JPH0889367A - スプリングマットレス - Google Patents
スプリングマットレスInfo
- Publication number
- JPH0889367A JPH0889367A JP25731294A JP25731294A JPH0889367A JP H0889367 A JPH0889367 A JP H0889367A JP 25731294 A JP25731294 A JP 25731294A JP 25731294 A JP25731294 A JP 25731294A JP H0889367 A JPH0889367 A JP H0889367A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cushion body
- waist
- outer material
- surface side
- cushion
- Prior art date
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- Granted
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リクライニング機構を備えたベッドに用いら
れる、背部クッション体12、腰部クッション体13お
よび脚部クッション体14を備えたスプリングマットレ
スについて、クッション体12,13,14の下面側お
よび上面側にそれぞれ表地19,20を二度取り付ける
必要がないマットレスを提供する。 【構成】 背部クッション体12および腰部クッション
体13の下面側に長手方向の長さにゆとりをもたせた一
枚の第一の表地20を取り付けてこの表地20の一部2
0aを両クッション体12,13の間の凹部15内に押
し込むとともに、腰部クッション体13および脚部クッ
ション体14の上面側に長手方向の長さにゆとりをもた
せた一枚の第二の表地19を取り付けてこの表地19の
一部19aを両クッション体13,14の間の凹部16
内に押し込むことにした。
れる、背部クッション体12、腰部クッション体13お
よび脚部クッション体14を備えたスプリングマットレ
スについて、クッション体12,13,14の下面側お
よび上面側にそれぞれ表地19,20を二度取り付ける
必要がないマットレスを提供する。 【構成】 背部クッション体12および腰部クッション
体13の下面側に長手方向の長さにゆとりをもたせた一
枚の第一の表地20を取り付けてこの表地20の一部2
0aを両クッション体12,13の間の凹部15内に押
し込むとともに、腰部クッション体13および脚部クッ
ション体14の上面側に長手方向の長さにゆとりをもた
せた一枚の第二の表地19を取り付けてこの表地19の
一部19aを両クッション体13,14の間の凹部16
内に押し込むことにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベッド用のスプリング
マットレスに係り、更に詳しくは、リクライニング機構
を備えたベッドに用いられるのに適したスプリングマッ
トレスに関する。
マットレスに係り、更に詳しくは、リクライニング機構
を備えたベッドに用いられるのに適したスプリングマッ
トレスに関する。
【0002】
【従来の技術】背部(背凭れ部)および脚部がそれぞれ
傾斜したり水平になったりするリクライニング機構を備
えたベッドに用いられる、実開昭57−118767号
公報等に記載されたマットレスにおいては、クッション
体同士を容易に折り曲げることができるように、背部ク
ッション体と腰部クッション体とが互いの対向部の上縁
近傍で接続されて両クッション体の間に下面側に開口し
た溝状の凹部が設けられるとともに、腰部クッション体
と脚部クッション体とが互いの対向部の下縁近傍で接続
されて両クッション体の間に上面側に開口した溝状の凹
部が設けられている。しかしながら、このような凹部が
設けられていることに伴って、クッション体の下面側ま
たは上面側に取り付けられた表地がそれぞれ凹部を境と
して長手方向に二分割されているために、この手の従来
技術には、当該マットレスを製造するときにクッション
体の下面側および上面側にそれぞれ表地を二度取り付け
なければならず、よって作業に多くの手間暇がかかる問
題がある。
傾斜したり水平になったりするリクライニング機構を備
えたベッドに用いられる、実開昭57−118767号
公報等に記載されたマットレスにおいては、クッション
体同士を容易に折り曲げることができるように、背部ク
ッション体と腰部クッション体とが互いの対向部の上縁
近傍で接続されて両クッション体の間に下面側に開口し
