JPH0887468A - Cpuシステム - Google Patents

Cpuシステム

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JPH0887468A
JPH0887468A JP6224364A JP22436494A JPH0887468A JP H0887468 A JPH0887468 A JP H0887468A JP 6224364 A JP6224364 A JP 6224364A JP 22436494 A JP22436494 A JP 22436494A JP H0887468 A JPH0887468 A JP H0887468A
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JP
Japan
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unit
cpu
access
signal
bus
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JP6224364A
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Hidenori Matsuo
秀徳 松尾
Ryuji Tateishi
隆二 立石
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 CPUシステムに関し、I/Oユニットの実
装有/無に係わらず効率良い処理が行えるCPUシステ
ムの提供。 【構成】 CPUユニット100と1又は2以上のI/
Oユニット300とが共通のバスを介して相互に接続す
ると共に、CPUユニット100が行ったI/Oアクセ
スに対してI/Oユニット300がアクセス完了に係る
所定の応答信号を返送するまでの間はCPUユニット1
00がI/Oアクセスのマシンサイクルを延長するCP
Uシステムにおいて、I/Oユニット300の実装有/
無を実時間で監視するI/O監視部12を備え、CPU
ユニット100によるI/Oアクセスを行う際にそのI
/OアドレスによりI/O監視部12の実装有/無の情
報を参照すると共に、当該I/Oユニット300が実装
されていない場合はCPUユニット100のマシンサイ
クルを延長しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCPUシステムに関し、
更に詳しくはCPUユニットと1又は2以上のI/Oユ
ニットとが共通のバスを介して相互に接続すると共に、
CPUユニットが行ったI/Oアクセスに対してI/O
ユニットがアクセス完了に係る所定の応答信号を返送す
るまでの間はCPUユニットがI/Oアクセスのマシン
サイクルを延長するCPUシステムに関する。
【0002】今日、例えば通信設備等に係る基幹装置に
はノンストップ化、処理の高速化、及び耐保守性等が要
求されている。このため、この種の装置では電源を切ら
ずにも保守が行えるよように活性挿抜可能なプリント板
ユニット{CPUユニット,I/O(チャネル)ユニッ
ト等}により構成されている。しかし、CPUユニット
が引き抜かれたI/Oユニットに対してI/Oアクセス
を行ってしまうと、CPUユニットの動作に相当のロス
が生じる。そこで、かかる場合でもCPUユニットが効
率良く動作できるCPUシステムの提供が望まれる。
【0003】
【従来の技術】図4は従来のCPUシステムのブロック
図で、図において600はCPUユニット、2はCP
U、3はCPU2が実行するプログラム等を記憶してい
るメモリ(MEM)、4は後述の共通バス6とシステム
バス503との間を接続するバスインタフェース(BI
F)、6はCPU2の共通(内部)バス(CB)、7は
タイマ(TM)、8はフリップフロップ(FF)、9は
CPU2が発生するI/Oコマンドを検出するデコーダ
(DEC)、10はORゲート回路(O)、11はパワ
ーオンリセット回路(PORC)、700はI/Oユニ
ット、31はI/Oユニット700宛のI/Oコマンド
(I/OアドレスIOA等)を検出するデコーダ(DE
C)、32,33はANDゲート回路(A)、34は3
ステートのドライバ(D)、35はレシーバ(R)、3
