JPH0888204A - 被膜のエッチング・剥離装置 - Google Patents
被膜のエッチング・剥離装置Info
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- JPH0888204A JPH0888204A JP22497594A JP22497594A JPH0888204A JP H0888204 A JPH0888204 A JP H0888204A JP 22497594 A JP22497594 A JP 22497594A JP 22497594 A JP22497594 A JP 22497594A JP H0888204 A JPH0888204 A JP H0888204A
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- ring
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Abstract
(57)【要約】
【目的】基板搬送ローラのOリングの交換頻度を少なく
して、レジスト剥離の処理効率を向上させるとともに装
置のメンテナンス費を軽減することができ、しかも前記
基板の搬送を確実に行なうことができるレジスト剥離装
置を提供する。 【構成】基板Aをレジスト剥離液10に浸漬させた状態
で搬送しながら基板A上のレジストマスクをレジスト剥
離液10により剥離するレジスト剥離装置において、前
記基板Aに摩擦接触してこの基板Aを確実に搬送するた
めのOリング12aを上搬送ローラ12だけに備えさ
せ、かつ、この上搬送ローラ12を、下搬送ローラより
も大径にした。
して、レジスト剥離の処理効率を向上させるとともに装
置のメンテナンス費を軽減することができ、しかも前記
基板の搬送を確実に行なうことができるレジスト剥離装
置を提供する。 【構成】基板Aをレジスト剥離液10に浸漬させた状態
で搬送しながら基板A上のレジストマスクをレジスト剥
離液10により剥離するレジスト剥離装置において、前
記基板Aに摩擦接触してこの基板Aを確実に搬送するた
めのOリング12aを上搬送ローラ12だけに備えさ
せ、かつ、この上搬送ローラ12を、下搬送ローラより
も大径にした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板を薬液中に浸漬さ
せた状態で搬送しながら前記基板上の被膜を前記薬液に
よりエッチングまたは剥離する装置に関するものであ
る。
せた状態で搬送しながら前記基板上の被膜を前記薬液に
よりエッチングまたは剥離する装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、アクティブマトリックス型液晶
表示素子の製造におけるガラス基板上へのアクティブ素
子(例えば薄膜トランジスタ)等の形成は、基板上への
金属膜、絶縁膜、半導体膜等の成膜、そのフォトリソグ
ラフィ法によるパターニングにおけるエッチングやレジ
ストマスクの剥離等の工程を繰り返して行なわれてお
り、前記金属膜、絶縁膜、半導体膜等のエッチングやレ
ジストマスクの剥離は、一般に、次のようなエッチング
・剥離装置によって行なわれている。
表示素子の製造におけるガラス基板上へのアクティブ素
子(例えば薄膜トランジスタ)等の形成は、基板上への
金属膜、絶縁膜、半導体膜等の成膜、そのフォトリソグ
ラフィ法によるパターニングにおけるエッチングやレジ
ストマスクの剥離等の工程を繰り返して行なわれてお
り、前記金属膜、絶縁膜、半導体膜等のエッチングやレ
ジストマスクの剥離は、一般に、次のようなエッチング
・剥離装置によって行なわれている。
【0003】図3は従来のエッチング・剥離装置の側面
図であり、この装置は、図示しない液槽内に、基板Aの
下面に転接する下搬送ローラ2を液槽の長さ方向に複数
列に配置するとともに、その上側に、前記基板Aの上面
に転接する上搬送ローラ3を前記液槽の長さ方向に複数
列に配置したものであり、前記上搬送ローラ3は、一般
に、前記下搬送ローラ2のうちの所定数の列おき(図で
は1列おき)のローラ2にそれぞれ対向させて配置され
ている。
図であり、この装置は、図示しない液槽内に、基板Aの
下面に転接する下搬送ローラ2を液槽の長さ方向に複数
列に配置するとともに、その上側に、前記基板Aの上面
に転接する上搬送ローラ3を前記液槽の長さ方向に複数
列に配置したものであり、前記上搬送ローラ3は、一般
に、前記下搬送ローラ2のうちの所定数の列おき(図で
は1列おき)のローラ2にそれぞれ対向させて配置され
ている。
【0004】そして、上記液槽内には、基板A上の被膜
