JPH0888810A - 映像種類識別装置及びそれを用いたアスペクト比自動識別装置及びテレビジョン受像機 - Google Patents

映像種類識別装置及びそれを用いたアスペクト比自動識別装置及びテレビジョン受像機

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JPH0888810A
JPH0888810A JP7075463A JP7546395A JPH0888810A JP H0888810 A JPH0888810 A JP H0888810A JP 7075463 A JP7075463 A JP 7075463A JP 7546395 A JP7546395 A JP 7546395A JP H0888810 A JPH0888810 A JP H0888810A
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匡弘 谷
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直司 奥村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、アスペクト比をテレビジョン受像
機側で自動的に識別することにより、ワイドテレビ受像
機、ハイビジョンテレビ受像機の操作性を向上させるこ
とを目的とする。 【構成】 比較回路1とカウンタ2〜4で輝度信号Yか
ら1ライン毎にスライスレベルS、Tで区切った3本の
ヒストグラムを生成し、得られたヒストグラムを比較回
路6に入力することによって、そのラインが黒か映像か
字幕かを判断し、エッジ検出回路8で黒から映像、映像
から黒、字幕から黒に変化するラインを安定であるかど
うかを判断することによって、映像信号開始位置、映像
信号終了位置、字幕終了位置を検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ受像機に入力さ
れる映像信号や、ビデオテープレコーダなどの記録媒体
から出力される映像信号に含まれる情報の映像種類を識
別する映像種類識別装置と、その映像種類からアスペク
ト比を自動的に識別するアスペクト比自動識別装置、さ
らにはそのアスペクト比自動識別装置を組み入れて入力
映像信号に適応した最適な表示を自動的に行うテレビジ
ョン受像機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ワイドテレビ受像機、ハイビジョ
ンテレビジョン受像機などアスペクト比16:9のディ
スプレイが普及してきている。この16:9のディスプ
レイを有効に利用するためには、映像信号のアスペクト
比を判断して表示範囲を切り替える必要がある。そこで
表示範囲を切り替えるためのアスペクト比識別装置が重
要視されている。
【0003】図20は従来例のアスペクト比識別装置の
ブロック図を示すものである。17はユーザーが判断し
たアスペクト比を記憶して、マイコンに情報を送信する
リモコンである。マイコン18はリモコン17から送信
された情報に応じて、映像開始位置、垂直伸張率に関す
る信号を出力する。
【0004】以上のように構成されたアスペクト比識別
装置について、以下、図21を用いて、その動作を説明
する。
【0005】まず、ユーザーが画面に表示されている映
像を見て、4:3の映像か、シネマ映像(5:3)かワ
イド映像(16:9)かを判断する。シネマ映像の場合
は、図21のようにリモコン17のシネマボタンを押
し、マイコン18に送信することによって、映像が垂直
方向に拡大される。ワイド映像の場合もシネマ映像の場
合と同様に、図21(b)のようにリモコン17のワイ
ドボタンを押し、マイコン18に送信することによっ
て、映像が垂直方向に拡大される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、アスペクト比をユーザー自身が判断す
る必要があり、テレビジョン受像機の操作が複雑になる
という問題があった。
【0007】本発明は上述の問題点に鑑み、映像信号の
アスペクト比をテレビ受像機で自動的に識別することに
より、ユーザーの操作性を向上させるアスペクト比自動
識別装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本願発明は入力映像信号のサンプリングのための第
1の所定期間単位毎に輝度信号レベルを検出し、各輝度
レベル発生度数分布を示すヒストグラムを生成するヒス
トグラム生成手段と、このヒストグラム生成手段の出力
の1走査線毎など第2の所定時間毎のヒストグラム形状
を比較するために、この第2の所定期間毎の各輝度レベ
ル発生度数分布を複数の映像種類に分類する比較手段
と、この比較手段の出力から黒映像から画像への変化な
ど映像種類の変化点を検出するエッジ検出手段と、この
エッジ検出手段により検出された異なる映像種類への変
化点と、入力映像信号の時間的位置との関係を特定する
ためのタイミング信号を発するカウンタと、前記エッジ
検出手段の映像種類の第1の変化を検出後、次の映像種
類変化である第2の変化の検出までが所定時間継続した
ときに、前述の第1の変化点の映像信号における位置信
号を発生する時間フィルタとを備え、この時間フィルタ
の出力から、入力映像信号に含まれる情報の映像種類
と、その映像種類の変化点と、その変化点の入力映像信
号との時間的位置付け信号を得ることが出来る映像種類
識別装置を提供する。
【0009】さらに、この映像種類識別装置の出力から
1フレームまたは1フィールド単位の画面に於ける画像
の占める割合や、映像種類の変化点の位置から、その画
像のアスペクト比を自動的に求める手段を設けたアスペ
クト比自動識別装置を提供する。
【0010】さらには、このアスペクト比自動識別装置
を組み入れ、この出力に基づいてCRT,液晶表示板等
の表示手段への表示のためのアスペクト変換、垂直位置
移動、字幕移動処理など、入力映像信号の情報に応じた
最適表示を自動的に行うテレビジョン受像機を提供す
る。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成によって、入力映像信号
の輝度信号レベルを1ライン毎のように所定時間単位で
ヒストグラムを形成し、このヒストグラムの形状から入
力映像信号に含まれる情報の種類を求めている。その種
類の分類を映像種類として複数種類設定して、入力映像
信号から得られたヒストグラムをこのいずれかの映像種
類に分類している。この映像種類は入力映像信号により
送られてくる情報がどの様なアスペクト比を持つ画像で
あるかを識別することが出来るように分類されているの
で、その変化点から自動的にアスペクト比を求めること
が出来る。
【0012】具体的には、輝度信号Yから1ライン毎に
スライスレベルS,Tで区切った3本のヒストグラムを
生成し、得られたヒストグラムを比較回路に入力するこ
とによって、そのラインが映像種類として黒か、画像
か、字幕かを判断し、エッジ検出回路で黒から画像、画
像から黒、字幕から黒に変化するラインを検出し、時間
フィルタで黒から画像、画像から黒に変化するラインが
時間的に安定であるかどうかを判断することによって、
画像信号開始位置、画像信号終了位置、字幕終了位置を
検出することができる。これから、画像のアスペクト比
を求め、表示手段の表示画面のアスペクト比に合わせて
拡大表示することにより、最適な画像表示が可能にな
る。
【0013】
【実施例】
(実施例1)まず、本発明の第1の実施例におけよるア
スペクト比自動識別装置を図1、図2、図3、図4、図
5によって説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施例におけるアス
ペクト比自動識別装置のブロック図を示すものである。
1は比較回路であり、輝度信号Yがあるスライスレベル
Sより小さければY<Sを示す信号Q1を、またあるス
ライスレベルTより大きければY>Tを示す信号Q3
