JPH0887067A - 反射型スクリーン - Google Patents

反射型スクリーン

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Publication number
JPH0887067A
JPH0887067A JP22481194A JP22481194A JPH0887067A JP H0887067 A JPH0887067 A JP H0887067A JP 22481194 A JP22481194 A JP 22481194A JP 22481194 A JP22481194 A JP 22481194A JP H0887067 A JPH0887067 A JP H0887067A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
sheath
curl
reflection type
end sides
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22481194A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Sakurada
正孝 桜田
Masao Nakajima
正雄 中島
Masato Ooita
正人 大板
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP22481194A priority Critical patent/JPH0887067A/ja
Publication of JPH0887067A publication Critical patent/JPH0887067A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】このカールを矯正するために、取り付け、取り
はずしが容易にできる鞘状のクリップ管をスクリーンの
両端側に装着することで、この両端側に現れるカールを
矯正するとともに、優れた映像品質が得られる巻き上げ
式反射型スクリーンを提供する。 【構成】巻き上げ式の反射型スクリーンにおいて、スク
リーンの左右両端側11a,11aに所定幅の鞘状のク
リップ管20,20を装着した反射型スクリーン10で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオプロジェクタ
ー、オーバーヘッドプロジェクター、8ミリ・16ミリ
映写機、スライド映写機等の映写に使用する反射型スク
リーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、巻き上げ式反射型スクリーンにお
いては、巻き上げ状態から引き出した際にスクリーンの
左右両端にカールが発生し、映写するとこの部分に当た
った光を十分に反射出来ないことからその輪郭がぼやけ
るという問題がある。これを解決するために、図4
(a)に示すように、スクリーン(11)の表面側(投
影面側)の上下左右端側に所定幅で四角の枠状に黒色印
刷層(15)を設け、カール防止とともにこの部分を極
力映写の際に使わないように対応した反射型スクリーン
(10)が知られている。すなわち、巻き上げ状態にあ
るスクリーン(11)は常に表面側(投影面側)が内側
となって巻かれているので、裏面側が外側に位置し引き
延ばされ表面側よりその面積が大きくなる傾向がある。
このスクリーンを下方に引き出すとスクリーンの下方部
分が表面積の小さい表面側に向かってカールする傾向が
現れる。ところが一般的にはスクリーン下端には下バー
(13)が固定されており、このカールを下バー(1
3)の重さによって伸ばすようにしているため、表面積
の小さい方へカールしようとする応力、歪みが何ら規制
されていない左右の両端側(11a,11a)に働くこ
とになる。このようにしてスクリーンの左右の両端側が
表面側に向かって反るようにカールするのである(図4
(b)を参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記に述べたように、
カール防止対策としてスクリーン表面側に四角の枠状に
黒色印刷層(15)を設けた対応がされているが、この
左右両端側の部分は映写上使用しないことは可能である
が、黒色印刷層(15)のみでは巻き上げられたスクリ
ーン(11)は、高温、高湿等の長期保存によって引き
下げると応力、歪みにより両端側(11a,11a)に
カバーできないカールが発生する。このためカールの度
合が大きいと投影の際に映像品質の低下は免れない。
【0004】そこで本発明は、このカールを矯正するた
めに、取り付け、取りはずしが容易にできる鞘状のクリ
ップ管をスクリーンの両端側に装着することで、この両
端側に現れるカールを矯正することが可能で、優れた映
像品質が得られる巻き上げ式反射型スクリーンを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、巻き上げ式の反射型スクリーンにおいて、
スクリーンの左右両端側(11a,11a)に所定幅の
鞘状のクリップ管(20,20)を装着したことを特徴
とする反射型スクリーン(10)である。
【0006】
【作用】本発明によれば、巻き上げ式反射型スクリーン
を引き出した際に、スクリーン(11)の両端側(11
a,11a)にカールが発生していても、鞘状のクリッ
プ管(20,20)をスクリーン両端側に差し込むよう
に装着することでカールを強制的に矯正する。しかも万
一衝撃等のショックでスクリーン(11)がスクリーン
収納ケース(12)内に巻き戻されるような場合に、こ
のクリップ管(20)の上端部(20b)が収納ケース
(12)の下端面に当接して戻りを防止するので安定し
て投影することが可能となる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図に基づき詳細に説明
する。図1は、本実施例における巻き上げ式反射型スク
リーンの両端側に鞘状のクリップ管を装着する状態を示
す説明図である。この実施例における巻き上げ式反射型
スクリーン(10)は、スクリーン(11)の下端に丸
管状の下バー(13)を取り付け固定し、上端を収納ケ
ース(12)内の回転ロール(図示はしない)に巻き付
け固定し、回転ロールをスプリングで回転させてスクリ
ーンを上方に巻き上げ収納するようになっている。この
スクリーン(11)は、プラスチック製の基材上に反射
層、及び偏光フィルム層、拡散層をスクリーン印刷法等
により設けたフィルムを使用したものである。このスク
リーン(11)周辺にカール防止のために四角の枠状に
黒色印刷層(15)を、3〜5cm幅に設けたものであ
るが、しかし、この黒色印刷層(15)のみでは両端側
のカールを十分に防止することができず、本発明は、図
1に示すように、スクリーン(11)の両端側(11
a,11a)に鞘状のクリップ管(20,20)を装着
することでカールを強制的に矯正するものである。
【0008】この鞘状のクリップ管(20)は、図1
(a)、及び図1(b)の部分斜視図及び断面図に示す
ように、左右に装着するために2本を1セットとしたも
のである。このクリップ管(20)は、側板(23)の
両側に、中央部近傍から先が約30度内側に傾斜させた
後鞘板(21)と、同様に中央部近傍から先が約5度程
