JPH088754A - データ圧縮伝送方式、並びにそれを用いたデータ伝送装置及び記憶装置 - Google Patents
データ圧縮伝送方式、並びにそれを用いたデータ伝送装置及び記憶装置Info
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- JPH088754A JPH088754A JP13436794A JP13436794A JPH088754A JP H088754 A JPH088754 A JP H088754A JP 13436794 A JP13436794 A JP 13436794A JP 13436794 A JP13436794 A JP 13436794A JP H088754 A JPH088754 A JP H088754A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 冗長度の高いデータを効率的に圧縮して伝送
するデータ圧縮伝送方式及びそれを用いたデータ伝送装
置、並びに冗長度の高いデータを効率的に圧縮して記憶
する記憶装置を提供することを目的とする。 【構成】 伝送すべきデータを固定長のブロックに分割
して各ブロックにブロック番号を付与するブロック化手
段1と、有意なデータが存在するブロックについての
み、ブロック内データに前記ブロック番号を付加して送
信する送信手段3とを備える送信装置10と、受信した
データのブロック番号を取り除くと共に、送信手段3に
おいて除去した無意なデータを付加してデータを復元す
る復元手段11を備える受信装置20とを有して構成す
る。
するデータ圧縮伝送方式及びそれを用いたデータ伝送装
置、並びに冗長度の高いデータを効率的に圧縮して記憶
する記憶装置を提供することを目的とする。 【構成】 伝送すべきデータを固定長のブロックに分割
して各ブロックにブロック番号を付与するブロック化手
段1と、有意なデータが存在するブロックについての
み、ブロック内データに前記ブロック番号を付加して送
信する送信手段3とを備える送信装置10と、受信した
データのブロック番号を取り除くと共に、送信手段3に
おいて除去した無意なデータを付加してデータを復元す
る復元手段11を備える受信装置20とを有して構成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ圧縮伝送方式、
並びにそれを用いたデータ伝送装置及び記憶装置に係
り、特に、例えば通信システム評価装置におけるデータ
誤り発生状態等の冗長度の高いデータを、効率的に圧縮
して伝送するデータ圧縮伝送方式及びそれを用いたデー
タ伝送装置、並びに該データを効率的に圧縮して記憶す
る記憶装置に関する。
並びにそれを用いたデータ伝送装置及び記憶装置に係
り、特に、例えば通信システム評価装置におけるデータ
誤り発生状態等の冗長度の高いデータを、効率的に圧縮
して伝送するデータ圧縮伝送方式及びそれを用いたデー
タ伝送装置、並びに該データを効率的に圧縮して記憶す
る記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より一般的なデータ圧縮伝送方式と
して、白・黒の2値化された画像データを白・黒の連続
する長さ(ランレングス)で表して、それを圧縮伝送す
るランレングス符号化伝送方式や、それに統計的な手法
を加えて更に圧縮効率を高めたモディファイド・ハフマ
ン(Modified Huffman)符号化伝送方式等がある。
して、白・黒の2値化された画像データを白・黒の連続
する長さ(ランレングス)で表して、それを圧縮伝送す
るランレングス符号化伝送方式や、それに統計的な手法
を加えて更に圧縮効率を高めたモディファイド・ハフマ
ン(Modified Huffman)符号化伝送方式等がある。
【0003】また、データを等長ブロックに分割し、ブ
ロック内の全ビットが白であれば“0”、ブロック内に
黒の要素があれば“1”と符号化し、更に、“1”に符
号化されたブロックについて同様の分割化を繰り返し、
最後にブロック符号と単位ブロックを伝送する多段階ブ
ロック符号化伝送方式等がある。
ロック内の全ビットが白であれば“0”、ブロック内に
黒の要素があれば“1”と符号化し、更に、“1”に符
号化されたブロックについて同様の分割化を繰り返し、
最後にブロック符号と単位ブロックを伝送する多段階ブ
ロック符号化伝送方式等がある。
【0004】これらの方式は、何れもファクシミリ装置
等のデータ圧縮伝送方式として利用されている。
等のデータ圧縮伝送方式として利用されている。
【0005】また、通信システム評価装置では、伝送路
におけるデータ誤りの発生の有無等の情報を時系列で監
視し、それを相対的な発生時間と共に記録する機能を有
することが知られている。従来のデータ圧縮伝送方式
を、この通信システム評価装置におけるデータ誤り発生
状態等の情報伝送に用いた場合、データ誤り発生状態の
情報は、大多数の無意味データ(正常を示すデータ)中
にごく少数の離散的な有意データ(異常を示すデータ)
が存在するような、冗長度が高いデータとなることが多
い。
におけるデータ誤りの発生の有無等の情報を時系列で監
視し、それを相対的な発生時間と共に記録する機能を有
することが知られている。従来のデータ圧縮伝送方式
を、この通信システム評価装置におけるデータ誤り発生
状態等の情報伝送に用いた場合、データ誤り発生状態の
情報は、大多数の無意味データ(正常を示すデータ)中
にごく少数の離散的な有意データ(異常を示すデータ)
が存在するような、冗長度が高いデータとなることが多
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来のデータ
圧縮伝送方式を、例えば通信システム評価装置における
データ誤り発生状態等の冗長度が高い情報伝送に用いた
場合、データの持つ情報量に比べてデータ圧縮の処理が
複雑であったり、データ圧縮の処理時間が長過ぎるとい
う問題があった。
圧縮伝送方式を、例えば通信システム評価装置における
データ誤り発生状態等の冗長度が高い情報伝送に用いた
場合、データの持つ情報量に比べてデータ圧縮の処理が
複雑であったり、データ圧縮の処理時間が長過ぎるとい
う問題があった。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するもので、
その目的は、冗長度の高いデータを効率的に圧縮して伝
送するデータ圧縮伝送方式及びそれを用いたデータ伝送
装置を提供することである。
その目的は、冗長度の高いデータを効率的に圧縮して伝
送するデータ圧縮伝送方式及びそれを用いたデータ伝送
装置を提供することである。
【0008】また本発明の他の目的は、冗長度の高いデ
ータを効率的に圧縮して記憶する記憶装置を提供するこ
とである。
ータを効率的に圧縮して記憶する記憶装置を提供するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の第1の特徴のデータ圧縮伝送方式は、図1
に示す如く、送信側において、伝送すべきデータを固定
長のブロックに分割して各ブロックにブロック番号を付