を、それ以外の場合はS≦Y≦Tを示す信号Q2を出力
する。ここでスライスレベルSには、例えば画像信号の
黒レベルを設定し、スライスレベルTには、画像信号の
白レベルを設定する。2、3、4はカウンタであり、カ
ウンタ2は信号Q1、カウンタ3は信号Q2、カウンタ
4は信号Q3をカウントする。
【0015】6は比較回路であり、カウンタ2の出力N
1がある定数Aより大きければ信号CP1をHレベル、
カウンタ2の出力N1がある定数Bより大きく、かつカ
ウンタ3の出力N2がある定数Cより小さく、かつカウ
ンタ4の出力N3がある定数Dより大きければ信号CP
3をHレベル、それ以外の場合は信号CP2をHレベル
にする。ある定数A、B、C、Dには、例えば輝度信号
Yのサンプル点の総数が256の場合、定数Aは25
0、定数Bは128、定数Cは100、定数Dは5とい
う値を設定する。
【0016】7は、1フィールド毎に0からカウントす
る水平同期信号をクロック入力に持つカウンタである。
【0017】8はエッジ検出回路であり、比較回路6の
3つの出力レベルを監視し、Hレベルとして出力される
信号が信号CP1から信号CP2に変化するとき、カウ
ンタ7の出力値を信号mとして出力し、Hレベルとして
出力される信号が信号CP2から信号CP1に変化する
とき、カウンタ7の出力値を信号nとして出力し、Hレ
ベルとして出力される信号が信号CP3から信号CP1
に変化するとき、カウンタ7の出力値を信号lとして出
力する。信号m、n、lには、例えば58、226、2
40という値がそれぞれに出力される。
【0018】9は時間フィルタであり、ある一定期間以
上の間、信号m、信号nが変化しない場合は信号m,信
号nをそのまま信号M,信号Nとして出力し、それ以外
の場合は入力値に関わらず、フィルタ内部で保持した値
信号m’,信号n’を信号M,信号Nとして出力する。
【0019】以上のように構成された本発明の第1の実
施例におけるアスペクト比自動識別装置について、以下
図2、図3、図4、図5を用いてその動作を説明する。
【0020】まず、入力輝度信号Yが比較回路1によっ
て、輝度信号Yの信号レベルに応じてY<S,S≦Y≦
T,Y>Tに分類される。カウンタ2、3、4はそれぞ
れの出力を1ライン毎に積算し、図2のような3本のヒ
ストグラムを生成する。次に比較回路6において、カウ
ンタ2、3、4で得られたヒストグラムを黒のヒストグ
ラム(CP1)、画像のヒストグラム(CP2)、字幕
のヒストグラム(CP3)の3種類に分類する。即ち、
1ライン期間の輝度信号Yが黒レベルに集中している場
合は、ヒストグラムのY<Sを表す部分に分布が集中
し、図2(a)に示すようなヒストグラム(CP1)が
得られ、通常の映像信号の場合は、輝度信号Yの分布が
ヒストグラムのY<S,S≦Y≦T、Y>Tの3カ所に
分散し、図2(b)に示すようなヒストグラム(CP
2)が得られ、1ライン期間の輝度信号Yが黒レベルと
白レベルに集中している場合は、ヒストグラムの分布が
Y<SとY>Tの部分に集中し、図2(c)に示すよう
なヒストグラム(CP3)が得られることを利用する。
【0021】この分類したデータを利用すると、黒のヒ
ストグラム(CP1)から画像のヒストグラム(CP
2)に変化するときにカウンタ7の値を出力することに
より、レターボックス信号の画像上部位置Eを示す信号
m(以下、ラインmと記す)が得られ,画像のヒストグ
ラム(CP2)から黒のヒストグラム(CP1)に変化
するときにカウンタ7の値を出力することにより、レタ
ーボックス信号の画像下部位置Fを示す信号n(以下、
ラインnと記す)が得られ、字幕のヒストグラム(CP
3)から黒のヒストグラム(CP1)に変化するときに
カウンタ7の値を出力することにより、レターボックス
信号の字幕下部位置Gを示す信号l(以下、ラインlと
記す)が得られ、これらをエッジ検出回路8で図3に示
すように検出する。
【0022】さらに検出したラインm、ラインnを時間
フィルタ9に入力する。図4は、この時間フィルタ9の
一実施例を示すものである。入力Iは、ラインm、nの
一例で、最初にフリップフロップ19で1フィールドご
とにラッチされる。一致検出回路20は、入力Iとフリ
ップフロップ19の出力とを比較し、一致している場合
はHレベル、それ以外はLレベルを出力する。フリップ
フロップ21、22、23は、一致検出回路20の出力
をそれぞれ1フィールド、2フィールド、3フィールド
遅延させるものである。
【0023】AND回路24は、一致検出回路20とフ
リップフロップ21、22、23の出力のANDをと
り、それら全てがHレベルの時だけAND回路24の出
力がHレベルになる。AND回路24の出力はフリップ
フロップ25のロード/ホールドパルスとなり、AND
回路24の出力がHレベルの時だけフリップフロップ1
9の出力がフリップフロップ25でにラッチされる。
【0024】図5は、図4で示した時間フィルタ9のタ
イミングチャートである。図5に示すように、図4は5
フィールドの時間フィルタとなっており、入力データI
に5フィールド以上同じデータが続いた場合だけ出力O
が変化する。
【0025】このようにして映像種類の認識が終了し、
レターボックス信号であることが認識されるとともにそ
の画像部分の位置とサイズも求めることができる。
【0026】次に、レターボックス信号の画像上部位置
E、画像下部位置Fを検出することによってアスペクト
比を認識するとともに、次の動作として一般に行われる
最適な画像表示方法として垂直方向に映像を拡大しよう
とする場合の画像表示開始位置、通常の画像表示範囲が
220ラインの場合の垂直拡大率(220/(m−
n))を算出することができる。例えば、画像上部位置
mが58で画像下部位置nが226の場合、垂直方向に
画像を拡大したときの画像開始位置は58ラインで、そ
のときの垂直拡大率は、220/(226−58)=
1.31倍となる。ここで、E、Fは幾何学的位置を、
m、nは電気的位置、即ち何番目の走査線であるかを示
す。
【0027】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
におけるアスペクト比自動識別装置を図4を用いて説明
する。第2の実施例の目的は色信号を検出することによ
り、レターボックス信号の画像上部位置E、画像下部位
置F、字幕下部位置Gの検出精度を高めることである。
【0028】図6に第2の実施例におけるアスペクト比
自動識別装置のブロック図を示す。第1の実施例と異な
る点は、色信号検出回路10を設けて、その出力を比較
回路1の入力とした点、即ち 色信号を検出したときの
動作である。
【0029】色信号検出回路10で色信号を検出したと
き、比較回路1は、輝度信号Yとあるスライスレベル
S,Tの関係がY<SまたはY>Tであっても、S≦Y
≦Tとしてカウンタ3から信号Q2を出力する。色信号
を検出しなかった場合は、比較回路1は第1の実施例と
同様に動作する。なぜなら、ヒストグラムの3つの分布
Y<S、S≦Y≦T,Y>Tにおいて、Y<Sは輝度信
号が黒レベルにあることを表し、Y>Tは輝度信号が白
レベルにあることを表しているためである。
【0030】レターボックス信号の上下の無画部は黒で
あり、さらに字幕が無画部に挿入されている場合は、そ
の字幕はほとんどの場合は白で表示されている。したが
って、色信号を検出したときには、その信号はレターボ
ックス信号の無画部でも字幕でもなく、画像と判断すべ
きである。
【0031】本実施例アスペクト比自動識別装置では、
ヒストグラムの分布において、Y<S(信号Q1)部が
ある定数Aよりも大きいときに黒(無画部)、Y<S
(信号Q1)部がある定数Bより大きく、S≦Y≦T
(信号Q2)部がある定数Cより小さく、Y>T(信号
Q3)部がある定数Dよりも大きいときに字幕と判断す
るので、色信号を検出したときには輝度信号Yとあるス
ライスレベルS、Tとの関係がたとえY<S、Y>Tを
満足していてもS≦Y≦T部(画像部)としてヒストグ