7は遅延回路(DL)、38はレジスタ(REG)、3
9はパワーオンリセット回路(PORC)、そして、5
03はシステムバス(SB)である。
【0004】CPUユニット600は、プリント基板上
にCPU2、メモリ3等からなるプロセッサ機能を搭載
したユニット(カード)であり、本CPUシステム(例
えばデータ伝送装置)の主制御を行う。またI/Oユニ
ット700は、同じくプリント基板上に各種I/O(通
信チャネル等の)機能を搭載したユニット(カード)で
あり、図示しないが、架構成装置の各シェルフに複数実
装されている。
【0005】システムバス503は、共通のバックプレ
ーン上に設けられており、アドレス信号(8ビット)、
データ信号(8ビット)、制御信号(ライトパルス信号
WP,リードイネーブル信号RE,システムリセット信
号SR,I/Oアクセス準備完了応答信号IOR等)を
転送する並列の信号線からなっている。また共通バス6
は、CPUユニット600の基板上に設けられており、
信号線の構成はシステムバス503のものと略同等であ
る。
【0006】かかる構成により、まずCPUユニット6
00からI/Oユニット700にデータを書き込む場合
は、CPU2はI/Oライトコマンドを実行する。これ
によりBIF4が付勢され、システムバス503上のア
ドレスバスにはI/Oライトコマンド(I/Oアドレス
IOA等)が、またデータバスには書込データWDが送
出される。
【0007】同時に、デコーダ9は共通バス6上のI/
Oライトコマンドを検出してI/Oコマンド信号IOC
を出力する。このI/Oコマンド信号IOCはFF8を
セットしてウェイト信号WAITをアクティブにする。
CPU2はウェイト信号WAITがアクティブの間はI
/Oアクセスのマシンサイクルを延長される。I/Oユ
ニット700において、デコーダ31は自己宛のI/O
ライトコマンドを検出すると、I/Oコマンド検出信号
IODを出力する。I/Oコマンド検出信号IODは遅
延回路37に入力しており、該遅延回路37はこれをI
/Oユニット700が書込データWDを確実に保持する
のに十分な時間t1 だけ遅延させる。そして、時間t1
を経過するとI/Oアクセス準備完了応答信号IOR1
を出力する。
【0008】このI/Oアクセス準備完了応答信号IO
1 は、システムバス503、BIF4、共通バス6を
介してORゲート回路10に入力し、その出力によりF
F8をリセットする。これによりウェイト信号WAIT
はリセットされ、これによりCPU2はI/Oライトコ
マンドの後半のマシンサイクルでライトパルス信号WP
を出力する。
【0009】これを受けたI/Oユニット700では、
I/Oコマンド検出信号IOD=1、かつライトパルス
信号WP=1により、ANDゲート回路33を満足し、
その出力でデータバス上の書込データWDをレジスタ3
8にラッチする。一方、CPU2は次のインストラクシ
ョンのフェッチサイクルに移行する。次にCPUユニッ
ト600がI/Oユニット700からのデータを読み込
む場合は、CPU2はI/Oリードコマンドを実行す
る。これによりBIF4が付勢され、システムバス50
3上のアドレスバスにはI/Oリードコマンド(I/O
アドレスIOA等)が送出される。
【0010】同時に、デコーダ9は共通バス6上のI/
Oリードコマンドを検出してI/Oコマンド信号IOC
を出力する。このI/Oコマンド信号IOCはFF8を
セットしてウェイト信号WAITをアクティブにする。
CPU2はウェイト信号WAITがアクティブの間はI
/Oアクセスのマシンサイクルを延長される。I/Oユ
ニット700において、デコーダ31は自己宛のI/O
リードコマンド(I/Oアドレス等)を検出してI/O
コマンド検出信号IODを出力する。このI/Oコマン
ド検出信号IODは遅延回路37に入力し、該遅延回路
37はI/Oユニット700が確実な読出データRDを
提供するに十分な時間を経過すると、I/Oアクセス準
備完了応答信号IOR1 を出力する。
【0011】このI/Oアクセス準備完了応答信号IO
1 はシステムバス503、BIF4、共通バス6を介
してORゲート回路10に入力し、その出力によりFF
8をリセットする。これによりウェイト信号WAITは
リセットされ、これによりCPU2はI/Oリードコマ
