JPH0887893A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH0887893A
JPH0887893A JP22378694A JP22378694A JPH0887893A JP H0887893 A JPH0887893 A JP H0887893A JP 22378694 A JP22378694 A JP 22378694A JP 22378694 A JP22378694 A JP 22378694A JP H0887893 A JPH0887893 A JP H0887893A
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memory cell
erase
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floating gate
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JP22378694A
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Masanobu Oikawa
真庸 及川
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体記憶装置に関し、情報消去時の不揮発
性メモリセルのフローティングゲート電位を監視し、過
消去状態に陥る前に消去電圧の供給を止め、各メモリセ
ルの消去特性に合わせて情報消去をする。 【構成】 フローティングゲートFGに電荷を注入する
ことにより情報を記憶する不揮発メモリセル10を有す
る半導体記憶装置において、情報の消去時にフローティ
ングゲートFGの電位を監視しながら不揮発性メモリセ
ル10のソースに消去電圧VSSを供給する消去制御回路
100 を備える。消去制御回路100 は、不揮発性メモリセ
ル10のフローティングゲートFGの電位を監視する電
位監視部11と、電位監視部11からの電位監視信号S
fgに基づいて不揮発性メモリセル10のソースに消去電
圧VSSを供給する電圧供給部12とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置に関す
るものであり、更に詳しく言えば、情報を電気的に書込
み又は消去することが可能な読出し専用メモリの消去動
作の改善に関するものである。近年、音声,画像処理分
野において、高機能,高性能のマイクロプロセッサや中
央処理装置等が使用され、その制御プログラムを格納す
るメモリとして不揮発性半導体メモリが用いられる。代
表的なデバイスとしては、フラッシュメモリが広く知ら
れている。このフラッシュメモリは、コントロールゲー
ト及びフローティングゲートを有するメモリセルを複数
備え、情報を電気的にプログラムすることができ、しか
も、情報を電気的に一括消去することが可能な読出し専
用メモリである。
【0002】ところで、従来例のフラッシュメモリによ
れば、情報消去時に、メモリセルに消去電圧が印加さ
れ、その後、当該メモリセルを読出し状態にし、全ての
メモリセルが初期の状態になったか否かを確認しなが
ら、全メモリセルの情報を一括消去をしている。しか
し、製造バラツキ等によって全メモリセルの中で過消去
状態のメモリセルを生じることがあり、消去特性の良い
メモリセルが過消去状態に陥る場合がある。
【0003】そこで、情報消去時の不揮発性メモリセル
のフローティングゲート電位を監視し、過消去状態に陥
る前に消去電圧の供給を止め、各メモリセルの消去特性
に合わせて情報消去をすることができる装置が望まれて
いる。
【0004】
【従来の技術】図9は、従来例に係る説明図である。図
9(A)は、従来例に係る不揮発性メモリの構成図であ
り、図9(B)は、その消去特性図をそれぞれ示してい
る。例えば、フラッシュメモリで1ビットの情報を書込
み又は消去するメモリ回路は、図9(A)に示すよう
に、不揮発性メモリセル(以下メモリセルという)1及
びソース電位制御部2を備える。メモリセル1は,例え
ば、n型の電界効果トランジスタから成り、情報の書込
み又は読出し時に選択するコントロールゲートCGの他
に、電荷を注入することにより情報を保持するフローテ
ィングゲートFGを有する。
【0005】当該メモリ回路の情報書込み時の動作を説
明する。例えば、メモリセル1の最初の状態として、フ
ローティングゲートFGの電荷が零で、この状態が情報
「1」と定義される場合であって、当該セル1に情報