(図示せず)をエッチングまたは剥離するための薬液
(エッチング液またはレジスト剥離液)1が、基板Aの
搬送レベルより若干高いレベルに液面1aがくるように
満たされており、前記下搬送ローラ2はその全体が薬液
1中にあり、上搬送ローラ3はその下部だけが薬液1中
に浸漬している。
(図示せず)をエッチングまたは剥離するための薬液
(エッチング液またはレジスト剥離液)1が、基板Aの
搬送レベルより若干高いレベルに液面1aがくるように
満たされており、前記下搬送ローラ2はその全体が薬液
1中にあり、上搬送ローラ3はその下部だけが薬液1中
に浸漬している。
【0005】また、上記下搬送ローラ2と上搬送ローラ
3には、同径のOリング付きローラが用いられている。
すなわち、これら搬送ローラ2,3は、ローラ本体2
a,3aと、このローラ本体2a,3aの外周に設けら
れて基板Aに対し滑らずに摩擦接触するゴム製のOリン
グ2b,3bとからなっており、前記Oリング2b,3
bは、ローラ本体2a,3aの外周に形成した溝部に、
Oリング2b,3bの弾力を利用して嵌着されている。
3には、同径のOリング付きローラが用いられている。
すなわち、これら搬送ローラ2,3は、ローラ本体2
a,3aと、このローラ本体2a,3aの外周に設けら
れて基板Aに対し滑らずに摩擦接触するゴム製のOリン
グ2b,3bとからなっており、前記Oリング2b,3
bは、ローラ本体2a,3aの外周に形成した溝部に、
Oリング2b,3bの弾力を利用して嵌着されている。
【0006】さらに、上記ローラ本体2a,3aには、
通常、上記薬液1に対して充分な耐食性をもつ高耐蝕性
樹脂からなるものが用いられており、Oリング2b,3
bには、比較的安価なフッ素系ゴムからなるものが使用
されている。
通常、上記薬液1に対して充分な耐食性をもつ高耐蝕性
樹脂からなるものが用いられており、Oリング2b,3
bには、比較的安価なフッ素系ゴムからなるものが使用
されている。
【0007】このエッチング・剥離装置は、基板Aを薬
液1中に浸漬させた状態で下搬送ローラ2および上搬送
ローラ3により液槽の長さ方向に搬送しながら、この基
板A上の被膜を薬液1によりエッチングまたは剥離する
ものであり、金属膜、絶縁膜、半導体膜等の被膜のエッ
チングは、薬液1に、エッチングする被膜の材質に応じ
たエッチング液を用いて行なわれ、またレジストマスク
の剥離は、薬液1にレジスト剥離液を用いて行なわれて
いる。
液1中に浸漬させた状態で下搬送ローラ2および上搬送
ローラ3により液槽の長さ方向に搬送しながら、この基
板A上の被膜を薬液1によりエッチングまたは剥離する
ものであり、金属膜、絶縁膜、半導体膜等の被膜のエッ
チングは、薬液1に、エッチングする被膜の材質に応じ
たエッチング液を用いて行なわれ、またレジストマスク
の剥離は、薬液1にレジスト剥離液を用いて行なわれて
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のエ
ッチング・剥離装置は、基板Aを搬送する搬送ローラ
2,3のOリング2b,3bを頻繁に交換しなければな
らないという問題をもっていた。
ッチング・剥離装置は、基板Aを搬送する搬送ローラ
2,3のOリング2b,3bを頻繁に交換しなければな
らないという問題をもっていた。
【0009】これは、上記搬送ローラ2,3のローラ本
体2a,3aは、薬液1に対して充分な耐食性をもつ高
耐蝕性樹脂で形成できるが、その外周に設けるOリング
2b,3bは、基板Aを確実に搬送するために、基板A
に対して滑りを生じることなく摩擦接触する材質である
ことを優先させる必要があるため、このOリング2b,
3bが薬液1により侵蝕されてしまうからである。
体2a,3aは、薬液1に対して充分な耐食性をもつ高
耐蝕性樹脂で形成できるが、その外周に設けるOリング
2b,3bは、基板Aを確実に搬送するために、基板A
に対して滑りを生じることなく摩擦接触する材質である
ことを優先させる必要があるため、このOリング2b,
3bが薬液1により侵蝕されてしまうからである。
【0010】このOリング2b,3bの侵蝕は、特に、
レジスト剥離装置において顕著であり、Oリング2b,
3bに用いられているフッ素系ゴムは、金属膜、絶縁
膜、半導体膜等のエッチング液として用いられている通
常の酸に対してはある程度の耐蝕性をもっているが、T
FT製造プロセスでレジスト剥離液として用いられる有
機溶剤等に対する耐蝕性は弱いため、レジスト剥離装置
においては、下搬送ローラ2のOリング2bが、2〜3
か月程度で基板搬送に影響を及ぼす程度まで腐食してし
まう。
