JPH088647Y2 - 掛止め金具 - Google Patents

掛止め金具

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JPH088647Y2
JPH088647Y2 JP1993021389U JP2138993U JPH088647Y2 JP H088647 Y2 JPH088647 Y2 JP H088647Y2 JP 1993021389 U JP1993021389 U JP 1993021389U JP 2138993 U JP2138993 U JP 2138993U JP H088647 Y2 JPH088647 Y2 JP H088647Y2
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憲一 宮永
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、衣服用のベルトやズボ
ン吊りのバンド等に取り付けられる掛止め金具の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、衣服用のベルトやズボン吊りのバ
ンド等の掛止め金具として、ベルト等の両端に受金具と
差込金具を夫々取り付け、ワンタッチで両金具の連結又
は解離を行えるようにした所謂プッシュ型の掛止め金具
が広く利用されている。従来、この種掛止め金具として
は、例えば実公平4−46565号公報に開示された構
造のものが知られて居り、当該掛止め金具は受金具7と
差込金具8とから構成されている。
【0003】即ち、前記受金具7は、図8に示す如く、
底板9aの両側端に支持片9bを突設して成るガイド体
9と、支持片9bに揺動自在に取り付けられ、先端に底
板9a側へ突設する引留片10aを形成した引留体10
と、ガイド体9と引留体10との間に介設され、引留体
10の後端部をガイド体9から離間する方向へ附勢する
板バネ11とから構成されている。又、差込金具8は、
図8に示す如く、略矩形状の鋼板の先端部に引留体10
の引留片10aへ係止自在な鉤片8aを突設することに
より形成されて居り、先端部側がガイド体9と引留体1
0との間に差込み可能になっている。
【0004】而して、受金具7と差込金具8とを連結す
る場合には、差込金具8の先端部を受金具7のガイド体
9と引留体10との間に差し込む。そうすると、差込金
具8の鉤片8aによって引留体10の先端が弾性体11
の弾性力に抗して押し上げられ、差込金具8は受金具7
に順次差し込まれて行く。差込金具8が所定の位置まで
差し込まれると、引留体10が弾性体11の弾性力によ
って元の位置へ戻され、鉤片8aが引留片10aに係止
される(図9参照)。又、連結状態にある受金具7と差
込金具8とを解離する場合には、引留体10の後端部を
押し下げ、差込金具8を水平方向へ引っ張る。そうする
と、鉤片8aが引留片10aから外れ、受金具7と差込
金具8とは解離することになる(図10参照)。このよ
うに、前記掛止め金具は、連結並びに解離を簡単に行
え、極めて実用的効用の高いものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】然し乍ら、前記掛止め
金具にも解決すべき問題点が残されている。その中でも
衝撃等によって引留体10が押された場合に両金具7,
8が簡単に解離してしまう点に大きな欠点がある。例え
ば、掛止め金具をスキー用パンツのズボン吊りに使用し
た場合、スキーヤーが転倒して引留体10が氷結した滑
走面によって衝撃を受けると、引留体10が極めて簡単
に揺動することがあった。その結果、引留片10aと鉤
片8aとの係止が外れ、両金具7,8が簡単に解離して
しまうことがあった。特に、引留体10はガイド体9を
略覆う格好になっている為、外部からの衝撃を極めて受
け易く、前記問題がより助長されることになる。又、差
込金具8が楔状の鉤片8aを備えている為、受金具7と
差込金具8を解離する際に鉤片8aが衣服に引っ掛って
衣服の一部が綻びたりする虞れもあった。然も、両金具
7,8を解離した状態で室内に放置している場合には、
