JPH088782A - 直接スペクトル拡散通信方式 - Google Patents

直接スペクトル拡散通信方式

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JPH088782A
JPH088782A JP14158394A JP14158394A JPH088782A JP H088782 A JPH088782 A JP H088782A JP 14158394 A JP14158394 A JP 14158394A JP 14158394 A JP14158394 A JP 14158394A JP H088782 A JPH088782 A JP H088782A
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桂二 彦惣
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直接スペクトル拡散通信方式において、受信
信号のC/N比に応じてA/D変換器入力振幅レベルを
最適化することにより誤り率特性を最良とする。 【構成】 復調をディジタルで行う直接スペクトル拡散
通信方式において、受信機内にで、CN(信号電力対ノ
イズ電力)比を検知する第1処理過程と、A/D変換器
における入力信号に対する量子化レベルの値を、上記第
1処理過程により検知されたCN比の値に適合する値に
設定する第2処理過程とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直接拡散スペクトル拡
散通信受信装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ通信には、狭帯域変調方式
(AM(振幅変調)、FM(周波数変調)、BPSK
(2相位相シフトキーイング)、QPSK(4相位相シ
フトキーイング)等)を用いた通信が一般に実用されて
いる。これらは、受信機における復調を比較的小型の回
路で実現できるが、マルチパスや狭帯域雑音に弱いとい
う欠点も有している。
【0003】これに対してスペクトル拡散通信方式は、
送信側ではデータ(アナログ、ディジタルどちらでも構
わない)の周波数スペクトルをPN(pseudo n
oise:擬似ランダム)符号によって拡散し、受信機
側で該PN符号と時間同期(相関)をとる事でマルチパ
ス及び狭帯域雑音の影響を軽減するという特徴を有し、
重要な技術として注目されている。
【0004】スペクトル拡散方式の手法には、直接拡
散、周波数ホッピング、時間ホッピング及びこれらのう
ちのいくつかを組み合わせたハイブリッド方式等があ
り、この中で直接拡散方式は、データ速度よりかなり速
いチップ速度を持つPN符号とデータとを乗算する事で
スペクトルを拡散する手法であり、回路的にも他の手法
に比べて容易に実現でき、またPN符号の区別によって
同じ周波数帯域での多重通信が可能となる。このような
多重方式をCDMA(Code DivisionMu
ltiple Access:コード分割多元接続)、
またはSSMA(Spread Spectrum M
ultiple Access:スペクトル拡散多元接
続)と呼ぶ。
【0005】また一般にベースバンド帯域に周波数変換
した後にアナログ/ディジタル変換(サンプリング、以
後A/D変換と称す)し、信号処理をすべてディジタル
処理で行われることがある。これによりベースバンド部
の小型化、簡素化が可能となる。またこの場合には、デ
ィジタルマッチドフィルタが用いられる事が多い。
【0006】直接拡散方式、ディジタル復調方式を用い
たスペクトル拡散通信システムの概略のブロック図を図
8、図9に示す。ここで図8は送信系、図9は受信系に
関するものである。
【0007】まず送信系について図8を用いて説明す
る。+1、または0で表されるような2進送信データ系
列は、まずPN符号発生部79で生成されたPN符号
(+1、または0で表される2進符号系列)とEX−O
R80で排他的論理和される。これにより得られた系列
は乗算器82で正弦波発生器81で生成された正弦波と
乗算、BPSK変調される。この後この系列は周波数変
換部83でRF帯に周波数変換され、電力増幅部84で
電力増幅され送信アンテナ85より送信される。このよ
うに本実施例では情報変調としてBPSK変調が用いら
れている。これらの動作は一般的なもので、一般的な直
接拡散スペクトル拡散通信方式用送信装置で構わない。
【0008】受信機側では、図9に示すように、受信用
アンテナ86により受信された信号は、RF増幅部87
により電力増幅され、周波数変換部88により中間周波
数に変換される。中間周波数に変換された信号は、AG
C(Auto Gain Control:自動利得制
御)増幅器89によりA/D変換器96、97に最適な