レジスト剥離装置において顕著であり、Oリング2b,
3bに用いられているフッ素系ゴムは、金属膜、絶縁
膜、半導体膜等のエッチング液として用いられている通
常の酸に対してはある程度の耐蝕性をもっているが、T
FT製造プロセスでレジスト剥離液として用いられる有
機溶剤等に対する耐蝕性は弱いため、レジスト剥離装置
においては、下搬送ローラ2のOリング2bが、2〜3
か月程度で基板搬送に影響を及ぼす程度まで腐食してし
まう。
【0011】このため、従来は、下搬送ローラ2のOリ
ング2bがある程度侵蝕された時点で全ての搬送ローラ
2,3のOリング2b,3bを交換しているが、このよ
うに搬送ローラ2,3のOリング2b,3bを頻繁に交
換するのでは、そのたびに装置を休止させなければなら
ないために、エッチングまたはレジスト剥離の処理効率
が悪くなるし、また、Oリング交換の手間やOリング代
がかさんで、装置のメンテナンス費が高くなってしま
う。
ング2bがある程度侵蝕された時点で全ての搬送ローラ
2,3のOリング2b,3bを交換しているが、このよ
うに搬送ローラ2,3のOリング2b,3bを頻繁に交
換するのでは、そのたびに装置を休止させなければなら
ないために、エッチングまたはレジスト剥離の処理効率
が悪くなるし、また、Oリング交換の手間やOリング代
がかさんで、装置のメンテナンス費が高くなってしま
う。
【0012】なお、上記Oリング2b,3bに、パーフ
ロロゴム系樹脂等からなる高耐蝕性のものを用いれば、
薬液1がレジスト剥離液であっても、Oリング2b,3
bの侵蝕を軽減してその寿命を長くすることができる
が、この高耐蝕性Oリングは、その価格がフッ素系ゴム
からなるOリングの数十倍であり、下搬送ローラ2およ
び上搬送ローラ3のOリング2b,3bの全てを高耐蝕
性Oリングとするのでは装置の価格が極端に高くなって
しまうため、Oリングの寿命を考慮しても、フッ素系ゴ
ムからなるOリングを用いる場合よりコスト高となって
しまう。
ロロゴム系樹脂等からなる高耐蝕性のものを用いれば、
薬液1がレジスト剥離液であっても、Oリング2b,3
bの侵蝕を軽減してその寿命を長くすることができる
が、この高耐蝕性Oリングは、その価格がフッ素系ゴム
からなるOリングの数十倍であり、下搬送ローラ2およ
び上搬送ローラ3のOリング2b,3bの全てを高耐蝕
性Oリングとするのでは装置の価格が極端に高くなって
しまうため、Oリングの寿命を考慮しても、フッ素系ゴ
ムからなるOリングを用いる場合よりコスト高となって
しまう。
【0013】本発明は、搬送ローラのOリングの交換頻
度を少なくして、エッチングまたはレジスト剥離の処理
効率を向上させるとともに、装置のメンテナンス費を軽
減することができる、被膜のエッチング・剥離装置を提
供することを目的としたものである。
度を少なくして、エッチングまたはレジスト剥離の処理
効率を向上させるとともに、装置のメンテナンス費を軽
減することができる、被膜のエッチング・剥離装置を提
供することを目的としたものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のエッチング・剥
離装置は、基板を薬液中に浸漬させた状態で搬送しなが
ら前記基板上の被膜を前記薬液によりエッチングまたは
剥離するものであって、前記薬液中に配置されて前記基
板の下面に転接する下搬送ローラと、下部を前記薬液中
に浸漬させた状態で配置されて前記基板の上面に転接す
る上搬送ローラとを備え、かつ、前記下搬送ローラは、
前記薬液に対する耐食性をもっており、前記上搬送ロー
ラは、前記下搬送ローラよりも大径であるローラ本体
と、このローラ本体の外周に設けられて前記基板に対し
摩擦接触するOリングとからなっていることを特徴とす
るものである。
離装置は、基板を薬液中に浸漬させた状態で搬送しなが
ら前記基板上の被膜を前記薬液によりエッチングまたは
剥離するものであって、前記薬液中に配置されて前記基
板の下面に転接する下搬送ローラと、下部を前記薬液中
に浸漬させた状態で配置されて前記基板の上面に転接す
る上搬送ローラとを備え、かつ、前記下搬送ローラは、
前記薬液に対する耐食性をもっており、前記上搬送ロー
ラは、前記下搬送ローラよりも大径であるローラ本体
と、このローラ本体の外周に設けられて前記基板に対し
摩擦接触するOリングとからなっていることを特徴とす
るものである。
【0015】
【作用】本発明のエッチング・剥離装置においては、上
搬送ローラのOリングが薬液によって侵蝕されるが、前
記上搬送ローラはその下部だけが薬液中に浸漬している
ため、この上搬送ローラのOリングは、前記上搬送ロー