ンドの後半のマシンサイクルでリードイネーブル信号R
Eを出力する。
【0012】これを受けたI/Oユニット700では、
I/Oコマンド検出信号IOD=1、かつリードイネー
ブル信号RE=1により、ANDゲート回路32を満足
し、その出力でドライバ34を付勢し、読出データRD
をデータバスに出力する。この読出データRDはBIF
4、共通バス6を介してCPU2の内部レジスタ(不図
示)に取り込まれる。そして、CPU2は次のインスト
ラクションのフェッチサイクルに移行する。
【0013】一般に、上記遅延時間t1 はI/Oユニッ
ト700の種類、機能、構造等によって短いものから長
いものまであり、まちまちである。このCPUシステム
ではCPUユニット600が行ったI/Oアクセスに対
してI/Oユニット700がI/Oアクセス準備完了応
答信号IORを返送するまでの間はウェイト信号WAI
Tを付勢し、CPU2を処理待ちとするので、CPUユ
ニットはどのような遅延時間t1 を必要とするI/Oユ
ニットをアクセスした場合でも、処理の整合がとれる。
【0014】ところで、例えばデータ伝送装置等におい
ては保守の目的でI/Oユニット700が活性挿抜され
ることが少なくない。例えばI/Oユニット700が未
実装である場合に、CPUユニット600がこれにI/
Oアクセスをかけてしまうと、I/Oアクセス準備完了
応答信号IOR1 はいつまで経っても返送されないこと
になる。
【0015】かかる場合でも、従来は、ウェイト信号W
AIT=1によりタイマ7が付勢され、タイマ7が所定
時間tを計数するとタイムアウト信号TOを出力し、こ
のルートでFF8をリセットしていた。従って、CPU
2が未実装のI/Oユニット700にI/Oアクセスを
行ってもCPU2の処理がハングアップしてしまうこと
は無い。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、一般にこの
所定時間tはシステムの最大の遅延時間t1 をカバーで
きるように十分に長く選ぶ必要がある。このため、従来
のCPUシステムでは、CPU2が未実装のI/Oユニ
ット700に対してI/Oアクセスを行ってしまうと、
CPU2の処理が相当に長い時間の間、不必要に待たさ
れると言う問題があった。
【0017】なお、CPU2の処理プログラム(アプリ
ケーションプログラム,スーパバイザプログラム等)に
よりI/Oユニット700の挿抜管理を行うことも考え
られるが、これでは挿抜管理を行うための処理負担が増
し、CPU2の本来の処理効率の低下を招く。本発明の
目的は、I/Oユニットの実装有/無に係わらず効率良
い処理が行えるCPUシステムを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の課題は図1の構成
により解決される。即ち、本発明(1)のCPUシステ
ムは、CPUユニットと1又は2以上のI/Oユニット
とが共通のバスを介して相互に接続すると共に、CPU
ユニットが行ったI/Oアクセスに対してI/Oユニッ
トがアクセス完了に係る所定の応答信号を返送するまで
の間はCPUユニットがI/Oアクセスのマシンサイク
ルを延長するCPUシステムにおいて、I/Oユニット
の実装有/無を実時間で監視するI/O監視部を備え、
CPUユニットによるI/Oアクセスを行う際にそのI
/OアドレスによりI/O監視部の実装有/無の情報を
参照すると共に、当該I/Oユニットが実装されていな
い場合はCPUユニットのマシンサイクルを延長しない
ように構成したものである。
【0019】また本発明(3)のCPUシステムは、C
PUユニットと1又は2以上のI/Oユニットとが共通
のバスを介して相互に接続すると共に、CPUユニット
が行ったI/Oアクセスに対してI/Oユニットがアク
セス完了に係る所定の応答信号を返送するまでの間はC
PUユニットがI/Oアクセスのマシンサイクルを延長
するCPUシステムにおいて、自己宛のI/Oアクセス
を検出したことにより直ちにアクセス検出の応答信号を
返送するI/Oユニットと、CPUユニットによるI/
Oアクセスの開始からアクセス検出の応答信号を受信す
るまでの時間を監視するI/O監視部とを備え、CPU
ユニットによるI/Oアクセスの際に所定時間を経過し