振幅で入力されるよう利得制御される。この後2分波さ
れ、一方はローカル正弦波信号発生部90により発生さ
れた正弦波信号と、もう一方は該正弦波信号を90°位
相器91により90°位相シフトされた信号と、それぞ
れ乗算器93、92で乗算され、それぞれ低域通過フィ
ルタ95、94を通り、A/D変換器97、96により
ディジタル値化される。ここで情報変調にBPSK、Q
PSK等を用いており、さらに受信機側で同期検波する
としたならば、このA/D変換器は3ビット程度あれば
良いとされている。このようにディジタル化された受信
信号はそれぞれディジタルマッチドフィルタ部99、9
8により相関が取られ、そのピーク値を用いてディジタ
ル位相復調部100により復調されデータを得る。
【0009】また両相関出力を用いて信号電力(信号成
分、及び雑音をあわせた全受信信号電力)を得、この値
が一定となるようAGCコントロール部101によりA
GC増幅部89を制御している。ここでこのAGCコン
トロール部は一般に図8に示す回路で実現される。相関
信号によって得られた信号電力は差動増幅部102によ
って基準電圧と比較される。この後、この差信号はルー
プフィルタ部103により積分されてAGC増幅部88
を制御する制御信号が生成される。このループは、相関
信号により得られた信号電力を基準電圧と等しくするよ
うな方向に動作する。
【0010】このようにスペクトルを拡散する事で広い
帯域幅で通信が行われる事になり、マルチパスや狭帯域
雑音に対してより効果的な通信が可能となる。さらにデ
ィジタル化(量子化)されることで復調部の微調整が不
要となり、構成も簡易、小型化されるというメリットを
有する。
【0011】スペクトル拡散通信方式に関しては科学技
術出版社発行の「スペクトル拡散通信システム」p10
〜p16に詳しく述べられている。
【0012】
【発明が解決しようとする問題点】一般にディジタル復
調方式を用いればベースバンド部の回路は非常に簡易、
小型化されるが、A/D変換器の最大入力電圧範囲に対
して、A/D変換器入力振幅レベルをどの程度のレベル
に割り当てるかで誤り率特性が異なり、さらにその最適
値が相関前の信号電力(信号成分のみの電力)対ノイズ
電力比(以後C/N比と称する。ここでは逆拡散前のC
/N比を表す)によって異なり、C/N比が低くなれば
低くなるほどA/D変換器入力振幅レベルの最適値は低
くなる。よって相関ピーク信号のみで受信信号振幅をコ
ントロールしても最適な特性は得られないという問題点
を有する。
【0013】また周波数同期過程において、周波数引き
込み時、及び捕捉時でA/D変換器入力振幅レベルの最
適値も異なり、周波数引き込み時には周波数捕捉時に比
べてA/D変換器入力振幅レベルの最適値は低くなると
いう問題点を有する。
【0014】また差動検波等を用いるような送受信機間
で周波数差をもつような場合にはその周波数差によって
最適なA/D変換器入力振幅レベルがことなり、一般に
周波数差が大きいほど最適なA/D変換器入力振幅レベ
ルは大きくなるという問題点を有する。
【0015】本発明は直接拡散スペクトル通信方式及び
通信装置において、A/D変換器の量子化レベルの最適
化を行うことを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の復調方式におい
ては、受信信号をサンプリングし、量子化を行うA/D
変換器と、受信電力を知る手段と、量子化されたディジ
タル値と相関をとるディジタルマッチドフィルタ部と、
A/D変換器より前段におかれたAGC(自動利得制
御)用増幅部、さらに前記マッチドフィルタの相関ピー
ク出力、及び前記受信電力を用いて、前記A/D変換器
入力振幅レベルを最適化するようゲインコントロール信
号を生成し、AGC増幅部をコントロールするAGCコ
ントロール部により構成した。
【0017】また受信信号をサンプリングし、量子化を
行うA/D変換器と、量子化されたディジタル値と相関
をとるディジタルマッチドフィルタ部と、A/D変換器
より前段におかれたAGC(自動利得制御)用増幅部、
さらに前記マッチドフィルタの相関ピーク出力を用い
て、周波数制御信号を算出し周波数同期を行う周波数同
期部と、周波数同期確立を判断する判別手段と、その判
別結果に基づき前記A/D変換器入力振幅レベルを最適
化するようゲインコントロール信号を生成し、AGC増
幅部をコントロールするAGCコントロール部により構
成した。
【0018】また雑音電力と信号電力を知る手段と、周
波数同期確立判別手段とを併せ持ち、双方を用いてA/
D変換器入力振幅レベルを最適化するようゲインコント
ロール信号を生成し、AGC増幅部をコントロールする
AGCコントロール部により構成した。
【0019】または受信信号をサンプリングし、量子化
を行うA/D変換器と、受信電力を知る手段と、量子化