ラムにカウントすることにより、比較回路6で検出する
黒のヒストグラム、および字幕のヒストグラムの検出精
度が増すことができる。
【0032】このように第2の実施例によれば、より高
い精度でレターボックス信号の画像上部位置E、画像下
部位置F、字幕下部位置Gを検出することができる。
【0033】(実施例3)次に、本発明の第3の実施例
におけるアスペクト比自動識別装置を図7、図8を用い
て説明する。
【0034】図7に本発明の第3の実施例におけるアス
ペクト比自動識別装置のブロック図を示す。第3の実施
例の目的は、映像信号全体の暗さを検出することによ
り、誤った画像上部位置、画像下部位置の検出を防ぐこ
とである。第1の実施例と異なる点は、カウンタ2の出
力と定数Rを比較する比較回路11と、比較回路11の
出力を入力とするカウンタ12と、カウンタ12の出力
と規定値Vを比較する比較回路13を設けた点と比較回
路13の出力CP4がHレベルになったときの動作であ
る。
【0035】比較回路11で、カウンタ2の出力N1と
ある定数Rを比較し、N1>RならばHレベル、N1≦
RならばLレベルを出力する。このことは、定数Rとヒ
ストグラムの3つの分布の内の(輝度信号Y)<(スラ
イスレベルS)部の状態とを比較することを表し、N1
>RのときにはHレベルを出力して、そのラインが暗い
と判断する。定数Rとしては、1ラインのサンプル点の
総数を256とした場合、例えば200を入力する。
【0036】次に、比較回路11の出力を水平同期信号
をクロック入力とするカウンタ12でカウントする。カ
ウンタ12の積算値kは、1フィールド中に何ライン暗
いと判断されたを示す。さらに、カウンタ12の積算値
kとある規定値vを比較回路13で比較し、k>vなら
ば比較回路13の出力CP4はHレベルになり、k≦v
ならばCP4はLレベルになる。
【0037】規定値vは1フィールド中に何ライン以上
暗いと判断されたときに、映像信号全体を暗いと判断す
るかを決定する値である。例えば規定値vには128と
いう値を入力する。
【0038】比較回路13の出力がHレベルの時、時間
フィルタ9はエッジ検出回路8の出力に関わらず、直前
に出力したM,Nの値を再び出力する。比較回路13の
出力がLレベルの時、時間フィルタ9は第1の実施例と
同様の動作をする。これは、1フィールドの映像信号全
体が暗いときには、誤った画像上部位置m、画像下部位
置nを検出する可能性が高いという事実に対する対策で
ある。
【0039】この動作によって、レターボックス映像の
映像部分が図8のように暗いとき、誤った画像上部位置
E’、画像下部位置F’の検出を防止し、それ以前に検
出した正確な画像上部位置を示す信号M、画像下部位置
を示す信号Nを時間フィルタ9に保持して外部に出力す
る。
【0040】このように第3の実施例によれば、映像信
号全体が暗い場合のアスペクト比自動識別装置の誤検出
を防ぐことができる。
【0041】また、第3の実施例は第1の実施例を基本
にして説明したが、第2の実施例にも適用できることは
勿論である。
【0042】(実施例4)第4の実施例の目的も第3の
実施例と同様に、映像信号全体の暗さを検出することに
より、誤った映像上部位置、映像下部位置の検出を防ぐ
ことである。
【0043】図9に本発明の第4の実施例におけるアス
ペクト比自動識別装置のブロック図を示す。第1の実施
例と異なる点は、輝度信号Yを入力とし、1フィールド
の映像信号全体の平均輝度レベルを検出するAPL検出
回路14と、APL検出回路14の出力N4とある規定
値wを比較する比較回路15を設けた点と比較回路15
の出力CP5がHレベルになったときの動作である。
【0044】APL検出回路14で1フィールドの映像
信号の平均輝度レベルを検出する。次に、APL検出回
路14の出力N4とある規定値wを比較回路15で比較
する。N4<wならば比較回路15の出力CP5はHレ
ベルになり、N4≧wならばCP5はLレベルになる。
つまり、1フィールドの映像信号の平均輝度レベルN4
がある規定値wよりも小さいときには、映像信号全体が
暗いと判断して、比較回路15の出力CP5はHレベル
となる。規定値w以上の時は映像信号が明るいと判断し
て、比較回路15の出力CP5はLレベルとなる。AP
L検出回路14の出力N4が8ビットで出力された場
合、規定値wは例えば100という値を入力する。
【0045】比較回路15の出力がHレベルの時、時間
フィルタ9はエッジ検出回路8の出力に関わらず、直前
に出力した画像上部位置E,画像下部位置F(図8)を
示す値を再び出力する。比較回路15の出力がLレベル
の時、時間フィルタ9は第1の実施例と同様の動作をす
る。これは、1フィールドの映像信号全体が暗いときに
は、誤った画像上部位置E’,画像下部位置F’(図
8)を検出する可能性が高いという事実に対する対策で
ある。
【0046】この動作によって、レターボックス映像の
画像部分が図8のように暗いとき、誤った画像上部位置
E’、画像下部位置F’の検出を防止し、それ以前に検
出した正確な画像上部位置E、画像下部位置Fに相当す
る信号を保持して外部に出力する。
【0047】このように第4の実施例によれば、映像信
号全体が暗い場合のアスペクト比自動識別装置の誤検出
を防ぐことができる。第3の実施例と異なる点は、映像
信号全体の暗さを検出する方法を特徴とするものであ
る。
【0048】また、第4の実施例は第1の実施例を基本
にして説明したが、第2の実施例にも適用できることは
勿論である。
【0049】(実施例5)第5の実施例の目的は、レタ
ーボックス信号の画像上部位置、画像下部位置、字幕下
部位置にそれぞれ存在範囲を規定して、誤った画像上部
位置、画像下部位置、字幕下部位置の検出を防ぐことで
ある。
【0050】図10に本発明の第5の実施例におけるア
スペクト比自動識別装置のブロック図を示す。第1の実
施例と異なる点は、エッジ検出回路8の出力m,n,l
と、ある規定値α,β,γ,δを入力とする検証回路1
6を設けた点と検証回路16の入力m,n,lと出力
m”,n”,Lが異なるときの動作である。
【0051】検証回路16はエッジ検出回路8の出力
m,n,lを入力とし、1フィールドの映像信号期間
に、エッジm,nをそれぞれ複数回検出(例えば、m
1,m2,n1,n2)したときには、直前に検出した
m”,n”の値を再び出力する。これは、例えば図10
(a)に示すようにレターボックス信号の映像部にも、
上下の無画部と同様の黒帯が存在するような映像に対し
て生じる現象である。
【0052】また、m,nの存在範囲をそれぞれ規定値
αとβ、γとδで図11のように決定し、α<m<β、
γ<n<δのいずれかが成立する場合は、直前に検出し
たm”,n”の値を再び出力する。通常の映像表示範囲
が262.5本の走査線の内、32ライン目から252
ライン目までとすると、α、β、γ、δはそれぞれ3
2、132、133、252のような値をとる。
【0053】さらに、m,n,lの関係は、正しいエッ
ジを検出したときにはm<n<lが成立するので、それ
以外の場合は直前に検出した値m”,n”,lの値を再
び出力する。前記3つの制約がすべて満たされる場合に
は値m,n,lの値をそのままm”,n”,lとして出
力する。時間フィルタ9は第1の実施例と同様の動作を
する。
【0054】この動作によって、レターボックス映像が
図12のような条件の時に、誤った画像上部位置E’、
画像下部位置F’を検出しアスペクト比自動識別装置の
誤動作を減少させ、信頼性向上を計ることができる。
【0055】また、第5の実施例は第1の実施例を基本
に説明したが、第2または第3または第4の実施例にも
適用できることは勿論である。
【0056】(実施例6)第6の実施例の目的は、レタ
ーボックス信号に対して、正確な画像上部位置、画像下
部位置を検出し続けることである。
【0057】図13に本発明の第6の実施例におけるア
スペクト比自動識別装置のブロック図を示す。第1〜第
5の実施例と異なる特徴点は、特異点を除去する垂直フ
