JPH0887329A - 位置決め制御器 - Google Patents

位置決め制御器

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Publication number
JPH0887329A
JPH0887329A JP25991294A JP25991294A JPH0887329A JP H0887329 A JPH0887329 A JP H0887329A JP 25991294 A JP25991294 A JP 25991294A JP 25991294 A JP25991294 A JP 25991294A JP H0887329 A JPH0887329 A JP H0887329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
origin
work
moving body
storage device
command
Prior art date
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Pending
Application number
JP25991294A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsutoshi Matsushita
充利 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keyence Corp
Original Assignee
Keyence Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Keyence Corp filed Critical Keyence Corp
Priority to JP25991294A priority Critical patent/JPH0887329A/ja
Publication of JPH0887329A publication Critical patent/JPH0887329A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 位置決めポイントの設定、変更、モニタを簡
単にすることができる位置決め制御器を提供することを
目的とする。 【構成】 移動体1の移動を制御する位置決め制御器に
原点1記憶装置7および原点2記憶装置8を設け、位置
決め装置が有する原点検出装置11による機械原点から
の相対的な位置における1つの原点1と、該原点1から
の相対的な位置における1つの原点2とを前記原点1記
憶装置7および原点2記憶装置8にそれぞれ設定し、複
数のワークの各一連の作業開始毎に、その作業の基準に
なる原点を随時設定できるようにした位置決め制御器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位置決め装置例えば産
業用ロボット、工作機械、自動搬送機などにおける移動
体の原点位置の設定に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、移動体、例えば工作機械の工具台
を被工作物(以下「ワーク」という)のある位置まで移
動させ、工具台上の工具によりワークに対して切削等の
工作作業をする場合、工具台の移動を制御する制御装置
に工具台の移動の基点になる原点を設定し、この原点を
基準にしてワークに対する作業位置を設定する必要があ
る。この原点の設定は、通常原点検出器が工作機械に取
付けられており、工具台がこの原点検出器を作動させた
位置(以下「機械原点」という)を原点として設定し、
ワークの工作作業位置に対する移動の設定は基本的にこ
の機械原点を基準にして行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、例えば図
3に示すような、複数のワークW1〜W4が複数の個所
にそれぞれ配置され、これらのワークW1〜W4に対し
て,,,と工具を移動させてそれぞれのワーク
に同一の工作を行う(以下「パレット動作」という)よ
うな場合、各ワークの,,,の工作位置につい
て逐次機械原点を基準として絶対値又は相対値により設
定しなければならない。各位置を絶対値で設定すると設
定ポイント数が多くなり、また相対値で設定すると設定
ポイント数は絶対値でのポイント数よりも少なくて済む
が、設定後のデータは非常に分かりにくいものとなって
おり、いずれにしてもポイントの設定、変更、モニタを
困難なものとしている。また、機械原点を基準にすると
原点位置が機械ごとに微妙に異なりそのための調整はさ
らに困難である。
【0004】本発明は、上記に鑑みなされたもので、異
なる機械であっても簡単に原点を揃えることができ、ま
た前記のようなパレット動作において、各ワークの工作
位置を設定するための設定ポイント数を少なくするとと
もに、設定後のデータを分かり易いものとし、もってポ
イントの設定、変更、モニタを非常に簡単にすることが
できる位置決め制御器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は、位置決め制
御器に、位置決め装置が有する機械原点からの相対的な
位置における1つの原点1と、該原点1からの相対的な
位置における1つの原点2とを設定する手段を設けるこ
とにより達成される。
【0006】
【作用】移動体を移動させてワークに対して所定の作業
をする位置決め装置を制御する制御器に、原点を機械原
点とは別に原点1および原点2と2つの原点を設定する
手段を設けて移動体の位置を制御するもので、原点1は
任意の設定値であり、原点2は原点1を基準にして、ワ
ークの作業開始位置をその設定値とし、各ワークの作業
開始毎、その都度設定する。つまり、移動体は機械原点
から原点1へ移動し、原点1から最初のワークの作業開
始位置へ移動し、その位置を原点2として設定し、ワー