与し、有意なデータが存在するブロックについてのみ、
ブロック内データに前記ブロック番号を付加して送信
し、受信側において、前記送信データを復元する。
に、本発明の第1の特徴のデータ圧縮伝送方式は、図1
に示す如く、送信側において、伝送すべきデータを固定
長のブロックに分割して各ブロックにブロック番号を付
与し、有意なデータが存在するブロックについてのみ、
ブロック内データに前記ブロック番号を付加して送信
し、受信側において、前記送信データを復元する。
【0010】また、本発明の第2の特徴のデータ圧縮伝
送方式は、図3に示す如く、送信側において、伝送すべ
きデータを固定長のブロックに分割して各ブロックにブ
ロック番号を付与し、有意なデータが存在するブロック
についてのみブロック内データを圧縮コード化し、該圧
縮コードに前記ブロック番号を付加して送信し、受信側
において、前記送信データを復元する。
送方式は、図3に示す如く、送信側において、伝送すべ
きデータを固定長のブロックに分割して各ブロックにブ
ロック番号を付与し、有意なデータが存在するブロック
についてのみブロック内データを圧縮コード化し、該圧
縮コードに前記ブロック番号を付加して送信し、受信側
において、前記送信データを復元する。
【0011】また、本発明の第1の特徴のデータ伝送装
置は、図1に示す如く、伝送すべきデータを固定長のブ
ロックに分割して各ブロックにブロック番号を付与する
ブロック化手段1と、有意なデータが存在するブロック
についてのみ、ブロック内データに前記ブロック番号を
付加して送信する送信手段3とを備える送信装置10
と、受信したデータのブロック番号を取り除くと共に、
前記送信手段3において除去した無意なデータを付加し
てデータを復元する復元手段11を備える受信装置20
とを有して構成する。
置は、図1に示す如く、伝送すべきデータを固定長のブ
ロックに分割して各ブロックにブロック番号を付与する
ブロック化手段1と、有意なデータが存在するブロック
についてのみ、ブロック内データに前記ブロック番号を
付加して送信する送信手段3とを備える送信装置10
と、受信したデータのブロック番号を取り除くと共に、
前記送信手段3において除去した無意なデータを付加し
てデータを復元する復元手段11を備える受信装置20
とを有して構成する。
【0012】また、本発明の第2の特徴のデータ伝送装
置は、図3に示す如く、伝送すべきデータを固定長のブ
ロックに分割して各ブロックにブロック番号を付与する
ブロック化手段1と、有意なデータが存在するブロック
についてのみブロック内データを所定の圧縮方式で圧縮
コード化するブロックデータ圧縮手段5と、前記圧縮コ
ードに前記ブロック番号を付加して送信する送信手段4
とを備える送信装置10と、受信したデータのブロック
内コードを所定の展開方式でコード展開するブロックコ
ード展開手段13と、前記受信データのブロック番号を
取り除くと共に、前記ブロックデータ圧縮手段5におい
て除去した無意なデータを付加してデータを復元する復
元手段12を備える受信装置20とを有して構成する。
置は、図3に示す如く、伝送すべきデータを固定長のブ
ロックに分割して各ブロックにブロック番号を付与する
ブロック化手段1と、有意なデータが存在するブロック
についてのみブロック内データを所定の圧縮方式で圧縮
コード化するブロックデータ圧縮手段5と、前記圧縮コ
ードに前記ブロック番号を付加して送信する送信手段4
とを備える送信装置10と、受信したデータのブロック
内コードを所定の展開方式でコード展開するブロックコ
ード展開手段13と、前記受信データのブロック番号を
取り除くと共に、前記ブロックデータ圧縮手段5におい
て除去した無意なデータを付加してデータを復元する復
元手段12を備える受信装置20とを有して構成する。
【0013】また、本発明の第1の特徴の記憶装置は、
図5に示す如く、情報を記憶する記憶手段50と、記憶
すべきデータを固定長のブロックに分割して各ブロック
にブロック番号を付与するブロック化手段51と、有意
なデータが存在するブロックについてのみ、ブロック内
データに前記ブロック番号を付加して前記記憶手段50
に供給する入力データ変換手段53と、前記記憶手段5
0からの出力データのブロック番号を取り除くと共に、
前記入力データ変換手段53において除去した無意なデ
ータを付加してデータを復元する出力データ変換手段5
7とを有して構成する。
図5に示す如く、情報を記憶する記憶手段50と、記憶
すべきデータを固定長のブロックに分割して各ブロック
にブロック番号を付与するブロック化手段51と、有意
なデータが存在するブロックについてのみ、ブロック内
データに前記ブロック番号を付加して前記記憶手段50
に供給する入力データ変換手段53と、前記記憶手段5
0からの出力データのブロック番号を取り除くと共に、
前記入力データ変換手段53において除去した無意なデ
ータを付加してデータを復元する出力データ変換手段5
7とを有して構成する。
【0014】更に、本発明の第2の特徴の記憶装置は、
図6に示す如く、情報を記憶する記憶手段50と、記憶
すべきデータを固定長のブロックに分割して各ブロック
にブロック番号を付与するブロック化手段51と、有意
なデータが存在するブロックについてのみブロック内デ
ータを所定の圧縮方式で圧縮コード化するブロックデー
タ圧縮手段55と、前記圧縮コードに前記ブロック番号
を付加して前記記憶手段に供給する入力データ変換手段
54と、前記記憶手段50からの出力データのブロック
内コードを所定の展開方式でコード展開するブロックコ
ード展開手段59と、前記出力データのブロック番号を
取り除くと共に、前記ブロックデータ圧縮手段55にお
いて除去した無意なデータを付加してデータを復元する
出力データ変換手段58とを有して構成する。
図6に示す如く、情報を記憶する記憶手段50と、記憶
すべきデータを固定長のブロックに分割して各ブロック
にブロック番号を付与するブロック化手段51と、有意
なデータが存在するブロックについてのみブロック内デ
ータを所定の圧縮方式で圧縮コード化するブロックデー
タ圧縮手段55と、前記圧縮コードに前記ブロック番号
を付加して前記記憶手段に供給する入力データ変換手段
54と、前記記憶手段50からの出力データのブロック
内コードを所定の展開方式でコード展開するブロックコ
ード展開手段59と、前記出力データのブロック番号を
取り除くと共に、前記ブロックデータ圧縮手段55にお
いて除去した無意なデータを付加してデータを復元する
出力データ変換手段58とを有して構成する。
【0015】
【作用】本発明の第1の特徴のデータ圧縮伝送方式及び
データ伝送装置では、図1に示す如く、送信装置10側
において、ブロック化手段1により伝送すべきデータを
固定長のブロックに分割して各ブロックにブロック番号
を付与し、送信手段3により有意なデータが存在するブ
ロックについてのみ、ブロック内データに前記ブロック
番号を付加して送信し、受信装置20側においては、復
元手段11により受信したデータのブロック番号を取り
除くと共に、送信手段3において除去した無意なデータ
を付加してデータを復元するようにしている。