ィルタ26とイネーブル/ディスエーブル制御回路2
7、セレクタ30を設けた点比較回路13と比較回路2
9の出力をセレクタ30で外部から制御することであ
る。
【0058】図14は、本発明の第6の実施例で用いら
れている垂直フィルタ26のブロック図である。この垂
直フィルタ26は1ラインの特異点を除去するために用
いるものである。比較回路6において映像信号に対して
ライン毎にヒストグラムが作成され、それぞれのライン
が「黒」か「画像」か「字幕」かを判断した結果CP
1、CP2、CP3が出力され、垂直フィルタ26に入
力される。これは3ビットで入力されるので、その後の
処理を容易にするために、エンコーダ31で2ビットに
エンコードする。エンコードの例を表にして図15に示
す。
【0059】このようにしてエンコードした後、現在の
データ(エンコーダ31の出力)と2ライン前のデータ
(フリップフロップ33の出力)とをEX−NOR回路
26でビット毎に比較する。一致していれば2ライン前
のデータ(フリップフロップ33の出力)を出力し、一
致していなければ1ライン前のデータ(フリップフロッ
プ32の出力)をそのまま出力する。セレクタ34の出
力をフリップフロップ35でラッチし、最後にデコーダ
38で信号を元の3ビット信号(CP1’、CP2’、
CP3’)形式に戻し、外部に出力する。垂直フィルタ
26のタイミングチャートを図16に示す。この垂直フ
ィルタ26は、図16のタイミングチャートに示すよう
に、1ラインの特異点が生じた場合にその特異点を除去
し、平滑なデータを生成するために使用される。
【0060】イネーブル/ディスエーブル制御回路27
は、0から順番に数えるカウンタ7と時間フィルタ9の
出力M(画像上部位置E)を入力とし、カウンタ7の出
力が0からMに変化するまでの間Hレベルを出力し、そ
れ以外はLレベルを出力する。イネーブル/ディスエー
ブル制御回路27の出力がHレベルの間、カウンタ28
はイネーブルとなり、その期間に垂直フィルタ26の出
力CP1’が何回Hレベルになるかを数える。CP1’
がHレベルということは、そのラインが黒と判断された
ということであり、それをカウンタ7の出力が0から
m”になるまでカウントするとレターボックス信号の上
の無画部に何ライン黒と判断されたラインがあるかがわ
かる。
【0061】比較回路29はカウンタ28の出力BN
(無画部において黒と判断されたライン数)とある定数
Qの値を比較し、BN>Qのとき出力がHレベルにな
り、BN≦Qの時には出力がLレベルになる。ある定数
Qを例えば3という値にすると、レターボックス信号の
上の無画部に4ライン以上黒と判断されたラインがあっ
た場合には、比較回路29の出力はLレベルとなる。
【0062】比較回路13と比較回路29の出力は、例
えば、マイコンから出力される外部信号zonによって
制御される。外部信号zonがLレベルの時には比較回
路13の出力、外部信号zonがHレベルの時には比較
回路29の出力が時間フィルタ9に入力される。セレク
タ30の出力がHレベルの時、時間フィルタ9は検証回
路16の出力に関わらず、直前に出力したm”,n”の
値を再び出力する。
【0063】セレクタ30の出力がLレベルの時、時間
フィルタ9は第1の実施例と同様の動作をする。ただ
し、字幕位置を検出するlに関しては、セレクタ30の
出力SOの値に関わらず、時間フィルタ9はある一定時
間以上同じ値がl’として入力されたときにlをそのま
まlとして出力し、それ以外は以前に検出した値をホー
ルドする。
【0064】アスペクト比が4:3映像の場合は外部制
御信号zonをLレベルに制御することによって、1フ
ィールドの映像信号全体の暗さを検出して、映像信号全
体が暗い場合には以前に検出した画像上部位置、画像下
部位置を保持し、映像信号全体が明るい場合には正確な
検出値を出力する。レターボックス映像の場合は外部信
号zonをHレベルに制御することによって、上の無画
部の暗さのみを検出し、無画部が以前に検出した画像上
部位置、画像下部位置を保持することができ、それぞれ
の映像に対して安定した検出情報を出力することができ
る。
【0065】(実施例7)第7の実施例の目的は第6の
実施例と同じく、レターボックス映像に対して、正確な
画像上部位置、画像下部位置を検出し続けることであ
る。
【0066】図17に本発明の第7の実施例におけるア
スペクト比自動識別装置のブロック図を示す。第6の実
施例と異なる点は、イネーブル/ディスエーブル制御回
路27の制御方法と、その動作である。
【0067】イネーブル/ディスエーブル制御回路27
は、0から順番に数えるカウンタ7の出力と時間フィル
タ9の出力M(画像上部位置Eを示す)、N(画像下部
位置Fを示す)を入力とし、カウンタ7の出力がMから
M+P、N−PからNに変化するまでの間Hレベルを出
力し、それ以外はLレベルを出力する。イネーブル/デ
ィスエーブル制御回路27の出力がHレベルの間、カウ
ンタ28はイネーブルとなり、その期間に垂直フィルタ
26の出力CP1’が何回Hレベルになるかを数える。
【0068】比較回路29はカウンタ28の出力BNと
定数Qの値を比較し、BN>Qのとき出力がHレベルに
なり、BN≦QのときはLレベルとなる。定数P、Qの
それぞれに、例えば10、0という値を設定すると、レ
ターボックス信号の画像上部位置から10ラインの間
と、画像下部位置より10ライン前から画像下部位置ま
での間に黒と判定されたラインがあるかどうかをカウン
タ28でカウントすることにより検出し、黒と判定され
たラインが1ラインでもあった場合には比較回路29の
出力はHレベルになる。
【0069】このように、レターボックス映像の場合は
検出した境界線の内側の暗さを検出することによって、
境界線の内側のみが暗いレターボックス映像に対する画
像上部位置、画像下部位置の誤検出が減少し、検出精度
が増す。
【0070】(実施例8)実施例8は、アスペクト比自
動識別装置を組み入れたテレビジョン受像機であり、図
18はその構成を示すブロック図である。
【0071】外部アンテナから受信した入力信号は受信
選局部41で選択され、入力アナログ映像信号として、
第1の信号処理部42に入力される。第1の信号処理部
42には入力アナログ信号をデジタル信号に変換するA
/D変換部43と、デジタル信号化された映像信号を3
次元YC分離などの色信号輝度信号の処理をメモリ48
を用いてなされるYC処理部44と、輝度信号から入力
映像信号のアスペクト比を検出するアスペクト比自動識
別装置の機能を持つセルフアスペクト部45と、色信号
の復調部46と、字幕処理などメモリ49を用いて処理
する字幕処理部47とを有している。第1の信号処理部
45の信号出力は画質改善とD/A変換機能を有する第
2の信号処理部52を介して、ドライブ部54によりC
RTなどの表示部55をドライブする。一方第1の信号
処理部42のYC処理部44からの出力により同期分離
部50により同期分離されドライブ部54に同期信号が
供給される。マイコン53はバス56を介して入出力さ
れる信号により、上記各回路構成の各回路を制御してい
る。マイコン53の制御系については全系統を表示する
と非常に複雑となるので、アスペクト比自動識別装置に
関するものに限って、その他の部分については省略して
いる。
【0072】次にアスペクト自動識別と、その結果を用
いて適切な画像表示を行う動作について説明する。入力
映像信号がアスペクト比4:3のレターボックス形式の
信号である場合に、そのままアスペクト処理がなされず
にアスペクト比16:9の表示画面を有する表示部55
に表示された状態を図19(a)に示す。表示部55は
表示枠としては図のようにアスペクト比16:9のいわ
ゆるワイド画面を有し、その中に4:3のアスペクト比
を持つ走査線で表示されたレターボックス映像が表示さ
れている。この表示方式にはこの他に走査線が表示枠い
っぱいに走査された図19(b)のようなモードもあ
る。
【0073】このような信号の場合に前述の実施例のア