「0」を書き込む場合、まず、消去制御信号W/Eに基
づいてソース電位制御部2により、メモリセル1のソー
スや基板電位が0Vにされる。この状態で、コントロー
ルゲートCGを5V,ドレインを1V程度にすると、容
量結合によって、ゲートFGが3V程度に上昇し、メモ
リセル(トランジスタ)1は導通状態となる。
【0006】次に、基板やソースの電位を0Vにしたま
まで、ゲートCGに12V,ドレインに6V程度の電圧
を印加すると、いわゆるアンバランシェブレークダウン
(電子雪崩降服)現象を生じ、ドレイン近傍の高エネル
ギーの電子が多量に捕らわれる。この状態で、ゲートC
Gを5V,ドレインを1Vにすると、フローティングゲ
ートFGが−2Vのような低い値になる。このため、当
該メモリセル1は非導通状態となる。これにより、フロ
ーティングゲートFGに情報「0」が書き込まれる。
【0007】次に、当該メモリ回路から情報「0」を消
去して情報「1」の状態にする情報消去時の動作を説明
する。例えば、基板とゲートCGを0Vとし、ドレイン
をオープンにした状態で、消去制御信号W/Eに基づい
てソース電位制御部2により、メモリセル1のソースに
消去電圧としてVPP=12V程度の電圧が印加される
と、いわゆるトンネル現象が起き、フローティングゲー
トFGからソースに電子がトンネルし、当該ゲートFG
の電荷が減少する。このトンネル時間を制御すること
で、フローティングゲートFGの電荷をほぼ零にするこ
とができる。これにより、情報「0」が消去され、情報
「1」の状態になる。
【0008】このフラッシュメモリでは消去により全メ
モリセルの情報が「1」にされ、所定のメモリセル1に
書込みを行い、「0」の情報を導入することで必要な情
報が記憶される。例えば、ドレインDに1V、ゲートC
Gに5Vの電圧をそれぞれ印加すると、情報「1」のメ
モリセル1にはドレイン電流が流れるが、情報「0」の
メモリセル1にはドレイン電流が流れない。これが情報
の読出しである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来例のフ
ラッシュメモリによれば、消去制御信号W/Eに基づい
てメモリセル1のソース電位を制御するソース電位制御
部2が設けられ、情報消去時には、当該制御部2からメ
モリセル1に消去電圧が印加され、その後、当該メモリ
セル1を読出し状態にし、全てのメモリセル1が情報
「1」の状態になったか否かを確認し、以後、情報消去
及び情報読出しを繰り返しながら、全メモリセルの情報
を一括消去をしている。
【0010】このため、全メモリセルの中で過消去状態
のメモリセルを生じることがある。過消去状態のメモリ
セルは、図9(B)の消去特性に示すように、フローテ
ィングゲート電位VFGが零から過消去領域Xに進行し正
電位になるものである。これは、当該メモリセルの最適
消去時間Trを越えて消去動作を継続していると生ずる
ものと考えられる。しかし、最適消去時間Trは製造バ
ラツキ等によって個々のメモリセルが全て必ずしも一致
していない。
【0011】このような過消去状態のメモリセルでは正
常に情報の読出し(リード)及び書込み(ライト)をす
ることが困難となる。なお、図9(B)において、縦軸
はフローティングゲート電位VFGであり、横軸は消去時
間Teである。この結果、フラッシュメモリ内で、各メ
モリセルにバラツキがあった場合に、情報消去及び情報
読出しを繰り返して消去特性の悪いメモリセルを適正な
消去状態にした場合でも、もともと消去特性の良いメモ
リセルまでが、過消去状態になる確率が高くなる。
【0012】これにより、各メモリセルにバラツキがあ
ると、消去特性の悪いメモリセルの消去時間に合わせた
消去動作をしなくてはならなくなる。また、消去特性の
良いメモリセルに対して消去時間を短くすることができ
ずに、消去特性の良いメモリセルが過消去状態に陥る恐
れがある。なお、消去特性の悪いメモリセルを抽出して
ローカル的に情報消去をする方法が考えられるが、高速
消去動作の妨げとなるという問題がある。
【0013】本発明は、かかる従来例の問題点に鑑み創
作されたものであり、情報消去時の不揮発性メモリセル
のフローティングゲート電位を監視し、過消去状態に陥
る前に消去電圧の供給を止め、各メモリセルの消去特性
に合わせて情報消去をすることが可能となる半導体記憶
装置の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1(A),(B)は、
本発明に係る半導体記憶装置の原理図であり、図2〜8