てもアクセス検出の応答信号が受信されない場合はCP
Uユニットのマシンサイクルの延長を消勢するように構
成したものである。
【0020】
【作用】本発明(1)のCPUシステムにおいては、C
PUユニット100と1又は2以上のI/Oユニット3
00とが共通のバスを介して相互に接続すると共に、C
PUユニット100が行ったI/Oアクセスに対してI
/Oユニット300がアクセス完了に係る所定の応答信
号を返送するまでの間はCPUユニット100がI/O
アクセスのマシンサイクルを延長する。
【0021】この場合に、I/O監視部12はI/Oユ
ニット300の実装有/無を実時間で監視している。そ
して、CPUユニット100によるI/Oアクセスを行
う際には、そのI/OアドレスによりI/O監視部12
の実装有/無の情報を参照すると共に、もし当該I/O
ユニット300が実装されていない場合には、CPUユ
ニット100のマシンサイクルを延長しないように構成
している。
【0022】本発明(1)によれば、I/O監視部12
はI/Oユニット300の実装有/無を実時間で監視し
ているので、保守者がI/Oユニット300を任意に活
性挿抜しても、これを検出してCPUユニット100に
よるI/Oアクセスの際にI/Oユニット300の実装
有/無の情報を確実に提供できる。また、CPUユニッ
ト100が未実装のI/Oユニット300に対してI/
Oアクセスを行ってしまっても、CPUユニット100
のマシンサイクルを延長しないように構成したので、C
PUユニット100は、従来のようにタイマ7がタイム
アウトするまでの長い時間、処理待ちになる必要は無
く、もってCPUユニット100は効率良い処理を行え
る。
【0023】またCPUユニット100の処理プログラ
ムは、予めI/Oユニット300の実装有/無に関知す
る必要は無いので、プログラムの処理負担が軽減され、
処理効率が向上する。好ましくは、I/O監視部12は
I/Oアドレスを使用して各I/Oユニット300をス
キャンすると共に、アドレス一致を検出したI/Oユニ
ット300からの一致検出応答信号の有/無によりI/
Oユニット300の実装有/無を実時間で監視する。
【0024】従って、簡単な構成によりI/Oユニット
300の実装有/無を確実に検出できる。また本発明
(3)のCPUシステムにおいては、CPUユニット1
00と1又は2以上のI/Oユニット300とが共通の
バスを介して相互に接続すると共に、CPUユニット1
00が行ったI/Oアクセスに対してI/Oユニット3
00がアクセス完了に係る所定の応答信号を返送するま
での間はCPUユニット100がI/Oアクセスのマシ
ンサイクルを延長する。
【0025】この場合に、I/Oユニット300は自己
宛のI/Oアクセスを検出したことにより直ちにアクセ
ス検出の応答信号を返送する。I/O監視部13はCP
Uユニット100によるI/Oアクセスの開始からアク
セス検出の応答信号を受信するまでの時間を監視する。
そして、CPUユニット100によるI/Oアクセスの
際に所定時間を経過してもアクセス検出の応答信号が受
信されない場合はCPUユニット100のマシンサイク
ルの延長を消勢するように構成している。
【0026】本発明(3)によれば、アクセス検出の応
答信号は、I/Oユニット300が実装されている場合
は一律にかつ直ちに返送されるべきものであるので、I
/O監視部13はこれを従来のタイマ7よりもずっと短
い所定時間で監視できる。そして、この所定時間を経過
してもアクセス検出の応答信号が受信されない場合は、
I/Oユニット300が未実装(又は障害)の場合であ
り、CPUユニット100のマシンサイクルの延長を速
やかに消勢する。従って、CPUユニット100は簡単
な構成により効率良い処理を行える。
【0027】また好ましくは、複数のCPUユニット1
00と、複数のCPUユニット100からのバス要求信
号BRQを受けてこれらを調停すると共にバス許可信号
BAKを返送するバス調停部200とを備え、バス使用
権を得たCPUユニット100によるI/Oアクセスの
際に当該I/Oユニット300が実装されていない場合
は、バス要求信号IRQを消勢するように構成した。
【0028】従って、CPUユニット100は未実装の
I/Oユニット300をアクセスするための不要なバス