室内に居る人が差込金具8の鉤片8aを踏んで怪我をす
る虞れもあった。
【0006】本考案は、上記の問題点を解消する為に創
案されたものであり、その目的は外部から衝撃が加わっ
ても受金具と差込金具とが解離せず、然も安全性等に優
れた掛止め金具を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本考案の掛止め金具は、受金具と差込金具とから成
り、前記受金具を、後端部にベルト等を取り付ける為の
取付け窓を形成した底板と、底板の両側端に連設されて
上方へ突出すると共に先端部に貫通孔を形成した支持片
と、少なくとも一方の支持片の先端部に形成されて貫通
孔と同心円状で且つ円弧状の回り止め穴と、両支持片の
先端部に形成されて下方が切欠かれた状態の段部とを備
えたガイド体と;底板に対向する天板と、天板の先端に
連設されて下方側後方へ折り曲げられた引留片と、天板
の先端に連設されて引留片と同方向へ折り曲げられた筒
状の保持部と、天板の先端部両側端に突設形成されてガ
イド体の貫通孔に回転自在に挿入される支軸と、保持部
の外側端に突設形成されてガイド体の回り止め穴に移動
自在に挿入される回り止めピンとを備え、支軸を貫通孔
へ挿入すると共に回り止めピンを回り止め穴へ挿入する
ことにより支持片間に揺動自在に配設された引留体と;
保持部内に挿着されて引留体の後端部側を底板側へ附勢
するコイルスプリングとから構成し、又、前記差込金具
は、先端部がガイド体と引留体との間に差し込まれる板
状の差込部と、差込部の後端部両側端に連設されて上方
へ突出すると共にガイド体の段部に係合する位置決め片
と、差込部の先端部に形成されて段部と位置決め片との
係合時に引留体の引留片へ係止される係止穴と、差込部
の後端部に形成されてベルト等を取り付ける為の取付け
窓とを備えていることに特徴がある。
【0008】
【作用】受金具と差込金具とを連結する場合には、差込
金具の差込部を先端側から受金具のガイド体と引留体と
の間に差し込む。そうすると、差込部先端によって引留
体の引留片がコイルスプリングの弾性力に抗してガイド
体の底板から離間する方向へ押し上げられる。即ち、引
留体がガイド体から離間する方向へ若干量だけ回動し、
引留体とガイド体との間に形成された間隙へ差込金具が
順次差し込まれて行く。そして、差込金具が所定の位置
まで差し込まれると、引留体がコイルスプリングの弾性
力によって元の位置に戻され、引留片が差込金具の係止
穴に係止される。その結果、受け具と差込み具とは連結
状態になる。一方、引留体の後端部をコイルスプリング
の弾性力に抗してガイド体の底板から離間する方向へ持
ち上げると、引留体が回動して引留片と係止穴との係止
が外れる。この状態で差込金具を引っ張ると、差込金具
が受金具から抜け、受金具と差込金具とは解離状態にな
る。
【0009】この掛止め金具に於いては、引留体の後端
部をガイド体から離間する方向へ持ち上げることによっ
て、引留体の引留片を差込金具の係止穴から外すように
している為、引留体は衝撃等によって押されても揺動す
ることが全くなく、引留片が係止穴から外れるようなこ
とも皆無となる。その結果、衝撃等による受金具と差込
金具の解離を防止でき、両金具の連結が確実となる。
又、差込金具は、板状の差込部に係止穴及び取付け穴を
形成する構成としている為、受金具から解離するときに
衣服等に引っ掛ると云うこともない。然も、使用者等が
差込金具を踏んでも怪我をすると云うことがなく、安全
性に於いても優れている。更に、引留体の回動量を回り
止め穴及び回り止めピンによって規制するようにしてい
る為、引留体を持ち上げたときにこれが反転してコイル
スプリングが外れたりすると云う不都合を生じることも
ない。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本考案の実施例に係る掛止め金具の
分解斜視図であって、当該掛止め金具は、受金具1と差
込金具2とから構成されている。
【0011】前記受金具1は、ガイド体3と、ガイド体
3に揺動自在に支持された引留体4と、引留体4とガイ
ド体3との間に介設されたコイルスプリング5とから構