データ伝送装置では、図1に示す如く、送信装置10側
において、ブロック化手段1により伝送すべきデータを
固定長のブロックに分割して各ブロックにブロック番号
を付与し、送信手段3により有意なデータが存在するブ
ロックについてのみ、ブロック内データに前記ブロック
番号を付加して送信し、受信装置20側においては、復
元手段11により受信したデータのブロック番号を取り
除くと共に、送信手段3において除去した無意なデータ
を付加してデータを復元するようにしている。
【0016】このように、伝送すべきデータの大部分を
占めるバックグランドのデータについては実際に伝送せ
ずに、その中に含まれる有意なデータのみを伝送するた
め、データを大幅に圧縮でき、冗長度の高いデータを効
率的に圧縮して伝送するデータ圧縮伝送方式及びそれを
用いたデータ伝送装置を実現できる。尚、この効果は、
伝送すべきデータが大きく、その中に含まれる有意デー
タが少ないほど高くなる。
占めるバックグランドのデータについては実際に伝送せ
ずに、その中に含まれる有意なデータのみを伝送するた
め、データを大幅に圧縮でき、冗長度の高いデータを効
率的に圧縮して伝送するデータ圧縮伝送方式及びそれを
用いたデータ伝送装置を実現できる。尚、この効果は、
伝送すべきデータが大きく、その中に含まれる有意デー
タが少ないほど高くなる。
【0017】また、本発明の第2の特徴のデータ圧縮伝
送方式及びデータ伝送装置では、図3に示す如く、送信
装置10側において、ブロック化手段1により伝送すべ
きデータを固定長のブロックに分割して各ブロックにブ
ロック番号を付与し、ブロックデータ圧縮手段5により
有意なデータが存在するブロックについてのみブロック
内データを圧縮コード化し、送信手段4により該圧縮コ
ードに前記ブロック番号を付加して送信し、受信装置2
0側においては、ブロックコード展開手段13により受
信したデータのブロック内コードを所定の展開方式でコ
ード展開し、復元手段12により前記受信データのブロ
ック番号を取り除くと共に、ブロックデータ圧縮手段5
において除去した無意なデータを付加してデータを復元
するようにしている。
送方式及びデータ伝送装置では、図3に示す如く、送信
装置10側において、ブロック化手段1により伝送すべ
きデータを固定長のブロックに分割して各ブロックにブ
ロック番号を付与し、ブロックデータ圧縮手段5により
有意なデータが存在するブロックについてのみブロック
内データを圧縮コード化し、送信手段4により該圧縮コ
ードに前記ブロック番号を付加して送信し、受信装置2
0側においては、ブロックコード展開手段13により受
信したデータのブロック内コードを所定の展開方式でコ
ード展開し、復元手段12により前記受信データのブロ
ック番号を取り除くと共に、ブロックデータ圧縮手段5
において除去した無意なデータを付加してデータを復元
するようにしている。
【0018】このように、伝送すべきデータの大部分を
占めるバックグランドのデータについては実際に伝送せ
ずに、その中に含まれる有意なデータのみを抽出し、更
に有為なデータについて圧縮コード化して伝送するた
め、データを大幅に圧縮でき、冗長度の高いデータをよ
り効率的に圧縮して伝送するデータ圧縮伝送方式及びそ
れを用いたデータ伝送装置を実現できる。尚、この効果
は、伝送すべきデータが大きく、その中に含まれる有意
データが少ないほど高くなる。
占めるバックグランドのデータについては実際に伝送せ
ずに、その中に含まれる有意なデータのみを抽出し、更
に有為なデータについて圧縮コード化して伝送するた
め、データを大幅に圧縮でき、冗長度の高いデータをよ
り効率的に圧縮して伝送するデータ圧縮伝送方式及びそ
れを用いたデータ伝送装置を実現できる。尚、この効果
は、伝送すべきデータが大きく、その中に含まれる有意
データが少ないほど高くなる。
【0019】また、本発明の第1の特徴の記憶装置で
は、図5に示す如く、ブロック化手段51により記憶す
べきデータを固定長のブロックに分割して各ブロックに
ブロック番号を付与し、入力データ変換手段53により
有意なデータが存在するブロックについてのみ、ブロッ
ク内データに前記ブロック番号を付加して記憶手段50
に供給して記憶し、記憶手段50からデータを読み出す
際には、出力データ変換手段57により出力データのブ
ロック番号を取り除くと共に、入力データ変換手段53
において除去した無意なデータを付加してデータを復元
するようにしている。
は、図5に示す如く、ブロック化手段51により記憶す
べきデータを固定長のブロックに分割して各ブロックに
ブロック番号を付与し、入力データ変換手段53により
有意なデータが存在するブロックについてのみ、ブロッ
ク内データに前記ブロック番号を付加して記憶手段50
に供給して記憶し、記憶手段50からデータを読み出す
際には、出力データ変換手段57により出力データのブ
ロック番号を取り除くと共に、入力データ変換手段53
において除去した無意なデータを付加してデータを復元
するようにしている。
【0020】これにより、冗長度の高いデータを効率的
に圧縮して記憶する記憶装置を実現できる。
に圧縮して記憶する記憶装置を実現できる。
【0021】更に、本発明の第2の特徴の記憶装置で
は、図6に示す如く、ブロック化手段51により記憶す
べきデータを固定長のブロックに分割して各ブロックに
ブロック番号を付与し、ブロックデータ圧縮手段55に
より有意なデータが存在するブロックについてのみブロ
ック内データを所定の圧縮方式で圧縮コード化し、更に
入力データ変換手段54により前記圧縮コードに前記ブ
ロック番号を付加して記憶手段50に供給して記憶し、
記憶手段50からデータを読み出す際には、ブロックコ
ード展開手段59により出力データのブロック内コード
を所定の展開方式でコード展開し、出力データ変換手段
58によりブロックデータ圧縮手段55において除去し
た無意なデータを付加してデータを復元するようにして
いる。
は、図6に示す如く、ブロック化手段51により記憶す
べきデータを固定長のブロックに分割して各ブロックに
ブロック番号を付与し、ブロックデータ圧縮手段55に
より有意なデータが存在するブロックについてのみブロ
ック内データを所定の圧縮方式で圧縮コード化し、更に
入力データ変換手段54により前記圧縮コードに前記ブ
ロック番号を付加して記憶手段50に供給して記憶し、
記憶手段50からデータを読み出す際には、ブロックコ
ード展開手段59により出力データのブロック内コード
を所定の展開方式でコード展開し、出力データ変換手段
58によりブロックデータ圧縮手段55において除去し
た無意なデータを付加してデータを復元するようにして
いる。
【0022】これにより、冗長度の高いデータを更に効
率的に圧縮して記憶する記憶装置を実現できる。
率的に圧縮して記憶する記憶装置を実現できる。
【0023】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0024】(第1実施例)図1に本発明の第1実施例
に係るデータ伝送装置の構成図を示す。
に係るデータ伝送装置の構成図を示す。
【0025】同図において、本実施例のデータ伝送装置