要求信号IRQの出力を阻止することができると共に、
その分他のCPUユニット100が共通のバスを使用で
き、システム全体の処理効率が格段に向上する。
【0029】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明による実施例
を詳細に説明する。なお、全図を通して同一符号は同一
又は相当部分を示すものとする。図2は第1実施例のC
PUシステムのブロック図で、図4と同等の構成には同
一番号を付して説明を省略する。
【0030】図において、100は第1実施例のCPU
ユニット、1は割込制御部(INTC)、5はANDゲ
ート回路(A)、7はタイマ、71 はフリップフロップ
(FF)、72 はカウンタ(CTR)、12は第1実施
例のI/O監視部、121 はクロック発生部(CG)、
122 はカウンタ(CTR)、123 はデュアルポート
RAM(DPRAM)、124 はフリップフロップ(F
F)、Dはドライバ、Rはレシーバ、200はシステム
バス503のバス調停部(ABTC)、300は第1実
施例のI/Oユニット、40はI/O通知部、401
カウンタ(CTR)、402 はI/Oアドレスのデコー
ダ(DEC)、Dは3ステートのドライバ、501はア
ビトレーション(調停)バス(AB)、502は割込バ
ス(IB)、504はI/O有無を検出するためのスキ
ャン用クロック信号CK及びフレームパルス信号FPを
転送するタイミングバス(TB)、505はI/O有無
の検出ビット信号IODを転送する監視バス(KB)で
ある。
【0031】CPUユニット100からI/Oユニット
300へのデータ書込、及びI/Oユニット300から
CPUユニット100へのデータ読込の通常の動作につ
いては図4について説明したものと同様である。更に、
第1実施例のCPUユニット100及びI/Oユニット
300は、通常に従い、割込機能を備えている。例えば
I/Oユニット300が割込要求信号IRQ1 を出力す
ると、割込制御部1は優先度等を満足することにより割
込許可信号IAK1 を返送すると共に、該割込要求を受
けたCPU2はその割込要求線(割込ベクタ)に従って
対応する割込処理を実行する。他のI/Oユニット30
0からの割込要求信号IRQ2 〜IRQ8 についても同
様に処理可能である。
【0032】割込要求信号IRQ9 はタイマ7が発生す
るものであり、I/Oアクセスが、実装されているI/
Oユニット300の障害等によりタイムアウトで終わっ
た場合に、これを検出してCPU2に知らせる場合に発
生する。また割込要求信号IRQ10はI/O監視部12
が発生するものであり、I/Oアクセスが未実装のI/
Oユニット300に対して行われた場合に、これを検出
してCPU2に知らせる場合に発生する。
【0033】第1実施例のI/O監視部12は専用線5
04,505を介してI/Oアドレスのスキャンを行
い、アドレス一致を検出したI/Oユニットからの一致
検出応答信号IODを受信することによりI/Oユニッ
トの実装有/無を実時間で監視する。即ち、クロック発
生部121 はCPU2が使用するマスタクロック信号M
CKを分周してクロック信号CKを生成する。カウンタ
122 はクロック信号CKでカウントアップすると共
に、例えばカウント値=「7」になるとキャリー信号C
を出力し、カウント値=「0」に戻るような計数を繰り
返す。カウンタ122 のカウント信号QはDPRAM1
3 の書込アドレス信号WAとなる。
【0034】一方、キャリー信号Cはフレームパルス信
号FPとして、クロック信号CKと共に2本線からなる
タイミングバス504に別個に出力される。なお、クロ
ック信号CKとフレームパルス信号FPとを合成して1
本線からなるタイミングバス504に出力するように構
成してもよい。I/O通知部40において、カウンタ4
1 はフレームパルス信号FPに同期して出力のカウン
ト値=「0」となり、その後のクロック信号CKでカウ
ントアップするような計数を繰り返す。即ち、カウンタ
122 とカウンタ401 の各計数値は位相同期してい
る。デコーダ402 はカウンタ401 のカウント値Qが
自己のI/Oアドレスと一致すると、その出力をアクテ
ィブにする。これによりドライバDが付勢され、管理バ
ス505にデータ「1」の検出ビット信号IOD1を出