た溝状の凹部が設けられるとともに、腰部クッション体
と脚部クッション体とが互いの対向部の下縁近傍で接続
されて両クッション体の間に上面側に開口した溝状の凹
部が設けられている。しかしながら、このような凹部が
設けられていることに伴って、クッション体の下面側ま
たは上面側に取り付けられた表地がそれぞれ凹部を境と
して長手方向に二分割されているために、この手の従来
技術には、当該マットレスを製造するときにクッション
体の下面側および上面側にそれぞれ表地を二度取り付け
なければならず、よって作業に多くの手間暇がかかる問
題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
み、クッション体の下面側および上面側にそれぞれ表地
を二度取り付ける必要がなく、もって作業が従来より簡
単であり、しかも一枚貼りでありながら表地の長手方向
の長さにゆとりが備えられていてリクライニングに支障
を来すことがなく、更に見映えが良いスプリングマット
レスを提供することを目的とする。
み、クッション体の下面側および上面側にそれぞれ表地
を二度取り付ける必要がなく、もって作業が従来より簡
単であり、しかも一枚貼りでありながら表地の長手方向
の長さにゆとりが備えられていてリクライニングに支障
を来すことがなく、更に見映えが良いスプリングマット
レスを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のスプリングマットレスは、多数のコイルス
プリングを林立配置した背部クッション体、腰部クッシ
ョン体および脚部クッション体を備え、前記背部クッシ
ョン体と前記腰部クッション体とを互いの対向部の上縁
近傍で接続して両クッション体の間に下面側に開口した
溝状の第一の凹部を設け、前記両クッション体の下面側
に長手方向の長さにゆとりをもたせた一枚の第一の表地
を取り付けて前記表地の一部を前記凹部内に押し込むと
ともに、前記腰部クッション体と前記脚部クッション体
とを互いの対向部の下縁近傍で接続して両クッション体
の間に上面側に開口した溝状の第二の凹部を設け、前記
両クッション体の上面側に長手方向の長さにゆとりをも
たせた一枚の第二の表地を取り付けて前記表地の一部を
前記凹部内に押し込むことにした。
め、本発明のスプリングマットレスは、多数のコイルス
プリングを林立配置した背部クッション体、腰部クッシ
ョン体および脚部クッション体を備え、前記背部クッシ
ョン体と前記腰部クッション体とを互いの対向部の上縁
近傍で接続して両クッション体の間に下面側に開口した
溝状の第一の凹部を設け、前記両クッション体の下面側
に長手方向の長さにゆとりをもたせた一枚の第一の表地
を取り付けて前記表地の一部を前記凹部内に押し込むと
ともに、前記腰部クッション体と前記脚部クッション体
とを互いの対向部の下縁近傍で接続して両クッション体
の間に上面側に開口した溝状の第二の凹部を設け、前記
両クッション体の上面側に長手方向の長さにゆとりをも
たせた一枚の第二の表地を取り付けて前記表地の一部を
前記凹部内に押し込むことにした。
【0005】
【作用】上記構成を備えた本発明のスプリングマットレ
スにおいては、長手方向の長さにゆとりをもった一枚の
第一の表地が背部クッション体および腰部クッション体
の下面側に取り付けられていて、この表地の一部(ゆと
り分)が側面から見て略逆V字形または略逆U字形とな
るように、第一の凹部内に押し込まれている。したがっ
てクッション体の下面側に表地を取り付けるに際して、
表地を一度取り付ければ良いことになる。また併せて、
長手方向の長さにゆとりをもった一枚の第二の表地が腰
部クッション体および脚部クッション体の上面側に取り
付けられていて、この表地の一部(ゆとり分)が側面か
ら見て略V字形または略U字形となるように、第二の凹
部内に押し込まれている。したがってクッション体の上
面側に表地を取り付けるに際しても、表地を一度取り付
ければ良いことになる。
スにおいては、長手方向の長さにゆとりをもった一枚の
第一の表地が背部クッション体および腰部クッション体
の下面側に取り付けられていて、この表地の一部(ゆと
り分)が側面から見て略逆V字形または略逆U字形とな
るように、第一の凹部内に押し込まれている。したがっ
てクッション体の下面側に表地を取り付けるに際して、
表地を一度取り付ければ良いことになる。また併せて、
長手方向の長さにゆとりをもった一枚の第二の表地が腰
部クッション体および脚部クッション体の上面側に取り
付けられていて、この表地の一部(ゆとり分)が側面か
ら見て略V字形または略U字形となるように、第二の凹
部内に押し込まれている。したがってクッション体の上