成されている。
【0012】具体的には、前記ガイド体3は、鋼板等の
金属板により一体的に形成されて居り、図1に示す如
く、略矩形状の底板3aと、底板3aの両側端に連設さ
れて上方へ突出する支持片3bとから成る。又、底板3
aにはベルトやバンド等を取り付ける為のスリット形状
の取付け窓3c及びコイルスプリング5の一端部を掛止
する為の略L字形の掛止片3dが夫々形成されて居り、
取付け窓3cは底板3aの後端部に、掛止片3dは底板
3aの略中央部に底板3aと一体的に夫々形成されてい
る。更に、支持片3bには貫通孔3e、円弧状の回り止
め穴3f及び段部3gが夫々形成されて居り、貫通孔3
eは両方の支持片3bの先端部に、回り止め穴3fは片
方の支持片3bの先端部に貫通孔3eと同心円状に、段
部3gは両方の支持片3bの先端に下方が切欠かれた状
態で夫々形成されている。
【0013】前記引留体4は、鋼板等の金属板により一
体的に形成されて居り、図1乃至図4に示す如く、ガイ
ド体3の底板3aに対向する略矩形状の天板4aと、天
板4aの両側端に連設されて下方へ突出すると共に底板
3a上面へ当接可能な突片4bと、天板4aの先端中央
部に連設されて下方側後方へ略180°折り曲げられる
と共に先端が底板3aに当接可能な略U字形の引留片4
cと、天板4aの先端両側に連設されて引留片4cと同
方向へ折り曲げられた筒状の保持部4dとから成る。
又、引留体4の先端部両側端にはガイド体3の支持片3
bの貫通孔3eに回転自在に挿入される支軸4eが夫々
突設形成されている。更に、引留体4の先端部側端(一
方の保持部4dの外側端)には回り止め穴3fへ移動自
在に挿入される回り止めピン4fが突設形成されてい
る。そして、前記引留体4は、ガイド体3の支持片3b
間に配設され、支軸4eを支持片3bの貫通孔3eに挿
入することによって支持片3bに揺動自在に取り付けら
れている。又、引留体4は、突片4bの下端面及び引留
片4cの先端が底板3aに当接することによってガイド
体3側への揺動が規制され、回り止めピン4fを回り止
め穴3fに挿入することによって回動量が規制されてい
る。
【0014】前記コイルスプリング5は、引留体4の後
端部側をガイド体3の底板3a側へ附勢するものであ
り、一方の保持部4dに挿着されている。又、コイルス
プリング5の一端部は保持部4dに係止され、他端部は
ガイド体3の掛止片3dに掛止されている。このコイル
スプリングによって、前記引留体4は、その後端部側が
押し下げられ、突片4bの下端面及び引留片4cの先端
が底板3aに当接することとも相俟って、略水平姿勢
(ガイド体3の底板3aと略平行な状態)で支持片3b
間に保持される。
【0015】一方、前記差込金具2は、鋼板等の金属板
により一体的に形成されて居り、図1に示す如く、ガイ
ド体3と引留体4との間に差し込まれる板状の差込部2
aと、差込部2aの後端部両側端に連設されて上方へ突
出すると共にガイド体3の支持片3bの段部3gに当合
して差込部2aの受金具1への差込み深さを規制する位
置決め片2bとから成る。又、差込部2aの先端部には
引留体4の引留片4cへ係止自在な係止穴2cが、差込
部2aの後端部にはベルトやバンド等を取り付ける為の
スリット形状の取付け窓2dが夫々形成されている。
尚、係止穴2cを形成する位置は、差込部2aをガイド
体3と引留体4との間に差込み、位置決め片2bの先端
が支持片3bの段部3gに当合したときに引留片4cが
係止穴2cに挿入されるように設定されている。又、位
置決め片2bの高さは、ガイド体3の支持片3bの段部
3gに係合されて差込金具2の浮き上がりを防止できる
ように設定されている。
【0016】次に、前記掛止め金具の受金具1と差込金
具2を連結・解離する場合について説明する。掛止め金
具の使用に際しては、ベルト6の一端部を受金具1の取
付け窓3cへ取り付け固定すると共に、ベルト6の他端
部を差込金具2の取付け窓2dに取り付け固定する(図
4参照)。
【0017】受金具1と差込金具2とを連結する場合に
は、差込金具2の差込部2a先端を受金具1のガイド体
3と引留体4との間に差し込む。そうすると、差込部2