力する。またI/Oユニット300が実装されていない
場合は、このタイミングに検出ビット信号IOD1 は出
力されない。
【0035】なお、CPUシステムに電源投入した場
合、又はI/Oユニット300を活性挿入した場合に
は、フレームパルス信号FPの1周期以上の長さを有す
るパワーオンリセット信号PORが発生し、これにより
デコーダ402 の出力を消勢している。こうすれば、こ
の間にカウンタ401 はカウンタ122 に位相同期でき
るから、その後は正確なタイムスロットに検出ビット信
号IOD1 を出力する。
【0036】I/O監視部12において、DPRAM1
3 は書込アドレス信号WA(即ち、I/Oアドレス)
が指すアドレスに検出ビット信号IODの「1」又は
「O」を書き込む。なお、レシーバRはその入力がハイ
インピーダンスの場合は「0」を出力する。従って、I
/Oユニット300が実装されているI/Oアドレスに
はビット「1」が、また未実装のI/Oアドレスにはビ
ット「0」が書き込まれる。かくして、DPRAM12
3 には全I/Oアドレスについての実装有/無の情報が
実時間で監視、収集される。
【0037】かかる構成により、CPUユニット100
からI/Oユニット300にデータを書き込む場合は、
CPU2はI/Oライトコマンドを実行する。これによ
りBIF4が付勢され、システムバス503上のアドレ
スバスにはI/Oライトコマンド(I/OアドレスIO
A等)が、またデータバスには書込データWDが送出さ
れる。同時に、デコーダ9は共通バス6上のI/Oライ
トコマンドを検出してI/Oコマンド信号IOCを出力
する。
【0038】一方、共通バス6上のI/Oアドレス信号
IOAはDPRAM123 の読出アドレスに入力してお
り、これによりDPRAM123 からI/Oユニット3
00の実装有/無の検出ビットデータが読み出される。
この場合に、もしI/Oユニット300が未実装である
と、DPRAM123のビットデータ=0である。この
場合は、FF8のデータ入力端子Dのレベルは「0」と
なり、このためにI/Oコマンド信号IOCはFF8を
セットできない。即ち、ウェイト信号WAITはアクテ
ィブとはならない。
【0039】なお、以上のことは、CPUユニット10
0がI/Oユニット300からデータを読み込む場合も
同様である。従って、第1実施例によれば、未実装のI
/Oユニットに対してI/Oアクセスをした場合は、C
PU2は最小のマシンサイクルで次の命令のフェッチサ
イクルに移行することができる。
【0040】更に、この場合はFF124 がセットさ
れ、割込要求信号IRQ10=1となり、CPU2に未実
装のI/Oユニットに対してI/Oアクセスが行われた
旨を知らせる。ところで、CPUユニット100はシス
テムに複数(マルチCPUシステムで)あっても良い。
この場合のCPU2はI/Oコマンドの実行によりバス
要求信号BRQ1 を出力する。バス調停部200は他の
CPUがシステムバス503を使用中の場合はCPU2
にバス許可信号BAK1 を返さない。この間は、BIF
4は消勢されたままであり、システムバス503と内部
バス6とは切断されている。従って、この間は、CPU
2はWAIT状態で待つことになる。
【0041】バス調停部200は他のCPUがシステム
バス503を開放するとCPU2にバス許可信号BAK
1 を返す。これにより、BIF4は付勢され、上記と同
様のI/Oアクセスシーケンスが開始される。この場合
に、もしI/Oユニットが未実装の場合はFF8をセッ
トしない。またANDゲート回路5によりバス要求信号
BRQ1 の出力も阻止される。そして、CPU2が例え
ば1マシンサイクル後に次の命令のフェッチサイクルに
移行すると、バス要求信号BRQ1 も消勢される。従っ
て、CPUユニット100は不必要にバス要求信号BR
1 を出力することが無いので、その分他のCPUユニ
ット100がシステムバスを使用でき、マルチCPUシ
ステムの処理効率は格段に向上する。
【0042】なお、この場合は、他のCPUユニット1
00(不図示)もI/O監視部12と略同等のI/O監
視部を備えることになる。但し、フレームパルス信号F
P及びクロック信号CKはI/Oユニット300におけ
ると同様にして専用線504,505から入力し、I/