ラの回転にともなって、薬液中に入り込んだ部分が順次
一時的に薬液にさらされるだけであり、したがって、こ
のOリングの薬液による侵蝕はゆっくりと進行する。
搬送ローラのOリングが薬液によって侵蝕されるが、前
記上搬送ローラはその下部だけが薬液中に浸漬している
ため、この上搬送ローラのOリングは、前記上搬送ロー
ラの回転にともなって、薬液中に入り込んだ部分が順次
一時的に薬液にさらされるだけであり、したがって、こ
のOリングの薬液による侵蝕はゆっくりと進行する。
【0016】そして、このエッチング・剥離装置は、上
搬送ローラだけにOリングを備えさせたものであり、こ
の上搬送ローラのOリングの侵蝕はゆっくりと進行する
ため、このOリングの交換インターバルは長く、したが
って、同じOリングを長期間にわたって使用することが
できる。
搬送ローラだけにOリングを備えさせたものであり、こ
の上搬送ローラのOリングの侵蝕はゆっくりと進行する
ため、このOリングの交換インターバルは長く、したが
って、同じOリングを長期間にわたって使用することが
できる。
【0017】このため、本発明のエッチング・剥離装置
によれば、Oリングの交換頻度を少なくすることができ
るから、Oリング交換のための装置の休止頻度を少なく
して、エッチングまたはレジスト剥離の処理効率を向上
させることができるし、また、上搬送ローラだけに対し
てOリング交換を行なえばよいため、Oリング交換の手
間やOリング代を節約し、装置のメンテナンス費を軽減
することができる。
によれば、Oリングの交換頻度を少なくすることができ
るから、Oリング交換のための装置の休止頻度を少なく
して、エッチングまたはレジスト剥離の処理効率を向上
させることができるし、また、上搬送ローラだけに対し
てOリング交換を行なえばよいため、Oリング交換の手
間やOリング代を節約し、装置のメンテナンス費を軽減
することができる。
【0018】しかも、本発明のエッチング・剥離装置に
おいては、前記上搬送ローラを下搬送ローラよりも大径
のローラとしているため、この上搬送ローラのOリング
と基板との接触部の面積が大きく、したがって、基板に
対して充分な搬送力を作用させることができ、下搬送ロ
ーラに基板に対して摩擦接触するOリングがなくても、
基板の搬送方向および搬送速度を上搬送ローラで規制し
て、基板を確実に搬送することができる。
おいては、前記上搬送ローラを下搬送ローラよりも大径
のローラとしているため、この上搬送ローラのOリング
と基板との接触部の面積が大きく、したがって、基板に
対して充分な搬送力を作用させることができ、下搬送ロ
ーラに基板に対して摩擦接触するOリングがなくても、
基板の搬送方向および搬送速度を上搬送ローラで規制し
て、基板を確実に搬送することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明をTFT製造プロセスのレジス
ト剥離装置に適用した一実施例を図1および図2を参照
して説明する。図1はレジスト剥離装置の側面図、図2
は図1のII−II線に沿う断面図である。
ト剥離装置に適用した一実施例を図1および図2を参照
して説明する。図1はレジスト剥離装置の側面図、図2
は図1のII−II線に沿う断面図である。
【0020】このレジスト剥離装置は、図示しない液槽
内に、基板Aの下面に転接する下搬送ローラ11を液槽
の長さ方向に複数列に配置するとともに、その上側に、
前記基板Aの上面に転接する上搬送ローラ12を前記液
槽の長さ方向に複数列に配置したものであり、前記上搬
送ローラ12は、下搬送ローラ11よりも大径なローラ
とされ、前記下搬送ローラ11のうちの所定数の列おき
(図1では1列おき)のローラ11にそれぞれ対向させ
て配置されている。
内に、基板Aの下面に転接する下搬送ローラ11を液槽
の長さ方向に複数列に配置するとともに、その上側に、
前記基板Aの上面に転接する上搬送ローラ12を前記液
槽の長さ方向に複数列に配置したものであり、前記上搬
送ローラ12は、下搬送ローラ11よりも大径なローラ
とされ、前記下搬送ローラ11のうちの所定数の列おき
(図1では1列おき)のローラ11にそれぞれ対向させ
て配置されている。
【0021】なお、上記下搬送ローラ11および上搬送
ローラ12は、図2に示すように、1つの列に複数個配
置されており、同じ列の下搬送ローラ11は同じ回転軸
13に固定され、同じ列の上搬送ローラ12は同じ回転
軸14に固定されている。
ローラ12は、図2に示すように、1つの列に複数個配
置されており、同じ列の下搬送ローラ11は同じ回転軸
13に固定され、同じ列の上搬送ローラ12は同じ回転
軸14に固定されている。