されたディジタル値と相関をとるディジタルマッチドフ
ィルタ部と、A/D変換器より前段におかれA/D変換
器入力電力を一定とするAGC(自動利得制御)増幅
部、さらに前記マッチドフィルタの相関ピーク出力、及
び前記受信電力を用いて、前記A/D変換器のリファレ
ンスレベルを最適化するようコントロールするA/Dコ
ントロール部により構成した。
【0020】または雑音電力と信号電力を知る手段と、
周波数同期確立判別手段とを併せ持ち、双方を用いてA
/D変換器のリファレンスレベルを最適化するようコン
トロールするA/Dコントロール部により構成した。
【0021】または受信信号をサンプリングし、量子化
を行うA/D変換器と、量子化されたディジタル値と相
関をとるディジタルマッチドフィルタ部と、A/D変換
器より前段におかれたAGC(自動利得制御)用増幅
部、さらに前記マッチドフィルタの相関ピーク出力を用
いて、差動復調を行う際に周波数差に応じた信号を生成
する周波数差算出手段と、その算出結果に基づき前記A
/D変換器入力振幅レベルを最適化するようゲインコン
トロール信号を生成し、AGC増幅部をコントロールす
るAGCコントロール部により構成した。
【0022】もしくは受信信号をサンプリングし、量子
化を行うA/D変換器と、量子化されたディジタル値と
相関をとるディジタルマッチドフィルタ部と、A/D変
換器より前段におかれたAGC増幅部、さらに前記マッ
チドフィルタの相関ピーク出力を用いて、差動復調を行
う際に周波数差に応じた信号を生成する周波数差算出手
段と、その算出結果に基づき前記A/D変換器のリファ
レンスレベルを最適化するようA/Dコントロール部に
より構成した。
【0023】または雑音電力と信号電力を知る手段と、
周波数差算出手段とを併せ持ち、双方を用いてA/D変
換器のリファレンスレベルを最適化するようコントロー
ルするA/Dコントロール部により構成した。
【0024】また雑音電力と信号電力を知る手段と、周
波数差算出手段とを併せ持ち、双方を用いてA/D変換
器入力振幅レベルを最適化するようゲインコントロール
信号を生成し、AGC増幅部をコントロールするAGC
コントロール部により構成した。
【0025】
【作用】本発明によれば、受信信号s(t)は増幅、周
波数変換され、その後AGC増幅部を通される。その
後、互いに直交するようなローカル正弦波信号が乗算さ
れ、同相及び直交ベースバンド成分が生成される。これ
ら両ベースバンド信号はこの後1対のA/D変換器によ
りディジタル化される。また、両ベースバンド信号から
受信電力が得られる。また上述のディジタル化された両
信号は、ディジタルマッチドフィルタにより相関が取ら
れ、その両相関ピーク出力から信号電力が得られると共
に、両相関ピーク出力を用いてディジタル位相復調部に
おいて復調がなされデータが得られる。また先に得られ
た受信電力と信号電力を用いて、A/D変換器入力レベ
ルを最適とするよう上述のAGC増幅部を制御すること
で最良な誤り率特性が実現できる。
【0026】また周波数同期検出回路を設け、ここで周
波数同期が行われたかどうかを検出し、周波数引き込み
時と周波数捕捉時でA/D変換器入力レベルを切り替
え、常に最適な誤り率特性を実現する。
【0027】または、AGC増幅部によりA/D変換器
への入力電力を一定とし、先に得られた受信電力と信号
電力によりA/D変換器のリファレンスレベルをコント
ロールすることで同様の結果が得られる。
【0028】また非同期で復調を行うような場合、ディ
ジタルマッチドフィルタにより相関が取られ、その両相
関ピーク出力からディジタル位相復調部において差動検
波等により復調がなされデータが得られる。さらにこれ
ら両相関ピークを用いて送受信機間の周波数差に応じた
値が得られ、それに応じてA/D変換器入力レベルを最
適化、もしくはA/D変換器のリファレンスレベルをコ
ントロールする。
【0029】または、先に得られた受信電力と信号電力
で得られたC/Nを併用することで、A/D変換器入力
レベルを最適とするよう上述のAGC増幅部を制御、も
しくはA/D変換器のリファレンスレベルをコントロー
ルすることで最良な誤り率特性が実現できる。
【0030】
【実施例】図1、図2に第1の実施例に関する概略ブロ
ック図を示す。ここで図1は送信系、図2は受信系を表
す。
【0031】まず送信系について図1を用いて説明す
る。+1、または0で表されるような2進送信データ系
列は、まずPN符号発生部1で生成されたPN符号(+
1、または0で表される2進符号系列)とEX−OR2
で排他的論理和される。これにより得られた系列は乗算
器4で正弦波発生器3で生成された正弦波と乗算、BP
SK変調される。この後この系列は周波数変換部5でR
F帯に周波数変換され、電力増幅部6で電力増幅され送