面側に表地を取り付けるに際しても、表地を一度取り付
ければ良いことになる。
【0006】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説
明する。
明する。
【0007】当該実施例に係るスプリングマットレス
は、先ず、図1に示すように、多数のコイルスプリング
4を林立配置した背部スプリングユニット1と、同じく
多数のコイルスプリング4を林立配置した腰部スプリン
グユニット2と、同じく多数のコイルスプリング4を林
立配置した脚部スプリングユニット3とを備えており、
背部スプリングユニット1と腰部スプリングユニット
2、腰部スプリングユニット2と脚部スプリングユニッ
ト3とがそれぞれ布製の接合部品6を介して、図2に示
すように、ベッドのリクライニング機構に合わせて、互
いに折れ曲がり自在に接合されている。各コイルスプリ
ング4は不織布製の袋体に収容されてポケットコイルと
されており、よって図面ではポケットコイルとして描か
れている。またこれらのポケットコイルの上面および下
面にそれぞれ、多数のポケットコイル(列)を一つのス
プリングユニットとして保形するための帯状の接合片5
が所要数、互いに平行に接着されている。
は、先ず、図1に示すように、多数のコイルスプリング
4を林立配置した背部スプリングユニット1と、同じく
多数のコイルスプリング4を林立配置した腰部スプリン
グユニット2と、同じく多数のコイルスプリング4を林
立配置した脚部スプリングユニット3とを備えており、
背部スプリングユニット1と腰部スプリングユニット
2、腰部スプリングユニット2と脚部スプリングユニッ
ト3とがそれぞれ布製の接合部品6を介して、図2に示
すように、ベッドのリクライニング機構に合わせて、互
いに折れ曲がり自在に接合されている。各コイルスプリ
ング4は不織布製の袋体に収容されてポケットコイルと
されており、よって図面ではポケットコイルとして描か
れている。またこれらのポケットコイルの上面および下
面にそれぞれ、多数のポケットコイル(列)を一つのス
プリングユニットとして保形するための帯状の接合片5
が所要数、互いに平行に接着されている。
【0008】接合部品6はそれぞれソファー地よりなる
二枚の当て布7,8をライン9において互いに縫い合わ
せたものであって、背部スプリングユニット1の上面に
取り付けられた第一片6aと、腰部スプリングユニット
2の上面に取り付けられた第二片6bと、背部スプリン
グユニット1の対向面に取り付けられた第三片6cと、
腰部スプリングユニット2の対向面に取り付けられた第
四片6dとを備え、または腰部スプリングユニット2の
下面に取り付けられた第一片6aと、脚部スプリングユ
ニット3の下面に取り付けられた第二片6bと、腰部ス
プリングユニット2の対向面に取り付けられた第三片6
cと、脚部スプリングユニット3の対向面に取り付けら
れた第四片6dとを備えており、各片6a,6b,6
c,6dがCリングよりなるクリップ10によって背部
スプリングユニット1、腰部スプリングユニット2また
は脚部スプリングユニット3に取り付けられている。
尚、各スプリングユニット1,2,3にボーダーワイヤ
は設けられていない。
二枚の当て布7,8をライン9において互いに縫い合わ
せたものであって、背部スプリングユニット1の上面に
取り付けられた第一片6aと、腰部スプリングユニット
2の上面に取り付けられた第二片6bと、背部スプリン
グユニット1の対向面に取り付けられた第三片6cと、
腰部スプリングユニット2の対向面に取り付けられた第
四片6dとを備え、または腰部スプリングユニット2の
下面に取り付けられた第一片6aと、脚部スプリングユ
ニット3の下面に取り付けられた第二片6bと、腰部ス
プリングユニット2の対向面に取り付けられた第三片6
cと、脚部スプリングユニット3の対向面に取り付けら
れた第四片6dとを備えており、各片6a,6b,6
c,6dがCリングよりなるクリップ10によって背部
スプリングユニット1、腰部スプリングユニット2また
は脚部スプリングユニット3に取り付けられている。
尚、各スプリングユニット1,2,3にボーダーワイヤ
は設けられていない。
【0009】次いで、図3に示すように、各スプリング
ユニット1,2,3がそれぞれフェルト11で覆われ
て、背部クッション体12,腰部クッション体13また
は脚部クッション体14とされている。背部クッション
体12と腰部クッション体13とは接合部品6およびフ
ェルト11によって互いの対向部の上縁近傍で接続され
ていることになり、また両クッション体12,13の間
に、下面側に開口した溝状の第一の凹部(隙間とも称す
る)15が全幅に亙って設けられていることになる。ま