スペクト比自動識別装置を組み入れた場合の動作につい
て説明する。第1の信号処理部42のYC処理部44の
出力の1つである輝度信号はセルフアスペクト部45に
入力される。このセルフアスペクト部45にはアスペク
ト比自動識別装置の機能を有し、入力された輝度信号の
輝度レベルをサンプリングして走査線毎の輝度ヒストグ
ラムを形成し、そのヒストグラムの形状から映像種類が
識別され、異なる映像種類の境界点として画像上部位置
E、画像下部位置Fを図19(a)のように検出する。
この画像上部位置E、画像下部位置FはYC処理部44
からの同期信号の垂直同期信号からの時間として垂直位
置が検出されている。
【0074】以上の検出信号が字幕処理部47に入力さ
れ、レターボックス映像の黒部分に字幕がある場合に字
幕処理する信号として使われるとともに、バス56を介
してマイコン53に入力され、マイコン53からの制御
信号としてドライブ部54に入力される。ドライブ部5
4では表示部55をドライブするために同期偏向出力信
号を及びRGB出力信号を出力するが、偏向振幅を変更
して拡大表示を必要に応じて可能としている。この振幅
拡大の中で垂直振幅に関する割合をセルフアスペクト部
45からの出力信号を用いて決定している。即ち、マイ
コン53には入力映像信号の内容と表示部55の表示枠
の形状(アスペクト比)の対応から、どのように表示し
たら最適な表示となるかをがプログラムされている。そ
こで、マイコン53からの制御信号により、水平振幅は
レターボック信号であることによりまず表示枠いっぱい
に振幅拡大される。
【0075】次にセルフアスペクト部45からの画像上
部位置E、画像下部位置Fの情報に基づいて画像の垂直
位置、及びアスペクト比が計算され、その計算結果によ
り垂直位置移動及び垂直振幅拡大率が自動的に計算さ
れ、最適な偏向電流として出力される。
【0076】その結果、図19(b)に示すようにレタ
ーボック信号の画像部分が表示部55の表示枠いっぱい
に拡大され、画像に応じた最適な表示が達成できる。こ
のように、テレビジョン受像機にかかわらず表示部を有
するデイスプレイにおいても、その表示枠の形状と入力
映像信号との関連から、最適な表示が可能な制御信号を
出力するようにプログラムされたマイコンを備えたアス
ペクト自動識別装置を組み入れることにより、いかなる
入力映像信号に対しても最適な表示が自動的に可能にな
る。
【0077】
【発明の効果】以上のように本発明による映像種類識別
装置、及びそれを用いたアスペクト比自動識別装置及び
テレビジョン受像機は、ヒストグラム生成回路(比較回
路とカウンタ)とエッジ検出回路と時間フィルタを用い
ることによって、アスペクト比の識別信号を持たないレ
ターボックス映像信号に対して、正確な画像上部位置、
画像下部位置、字幕下部位置を検出することができ、自
動的にアスペクト変換、垂直位置移動、字幕移動処理を
行う場合には、その実用的効果は大なるものがある。
【0078】また本発明によるアスペクト比自動識別装
置は、1フィールド期間の映像信号の暗さを判定するた
めに、比較回路とカウンタの組合せ、またはAPL検出
回路と比較回路の組合せを用いることによって、レター
ボックス信号の誤った画像上部位置、画像下部位置を検
出することを防ぐことができ、その実用的効果は大なる
ものがある。
【0079】また本発明によるアスペクト比自動識別装
置は、レターボックス映像信号の画像上部位置、画像下
部位置の存在範囲などを規定する検証回路を用いること
によって、誤った画像上部位置、画像下部位置を検出す
ることを防ぐことができ、その実用的効果は大なるもの
がある。
【0080】また本発明によるアスペクト比自動識別装
置は、映像信号の暗さを判定する期間を、1フィールド
の映像信号全体について行う場合と、1フィールドの映
像信号のある特定の期間についてだけ行う場合とを外部
信号によって切り替えることにより、レターボックス映
像信号の正確な画像上部位置、画像下部位置を検出し続
けることができ、その実用的効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるアスペクト比自動
識別装置のブロック図
【図2】(a) 黒のヒストグラム (b) 画像のヒストグラム (c) 字幕のヒストグラム
【図3】(a) 4:3映像の具体例を示す図 (b) レターボックス映像(字幕無し)の具体例を示
す図 (c) レターボックス映像(字幕有り)の具体例を示
す図
【図4】本発明の第1の実施例による時間フィルタのブ
ロック図
【図5】本発明の第1の実施例による時間フィルタのタ
イミングチャート
【図6】本発明の第2の実施例によるアスペクト比自動
識別装置のブロック図
【図7】本発明の第3の実施例によるアスペクト比自動
識別装置のブロック図
【図8】第3、第4の実施例の動作を説明するための映
像信号の具体例を示す図
【図9】本発明の第4の実施例によるアスペクト比自動
識別装置のブロック図
【図10】発明の第5の実施例によるアスペクト比自動
識別装置のブロック図
【図11】(a) 映像開始位置mと映像終了位置nの
存在範囲を示す図 (b) 規定値α,β,γ,δと各境界位置m,n,l
の関係を示す図
【図12】(a) 複数のm,nを検出する場合の具体
例を示す図 (b) mの存在範囲の制約を満たしてない場合の具体
例を示す図
【図13】本発明の第6の実施例によるアスペクト比自
動識別装置のブロック図
【図14】本発明の第6の実施例による垂直フィルタの
ブロック図
【図15】本発明の第6の実施例によるエンコーダのコ
ードを示す図
【図16】本発明の第6の実施例による時間フィルタの
タイミングチャート
【図17】本発明の第7の実施例によるアスペクト比自
動識別装置のブロック図
【図18】本発明の第8の実施例によるテレビジョン受
像機のブロック図
【図19】(a)本発明の第8の実施例によるアスペク
ト比16:9のデイスプレイ上のレターボックス映像の
表示例を示す図 (b)本発明の第8の実施例によるレターボックス映像
の画像部分を拡大表示した例を示す図
【図20】従来例によるアスペクト比識別装置のブロッ
ク図
【図21】(a) シネマ映像(5:3)の具体例を示
す図 (b) ワイド映像(16:9)の具体例を示す図
【符号の説明】
1、6、11、13、15、29 比較回路 2、3、4、7、12、28 カウンタ 8 エッジ検出回路 9 時間フィルタ 10 色信号検出回路 14 APL検出回路 16 検証回路 17 リモコン 18 マイコン 19、21、22、23、25、32、33、35 フ
リップフロップ 20、39 一致検出回路 24、37 AND回路 27 イネーブル/ディスエーブル制御回路 30、34 セレクタ 31 エンコーダ 36 NOR回路 38 デコーダ 41 受信選局部 42 信号処理部 43 A/D変換部 44 YC処理部 45 セルフアスペクト部 47 字幕処理部 48、49 メモリ 50 同期分離部 51 ノイズリデューサ 55 表示部 56 バス

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力映像信号の第1の所定期間単位毎の
    輝度信号レベルを検出し、各輝度レベル発生度数分布を
    示すヒストグラムを生成するヒストグラム生成手段と、
    前記ヒストグラム生成手段の第2の所定期間毎の出力の
    各輝度レベル発生度数分布を複数の映像種類として分類
    する比較手段と、前記比較手段の出力より前記映像種類
    の変化を検出するエッジ検出手段と、前記エッジ検出手
    段により検出された異なる映像種類への変化点の前記入
    力映像信号に於ける位置を特定するためのタイミング信
    号を発するカウンタと、前記エッジ検出手段の映像種類
    の変化を検出後、次の変化の検出までが所定時間継続し
    たときに映像信号の位置信号を発生する時間フィルタと
    を備え、前記時間フィルタの出力から前記入力映像信号