はその実施例をそれぞれ示している。本発明の第1の半
導体記憶装置は、図1(A)に示すように、フローティ
ングゲートFGに電荷を注入することにより情報を記憶
する不揮発メモリセル10を有する半導体記憶装置にお
いて、情報の消去時に前記フローティングゲートFGの
電位を監視しながら前記不揮発性メモリセル10のソー
スに消去電圧VSSを供給する消去制御回路100 を備える
ことを特徴とする。
【0015】本発明の第1の半導体記憶装置において、
前記消去制御回路100 は、図1(A)に示すように、前
記不揮発性メモリセル10のフローティングゲートFG
の電位を監視する電位監視部11と、前記電位監視部1
1からの電位監視信号Sfgに基づいて前記不揮発性メモ
リセル10のソースに消去電圧VSSを供給する電圧供給
部12とを有することを特徴とする。
【0016】本発明の第1の半導体記憶装置において、
前記消去制御回路100 の電位監視部11は、その実施例
を図2に示すようにゲートが前記不揮発性メモリセル1
0のフローティングゲートFGに接続されたn型の電界
効果トランジスタTN11を有することを特徴とする。本
発明の第2の半導体記憶装置は、その実施例を図5に示
すように前記消去制御回路200 の電位監視部21は、ゲ
ートが前記不揮発性メモリセル10のフローティングゲ
ートFGに接続されたp型の電界効果トランジスタTP
21を有することを特徴とする。
【0017】本発明の第3の半導体記憶装置は、図8
(B)に示すように前記消去制御回路100 及び200 の電
位監視部11,21のn型の電界効果トランジスタTN
11及びp型の電界効果トランジスタTP21のゲートは、
前記不揮発性のメモリセル10のフローティングゲート
FGを共用することを特徴とする。本発明の第4の半導
体記憶装置は、図1(B)に示すように前記消去制御回
路100 及び200 の電位監視部11,21に供給する第1
の電源VCCと、前記電圧供給部12,22に供給する第
2の電源VPPとを消去制御信号W/Eに基づいて電源制
御をする電源制御部13が設けられることを特徴とし、
上記目的を達成する。
【0018】
【作 用】次に、図1(A)を参照しながら、本発明に
係る第1の半導体記憶装置の動作を説明する。例えば、
図1(A)において、情報が記憶された不揮発メモリセ
ル10のフローティングゲートFGから電荷を引き抜き
情報を消去する場合(情報消去時)に、消去制御回路10
0 によりフローティングゲートFGの電位が監視されな
がら、不揮発性メモリセル10のソースに消去電圧VSS
が供給される。
【0019】このため、各メモリセルのトランジスタ特
性によって、消去時間が長くなるような場合でも、過消
去状態に陥る前に消去電圧VSSの供給を止めることがで
き、各メモリセルの消去特性に合わせた情報消去をする
ことが可能となる。すなわち、消去制御回路100 の電位
監視部11により、不揮発性メモリセル10のフローテ
ィングゲートFGの電位が監視され、その電位の上昇に
伴って、電位監視部11のn型の電界効果トランジスタ
TN11がOFFからON動作することにより、該トランジ
スタのドレインから電圧供給部12に「H」(ハイ)レ
ベルから「L」(ロー)レベルに変化する電位監視信号
Sfgが出力され、電圧供給部12では、不揮発性メモリ
セル10のソースに、高いレベルから徐々に低いレベル
に移行する消去電圧VSSが供給される。
【0020】このため、フローティングゲートFGの電
位が零に到達したときには、電位監視部11から電圧供
給部12に「L」レベルの電位監視信号Sfgが出力され
ることで、電圧供給部12では、不揮発性メモリセル1
0のソースに消去電圧VSS=0が供給され、この時点
で、消去動作を停止させることができる。これにより、
各メモリセルにバラツキがあっても、各メモリセルの最
適消去時間に合わせた消去動作が確保され、全てのメモ
リセルを過消去状態に陥らせることなく、均一に情報消
去を実行することができる。
【0021】本発明の第2の半導体記憶装置の動作を説
明する。例えば、その実施例を図5に示すように電位監
視部21のp型の電界効果トランジスタTP21が、不揮
発性メモリセル10のフローティングゲートFGの電位
上昇に伴って、ON→OFF動作することにより、該トラ
ンジスタTP21のドレインから電圧供給部22に「H」
レベルから「L」レベルに変化する電位監視信号Sfgが
出力され、電圧供給部22では、不揮発性メモリセル1
0のソースに、高いレベルから徐々に低いレベルに移行
する消去電圧VSSが供給される。