は、ブロック化手段1及び送信手段3を備える送信装置
10、伝送手段30、並びに、復元手段11を備える受
信装置20とから構成されている。
は、ブロック化手段1及び送信手段3を備える送信装置
10、伝送手段30、並びに、復元手段11を備える受
信装置20とから構成されている。
【0026】本実施例を、例えば通信システム評価装置
のシステムに適用する場合、送信装置10は通信システ
ム評価装置のデータ誤り発生状態等を測定するハードウ
ェア部であり、受信装置20はハードウェア部10で測
定したデータを処理し処理結果を表示するソフトウェア
等を搭載したコンソール部である。また、伝送手段30
はハードウェア部10とコンソール部20を接続してデ
ータを伝送するための手段でありケーブルで具現され
る。尚、ケーブル30を介して伝送されるデータはキャ
ラクタコード化されたデータである。
のシステムに適用する場合、送信装置10は通信システ
ム評価装置のデータ誤り発生状態等を測定するハードウ
ェア部であり、受信装置20はハードウェア部10で測
定したデータを処理し処理結果を表示するソフトウェア
等を搭載したコンソール部である。また、伝送手段30
はハードウェア部10とコンソール部20を接続してデ
ータを伝送するための手段でありケーブルで具現され
る。尚、ケーブル30を介して伝送されるデータはキャ
ラクタコード化されたデータである。
【0027】図2に示す本実施例の動作説明図を参照し
てこれら各構成要素の動作を説明する。ここで、ハード
ウェア部10で測定したデータをケーブル30を経由し
て、コンソール部20に転送する場合において、ハード
ウェア部10で測定された全データが図2(a)に示す
ようなデータであったものとする。
てこれら各構成要素の動作を説明する。ここで、ハード
ウェア部10で測定したデータをケーブル30を経由し
て、コンソール部20に転送する場合において、ハード
ウェア部10で測定された全データが図2(a)に示す
ようなデータであったものとする。
【0028】図2(a)において伝送すべきデータは、
全データ30個中、正常を示すデータである“0”がそ
の殆どを占めており、その中に異常を示す“0”以外の
有意なデータが3個だけ含まれている。このようなデー
タを圧縮せずに伝送すると、全30個のデータに開始位
置及び終了位置を示すコード等を付与して伝送すること
になる。
全データ30個中、正常を示すデータである“0”がそ
の殆どを占めており、その中に異常を示す“0”以外の
有意なデータが3個だけ含まれている。このようなデー
タを圧縮せずに伝送すると、全30個のデータに開始位
置及び終了位置を示すコード等を付与して伝送すること
になる。
【0029】本実施例では、ハードウェア部10側にお
いて、先ずブロック化手段1により、図2(a)に示す
ように、伝送すべきデータを固定長のブロックB1,B
2,…に分割し、各ブロックに対して仮想的なブロック
番号001,002,…が付与される。
いて、先ずブロック化手段1により、図2(a)に示す
ように、伝送すべきデータを固定長のブロックB1,B
2,…に分割し、各ブロックに対して仮想的なブロック
番号001,002,…が付与される。
【0030】次に送信手段3のハードウェア若しくはソ
フトウェア処理により、各ブロック内に“0”以外の有
意なデータが存在するか否かを順次確認し、図2(b)
に示すように、有意なデータが存在するブロックB2及
びB5についてのみ抜き出され、該ブロック内データに
例えば仮想ブロック番号“002”,“005”のよう
な番号データが付加される。
フトウェア処理により、各ブロック内に“0”以外の有
意なデータが存在するか否かを順次確認し、図2(b)
に示すように、有意なデータが存在するブロックB2及
びB5についてのみ抜き出され、該ブロック内データに
例えば仮想ブロック番号“002”,“005”のよう
な番号データが付加される。
【0031】このようにして抜き出された仮想ブロック
番号付きのブロック内データを順次並べたものが、実際
に伝送が必要なデータとなり、図2(c)に示すような
送信データに、開始位置を示すスタートコード“S”及
び終了位置を示すエンドコード“E”等が付加されて
(図2(d)参照)、ケーブル30を介してコンソール
部20に送信される。
番号付きのブロック内データを順次並べたものが、実際
に伝送が必要なデータとなり、図2(c)に示すような
送信データに、開始位置を示すスタートコード“S”及
び終了位置を示すエンドコード“E”等が付加されて
(図2(d)参照)、ケーブル30を介してコンソール
部20に送信される。
【0032】コンソール部20側においては、復元手段
11により、図2(e)に示すように、受信したデータ
のブロック番号“002”,“005”を取り除くと共
に、送信手段3において除去した無意なデータ(ブロッ
クB1,B3,B4,及びB6のデータ)を付加して元
のデータを復元して取り込むこととなる。
11により、図2(e)に示すように、受信したデータ
のブロック番号“002”,“005”を取り除くと共
に、送信手段3において除去した無意なデータ(ブロッ
クB1,B3,B4,及びB6のデータ)を付加して元
のデータを復元して取り込むこととなる。
【0033】このように本実施例のデータ伝送装置で
は、スタートコード及びエンドコードを除けば、30個
の元のデータに対して16個のデータのみを伝送すれば
よく、データを圧縮して伝送することができる。
は、スタートコード及びエンドコードを除けば、30個
の元のデータに対して16個のデータのみを伝送すれば
よく、データを圧縮して伝送することができる。
【0034】以上のように本実施例のデータ伝送装置に
よれば、大多数の無意味データ中にごく少数の離散的な
有意データが存在するような冗長度が高いデータ誤り発
生状態等を取り扱うデータ通信システム評価装置に適用
した場合でも、大多数の無意味データについては実際に
伝送せずに、ごく少数の離散的な有意データのみを伝送
するので、伝送データを大幅に圧縮でき、冗長度の高い
データを効率的に圧縮して伝送することができる。
よれば、大多数の無意味データ中にごく少数の離散的な
有意データが存在するような冗長度が高いデータ誤り発
生状態等を取り扱うデータ通信システム評価装置に適用
した場合でも、大多数の無意味データについては実際に
伝送せずに、ごく少数の離散的な有意データのみを伝送
するので、伝送データを大幅に圧縮でき、冗長度の高い
データを効率的に圧縮して伝送することができる。
【0035】(第2実施例)次に、図3に本発明の第2
実施例に係るデータ伝送装置の構成図を示す。
実施例に係るデータ伝送装置の構成図を示す。
【0036】同図において、本実施例のデータ伝送装置
は、ブロック化手段1、ブロックデータ圧縮手段5、及
び送信手段4を備える送信装置10、伝送手段30、並
びに、復元手段12及びブロックコード展開手段13を
備える受信装置20とから構成されている。
は、ブロック化手段1、ブロックデータ圧縮手段5、及
び送信手段4を備える送信装置10、伝送手段30、並
びに、復元手段12及びブロックコード展開手段13を