    に含まれる情報の映像種類を識別する映像種類識別装
    置。
  2. 【請求項2】 入力映像信号の第1の所定期間単位毎の
    輝度信号レベルを検出し、各輝度レベル発生度数分布を
    示すヒストグラムを生成するヒストグラム生成手段と、
    前記ヒストグラム生成手段の第2の所定期間毎の出力の
    各輝度レベル発生度数分布を複数の映像種類として分類
    する比較手段と、前記比較手段の出力より前記映像種類
    の変化を検出するエッジ検出手段と、前記比較手段とエ
    ッジ検出手段の出力より前記入力映像信号の画像信号部
    分のアスペクト比を識別する手段とを有するアスペクト
    比自動識別装置。
  3. 【請求項3】 エッジ検出手段により検出された異なる
    映像種類への変化点の前記入力映像信号に於ける位置を
    特定するためのタイミング信号を発するカウンタを有
    し、前記カウンタとエッジ検出手段の出力より前記入力
    映像信号於ける映像種類の変化点の位置づけと画像部分
    のアスペクト比を識別する手段とを有する請求項2記載
    のアスペクト比自動識別装置。
  4. 【請求項4】 エッジ検出手段の映像種類の変化を検出
    後、次の変化の検出までが所定時間継続したときに映像
    信号の位置信号を発生する時間フィルタを有し、 前記時間フィルタの出力より前記入力映像信号於ける映
    像種類の変化点の位置づけと画像部分のアスペクト比を
    識別する手段とを有する請求項3記載のアスペクト比自
    動識別装置。
  5. 【請求項5】 入力映像信号の輝度信号をサンプリング
    して、1走査線毎に各輝度レベル発生度数分布を示すヒ
    ストグラムを生成するヒストグラム生成手段と、 前記ヒストグラム生成手段により生成されたヒストグラ
    ムを順次入力し、前記ヒストグラムを映像種類として分
    類する比較手段と、前記比較手段の出力より、前記入力
    映像信号の各走査線の異なる映像種類への変化を検出す
    るエッジ検出手段と、エッジ検出手段により検出された
    異なる映像種類への変化点の前記入力映像信号に於ける
    位置を特定するためのタイミング信号を発するカウンタ
    と、前記エッジ検出手段の映像種類の変化を検出後、次
    の変化の検出までが所定時間継続したときに映像信号の
    位置信号を発生する時間フィルタとを備え、前記時間フ
    ィルタの出力から前記入力映像信号に含まれる情報の映
    像種類を識別する映像種類識別装置。
  6. 【請求項6】 入力映像信号の輝度信号をサンプリング
    して、1走査線毎に各輝度レベル発生度数分布を示すヒ
    ストグラムを生成するヒストグラム生成手段と、 前記ヒストグラム生成手段により生成されたヒストグラ
    ムを順次入力し、前記ヒストグラムを映像種類として分
    類する比較手段と、前記比較手段の出力より、前記入力
    映像信号の各走査線の異なる映像種類への変化を検出す
    るエッジ検出手段と、前記比較手段とエッジ検出手段の
    出力より前記入力映像信号の画像信号部分のアスペクト
    比を識別する手段とを有するアスペクト比自動識別装
    置。
  7. 【請求項7】 エッジ検出手段により検出された異なる
    映像種類への変化点の前記入力映像信号に於ける位置を
    特定するためのタイミング信号を発するカウンタを有
    し、前記カウンタとエッジ検出手段の出力より前記入力
    映像信号於ける映像種類の変化点の位置づけと画像部分
    のアスペクト比を識別する手段とを有する請求項6記載
    のアスペクト比自動識別装置。
  8. 【請求項8】 エッジ検出手段の映像種類の変化を検出
    後、次の変化の検出までが所定時間継続したときに映像
    信号の位置信号を発生する時間フィルタを有し、 前記時間フィルタの出力より前記入力映像信号於ける映
    像種類の変化点の位置づけと画像部分のアスペクト比を
    識別する手段とを有する請求項7記載のアスペクト比自
    動識別装置。
  9. 【請求項9】 比較手段は、映像種類が黒、映画像、字
    幕のいずれかであるように分類する請求項2〜請求項
    4、請求項6〜請求項8いずれかに記載のアスペクト比
    自動識別装置。
  10. 【請求項10】 エッジ検出手段は、映像種類が黒から
    映画像に変化したときに映画像信号開始位置、映像種類
    が映画像から黒に変化したとき映画像信号終了位置、映
    像種類が字幕から黒に変化したときに字幕終了位置とし
    てそれぞれ出力する請求項9記載のアスペクト比自動識
    別装置。
  11. 【請求項11】 比較手段は、映像種類が黒、映画像、
    字幕のいずれかであるように分類する請求項1又は請求
    項5に記載の映像種類識別装置。
  12. 【請求項12】 エッジ検出手段は、映像種類が黒から
    映画像に変化したときに映画像信号開始位置、映像種類
    が映画像から黒に変化したとき映画像信号終了位置、映
    像種類が字幕から黒に変化したときに字幕終了位置とし
    てそれぞれ出力する請求項11記載の映像種類識別装
    置。
  13. 【請求項13】 (1)輝度信号Yとあるスライスレベ
    ルS、Tを比較し、Y<SのときHレベルとなる第1の
    出力と、S≦Y≦TのときHレベルとなる第2の出力
    と、Y>TのときHレベルとなる第3の出力を出力する
    第1の比較回路と、 (2)前記第1の比較回路の第1、第2、第3の出力を
    カウントする第1、第2、第3のカウンタと、(3)前
    記第1、第2、第3のカウンタの出力N1,N2,N3
    と或る定数A、B、C、Dを比較し、N1>AのときH
    レベルとなる第1の出力と、N1>B、N2<C、N3
    >DのときHレベルとなる第3の出力と、それ以外のと
    きHレベルとなる第2の出力を出力する第2の比較回路
    と、(4)水平同期信号をクロック入力とし0から1ず
    つ数える第4のカウンタと、(5)前記第2の比較回路
    の第1、第2、第3の出力CP1、CP2、CP3と前
    記第4のカウンタの出力を入力とし、第2の比較回路の
    出力がCP1からCP2に変化するとき第4のカウンタ
    の値を検出する第1の出力mと、CP2からCP1に変
    化するとき第4のカウンタの値を検出する第2の出力n
    と、CP3からCP1に変化するとき第4のカウンタの
    値を検出する第3の出力lを出力するエッジ検出回路
    と、(6)前記エッジ検出回路の第1、第2の出力m,
    nをそれぞれ第1、第2の入力とし、ある一定時間以上
    の間、入力値m,nが一定の時、入力値m,nを第1、
    第2の出力として出力、それ以外は入力値に関わらず、
    時間フィルタ内部で保持した値m’,n’を第1、第2
    の出力として出力する時間フィルタを備えた映像種類識
    別装置。
  14. 【請求項14】 (1)輝度信号Yとあるスライスレベ
    ルS、Tを比較し、Y<SのときHレベルとなる第1の
    出力と、S≦Y≦TのときHレベルとなる第2の出力
    と、Y>TのときHレベルとなる第3の出力を出力する
    第1の比較回路と、(2)前記第1の比較回路の第1、
    第2、第3の出力をカウントする第1、第2、第3のカ
    ウンタと、(3)前記第1、第2、第3のカウンタの出
    力N1,N2,N3と或る定数A、B、C、Dを比較
    し、N1>AのときHレベルとなる第1の出力と、N1
    >B、N2<C、N3>DのときHレベルとなる第3の
    出力と、それ以外のときHレベルとなる第2の出力を出
    力する第2の比較回路と、(4)水平同期信号をクロッ
    ク入力とし0から1ずつ数える第4のカウンタと、