【0022】このため、第1の半導体記憶装置と同様に
フローティングゲートFGの電位が零に到達したときに
は、電位監視部21から電圧供給部22に「L」レベル
の電位監視信号Sfgが出力されることで、電圧供給部2
2では、不揮発性メモリセル10のソースに消去電圧V
SS=0が供給され、この時点で、消去動作を停止させる
ことができる。
【0023】これにより、第1の半導体記憶装置と同様
にメモリセル10にバラツキがあっても、各メモリセル
10の最適消去時間に合わせた消去動作が確保され、全
てのメモリセルを過消去状態に陥らせることなく、均一
に情報消去を実行することができる。本発明の第3の半
導体記憶装置によれば、n型の電界効果トランジスタT
N11及びp型の電界効果トランジスタTP21のゲートを
不揮発性のメモリセル10のフローティングゲートFG
と共用することで、メモリセル10と電位監視部11や
21の間を最短距離で接続することができ、メモリ回路
の高集積化及び高密度化を図ることができる。
【0024】本発明の第4の半導体記憶装置の動作を説
明する。例えば、情報消去時には、消去制御信号W/E
に基づいて電源制御部13がON動作をし、電源制御部
13から消去制御回路100 や200 の電位監視部11,2
1に第1の電源VCCを供給し、かつ、電圧供給部12,
22に第2の電源VPPを供給する。情報書込み時や情報
読出し時には、消去制御信号W/Eに基づいて電源制御
部13がOFF動作をし、電源制御部13から消去制御回
路100 や200 の電位監視部11,21への第1の電源V
CCが断たれ、かつ、電圧供給部12,22への第2の電
源VPPが断たれる。
【0025】このため、情報消去時のみ消去制御回路10
0 や200 を動作させ、情報書込み時や情報読出し時に
は、それを非動作させることで電力消費を最小限に止め
ることができる。これにより、低電力消費化を考慮しつ
つ情報消去機能の向上を図ること、及び、高信頼度のフ
ラッシュメモリ等の半導体記憶装置の提供に寄与すると
ころが大きい。
【0026】
【実施例】次に、図を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明をする。図2〜8は、本発明の各実施例に係る
半導体記憶装置の説明図である。 (1)第1の実施例の説明 図2は、本発明の第1の実施例に係る不揮発性メモリの
構成図であり、図2,3は、その消去動作を説明する等
価回路図(その1,2)である。図8(A)は、本発明
の各実施例に係る不揮発性メモリの消去特性と従来例と
の比較図をそれぞれ示している。
【0027】例えば、フローティングゲートFGに電荷
を注入することにより情報を記憶するフラッシュメモリ
であって、1ビットを構成するメモリ回路は、図2に示
すように、不揮発性メモリセル( 以下単にメモリセルと
いう)10,消去制御回路100 及び電源制御部13を備
える。不揮発性メモリセル10は、例えば、n型の電界
効果トランジスタから成る。CGはコントロールゲート
であり、情報の書込み又は読出し時にゲート選択信号を
供給する電極である。FGは、フローティングゲートで
あり、電荷を取り込んで情報「0」を保持する電極であ
る。当該メモリセル10については図8(B)におい
て、詳述する。
【0028】消去制御回路100 は、電位監視部11及び
電圧供給部12を有し、情報の消去時にフローティング
ゲートFGの電位VFGを監視しながらメモリセル10の
ソースに消去電圧VSSを供給する。電位監視部11は、
例えば、n型の電界トランジスタTN11及び抵抗R1か
ら成り、メモリセル10のフローティングゲートFGの
電位VFGを検出し、電圧供給部12に電位監視信号Sfg
を出力する。
【0029】トランジスタTN11はディプレッション型
のトランジスタであり、ゲート電圧0VでON動作を
し、負電圧によりOFF動作をするノーマリオン型であ
る。トランジスタTN11のゲートはメモリセル10のフ
ローティングゲートFGに接続され、そのドレインが抵
抗R1の一端に接続され、ソースが接地線GNDにそれぞ
れ接続される。抵抗R1の他端は電源線VCCに接続され
る。
【0030】電圧供給部12は、インバータ INV1,ト
ランジスタTP11及びTN12から成り、電位監視部11
からの電位監視信号Sfgに基づいてメモリセル10のソ
ースに消去電圧VSSを供給する。インバータ INV1の一
端はトランジスタTN11のドレインに接続され、その他
端はトランジスタTP11及びTN12の各ゲートにそれぞ
れ接続される。トランジスタTP11のソースは高電圧源