O監視部のカウンタ122 に供給される。従って、他の
CPUユニット100においても、CPUユニット10
0と同様にI/Oユニット300の実装有/無を実時間
で監視できる。
【0043】図3は第2実施例のCPUシステムのブロ
ック図で、図において100はCPUユニット、13は
第2実施例のI/O監視部、131 はフリップフロップ
(FF)、132 は遅延回路(DL)、133 はフリッ
プフロップ(FF)、300はI/Oユニットである。
第2実施例のシステムバス503及び共通バス6にはI
/OユニットにおけるI/Oアクセス検出の応答信号P
IORを転送するための信号線が新たに並列に設けられ
ている。
【0044】I/Oユニット300において、デコーダ
31の出力はI/Oアクセス検出の応答信号PIOR1
となっており、これは自己宛のI/Oアクセスがある
と、直ちに生成されるべき信号である。但し、I/Oユ
ニット300が未実装であると、生成されない。CPU
ユニット100において、I/Oアクセス検出の応答信
号PIORはFF131 のリセット端子に入力してい
る。なお、図示しないが、システムリセット信号SR
(POR)は必要な各FFに供給されている。
【0045】かかる構成により、CPUユニット100
からI/Oユニット300にデータを書き込む場合は、
CPU2はI/Oライトコマンドを実行する。これによ
りBIF4が付勢され、システムバス503上のアドレ
スバスにはI/Oライトコマンド(I/OアドレスIO
A等)が、またデータバスには書込データWDが送出さ
れる。
【0046】同時に、デコーダ9は共通バス6上のI/
Oライトコマンドを検出してI/Oコマンド信号IOC
を出力する。このI/Oコマンド信号IOCはFF8を
セットし、一旦ウェイト信号WAITをアクティブにす
る。CPU2はウェイト信号WAITがアクティブの間
はそのマシンサイクルを延長される。またこのI/Oコ
マンド信号IOCはFF131 をセットし、その出力は
遅延回路132 に入力する。
【0047】この場合に、もしI/Oユニット300が
実装されている場合には、I/Oアクセス検出の応答信
号PIOR1 はシステムバス503、BIF4、共通バ
ス6を介してFF131 に至り、FF131 を所定時間
以内にリセットする。このため、遅延回路132 の出力
はアクティブとはならず、よってFF8はリセットされ
ない。即ち、CPU2はウェイトのままである。この場
合は、通常に従ってその後にI/Oアクセス準備完了応
答信号IORが返送されることにより、FF8はリセッ
トされる。
【0048】また、I/Oユニット300が実装されて
いない場合には、I/Oアクセス検出の応答信号PIO
1 は返送されない。その結果、遅延回路132 の出力
はアクティブとなり、FF8をリセットする。これによ
り、CPU2は速やかに次のインストラションのフェッ
チサイクルに移行する。更に、遅延回路132 の出力は
FF133 をセットし、これにより未実装のI/Oユニ
ット300にI/Oアクセスが行われたことをCPU2
に知らせる。
【0049】この第2実施例においても、マルチCPU
のシステム構成が採れることは明らかである。なお、上
記第1実施例ではI/O監視部12のメモリにデュアル
ポートRAM123 を使用したが、他に通常のRAM
や、複数のフリップフロップ回路等を使用して構成して
も良い。
【0050】また上記第1実施例では、I/O監視部1
2は専用線504,505を使用してI/Oユニット3
00の実装有/無を検出したが、I/O監視部12が共
通のシステムバス503をスチールすることにより、I
/Oユニット300の実装有/無を検出するように構成
しても良い。また、上記本発明に好適なる複数の実施例
を述べたが、本発明思想を逸脱しない範囲内で、構成及
び制御の様々な変更が行えることは言うまでも無い。
【0051】
【発明の効果】以上述べた如く本発明(1)によれば、
CPUユニットが未実装のI/Oユニットに対してI/
Oアクセスを行ってしまう場合には、その状態を検出し
てI/Oアクセスのマシンサイクルを延長しないように
構成したので、CPUユニットはI/Oユニットの実装
有/無に係わらず効率良い処理が行える。
【0052】また本発明(3)によれば、CPUユニッ