a先端によって引留体4の引留片4cがコイルスプリン
グ5の附勢力に抗してガイド体3の底板3aから離間す
る方向へ押し上げられる。即ち、引留体4がガイド体3
から離間する方向へ若干量だけ回動し、引留体4とガイ
ド体3との間に形成された間隙へ差込金具2が順次差し
込まれて行く(図6参照)。そして、差込金具2が所定
の位置まで差し込まれると、ガイド体3の支持片3bの
段部3gと差込金具2の位置決め片2bとが当接して差
込み深さが規制されると共に、引留体4がコイルスプリ
ング5の弾性力によって元の位置に戻され、引留片4c
が差込金具2の係止穴2cに係止される(図4参照)。
その結果、受け具と差込み具とは連結状態になる。尚、
受金具1と差込金具2の連結時に於いて、引留体4は衝
撃等によって表面側を押されても揺動することが全くな
く、引留片4cは係止穴2cへ常時係止されていること
になる。その結果、衝撃等による受金具1と差込金具2
の解離を防止でき、両金具1,2の連結が確実となる。
又、両金具1,2の連結時には受金具1の支持片3bに
形成した下方切欠きの段部3gと差込金具2の位置決め
片2bとが係合する為、差込金具2のガタツキが防止さ
れる。然も、差込金具2の先端が図4に示すように掛止
片3dと底板3aとの間に挿入される為、差込金具2の
ガタツキがより一層防止される。
【0018】一方、連結状態にある受金具1と差込金具
2とを解離する場合には、引留体4の後端部をコイルス
プリング5の弾性力に抗してガイド体3の底板3aから
離間する方向へ持ち上げる。そうすると、引留体4がガ
イド体1から離間する方向へ回動し、引留片4cと係止
穴2cとの係止が外れる。この状態で差込金具2を引っ
張ると、差込金具2が受金具1から抜け、受金具1と差
込金具2とは解離状態になる(図7参照)。尚、差込金
具2は、板状を呈している為、受金具1と差込金具2と
を解離するときに差込金具2が衣服等に引っ掛ると云う
こともなく、又、差込金具2によって使用者が怪我をす
ると云うこともない。更に、引留体4は、回り止め穴3
f及び回り止めピン4fによって回動量が規制されてい
る為、引留体4が必要以上に回動することもなく、引留
体4が反転してコイルスプリング5が外れたりすると云
う不都合を生じることもない。
【0019】上記実施例に於いては、引留体4に筒状の
保持部4dを一対形成し、一方の保持部4dのみにコイ
ルスプリング5を挿着するようにしたが、他の実施例に
於いては、両方の保持部4dにコイルスプリング5を挿
着するようにしても良い。
【0020】上記実施例に於いては、ガイド体3の一方
の支持片3bに回り止め穴3fを、又、一方の保持部4
dに回り止め穴3fに挿入される回り止めピン4fを形
成したが、他の実施例に於いては、両方の支持片3b並
びに両方の保持部4dに回り止め穴3f及び回り止めピ
ン4fを夫々形成するようにしても良い。
【0021】
【考案の効果】上述の通り、本考案の掛止め金具に於い
ては、引留体の後端部をガイド体から離間する方向へ持
ち上げることによって、引留体の引留片を差込金具の係
止穴から外すようにしている為、引留体は衝撃等によっ
て押されても揺動することが全くなく、引留片が係止穴
から外れようなことも皆無となる。その結果、衝撃等に
よる受金具と差込金具の解離を防止でき、両金具の連結
が確実となる。更に、差込金具は、板状の差込部に係止
穴及び取付け穴を形成する構成としている為、受金具か
ら解離するときに差込金具が衣服等に引っ掛ると云うこ
ともなく、又、使用者等が差込金具を踏んでも怪我をす
ると云うことがなく、安全性に於いても優れている。そ
のうえ、引留体の回動量を回り止め穴及び回り止めピン
によって規制するようにしている為、引留体を持ち上げ
たときにこれが反転してコイルスプリングが外れたりす
ると云う不都合を生じることもない。加えて、コイルス
プリングを引留体の筒状の保持部に挿着している為、コ
イルスプリングが外れたりすると云うことも皆無とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る掛止め金具の分解斜視図
である。
【図2】掛止め金具の拡大正面図である。