信アンテナ7より送信される。このように本実施例では
情報変調としてBPSK変調が用いられているが、本発
明の趣旨を逸脱するものでない限り他の変調手段を用い
ても構わない。
【0032】次に図2を用いて受信系について説明す
る。受信アンテナ8で受信された受信信号はまずRF増
幅部9によって電力増幅され、周波数変換部10により
IF帯に周波数変換される。その後AGC増幅部11を
経由した後に分波される。ここでAGC増幅部11は後
段のA/D変換器19、20の入力振幅を調整するため
のものであり、特にこの場所に置かれる必要性はなく、
A/D変換器19、20の前段であればどこでも構わな
い。
【0033】この後、両信号に、ローカル正弦波信号発
振部14で発生された信号を90°位相器15で90°
位相回転されたローカル正弦波信号と位相回転されない
ローカル正弦波信号をそれぞれ乗算器12、13で乗算
する。これらの信号をそれぞれ低域通過フィルタ16、
17を通過することで直交したベースバンド信号が生成
される。
【0034】この後これら両信号を用いて検波部18に
よって受信電力が得られる。この受信電力は、AGCコ
ントロール部24においてAGC増幅部11の制御に用
いられる。
【0035】これらの両信号はA/D変換器19、20
によってディジタル値化されるが、この時にA/D変換
器の最大変換入力レベルに対してどの程度の振幅で入力
させるかで誤り率特性が異なる。よって誤り率が最小と
なるよう前述のAGC増幅部11で利得を調整してやら
なければならない。
【0036】ここで得られる直交したそれぞれのディジ
タル値は、ディジタルマッチドフィルタ21、22によ
ってそれぞれ相関がとられる。ここで得られた相関ピー
クを用いてディジタル位相復調部22によってディジタ
ル的に復調が行われる。またこの相関ピークを用いて周
波数誤差信号を生成し、それを基準ローカル正弦波発生
部14に帰還させる事で周波数同期が実現できる。
【0037】また前述のように、誤り率を最小とするA
/D変換器入力振幅レベルの最適値は受信信号のC/N
によって異なる。よって上記両相関ピークを用いて信号
電力を求め、先に算出した受信信号レベルと共に用いて
受信信号のC/Nを算出し、AGCコントロール部24
によってA/D変換器入力振幅を最適化するようAGC
増幅部18をコントロールする。ここで信号電力の算出
は、例えば両相関ピーク値をそれぞれIO U T 、QO U
T とすれば、S=(IO U T 2 +QO U T 20 . 5
求められる。
【0038】図3にAGCコントロール部の概略ブロッ
ク図を示す。まず信号電力(実際には少量の雑音を含ん
でいる)と検波部18によって得られた受信電力を用い
てC/N比が計算される。このようにして得られたC/
N比に応じて、ROMテーブル26中に記憶されている
情報により、最適な基準電圧が選ばれ出力される。この
ようにして得られた基準電圧と信号電力は差動増幅部2
7により比較され、さらにループフィルタ部28を経て
AGC増幅部11への制御信号が出力される。この動作
によって常に最適な誤り率特性が得られる。
【0039】次に図4を用いて第2の実施例に関する送
信系の動作を説明する。ここで第1の実施例と異なって
いる点は、情報変調にQPSK変調を用いている点であ
る。
【0040】まず送信すべきデータ系列は、シリアル/
パラレル変換部29によって2つのデータ系列に分割さ
れ、それぞれのデータ系列はPN符号発生部32により
発生されたPN符号系列とEX−OR30、31におい
て排他的論理和がとられる。このようにして得られた系
列は、一方は基準搬送波発生部35によって発生された
正弦波と、もう一方は基準搬送波発生部35によって発
生された正弦波を90°位相器36によって位相回転し
た信号と、それぞれ乗算器33、34によって乗算され
る。このようにして得られた両信号が加算器37によっ
て加算されQPSK変調波が得られる。
【0041】このようにして得られた信号は第1の実施
例同様周波数変換部38によってRF帯に周波数変換さ
れ、さらに電力増幅部39によって電力増幅され、送信
アンテナ40によって送信される。
【0042】次に受信系について説明する。受信系の概
略ブロック図は第1の実施例に用いた図2と同様であ
り、異なる点は、図2におけるディジタル位相復調部2
3がBPSK復調を行うのではなく、QPSK復調を行
う点にある。これにより、第1の実施例と同様にしてデ
ータ復調が可能となる。
【0043】次に第3の実施例について説明する。ここ
で送信系は図1と同様に情報変調にBPSK変調を用い
ている。
【0044】次に受信系の動作について図5を用いて説
明する。ここで第1の実施例(図2)と異なる点は、周
波数同期確認部57を付加した点である。
【0045】第1の実施例同様受信アンテナ41で受信