クに対する一連の作業のための移動を行い、次のワーク
の作業開始位置へ移動する。この移動が完了するとこの
作業開始位置を原点2として設定し、このワークに対す
る一連の作業のための移動を行う。以下他のワークにつ
いて同様に繰り返す。したがって、原点2は各ワークの
一連の作業開始毎にその位置を変えていくものであるか
ら、原点が各ワークの一連の作業ごとに変わるものの作
業の内容は変化しない。すなわち、1つのワークの作業
に対するパラメータは他のワークに対するパラメータと
してそのまま用いることができ、また、原点1は任意に
設定できるので、位置決め装置の機械原点のずれを原点
1の設定値で簡単に修正ができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1および図2を参
照して説明する。図1は、本発明の一実施例の位置決め
制御器を用いた位置決めシステムのブロック図であり、
1は移動体、2は移動体1を移動させる軸、3はモー
タ、4はモータ駆動回路、5はパルス発振器、6はCP
U、7は原点1記憶装置、8は原点2記憶装置、9は加
減算カウンタ、10は位置表示器、11は原点検出装
置、12は外部制御機器、13は位置決め制御器をそれ
ぞれ示す。なお、モータ駆動回路4、モータ3、移動体
1および移動体1を移動させる軸2並びに原点検出装置
11からなるものを位置決め装置という。また、図2
は、ワークW1に対して,,,とする一連の作
業と同一の作業をW2〜W4の各ワークに対してする場
合を示している。なお、各ワークの位置は、そのワー
クの作業開始位置であり各ワークの位置はそのワーク
の作業終了位置とする。
【0008】CPU6は例えばプログラマブルコントロ
ーラなどの外部制御機器12から制御信号あるいは制御
指令信号が入力されると、その信号に基づいた演算処理
をなし、パルス発振器5に出力する。パルス発振器5の
出力はモータ駆動回路4および加減算カウンタ9に入力
され、モータ3を駆動し軸2を介して移動体1を移動
し、また、加減算カウンタ9の内容を加算あるいは減算
する。加減算カウンタ9の内容はCPU6に入力され演
算要素とされると共に、位置表示器10に入力され移動
体1の位置が表示される。この実施例の制御器13には
原点1記憶装置7および原点2記憶装置8を備え、原点
2記憶装置8の内容は随時書き換えられるようにしてい
る。
【0009】したがって、この実施例の位置決め制御器
13を用いて図2に示すようなワークWに対して,
,,とする一連の作業と同一の作業をW2〜W4
の各ワークに対してする場合、各ワークの作業開始毎に
原点2記憶装置8の内容を書き換え、すなわち各ワーク
の作業開始毎に原点を定めることができる。
【0010】次に図2に示すような作業をする場合を例
にしてその動作について説明すると、まず、適宜の手段
により原点1を設定するための任意の設定値をCPU6
に入力する。その入力を受けたCPU6は、その設定値
を原点1記憶装置7に格納する。次に外部制御機器12
から原点復帰指令を受取り、その指令に基づいた出力信
号をパルス発振器5に出力し、その出力信号を入力した
パルス発振器5はその出力信号に基づいたパルスをモー
タ駆動回路4に送る。それにより、移動体1は後退し、
原点検出装置11が移動体1を検出するとその検出信号
をCPU6に送り、その検出信号を入力したCPU6は
移動体1を停止させるすなわち機械原点に停止させる。
【0011】次に外部制御機器12から原点1移動指令
が入力されるとCPU6は、その指令に基づいた出力信
号をパルス発振器5に出力する。その出力信号を入力し
たパルス発振器5はその出力信号に基づいたパルスをモ
ータ駆動回路4に送り、それにより、移動体1は前進す
る。また、パルス発振器5の出力パルスは加減算カウン
タ9に送られ、加減算カウンタ9の内容は加算される。
そして加減算カウンタ9の内容が原点1記憶装置に格納
されている設定値と一致したとき、移動体1を停止させ
ると共に、加減算カウンタ9の内容をゼロに書き換え
る。これにより移動体1は、原点1に位置する。
【0012】次に外部制御機器12は、各ワークW1〜
W4の,,,の一連の作業をするための指令お
よび制御信号を順次CPU6に出力する。まず、ワーク
W1についてワークW1の作業の開始位置へ移動体1
を移動する指令をCPU6に出力する。その指令を入力
したCPU6は、その指令に基づいた出力信号をパルス
発振器5に出力する。その出力信号を入力したパルス発
振器5はその出力信号に基づいたパルスをモータ駆動回
路4に送り、それにより、移動体1は前進する。また、
パルス発振器5の出力パルスは加減算カウンタ9に送ら
れ、加減算カウンタ9の内容は加算される。このように
して移動体1を図2に示すワークWの作業の開始位置
への移動が完了する。このとき加減算カウンタ9の内
容は原点1からの距離である。ここで外部制御機器12
からCPU6に原点2設定指令が入力されると、加減算
カウンタ9の内容を原点2記憶装置に格納するととも
に、加減算カウンタ9の内容をゼロに書き換える。
【0013】次に外部制御機器12は、ワークW1の作
業の位置へ移動体1を移動する指令をCPU6に出力
する。前記と同様にして移動体1を図2に示すワークW
1の作業の位置への移動が完了する。このとき加減算
カウンタ9の内容は原点2からの距離である。以下、同
様にワークW1の作業の位置,と進められ、ワーク
W1の作業がそので終了する。
【0014】次に外部制御機器12は、ワークW2の作
業の開始位置へ移動体1を移動する指令をCPU6に
出力する。その指令を入力したCPU6は、その指令に
基づいた出力信号をパルス発振器5に出力する。その出
力信号を入力したパルス発振器5はその出力信号に基づ
いたパルスをモータ駆動回路4に送り、それにより、移
動体1は前進する。また、パルス発振器5の出力パルス
は加減算カウンタ9に送られ、加減算カウンタ9の内容
は加算される。このようにして移動体1を図2に示すワ