トが未実装のI/Oユニットに対してI/Oアクセスを
行ってしまった場合には、その状態を検出してマシンサ
イクルの延長を直ちに消勢するので、CPUユニットは
I/Oユニットの実装有/無に係わらず効率良い処理が
行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の原理を説明する図である。
【図2】図2は第1実施例のCPUシステムのブロック
図である。
【図3】図3は第2実施例のCPUシステムのブロック
図である。
【図4】図4は従来のCPUシステムのブロック図であ
る。
【符号の説明】
100 CPUユニット 300 I/Oユニット 12/13 I/O監視部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUユニットと1又は2以上のI/O
    ユニットとが共通のバスを介して相互に接続すると共
    に、CPUユニットが行ったI/Oアクセスに対してI
    /Oユニットがアクセス完了に係る所定の応答信号を返
    送するまでの間はCPUユニットがI/Oアクセスのマ
    シンサイクルを延長するCPUシステムにおいて、 I/Oユニットの実装有/無を実時間で監視するI/O
    監視部を備え、 CPUユニットによるI/Oアクセスを行う際にそのI
    /OアドレスによりI/O監視部の実装有/無の情報を
    参照すると共に、当該I/Oユニットが実装されていな
    い場合はCPUユニットのマシンサイクルを延長しない
    ように構成したことを特徴とするCPUシステム。
  2. 【請求項2】 I/O監視部はI/Oアドレスを使用し
    て各I/Oユニットをスキャンすると共に、アドレス一
    致を検出したI/Oユニットからの一致検出応答信号の
    有/無によりI/Oユニットの実装有/無を監視するこ
    とを特徴とする請求項1のCPUシステム。
  3. 【請求項3】 CPUユニットと1又は2以上のI/O
    ユニットとが共通のバスを介して相互に接続すると共
    に、CPUユニットが行ったI/Oアクセスに対してI
    /Oユニットがアクセス完了に係る所定の応答信号を返
    送するまでの間はCPUユニットがI/Oアクセスのマ
    シンサイクルを延長するCPUシステムにおいて、 自己宛のI/Oアクセスを検出したことにより直ちにア
    クセス検出の応答信号を返送するI/Oユニットと、 CPUユニットによるI/Oアクセスの開始からアクセ
    ス検出の応答信号を受信するまでの時間を監視するI/
    O監視部とを備え、 CPUユニットによるI/Oアクセスの際に所定時間を
    経過してもアクセス検出の応答信号が受信されない場合
    はCPUユニットのマシンサイクルの延長を消勢するよ
    うに構成したことを特徴とするCPUシステム。
  4. 【請求項4】 複数のCPUユニットと、 複数のCPUユニットからのバス要求信号を受けてこれ
    らを調停すると共にバス許可信号を返送するバス調停部
    とを備え、 バス使用権を得たCPUユニットによるI/Oアクセス
    の際に当該I/Oユニットが実装されていない場合はバ
    ス要求信号を消勢するように構成したことを特徴とする
    請求項1又は3のCPUシステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7402838B2 (en) 1998-03-12 2008-07-22 Nichia Corporation Nitride semiconductor device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7402838B2 (en) 1998-03-12 2008-07-22 Nichia Corporation Nitride semiconductor device
US7947994B2 (en) 1998-03-12 2011-05-24 Nichia Corporation Nitride semiconductor device

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