備える受信装置20とから構成されている。
【0037】第1実施例と同様に、本実施例を例えば通
信システム評価装置のシステムに適用する場合、送信装
置10は通信システム評価装置のデータ誤り発生状態等
を測定するハードウェア部であり、受信装置20はハー
ドウェア部10で測定したデータを処理し処理結果を表
示するソフトウェア等を搭載したコンソール部であり、
伝送手段30はハードウェア部10とコンソール部20
を接続してデータを伝送するケーブルで具現される。
信システム評価装置のシステムに適用する場合、送信装
置10は通信システム評価装置のデータ誤り発生状態等
を測定するハードウェア部であり、受信装置20はハー
ドウェア部10で測定したデータを処理し処理結果を表
示するソフトウェア等を搭載したコンソール部であり、
伝送手段30はハードウェア部10とコンソール部20
を接続してデータを伝送するケーブルで具現される。
【0038】図4に示す本実施例の動作説明図を参照し
てこれら各構成要素の動作を説明する。ここで、ハード
ウェア部10で測定したデータをケーブル30を経由し
て、コンソール部20に転送する場合において、ハード
ウェア部10で測定された全データが図4(a)に示す
ようなデータであったものとする。
てこれら各構成要素の動作を説明する。ここで、ハード
ウェア部10で測定したデータをケーブル30を経由し
て、コンソール部20に転送する場合において、ハード
ウェア部10で測定された全データが図4(a)に示す
ようなデータであったものとする。
【0039】図4(a)において伝送すべきデータは、
全データ30個中、正常を示すデータである“0”がそ
の殆どを占めており、その中に異常を示す“0”以外の
有意なデータ“1”が2個だけ含まれている。このよう
に、出現する有意データの種類が“1”のみに限られて
おり、尚且つ有意データ“1”の出現が非常に離散的に
起こる確率が高い場合には、第1実施例のように有意デ
ータを含むブロックの内容をそのまま伝送するより、更
に該ブロックのデータをコード化することによってより
圧縮率の高いデータ伝送を行うことができる。
全データ30個中、正常を示すデータである“0”がそ
の殆どを占めており、その中に異常を示す“0”以外の
有意なデータ“1”が2個だけ含まれている。このよう
に、出現する有意データの種類が“1”のみに限られて
おり、尚且つ有意データ“1”の出現が非常に離散的に
起こる確率が高い場合には、第1実施例のように有意デ
ータを含むブロックの内容をそのまま伝送するより、更
に該ブロックのデータをコード化することによってより
圧縮率の高いデータ伝送を行うことができる。
【0040】本実施例では、ハードウェア部10側にお
いて、先ずブロック化手段1により、図4(a)に示す
ように、伝送すべきデータを固定長のブロックB1,B
2,…に分割し、各ブロックに対して仮想的なブロック
番号001,002,…が付与される。
いて、先ずブロック化手段1により、図4(a)に示す
ように、伝送すべきデータを固定長のブロックB1,B
2,…に分割し、各ブロックに対して仮想的なブロック
番号001,002,…が付与される。
【0041】次に送信手段3のハードウェア若しくはソ
フトウェア処理により、各ブロック内に有意データ
“1”が存在するか否かを順次確認し、図4(b)に示
すように、有意データが存在するブロックB2及びB5
についてのみ抜き出され、該ブロック内データに仮想ブ
ロック番号“002”,“005”が付加される。
フトウェア処理により、各ブロック内に有意データ
“1”が存在するか否かを順次確認し、図4(b)に示
すように、有意データが存在するブロックB2及びB5
についてのみ抜き出され、該ブロック内データに仮想ブ
ロック番号“002”,“005”が付加される。
【0042】更にブロックデータ圧縮手段5では、有意
データが存在するブロックについてのみ、ブロック内デ
ータを圧縮コード化する。ここでは、図4(c)に示す
ように、ブロック内データの“1”の位置によってコー
ド化しており、第2ブロックB2では第2番目のデータ
が“1”であるため圧縮コードは“2”となり、第5ブ
ロックでは第3番目のデータが“1”であるため圧縮コ
ードは“3”となる。
データが存在するブロックについてのみ、ブロック内デ
ータを圧縮コード化する。ここでは、図4(c)に示す
ように、ブロック内データの“1”の位置によってコー
ド化しており、第2ブロックB2では第2番目のデータ
が“1”であるため圧縮コードは“2”となり、第5ブ
ロックでは第3番目のデータが“1”であるため圧縮コ
ードは“3”となる。
【0043】このようにして圧縮された仮想ブロック番
号付きコードを順次並べたものが、実際に伝送が必要な
データとなり、図4(d)に示すような送信データに、
開始位置を示すスタートコード“S”及び終了位置を示
すエンドコード“E”等が付加されて(図4(e)参
照)、ケーブル30を介してコンソール部20に送信さ
れる。
号付きコードを順次並べたものが、実際に伝送が必要な
データとなり、図4(d)に示すような送信データに、
開始位置を示すスタートコード“S”及び終了位置を示
すエンドコード“E”等が付加されて(図4(e)参
照)、ケーブル30を介してコンソール部20に送信さ
れる。
【0044】コンソール部20側においては、先ずブロ
ックコード展開手段13により、受信したデータのブロ
ック内コードが所定の展開方式でコード展開される。即
ち、図4(f)に示すように、各ブロックについて有意
データの位置を意味する圧縮コードをブロック内データ
に展開する。
ックコード展開手段13により、受信したデータのブロ
ック内コードが所定の展開方式でコード展開される。即
ち、図4(f)に示すように、各ブロックについて有意
データの位置を意味する圧縮コードをブロック内データ
に展開する。
【0045】次に復元手段12により、受信データのブ
ロック番号を取り除くと共に、ブロックデータ圧縮手段
5において除去した無意なデータを付加してデータを復
元して取り込む。
ロック番号を取り除くと共に、ブロックデータ圧縮手段
5において除去した無意なデータを付加してデータを復
元して取り込む。
【0046】このように本実施例のデータ伝送装置で
は、スタートコード及びエンドコードを除けば、30個
の元のデータに対して8個のデータのみを伝送すればよ
く、データを更に効率よく圧縮して伝送することができ
る。
は、スタートコード及びエンドコードを除けば、30個
の元のデータに対して8個のデータのみを伝送すればよ
く、データを更に効率よく圧縮して伝送することができ
る。
【0047】以上のように本実施例のデータ伝送装置に
よれば、大多数の無意味データ中にごく少数の離散的な
有意データが存在するような冗長度が高いデータ誤り発
生状態等を取り扱うデータ通信システム評価装置に適用
した場合でも、大多数の無意味データについては実際に
伝送せずに、ごく少数の離散的な有意データのみを圧縮
コード化して伝送するので、伝送データを更に圧縮で
き、冗長度の高いデータをより効率的に圧縮して伝送す
ることができる。
よれば、大多数の無意味データ中にごく少数の離散的な