された信号はRF増幅部42で電力増幅され、周波数変
換部43でIF帯に周波数変換される。この後AGC増
幅部44によりレベル調整される。このAGC増幅部4
4は、先の実施例同様、後段ベースバンド部のA/D変
換部52、53の入力振幅レベルを最適に保つためのも
のであり、特にこの段階に置かれる必要性はなく、本願
の趣旨を逸脱するものでなければ他の段階に置かれても
構わない。
【0046】このようにして得られた信号を2分波し、
一方は乗算器46で基準ローカル正弦波発生部47で生
成されたローカル信号と乗算され、もう一方は上記ロー
カル信号を90°位相器48で90°位相回転されたロ
ーカル信号と乗算器45で乗算され、それぞれ低域通過
フィルタ50、49を通り、互いに直交したベースバン
ド信号に変換される。
【0047】このようにして得られた両信号は検波部5
1によって電力検波され、受信電力が測られ、この検波
結果の情報はAGCコントロール部58に送られ、AG
C増幅部44の制御に用いられる。
【0048】また上記両信号はそれぞれA/D変換器5
3、52によりディジタル化され、さらにディジタルマ
ッチドフィルタ55、54によりそれぞれ相関がとられ
る。これら両相関ピークを用いてディジタル位相復調部
56によりBPSK復調がなされ、データ復調が行われ
る。さらに上述両相関ピークを用いて信号成分の電力を
検波し、この信号もAGCコントロール部58に送られ
る。ここで信号電力Sは、例えば上述のような方法で求
めることが可能である。先に得られた受信電力と共に用
いられ、C/N比が求められ、これによりAGC増幅部
44の制御に用いられる。この制御については上述と同
様の方法にて実現できる。さらにディジタル位相復調部
56では、搬送波の周波数位相誤差信号を検出し、これ
を基準ローカル正弦波発生部47に帰還させることで同
期検波が可能となる。
【0049】また上記周波数位相誤差信号は、同期確認
部57に送られ、ここで今周波数位相同期が引き込み状
態なのか、もしくは捕捉状態なのかを検出し、この結果
を用いてAGCコントロール部58で、引き込み状態な
のか、もしくは捕捉状態なのかに応じてA/D変換器5
2、53入力レベルを最適な状態とするようにAGC増
幅部44をコントロールしている。ここでこの同期確認
部57の同期確認方法としては、一例として周波数位相
誤差信号を高域通過フィルタを通した後に検波し、その
検波電力があるしきい値より低くなった場合に同期した
と判断する方法が考えられるが、本実施例に限られず、
どのような手法を用いても構わない。周波数位相誤差信
号生成についても一般的なコスタスループ等どのような
方法を用いても構わない。
【0050】AGCコントロール部の概略ブロック部を
図6に示す。ここで図3と異なる点は、ROMテーブル
60に同期・非同期確認信号を入力している点である。
上述と同様に、相関出力により得られた信号電力と検波
部51によって得られた受信電力を用いてC/Nが計算
される。また上述のようにして得られた同期・非同期確
認信号に応じて(同期引き込み状態か同期捕捉状態かに
応じて)ROMテーブル60の内容を切り替える。そし
て上述のようにして得られたC/Nに応じてROMテー
ブル60により最適な基準電圧が出力される。このよう
にして得られた基準電圧と信号電力が差動増幅部61に
より比較され、さらにループフィルタ部62を経てAG
C増幅部44制御信号が出力される。この動作によって
常に最適な誤り率特性が得られる。これらの情報から、
常にA/D変換器入力レベルを最適な状態にし最良の誤
り率特性得ることが可能となる。
【0051】また明らかに、図4のような送信機を用
い、受信系でのディジタル位相復調部56にQPSK復
調器を用いれば第2の実施例同様、QPSKでも使用可
能である。
【0052】次に図7を用いて第4の実施例について説
明する。ここでは送信系は図1と同様のBPSK変調系
を用いて受信系の動作について説明する。ここで第1の
実施例と異なる点は受信電力検波部を取り除いた点であ
る。
【0053】受信アンテナ63により受信された信号
は、先と同様RF増幅部64により電力増幅され、さら
に周波数変換部65によってIF帯に周波数変換されA
GC増幅部66に入力される。ここでAGC増幅部66
は後段のA/D変換部73、74の入力振幅を誤り率特
性が最適となるようコントロールするためのもので、上
述と同様、ここに置かれる必要性はない。
【0054】この後2分配され、一方はローカル正弦波
信号発生部69より発生された正弦波信号と、もう一方
は90°位相器70により位相回転された正弦波信号と
それぞれ乗算器68、67によって乗算され、さらにそ
れぞれ低域通過フィルタ72、71によって高周波成分
が除去され、ベースバンド信号に変換される。この後そ
れぞれA/D変換器74、73によりディジタル化さ
