    分形状を含むマスタ形状のレコードをマスタデータファ
    イルから読み出して、その部分形状に含まれる穴の形
    状、相対座標、寸法を抽出するとともに、マスタ形状の
    代表点の位置の絶対座標を入力装置で指定することによ
    りこの絶対座標と上記抽出した相対座標とから加工すべ
    き穴の代表点の絶対座標を求め、マスタデータファイル
    から読み出した穴の形状および寸法と穴について求めた
    代表点の絶対座標とから数値制御データを作成すること
    を特徴とする穴加工用数値制御データの作成方法。
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