【0022】そして、上記液槽内には、基板A上に成膜
した金属膜、絶縁膜、半導体膜等のフォトリソグラフィ
法によるパターニングに際してその上に形成したレジス
トマスク(図示せず)を剥離するための薬液、つまりレ
ジスト剥離液(反応性の強い有機溶剤)10が、基板A
の搬送レベルより若干高いレベルに液面10aがくるよ
うに満たされており、前記下搬送ローラ11はその全体
がレジスト剥離液10中にあり、上搬送ローラ12はそ
の下部だけが剥離液10中に浸漬している。
した金属膜、絶縁膜、半導体膜等のフォトリソグラフィ
法によるパターニングに際してその上に形成したレジス
トマスク(図示せず)を剥離するための薬液、つまりレ
ジスト剥離液(反応性の強い有機溶剤)10が、基板A
の搬送レベルより若干高いレベルに液面10aがくるよ
うに満たされており、前記下搬送ローラ11はその全体
がレジスト剥離液10中にあり、上搬送ローラ12はそ
の下部だけが剥離液10中に浸漬している。
【0023】また、上記下搬送ローラ11と上搬送ロー
ラ12とのうち、下搬送ローラ11は、上記レジスト剥
離液10に対して充分な耐食性をもつ高耐蝕性樹脂、例
えば、テフロン(4フッ化エチレン樹脂)、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等からなっており、その回転軸13
も前記高耐蝕性樹脂で被覆されている。
ラ12とのうち、下搬送ローラ11は、上記レジスト剥
離液10に対して充分な耐食性をもつ高耐蝕性樹脂、例
えば、テフロン(4フッ化エチレン樹脂)、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等からなっており、その回転軸13
も前記高耐蝕性樹脂で被覆されている。
【0024】一方、上搬送ローラ12は、上記下搬送ロ
ーラ11よりも大径なローラ本体12aと、このローラ
本体12aの外周に設けられて前記基板Aに対し摩擦接
触するOリング12bとからなっている。ここで摩擦接
触とは、基板に接触するローラが滑らずに基板を搬送で
きる程度の摩擦係数を備えたもの同士の接触をいう。
ーラ11よりも大径なローラ本体12aと、このローラ
本体12aの外周に設けられて前記基板Aに対し摩擦接
触するOリング12bとからなっている。ここで摩擦接
触とは、基板に接触するローラが滑らずに基板を搬送で
きる程度の摩擦係数を備えたもの同士の接触をいう。
【0025】前記Oリング12bは、比較的安価なフッ
素系ゴムからなっており、このOリング12bは、ロー
ラ本体12aの外周に形成した溝部に、Oリング12b
の弾力を利用して嵌着されている。
素系ゴムからなっており、このOリング12bは、ロー
ラ本体12aの外周に形成した溝部に、Oリング12b
の弾力を利用して嵌着されている。
【0026】なお、このOリング12bは、上搬送ロー
ラ12だけに備えられており、下搬送ローラ11は、そ
の全てが、周面にOリングを備えていない平ローラとさ
れている。
ラ12だけに備えられており、下搬送ローラ11は、そ
の全てが、周面にOリングを備えていない平ローラとさ
れている。
【0027】このレジスト剥離装置は、基板Aをレジス
ト剥離液10中に浸漬させた状態で搬送しながら、この
基板A上のレジストマスクをレジスト剥離液10によっ
て剥離するものであり、レジスト剥離装置に搬入された
基板Aは、下搬送ローラ11と上搬送ローラ12との間
に挟持されて、これら搬送ローラ11,12によりレジ
スト剥離液10中を液槽の長さ方向に搬送され、その過
程で基板A上のレジストマスクをレジスト剥離液10に
より除去される。
ト剥離液10中に浸漬させた状態で搬送しながら、この
基板A上のレジストマスクをレジスト剥離液10によっ
て剥離するものであり、レジスト剥離装置に搬入された
基板Aは、下搬送ローラ11と上搬送ローラ12との間
に挟持されて、これら搬送ローラ11,12によりレジ
スト剥離液10中を液槽の長さ方向に搬送され、その過
程で基板A上のレジストマスクをレジスト剥離液10に
より除去される。
【0028】このレジスト剥離装置においては、上搬送
ローラ12に、基板Aに摩擦接触するゴム製のOリング
12bを備えさせているため、この上搬送ローラ12の
Oリング12bがレジスト剥離液10によって侵蝕され
るが、前記上搬送ローラ12はその下部だけがレジスト
剥離液10中に浸漬しているため、この上搬送ローラ1
2のOリング12bは、上搬送ローラ12の回転にとも
なって、レジスト剥離液10中に入り込んだ部分が間欠
的にレジスト剥離液10にさらされるだけであり、した
がって、このOリング12bのレジスト剥離液10によ