れ、ディジタルマッチドフィルタ76、75により相関
が取られる。
【0055】これらそれぞれの相関ピークを用いてディ
ジタル位相復調部77において位相復調される。またこ
の位相復調部77においてさらに周波数誤差信号生成
し、これをローカル正弦波信号発生部69に帰還させる
ことで周波数引き込み、並びに周波数捕捉が可能とな
る。また相関ピークを利用して信号電力、及びその分散
から受信信号のC/N比(処理利得を換算する)を得
る。これをAGCコントロール部78で用いることでA
GC増幅部66を制御することができる。ここでAGC
コントロール部78は、図3よりC/N演算部25を取
り除いた構成で実現でき、よって本実施例により、第1
の実施例と比較して検波部18をも取り除けるので、よ
り小型化が可能となる。明らかに送信系を図4のQPS
K変調器に変更し、さらに図中69のBPSK復調器を
QPSK変調器に変更することで、1次変調をQPSK
変調とした場合にも対応可能である。
【0056】また本実施例に、第3の実施例であげた周
波数同期確認部を同様に設け、周波数引き込み時、及び
周波数捕捉時でA/D変換器入力レベルを切り替えるこ
とで先と同様の効果が得られる。
【0057】また上記すべての実施例において送信側1
次変調を差動位相変調とし、受信側ディジタル位相復調
部をディジタル差動位相復調部とすることでDPSK、
DQPSKにも対応可能である。
【0058】次に図11を用いて第5の実施例について
説明する。ここでは送信系は図1と同様のBPSK変調
系を用いて受信系の動作について説明する。ここで第1
の実施例と異なる点は、C/NでAGC増幅部をコント
ロールするのではなく、A/D変換器のリファレンスレ
ベル(A/D変換器の信号入力範囲)をコントロールす
る点である。
【0059】受信アンテナ104により受信された信号
は、先と同様RF増幅部105により電力増幅され、さ
らに周波数変換部106によってIF帯に周波数変換さ
れAGC増幅部107に入力される。ここでAGC増幅
部66は後段のA/D変換部115、116の入力電力
を一定とするためのものであり、前述のAGC増幅部と
は利用目的が異なるが、上述と同様、ここに置かれる必
要性はない。
【0060】この後2分配され、一方はローカル正弦波
信号発生部108より発生された正弦波信号と、もう一
方は90°位相器109により位相回転された正弦波信
号とそれぞれ乗算器110、111によって乗算され、
さらにそれぞれ低域通過フィルタ112、113よって
高周波成分が除去され、ベースバンド信号に変換され
る。この後これら直交した両信号を用いて検波部114
により受信電力が得られ、さらに両信号は、それぞれA
/D変換器115、116によりディジタル化され、デ
ィジタルマッチドフィルタ117、118により相関が
取られる。
【0061】これらそれぞれの相関ピークを用いてディ
ジタル位相復調部119において位相復調される。また
この位相復調部119においてさらに周波数誤差信号生
成し、これをローカル正弦波信号発生部108に帰還さ
せることで周波数引き込み、並びに周波数捕捉が可能と
なる。また相関ピークを利用して信号電力を得る。この
信号電力と先の受信電力を用いてA/Dコントロール部
120にてA/D変換器115、116のリファレンス
レベルを制御することができる。ここでA/Dコントロ
ール部120は、図12に示したような構成で実現でき
る。図12を用いてA/Dコントロール部120の動作
について説明する。まず先に得られた受信電力と信号電
力でC/N演算部121によりC/Nを得る。ここで得
られたC/NはROMテーブル122に入力されC/N
に応じた最適なA/D変換器リファレンスレベル(ここ
ではA/D変換器の信号入力範囲の最大値(VIH)、最
小値(VIL)を表す)を出力し、これをD/A変換器1
23、124によりアナログ電圧に変換し、これらをA
/D変換器115、116のリファレンス入力に入力す
る事で最適な特性を得ることができる。また本実施例に
用いた制御方法は、ディジタル位相復調部119をQP
SK復調部とするだけで第2の実施例にも応用可能であ
り、また本実施例に、第3の実施例であげた周波数同期
確認部を同様に設け、周波数引き込み時、及び周波数捕
捉時でA/D変換器リファレンスレベルを切り替えるこ
とで先と同様の効果が得られる。また第4の実施例同様
C/Nを得る際に検波部を用いず、相関ピーク値とその
分散により算出することで先と同様検波部114を省く
事が可能である。この場合のA/Dコントロール部は、
図12の構成よりC/N演算部を省いた形で構成でき
る。
【0062】また上記すべての実施例において送信側1
次変調を差動位相変調とし、受信側ディジタル位相復調
部をディジタル差動位相復調部とすることでDPSK、
DQPSKにも対応可能である。