    (5)前記第2の比較回路の第1、第2、第3の出力C
    P1、CP2、CP3と前記第4のカウンタの出力を入
    力とし、第2の比較回路の出力がCP1からCP2に変
    化するとき第4のカウンタの値を検出する第1の出力m
    と、CP2からCP1に変化するとき第4のカウンタの
    値を検出する第2の出力nと、CP3からCP1に変化
    するとき第4のカウンタの値を検出する第3の出力lを
    出力するエッジ検出回路と、(6)前記エッジ検出回路
    の第1、第2の出力m,nをそれぞれ第1、第2の入力
    とし、ある一定時間以上の間、入力値m,nが一定の
    時、入力値m,nを第1、第2の出力として出力、それ
    以外は入力値に関わらず、時間フィルタ内部で保持した
    値m’,n’を第1、第2の出力として出力する時間フ
    ィルタ前記時間フィルタの出力より前記入力映像信号の
    画像信号部分のアスペクト比を識別する手段とを有する
    アスペクト比自動識別装置。
  15. 【請求項15】 色信号を入力とし、色信号を検出した
    ときHレベルを出力する色信号検出回路を付加し、前記
    色信号検出回路の出力がHレベルの時には、第2の出力
    を出力する請求項14記載のアスペクト比自動識別装
    置。
  16. 【請求項16】 (1)前記第1のカウンタの出力N1
    と定数REを入力とし、N1>REのときHレベルを出
    力する第3の比較回路と、(2)前記第3の比較回路の
    出力と、水平同期信号をクロック入力として入力する第
    5のカウンタと、(3)前記第5のカウンタの出力kと
    ある規定値vを入力とし、k>vのときHレベルを出力
    する第4の比較回路と、(4)前記エッジ検出回路の第
    1、第2の出力m,nと前記第4の比較回路の出力CP
    4をそれぞれ第1、第2、第3の入力とし、CP4がL
    レベルで、かつある一定時間以上の間、入力値m,nが
    一定の時、入力値m,nを第1、第2の出力として出
    力、それ以外は入力値に関わらず、時間フィルタ内部で
    保持した値m’,n’を第1、第2の出力として出力す
    る時間フィルタを備えた請求項14または15記載のア
    スペクト比自動識別装置。
  17. 【請求項17】 (1)輝度信号Yを入力とし、1フィ
    ールドの映像信号全体の輝度レベルを検出するAPL検
    出回路と、(2)前記APL検出回路の出力N4と規定
    値wを入力とし、N4<wのときHレベルを出力する第
    3の比較回路と、(3)前記エッジ検出回路の第1、第
    2の出力m,nと前記第3の比較回路の出力CP5をそ
    れぞれ第1、第2、第3の入力とし、CP5がLレベル
    で、かつある一定時間以上の間、入力値m,nが一定の
    時、入力値m,nを第1、第2の出力として出力、それ
    以外は入力値に関わらず、フィルタ内部で保持した値
    m’,n’を第1、第2の出力として出力する時間フィ
    ルタを備えた請求項14または請求項15記載のアスペ
    クト比自動識別装置。
  18. 【請求項18】 (1)エッジ検出回路の第1、第2、
    第3の出力m,n、lとある規定値α,β,γ,δを入
    力とし、α<m<βかつγ<n<δかつl>m>nのと
    き入力値m,n,lをそれぞれ第1、第2、第3の出力
    として出力し、それ以外の時は検証回路に保持している
    値をそれぞれ第1、第2、第3の出力とする検証回路
    と、(2)前記検証回路の第1、第2の出力m”,n”
    をそれぞれ第1、第2の入力とし、ある一定時間以上の
    間、入力値m”,n”が一定の時、入力値m”,n”を
    第1、第2の出力として出力し、それ以外は入力値に関
    わらず、時間フィルタ内部で保持した値m’,n’をそ
    れぞれ第1、第2の出力として出力する時間フィルタを
    備えた請求項14または請求項15記載のアスペクト比
    自動識別装置。
  19. 【請求項19】 (1)輝度信号Yと或るスライスレベ
    ルS、Tを比較し、Y<SのときHレベルとなる第1の
    出力と、S≦Y≦TのときHレベルとなる第2の出力
    と、Y>TのときHレベルとなる第3の出力を持つ第1
    の比較回路と、 (2)前記第1の比較回路の第1、第2、第3の出力を
    カウントする第1、第2、第3のカウンタと、(3)前
    記第1、第2、第3のカウンタの出力N1,N2,N3
    と或る定数A、B、C、Dを比較し、N1>AのときH
    レベルとなる第1の出力と、N1>B、N2<C、N3
    >DのときHレベルとなる第3の出力と、第1および第
    3の出力が共にLレベルのときHレベルとなる第2の出
    力を出力する第2の比較回路と、(4)前記第2の比較
    回路の第1、第2、第3の出力CP1、CP2、CP3
    を入力とし、1フィールドの走査期間中に発生する特異
    点を除去した後、それぞれ第1、第2、第3の出力CP
    1’、CP2’、CP3’を出力する垂直フィルタと、
    (5)水平同期信号をクロック入力、垂直同期信号をリ
    セット入力とし、0から1ずつ数える第4のカウンタ
    と、(6)前記第2の比較回路の第1、第2、第3の出
    力CP1’、CP2’、CP3’と前記第4のカウンタ
    の出力を入力とし、CP1’からCP2’に変化すると
    き第4のカウンタの値を検出する第1の出力と、CP
    2’からCP1’に変化するとき第4のカウンタの値を
    検出する第2の出力と、CP3’からCP1’に変化す
    るとき第4のカウンタの値を検出する第3の出力を出力
    するエッジ検出回路と、(7)前記エッジ検出回路の第
    1、第2、第3の出力m,n、lと或る規定値α,β,
    γ,δを入力とし、m,nが一意に決定し、α<m<β
    かつγ<n<δかつl>m>nのとき入力値m,n,l
    をそれぞれ第1、第2、第3の出力、それ以外の時は検
    証回路に保持している値をそれぞれ第1、第2、第3の
    出力とする検証回路と、(8)前記検証回路の第1、第
    2、第3の出力と後述のセレクタの出力SOをそれぞれ
    第1、第2、第3、第4の入力とし、SOがLレベル
    で、かつある一定時間以上の間、入力値m、n、lが一
    定の時、入力値m、n、lをそれぞれ第1、第2、第3
    の出力として出力、それ以外は入力値に関わらず、フィ
    ルタ内部で保持した値m’、n’、lをそれぞれ第1、
    第2、第3の出力として出力する時間フィルタと、
    (9)第1のカウンタの出力N1と定数REを入力と
    し、N1>REのときHレベルを出力する第3の比較回
    路と、(10)前記第3の比較回路の出力を入力、水平
    同期信号をクロック入力とする第5のカウンタと、(1
    1)前記第5のカウンタの出力kと或る規定値vを入力
    とし、k>vのときHレベルを出力する第4の比較回路
    と、(12)前記時間フィルタの出力m”を第1の入
    力、前記第4のカウンタ4の出力を第2の入力とし、第
    4のカウンタ4の出力が0からm”に変化するまでの間
    Hレベル、それ以外ではLレベルとなるイネーブル/デ
    ィスエーブル制御回路と、(13)前記イネーブル/デ
    ィスエーブル制御回路の出力を第1の入力、前記垂直フ
    ィルタの第1の出力CP1’を第2の入力、水平同期信
    号をクロック入力とする第6のカウンタと、(14)前
    記第6のカウンタの出力BNを第1の入力、ある定数Q
    を第2の入力とし、BN>QのときHレベルを出力する
    第6の比較回路と、(15)前記第4及び第6の比較回
    路の出力をそれぞれ第1及び第2の入力、制御信号zo