VPPに接続され、そのドレインはトランジスタTN12の
ドレインに接続される。トランジスタTN12のソースは
接地線GNDに接続される。
【0031】電源制御部13は電位監視部11に供給す
る駆動電圧(第1の電源)VCCと、電圧供給部12に供
給する高電圧(第2の電源)VPPとを消去制御信号W/
Eに基づいて出力制御をするものである。制御部13は
例えば、スイッチング素子から構成しても良く、また、
駆動電圧VCC及び高電圧VPPを可変して供給するもので
も良い。
【0032】次に本発明の第1の実施例に係る不揮発性
メモリの動作を説明する。例えば、図3(A)に示すよ
うな情報「0」が記憶されたメモリセル10のフローテ
ィングゲートFGから電荷を引き抜き、情報「0」を消
去して情報「1」の状態にする情報消去時の動作を説明
する。情報「0」が記憶されたメモリセル10は、図3
(A)に示すように、フローティングゲートFGの電位
VFGは、図9(A)で説明したように,例えば、−2V
程度である。また、情報「0」が記憶されたメモリセル
10ではトランジスタTN11がOFF状態であり、消去制
御信号W/Eが「L」レベルとなっていることから、電
源制御部13から消去制御回路100 への駆動電圧VCC及
び高電圧VPPの供給は無い。
【0033】次に、情報消去(イレーズ)命令によっ
て、消去制御信号W/Eが「H」レベルとなり、電源制
御部13がON動作をする。また、情報「0」の消去開
始当初では、図3(B)に示すように、電源制御部13
から消去制御回路100 に,例えば、駆動電圧VCC=5V
及び高電圧VPP=12V程度が供給される。これによ
り、電位監視信号Sfg=「H」レベルがインバータ INV
1に出力され、インバータINV1の出力は「L」レベル
となり、トランジスタTP11がONし、トランジスタT
N12がOFFすることで、メモリセル10のソースに消去
電圧VSS=VPP=12Vの高電圧が供給される。
【0034】また、フローティングゲートFGの電位V
FGは電位監視部11により監視され、図4(A)に示す
ように、その電位VFG=−2V→0の上昇に伴って、ト
ランジスタTN11がOFFからON動作に移行することに
より、電位監視信号Sfgが変化し、インバータ INV1の
出力は「L」から「H」レベルに変化する。これによ
り、電圧供給部12では、メモリセル10のソースに、
高いレベル(12V)から徐々に低いレベルに移行する
消去電圧VSSが供給される。
【0035】さらに、消去動作の終了時には、図4
(B)に示すように、フローティングゲートFGの電位
VFG=0が電位監視部11により検出され、トランジス
タTN11がON動作することにより、電位監視信号Sfg
=「L」レベルがインバータ INV1に出力され、インバ
ータ INV1の出力は「H」レベルに変化する。電圧供給
部12のトランジスタTP11はOFFし、トランジスタT
N12がONすることで、メモリセル10のソースへの消
去電圧は、VSS=0となり、高電圧VPPの供給が断たれ
る。これにより、情報「0」が記憶されたメモリセル1
0は、フローティングゲートFGからの電荷が引き抜か
れ、情報「0」が消去されて、情報「1」の状態にな
る。
【0036】このようにして、本発明の第1の実施例に
係る不揮発性メモリによれば、図2に示すように、情報
「0」の消去時にフローティングゲートFGの電位を監
視しながらメモリセル10のソースに消去電圧VSSを供
給する消去制御回路100 が備えられる。このため、各メ
モリセル10のトランジスタ特性によって、消去時間が
長くなるような場合でも、従来例のような過消去領域X
に進行する前(過消去状態に陥る前)に消去電圧VSSの
供給を止めることができ、各メモリセル10の消去特性
に合わせた情報消去をすることが可能となる。すなわ
ち、図8(A)に示すような消去特性において、フロー
ティングゲートFGの電位VFG=−2Vが零に到達した
ときには、電位監視部11から電圧供給部12に「L」
レベルの電位監視信号Sfgが出力されることで、電圧供
給部12では、メモリセル10のソースに消去電圧VSS
=0が供給され、この時点で、消去動作を停止させるこ
とができる。
【0037】これにより、各メモリセル10にバラツキ
があっても、各メモリセル10の最適消去時間に合わせ
た消去動作が確保され、全てのメモリセル10を過消去
状態に陥らせることなく、均一に情報消去を実行するこ
とができる。また、本発明の第1の実施例によれば、電
源制御部13が情報書込み時や情報読出し時には、消去