【0063】次に図13を用いて第6の実施例について
説明する。ここでは送信系は図1と同様のBPSK変調
系を用いて受信系の動作について説明する。ここで第1
の実施例と異なる点は、周波数同期を行わない点であ
る。
【0064】受信アンテナ125により受信された信号
は、先と同様RF増幅部126により電力増幅され、さ
らに周波数変換部127によってIF帯に周波数変換さ
れAGC増幅部128に入力される。ここでAGC増幅
部128は、後段のA/D変換部136、137の入力
電力を最適に制御するためのものであり、上述と同様に
この位置に置かれる必要性はない。
【0065】この後2分配され、一方はローカル正弦波
信号発生部129より発生された正弦波信号と、もう一
方は90°位相器130により位相回転された正弦波信
号とそれぞれ乗算器132、131によって乗算され、
さらにそれぞれ低域通過フィルタ134、133によっ
て高周波成分が除去され、ベースバンド信号に変換され
る。この後これら直交した両信号を用いて検波部135
により受信電力が得られ、さらに両信号は、それぞれA
/D変換器137、136によりディジタル化され、デ
ィジタルマッチドフィルタ139、138により相関が
取られる。
【0066】これらそれぞれの相関ピークを用いてディ
ジタル差動位相復調部140において差動検波される。
またこの位相復調部140においてシンボル間の位相差
をみることで送受信機間の搬送波の周波数差を得る。ま
た相関ピークを利用して信号電力を得る。この信号電力
と先の受信電力を用いてC/Nを得、AGCコントロー
ル部141にてC/N、周波数差を用いてA/D変換器
136、137の入力レベルを最適化するようAGC増
幅部128をコントロールする。ここでAGCコントロ
ール部141は、図14に示したような構成で実現でき
る。図14を用いてAGCコントロール部141の動作
について説明する。まず先に得られた受信電力と信号電
力でC/N演算部142でC/Nを得る。ここで得られ
たC/Nと先に得られた周波数差はROMテーブル14
3に入力され、最適なA/D変換器入力レベルに制御で
きるよう基準電圧が出力される。この基準電圧と信号電
力が比較され、その比較結果はループフィルタ部145
を通りAGC増幅部128を制御する。
【0067】また本実施例に用いた制御方法は、ディジ
タル差動位相復調部をDQPSK復調部とするだけで第
2の実施例にも応用可能であり、また第4の実施例同様
C/Nを得る際に検波部を用いず、相関ピーク値とその
分散により算出することで先と同様検波部135を省く
事が可能である。この場合のAGCコントロール部は、
図10の構成よりC/N演算部を省いた形で構成でき
る。
【0068】また第5の実施例で用いたA/D変換器リ
ファレンスレベルを制御する手法を用い、本方式に応用
できる。この場合のA/Dコントロール部は、図11に
示したような構成で実現できる。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、一般の直接拡散スペク
トル拡散ディジタルBPSK復調装置において、信号電
力検波部と受信電力検波部を設け、受信C/Nを得、そ
の値によってA/D入力振幅を最適な値にコントロール
し、最良の誤り率特性を実現できる。
【0070】また、上記方式をQPSK、DPSK、D
QPSK方式にも適用できる。
【0071】また、上記方式において、信号電力検波部
でその分散からノイズ電力を得、これらの値から受信C
/Nを得、その値によってA/D入力振幅を最適な値に
コントロールし、最良の誤り率特性を実現でき、先に比
べ、受信電力検波部を省けるのでより小型化が実現でき
る。
【0072】また、周波数位相同期過程において、引き
込み時、捕捉時でA/D変換器入力振幅レベルを切り替
えることでどの過程においても最適な誤り率特性が実現
できる。
【0073】また、信号電力検波部と受信電力検波部を
設け、受信C/Nを得、その値によってA/D変換器リ
ファレンスレベルを最適な値にコントロールし、最良の
誤り率特性を実現できる。
【0074】また、非同期差動検波を行うようなスペク
トル拡散ディジタル復調装置において、周波数差を知る
手段を設け、その周波数差に応じてA/D変換器入力レ
ベルを最適な値にコントロールし、最良の誤り率特性を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施例の送信系概略ブロッ
ク図である。
【図2】本発明に係る第1の実施例の受信系概略ブロッ
ク図である。
【図3】本発明に係る第1の実施例におけるAGCコン
トロール部の構成図である。
【図4】本発明に係る第2の実施例の送信系概略ブロッ
ク図である。
【図5】本発明に係る第3の実施例の受信系概略ブロッ
ク図である。
【図6】本発明に係る第4の実施例の受信系概略ブロッ