    nをセレクト入力に持ち、出力SOは前記時間フィルタ
    の第4の入力となるセレクタ前記時間フィルタの出力よ
    り前記入力映像信号の画像信号部分のアスペクト比を識
    別する手段とを有するアスペクト比自動識別装置。
  20. 【請求項20】 (1)輝度信号Yとあるスライスレベ
    ルS、Tを比較し、Y<SのときHレベルとなる第1の
    出力と、S≦Y≦TのときHレベルとなる第2の出力
    と、Y>TのときHレベルとなる第3の出力を持つ第1
    の比較回路と、(2)前記第1の比較回路の第1、第
    2、第3の出力をカウントする第1、第2、第3のカウ
    ンタと、(3)前記第1、第2、第3のカウンタの出力
    N1,N2,N3と或る定数A、B、C、Dを比較し、
    N1>AのときHレベルとなる第1の出力と、N1>
    B、N2<C、N3>DのときHレベルとなる第3の出
    力と、第1および第3の出力がともにLレベルのときH
    レベルとなる第2の出力を出力する第2の比較回路と、
    (4)前記第2の比較回路の第1、第2、第3の出力C
    P1、CP2、CP3を入力とし、1フィールドの走査
    期間中に発生する特異点を除去した後、それぞれ第1、
    第2、第3の出力CP1’、CP2’、CP3’を出力
    する垂直フィルタと、(5)水平同期信号をクロック入
    力、垂直同期信号をリセット入力とし、0から1ずつ数
    える第4のカウンタと、(6)前記第2の比較回路の第
    1、第2、第3の出力CP1’、CP2’、CP3’と
    前記第4のカウンタの出力を入力とし、CP1’からC
    P2’に変化するとき第4のカウンタの値を検出する第
    1の出力と、CP2’からCP1’に変化するとき第4
    のカウンタの値を検出する第2の出力と、CP3’から
    CP1’に変化するとき第4のカウンタの値を検出する
    第3の出力を出力するエッジ検出回路と、(7)前記エ
    ッジ検出回路の第1、第2、第3の出力m,n、lとあ
    る規定値α,β,γ,δを入力とし、m,nが一意に決
    定し、α<m<βかつγ<n<δかつl>m>nのとき
    入力値m,n,lをそれぞれ第1、第2、第3の出力、
    それ以外の時は前の検証回路に保持している値をそれぞ
    れ第1、第2、第3の出力とする検証回路と、(8)前
    記検証回路の第1、第2、第3の出力と後述のセレクタ
    の出力SOをそれぞれ第1、第2、第3、第4の入力と
    し、SOがLレベルで、かつある一定時間以上の間、入
    力値m、n、lが一定の時、入力値m、n、lをそれぞ
    れ第1、第2、第3の出力として出力、それ以外は入力
    値に関わらず、フィルタ内部で保持した値m’、n’、
    lを第1、第2、第3の出力として出力する時間フィル
    タと、(9)第1のカウンタの出力N1と定数Eを入力
    とし、N1>EのときHレベルを出力する第3の比較回
    路と、(10)前記第3の比較回路の出力を入力、水平
    同期信号をクロック入力とする第5のカウンタと、(1
    1)前記第5のカウンタの出力kとある規定値vを入力
    とし、k>vのときHレベルを出力する第4の比較回路
    と、(12)前記時間フィルタの出力m”、n”を第
    1、第2の入力、前記第4のカウンタ4の出力を第3の
    入力、或る定数Pを第5の入力とし、第4のカウンタ4
    の出力がm’からm’+Pおよびn’−Pからn’に変
    化するまでの間Hレベル、それ以外ではLレベルとなる
    イネーブル/ディスエーブル制御回路と、(13)前記
    イネーブル/ディスエーブル制御回路の出力を第1の入
    力、前記垂直フィルタの第1の出力CP1’を第2の入
    力、水平同期信号をクロック入力とする第6のカウンタ
    と、(14)前記第6のカウンタの出力BNを第一の入
    力、ある定数Qを第2の入力とし、BN>QのときHレ
    ベルを出力する第6の比較回路と、(15)前記第4及
    び第6の比較回路の出力をそれぞれ第1及び第2の入
    力、制御信号zonをセレクト入力に持ち、出力SOは
    前記時間フィルタの第4の入力となるセレクタ前記時間
    フィルタの出力より前記入力映像信号の画像信号部分の
    アスペクト比を識別する手段とを有するアスペクト比自
    動識別装置。
  21. 【請求項21】 入力映像信号を入力する受信手段と、
    前記受信手段により入力された映像信号の輝度信号、色
    信号などの復調処理する第1の信号処理をする第1の信
    号処理手段と、前記第1の信号処理手段により処理され
    た信号を画質改善など2次的な信号処理する第2の信号
    処理をする第2の信号処理手段と、前記第2の信号処理
    手段により処理された信号を用いて前記映像信号情報表
    示のためのドライブ信号を出力するドライブ手段と、前
    記ドライブ手段により出力されたドライブ信号により駆
    動され、前記映像信号情報を表示する表示手段とを備
    え、前記第1の信号処理手段には前記デジタル映像信号
    の第1の所定期間単位毎の輝度信号レベルを検出し、各
    輝度レベル発生度数分布を示すヒストグラムを生成する
    ヒストグラム生成手段と、前記ヒストグラム生成手段の
    第2の所定期間毎の出力の各輝度レベル発生度数分布を
    複数の映像種類として分類する比較手段と、前記比較手
    段の出力より前記映像種類の変化を検出するエッジ検出
    手段と、前記比較手段とエッジ検出手段の出力より前記
    入力映像信号の画像信号部分のアスペクト比を識別する
    手段とを有するテレビジョン受像機。
  22. 【請求項22】 入力アナログ映像信号を入力する受信
    手段と、前記受信手段により入力されたアナログ映像信
    号をデジタル映像信号に変換すると共に、第1の信号処
    理をする第1の信号処理手段と、前記第1の信号処理手
    段により処理された信号を第2の信号処理をすると共に
    デジタル/アナログ変換する第2の信号処理手段と、前
    記第2の信号処理手段によりアナログ変換された信号を
    用いて前記映像信号情報表示のためのドライブ信号を出
    力するドライブ手段と、前記ドライブ手段により出力さ
    れたドライブ信号により駆動され、前記映像信号情報を
    表示する表示手段とを備え、前記第1の信号処理手段に
    は、前記デジタル映像信号の第1の所定期間単位毎の輝
    度信号レベルを検出し、各輝度レベル発生度数分布を示
    すヒストグラムを生成するヒストグラム生成手段と、前
    記ヒストグラム生成手段の第2の所定期間毎の出力の各
    輝度レベル発生度数分布を複数の映像種類として分類す
    る比較手段と、前記比較手段の出力より前記映像種類の
    変化を検出するエッジ検出手段と、前記比較手段とエッ
    ジ検出手段の出力より前記入力映像信号の画像信号部分
    のアスペクト比を識別する手段とを有するテレビジョン
    受像機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003018494A (ja) * 2001-06-28 2003-01-17 Pioneer Electronic Corp 画面のデータ存在エリア検出方法及びそれを搭載した表示装置
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JP2008147826A (ja) * 2006-12-07 2008-06-26 Sanyo Electric Co Ltd 黒帯領域検出回路

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