有意データが存在するような冗長度が高いデータ誤り発
生状態等を取り扱うデータ通信システム評価装置に適用
した場合でも、大多数の無意味データについては実際に
伝送せずに、ごく少数の離散的な有意データのみを圧縮
コード化して伝送するので、伝送データを更に圧縮で
き、冗長度の高いデータをより効率的に圧縮して伝送す
ることができる。
【0048】(第3実施例)また、第1及び第2実施例
においては、本発明を通信システム評価装置等におけ
る、データ誤り発生状態等伝送のためのデータ圧縮伝送
方式及びデータ伝送装置に適用した場合について述べた
が、本発明は、その他同様に冗長度が高いデータを圧縮
してメモリに蓄積し、必要に応じて読み出し復元して元
のデータを得る記憶システムにも適用できる。
においては、本発明を通信システム評価装置等におけ
る、データ誤り発生状態等伝送のためのデータ圧縮伝送
方式及びデータ伝送装置に適用した場合について述べた
が、本発明は、その他同様に冗長度が高いデータを圧縮
してメモリに蓄積し、必要に応じて読み出し復元して元
のデータを得る記憶システムにも適用できる。
【0049】図5は本発明の第3実施例に係る記憶装置
の構成図を示す。
の構成図を示す。
【0050】同図において、本実施例の記憶装置は、記
憶手段50、ブロック化手段51、入力データ変換手段
53、及び出力データ変換手段57とを備えて構成され
ている。
憶手段50、ブロック化手段51、入力データ変換手段
53、及び出力データ変換手段57とを備えて構成され
ている。
【0051】本実施例の記憶装置において、記憶手段5
0に記憶するデータの圧縮方法は第1実施例におけるデ
ータ圧縮伝送方式に準じて行われる。
0に記憶するデータの圧縮方法は第1実施例におけるデ
ータ圧縮伝送方式に準じて行われる。
【0052】先ずブロック化手段51により、入力デー
タDi固定長のブロックに分割して各ブロックにブロッ
ク番号が付与される。次に入力データ変換手段53によ
り、有意なデータが存在するブロックについてのみ、ブ
ロック内データにブロック番号を付加して記憶手段50
に供給して、所定のアドレスAd指定の下に記憶され
る。
タDi固定長のブロックに分割して各ブロックにブロッ
ク番号が付与される。次に入力データ変換手段53によ
り、有意なデータが存在するブロックについてのみ、ブ
ロック内データにブロック番号を付加して記憶手段50
に供給して、所定のアドレスAd指定の下に記憶され
る。
【0053】また記憶手段50からデータを読み出す際
には、出力データ変換手段57により、出力データのブ
ロック番号を取り除くと共に、入力データ変換手段53
において除去した無意なデータを付加して出力データD
oを得る。
には、出力データ変換手段57により、出力データのブ
ロック番号を取り除くと共に、入力データ変換手段53
において除去した無意なデータを付加して出力データD
oを得る。
【0054】以上のように本実施例の記憶装置によれ
ば、大多数の無意味データ中にごく少数の離散的な有意
データが存在するような冗長度が高いデータを記憶する
記憶装置に適用した場合でも、大多数の無意味データに
ついては実際に記憶せずに、ごく少数の離散的な有意デ
ータのみを記憶するので、冗長度の高いデータを効率的
に圧縮してより少ない容量で記憶できる。
ば、大多数の無意味データ中にごく少数の離散的な有意
データが存在するような冗長度が高いデータを記憶する
記憶装置に適用した場合でも、大多数の無意味データに
ついては実際に記憶せずに、ごく少数の離散的な有意デ
ータのみを記憶するので、冗長度の高いデータを効率的
に圧縮してより少ない容量で記憶できる。
【0055】(第4実施例)図6に本発明の第4実施例
に係る記憶装置の構成図を示す。
に係る記憶装置の構成図を示す。
【0056】同図において、本実施例の記憶装置は、記
憶手段50、ブロック化手段51、ブロックデータ圧縮
手段55、入力データ変換手段54、ブロックコード展
開手段59、及び出力データ変換手段58とを備えて構
成されている。
憶手段50、ブロック化手段51、ブロックデータ圧縮
手段55、入力データ変換手段54、ブロックコード展
開手段59、及び出力データ変換手段58とを備えて構
成されている。
【0057】本実施例の記憶装置において、記憶手段5
0に記憶するデータの圧縮方法は第2実施例におけるデ
ータ圧縮伝送方式に準じて行われる。
0に記憶するデータの圧縮方法は第2実施例におけるデ
ータ圧縮伝送方式に準じて行われる。
【0058】先ずブロック化手段51により、入力デー
タDiを固定長のブロックに分割して各ブロックにブロ
ック番号が付与される。次にブロックデータ圧縮手段5
5により、有意なデータが存在するブロックについての
み、ブロック内データを所定の圧縮方式で圧縮コード化
する。更に入力データ変換手段54により、圧縮コード
にブロック番号を付加して記憶手段50に供給して、所
定のアドレスAd指定の下に記憶される。
タDiを固定長のブロックに分割して各ブロックにブロ
ック番号が付与される。次にブロックデータ圧縮手段5
5により、有意なデータが存在するブロックについての
み、ブロック内データを所定の圧縮方式で圧縮コード化
する。更に入力データ変換手段54により、圧縮コード
にブロック番号を付加して記憶手段50に供給して、所
定のアドレスAd指定の下に記憶される。
【0059】また記憶手段50からデータを読み出す際
には、先ずブロックコード展開手段59により、出力デ
ータのブロック内コードを所定の展開方式でコード展開
し、次に出力データ変換手段58により、ブロックデー
タ圧縮手段55において除去した無意なデータを付加し
て出力データDoを得る。
には、先ずブロックコード展開手段59により、出力デ
ータのブロック内コードを所定の展開方式でコード展開
し、次に出力データ変換手段58により、ブロックデー
タ圧縮手段55において除去した無意なデータを付加し
て出力データDoを得る。
【0060】以上のように本実施例の記憶装置によれ
ば、大多数の無意味データ中にごく少数の離散的な有意
データが存在するような冗長度が高いデータを記憶する
記憶装置に適用した場合でも、大多数の無意味データに
ついては実際に記憶せずに、ごく少数の離散的な有意デ
ータのみを更に圧縮コード化して記憶するので、冗長度
の高いデータを更に効率的に圧縮して、より少ない記憶
容量で記憶できる。
ば、大多数の無意味データ中にごく少数の離散的な有意
データが存在するような冗長度が高いデータを記憶する
記憶装置に適用した場合でも、大多数の無意味データに
ついては実際に記憶せずに、ごく少数の離散的な有意デ
ータのみを更に圧縮コード化して記憶するので、冗長度
の高いデータを更に効率的に圧縮して、より少ない記憶
容量で記憶できる。
【0061】尚、本発明は上記第1、第2、第3、及び
第4実施例以外にも、その他種々の電子機器に適用可能
であり、この場合にも上述の第1、第2、第3、及び第
4実施例と同様の作用効果を得ることができる。
第4実施例以外にも、その他種々の電子機器に適用可能
であり、この場合にも上述の第1、第2、第3、及び第