た腰部クッション体13と脚部クッション体14とは接
合部品6およびフェルト11によって互いの対向部の下
縁近傍で接続されていることになり、また両クッション
体13,14の間に、上面側に開口した溝状の第二の凹
部(隙間とも称する)16が全幅に亙って設けられてい
ることになる。
ユニット1,2,3がそれぞれフェルト11で覆われ
て、背部クッション体12,腰部クッション体13また
は脚部クッション体14とされている。背部クッション
体12と腰部クッション体13とは接合部品6およびフ
ェルト11によって互いの対向部の上縁近傍で接続され
ていることになり、また両クッション体12,13の間
に、下面側に開口した溝状の第一の凹部(隙間とも称す
る)15が全幅に亙って設けられていることになる。ま
た腰部クッション体13と脚部クッション体14とは接
合部品6およびフェルト11によって互いの対向部の下
縁近傍で接続されていることになり、また両クッション
体13,14の間に、上面側に開口した溝状の第二の凹
部(隙間とも称する)16が全幅に亙って設けられてい
ることになる。
【0010】次いで、同図に示したように、各クッショ
ン体12,13,14の上面側および下面側にそれぞれ
詰め物17,18が取り付けられており、両詰め物1
7,18ともそれぞれ第一または第二の凹部15,16
の位置で長手方向に二つに分割されている。詰め物1
7,18はそれぞれ、ウレタン製の平面部17a,18
aと、チップウレタン製の周囲フランジ部17b,18
bとを備えている。
ン体12,13,14の上面側および下面側にそれぞれ
詰め物17,18が取り付けられており、両詰め物1
7,18ともそれぞれ第一または第二の凹部15,16
の位置で長手方向に二つに分割されている。詰め物1
7,18はそれぞれ、ウレタン製の平面部17a,18
aと、チップウレタン製の周囲フランジ部17b,18
bとを備えている。
【0011】次いで、図4に示すように、各クッション
体12,13,14の上面側および下面側にそれぞれ第
一または第二の表地19,20が取り付けられており、
両表地19,20ともそれぞれ長手方向Lの長さにゆと
りがもたされて、その一部(ゆとり分)19a,20a
が側面から見て略逆V字形もしくは略逆U字形または略
V字形もしくは略U字形となるように、全幅に亙って凹
部15,16内に押し込まれている。
体12,13,14の上面側および下面側にそれぞれ第
一または第二の表地19,20が取り付けられており、
両表地19,20ともそれぞれ長手方向Lの長さにゆと
りがもたされて、その一部(ゆとり分)19a,20a
が側面から見て略逆V字形もしくは略逆U字形または略
V字形もしくは略U字形となるように、全幅に亙って凹
部15,16内に押し込まれている。
【0012】次いで、図5および図6に示すように、各
クッション体12,13,14の周囲に全周に亙ってキ
ルト製のボーダー20が取り付けられ、このボーダー2
0に所要数のベンチレータ21が取り付けられている。
クッション体12,13,14の周囲に全周に亙ってキ
ルト製のボーダー20が取り付けられ、このボーダー2
0に所要数のベンチレータ21が取り付けられている。
【0013】上記構成を備えたスプリングマットレス
は、リクライニング機構を備えたベッドに用いられて、
リクライニング機構の作動に伴って背部クッション体1
2および脚部クッション体14がそれぞれ傾斜したり水
平になったりし、その構成上、特に以下の作用および効
果を奏する。 クッション体12,13,14の下面側または上面
側に取り付けられる第一または第二の表地19,20が
それぞれ一枚のみであるために、当該マットレスを製造
するに際して、取付け作業が従来より簡単である。 一枚貼りの場合には、第一または第二の表地19,
20の長さが短か過ぎることによって、背部クッション
体12または脚部クッション体14が傾斜したときに第
一または第二の表地19,20が長手方向に突っ張って
リクライニングに支障(リクライニング作動が途中で止
まってしまったり、或は表地19,20が破れてしまっ
たりする)を来す虞があるが、この第一または第二の表
地19,20の長さに充分なゆとりが備えられているた
めに、リクライニングに支障を来すことがない。 第一または第二の凹部15,16に押し込まれた第
一または第二の表地19,20(の一部19a,20
a)によって各凹部15,16の内壁が隠されるため
に、積層構造が外部から見えない。したがってこの点に
関して見映えの良いマットレスを提供することができ
る。
は、リクライニング機構を備えたベッドに用いられて、
リクライニング機構の作動に伴って背部クッション体1