制御信号W/Eが,例えば、「L」レベルになること
で、電源制御部13がOFF動作をし、電源制御部13か
ら電位監視部11への駆動電圧VCCが断たれ、かつ、電
圧供給部12への高電圧VPPが断たれる。
【0038】このため、情報消去時のみ消去制御回路10
0 を動作させ、情報書込み時や情報読出し時には、それ
を非動作させることで電力消費を最小限に止めることが
できる。これにより、低電力消費化を考慮しつつ情報消
去機能の向上を図ることが可能となり、高信頼度のフラ
ッシュメモリが提供される。なお、情報消去時に、電源
制御部13から電圧供給部12に供給する高電圧VPPを
可変することにより、過剰消去に陥る前に情報消去をす
ることもできる。
【0039】(2)第2の実施例の説明 図5は、本発明の第2の実施例に係る不揮発性メモリの
構成図であり、図6,7は、その消去動作を説明する等
価回路図(その1,2)をそれぞれ示している。第2の
実施例では第1の実施例と異なり、電位監視部21がp
型の電界効果トランジスタTP11から成るものである。
【0040】すなわち、第2の実施例に係る不揮発性メ
モリの1ビットを構成するメモリ回路は、図5に示すよ
うに、メモリセル10,消去制御回路200 及び電源制御
部13を備える。消去制御回路200 は、電位監視部21
及び電圧供給部22を有し、情報の消去時にフローティ
ングゲートFGの電位VFGを監視しながらメモリセル1
0のソースに消去電圧VSSを供給する。電位監視部21
は、p型の電界トランジスタTP21及び抵抗R2から成
り、メモリセル10のフローティングゲートFGの電位
VFGを検出し、電圧供給部22に電位監視信号Sfgを出
力する。
【0041】トランジスタTP21はエンハンスメント型
のトランジスタであり、ゲート電圧0VでOFF動作を
し、負電圧によりON動作をするノーマリオフ型であ
る。トランジスタTP21のゲートはメモリセル10のフ
ローティングゲートFGに接続され、そのドレインが抵
抗R2の一端に接続され、ソースが電源線VCCにそれぞ
れ接続される。抵抗R2の他端は接地線GNDに接続され
る。
【0042】電圧供給部22は、インバータ INV2,ト
ランジスタTP22及びTN21から成り、電位監視部21
からの電位監視信号Sfgに基づいてメモリセル10のソ
ースに消去電圧VSSを供給する。なお、その他の同じ名
称及び同じ記号のものは、第1の実施例と同様であるた
め、その説明を省略する。次に本発明の第2の実施例に
係る不揮発性メモリの動作を説明する。例えば、図6
(A)に示すような情報「0」が記憶されたメモリセル
10のフローティングゲートFGから電荷を引き抜き、
情報「0」を消去して情報「1」の状態にする情報消去
時の動作を説明する。
【0043】情報「0」が記憶されたメモリセル10
は、図6(A)に示すように、フローティングゲートF
Gの電位VFGが,例えば、−2V程度である。また、情
報「0」が記憶されたメモリセル10ではトランジスタ
TP21がON状態であるが、消去制御信号W/Eが
「L」レベルであることから、電源制御部13から消去
制御回路200 への駆動電圧VCC及び高電圧VPPの供給は
無い。
【0044】次に、イレーズ命令によって消去制御信号
W/Eが「H」レベルとなり、電源制御部13がON動
作をする。また、消去開始当初では、図6(B)に示す
ように、消去制御回路200 に駆動電圧VCC=5V及び高
電圧VPP=12V程度が供給される。これにより、電位
監視信号Sfg=「H」レベルがインバータ INV2に出力
され、インバータ INV2の出力は「L」レベルとなり、
トランジスタTP21がONし、トランジスタTN22がO
FFすることで、メモリセル10のソースに消去電圧VSS
=VPP=12Vの高電圧が供給される。
【0045】また、フローティングゲートFGの電位V
FGは電位監視部21により監視され、図7(A)に示す
ように、その電位VFG=−2V→0の上昇に伴って、ト
ランジスタTP21がONからOFF動作に移行することに
より、電位監視信号Sfgが変化し、インバータ INV2の
出力は「L」から「H」レベルに変化する。これによ
り、電圧供給部22では、メモリセル10のソースに、
高いレベル(12V)から徐々に低いレベルに移行する
消去電圧VSSが供給される。
【0046】さらに、消去動作の終了時には、図7
(B)に示すように、フローティングゲートFGの電位
VFG=0が電位監視部21により検出され、トランジス
タTP21がOFF動作することにより、電位監視信号Sfg