る侵蝕はゆっくりと進行する。
ローラ12に、基板Aに摩擦接触するゴム製のOリング
12bを備えさせているため、この上搬送ローラ12の
Oリング12bがレジスト剥離液10によって侵蝕され
るが、前記上搬送ローラ12はその下部だけがレジスト
剥離液10中に浸漬しているため、この上搬送ローラ1
2のOリング12bは、上搬送ローラ12の回転にとも
なって、レジスト剥離液10中に入り込んだ部分が間欠
的にレジスト剥離液10にさらされるだけであり、した
がって、このOリング12bのレジスト剥離液10によ
る侵蝕はゆっくりと進行する。
【0029】しかも、このレジスト剥離装置において
は、前記上搬送ローラ12を大径ローラとしているた
め、基板Aを一定距離だけ搬送する間に上搬送ローラ1
2のOリング12bの同一部分がレジスト剥離液10中
に入り込む頻度が少ないから、レジスト剥離液10によ
る前記Oリング12bの侵蝕の進行をより遅くすること
ができる。
は、前記上搬送ローラ12を大径ローラとしているた
め、基板Aを一定距離だけ搬送する間に上搬送ローラ1
2のOリング12bの同一部分がレジスト剥離液10中
に入り込む頻度が少ないから、レジスト剥離液10によ
る前記Oリング12bの侵蝕の進行をより遅くすること
ができる。
【0030】なお、レジスト剥離液10の液面10a
は、基板A上のレジストマスクがレジスト剥離液10中
に浸漬される範囲でできるだけ低くするのが望ましく、
レジスト剥離液10の液面10aを低くすれば、それだ
けレジスト剥離液10中への上搬送ローラ12の浸漬深
さが浅くなるため、上記Oリング12bの侵蝕の進行を
さらに遅くすることができる。
は、基板A上のレジストマスクがレジスト剥離液10中
に浸漬される範囲でできるだけ低くするのが望ましく、
レジスト剥離液10の液面10aを低くすれば、それだ
けレジスト剥離液10中への上搬送ローラ12の浸漬深
さが浅くなるため、上記Oリング12bの侵蝕の進行を
さらに遅くすることができる。
【0031】そして、このレジスト剥離装置は、上搬送
ローラ12だけにOリング12bを備えさせたものであ
り、この上搬送ローラ12のOリング12bの侵蝕はゆ
っくりと進行するため、このOリング12bの交換イン
ターバルは長く、したがって、同じOリング12bを長
期間にわたって使用することができる。
ローラ12だけにOリング12bを備えさせたものであ
り、この上搬送ローラ12のOリング12bの侵蝕はゆ
っくりと進行するため、このOリング12bの交換イン
ターバルは長く、したがって、同じOリング12bを長
期間にわたって使用することができる。
【0032】このため、上記レジスト剥離装置によれ
ば、Oリング12bの交換頻度を少なくすることができ
るから、Oリング交換のための装置の休止頻度を少なく
して、レジスト剥離の処理効率を向上させることができ
るし、また、上搬送ローラ12だけに対してOリング交
換を行なえばよいため、Oリング交換の手間やOリング
代を節約し、装置のメンテナンス費を軽減することがで
きる。
ば、Oリング12bの交換頻度を少なくすることができ
るから、Oリング交換のための装置の休止頻度を少なく
して、レジスト剥離の処理効率を向上させることができ
るし、また、上搬送ローラ12だけに対してOリング交
換を行なえばよいため、Oリング交換の手間やOリング
代を節約し、装置のメンテナンス費を軽減することがで
きる。
【0033】しかも、このレジスト剥離装置において
は、前記上搬送ローラ12を下搬送ローラ11よりも大
径のローラとしているため、この上搬送ローラ12のO
リング12bと基板Aとの接触部の面積が大きく、した
がって、上搬送ローラ12による基板搬送力が大きいか
ら、下搬送ローラ11に基板Aに対して摩擦接触するO
リングがなくても、基板Aの搬送方向および搬送速度を
上搬送ローラ12で規制して、基板Aを確実に搬送する
ことができる。
は、前記上搬送ローラ12を下搬送ローラ11よりも大
径のローラとしているため、この上搬送ローラ12のO
リング12bと基板Aとの接触部の面積が大きく、した
がって、上搬送ローラ12による基板搬送力が大きいか
ら、下搬送ローラ11に基板Aに対して摩擦接触するO
リングがなくても、基板Aの搬送方向および搬送速度を
上搬送ローラ12で規制して、基板Aを確実に搬送する
ことができる。
【0034】なお、上記実施例は、本発明をレジスト剥
離装置に適用した例であるが、本発明は、レジスト剥離
装置に限らず、基板上に成膜した金属膜、絶縁膜、半導
体膜等の被膜をエッチングするエッチング装置にも適用
することができる。
離装置に適用した例であるが、本発明は、レジスト剥離