2および脚部クッション体14がそれぞれ傾斜したり水
平になったりし、その構成上、特に以下の作用および効
果を奏する。 クッション体12,13,14の下面側または上面
側に取り付けられる第一または第二の表地19,20が
それぞれ一枚のみであるために、当該マットレスを製造
するに際して、取付け作業が従来より簡単である。 一枚貼りの場合には、第一または第二の表地19,
20の長さが短か過ぎることによって、背部クッション
体12または脚部クッション体14が傾斜したときに第
一または第二の表地19,20が長手方向に突っ張って
リクライニングに支障(リクライニング作動が途中で止
まってしまったり、或は表地19,20が破れてしまっ
たりする)を来す虞があるが、この第一または第二の表
地19,20の長さに充分なゆとりが備えられているた
めに、リクライニングに支障を来すことがない。 第一または第二の凹部15,16に押し込まれた第
一または第二の表地19,20(の一部19a,20
a)によって各凹部15,16の内壁が隠されるため
に、積層構造が外部から見えない。したがってこの点に
関して見映えの良いマットレスを提供することができ
る。
【0014】尚、この積層構造については様々なものが
あり、本発明はこの積層構造を特に或るものに限定する
ものではない。例えば、図7のマットレスにおいては、
各スプリングユニット1,2,3に、当て布23、フェ
ルト24、ウレタン25およびフェルト26が詰め物と
して重ねられ、その上側および下側にそれぞれ、不織布
27、ウレタン28、ウールフェルト29および表布地
30よりなる表地19,20が取り付けられている。3
1は力布である。尚、またこれらの当て布23とフェル
ト24、フェルト24とウレタン25、ウレタン25と
フェルト26、フェルト26と不織布27はそれぞれ、
ホットメルト接着されている。
あり、本発明はこの積層構造を特に或るものに限定する
ものではない。例えば、図7のマットレスにおいては、
各スプリングユニット1,2,3に、当て布23、フェ
ルト24、ウレタン25およびフェルト26が詰め物と
して重ねられ、その上側および下側にそれぞれ、不織布
27、ウレタン28、ウールフェルト29および表布地
30よりなる表地19,20が取り付けられている。3
1は力布である。尚、またこれらの当て布23とフェル
ト24、フェルト24とウレタン25、ウレタン25と
フェルト26、フェルト26と不織布27はそれぞれ、
ホットメルト接着されている。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0016】すなわち、上記構成および作用によって、 クッション体の下面側または上面側に取り付けられ
る第一または第二の表地がそれぞれ一枚のみであるため
に、当該マットレスを製造するに際して、取付け作業が
従来より簡単である。 一枚貼りの場合には、第一または第二の表地の長さ
が短か過ぎることによって、背部クッション体または脚
部クッション体が傾斜したときに第一または第二の表地
が長手方向に突っ張ってリクライニングに支障を来す虞
があるが、この第一または第二の表地の長さに充分なゆ
とりが備えられているために、リクライニングに支障を
来すことがない。 第一または第二の凹部に押し込まれた第一または第
二の表地によって各凹部の内壁が隠されるために、積層
構造が外部から見えない。したがってこの点に関して見
映えの良いマットレスを提供することができる。
る第一または第二の表地がそれぞれ一枚のみであるため
に、当該マットレスを製造するに際して、取付け作業が
従来より簡単である。 一枚貼りの場合には、第一または第二の表地の長さ
が短か過ぎることによって、背部クッション体または脚
部クッション体が傾斜したときに第一または第二の表地
が長手方向に突っ張ってリクライニングに支障を来す虞
があるが、この第一または第二の表地の長さに充分なゆ
とりが備えられているために、リクライニングに支障を
来すことがない。 第一または第二の凹部に押し込まれた第一または第
二の表地によって各凹部の内壁が隠されるために、積層
構造が外部から見えない。したがってこの点に関して見
映えの良いマットレスを提供することができる。
【図1】本発明の実施例に係るスプリングマットレスの
内部構造を示す斜視図
内部構造を示す斜視図
【図2】同スプリングマットレスの内部構造を示す斜視
図
図
【図3】同スプリングマットレスの内部構造を示す斜視
図
図
【図4】同スプリングマットレスの内部構造を示す斜視
図
図
【図5】同スプリングマットレスの斜視図
【図6】同スプリングマットレスの側面図
【図7】本発明の他の実施例に係るスプリングマットレ