ークW2の作業の開始位置への移動が完了する。この
とき加減算カウンタ9の内容は原点2からの距離であ
る。
【0015】ここで外部制御機器12からCPU6に原
点2設定指令が入力されると、加減算カウンタ9の内容
と原点2記憶装置に格納している内容(原点1からワー
クW1の作業の開始位置までの距離)とを加算し、そ
の加算値(原点1からワークWの作業の開始位置ま
での距離)に原点2記憶装置8の内容を書き換えるとと
もに、加減算カウンタ9の内容をゼロに書き換える。
【0016】次に外部制御機器12は、ワークW2の作
業の位置へ移動体1を移動する指令をCPU6に出力
する。この場合の指令は、原点が書き換えられた原点2
となっていることから、ワークW1に対してした位置
への移動指令とその内容は同一である。この指令を入力
したCPU6は、前記と同様にして移動体1を図2に示
すワークW2の作業の位置への移動を完了させる。こ
のとき加減算カウンタ9の内容は原点2からの距離つま
りワークW2の作業の開始位置からの距離である。以
下、同様にワークWの作業の位置,と進められ、
ワークWの作業がそので終了するが。ワークW
作業の位置およびへの移動指令は、ワークW1に対
してした位置およびへの移動指令とその内容は同一
である。
【0017】次に外部制御機器12は、ワークW3の作
業の開始位置へ移動体1を移動する指令をCPU6に
出力する。以下、同様の手順を繰り返し、ワークW4ま
での作業を終了する。
【0018】以上のように、図2に示されるようなワー
クW1に対して,,,とする一連の作業と同一
の作業をW2〜W4の各ワークに対してする場合には、
ワークW1〜W4の各ワークに対する一連の作業の開始
毎に原点が設定されるものであるから、ワークW1に対
する各作業位置の設定が、作業位置の分かり易い絶対値
をもって設定されたものに何ら変更を加えることなくそ
のまま他のワークW2〜W4の作業に用いることができ
る。このことは、ワークW2〜W4の各作業位置,
,,に対して個々に設定するものでないから、ワ
ークW1〜W4の各作業位置に対して絶対値で設定され
ているにも係らず、その設定ポイント数は増大しない。
なお、2軸について説明したが、1軸又は3軸以上につ
いても、各軸毎同様にして設定することができる
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は、機械原点とは異
なる原点1を設定し、この原点1を基準に原点2を設定
する手段を有するから、機械原点のずれを原点1の設定
値で簡単に修正でき、また、原点2は複数のワークにつ
いて各ワークの一連の作業の開始毎に変えていくもので
あるから、原点が1つのワークの一連の作業ごとに変わ
るものの作業の内容は変化しない、すなわち、1つのワ
ークの作業に対するパラメータは他のワークに対するパ
ラメータとしてそのまま用いることができ、したがって
ポイントの設定、変更、モニタは非常に簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の位置決め制御器を用いた位
置決めシステムのブロック図。
【図2】本発明の位置決め制御器の動作を説明するため
の図面。
【図3】従来の位置決め制御器の動作を説明するための
図面。
【符号の説明】
1 移動体 4 モータ駆動回路 5 パルス発振器 6 CPU 7 原点1記憶装置 8 原点2記憶装置 9 加減算カウンタ 11 原点検出装置 12 外部制御機器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置決め制御器において、位置決め装置
    が有する機械原点からの相対的な位置における1つの原
    点1と、該原点1からの相対的な位置における1つの原
    点2とを設定する手段を有することを特徴とする位置決
    め制御器。
JP25991294A 1994-09-17 1994-09-17 位置決め制御器 Pending JPH0887329A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25991294A JPH0887329A (ja) 1994-09-17 1994-09-17 位置決め制御器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25991294A JPH0887329A (ja) 1994-09-17 1994-09-17 位置決め制御器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0887329A true JPH0887329A (ja) 1996-04-02

Family

ID=17340662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25991294A Pending JPH0887329A (ja) 1994-09-17 1994-09-17 位置決め制御器

Country Status (1)

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JP (1) JPH0887329A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10457484B2 (en) 2013-03-15 2019-10-29 Symbotic, LLC Automated storage and retrieval system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10457484B2 (en) 2013-03-15 2019-10-29 Symbotic, LLC Automated storage and retrieval system

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