=「L」レベルがインバータ INV2に出力され、インバ
ータ INV2の出力は「H」レベルに変化する。電圧供給
部22のトランジスタTP22はOFFし、トランジスタT
N21がONすることで、メモリセル10のソースへの消
去電圧は、VSS=0となり、高電圧VPPの供給が断たれ
る。これにより、情報「0」が記憶されたメモリセル1
0は、フローティングゲートFGからの電荷が引き抜か
れ、情報「0」が消去されて、情報「1」の状態にな
る。
【0047】このようにして、本発明の第2の実施例に
係る不揮発性メモリによれば、図5に示すように、情報
「0」の消去時にフローティングゲートFGの電位を監
視しながらメモリセル10のソースに消去電圧VSSを供
給する消去制御回路200 が備えられる。このため、第1
の実施例と同様に、各メモリセル10のトランジスタ特
性によって、消去時間が長くなるような場合でも、過消
去状態に陥る前に消去電圧VSSの供給を止めることがで
き、各メモリセル10の消去特性に合わせた情報消去を
することが可能となる。
【0048】これにより、各メモリセル10にバラツキ
があっても、各メモリセル10の最適消去時間に合わせ
た消去動作が確保され、全てのメモリセル10を過消去
状態に陥らせることなく、均一に情報消去を実行するこ
とができる。また、高信頼度のフラッシュメモリ等が提
供される。 (3)第3の実施例の説明 図8(B)は、本発明の第3の実施例に係る不揮発性メ
モリの断面図を示している。第3の実施例では第1,第
2の実施例と異なり、メモリセル10のフローティング
ゲートFGと、トランジスタTN11やTP21のゲートと
を共用するものである。
【0049】例えば、メモリセル10は、図8(B)に
示すように、p型のSi基板31のフィールド酸化膜3
2により画定された領域に、ソース領域(以下単にソー
スという)及びドレイン領域(以下単にドレインとい
う)が形成され、これら領域がn+ 型の不純物拡散層3
3から成る。また、両ゲートCG,FGはソース,ドレ
インを跨ぐ領域上に厚さ100〔Å〕程度のSiO2
35を介して順次設けられる。なお、両ゲートCG,F
G間のSiO2 膜35はトンネル酸化膜と呼ばれ、容量
結合をする。このように、メモリセル10はnチャネル
のMOSトランジスタのゲートCGの下に、SiO2
35を介してフローティングゲートFGを設けた構造に
なっている。
【0050】また、電位監視部11のn型の電界効果ト
ランジスタTN11は、例えば、図8(B)に示すよう
に、フィールド酸化膜32により画定された領域に、ソ
ース・ドレインを形成するn+ 型の不純物拡散層34が
設けられる。トランジスタTN11のゲートは、酸化膜3
2上を延在したメモリセル10のフローティングゲート
FGを使用する。電位監視部21のp型の電界効果トラ
ンジスタTP21も同様にゲートFGを共用する。
【0051】このようにして、本発明の第3の実施例に
係る不揮発性メモリによれば、電位監視部11や21の
トランジスタTN11及びTP21のゲートをメモリセル1
0のフローティングゲートFGと共用することで、メモ
リセル10と電位監視部11や21の間を最短距離で接
続することができ、メモリ回路の高集積化及び高密度化
を図ることができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る半導
体記憶装置によれば、情報の消去時にフローティングゲ
ートの電位を監視しながら不揮発性メモリセルのソース
に消去電圧を供給する消去制御回路を備える。このた
め、各メモリセルのトランジスタ特性によって、消去時
間が長くなるような場合でも、過消去状態に陥る前に消
去電圧の供給を止めることができ、各メモリセル毎の消
去特性に合わせた情報消去をすることができる。このこ
とで、各メモリセルにバラツキがあっても、全てのメモ
リセルを過消去状態に陥らせることなく、均一に情報消
去を実行することができる。
【0053】本発明の他の半導体記憶装置によれば、電
位監視部のn型の電界効果トランジスタ及びp型の電界
効果トランジスタのゲートが、不揮発性のメモリセルの
フローティングゲートと共用しているので、メモリセル
と電位監視部との間を最短距離で接続することができ、
高集積化及び高密度化を図ることができる。本発明の他
の半導体記憶装置の電源制御部によれば、情報消去時の
み消去制御回路を動作させ、情報書込み時や情報読出し
時には、それを非動作させることで電力消費を最小限に
止めることができる。
【0054】これにより、情報消去機能の向上が図ら