【図3】掛止め金具の拡大底面図である。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】掛止め金具の受金具の拡大側面図である。
【図6】差込金具の先端部を受金具に差し込んだ状態の
拡大断面図である。
【図7】受け具と差込み具とを解離する状態を示す拡大
断面図である。
【図8】従来の掛止め金具の分解斜視図である。
【図9】従来の掛止め金具の受金具と差込金具の連結状
態を示す拡大断面図である。
【図10】従来の掛止め金具の受金具と差込金具の解離
状態を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1は受金具、2は差込金具、2aは差込部、2cは係止
穴、2dは取付け窓、3はガイド体、3aは底板、3b
は支持片、3cは取付け窓、3fは回り止め穴、4は引
留体、4aは天板、4cは引留片、4dは保持部、4f
は回り止めピン、5はコイルスプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受金具(1)と差込金具(2)との組合
    せから成る掛止め金具に於いて、前記受金具(1)を、
    後端部にベルト等を取り付ける為の取付け窓(3c)を
    形成した底板(3a)と、底板(3a)の両側端に連設
    されて上方へ突出すると共に先端部に貫通孔(3e)を
    形成した支持片(3b)と、少なくとも一方の支持片
    (3b)の先端部に形成されて貫通孔(3e)と同心円
    状で且つ円弧状の回り止め穴(3f)と、両支持片(3
    b)の先端部に形成されて下方が切欠かれた状態の段部
    (3g)とを備えたガイド体(3)と;底板(3a)に
    対向する天板(4a)と、天板(4a)の先端に連設さ
    れて下方側後方へ折り曲げられた引留片(4c)と、天
    板(4a)の先端に連設されて引留片(4c)と同方向
    へ折り曲げられた筒状の保持部(4d)と、天板(4
    a)の先端部両側端に突設形成されてガイド体(3)の
    貫通孔(3e)に回転自在に挿入される支軸(4e)
    と、保持部(4d)の外側端に突設形成されてガイド体
    (3)の回り止め穴(3f)に移動自在に挿入される回
    り止めピン(4f)とを備え、支軸(4e)を貫通孔
    (3e)へ挿入すると共に回り止めピン(4f)を回り
    止め穴(3f)へ挿入することにより支持片(3b)間
    に揺動自在に配設された引留体(4)と;保持部(4
    d)内に挿着されて引留体(4)の後端部側を底板(3
    a)側へ附勢するコイルスプリング(5)とから構成
    し、又、前記差込金具(2)は、先端部がガイド体
    (3)と引留体(4)との間に差し込まれる板状の差込
    部(2a)と、差込部(2a)の後端部両側端に連設さ
    れて上方へ突出すると共にガイド体(3)の段部(3
    g)に係合する位置決め片(2b)と、差込部(2a)
    の先端部に形成されて段部(3g)と位置決め片(2
    b)との係合時に引留体(4)の引留片(4c)へ係止
    される係止穴(2c)と、差込部(2a)の後端部に形
    成されてベルト等を取り付ける為の取付け窓(2d)と
    を備えていることを特徴とする掛止め金具。
JP1993021389U 1993-04-23 1993-04-23 掛止め金具 Expired - Lifetime JPH088647Y2 (ja)

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JPH0677516U JPH0677516U (ja) 1994-11-01
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JPS58118913U (ja) * 1982-02-08 1983-08-13 宇内金属工業株式会社 衣料用バンド

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