4実施例と同様の作用効果を得ることができる。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明のデータ圧縮伝送方
式及びデータ伝送装置によれば、送信装置側において、
ブロック化手段により伝送すべきデータを固定長のブロ
ックに分割して各ブロックにブロック番号を付与し、送
信手段により有意なデータが存在するブロックについて
のみ、ブロック内データに前記ブロック番号を付加して
送信し、受信装置側においては、復元手段により受信し
たデータのブロック番号を取り除くと共に、送信手段に
おいて除去した無意なデータを付加してデータを復元す
ることとし、伝送すべきデータの大部分を占めるバック
グランドのデータについては実際に伝送せずに、その中
に含まれる有意なデータのみを伝送することとしたの
で、データを大幅に圧縮でき、冗長度の高いデータを効
率的に圧縮して伝送するデータ圧縮伝送方式及びそれを
用いたデータ伝送装置を提供することができる。
式及びデータ伝送装置によれば、送信装置側において、
ブロック化手段により伝送すべきデータを固定長のブロ
ックに分割して各ブロックにブロック番号を付与し、送
信手段により有意なデータが存在するブロックについて
のみ、ブロック内データに前記ブロック番号を付加して
送信し、受信装置側においては、復元手段により受信し
たデータのブロック番号を取り除くと共に、送信手段に
おいて除去した無意なデータを付加してデータを復元す
ることとし、伝送すべきデータの大部分を占めるバック
グランドのデータについては実際に伝送せずに、その中
に含まれる有意なデータのみを伝送することとしたの
で、データを大幅に圧縮でき、冗長度の高いデータを効
率的に圧縮して伝送するデータ圧縮伝送方式及びそれを
用いたデータ伝送装置を提供することができる。
【0063】また、本発明のデータ圧縮伝送方式及びデ
ータ伝送装置によれば、送信装置側において、ブロック
化手段により伝送すべきデータを固定長のブロックに分
割して各ブロックにブロック番号を付与し、ブロックデ
ータ圧縮手段により有意なデータが存在するブロックに
ついてのみブロック内データを圧縮コード化し、送信手
段により該圧縮コードに前記ブロック番号を付加して送
信し、受信装置側においては、ブロックコード展開手段
により受信したデータのブロック内コードを所定の展開
方式でコード展開し、復元手段により前記受信データの
ブロック番号を取り除くと共に、ブロックデータ圧縮手
段において除去した無意なデータを付加してデータを復
元することとし、伝送すべきデータの大部分を占めるバ
ックグランドのデータについては実際に伝送せずに、そ
の中に含まれる有意なデータのみを抽出し、更に有為な
データについて圧縮コード化して伝送することとしたの
で、データを大幅に圧縮でき、冗長度の高いデータをよ
り効率的に圧縮して伝送するデータ圧縮伝送方式及びそ
れを用いたデータ伝送装置を提供することができる。
ータ伝送装置によれば、送信装置側において、ブロック
化手段により伝送すべきデータを固定長のブロックに分
割して各ブロックにブロック番号を付与し、ブロックデ
ータ圧縮手段により有意なデータが存在するブロックに
ついてのみブロック内データを圧縮コード化し、送信手
段により該圧縮コードに前記ブロック番号を付加して送
信し、受信装置側においては、ブロックコード展開手段
により受信したデータのブロック内コードを所定の展開
方式でコード展開し、復元手段により前記受信データの
ブロック番号を取り除くと共に、ブロックデータ圧縮手
段において除去した無意なデータを付加してデータを復
元することとし、伝送すべきデータの大部分を占めるバ
ックグランドのデータについては実際に伝送せずに、そ
の中に含まれる有意なデータのみを抽出し、更に有為な
データについて圧縮コード化して伝送することとしたの
で、データを大幅に圧縮でき、冗長度の高いデータをよ
り効率的に圧縮して伝送するデータ圧縮伝送方式及びそ
れを用いたデータ伝送装置を提供することができる。
【0064】また、本発明の記憶装置によれば、ブロッ
ク化手段により記憶すべきデータを固定長のブロックに
分割して各ブロックにブロック番号を付与し、入力デー
タ変換手段により有意なデータが存在するブロックにつ
いてのみ、ブロック内データに前記ブロック番号を付加
して記憶手段に供給して記憶し、記憶手段からデータを
読み出す際には、出力データ変換手段により出力データ
のブロック番号を取り除くと共に、入力データ変換手段
において除去した無意なデータを付加してデータを復元
することとしたので、冗長度の高いデータを効率的に圧
縮して記憶する記憶装置を提供することができる。
ク化手段により記憶すべきデータを固定長のブロックに
分割して各ブロックにブロック番号を付与し、入力デー
タ変換手段により有意なデータが存在するブロックにつ
いてのみ、ブロック内データに前記ブロック番号を付加
して記憶手段に供給して記憶し、記憶手段からデータを
読み出す際には、出力データ変換手段により出力データ
のブロック番号を取り除くと共に、入力データ変換手段
において除去した無意なデータを付加してデータを復元
することとしたので、冗長度の高いデータを効率的に圧
縮して記憶する記憶装置を提供することができる。
【0065】更に、本発明の記憶装置によれば、ブロッ
ク化手段により記憶すべきデータを固定長のブロックに
分割して各ブロックにブロック番号を付与し、ブロック
データ圧縮手段により有意なデータが存在するブロック
についてのみブロック内データを所定の圧縮方式で圧縮
コード化し、更に入力データ変換手段により前記圧縮コ
ードに前記ブロック番号を付加して記憶手段に供給して
記憶し、記憶手段からデータを読み出す際には、ブロッ
クコード展開手段により出力データのブロック内コード
を所定の展開方式でコード展開し、出力データ変換手段
によりブロックデータ圧縮手段において除去した無意な
データを付加してデータを復元することとしたので、冗
長度の高いデータを更に効率的に圧縮して記憶する記憶
装置を提供することができる。
ク化手段により記憶すべきデータを固定長のブロックに
分割して各ブロックにブロック番号を付与し、ブロック
データ圧縮手段により有意なデータが存在するブロック
についてのみブロック内データを所定の圧縮方式で圧縮
コード化し、更に入力データ変換手段により前記圧縮コ
ードに前記ブロック番号を付加して記憶手段に供給して
記憶し、記憶手段からデータを読み出す際には、ブロッ
クコード展開手段により出力データのブロック内コード
を所定の展開方式でコード展開し、出力データ変換手段
によりブロックデータ圧縮手段において除去した無意な
データを付加してデータを復元することとしたので、冗
長度の高いデータを更に効率的に圧縮して記憶する記憶
装置を提供することができる。
【図1】 本発明の第1実施例に係るデータ伝送装置の
構成図である。
構成図である。
【図2】 第1実施例のデータ伝送装置の動作説明図で
ある。
ある。
【図3】 本発明の第2実施例に係るデータ伝送装置の
構成図である。
構成図である。
【図4】 第2実施例のデータ伝送装置の動作説明図で
ある。
ある。
【図5】 本発明の第3実施例に係るデータ伝送装置の