れ、高信頼度のフラッシュメモリ等の半導体記憶装置の
提供に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体記憶装置の原理図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る不揮発性メモリの
構成図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係る不揮発性メモリの
消去動作を説明する等価回路図(その1)である。
【図4】本発明の第1の実施例に係る不揮発性メモリの
消去動作を説明する等価回路図(その2)である。
【図5】本発明の第2の実施例に係る不揮発性メモリの
構成図である。
【図6】本発明の第2の実施例に係る不揮発性メモリの
消去動作を説明する等価回路図(その1)である。
【図7】本発明の第2の実施例に係る不揮発性メモリの
消去動作を説明する等価回路図(その2)である。
【図8】本発明の各実施例に係る不揮発性メモリを補足
する消去特性図及び各ゲート電極の断面図である。
【図9】従来例に係る不揮発性メモリの構成図及び消去
特性図である。
【符号の説明】
100, 200…消去制御回路、 10…不揮発性メモリセル、 11,12…電位監視回路、 12,22…電圧供給回路、 13…電源制御回路、 TN11, TN12, TN21…n型の電界効果トランジス
タ、 TP11, TP21, TP22…p型の電界効果トランジス
タ、 W/E…消去制御信号、 Sfg…電位監視信号、 VSS…消去電圧、 VPP…高電圧、 VCC…駆動電圧。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/792

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フローティングゲートに電荷を注入する
    ことにより情報を記憶する不揮発メモリセルを有する半
    導体記憶装置において、 情報の消去時に前記フローティングゲートの電位を監視
    しながら前記不揮発性メモリセルのソースに消去電圧を
    供給する消去制御回路を備えることを特徴とする半導体
    記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記消去制御回路は、前記不揮発性メモ
    リセルのフローティングゲートの電位を監視する電位監
    視部と、前記電位監視部からの電位監視信号に基づいて
    前記不揮発性メモリセルのソースに消去電圧を供給する
    電圧供給部とを有することを特徴とする請求項1記載の
    半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記消去制御回路の電位監視部は、ゲー
    トが前記不揮発性メモリセルのフローティングゲートに
    接続されたn型の電界効果トランジスタ又はp型の電界
    効果トランジスタを有することを特徴とする請求項2記
    載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記消去制御回路の電位監視部のn型の
    電界効果トランジスタ又はp型の電界効果トランジスタ
    のゲートは、前記不揮発性のメモリセルのフローティン
    グゲートを共用することを特徴とする請求項3記載の半
    導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記消去制御回路の電位監視部に供給す
    る第1の電源と、前記電圧供給部に供給する第2の電源
    とを消去制御信号に基づいて電源制御をする電源制御部
    が設けられることを特徴とする請求項1,2,3又は4
    記載のいずれかの半導体記憶装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020187459A (ja) * 2019-05-13 2020-11-19 ローム株式会社 定電圧回路及びその動作方法、及び半導体装置

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US8921857B2 (en) 2009-06-18 2014-12-30 Sharp Kabushiki Kaisha Semiconductor device
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