ク図である。
【図7】本発明に係る第4の実施例におけるAGCコン
トロール部の構成図である。
【図8】従来の直接拡散スペクトル拡散通信方式に係る
送信系概略ブロック図である。
【図9】従来の直接拡散スペクトル拡散通信方式に係る
受信系概略ブロック図である。
【図10】従来の直接拡散スペクトル拡散通信方式に係
る受信系におけるAGCコントロール部の構成図であ
る。
【図11】本発明に係る第5の実施例の受信系概略ブロ
ック図である。
【図12】本発明に係る第5の実施例におけるA/Dコ
ントロール部の構成図である。
【図13】本発明に係る第6の実施例の受信系概略ブロ
ック図である。
【図14】本発明に係る第6の実施例におけるAGCコ
ントロール部の構成図である。
【図15】本発明に係る第6の実施例におけるA/Dコ
ントロール部の構成図である。
【符号の説明】
1、32、79 PN符号発生部 2、30、31、80 EX−OR部 3、35、81 基準搬送波発生部 4、12、13、33、34、45、46、67、6
8、82、92、93、110、111、131、13
2乗算器 5、10、38、43、65、83、88、106、1
27 周波数変換部 6、39、84 電力増幅部 7、40、85 送信アンテナ 8、41、63、86、104、125 受信アンテナ 9、42、64、87、105、126 RF増幅部 11、44、66、89、107、128 AGC増幅
部 14、47、69、90、108、129 基準ローカ
ル正弦波発生部 15、48、70、91、109、130 90°位相
器 16、17、49、50、71、72、94、95、1
12、113、133、 134 低域通過フィルタ 18、51、114、135 電力検波部 19、20、52、53、73、74、96、97、1
15、116、136、 137 A/D変換器 21、22、54、55、75、76、98、99、1
17、118、138、 139 ディジタルマッチド
フィルタ 23、56、77、100、119、140 ディジタ
ル位相復調部 24、58、78、141 AGCコントロール部 54 同期確認部 25、59、121、142、146 C/N演算部 26、60、122、143、147 ROMテーブル
部 27、61、102、144 差動増幅部 28、62、103、145 ループフィルタ部 120 A/Dコントロール部 123、124、148、149 D/Aコンバータ部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 復調をディジタルで行う直接スペクトル
    拡散通信方式において、 受信機内の処理において以下の第1、第2の処理過程;
    CN(信号電力対ノイズ電力)比を検知する第1処理過
    程と、 A/D変換器における入力信号に対する量子化レベルの
    値を、上記第1処理過程により検知されたCN比の値に
    適合する値に設定する第2処理過程;とを有することを
    特徴とする直接スペクトル拡散通信方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の第2処理過程におけるA
    /D変換器の量子化レベルの値は、測定されたCN比の
    値に適合する、入力信号の振幅レベルの値によって設定
    されることを特徴とする直接拡散スペクトル拡散通信方
    式。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の第2処理過程におけるA
    /D変換器の量子化レベルの値は、測定されたCN比の
    値に適合する、受信信号に対するA/D変換器のリファ
    レンスレベルの値によって設定されることを特徴とする
    スペクトル拡散通信方式。
  4. 【請求項4】 復調をディジタルで行う直接スペクトル
    拡散通信方式において、 A/D変換器における入力信号に対する量子化レベルの
    値を、同期引き込み時、及び同期捕捉時それぞれに適合
    する量子化レベル値に設定することを特徴とする直接拡
    散スペクトル拡散通信方式。
  5. 【請求項5】 復調を非同期で行い、かつディジタルで
    行う直接拡散スペクトル拡散通信方式において、 前記受信機内の処理において以下の第1、第2の処理過
    程;送受信機間の搬送波の周波数差を検知する第1処理
    過程と、 前記A/D変換器における入力信号に対する量子化レベ
    ルの値を上記第1処理過程により検知された搬送波周波
    数差の値に適合する値に設定する第2処理過程;とを有
    することを特徴とする直接拡散スペクトル拡散通信方
    式。
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