構成図である。
構成図である。
【図6】 本発明の第4実施例に係るデータ伝送装置の
構成図である。
構成図である。
1 ブロック化手段、3,4 送信手段、5 ブロック
データ圧縮手段、10送信装置(ハードウェア部)、1
1,12 復元手段、13 ブロックコード展開手段、
20 受信装置(コンソール部)、30 伝送手段(ケ
ーブル)、50 記憶手段、51 ブロック化手段、5
3,54 入力データ変換手段、55ブロックデータ圧
縮手段、57,58 出力データ変換手段、59 ブロ
ックコード展開手段、Di 入力データ、Ad アドレ
ス、Do 出力データ。
データ圧縮手段、10送信装置(ハードウェア部)、1
1,12 復元手段、13 ブロックコード展開手段、
20 受信装置(コンソール部)、30 伝送手段(ケ
ーブル)、50 記憶手段、51 ブロック化手段、5
3,54 入力データ変換手段、55ブロックデータ圧
縮手段、57,58 出力データ変換手段、59 ブロ
ックコード展開手段、Di 入力データ、Ad アドレ
ス、Do 出力データ。
Claims (6)
- 【請求項1】 送信側において、伝送すべきデータを固
定長のブロックに分割して各ブロックにブロック番号を
付与し、有意なデータが存在するブロックについての
み、ブロック内データに前記ブロック番号を付加して送
信し、受信側において、前記送信データを復元すること
を特徴とするデータ圧縮伝送方式。 - 【請求項2】 送信側において、伝送すべきデータを固
定長のブロックに分割して各ブロックにブロック番号を
付与し、有意なデータが存在するブロックについてのみ
ブロック内データを圧縮コード化し、該圧縮コードに前
記ブロック番号を付加して送信し、受信側において、前
記送信データを復元することを特徴とするデータ圧縮伝
送方式。 - 【請求項3】 伝送すべきデータを固定長のブロックに
分割して各ブロックにブロック番号を付与するブロック
化手段と、 有意なデータが存在するブロックについてのみ、ブロッ
ク内データに前記ブロック番号を付加して送信する送信
手段とを備える送信装置と、 受信したデータのブロック番号を取り除くと共に、前記
送信手段において除去した無意なデータを付加してデー
タを復元する復元手段を備える受信装置と、を有するこ
とを特徴とするデータ伝送装置。 - 【請求項4】 伝送すべきデータを固定長のブロックに
分割して各ブロックにブロック番号を付与するブロック
化手段と、 有意なデータが存在するブロックについてのみブロック
内データを所定の圧縮方式で圧縮コード化するブロック
データ圧縮手段と、 前記圧縮コードに前記ブロック番号を付加して送信する
送信手段とを備える送信装置と、 受信したデータのブロック内コードを所定の展開方式で
コード展開するブロックコード展開手段と、 前記受信データのブロック番号を取り除くと共に、前記
ブロックデータ圧縮手段において除去した無意なデータ
を付加してデータを復元する復元手段を備える受信装置
と、を有することを特徴とするデータ伝送装置。 - 【請求項5】 情報を記憶する記憶手段と、 記憶すべきデータを固定長のブロックに分割して各ブロ
ックにブロック番号を付与するブロック化手段と、 有意なデータが存在するブロックについてのみ、ブロッ
ク内データに前記ブロック番号を付加して前記記憶手段
に供給する入力データ変換手段と、 前記記憶手段からの出力データのブロック番号を取り除
くと共に、前記入力データ変換手段において除去した無
意なデータを付加してデータを復元する出力データ変換
手段と、を有することを特徴とする記憶装置。 - 【請求項6】 情報を記憶する記憶手段と、 記憶すべきデータを固定長のブロックに分割して各ブロ
ックにブロック番号を付与するブロック化手段と、 有意なデータが存在するブロックについてのみブロック
内データを所定の圧縮方式で圧縮コード化するブロック
データ圧縮手段と、 前記圧縮コードに前記ブロック番号を付加して前記記憶
手段に供給する入力データ変換手段と、 前記記憶手段からの出力データのブロック内コードを所
定の展開方式でコード展開するブロックコード展開手段
と、 前記出力データのブロック番号を取り除くと共に、前記
ブロックデータ圧縮手段において除去した無意なデータ
を付加してデータを復元する出力データ変換手段と、を
有することを特徴とする記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13436794A JPH088754A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | データ圧縮伝送方式、並びにそれを用いたデータ伝送装置及び記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13436794A JPH088754A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | データ圧縮伝送方式、並びにそれを用いたデータ伝送装置及び記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH088754A true JPH088754A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15126726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13436794A Pending JPH088754A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | データ圧縮伝送方式、並びにそれを用いたデータ伝送装置及び記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH088754A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7382700B2 (en) | 1997-11-21 | 2008-06-03 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Recording medium and signal processing apparatus |
US7991783B2 (en) | 2004-10-05 | 2011-08-02 | International Business Machines Corporation | Apparatus, system, and method for supporting storage functions using an embedded database management system |
-
1994
- 1994-06-16 JP JP13436794A patent/JPH088754A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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