装置に限らず、基板上に成膜した金属膜、絶縁膜、半導
体膜等の被膜をエッチングするエッチング装置にも適用
することができる。
【0035】その場合は、液槽内の薬液に、被エッチン
グ被膜のエッチングに適したエッチング液を用いるが、
上述したテフロン、ポリエチレン、ポリプロピレン等の
高耐蝕性樹脂からなる下搬送ローラ11および上搬送ロ
ーラ12のローラ本体12aは、金属膜、絶縁膜、半導
体膜等のいずれのエッチング液に対しても高い耐蝕性を
もっているため、下搬送ローラ11および上搬送ローラ
12は上記実施例のものでよい。
グ被膜のエッチングに適したエッチング液を用いるが、
上述したテフロン、ポリエチレン、ポリプロピレン等の
高耐蝕性樹脂からなる下搬送ローラ11および上搬送ロ
ーラ12のローラ本体12aは、金属膜、絶縁膜、半導
体膜等のいずれのエッチング液に対しても高い耐蝕性を
もっているため、下搬送ローラ11および上搬送ローラ
12は上記実施例のものでよい。
【0036】また、上記実施例では、上搬送ローラ12
のOリング12bにフッ素系ゴムからなるものを用いた
が、このOリング12bは、パーフロロゴム系樹脂等か
らなる高耐蝕性のものを用いてもよい。
のOリング12bにフッ素系ゴムからなるものを用いた
が、このOリング12bは、パーフロロゴム系樹脂等か
らなる高耐蝕性のものを用いてもよい。
【0037】この高耐蝕性Oリングは、その価格がフッ
素系ゴムからなるOリングの数十倍であるが、上記レジ
スト剥離装置またはエッチング装置は、上搬送ローラ1
2だけにOリング12bを備えさせたものであり、しか
も、この上搬送ローラ12は、下搬送ローラ11のうち
の所定数の列おき(図1では1列おき)のローラにそれ
ぞれ対向させて配置されているために、その数は比較的
少ないから、全ての上搬送ローラ12のOリング12b
に高価な高耐蝕性Oリングを用いても、Oリングの寿命
を考慮すれば、コスト面での問題は小さくなる。
素系ゴムからなるOリングの数十倍であるが、上記レジ
スト剥離装置またはエッチング装置は、上搬送ローラ1
2だけにOリング12bを備えさせたものであり、しか
も、この上搬送ローラ12は、下搬送ローラ11のうち
の所定数の列おき(図1では1列おき)のローラにそれ
ぞれ対向させて配置されているために、その数は比較的
少ないから、全ての上搬送ローラ12のOリング12b
に高価な高耐蝕性Oリングを用いても、Oリングの寿命
を考慮すれば、コスト面での問題は小さくなる。
【0038】
【発明の効果】本発明のエッチング・剥離装置は、上搬
送ローラだけにOリングを備えさせたものであって、こ
の上搬送ローラのOリングの侵蝕はゆっくりと進行する
ため、このOリングが交換を必要とする状態まで侵蝕さ
れる期間は長く、したがって、同じOリングを長期間に
わたって使用することができる。
送ローラだけにOリングを備えさせたものであって、こ
の上搬送ローラのOリングの侵蝕はゆっくりと進行する
ため、このOリングが交換を必要とする状態まで侵蝕さ
れる期間は長く、したがって、同じOリングを長期間に
わたって使用することができる。
【0039】このため、本発明のエッチング・剥離装置
によれば、Oリングの交換頻度を少なくすることができ
るから、Oリング交換のための装置の休止頻度を少なく
して、エッチングまたはレジスト剥離の処理効率を向上
させることができるし、また、上搬送ローラだけに対し
てOリング交換を行なえばよいため、Oリング交換の手
間やOリング代を節約し、装置のメンテナンス費を軽減
することができる。
によれば、Oリングの交換頻度を少なくすることができ
るから、Oリング交換のための装置の休止頻度を少なく
して、エッチングまたはレジスト剥離の処理効率を向上
させることができるし、また、上搬送ローラだけに対し
てOリング交換を行なえばよいため、Oリング交換の手
間やOリング代を節約し、装置のメンテナンス費を軽減
することができる。
【0040】しかも、本発明のエッチング・剥離装置に
おいては、前記上搬送ローラを下搬送ローラよりも大径
のローラとしているため、この上搬送ローラのOリング
と基板との接触部の面積が大きく、したがって、下搬送
ローラに基板に対して摩擦接触するOリングがなくて
も、基板の搬送方向および搬送速度を上搬送ローラで規
制して、基板を確実に搬送することができる。
おいては、前記上搬送ローラを下搬送ローラよりも大径
のローラとしているため、この上搬送ローラのOリング
と基板との接触部の面積が大きく、したがって、下搬送
ローラに基板に対して摩擦接触するOリングがなくて
も、基板の搬送方向および搬送速度を上搬送ローラで規