度内側に傾斜させた前鞘板(22)とで構成され、この
両鞘板の幅方向の先端(P)は、後鞘板(21)と前鞘
板(22)の傾斜により内側で当接し、この傾斜した両
鞘板により先端で付勢されている。また、このクリップ
管(20)の長さ方向の上端部(20b)は両鞘板(2
1,22)が平行した断面となっているが、下端部(2
0a)においては、後鞘板(21)が前鞘板(22)に
対して約2〜3mm程度短くなっている(図2(a)を
参照)。また、図2(c)はA部矢視端面図であり、前
鞘板(22)の長さ方向の下端(20a)は、板の厚さ
を約0.3mm程度残して45度の角度に傾斜させて作
製されている。また、後鞘板(21)の幅方向の先端部
分(P)は、スクリーン(11)が挿入し易いように角
丸を設け前鞘板(22)の幅方向の先端部分(P)で当
接させたものである(図2(d)を参照)。この先端形
状は、両端に設けることでも良いく、このようにすると
左右どちらでも迷わず使用することができる。また、前
鞘板(22)と後鞘板(21)の傾斜角度が同じでも、
近似の効果は得られる。
【0009】本実施例においては、クリップ管(20,
20)の材質として、PVC等のプラスチック製とした
が、限定するものではなくアルミニウム等の軽量金属製
も可能である。また、大きさは、使用するスクリーン合
わせることができるが、本実施例においては、スクリー
ン幅1280mm×長さ1120mmの巻き上げ式反射
スクリーン用の、長さ960mm×幅30mmとし、側
板(23)の幅8mm、後鞘板(21)前鞘板(22)
及び側板(23)の板厚は1.5mmのプラスチック製
の鞘状のクリップ管(20)とした。
【0010】図3(a)は、この鞘状のクリップ管(2
0)をスクリーン端側に挟むように装着した部分説明図
であり、クリップ管(20)の前鞘板(22)下端部
(20a)を丸管状の下バー(13)の合わせ目に挿入
係止することにより(図3(b)を参照)、クリップ管
(20)がしっかりと固定されるのでカール矯正を一層
確実なものとすることができる。
【0011】なお、本実施例においては巻き上げ式反射
スクリーンに用いる鞘状のクリップ管(20)とした
が、このクリップ管(20)は、据え置き型の反射型ス
クリーン等端側にカールが発生するスクリーンに、長さ
等を調整することで使用することが可能である。
【0012】<カール防止テスト>次に、スクリーンの
カールをこの鞘状クリップ管を使用して、どの程度矯正
できるかをテストした。巻き上げ式反射型スクリーンの
スクリーン幅1280mm×長さ1120mmを、温度
40℃、湿度90%の雰囲気中に120時間置いてスク
リーンにカールを発生させたものと、温度55℃の雰囲
気中に8時間置いてスクリーンにカールを発生させたも
のに、本発明に係わる鞘状のクリップ管を装着し、カー
ルの矯正度合いをテストした。なお、クリップ管は、幅
30mm×長さ960mmのPVCのプラスチック製を
使用した。結果を表1に示す。
【0013】
【表1】
【0014】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから、引き出
したスクリーンの両側端にカールが発生している場合
に、鞘状のクリップ管を装着することで強制的にカール
の矯正ができ、しかも取り付け、取り外しがワンタッチ
で簡単にでき、映像品質の低下を改善することが可能と
なる。また、この鞘状のクリップ管は、巻き上げ式反射
型スクリーンに限定されず、長さを調整することで多種
類の反射型スクリーンに用いることができ、また、スク
リーンにカール防止(例えば黒色印刷層)が成されてい
ない場合においても、このクリップ管で矯正的にカール
を矯正することができる等種々の優れた効果が生ずる反
射型スクリーンである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における巻き上げ式反射型スク
リーンの両側端に鞘状のクリップ管を装着する状態を示
す説明図である。
【図2】本発明の実施例におけるカール防止用の鞘状の
クリップ管の一例を示す説明図(a)〜(d)である。
【図3】本発明に実施例における鞘状のクリップ管の装
着状態の一例を示す説明図(a)と、B部矢視端面図
(b)である。
【図4】従来におけるカール防止が施された巻き上げ式
反射スクリーンにおけるカール状態を示す説明図
(a),(b)である。
【符号の説明】
10…巻き上げ式反射型スクリーン 11…スクリーン(画面) 11a…端側 12…収納ケース 13…下バー 15…カール防止様の黒色印刷層 20…鞘状のクリップ管 20a…下端部 20b…上端部 21…後鞘板 22…前鞘板 23…側板 P…クリップの先端

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻き上げ式の反射型スクリーンにおいて、
    スクリーンの左右両端側に所定幅の鞘状のクリップ管を
    装着したことを特徴とする反射型スクリーン。
JP22481194A 1994-09-20 1994-09-20 反射型スクリーン Pending JPH0887067A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22481194A JPH0887067A (ja) 1994-09-20 1994-09-20 反射型スクリーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22481194A JPH0887067A (ja) 1994-09-20 1994-09-20 反射型スクリーン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0887067A true JPH0887067A (ja) 1996-04-02

Family

ID=16819582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22481194A Pending JPH0887067A (ja) 1994-09-20 1994-09-20 反射型スクリーン

Country Status (1)

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JP (1) JPH0887067A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003077026A1 (fr) * 2002-03-08 2003-09-18 Yupo Corporation Ecran
US7499110B2 (en) 2003-08-20 2009-03-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Display apparatus and control method thereof

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003077026A1 (fr) * 2002-03-08 2003-09-18 Yupo Corporation Ecran
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