スの内部構造を示す斜視図
スの内部構造を示す斜視図
【符号の説明】 1 背部スプリングユニット 2 腰部スプリングユニット 3 脚部スプリングユニット 4 コイルスプリング 5 接合片 6 接合部品 7,8,23 当て布 9 ライン 10 クリップ 11,24,26 フェルト 12 背部クッション体 13 腰部クッション体 14 脚部クッション体 15 第一の凹部 16 第二の凹部 17,18 詰め物 19 第二の表地 19a,20a 一部 20 第一の表地 21 ボーダー 22 ベンチレータ 25,28 ウレタン 27 不織布 29 ウールフェルト 30 表布地 31 力布
Claims (1)
- 【請求項1】 多数のコイルスプリング(4)を林立配
置した背部クッション体(12)、腰部クッション体
(13)および脚部クッション体(14)を備え、前記
背部クッション体(12)と前記腰部クッション体(1
3)とを互いの対向部の上縁近傍で接続して両クッショ
ン体(12)(13)の間に下面側に開口した溝状の第
一の凹部(15)を設け、前記両クッション体(12)
(13)の下面側に長手方向の長さにゆとりをもたせた
一枚の第一の表地(20)を取り付けて前記表地(2
0)の一部(20a)を前記凹部(15)内に押し込む
とともに、前記腰部クッション体(13)と前記脚部ク
ッション体(14)とを互いの対向部の下縁近傍で接続
して両クッション体(13)(14)の間に上面側に開
口した溝状の第二の凹部(16)を設け、前記両クッシ
ョン体(13)(14)の上面側に長手方向の長さにゆ
とりをもたせた一枚の第二の表地(19)を取り付けて
前記表地(19)の一部(19a)を前記凹部(16)
内に押し込んだことを特徴とするスプリングマットレ
ス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25731294A JP3293076B2 (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | スプリングマットレス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25731294A JP3293076B2 (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | スプリングマットレス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0889367A true JPH0889367A (ja) | 1996-04-09 |
JP3293076B2 JP3293076B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=17304617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25731294A Expired - Fee Related JP3293076B2 (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | スプリングマットレス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3293076B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007516807A (ja) * | 2003-12-31 | 2007-06-28 | ドリームウェル リミテッド | ケースに収容されたマットレスの製造方法 |
JP2013230189A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Dreambed Co Ltd | 電動ベッド用マットレス |
US8951374B2 (en) | 2003-07-15 | 2015-02-10 | Waters Technologies Corporation | Tube joint and a method of bonding tubes |
US11445830B2 (en) * | 2015-12-14 | 2022-09-20 | Mantzis Holdings Pty Ltd. | Matress |
-
1994
- 1994-09-28 JP JP25731294A patent/JP3293076B2/ja not_active Expired - Fee Related
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