制して、基板を確実に搬送することができる。
【図1】本発明をレジスト剥離装置に適用した一実施例
を示すレジスト剥離装置の側面図。
を示すレジスト剥離装置の側面図。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図。
【図3】従来のエッチング・剥離装置の側面図。
A…基板 10…レジスト剥離液(薬液) 11…下搬送ローラ 12…上搬送ローラ 12a…ローラ本体 12b…Oリング
Claims (1)
- 【請求項1】基板を薬液中に浸漬させた状態で搬送しな
がら前記基板上の被膜を前記薬液によりエッチングまた
は剥離する装置であって、 前記薬液中に配置されて前記基板の下面に転接する下搬
送ローラと、下部を前記薬液中に浸漬させた状態で配置
されて前記基板の上面に転接する上搬送ローラとを備
え、 かつ、前記下搬送ローラは、前記薬液に対する耐食性を
もっており、前記上搬送ローラは、前記下搬送ローラよ
りも大径であるローラ本体と、このローラ本体の外周に
設けられて前記基板に対し摩擦接触するOリングとから
なっていることを特徴とする被膜のエッチング・剥離装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22497594A JPH0888204A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 被膜のエッチング・剥離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22497594A JPH0888204A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 被膜のエッチング・剥離装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0888204A true JPH0888204A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=16822144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22497594A Pending JPH0888204A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 被膜のエッチング・剥離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0888204A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001316854A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-16 | Shin Sti Technology Kk | エッチング処理基板の剥離液除去装置 |
JP2010021403A (ja) * | 2008-07-11 | 2010-01-28 | Ulvac Japan Ltd | トレイ及び冷却室 |
JP2011219268A (ja) * | 2010-03-24 | 2011-11-04 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 搬送ローラ |
-
1994
- 1994-09-20 JP JP22497594A patent/JPH0888204A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001316854A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-16 | Shin Sti Technology Kk | エッチング処理基板の剥離液除去装置 |
JP4528415B2 (ja) * | 2000-04-28 | 2010-08-18 | 住友化学株式会社 | エッチング処理基板の剥離液除去方法 |
JP2010021403A (ja) * | 2008-07-11 | 2010-01-28 | Ulvac Japan Ltd | トレイ及び冷却室 |
JP2011219268A (ja) * | 2010-03-24 | 2011-11-04 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 搬送ローラ |
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